JP6323197B2 - ドレン排出装置 - Google Patents

ドレン排出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6323197B2
JP6323197B2 JP2014125459A JP2014125459A JP6323197B2 JP 6323197 B2 JP6323197 B2 JP 6323197B2 JP 2014125459 A JP2014125459 A JP 2014125459A JP 2014125459 A JP2014125459 A JP 2014125459A JP 6323197 B2 JP6323197 B2 JP 6323197B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
drain
way valve
switching means
circulation pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014125459A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016003833A (ja
Inventor
池澤 剛史
剛史 池澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
Priority to JP2014125459A priority Critical patent/JP6323197B2/ja
Publication of JP2016003833A publication Critical patent/JP2016003833A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6323197B2 publication Critical patent/JP6323197B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Details Of Fluid Heaters (AREA)

Description

本発明は、ドレン排出装置に関するものである。本発明は、特に、装置の低コスト化および小型化が可能なドレン排出装置に関するものである。
風呂給湯器の一例として、熱効率を高めるために燃焼排気ガスの顕熱および潜熱(燃焼排気ガス中の水蒸気が保有している潜熱)を回収する熱交換器を備えたものが実用化されている。この潜熱回収式給湯器を用いた場合、燃焼排気ガス中の水蒸気は潜熱を奪われることにより凝縮して結露するため、熱交換器に多量のドレン(結露水)が発生する。燃焼排気ガス中には窒素酸化物などが含まれるため、これがドレンに溶け込んでドレンは酸性となる。そのため、ドレンを中和した後に排出する機構が必要になる。ドレンの排出方法としては、たとえば水頭圧によりドレンを排出する方法やドレン排出用の専用ポンプによりドレンを機外に排出する方法などがある。しかしながら、たとえばマンションなどに既設された給湯器付きの風呂釜を潜熱回収式給湯器付きの風呂釜に交換する場合には、上記のようなドレン排出機構を設けるための配管工事が困難である。
一方、風呂給湯器と浴槽とを循環配管によって互いに接続し、循環ポンプの作動により浴槽内の湯水を風呂給湯器との間で強制循環させることで、浴槽内の湯水を追焚可能とした風呂釜が従来から知られている。この追焚用の循環配管を利用してドレンを輸送し、浴槽の直前においてドレンを排出可能とした風呂釜の例が、特開2011−191001号公報(特許文献1)に記載されている。
特開2011−191001号公報
上記特許文献1に記載された風呂釜では、追焚やドレン排出などの異なる動作を可能とするために、配管同士の接続状態を切り替えるための複数の切り替え弁が設けられている。具体的には、循環配管内の湯水やドレンを浴槽に流入させるか、または浴槽の直前で排出するかを切り替えるための三方弁が設けられている。また循環配管に浴槽の湯水を流入させるか、またはドレンを流入させるかを切り替えるための三方弁が設けられている。また循環配管の洗浄時に浴槽から循環ポンプへの湯水の流れを遮断するための二方弁が、当該循環ポンプよりも上流側に設けられている。このように多数の切り替え弁が設けられることにより、これらの動作を制御するための制御回路の数も多くなる。その結果、製品が高コスト化し、また大型化するという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、装置の低コスト化および小型化が可能なドレン排出装置を提供することである。
本発明に従ったドレン排出装置は、循環配管と、ドレン配管と、注湯配管と、第1の切り替え手段と、制御部とを備えている。循環配管は、浴槽と熱交換器との間で湯水を循環させるためのものである。ドレン配管は、熱交換器で発生したドレンを循環配管に流入させるためのものである。注湯配管は、循環配管に湯水を流入させるためのものである。第1の切り替え手段は、浴槽の下流側において循環配管に接続され、かつドレン配管および注湯配管を循環配管に接続する四方弁である。制御部は、第1の切り替え手段の動作を制御する。
上記ドレン排出装置では、循環配管において浴槽の下流側に四方弁が接続されており、かつ当該四方弁を介してドレン配管および注湯配管が循環配管に接続されている。そのため、循環配管に浴槽の湯水を流入させるか、またはドレン配管を流れるドレンを流入させるかを、当該四方弁により切り替えることができる。また、当該四方弁よりも下流側の循環配管への浴槽の湯水の流入を、当該四方弁により遮断することができる。このように上記ドレン排出装置では、従来のドレン排出装置に設けられた三方弁および二方弁を一つの四方弁により置き換えることで装置構成をより簡略化し、かつ従来のドレン排出装置と同様に装置動作の切り替えを行うことができる。したがって、上記ドレン排出装置によれば、装置の低コスト化および小型化が可能なドレン排出装置を提供することができる。
上記ドレン排出装置において好ましくは、制御部を用いて第1の切り替え手段を動作させることにより、第1の動作モードと第2の動作モードとが切り替えられる。第1の動作モードでは、注湯配管から第1の切り替え手段を介して循環配管に湯水が流入する。また第1の動作モードでは、ドレン配管から循環配管へのドレンの流入が第1の切り替え手段により遮断される。第2の動作モードでは、ドレン配管から第1の切り替え手段を介して循環配管にドレンが流入する。また第2の動作モードでは、第1の切り替え手段から見て循環配管の上流側へのドレンの流入が第1の切り替え手段により遮断される。また第2の動作モードでは、注湯配管から循環配管への湯水の流入が第1の切り替え手段により遮断される。
このように上記ドレン排出装置では、注湯配管から循環配管に湯水が流入する動作モードとドレン配管から循環配管にドレンが流入する動作モードとの切り替えを、四方弁により行うことができる。そのため、三方弁と二方弁との組み合わせにより上記切り替えを行う従来のドレン排出装置に比べて、動作モードの切り替えをより容易に行うことができる。
上記ドレン排出装置において好ましくは、第1の動作モードでは、注湯配管から循環配管に流入した湯水は、第1の切り替え手段から見て循環配管の上流側および下流側のいずれの方にも流入する。これにより、循環配管の一方向に湯水が流入する場合に比べて、注湯配管から浴槽への湯水の供給をより素早く行うことができる。
上記ドレン排出装置において好ましくは、制御部を用いて第1の切り替え手段を動作させることにより、さらに第3の動作モードへの切り替えが可能である。第3の動作モードでは、注湯配管から第1の切り替え手段を介して循環配管に湯水が流入する。また第3の動作モードでは、第1の切り替え手段から見て循環配管の上流側への湯水の流入が第1の切り替え手段により遮断される。また第3の動作モードでは、ドレン配管から循環配管へのドレンの流入が第1の切り替え手段により遮断される。
このように上記ドレン排出装置では、上記第3の動作モードへの切り替えを四方弁により行うことができる。そのため、三方弁と二方弁との組み合わせにより上記切り替えを行う従来のドレン排出装置に比べて、動作モードの切り替えをより容易に行うことができる。
上記ドレン排出装置は好ましくは、第2の切り替え手段と、ドレン排出管とをさらに備えている。第2の切り替え手段は、制御部により動作が制御される。また第2の切り替え手段は、第1の切り替え手段よりも下流側において循環配管に接続された三方弁である。ドレン排出管は、第2の切り替え手段に接続されている。またドレン排出管は、ドレンを排出するためのものである。上記ドレン排出装置では、制御部を用いて第1および第2の切り替え手段を動作させることにより、第1〜第3の動作モードが切り替えられる。第1の動作モードでは、第2の切り替え手段を介して循環配管から浴槽へ湯水が流入する。第2および第3の動作モードでは、第2の切り替え手段を介して循環配管からドレン排出管にドレンまたは湯水が排出される。また第2および第3の動作モードでは、循環配管から浴槽へのドレンまたは湯水の流入が第2の切り替え手段により遮断される。
このように上記ドレン排出装置では、第1〜第3の動作モード間の切り替えを一つの四方弁および一つの三方弁の組み合わせにより行うことができる。そのため、二つの三方弁と一つに二方弁との組み合わせにより上記切り替えを行う従来のドレン排出装置に比べて、動作モードの切り替えをより容易に行うことができる。
以上の説明から明らかなように、本発明に従ったドレン排出装置によれば、装置の低コスト化および小型化が可能なドレン排出装置を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係るドレン排出装置の構成を示す概略図である。 本発明の一実施の形態に係るドレン排出装置における追焚モードを説明するための概略図である。 本発明の一実施の形態に係るドレン排出装置における注湯モードを説明するための概略図である。 本発明の一実施の形態に係るドレン排出装置におけるドレン排出モードを説明するための概略図である。 本発明の一実施の形態に係るドレン排出装置における配管洗浄モードを説明するための概略図である。
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。
(ドレン排出装置の構成)
まず、本発明の一実施の形態に係るドレン排出装置の構成について説明する。図1を参照して、本実施の形態に係るドレン排出装置は、浴槽4と熱交換器11a、12aとの間で湯水を循環させるための循環配管を有している。このドレン排出装置は、風呂給湯器1と、浴槽4と、浴槽循環アダプター41と、配管42a〜cを含む追焚配管42と、ドレン排出管43と、電動三方弁31(第2の切り替え手段)とを主に有している。
風呂給湯器1は、風呂側熱交換器11a、12aと、給湯側熱交換器11b、12bと、ドレン受け13a,13bと、中和器14と、ドレンタンク15と、水位検知部16と、制御部17と、燃焼バーナ18a、18bと、送風機19a、19bと、循環ポンプ20と、逆止弁21と、注湯電磁弁22と、水位センサ23と、電動四方弁24(第1の切り替え手段)と、往き配管27aと、戻り配管27bと、ドレン配管27cと、注湯配管27dと、配管27e〜gとを主に有している。
上記ドレン排出装置では、図1に示すように配管42bと、戻り配管27bと、配管27eと、往き配管27aと、配管42cと、配管42aとにより上記循環配管が構成されている。上記循環配管においては、配管42b側が上流側であり、配管42a側が下流側である。
風呂側熱交換器11a、12aおよび給湯側熱交換器11b、12bの各々は、潜熱回収型の熱交換器である。潜熱回収型の熱交換器では、従来排出していた熱交換後のガスが二次熱交換器へ通されることで二次熱交換器内の水が余熱される。この過程で燃焼ガスの温度が60℃程度まで下がることで、燃焼ガス中に含まれる水分が凝縮して潜熱を得ることができる。
このため風呂側熱交換器11a、12aは、一次熱交換器11aと、二次熱交換器12aとを有している。また給湯側熱交換器11b、12bは、一次熱交換器11bと、二次熱交換器12bとを有している。
風呂側熱交換器において、一次熱交換器11aの一方端と二次熱交換器12aの一方端とは互いに接続されている。一次熱交換器11aの他方端には往き配管27aが接続されており、二次熱交換器12aの他方端には配管27eが接続されている。一次熱交換器11aが二次熱交換器12aよりも燃焼バーナ18aの近くに配置されている。
また給湯側熱交換器においても、一次熱交換器11bの一方端と二次熱交換器12bの一方端とは互いに接続されている。一次熱交換器11bの他方端には配管27gが接続されており、二次熱交換器12bの他方端には配管27fが接続されている。一次熱交換器11bが二次熱交換器12bよりも燃焼バーナ18bの近くに配置されている。
燃焼バーナ18aは、一次熱交換器11aおよび二次熱交換器12aとの間で熱交換を行なうための燃焼ガスを発生させるためのものである。また燃焼バーナ18bは、一次熱交換器11bおよび二次熱交換器12bとの間で熱交換を行なうための燃焼ガスを発生させるためのものである。送風機19a、19bのそれぞれは燃焼バーナ18a、18bに対して燃焼に必要な空気を供給するためのものである。
潜熱回収型の熱交換器では、上記のとおり燃焼ガスの水蒸気を凝縮させる構造上、どうしても凝縮した水(ドレン)が発生するためドレンの排水が必要である。このため、ドレン受け13a、13bが、二次熱交換器12a、12bのそれぞれの下側に配置されている。
また排気ガス中には窒素酸化物などが含まれるため、これがドレンに溶け込んでドレンは酸性となる。中和器14は、ドレン受け13a、13bで受けられた酸性のドレンを中和するためのものである。ドレンタンク15は、中和器14で中和されたドレンを貯留するためのものである。中和器14とドレンタンク15とは一体化されていてもよい。
ドレンタンク15に取り付けられた水位電極L、Hは、ドレンタンク15内におけるドレンの水位を検知するためのものである。この水位電極L、Hは、ドレンタンク15内の低水位(L:低位)を検出するための電極部と、高水位(H:高位)を検出するための電極部である。水位電極L、Hの各々は、水位検知部16に電気的に接続されている。
ドレンタンク15には、ドレン配管27cが接続されている。ドレン配管27cは、二次熱交換器12a,12bで発生したドレンを上記循環配管に流入させるためのものである。ドレン配管27cには、逆止弁21が取り付けられている。
注湯電磁弁22には、注湯配管27dが接続されている。注湯配管27dは、給湯側熱交換器11b、12bにおいて加熱された湯水を上記循環配管に流入させるためのものである。注湯電磁弁22を開閉することにより、配管27gから注湯電磁弁22を介して注湯配管27dに湯水を流入させ、また配管27gから注湯配管27dへの湯水の流入を注湯電磁弁22により遮断することができる。
電動四方弁24は、浴槽4の下流側において上記循環配管に接続されている。より具体的には、電動四方弁24には、上記循環配管の一部を構成する配管27eおよび戻り配管27bの各々が接続され、かつドレン配管27cおよび注湯配管27dがさらに接続されている。これにより、ドレン配管27cおよび注湯配管27dが電動四方弁24を介して上記循環配管に接続されている。
電動四方弁24は配管27eに常時開いている。また電動四方弁24は、戻り配管27b、ドレン配管27cおよび注湯配管27dのうち1つまたは2つの配管に開くことができる。電動四方弁24を開閉動作させることにより、ドレン排出装置の各動作モードに合わせて上記配管の接続状態を切り替えることができる。
循環ポンプ20は、浴槽4内の湯水を上記循環配管において循環させるためのものである。循環ポンプ20は、図1に示すように電動四方弁24よりも下流側において配管27eに取り付けられている。水位センサ23は、図1に示すように電動四方弁24よりも上流側において戻り配管27bに取り付けられている。
制御部17には、水位検知部16、循環ポンプ20、電動四方弁24、電動三方弁31、注湯電磁弁22および水位センサ23の各々が接続されている。制御部17は、水位検知部16により取得されるドレンタンク15内のドレンの水位の情報や水位センサ23により取得される浴槽4内の湯水の水位の情報などに基づいて、循環ポンプ20の動作や各切り替え弁(電動四方弁24、電動三方弁31および注湯電磁弁22)の開閉動作を制御する。
浴槽循環アダプター41は、浴槽4に取り付けられている。配管42aおよび配管42bの各々の一方端は、浴槽循環アダプター41に接続されている。また配管42cは往き配管27aに接続され、配管42bは戻り配管27bに接続されている。
電動三方弁31は、電動四方弁24よりも下流側において上記循環配管に接続されている。より具体的には、電動三方弁31には、上記循環配管の一部を構成する配管42aおよび配管42cの各々が接続され、かつドレン排出管43がさらに接続されている。ドレン排出管43は、ドレンを排水路に排出するためのものである。電動三方弁31は、配管42cに常時開いており、かつ配管42aおよびドレン排出管43のうちいずれかの配管に開くことができる。電動三方弁31を開閉動作させることにより、ドレン排出装置の各動作モードに合わせて上記配管の接続状態を切り替えることができる。
(ドレン排出装置の各動作モード)
次に、上記本実施の形態に係るドレン排出装置の各動作モードについて、図2〜図5を参照して説明する。上記ドレン排出装置では、制御部17を用いて電動四方弁24および電動三方弁31を開閉動作させて配管の接続状態を切り替えることにより、以下に説明する各動作モード間の切り替えを行うことができる。なお図2〜図5において、電動四方弁24および電動三方弁31の黒色で示された部分は、弁が閉じていることを示している。
<追焚・注湯モード>
まず、追焚・注湯モード(第1の動作モード)について図2および図3を参照しつつ説明する。まず、本動作モードにおける配管の接続状態について説明する。図2および図3を参照して、まず、注湯配管27dと戻り配管27bと配管27eとは、電動四方弁24を介して互いに接続される。またドレン配管27cは、電動四方弁24により戻り配管27bおよび配管27eから隔離される。また配管42aと配管42cとは、電動三方弁31を介して互いに接続される。
次に、本動作モードでの湯水の流れについて説明する。図2を参照して、追焚動作では、循環ポンプ20をオンすることにより、図中矢印に示すように浴槽4内の湯水が上記循環配管において循環する。より具体的には、浴槽循環アダプター41により浴槽4から吸い込まれた湯水が、配管42b、戻り配管27b、電動四方弁24および配管27eを順に通過し、風呂側熱交換器12a,11aにおいて加熱される。そして、加熱された湯水は、往き配管27a、配管42c、電動三方弁31および配管42aを順に通過して浴槽4に戻される。
図3を参照して、注湯動作では、まず配管27fに供給された上水が、給湯側熱交換器12b、11bにより加熱される。次に、加熱された上水が、配管27g、注湯電磁弁22および注湯配管27dを順に通過して電動四方弁24に至る。電動四方弁24から配管27eに流入した湯水は、風呂側熱交換器12a、11aにより加熱され、その後往き配管27a、配管42c、電動三方弁31および配管42aを順に通過して浴槽4に供給される。
一方、電動四方弁24から戻り配管27bに流入した湯水は、配管42bを通過して浴槽4に供給される。このように注湯動作では、注湯配管27dから上記循環配管に流入した湯水を、電動四方弁24から見て上記循環配管の上流側(戻り配管27b側)および下流側(配管27e側)のいずれの方にも流入させることができる。これにより、浴槽4への注湯をより素早く行うことができる。
このように本動作モードでは、注湯配管27dから電動四方弁24を介して上記循環配管に湯水が流入する。またドレン配管27cから上記循環配管へのドレンの流入が電動四方弁24により遮断される。また電動三方弁31を介して上記循環配管から浴槽4へ湯水が流入する。
<ドレン排出モード>
次に、ドレン排出モード(第2の動作モード)について図4を参照しつつ説明する。まず、本動作モードにおける配管の接続状態について説明する。図4を参照して、まずドレン配管27cと配管27eとは、電動四方弁24を介して接続される。また注湯配管27dおよび戻り配管27bは、電動四方弁24によりドレン配管27cおよび配管27eから隔離される。また配管42cとドレン排出管43とは、電動三方弁31を介して接続される。
本動作モードでは、水位電極L、Hによりドレンタンク15内において一定以上のドレンの水位が検出された後、上記追焚・注湯モードが停止される。次に、電動四方弁24および電動三方弁31を開閉動作させることにより、上記のように配管同士が接続される。そして、ドレンタンク15から排出されたドレンが、ドレン配管27cを通過して電動四方弁24に至る。その後、上記循環配管内に流入したドレンが、配管27e、往き配管27a、配管42c、電動三方弁31およびドレン排出管43を順に通過し、排水路に排出される。
このように本動作モードでは、ドレン配管27cから電動四方弁24を介して上記循環配管にドレンが流入する。また電動四方弁24から見て上記循環配管の上流側(戻り配管27b側)へのドレンの流入が電動四方弁24により遮断される。また注湯配管27dから上記循環配管への湯水の流入が電動四方弁24により遮断される。また電動三方弁31を介して上記循環配管からドレン排出管43にドレンが排出される。また上記循環配管から浴槽4へのドレンの流入が電動三方弁31により遮断される。
<配管洗浄モード>
次に、配管洗浄モード(第3の動作モード)について図5を参照しつつ説明する。まず、本動作モードにおける配管の接続状態について説明する。図5を参照して、注湯配管27dと配管27eとは、電動四方弁24を介して接続される。またドレン配管27cおよび戻り配管27bは、電動四方弁24により注湯配管27dおよび配管27eから隔離される。配管42cとドレン排出管43とは、上記ドレン排出モード時と同様に、電動三方弁31を介して接続される。
本動作モードでは、まず電動四方弁24および電動三方弁31を開閉動作させることにより、上記のように配管同士が接続される。次に、注湯配管27dから電動四方弁24に洗浄水が流入する。そして、洗浄水が配管27e、往き配管27aおよび配管42cを順に通過して電動三方弁31に至る。これにより、上記ドレン排出モードで利用された上記循環配管が洗浄される。そして、使用後の洗浄水がドレン排出管43を通過して排水路に排出される。
このように本動作モードでは、注湯配管27dから電動四方弁24を介して上記循環配管に洗浄水が流入する。また電動四方弁24から見て上記循環配管の上流側(戻り配管27b側)への洗浄水の流入が電動四方弁24により遮断される。またドレン配管27cから上記循環配管へのドレンの流入が電動四方弁24により遮断される。また電動三方弁31を介して上記循環配管からドレン排出管43に使用後の洗浄水が排出される。また上記循環配管から浴槽4への使用後の洗浄水の流入が電動三方弁31により遮断される。
以上のように、本実施の形態に係るドレン排出装置では、上記循環配管において浴槽4の下流側に電動四方弁24が接続されており、かつ電動四方弁24を介してドレン配管27cおよび注湯配管27dが上記循環配管に接続されている。そのため、上記循環配管に浴槽4の湯水を流入させるか、またはドレン配管27cを流れるドレンを流入させるかを、電動四方弁24により切り替えることができる。また、電動四方弁24よりも下流側の上記循環配管(配管27e)への浴槽4の湯水の流入を電動四方弁24により遮断することができる。このように上記本実施の形態に係るドレン排出装置では、従来のドレン排出装置に設けられた三方弁および二方弁を一つの電動四方弁24により置き換えることで装置構成をより簡略化し、かつ従来のドレン排出装置と同様に装置動作の切り替えを行うことができる。したがって、上記本実施の形態に係るドレン排出装置によれば、装置の低コスト化および小型化を図ることができる。また上記ドレン排出装置では、切り替え弁の数を減らすことにより、これらの動作を制御するための制御回路の数を減らすことができる。また上記ドレン排出装置では、切り替え弁の数を減らすことにより、装置の洗浄をより素早く行うことができる。
また上記本実施の形態に係るドレン排出装置では、追焚・注湯モード、ドレン排出モードおよび配管洗浄モードの切り替えを、電動四方弁24および電動三方弁31の組み合わせにより行うことができる。そのため、上記動作モードの切り替えを二つの三方弁と一つに二方弁との組み合わせにより行う従来のドレン排出装置に比べて、動作モードの切り替えをより容易に行うことができる。
また上記本実施の形態に係るドレン排出装置では、追焚・注湯モードにおいて注湯配管27dから上記循環配管に流入した湯水は、電動四方弁24から見て上記循環配管の上流側(戻り配管27b)および下流側(配管27e)のいずれの方にも流入する。これにより、上記循環配管の一方向に湯水が流入する場合に比べて、注湯配管27dから浴槽4への湯水の供給をより素早く行うことができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明のドレン排出装置は、装置の低コスト化および小型化が要求されるドレン排出装置において、特に有利に適用され得る。
1 風呂給湯器、4 浴槽、11a,11b 一次熱交換器、12a,12b 二次熱交換器、14 中和器、15 ドレンタンク、16 水位検知部、17 制御部、18a,18b 燃焼バーナ、19a,19b 送風機、20 循環ポンプ、21 逆止弁、22 注湯電磁弁、23 水位センサ、24 電動四方弁、27a 往き配管、27b 戻り配管、27c ドレン配管、27d 注湯配管、27e〜g,42a〜c 配管、31 電動三方弁、41 浴槽循環アダプター、42 追焚配管、43 ドレン排出管、L,H 水位電極。

Claims (4)

  1. 浴槽と熱交換器との間で湯水を循環させるための循環配管と、
    前記熱交換器で発生したドレンを前記循環配管に流入させるドレン配管と、
    前記循環配管に湯水を流入させる注湯配管と、
    前記浴槽の下流側において前記循環配管に接続され、かつ前記ドレン配管および前記注湯配管を前記循環配管に接続する四方弁である第1の切り替え手段と、
    前記第1の切り替え手段の動作を制御する制御部とを備え
    前記制御部を用いて前記第1の切り替え手段を動作させることにより、第1の動作モードと第2の動作モードとが切り替えられ、
    前記第1の動作モードでは、前記注湯配管から前記第1の切り替え手段を介して前記循環配管に前記湯水が流入し、かつ、前記ドレン配管から前記循環配管への前記ドレンの流入が前記第1の切り替え手段により遮断され、
    前記第2の動作モードでは、前記ドレン配管から前記第1の切り替え手段を介して前記循環配管に前記ドレンが流入するとともに、前記第1の切り替え手段から見て前記循環配管の上流側への前記ドレンの流入が前記第1の切り替え手段により遮断され、かつ、前記注湯配管から前記循環配管への前記湯水の流入が前記第1の切り替え手段により遮断される、ドレン排出装置。
  2. 前記第1の動作モードでは、前記注湯配管から前記循環配管に流入した前記湯水は、前記第1の切り替え手段から見て前記循環配管の上流側および下流側のいずれの方にも流入する、請求項に記載のドレン排出装置。
  3. 前記制御部を用いて前記第1の切り替え手段を動作させることにより、さらに第3の動作モードへの切り替えが可能であり、
    前記第3の動作モードでは、前記注湯配管から前記第1の切り替え手段を介して前記循環配管に前記湯水が流入するとともに、前記第1の切り替え手段から見て前記循環配管の上流側への前記湯水の流入が前記第1の切り替え手段により遮断され、かつ前記ドレン配管から前記循環配管への前記ドレンの流入が前記第1の切り替え手段により遮断される、請求項またはに記載のドレン排出装置。
  4. 前記制御部により動作が制御され、前記第1の切り替え手段よりも下流側において前記循環配管に接続された三方弁である第2の切り替え手段と、
    前記第2の切り替え手段に接続され、前記ドレンを排出するためのドレン排出管とをさらに備え、
    前記制御部を用いて前記第1および第2の切り替え手段を動作させることにより、前記第1〜第3の動作モードが切り替えられ、
    前記第1の動作モードでは、前記第2の切り替え手段を介して前記循環配管から前記浴槽へ前記湯水が流入し、
    前記第2および第3の動作モードでは、前記第2の切り替え手段を介して前記循環配管から前記ドレン排出管に前記ドレンまたは前記湯水が排出され、かつ前記循環配管から前記浴槽への前記ドレンまたは前記湯水の流入が前記第2の切り替え手段により遮断される、請求項に記載のドレン排出装置。
JP2014125459A 2014-06-18 2014-06-18 ドレン排出装置 Active JP6323197B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014125459A JP6323197B2 (ja) 2014-06-18 2014-06-18 ドレン排出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014125459A JP6323197B2 (ja) 2014-06-18 2014-06-18 ドレン排出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016003833A JP2016003833A (ja) 2016-01-12
JP6323197B2 true JP6323197B2 (ja) 2018-05-16

Family

ID=55223228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014125459A Active JP6323197B2 (ja) 2014-06-18 2014-06-18 ドレン排出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6323197B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3589610B2 (ja) * 1999-06-22 2004-11-17 東京瓦斯株式会社 燃焼機器
JP5656423B2 (ja) * 2010-03-15 2015-01-21 大阪瓦斯株式会社 潜熱回収式加熱装置のドレン排水システム
JP5657325B2 (ja) * 2010-09-30 2015-01-21 株式会社ガスター 風呂給湯装置
JP5671292B2 (ja) * 2010-09-30 2015-02-18 株式会社ガスター 風呂給湯装置
JP5821272B2 (ja) * 2011-05-18 2015-11-24 株式会社ノーリツ ドレン排出装置
JP2012242012A (ja) * 2011-05-20 2012-12-10 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016003833A (ja) 2016-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3931162B2 (ja) 給湯暖房機
JP2017127589A (ja) 洗浄機
JP6115754B2 (ja) 熱源機及び凍結防止制御方法
JP6323197B2 (ja) ドレン排出装置
JP2011145010A (ja) 貯湯式給湯機
JP6503512B2 (ja) 連続焼鈍設備
JP5973209B2 (ja) 熱供給システム
JP5080896B2 (ja) 給湯装置
JP6241108B2 (ja) ドレン排出装置
KR101487945B1 (ko) 플레어 회수 열을 이용한 동결 방지 시스템 및 그 운용 방법
JP4774905B2 (ja) 給湯装置
JP6098365B2 (ja) 給湯システム
JP5887873B2 (ja) ドレン排出装置
JP5893993B2 (ja) 熱供給システム
JP2013210115A (ja) 給湯装置
JP2016040509A (ja) ドレン排出装置および給湯器付き風呂釜
JP3792637B2 (ja) 給湯器
JP2009228961A (ja) 風呂給湯装置
JP4942709B2 (ja) 潜熱回収式熱源機
JP2006105529A (ja) 貯湯式温水器
JP2007107742A (ja) 給湯装置
JP2015025597A (ja) ドレン排出装置
JP2015021707A (ja) 風呂装置
JP2003329307A (ja) 熱交換装置
JP6221401B2 (ja) 給湯システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180306

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180313

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6323197

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150