JP3690661B2 - パイプ支持構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、固定部材にパイプを支持させるパイプ支持構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
パイプ支持構造は、車両用フレーム等の各種固定部材にパイプを支持させるようにしたものであり、この種のパイプ支持構造としては、例えば特開平10−318063号公報「パイプ支持構造」(以下、「従来の技術」と言う)が知られている。
【0003】
上記従来の技術は、同公報の図2及び図3に示される通り、パイプ4(符号は公報に記載されたものを引用した。以下同じ。)の長さより狭い間隔で立てた内側壁7及び外側壁8にパイプ貫通孔12,15を開け、パイプ4には外側支持部材23を取付けておき、また、内側壁7には外側壁8と反対側から内側支持部材18を取付けておくというものである。
パイプ4を外側壁8側からパイプ貫通孔15、パイプ貫通孔12の順に通し、通したパイプ先端部分を内側支持部材18に嵌合するとともに、外側支持部材23を外側壁8に取付けることで、パイプ4を内側壁7及び外側壁8にて支持することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術は、内側壁7に内側支持部材18を予め取付けておく必要がある。このため、パイプ4の挿入側と反対側にも作業スペースを設ける必要がある。反対側の作業スペースが狭い場合には、内側支持部材18の取付け作業が容易でない。しかも内側支持部材18が必要なので、パイプ取付け部材の部品数が多く、構成が複雑である。
【0005】
そこで本発明の目的は、パイプの取付け作業性を高めるとともに、パイプ取付け部材の部品数が少なく簡単な構成のパイプ支持構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、パイプに鞘状のスリーブを取付け、このスリーブの長さより狭い間隔で立てた第1の壁及び第2の壁に各々開けた第1の孔及び第2の孔に、スリーブを介してパイプを取付けるようにし、さらに、第1の孔を大径にし、第2の孔を小径にして、第1の孔、第2の孔の順でスリーブを挿入するようにしたことを特徴とするパイプ支持構造。
【0007】
パイプを取付けたスリーブを、第1の壁側又は第2の壁側から第1・第2の孔に挿入して嵌合するだけで、パイプを第1・第2の壁に取付けて支持させることができる。従って、パイプの取付け作業性が高まり、取付け工数が少なくてすむ。
しかも、パイプを取付けたスリーブを一方向から第1・第2の孔に挿入することで、パイプを第1・第2の壁に取付けることができる。このため、パイプ挿入側に対する反対側の作業スペースは必要ない。従って、反対側のスペースが狭い場合であっても、極めて容易にパイプの取付け作業を行うことができる。
さらには、パイプを第1・第2の壁に取付けるための部材をスリーブとしたので、取付け部材を部品数が少なく簡単な構成にすることができる。
【0008】
さらに請求項1は、第1の孔を大径にし、第2の孔を小径にして、第1の孔、第2の孔の順でスリーブを挿入するようにしたことを特徴とする。
第1の孔と第2の孔とを同径にした場合には、これら第1・第2の孔に長いスリーブを円滑に挿入できるように孔やスリーブの寸法精度を高める必要がある。
一方、第1の孔を小径にし、第2の孔を大径にした場合には、第1の孔、第2の孔の順でスリーブを嵌合させることができない。
これに対して請求項1は、第1の孔を大径にし、第2の孔を小径にして、第1の孔、第2の孔の順でスリーブを挿入するようにしたので、第1・第2の孔やスリーブの寸法精度を高めることなく容易に嵌合させることができる。従って、寸法管理が容易である。
【0009】
請求項2は、スリーブを二つ割り可能な構成にしたことを特徴とする。
スリーブを二つ割り可能な構成にしたので、パイプに対する鞘状のスリーブの取付け、取外しが簡単である。
【0010】
請求項3は、スリーブに径外方へ突出して第1の壁に係合する抜け止め爪を設けるとともに、この抜け止め爪を径中心方向へ後退させるロック解除片を設けたことを特徴とする。
スリーブに径外方へ突出して第1の壁に係合する抜け止め爪を設けるとともに、この抜け止め爪を径中心方向へ後退させるロック解除片を設けたので、ロック解除片を操作して抜け止め爪を径中心方向へ後退させるだけで、第1の壁からスリーブの抜け止めをワンタッチで簡単に解除することができる。
さらには、第1の孔、第2の孔の順でスリーブを嵌合させる場合には、スリーブの取付け作業側からロック解除片を操作することができる。従って、第1・第2の壁に対して一方向からスリーブの取付けや取外しができるので、作業性をより高めることができる。
【0011】
請求項4は、スリーブに、第1の壁に対して径方向並びに軸方向の位置決めをする第1位置決め爪を設けるとともに、第2の壁に対して径方向にのみ位置決めをする第2位置決め爪を設けたことを特徴とする。
第1の壁と第2の壁との間隔の寸法精度を高めることなく、スリーブを第1の壁並びに第2の壁に容易に取付けることができる。従って、寸法管理が容易である。しかも、パイプの取付け作業性がより高まる。
【0012】
請求項5は、スリーブに、第1の壁又は第2の壁に対してスリーブ周方向の位置決めをするための位置決め部材を設けるとともに、第1の壁並びに第2の壁に取付けた状態でのスリーブ内の最下部に水抜き孔を開けたことを特徴とする。
水抜き孔は、常にスリーブ内の最下部にある。従って、パイプとスリーブとの間に浸入した水を、最下部の水抜き孔から外部へ排出することができる。このため、浸水によるパイプの耐食性をより高めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るパイプ支持構造のパイプ周りの分解図であり、パイプ10をスリーブ20によって、想像線で示すフレーム60に取付け可能であることを示す。
パイプ10は、例えば図示せぬ車両用燃料タンクに接続されるブリーザパイプである。このようなパイプ10は長手途中の外周面にリング状の係合凸状部11を一体に形成した鋼管である。
【0014】
スリーブ20は、パイプ10を通すことができる鞘状(筒状)のパイプ取付部材であって、ポリプロピレン樹脂等からなる樹脂成形品である。このようなスリーブ20は、パイプ10の径方向へ第1スリーブ半体30並びに第2スリーブ半体40に、二つ割り可能な分割可能部材である。
【0015】
第1スリーブ半体30は、半筒状の本体31と、本体31の径方向両端に設けたフランジ32,32(この図では手前の1つのみ示す。)と、これらのフランジ32,32に径方向へ弾性を有して設けた複数の係止爪部33・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)と、本体31の内周面に設けたリング状の係合溝部34と、本体31の内周面に径内方へ突出して弾性を有して設けたパイプ押え片35と、本体31の長手方向の一端部31aに径方向へ弾性を有して設けた複数の弾性嵌合片36・・・と、本体31の長手方向の他端部31bに径方向へ弾性を有して設けた抜け止め爪37と、本体31の他端部31bに設けて抜け止め爪37を径中心方向へ後退させるロック解除片38と、本体31の他端部31bに抜け止め爪37よりも端側に設けたフランジ状の移動規制片39と、移動規制片39の径方向端部に設けた位置決め凸部39aと、を一体に形成したものである。
【0016】
第2スリーブ半体40は、半筒状の本体41と、本体41の径方向両端に設けたフランジ42,42と、これらのフランジ42,42に設けた複数の係止孔43・・・と、本体41の内周面に設けたリング状の係合溝部44と、本体41の内周面に径内方へ突出して弾性を有して設けたパイプ押え片45と、本体41の一端部41aに径方向へ弾性を有して設けた複数の弾性嵌合片46・・・と、本体41の他端部41bに径方向へ弾性を有して設けた抜け止め爪47と、本体41の他端部41bに設けて抜け止め爪47を径中心方向へ後退させるロック解除片48と、本体41の他端部41bに抜け止め爪47よりも端側に設けたフランジ状の移動規制片49と、本体41の内面の最下部に上下貫通した水抜き孔41cと、を一体に形成したものである。
【0017】
図のようにパイプ10を間に介して、第1スリーブ半体30のフランジ32,32と第2スリーブ半体40のフランジ42,42とを対向させ、パイプ10の係合凸状部11に係合溝部34,44の位置を合せ、重ね合わせて、係止爪部33・・・を係止孔43・・・にスナップフィットにて掛け止めることで、第1・第2スリーブ半体30,40を着脱可能に一体的に結合して、鞘状のスリーブ20を得ることができる。このようにして、パイプ10にスリーブ20を取付けることができる。
【0018】
位置決め凸部39aがフレーム60の係合孔61bに係合することで、フレーム60に対してスリーブ20の取付け角度が決まる。第1スリーブ半体30を上に配置することで、第2スリーブ半体40は下に配置されることになる。第2スリーブ半体40の本体41に設けられた水抜き孔41cは、常にスリーブ20の内面の最下部にある。
【0019】
図2は本発明に係るパイプ支持構造の分解図であり、パイプ10にスリーブ20を取付けた構成を示す。
パイプ10にスリーブ20を取付けた状態においては、係合凸状部11に係合溝部34,44が嵌合するので、パイプ10に対してスリーブ20がパイプ長手方向に移動することはない。
さらには、係合凸状部11に係合溝部34,44が嵌合するとともに、パイプ10の外周面をパイプ押え片35,45が径方向に弾性を有して押えるので、パイプ10に対してスリーブ20が径方向にがたつくことはない。
【0020】
抜け止め爪37,47は、図に示すようにスリーブ外周面から他端部31b,41b側へ向って且つ径外方へ突出するように延びた、スリーブ長手方向に山形状の凸部であり、その凸部の径方向先端から径中心方向へ斜めに下がり、下がりきった谷部37a,47aから更に他端部31b,41b側へ向って水平なロック解除片38,48を延したものである。ロック解除片38,48は、移動規制片39,49を越えて他端部31b,41b側へ更に延びる。
フランジ状の移動規制片39,49は、外周部分をスリーブ長手方向の一端部31a,41a側へ若干湾曲させるとともに、スリーブ長手方向に弾性を有する弾性片である。
【0021】
パイプ10の長さL1は、スリーブ20の長さL2より長い。
フレーム60は、スリーブ20の長さL2より狭い間隔L3で立てた第1の壁61及び第2の壁62と、第1の壁61と第2の壁62との間を結合した底板63とからなる。このようなフレーム60は、第1の壁61に第1の孔61aを開け、第2の壁62に第2の孔62aを開けたものである。第1の孔61aと第2の孔62aとは同心にある。
【0022】
ここで、各寸法関係について説明する。第1の孔61aは大径であり、第2の孔62aは小径である。詳しくは、第1の孔61aの径D1は第2の孔62aの径D2よりも大きい(D1>D2)。
一方、スリーブ20において、抜け止め爪37,47における谷部37a,47a間の径方向の寸法d1は、第1の孔61aの径D1よりも若干大きい(d1>D1)。また、弾性嵌合片36,46間の径方向の寸法d2は第2の孔62aの径D2よりも若干大きい(d2>D2)。
以上の説明をまとめると、「d1>D1>d2>D2」の関係になる。
さらには、抜け止め爪37,47の谷部37a,47aから移動規制片39,49の外周部分までの、スリーブ長手方向の距離x1は、第1の壁61の厚みt1よりも若干小さい(x1<t1)。
【0023】
パイプ10を取付けたスリーブ20を一方向から、すなわち一端部31a,41a側から第1の孔61a、第2の孔62aの順に通すことで、スリーブ20を第1・第2の壁61,62に取付けることができる。
【0024】
図3は本発明に係るパイプ支持構造の断面図であり、パイプ10をスリーブ20にて第1・第2の壁61,62に取付けたことを示す。
抜け止め爪37,47の谷部37a,47aを第1の孔61aの縁に弾性を有して嵌合させるとともに、弾性嵌合片36,46の外周面を第2の孔62aの縁に弾性を有して嵌合させることで、スリーブ20を第1・第2の壁61,62に取付けることができる。
さらには、抜け止め爪37,47と移動規制片39,49の外周部分とによって第1の壁61をスリーブ長手方向に弾性を有して挟み込むので、スリーブ20が第1・第2の壁61,62が抜けることはない。
【0025】
パイプ10を取付けたスリーブ20を第1・第2の壁61,62から取外すには、次のようにすればよい。
先ず、スリーブ挿入側Inにおいて、手でロック解除片38,48を径中心方向へ押して、抜け止め爪37,47を径中心方向へ後退させる。この結果、抜け止め爪37,47は第1・第2の孔61a,62aに対する係合が外れる。引続き、ロック解除片38,48を径中心方向へ押しながら、スリーブ20をスリーブ挿入側Inへ引抜く。これで、パイプ10並びにスリーブ20が外れる。
【0026】
さらにこの図は、パイプ10の一端部12にホース71を差込んで取付けるとともに、パイプ10の他端部13にホース72をカプラ(クイックコネクタ)73を介して取付けたことを示す。
【0027】
次に、上記構成のパイプ支持構造の作用を説明する。
パイプ10に鞘状のスリーブ20を取付け、このスリーブ20の長さより狭い間隔で立てた第1・第2の壁61,62に各々開けた第1・第2の孔61a,62aに、スリーブ20を介してパイプ10を取付けたので、パイプ10を取付けたスリーブ20を、スリーブ挿入側In(第1の壁61側)から第1・第2の孔61a,62aに挿入して嵌合するだけで、パイプ10を第1・第2の壁61,62に取付けて支持させることができる。従って、パイプ10の取付け作業性が高まり、取付け工数が少なくてすむ。
【0028】
しかも、パイプ10を取付けたスリーブ20をスリーブ挿入側Inの一方向から第1・第2の孔61a,62aに挿入することで、パイプ10を第1・第2の壁61,62に取付けることができる。このため、パイプ挿入側Inに対する反対側Unの作業スペースは必要ない。従って、反対側Unのスペースが狭い場合であっても、極めて容易にパイプ10の取付け作業を行うことができる。
【0029】
さらには、パイプ10を第1・第2の壁61,62に取付けるための部材をスリーブ20としたので、取付け部材を部品数が少なく簡単な構成にすることができる。
また、スリーブ20を二つ割り可能な構成にしたので、パイプ10に対する鞘状のスリーブ20の取付け、取外しが簡単である。
【0030】
さらにまた、第1の孔61aを大径にし、第2の孔62aを小径にして、第1の孔61a、第2の孔62aの順でスリーブ20を挿入するようにしたので、スリーブ20や第1・第2の孔61a,62aの寸法精度を高めることなく容易に嵌合させることができる。従って、寸法管理が容易である。
【0031】
スリーブ20に径外方へ突出して第1の壁61に係合する抜け止め爪37,47を設けるとともに、これらの抜け止め爪37,47を径中心方向へ後退させるロック解除片38,48を設けたので、ロック解除片38,48を操作して抜け止め爪37,47を径中心方向へ後退させるだけで、第1の壁61からスリーブ20の抜け止めをワンタッチで簡単に解除することができる。
さらには、第1の孔61a、第2の孔62aの順でスリーブ20を嵌合させる場合には、スリーブ挿入側In(スリーブ20の取付け作業側)からロック解除片38,48を操作することができる。従って、第1・第2の壁61,62に対して一方向からスリーブ20の取付けや取外しができるので、作業性をより高めることができる。
【0032】
スリーブ20に、第1の壁61に対して径方向並びに軸方向の位置決めをする抜け止め爪37,47(第1位置決め爪)を設けるとともに、第2の壁62に対して径方向にのみ位置決めをする弾性嵌合片36,46(第2位置決め爪)を設けたので、第1の壁61と第2の壁62との間隔L3(図2参照)の寸法精度を高めることなく、スリーブ20を第1の壁61並びに第2の壁62に容易に取付けることができる。従って、寸法管理が容易である。しかも、パイプ10の取付け作業性がより高まる。
【0033】
図1に示すように、スリーブ20に、第1の壁61に対してスリーブ周方向の位置決めをするための位置決め凸部39a(位置決め部材)を設けるとともに、第1の壁61並びに第2の壁62に取付けた状態でのスリーブ20内の最下部、すなわち本体41の内面の最下部に水抜き孔41cを開けたので、水抜き孔41cは、常にスリーブ20内の最下部にある。従って、パイプ10とスリーブ20との間に浸入した水を、最下部の水抜き孔41cから外部へ排出することができる。このため、浸水によるパイプ10の耐食性をより高めることができる。
【0034】
なお、上記本発明の実施の形態において、パイプ支持構造は、車両用に限定されるものではなく、パイプ10も車両用燃料タンクに接続されるブリーザパイプに限定されるものではない。
また、第1の壁61と第2の壁62とは別体であってもよい。
【0035】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1は、パイプに鞘状のスリーブを取付け、このスリーブの長さより狭い間隔で立てた第1の壁及び第2の壁に各々開けた第1の孔及び第2の孔に、スリーブを介してパイプを取付けたので、パイプを取付けたスリーブを、第1の壁側又は第2の壁側から第1・第2の孔に挿入して嵌合するだけで、パイプを第1・第2の壁に取付けて支持させることができる。従って、パイプの取付け作業性が高まり、取付け工数が少なくてすむ。
しかも、パイプを取付けたスリーブを一方向から第1・第2の孔に挿入することで、パイプを第1・第2の壁に取付けることができる。このため、パイプ挿入側に対する反対側の作業スペースは必要ない。従って、反対側のスペースが狭い場合であっても、極めて容易にパイプの取付け作業を行うことができる。
さらには、パイプを第1・第2の壁に取付けるための部材をスリーブとしたので、取付け部材を部品数が少なく簡単な構成にすることができる。
【0036】
さらに請求項1は、第1の孔を大径にし、第2の孔を小径にして、第1の孔、第2の孔の順でスリーブを挿入するようにしたことを特徴とする。
第1の孔と第2の孔とを同径にした場合には、これら第1・第2の孔に長いスリーブを円滑に挿入できるように孔やスリーブの寸法精度を高める必要がある。
一方、第1の孔を小径にし、第2の孔を大径にした場合には、第1の孔、第2の孔の順でスリーブを嵌合させることができない。
これに対して請求項1は、第1の孔を大径にし、第2の孔を小径にして、第1の孔、第2の孔の順でスリーブを挿入するようにしたので、第1・第2の孔やスリーブの寸法精度を高めることなく容易に嵌合させることができる。従って、寸法管理が容易である。
【0037】
請求項2は、スリーブを二つ割り可能な構成にしたので、パイプに対する鞘状のスリーブの取付け、取外しが簡単である。
【0038】
請求項3は、スリーブに径外方へ突出して第1の壁に係合する抜け止め爪を設けるとともに、この抜け止め爪を径中心方向へ後退させるロック解除片を設けたので、ロック解除片を操作して抜け止め爪を径中心方向へ後退させるだけで、第1の壁からスリーブの抜け止めをワンタッチで簡単に解除することができる。
さらには、第1の孔、第2の孔の順でスリーブを嵌合させる場合には、スリーブの取付け作業側からロック解除片を操作することができる。従って、第1・第2の壁に対して一方向からスリーブの取付けや取外しができるので、作業性をより高めることができる。
【0039】
請求項4は、スリーブに、第1の壁に対して径方向並びに軸方向の位置決めをする第1位置決め爪を設けるとともに、第2の壁に対して径方向にのみ位置決めをする第2位置決め爪を設けたので、第1の壁と第2の壁との間隔の寸法精度を高めることなく、スリーブを第1の壁並びに第2の壁に容易に取付けることができる。従って、寸法管理が容易である。しかも、パイプの取付け作業性がより高まる。
【0040】
請求項5は、スリーブに、第1の壁又は第2の壁に対してスリーブ周方向の位置決めをするための位置決め部材を設けるとともに、第1の壁並びに第2の壁に取付けた状態でのスリーブ内の最下部に水抜き孔を開けたので、水抜き孔を常にスリーブ内の最下部に配置することができる。従って、パイプとスリーブとの間に浸入した水を、最下部の水抜き孔から外部へ排出することができる。このため、浸水によるパイプの耐食性をより高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るパイプ支持構造のパイプ周りの分解図
【図2】 本発明に係るパイプ支持構造の分解図
【図3】 本発明に係るパイプ支持構造の断面図
【符号の説明】
10…パイプ、20…スリーブ、30…第1スリーブ半体、36…弾性嵌合片(第2位置決め爪)、37…抜け止め爪(第1位置決め爪)、38…ロック解除片、39…移動規制片、39a…位置決め凸部(位置決め部材)、40…第2スリーブ半体、41c…水抜き孔、46…弾性嵌合片(第2位置決め爪)、47…抜け止め爪(第1位置決め爪)、48…ロック解除片、49…移動規制片、60…フレーム、61…第1の壁、61a…第1の孔、62…第2の壁、62a…第2の孔、L2…スリーブの長さ、L3…第1の壁と第2の壁との間隔、D1…第1の孔の径、D2…第2の孔の径。
Claims (5)
- パイプに鞘状のスリーブを取付け、このスリーブの長さより狭い間隔で立てた第1の壁及び第2の壁に各々開けた第1の孔及び第2の孔に、前記スリーブを介して前記パイプを取付けるようにし、
前記第1の孔を大径にし、前記第2の孔を小径にして、第1の孔、第2の孔の順で前記スリーブを挿入するようにしたことを特徴とするパイプ支持構造。 - 前記スリーブを二つ割り可能な構成にしたことを特徴とする請求項1記載のパイプ支持構造。
- 前記スリーブに径外方へ突出して前記第1の壁に係合する抜け止め爪を設けるとともに、この抜け止め爪を径中心方向へ後退させるロック解除片を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のパイプ支持構造。
- 前記スリーブは、前記第1の壁に対して径方向並びに軸方向の位置決めをする第1位置決め爪を設けるとともに、前記第2の壁に対して径方向にのみ位置決めをする第2位置決め爪を設けたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載のパイプ支持構造。
- 前記スリーブは、前記第1の壁又は前記第2の壁に対してスリーブ周方向の位置決めをするための位置決め部材を設けるとともに、前記第1の壁並びに前記第2の壁に取付けた状態でのスリーブ内の最下部に水抜き孔を開けたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載のパイプ支持構造。
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