JP6323685B2 - プログラマブルコントローラ - Google Patents

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Description

開示の実施形態は、プログラマブルコントローラに関する。
特許文献1には、接続された入力機器や出力機器の種類と配置を編成情報として管理するプログラマブルコントローラが開示されている。
特開2003−167608号公報
上記従来技術のように、実際にケーブル接続やスロット、連結などの接続部を通してどの制御要素が接続されているかを定義する定義ファイルを制御プログラムとは別途にあらかじめ作成しておくことが望ましい。一方、制御機械は、補器などの制御要素をオプションとして追加することでその構成を多様に変化できる場合があり、定義ファイルも制御機械の構成ごとに対応して個別に作成される。しかし、制御機械の構成が少しでも変わる場合には対応する定義ファイルを個別に準備しておく必要があり、構成がわずかに異なる機械が多種ある場合などではそのファイル管理や制御プログラムの開発が煩雑になっていく。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、制御機械の多様な構成の変化に対応して適切な制御を容易に行うことができるプログラマブルコントローラを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一の観点によれば、演算装置を備えて制御機械を制御するプログラマブルコントローラであって、当該プログラマブルコントローラ側における指令または情報の入出力先を特定する特定情報と前記制御機械が備える複数の制御要素との多様な組み合わせを取り得る対応関係を定義する複数の定義ファイルと、前記演算装置に対して前記複数の定義ファイルのいずれか1つに基づき前記制御要素に指令または情報の入出力を実行させる制御プログラムと、を記憶する記憶部と、前記複数の前記定義ファイルのいずれに基づいて前記演算装置に前記制御プログラムを実行させるかを選択する選択部と、を有するプログラマブルコントローラが適用される。
本発明によれば、制御機械の多様な構成の変化に対応して適切な制御を容易に行うことができる。
実施形態のプログラマブルコントローラを備えた機械制御システムの構成を模式的に表したブロック図であって、生産機械が標準軸のみ備えた場合の接続構成を例示している。 生産機械が標準軸と1つのオプション軸を備えた場合の接続構成を例示している。 生産機械が標準軸と2つのオプション軸を備えた場合の接続構成を例示している。 メモリ内における各種情報の記憶構成を表したブロック図である。 図1の接続構成に対応する標準定義ファイルの具体的な内容例を表す図である。 図2の接続構成に対応する標準+第1オプション定義ファイルの具体的な内容例を表す図である。 図3の接続構成に対応する標準+第2オプション定義ファイルの具体的な内容例を表す図である。 I/O制御ユニットを1つ追加し、さらに生産機械が標準軸と1つのオプション軸を備えて変則的に接続した場合の接続構成を例示している。 図8の接続構成に対応する標準+第1オプション定義ファイルの具体的な内容例を表す図である。 図5の標準定義ファイルに対応した比較例の専用制御プログラムの具体的な記述例を表す図である。 図6の標準+第1オプション定義ファイルに対応した比較例の専用制御プログラムの具体的な記述例を表す図である。 図7の標準+第2オプション定義ファイルに対応した比較例の専用制御プログラムの具体的な記述例を表す図である。 実施形態の共通制御プログラムの具体的な記述例を表す図である。 プログラマブルコントローラのCPUがROM上で実行するシステムプログラムの制御手順を示すフローチャートである。 ネットワーク接続による変形例の場合のブロック図であって、生産機械が標準軸と1つのオプション軸を備えた場合の変則的な接続構成を例示している。 図15の接続構成に対応する標準+第1オプション定義ファイルの具体的な内容例を表す図である。
以下、一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
<機械制御システムの概略構成>
図1、図2、図3は、本実施形態のプログラマブルコントローラを備えた機械制御システムのブロック図を表している。この図1において、機械制御システム100は、プログラマブルコントローラ1と、制御機械の一例である生産機械2を有している。
プログラマブルコントローラ1は、後述のメモリに記憶された制御プログラム及び定義ファイルに基づいて、生産機械2が備える各制御要素の動作や情報を制御するいわゆる上位制御装置である。図示する例では、当該プログラマブルコントローラ1の本体が有するスロットS1〜S5の昇順に対応して、電源部11と、メモリ12を備えたCPU13と、サーボ制御ユニット14と、I/O制御ユニット15と、通信制御ユニット16とが装着されている。
電源部11は、当該プログラマブルコントローラ1の各部に電力を給電する機能を有する。
CPU13(演算装置)は、内部に備えたメモリ12(記憶部)に記憶された制御プログラム及び定義ファイル(後述の図4参照)に基づいて、当該プログラマブルコントローラ1の各部と指令や情報を送受して全体を制御する機能を有する。なお、メモリ12内の構成や記憶する情報内容などについては後に詳述する。
サーボ制御ユニット14は、後述の生産機械2が上記制御要素として備える各駆動軸(アクチュエータ)と接続して、上記CPU13からの指令を各駆動軸に出力する機能を有する。
I/O制御ユニット15は、後述の生産機械2が上記制御要素として備える各種センサ、ランプ、ソレノイドなどの補器類と接続して、上記CPU13との間で指令や情報を入出力する機能を有する。
通信制御ユニット16は、他の機械制御システムが備えるプログラマブルコントローラと適宜の通信回線を介して接続し、それらとの連携動作が行えるよう上記CPU13との情報の送受を制御する機能を有する。
上記サーボ制御ユニット14、I/O制御ユニット15、及び通信制御ユニット16は、それぞれ複数のポート(接続部)を有しており、それらポートを介して生産機械2が備える複数の制御要素や他のプログラマブルコントローラと接続する。複数のポートは、それぞれ指令や情報の入出力先としてあらかじめハードウェア的に特定可能に区別されている。なお、図示の煩雑を避けて説明を容易とするために、図1〜図3中に示す例においてはサーボ制御ユニット14が5つのポートP1,P2,P3,P4,P5を備えているとし、これらサーボ制御ユニット14のポートP1〜P5と生産機械2の各駆動軸A,B,C,D,Eとの接続関係だけを図示して以下に説明する。また、本実施形態の例では、ポートP1〜P5の具体的な構成としてケーブルの雄プラグの挿入口を想定しているが、他にも雌コネクタやソケットなど他の結合構成としてもよい。なお、上記ポートの番号P1〜P5が、各請求項記載の特定情報に相当する。
また、上記CPU13には、汎用パーソナルコンピュータ21(図中では汎用PCと略記:以下同様)、エンジニアリングツール22、タッチパネル23のいずれかが接続可能となっている。汎用PC21は、上記制御プログラムを含む後述の制御プロジェクト等(後述の図4参照)の開発時に用いる開発者向けのツールである。エンジニアリングツール22は、上記制御プロジェクトの調整時に用いる運用者向けのツールである。タッチパネル23は、上記制御プロジェクトによる当該機械制御システム100の運用時に用いる運用者向けのツールである。これら汎用PC21、エンジニアリングツール22、タッチパネル23はいずれも適宜の操作部と表示部を備えており、上記メモリ12の記憶内容や各種パラメータの表示と設定、及び各種指令の入力操作などが可能となっている。
生産機械2は、その内部に備える回転型または直動型のモータ(アクチュエータ)で各可動部を駆動することにより所定の動作を行う機械要素の集合であり、その他にも各種のセンサ、ランプ、ソレノイドなどの補記類を用いて協調制御を行う。このうち各モータについては、それぞれを制御するサーボアンプ(特に図示せず)と併せて駆動軸と称呼する。なお、モータとサーボアンプは1対1で対応させる必要はなく、例えば1つの多軸制御サーボアンプで複数のモータを制御してもよい。この場合でも各モータ単位で駆動軸と称呼し、それぞれが上記ポートP1〜P5に個別に接続する単位とする。
図1に示す例の生産機械2は、3つの標準軸A,B,Cだけを備えている。これら標準軸A,B,Cは、当該生産機械2の標準的な動作を行わせるために最低限必要とされる駆動軸である。また、図2に示す例の生産機械2は、3つの標準軸A,B,Cからなる標準構成に加えてさらに1つのオプション軸Dを備えている。オプション軸Dは、上記の標準動作に対して運用者が任意に追加した動作を行わせるための駆動軸である。また、図3に示す例の生産機械2は、3つの標準軸A,B,Cの他に2つのオプション軸D,Eを備えている。そして、図1〜図3のそれぞれに示す例では、各ポートP1〜P5の昇順に対応して、各駆動軸A〜Eが順に接続されている。なお通常の生産機械2では、制御要素として、プログラマブルコントローラ1のサーボ制御ユニット14に接続する駆動軸の他にもI/O制御ユニット15に接続する補器類を複数備えているのが一般的であるが、上述したように、図1〜図3においてはサーボ制御ユニット14のポートP1〜P5と生産機械2の各駆動軸A,B,C,D,Eとの接続関係だけを図示している。
以上のようにプログラマブルコントローラ1は、ポートを介して生産機械2が備える複数の制御要素(駆動軸、補器類)と接続し、CPU13が制御プログラムに従ってそれら制御要素に対し指令または情報の入出力を行うことで当該生産機械2の動作を制御する。しかし、当該プログラマブルコントローラ1は実際にどの構成でどの制御要素が接続されているかをソフトウェア的に定義する定義ファイルを上記プログラムとは別途にあらかじめそれぞれに合わせて個別に作成しておく必要がある。
<本実施形態の特徴>
上述したように生産機械2は、標準軸とは別にオプション軸を任意に追加して接続することでその接続構成を多様に変化できる場合があり、定義ファイルも生産機械2の接続構成ごとに対応して個別に作成され管理していかなければならない。
これに対し本実施形態では、当該プログラマブルコントローラ1が備えるメモリ12が、生産機械2の各接続構成に対応していずれのポートにどの制御要素が接続されるかを定義する複数の定義ファイルと、CPU13に対して複数の定義ファイルのいずれか1つに基づき制御要素に指令または情報の入出力を実行させる制御プログラムと、を記憶する。また、プログラマブルコントローラ1は、複数の定義ファイルのいずれに基づいてCPU13に制御プログラムを実行させるかを選択する選択部を有している(後に詳述)。これにより、多種のバリエーションをもつ生産機械2のソフトウェアを共通化することができ、ソフトウェアの開発や運用管理を容易にすることができる。
<メモリの記憶構成>
メモリ12内における各種情報の記憶構成を図4に示す。この図4においてメモリ12は、フラッシュメモリ31と、RAM32と、ROM33を有している。
フラッシュメモリ31(不揮発性記憶部)は、電源接続時には記憶内容の読み出しと書き換えが可能であって電源切断時でも記憶内容が消えないいわゆる不揮発性の記憶部であり、本実施形態では1つの共通制御プログラムと複数の定義ファイルで構成される保存プロジェクト(制御プロジェクト)を1つ記憶する。図示する保存プロジェクトの例では、複数の定義ファイルとして標準定義ファイルと、標準+第1オプション定義ファイル(図中では標準+OP1定義ファイルと略記)と、標準+第2オプション定義ファイル(図中では標準+OP2定義ファイルと略記)の3つの定義ファイルが記憶されている。共通制御プログラムは、CPU13に対し、3つの定義ファイルのいずれか1つに基づいて生産機械2が備える制御要素に指令または情報の入出力を実行させる制御手順が記述されている。なお、これら共通制御プログラム及び定義ファイルの具体的な内容については後に詳述する。また、このフラッシュメモリ31は、同じ不揮発性の記憶装置であるハードディスクドライブで代用してもよい。
RAM32(揮発性記憶部)は、電源接続時には記憶内容の読み出しと書き換えが可能であって電源切断時には記憶内容が消えるいわゆる揮発性の記憶部であり、上記フラッシュメモリ31から転送された共通制御プログラムと1つの定義ファイルで構成される実行プロジェクト(制御プロジェクト)を1つ記憶する。このRAM32は比較的アクセススピードが速く、CPU13はこのRAM32に記憶された実行プロジェクトにアクセスして実行することで処理速度の高速化を実現できる。
ROM33は、電源接続時には記憶内容の読み出しのみが可能であり電源切断時でも記憶内容が消えないいわゆる不揮発性の記憶部であり、本実施形態では当該プログラマブルコントローラ1の電源投入時に上記フラッシュメモリ31からRAM32への記憶内容の転送などを行うシステムプログラムを記憶する(後述の図14参照)。
また、上記フラッシュメモリ31からRAM32へ記憶内容を転送する際には、フラッシュメモリ31が記憶する保存プロジェクト内の複数の定義ファイルのうちいずれか1つを選択部41が選択してRAM32へ転送する。本実施形態の例では、この選択部41をロータリスイッチなどのハードウェアスイッチで構成し、選択部41を操作することで定義ファイルの選択を行う。なお、この選択部41は、CPU13内部に備えるシステムレジスタ(特に図示せず)の内容設定によりソフトウェア的に定義ファイルを選択する構成としてもよい。
<定義ファイルの具体的内容例>
図5〜図7は、上記図4中の保存プロジェクトが有する3つの定義ファイルそれぞれの具体的な内容例を示している。各定義ファイルの内容は、各スロットに装着した各制御ユニットごとに、それぞれの接続構成を示すテーブルとなっている。なお、図5〜図7に示す例では、サーボ制御ユニット14における接続構成、つまり上記のポートP1〜P5と駆動軸A〜Eの接続の組み合わせだけを抽出して示している。
図5は標準定義ファイルに対応しており、生産機械2の標準軸A,B,Cだけを駆動して標準動作を行わせる、上記図1に示した接続構成の場合の例を示している。
図6は標準+第1オプション定義ファイルに対応しており、生産機械2に対して上記標準動作からさらにオプション軸Dの動作を追加して行わせる、上記図2に示した接続構成の場合の例を示している。図示する例では、上記標準定義ファイルからさらにオプション軸Dを接続する接続構成を示している。
図7は標準+第2オプション定義ファイルに対応しており、生産機械2に対して上記標準動作からさらにオプション軸Dとオプション軸Eを追加して行わせる、上記図3に示した接続構成の場合の例を示している。
なお、各ポートP1〜P5どうしはハードウェア的に互換性があるため、各定義ファイルの内容は図示した例のもの以外にも多様な組み合わせを取り得る。例えば、上記図2のように生産機械2が4つの駆動軸A〜Dを備えている場合でも、図8に示すようにポートP1〜P5に対して変則的な接続構成で各駆動軸A〜D接続する場合(ポート番号の昇順に対して駆動軸のアルファベット順が対応していない)もあり得る。このような場合には、図9に示すように各ポートP1〜P5と各駆動軸A〜Eとの実際の接続構成(接続組み合わせ)に対応した定義ファイルを作成すればよい。また、スロットに装着する各制御ユニットについてもそれぞれ一つとは限られず、例えば生産機械2が備える補機類の数が多い場合には図8に示すように複数のI/O制御ユニット15,15′を異なるスロットS4,S5に装着する場合もあり得る。このような場合でも、図9に示すように制御ユニットの追加に適宜対応して定義ファイルを作成すればよい。また実際の構成要素と定義ファイルの内容が異なっている場合は異常を検出することで動作できないようにし、安全性を高めることができる。
<共通制御プログラムについて>
例えば、上記の標準定義ファイルだけに対応して実行される比較例の専用制御プログラムは、図10に示すように各駆動軸A,B,Cに対して各駆動処理X,Y,Zを無条件に実行するだけでよい。つまり、標準定義ファイルに基づいて、各駆動軸A,B,Cに対応するポートP1,P2,P3に対し無条件に各指令を出力すればよい。
また、上記の標準+第1オプション定義ファイル(図6参照)だけに対応して実行される比較例の専用制御プログラムは、図11に示すように各駆動軸A,B,C,Dに対して各駆動処理X,Y,Z,Vを無条件に実行するだけでよい。つまり、標準+第1オプション定義ファイルに基づいて、各駆動軸に対応するポートP1,P2,P3,P4に対し無条件に各指令を出力すればよい。
また、上記の標準+第2オプション定義ファイルだけに対応して実行される比較例の専用制御プログラムは、図12に示すように各駆動軸A,B,C,D,Eに対して各駆動処理X,Y,Z,V,Wを無条件に実行するだけでよい。つまり、標準+第2オプション定義ファイルに基づいて、各駆動軸に対応するポートP1,P2,P3,P4,P5に対し無条件に各指令を出力すればよい。
しかし本実施形態で用いる共通制御プログラムは、保存プロジェクト内にあらかじめ用意された複数の定義ファイルのいずれと組み合わせても適切に実行可能となるよう記述される。つまり、図13に示すように、各標準軸A,B,Cに対しては各駆動処理X,Y,Zを無条件に実行するが、オプション軸Dに対しては当該オプション軸Dの接続を定義している標準+第1オプション定義ファイル又は標準+第2オプション定義ファイルが選択されていることが確認された場合だけ駆動処理Vを実行(対応するポートP4に指令を出力)するよう記述される。また、オプション軸Eに対しては、当該オプション軸Eの接続を定義している標準+第2オプション定義ファイルが選択されていることが確認された場合だけ駆動処理Wを実行(対応するポートP5に指令を出力)するよう記述される。このように各オプション軸に対して接続条件付きで駆動処理を実行することで、1つの共通制御プログラムを標準定義ファイル及び各オプション定義ファイルに共通して適用できる。
<メモリの管理手法について>
上記図4に示したメモリ12の記憶構成では、以上のような共通制御プログラム及び各定義ファイルの選択転送と実行を管理する。このメモリ12の記憶構成に対して、上記汎用PC21またはエンジニアリングツール22上で作成した共通制御プログラム及び各定義ファイルを一旦RAM32に記憶させ、その後にそれらの記憶内容の全てをフラッシュメモリ31に転送して保存プロジェクトとして記憶させる。そして、保存プロジェクト内のいずれの定義ファイルを用いて実行プロジェクトを構成するかを選択部41で設定した状態で、当該プログラマブルコントローラ1を起動する。これによりCPU13は、まずROM33のシステムプログラムに従ってフラッシュメモリ31から共通プログラムと選択された1つの定義ファイルをRAM32に転送し、それらを組み合わせて実行プロジェクトを設定する。その後にCPU13は、RAM32上に記憶された当該実行プロジェクトを実行することで生産機械2の制御を行う。
ここで、生産機械2の接続構成が異なる場合でも、選択部41でその接続構成に対応する定義ファイルを選択するだけで適切な実行プロジェクトをRAM32上に設定しCPU13に実行させることができる。つまり、あらかじめ多様な接続構成に対応する定義ファイルをフラッシュメモリ31内の保存プロジェクトに用意していれば、プロジェクトを共通化することができ、管理を容易にし、制御プログラムの開発効率を向上することができる。
<システムプログラムの制御フロー>
以上のような機能を実現するために、CPU13がROM33上で実行するシステムプログラムの制御手順を、図14により順を追って説明する。図14において、このフローに示す処理は、あらかじめ操作者が選択部41を操作していずれの定義ファイルを適用するか設定した状態で、当該プログラマブルコントローラ1を再起動(もしくは電源投入により起動)した際に実行を開始する。なお、この再起動時においてRAM32は初期的に記憶内容が全て消去された状態となっている。
まずステップS105で、CPU13は、共通制御プログラムだけをフラッシュメモリ31(図中ではFメモリと略記)からRAM32へ転送する。
次にステップS110へ移り、CPU13は、選択部41で選択された定義ファイルをフラッシュメモリ31からRAM32へ転送する。
次にステップS115へ移り、CPU13は、上記ステップS105とステップS110で転送されたRAM32上の共通制御プログラムと定義ファイルで実行プロジェクトを設定する。
次にステップS120へ移り、CPU13は、上記ステップS115で設定したRAM32上の実行プロジェクトを実行する。これにより、CPU13は各ポートを介して生産機械2が備える各制御要素の動作や情報を制御する。そして、このフローを終了する。
<本実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態のプログラマブルコントローラ1によれば、メモリ12が、当該プログラマブルコントローラ1側における指令または情報の入出力先を特定するポートの番号P1〜P5と生産機械2が備える複数の制御要素との対応関係を定義する複数の定義ファイルと、CPU13に対して複数の定義ファイルのいずれか1つに基づき制御要素に指令または情報の入出力を実行させる共通制御プログラムと、を記憶する。また、プログラマブルコントローラ1は、複数の定義ファイルのいずれに基づいてCPU13に共通制御プログラムを実行させるかを選択する選択部41を有している。これにより、生産機械2の接続構成が多種になっても選択部41を操作するだけで、対応する定義ファイルに基づき各接続構成の生産機械2を適切に制御することができる。この結果、生産機械2の多様な接続構成の変化に対応して適切な制御を容易に行うことができる。
また、本実施形態では特に、プログラマブルコントローラ1が、複数の制御要素とそれぞれ接続する複数のポートP1〜P5を有しており、これらポートの番号P1〜P5で指令または情報の入出力先を特定する。これにより、あらかじめハードウェア的に設定されたポート番号P1〜P5を用いて指令または情報の入出力先を簡易に特定できる。
また、本実施形態では特に、制御プログラムが、選択部41で選択された定義ファイルで接続が定義されている制御要素に対してのみ指令または情報の入出力をCPU13に行わせる共通制御プログラムとして記述されている。これにより、共通制御プログラムは複数の定義ファイルに共通して対応可能な1つの制御プログラムとして統合することができる。
また、本実施形態では特に、選択部41は、上記図14のシステムプログラムを実行する当該プログラマブルコントローラ1の起動時にのみ実質的に定義ファイルを選択する。生産機械2の接続構成の変更は電源非通電時に行われるものであり、また接続構成を変更することのない電源通電中に定義ファイルを変更することは安全上好ましくない。このため、選択部41が当該プログラマブルコントローラ1の起動時(電源投入時)にのみ定義ファイルを選択することで、安全性を向上できる。
また、本実施形態では特に、メモリ12が揮発性のRAM32と不揮発性のフラッシュメモリ31とを有している。フラッシュメモリ31は、複数の定義ファイルと共通制御プログラムを記憶し、RAM32は、当該プログラマブルコントローラ1の起動時に選択部41で選択された定義ファイルと共通制御プログラムをフラッシュメモリ31から読み込んで記憶する。そして、CPU13は、RAM32に記憶されている定義ファイルに基づいて、同じRAM32に記憶されている共通制御プログラムを実行する。これにより、電源を切断してもフラッシュメモリ31に記憶した複数の定義ファイルと共通制御プログラムを全て消去することなく記憶し続けることができ、また必要な定義ファイルと共通制御プログラムだけを比較的アクセススピードの速いRAM32に起動時に読み込ませて実行できるため、制御の処理速度とメモリ効率を向上させることができる。なお本実施形態では、フラッシュメモリ31とRAM32とを使い分けた構成としていたが、本発明はこれに限られない。例えば、メモリ12がRAM32を設けずにフラッシュメモリ31とROM33だけを備えて、選択部41が選択した定義ファイルと共通制御プログラムでフラッシュメモリ31内で実行プロジェクトを設定し実行するようにしてもよい。
<変形例>
なお、開示の実施形態は、上記に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を説明する。
(1)各制御要素がネットワークを介して接続する場合
上記実施形態では、各制御ユニットが個別に特定可能な複数のポートP1〜P5を備え、それらポートP1〜P5を介して生産機械2の各制御要素と接続する構成を例に説明したが、これに限られない。例えば、図15に示すように、各制御ユニットがネットワークNWを介して複数のノード端末51と接続し、それらノード端末51がそれぞれ生産機械2の各制御要素を接続する構成としてもよい。
図示する例では、ネットワークNWとしてMECHATROLINK(登録商標)などを想定しており、サーボ制御ユニット14と各ノード端末51がいわゆるカスケード接続により直列に接続している。例えばASIC等で構成される各ノード端末51は互いにハードウェア的に互換性を有しているが、所定のソフトウェア的操作又はハードウェア的操作によって各ノード端末51にそれぞれ任意かつ一意的(重複しない)に識別情報としてのノードアドレスが設定される。図示する例では、サーボ制御ユニット14に最も近く接続されているノード端末51にノードアドレスM3が設定され、2番目のノード端末51にノードアドレスM2が設定され、3番目のノード端末51にノードアドレスM5が設定され、4番目のノード端末51にノードアドレスM1が設定されている。そして、駆動軸AはノードアドレスM5のノード端末51に接続され、駆動軸BはノードアドレスM1のノード端末51に接続され、駆動軸CはノードアドレスM3のノード端末51に接続され、駆動軸DはノードアドレスM2のノード端末51に接続されている。なお、上記ノードアドレスM1〜M5が、各請求項記載の特定情報に相当する。
このように自由度の高いネットワーク接続に対しても、その接続構成に対応して図16に示すような定義ファイルを作成すればよい。図示する例の定義ファイルの内容は、各ノードアドレスに対応して、駆動軸の識別情報と、実際に指令や情報を入出力するインターフェースアドレスの組み合わせを示すテーブルとして記載される。そして制御プログラムにおいては、各駆動軸を制御する際に、この定義ファイルに基づいて対応するノードアドレスのノード端末51に対し指令や情報を入出力すればよい(特に図示せず)。
以上説明したように、本変形例のプログラマブルコントローラ1によれば、複数の制御要素とそれぞれ接続する複数のノード端末51とネットワークNWを介して接続しており、複数のノード端末でそれぞれ任意かつ一意的に設定されたノードアドレスで指令または情報の入出力先を特定する。これにより、高い自由度で任意に設定されたノードアドレスを用いて指令または情報の入出力先を特定できる。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、上記実施形態や各変形例は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 プログラマブルコントローラ
2 生産機械(制御機械)
11 電源部
12 メモリ(記憶部)
13 CPU(演算装置)
14 サーボ制御ユニット
15 I/O制御ユニット
16 通信制御ユニット
21 汎用パーソナルコンピュータ
22 エンジニアリングツール
23 タッチパネル
31 フラッシュメモリ(不揮発性記憶部)
32 RAM(揮発性記憶部)
33 ROM
41 選択部
51 ノード端末
100 機械制御システム
P1〜P5 ポート(接続部)
A〜D 駆動軸(制御要素)
NW ネットワーク

Claims (6)

  1. 演算装置を備えて制御機械を制御するプログラマブルコントローラであって、
    当該プログラマブルコントローラ側における指令または情報の入出力先を特定する特定情報と前記制御機械が備える複数の制御要素との多様な組み合わせを取り得る対応関係を定義する複数の定義ファイルと、前記演算装置に対して前記複数の定義ファイルのいずれか1つに基づき前記制御要素に指令または情報の入出力を実行させる制御プログラムと、を記憶する記憶部と、
    前記複数の前記定義ファイルのいずれに基づいて前記演算装置に前記制御プログラムを実行させるかを選択する選択部と、
    を有することを特徴とするプログラマブルコントローラ。
  2. 当該プログラマブルコントローラは、
    前記複数の制御要素とそれぞれ接続する複数の接続部を有しており、
    前記特定情報は、前記接続部を個別に特定する情報であることを特徴とする請求項1記載のプログラマブルコントローラ。
  3. 当該プログラマブルコントローラは、
    前記複数の制御要素とそれぞれ接続する複数のノード端末とネットワークを介して接続しており、
    前記特定情報は、前記複数のノード端末でそれぞれ任意かつ一意的に設定された識別情報であることを特徴とする請求項1記載のプログラマブルコントローラ。
  4. 前記制御プログラムは、
    前記選択部で選択された定義ファイルで接続が定義されている制御要素に対してのみ指令または情報の入出力を前記演算装置に行わせることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプログラマブルコントローラ。
  5. 前記選択部は、当該プログラマブルコントローラの起動時にのみ定義ファイルを選択することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプログラマブルコントローラ。
  6. 前記記憶部は、揮発性記憶部と不揮発性記憶部とを有し、
    前記不揮発性記憶部は、前記複数の定義ファイルと前記制御プログラムを記憶し、
    前記揮発性記憶部は、当該プログラマブルコントローラの起動時に前記選択部で選択された定義ファイルと前記制御プログラムを前記不揮発性記憶部から読み込んで記憶し、
    前記演算装置は、前記揮発性記憶部に記憶されている定義ファイルに基づいて、前記揮発性記憶部に記憶されている前記制御プログラムを実行することを特徴とする請求項5記載のプログラマブルコントローラ。
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