JP5080896B2 - 給湯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃焼ガスの潜熱を回収できる高効率の給湯装置に関し、より詳しくは潜熱回収時に生じる凝縮水を排水するためのドレン手段の改良に関する。
給湯バーナの上方に主・副熱交換器を配置する給湯装置は公知である。これら熱交換器を給湯回路が通るようになっている。
下段(上流側)の主熱交換器は一般的な1段の熱交換器からなる給湯装置と同様に、燃焼ガス中の顕熱を回収する。上段(下流側)の副熱交換器は燃焼ガス中の水蒸気(燃焼により発生した水分)を凝縮させて潜熱を回収する。上記顕熱回収により燃焼ガスの熱エネルギーの約80%を回収し、上記潜熱回収により約15%を回収するため、熱効率が非常に高くなる。
上記のような高効率の給湯装置では、副熱交換器で水蒸気の凝縮が生じる。この凝縮水は、燃焼により生じた硫黄酸化物、窒素酸化物等が溶け込んで硫酸、硝酸等になるため、強酸性を示す。そのため、この強酸性の凝縮水を中和処理したり希釈処理をしている。また、上記凝縮水は通常の使用状況で1日に数リットル生じるため、その排水処理が必要となる。
そこで、従来の高効率給湯装置では、上記副熱交換器の下方に回収トレイを配置し、この回収トレイに専用のドレン配管を接続し、このドレン配管に炭酸カルシウム等の中和剤を収容した中和器を設け、回収トレイで回収した凝縮水を中和器で中和処理しドレン配管から排水していた。
しかし、専用のドレン配管を設置するスペースが無い場合や、建造物にドレン配管からの凝縮水を導く排水溝等を形成するのが困難な場合もあり、高効率型給湯装置の普及を妨げる要因になっていた。
上記不都合を解消すべく、特許文献1は凝縮水を浴槽へ排水するようにした高効率給湯装置を提案している。特許文献1の図8に示す追焚機能付きの給湯装置では、副熱交換器の下方に回収トレイが配置され、この回収トレイにドレン回路の一端が接続され、ドレン回路の他端が追焚循環回路の復路部においてポンプの吸い込み側に接続されている。ドレン回路には下流側に向かって順に中和器とドレンタンクが設けられている。
上記ドレン回路と追焚循環回路の接続点には、3方切替弁が設けられている。凝縮水の排水タイミングでない時には、切替弁はポンプ吸い込み側を浴槽に連通させてドレン回路を遮断し、ポンプの駆動により追焚循環回路での浴槽湯の循環を行えるようになっている。
凝縮水の排水タイミングとしては、例えば浴槽の栓が抜かれて浴槽湯を排水したことを検出した時がある。この排水タイミングの時には、切替弁の切替によりポンプ吸い込み側をドレン回路に連通させ、ポンプを駆動することにより、ドレンタンクに溜まった凝縮水を追焚循環回路を介して浴槽へ排水するようにしている。
この後に、上記切替弁を切り替えてドレン回路側を遮断し、給湯回路からの湯により追焚循環回路の配管洗浄を行っている。
特開2005−265228号公報
しかし、特許文献1の給湯装置ではドレン回路の洗浄を行わないため、種々の不都合があった。
例えば、上記切替弁の洗浄が行われないため、その汚れにより作動が不確実になることがあった。特に切替弁を、弁ケースとこの弁ケースに回動可能に収容された弁体とを有し、摺動面でシールする方式にした場合、長期使用により粒径を減じられた中和剤がこの摺動面間に噛み込んで切替弁の動作に支障をきたす可能性があった。また、中和剤を用いない場合でも、外部からの塵埃等の不純物が排気口等を経て回収トレイに入り込み、さらにドレン回路を経て切替弁に達し、ここで摺動面に噛み込む可能性も考えられる。
また、ドレンタンクには塵埃の蓄積や藻や菌の繁殖の可能性があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、給湯バーナと、この給湯バーナからの燃焼ガスの顕熱を回収する主熱交換器と、この主熱交換器の下流側において燃焼ガスの潜熱を回収する副熱交換器と、これら主熱交換器と副熱交換器を通る給湯回路と、浴槽に接続された追焚循環回路と、上記給湯回路からの湯をこの追焚循環回路を介して浴槽に供給する湯張り回路と、燃焼ガス中の水分が副熱交換器で凝縮することにより生成された凝縮水を回収して排水する凝縮水ドレン手段とを備え、上記凝縮水ドレン手段は、上記副熱交換器の下方に配置されて副熱交換器から落下した凝縮水を回収する回収トレイと、上流端がこの回収トレイに接続され下流端が上記追焚循環回路に接続されたドレン回路と、このドレン回路に設けられ凝縮水を溜めるドレンタンクと、上記ドレン回路において上記ドレンタンクの下流側に設けられドレンタンクと追焚循環回路の連通と遮断を選択的に行う主弁手段とを備えた給湯装置において、さらに、上記湯張り回路とドレン回路との間の連通と遮断を選択的に行う補助弁手段と、上記主弁手段と補助弁手段を制御する制御手段とを備え、上記制御手段は、予め決められた条件を満たした排水タイミングで、上記主弁手段を上記遮断位置から連通位置に切り替えることにより、上記ドレンタンクを上記追焚循環回路に連通させ、上記ドレンタンク内の凝縮水を上記追焚循環回路へ排水し、この排水後に上記補助弁手段を遮断位置から連通位置に切り替えることにより、給湯回路からの水または湯からなる洗浄水を上記湯張り回路を介してドレン回路に供給し主弁手段を経て上記追焚循環回路へと排水し、上記主弁手段は、上記ドレン回路と追焚循環回路の接続点に設けられた切替弁からなり、上記制御手段は、上記補助弁手段を開いて給湯回路からの洗浄水を上記ドレン回路に供給している状態で、上記切替弁を上記連通位置から上記遮断位置に切り替えることにより、切替弁を洗浄することを特徴とする。
本発明の他の態様では、給湯バーナと、この給湯バーナからの燃焼ガスの顕熱を回収する主熱交換器と、この主熱交換器の下流側において燃焼ガスの潜熱を回収する副熱交換器と、これら主熱交換器と副熱交換器を通る給湯回路と、この給湯回路からの湯を浴槽に供給する浴槽湯供給回路と、燃焼ガス中の水分が副熱交換器で凝縮することにより生成された凝縮水を回収して排水する凝縮水ドレン手段とを備え、上記凝縮水ドレン手段は、上記副熱交換器の下方に配置されて副熱交換器から落下した凝縮水を回収する回収トレイと、上流端がこの回収トレイに接続され下流端が上記浴槽湯供給回路に接続されたドレン回路と、このドレン回路に設けられ凝縮水を溜めるドレンタンクと、上記ドレン回路において上記ドレンタンクの下流側に設けられドレンタンクと浴槽湯供給回路の連通と遮断を選択的に行う主弁手段とを備えた給湯装置において、さらに、一端が上記浴槽湯供給回路に接続され他端がドレン回路において上記主弁手段の上流側に接続された補助回路と、この補助回路に設けられ上記浴槽湯供給回路とドレン回路との間の連通と遮断を選択的に行う補助弁手段と、上記主弁手段と補助弁手段を制御する制御手段とを備え、上記制御手段は、予め決められた条件を満たした排水タイミングで、上記主弁手段を上記遮断位置から連通位置に切り替えることにより、上記ドレンタンクを浴槽湯供給回路に連通させ、上記ドレンタンク内の凝縮水を浴槽湯供給回路へ排水し、この排水後に上記補助弁手段を遮断位置から連通位置に切り替えることにより、給湯回路からの水または湯からなる洗浄水を上記補助回路を介してドレン回路に供給し主弁手段を経て浴槽湯供給回路へと排水し、上記主弁手段は、上記ドレン回路と浴槽湯供給回路の接続点に設けられた切替弁からなり、上記制御手段は、上記補助弁手段を開いて給湯回路からの洗浄水を上記ドレン回路に供給している状態で、上記切替弁を上記連通位置から上記遮断位置に切り替えることにより、切替弁を洗浄することを特徴とする。
上記構成によれば、凝縮水排水後にドレン回路に洗浄水を供給することにより、少なくとも主弁手段と、ドレン回路の一部の通路部分に付着した中和剤や塵埃等の不純物を洗い流すことができる。
さらに、主弁手段としての切替弁を切替動作しながら洗浄水を供給するので、良好に洗浄することができ、切替弁での不純物の噛み込みを確実に防止でき、円滑な切替動作を確保することができる。
好ましくは、上記補助回路の他端は、上記ドレン回路において上記切替弁と上記ドレンタンクとの間に接続され、上記ドレン回路には、上記補助回路との接続点と上記ドレンタンクとの間に、補助回路からの洗浄水が上記ドレンタンクに向かって逆流するのを防止する逆流防止手段が設けられている。これにより、洗浄水を効率良く切替弁に供給できる。
好ましくは、上記逆流防止手段が、ドレン回路を開閉するドレン弁からなり、上記制御手段は上記凝縮水排水時にはこのドレン弁を開き、上記補助回路からの洗浄水を供給する時にはこのドレン弁を閉じる。
好ましくは、上記追焚循環回路においてドレン回路との接続点より下流側、またはドレン回路においてドレンタンクの下流側にポンプが設けられ、上記制御手段は上記凝縮水の排水時にポンプを駆動することにより、ドレンタンクから凝縮水を吸引する。これにより、凝縮水を迅速に効率良く排水できる。
好ましくは、上記補助回路の他端が、上記ドレン回路において上記ドレンタンクまたはその上流側に接続されており、上記制御手段は、上記主弁手段を上記連通位置にした状態で、上記補助弁手段を開くことにより、上記補助回路からの洗浄水をドレンタンクへ供給し、このドレンタンクから主弁手段を経て上記追焚循環回路へ排水する。
この構成によれば、主弁手段のみならずドレンタンクの洗浄も行うことができる。ドレンタンクに溜まった塵埃等の不純物を除去できるとともに、ドレンタンクに藻や菌等が繁殖するのを防ぐこともできる。
好ましくは、上記追焚循環回路においてドレン回路との接続点より下流側、またはドレン回路においてドレンタンクの下流側にポンプが設けられ、上記制御手段は上記凝縮水の排水時にポンプを駆動することにより、ドレンタンクから凝縮水を吸引し、上記洗浄水によるドレンタンクの洗浄終了後にもポンプを駆動してドレンタンク内の洗浄水を上記追焚循環回路へ排出する。
これにより、ドレンタンクに溜まった凝縮水、洗浄水を効率良く排水することができる。
好ましくは、上記追焚循環回路に追焚用熱交換器が設けられるとともに上記ポンプが設けられ、上記追焚循環回路には湯張り回路の接続点と異なる位置でポンプの吸い込み側に、上記ドレン回路が接続され、上記主弁手段は3方切替弁からなり、遮断位置ではポンプ吸い込み側を浴槽に連通させてドレン回路から遮断し、連通位置ではポンプ吸い込み側をドレン回路に連通させる。
好ましくは、上記制御手段は、凝縮水の排水およびドレン回路への洗浄水供給後に、上記湯張り回路の注湯弁を開いて追焚循環回路に水または湯を供給することにより、追焚循環回路の洗浄を行う。
好ましくは、さらに、他用途バーナと、この他用途バーナからの燃焼ガスの顕熱を回収する他の主熱交換器と、当該他の主熱交換器の下流側において燃焼ガスの潜熱を回収する他の副熱交換器と、当該他の主熱交換器と当該他の副熱交換器を通る他用途回路とを備え、上記回収トレイが、給湯用の副熱交換器と、他用途の副熱交換器の両者からの凝縮水を回収する。
好ましくは、上記ドレン回路には、上記回収トレイとドレンタンクとの間において、凝縮水を中和する中和剤を収容した中和器が設けられている。
本発明によれば、凝縮水を追焚循環回路ないしは浴槽湯供給回路に排水するために設けられた切替弁の円滑な動作を確保することができる。
以下、本発明の第1実施形態をなす一体型2缶2水路タイプの追焚機能付き給湯装置について図を参照しながら説明する。この給湯装置は、直方体形状をなす中空の缶1を有しており、缶1の底部に給湯、追焚に共通のファン2が設けられ、缶1の上端近傍に給湯、追焚に共通の排気口部3が設けられている。
上記缶1の内部空間は、仕切板1xで給湯用空間1aと追焚用空間1bに仕切られている。給湯用空間1aの下部には給湯用バーナ4aが配置され、追焚用空間1bには追焚用バーナ4bが配置されている。
上記バーナ4a,4bに燃料ガスを供給する管は、元管5xと、この元管5xを給湯用バーナ4aに接続する分岐管5aと、元管5xを追焚用バーナ4bに接続するための分岐管5bとを有している。本実施形態では給湯用バーナ4aが3面の燃焼領域を有しているため、分岐管5aも3本となっている。
元管5xには、元ガス電磁弁6xとガス比例弁6yが設けられ、分岐管5a,5bにはそれぞれ分岐電磁弁6a,6bが設けられている。
上記給湯用空間1aには、バーナ4aの上方に顕熱回収用の主熱交換器7が配置され、さらにその上方(下流側)に潜熱回収用の副熱交換器8が配置されている。また、追焚用空間1bには、バーナ4bの上方に追焚用の熱交換器9が配置されている。本実施形態では、熱交換器7,9は受熱管7a,9aと多数のフィンにより構成されており、熱交換部8は受熱管8aにより構成されている。
給湯装置は、給湯回路10と、追焚循環回路20と、湯張り回路30とを備えている。 本実施形態では、追焚循環回路20と湯張り回路30により、特許請求の範囲の浴槽湯供給回路75が構成されている。
上記給湯回路10は、給水管11と、上記受熱管8aと、上記受熱管7aと、給湯管12とを上流側から下流側に向かってこの順に連ねることにより構成されている。給水管11と給湯管12との間には、熱交換器7,8をバイパスするバイパス管13が接続されている。
上記給水管11において、バイパス管13の上流側には水量センサ14、水量制御弁15が設けられ、バイパス管13と給水管11の接続点にはバイパス制御弁16が設けられている。さらに、給水管11には入水温度センサ(図示しない)が設けられ、給湯管12には、バイパス管13の上流側に熱交出口温度センサ17が設けられ、バイパス管13の下流側に出湯温度センサ18が設けられている。
上記追焚循環回路20は、復路管21(復路部)と、受熱管9aと、往路管22(往路部)とを順に連ねることにより構成されている。復路管21の吸い込み端と往路管22の吐出端は、浴槽70の側壁に設けた循環金具(図示しない)に接続されている。復路管21にはポンプ23、水位センサ24、水流スイッチ25が設けられている。
上記湯張り回路30は、一端が給湯管12において出湯温度センサ18の下流側に接続され、他端が上記復路管21においてポンプ23の吸い込み側(上流側)に接続されている(接続点をP1で示す)。
上記湯張り回路30には、注湯電磁弁31(注湯弁)と、逆止弁32と、水量センサ33が設けられている。
次に、副熱交換器8で凝縮された凝縮水を回収し排水する凝縮水ドレン手段40について説明する。このドレン手段40は、回収トレイ41と、ドレン回路42とを有している。この回収トレイ41は、給湯用空間1aにおいて、副熱交換器8の下方に配置され、浅いロート形状をなしている。
上記ドレン回路42は管からなり、一端が回収トレイ41の底部に接続され、他端が上記復路管21においてポンプ23の吸い込み側(上流側)に接続されている。この接続点(符号P2で示す)には、2位置3方弁からなる切替弁49(主弁手段)が設けられている。この切替弁49は、弁ケースとこの弁ケースに回動可能(摺動可能)に収容された弁体とを有し、摺動面でシールする方式のものである。
さらに上記ドレン手段40は、ドレン回路42において上流側から下流側に向かって順に設けられた中和器43、ドレンタンク44、ドレン側電磁弁45(ドレン弁または逆流防止手段)を備えている。
上記中和器43には粒状をなす炭酸カルシウム等の中和剤が収容されている。中和器43には、詰まりによる水位上昇を検出する2本の電極43aが設けられている。ドレンタンク44には、接地電極44xと、下端高さが異なる複数本の電極44aが設けられている。
上記ドレン回路42において、ドレンタンク44の上流側の管部はドレンタンク44の上端または上端近傍に接続され、ドレンタンク44の下流側の管部はドレンタンク44の底部に連なっている。
給湯装置は更に、補助回路50と、この補助回路50に上流側から順に設けられた補助電磁弁51(補助弁手段)および逆止弁52とを備えている。補助回路50の一端は湯張り回路30において注湯電磁弁31の上流側に接続され(接続点を符号P3で示す)、他端はドレン回路42において切替弁49とドレン側電磁弁45との間に接続されている(接続点を符号P4で示す)。
給湯装置は更に、上述した種々のセンサからの情報を読み込んで、上述した種々の構成要素を制御する制御手段60と、この制御手段60に接続されたリモートコントローラ65を備えている。リモートコントローラ65は一般のものと同様に温度設定部、温度表示部、自動運転スイッチ、追焚スイッチを備えるとともに、排水スイッチ(いずれも図示せず)を備えている。
上記構成をなす給湯装置の作用を説明する。最初に、一般的な作用について概略的に説明する。なお、電磁弁6x、6a,6b,31,45,51は常閉であり、オン動作により開く。
給湯管12の下流端に設けた出湯栓やシャワーを開くと給湯回路10に水が流れ、これを水量センサ14で検出した時に、制御手段60は、元ガス電磁弁6xを開くとともに分岐電磁弁6aの少なくとも1つを開き、給湯バーナ4aの燃焼動作を行う。燃焼ガスは主熱交換器7を通り、さらに回収トレイ41と缶1との間を通り、副熱交換器8を通って排気口部3から排出される。
給水管11から入った水は副熱交換器8で加熱され、さらに主熱交換器7で加熱され、設定温度の湯となって給湯管12から出湯される。
副熱交換器8で凝縮した水は、この副熱交換器8から回収トレイ41に落下し、ドレン回路42を通って中和器43に達し、この中和器43内の中和剤により中和され、ドレンタンク44に蓄えられる。
自動運転スイッチがオンした時には、制御手段60は注湯電磁弁31を開く。これにより、上記給湯制御と同様にして上記給湯バーナ4aで燃焼を行うことにより、設定温度の湯を給湯管12から湯張り回路30、追焚循環回路20を経て浴槽70に供給する。
この時、副熱交換器8で発生する凝縮水は上記と同様に回収され中和されドレンタンク44に蓄えられる。
上記自動運転状態では、上記湯張りの後に追焚が行われ、浴槽70の湯が設定温度に保たれる。この追焚は、ポンプ23を駆動し、追焚用バーナ4bでの燃焼を実行することにより行われる。なお、リモートコントローラ65の追焚スイッチのオン操作によっても、この追焚が実行される。
上記制御手段60は上記基本制御の他に、図2の凝縮水の排水制御を実行する。詳述すると、最初にリモートコントローラ65の排水スイッチがオン(排水指令あり)か否かを判断する。ここで否定判断した時には、ステップ102に進み、ここで浴槽排水を検出したか否かを判断する。
上記浴槽排水とは、浴槽70の栓が抜かれて浴槽70の湯が排水されたことを意味する。この浴槽排水検出は他のルーチンで行う。周知であるので簡単に説明すると、水位センサ24で浴槽の水位を監視する。この水位が低下し続け、循環金具を下回った時には所定時間待ってポンプ23を駆動し、その時に水流スイッチ25がオフの場合には、栓が抜かれて浴槽70が空になったと判断するのである。
上記ステップ101、102で否定判断した場合には、これらステップを繰り返す。この状態(排水タイミングでない状態)では、ドレン側電磁弁45、補助電磁弁51が閉じられており、切替弁49が図1のようにポンプ23の吸い込み側をドレン回路42から遮断し、浴槽70側に連通させた状態にある。
ステップ101,102のいずれかで肯定判断した時(排水タイミングと判断した時)には、ドレン側電磁弁45をオンし(ステップ103)、切替弁49の切替動作を行ってポンプ23の吸い込み側を浴槽70側から遮断しドレン回路42側に連通させ(ステップ104)、ポンプ23をオンする(ステップ105)。これにより、ドレンタンク44内の凝縮水が切替弁49を介して、ポンプ23に吸い込まれ、ポンプ23の吐出側から復路管21、熱交換器9の受熱管9a、往路管22を経て浴槽70に排出され、さらに浴槽70の排出口を経て、既存の下水管へと排出される。
ポンプ23の駆動状態において、ドレンタンク44の水位が最低水位Lに達したか否かを監視する(ステップ106)。本実施形態における最低水位Lは、凝縮水の水位が接地電極44xに隣接する電極44a(下端位置が接地電極44xの次に低い電極)の下端位置より低くなった時の水位を言う。
ドレンタンク44の水位が最低水位Lに達するまでポンプ23の駆動を継続し、最低水位Lに達した時に、ステップ106で肯定判断して、ドレン側電磁弁45をオフにし(ステップ107)、ポンプ23をオフにする(ステップ108)。これにより凝縮水の排水動作が終了する。
次に、補助電磁弁51を所定時間オンすることにより、給湯管12から湯張り回路30を経た湯を補助回路50を経て切替弁49に供給する(ステップ109)。この湯の提供は給湯用バーナ4aの燃焼を伴う。
次に、ステップ110に進み、切替弁49を元に戻す(ポンプ23の吸い込み側をドレンタンク44への連通状態から浴槽70への連通状態に切り替える)。この切替動作中、補助回路50からの湯が切替弁49に供給され続けるため、切替弁49の弁体と弁ケースとの摺動面の洗浄を良好に行うことができる。
この切替弁49の洗浄の意味について詳述する。中和器43に収容された炭酸カルシウム等の中和剤は、使用に伴い粒径が減少すると、中和器43から漏れ出てドレンタンク44に溜まる。そして、上記凝縮水の排水の際、切替弁49およびその近傍の流路内面に付着することがある。排気口部3から入り込んでドレンタンク44に達した塵埃も同様である。そのため、これら中和剤や塵埃が切替弁49の摺動面に噛み込むことがある。そこで、上記切替弁49の切替動作中に湯を流すことにより、これら中和剤や塵埃を切替弁49から除去し、円滑な切替動作を確保するのである。
上記ステップ110での切替弁23の切替動作速度は、ステップ104での切替動作速度と同じでも良いが、それよりゆっくり切替動作を行ってもよい。これにより洗浄をより一層確実なものとすることができる。
ステップ110での切替動作が完了した後、補助電磁弁51をオフにする(ステップ111)。
次に、注湯電磁弁31をオンすることにより、給湯管12から湯張り回路30を経た湯を追焚循環回路20内に流し、追焚循環回路20の洗浄を実行する(ステップ112)。
そして、水量センサ33での積算水量が所定量(例えば6リットル)に達したか否かを判断し(ステップ113)、達した時にはステップ114に進んで注湯電磁弁31をオフにし、配管洗浄を終了する。
上記制御フローを総括すると、ステップ103〜108が凝縮水排水工程であり、ステップ109〜111が切替弁49を含むドレン回路42の洗浄工程であり、ステップ112〜114が配管(追焚循環回路20)の洗浄工程である。
上記実施形態において、切替弁49の洗浄工程においてドレン側電磁弁45を閉じて洗浄湯がドレンタンク44へ逆流するのを回避したが、このドレン側電磁弁45の代わりに逆止弁を設けてもよい。また、ポンプ23の吸引がある場合には逆流防止手段は削除することもできる。
本実施形態では、浴槽排水検出時の凝縮水排水後だけでなく、排水スイッチオンによる凝縮水排水後も追焚循環回路20の配管洗浄を行う。
上記凝縮水の排水タイミングは、さらに種々の態様を採用することができる。例えば、ドレンタンク44の満水を検出した時、所定の時刻になった時に、凝縮水の排水動作を行ってもよい。この排水動作後にも、ドレン回路42の洗浄を実行した後、追焚循環回路20の配管洗浄を行う。
上記ドレン回路42の洗浄工程において、所定時間洗浄水が供給されている時に切替弁49は凝縮水排水時の位置を維持し、補助電磁弁51がオフして洗浄水供給が終了した後で、切替弁49をドレン回路42の遮断位置まで切り替えるようにしてもよい。
次に、本発明の第2実施形態について、図3を参照しながら説明する。この第2実施形態は、第1実施形態に対して補助回路50の上流端の接続箇所が異なるとともに、逆止弁52を省き、補助電磁弁51の代わりに切替弁53を用いた点が異なる。
他の構成は、第1実施形態と同様であるので、図中同番号を付してその詳細な説明を省略する。
補助回路50の上流端が湯張り回路30において、注湯電磁弁31、逆止弁32、水量センサ33の下流側に接続されている。図3においてこの接続点に符号P3’を付す。この接続点P3’には、2位置3方切替弁53(補助弁手段)が設けられている。この切替弁53は、湯張り回路30の上流側をその下流側に接続して補助回路50から遮断する遮断位置と、湯張り回路30の上流側をその下流側から遮断して補助回路50に連通する連通位置とを選択するようになっている。
上記第2実施形態では、図2と同様の凝縮水排水の制御を行うが、異なる点のみ説明する。ステップ109の補助電磁弁51オンは、注湯電磁弁31のオンと切替弁53の上記連通位置への切替動作に置き換えられる。これにより、給湯回路10、湯張り回路30、補助回路50からの湯または水を、ドレン回路42および切替弁49へと供給することができる。
また、第2実施形態では、ステップ111の補助電磁弁51オフは、上記切替弁53の上記遮断位置への切替動作に置き換えられる。これにより、ドレン回路42への洗浄水供給が終了する。なお、本実施形態では既に注湯電磁弁31がオンしているのでステップ112は省かれる。
次に、本発明の第3実施形態について、図4を参照しながら説明する。この実施形態では、補助回路50の下流端の接続箇所が異なるが、他の構成は第1実施形態と同様であるから、図中同番号を付してその詳細な説明を省略する。
補助回路50の下流端は、ドレンタンク44またはその上流側でドレンタンク44の近傍に接続される。この接続点を図4において符号P4’で示す。
上記第3実施形態において、制御部60で実行される凝縮水処理ルーチンについて説明する。図2のステップ101〜106を実行した後、すなわちドレンタンク44の凝縮水を浴槽70へ排水し終わった後に、図5のステップ120に進み、補助電磁弁51を開く。これにより、給湯管12からの湯が湯張り回路30から補助回路50を通り、ドレンタンク44に達し、さらにドレンタンク44から開き状態のドレン側電磁弁45および切替弁49を経て、ポンプ23で吸引され、ポンプ23から復路管21、受熱管9a,往路管22を経て浴槽70に排出される。これにより、ドレンタンク44および切替弁49を洗浄することができる。
上記ドレンタンク44の洗浄の意味は次の通りである。前述したようにドレンタンク44には凝縮水とともに粒径が小さくなった中和剤や塵埃等が溜まっているが、これらを一掃し、さらにその下流側のドレン回路42および切替弁49に付着された中和剤や塵埃等を洗い流すことができる。これにより、切替弁49の円滑な動作を確保できる。また、ドレンタンク44に藻や菌等が繁殖することも確実に防止できる。
上記補助電磁弁51のオン状態は、水量センサ33での検出水量の積算値が所定流量(例えば3リットル)に達するまで実行され(ステップ121)、所定流量に達した時に、補助電磁弁51をオフにする(ステップ122)。これにより、ドレンタンク44内の洗浄水がポンプ23に吸引されて排出され、ドレンタンク44の水位が低下する。
上記ドレンタンク44の水位が最低水位Lに達したら(ステップ123)、ポンプ23をオフにし(ステップ124)、切替弁49を元に戻すように切り替えてポンプ23の吸い込み側をドレンタンク44側から遮断し浴槽70側に連通し(ステップ125)、ドレン側電磁弁45をオフにする。
次に、ステップ127〜129を実行して、図2のステップ112〜114と同様の配管洗浄を行う。この態様では、ステップ120,121でのドレンタンク44の洗浄工程でも配管洗浄が行われるので、ステップ127〜129での配管洗浄のための積算流量を例えば3リットルに抑える。
次に、本発明の第4実施形態について図6を参照しながら説明する。この第4実施形態は、図4の第3実施形態に対して補助回路50の上流端の接続箇所が異なるとともに、逆止弁52を省き、補助電磁弁51の代わりに切替弁53を用いた点が異なる。
他の構成は、第3実施形態と同様であるので、図中同番号を付してその詳細な説明を省略する。
補助回路50の上流端が湯張り回路30において、注湯電磁弁31、逆止弁32、水量センサ33の下流側に接続されている。図6においてこの接続点に符号P3’を付す。この接続点P3’には、2位置3方切替弁53(補助弁手段)が設けられている。この切替弁53は、湯張り回路30の上流側をその下流側に接続して補助回路50から遮断する遮断位置と、湯張り回路30の上流側をその下流側から遮断して補助回路50に連通する連通位置とを選択するようになっている。
上記第4実施形態では、図5と同様の凝縮水排水の制御を行うが、異なる点のみ説明する。ステップ120の補助電磁弁51オンは、注湯電磁弁31のオンと切替弁53の上記連通位置への切替動作に置き換えられる。これにより、給湯回路10、湯張り回路30、補助回路50からの湯または水を、ドレンタンク44へと供給することができる。
また、第4実施形態では、ステップ126の補助電磁弁51オフは、上記切替弁53の上記遮断位置への切替動作に置き換えられる。これにより、ドレンタンク44への洗浄水供給が終了する。なお、本実施形態では既に注湯電磁弁31がオンしているのでステップ127は省かれる。
なお、第3、第4実施形態において、ドレンタンク44への洗浄水供給時に、ポンプ23は駆動していなくてもよい。
次に、本発明の第5実施形態について図7を参照しながら説明する。この第5実施形態の給湯装置は、暖房、追焚機能を備えた給湯装置である。この実施形態において、第4実施形態に対応する構成部には同番号を付し、その詳細な説明を省略する。
缶1は、給湯用空間1aと暖房用空間1cに仕切られる。暖房用空間1cには、暖房用バーナ4c(他用途バーナ)と暖房用(他用途)の顕熱回収用の主熱交換器9’と潜熱回収用の副熱交換器9”が、給湯側と同様にして配置されている。バーナ4cには、給湯側と同様に、分岐管5cが接続され、分岐管5cには分岐電磁弁6cが設けられている。
暖房循環回路80(他用途回路)は、上記熱交換器9’、9”の受熱管9a’,9a”を含んでいる。この暖房循環回路80には、周知のように、オーバーフロータンク81、ポンプ82、液・液熱交換器83が設けられている。ポンプ82により循環される湯は、熱交換器9’、9”で加熱され、種々の暖房器等の端末器、端末設備を循環する。
追焚循環回路20Aは、上記液・液熱交換器83を通るようになっている。追焚時には暖房用バーナ4cの燃焼を実行しながら、ポンプ23、82を駆動し、暖房循環回路80の熱を液・液副熱交換器83を介して追焚循環回路20Aに伝達し、浴槽70の湯を加熱するようになっている。
本実施形態では、追焚循環回路20Aと湯張り回路30により、特許請求の範囲の浴槽湯供給回路75Aが構成されている。
本実施形態では、共通の回収トレイ41Aにより、給湯側の副熱交換器8と暖房側の副潜熱交換器9”から落下する凝縮水を回収するようになっている。
制御手段で実行される凝縮水排水工程、切替弁49の洗浄工程(またはドレンタンク44の洗浄工程)は、第4実施形態と同様であるので、説明を省略する。
なお、本実施形態において、第1〜第3実施形態と同様の補助回路および補助弁手段を用いてもよい。
次に、本発明の第6実施形態について図8を参照しながら説明する。この第6実施形態の給湯装置は、給湯単能型である。この実施形態において、第4実施形態に対応する構成部には同番号を付し、その詳細な説明を省略する。
本実施形態では、追焚循環回路の代わりに、1本の送湯回路90が装備されている。この送湯回路90の上流端が、接続点P2’でドレン回路42の下流端に接続されており、下流端が浴槽70に接続されている。送湯回路90の中途部には、ポンプ23と水位センサ24が下流側に向かって順に設けられており、上記接続点P2’には切替弁49が設けられている。
上記送湯回路90と湯張り回路30で、本発明の浴槽湯供給回路95が構成される。湯張り回路30は、下流端で分岐し、一方の分岐路30aは上記切替弁49に接続され、他方の分岐路30bは送湯回路90に接続されている(接続点を符号P1’で示す)。
本実施形態では、浴槽排水検出は、水位センサ24の情報だけで行う。浴槽70への湯の供給は、注湯電磁弁31を開くことにより実行される。すなわち、給湯回路10からの湯が湯張り回路30、送湯回路90を介して浴槽70に供給される。
切替弁49は、凝縮水を排水しない時には、ポンプ23の吸い込み側を湯張り回路30の分岐路30aに連通させ、凝縮水を排水する際にはポンプ23の吸い込み側をドレン回路42に連通させる。他の作用、制御は第4実施形態と同様であるので、説明を省略する。
上記実施形態において、分岐路30a,30bの一方を省略してもよい。
なお、本実施形態において、第1〜第3実施形態と同様の補助回路および補助弁手段を用いてもよい。
図8の第6実施形態において、ポンプ23を省いてもよい。この場合、図9、図10に示す構成を採用することができる。詳述すると、送湯回路90の上流端が2つの分岐路90a,90bに分岐しており、特殊構造の切替弁99が用いられる。切替弁99は、90°間隔で4つのポートを有している。互いに180°対峙する2つのポートには、湯張り回路30と送湯回路90の一方の分岐路90aが接続され、互いに180°対峙する他の2つのポートには、ドレン回路42と送湯回路90の他方の分岐路90bが接続されている。
上記切替弁99は直線的に延びる主通路99aと、ノズル99bを有している。このノズル99bは主通路99aと直交する方向に延び、その基端開口が主通路99aの両端と90°離れて位置している。ノズル99bの先端部は、90°曲がって主通路99aの中心線に沿って延びている。
湯張りの際には切替弁99は図9の位置にあり、主通路99aが湯張り回路30と送湯回路90の一方の分岐路90aに連なっており、注湯電磁弁31をオンすることにより、浴槽70に湯を供給することができる。この状態では、ドレン回路42は湯張り回路30および送湯回路90から遮断されている。
凝縮水を排水する際には、切替弁99は図10の位置にあり、主通路99aがドレン回路42と送湯回路90の分岐路90bに連なっており、この状態で、注湯電磁弁31を開くと、湯張り回路30からノズル99bを介して湯が噴射し、この噴射効果によりドレンタンク44の凝縮水が吸い出され浴槽70に排水される。
本発明は上記実施形態に制約されず、さらに種々の態様が可能である。例えば第1、第2実施形態において、給湯装置は別体型の2缶2水路タイプであってもよい。
ドレン回路の洗浄工程において、給湯用バーナ4aの燃焼により湯からなる洗浄水を供給するが、給湯用バーナ4aの燃焼を実行せず、低温の水からなる洗浄水を供給してもよい。また、この洗浄工程において、洗浄水は最初は水でその後に湯としてもよい。
全実施形態において、主弁手段はドレン回路の中途部に設けられた電磁弁であってもよい。
第2、第4実施形態において、補助弁手段は、3方切替弁の代わりに補助回路の中途部に設けられた補助電磁弁であってもよい。
上記実施形態において、凝縮水の排水をドレン回路において切替弁とドレンタンクとの間に設けたポンプで行ってもよい。また、この排水を自然落下で行うようにしてもよい。
中和器43の代わりに、給水管からの水をドレンタンクに供給して希釈を行ってもよい。また、中和、希釈を行わなくてもよい。
本発明の第1実施形態をなす追焚機能付き給湯装置の回路構成図である。 同第1実施形態における凝縮水排水、ドレン回路洗浄、配管洗浄を実施するための制御のフローチャートである。 本発明の第2実施形態をなす追焚機能付き給湯装置の回路構成図である。 同第2実施形態の給湯装置でのドレンタンク洗浄、配管洗浄を実施するための制御のフローチャートである。 本発明の第3実施形態をなす追焚機能付き給湯装置の回路構成図である。 本発明の第4実施形態をなす追焚機能付き給湯装置の回路構成図である。 本発明の第5実施形態をなす暖房、追焚機能付き給湯装置の回路構成図である。 本発明の第6実施形態をなす給湯単能型給湯装置の回路構成図である。 同第3実施形態の変形例を示す要部の回路構成図であり、湯張り時の状態を示す。 同回路構成の凝縮水排水時の状態を示す図である。
符号の説明
4a バーナ
4c 暖房用バーナ(他用途バーナ)
7 主熱交換器
8 副熱交換器
9 追焚用熱交換器
9’ 暖房用の主熱交換器(他用途主熱交換器)
9” 暖房用の副熱交換器(他用途副熱交換器)
10 給湯回路
20,20A 追焚循環回路
30 湯張り回路
31 注湯電磁弁(注湯弁)
40 凝縮水ドレン手段
41 回収トレイ
42 ドレン回路
44 ドレンタンク
45 ドレン側電磁弁(ドレン弁、逆流防止手段)
49 切替弁(主弁手段)
50 補助回路
51 補助電磁弁(補助弁手段)
53 切替弁(補助弁手段)
70 浴槽
75,75A 浴槽湯供給回路
80 暖房循環回路(他用途回路)
83 液・液熱交換器(追焚用熱交換器)
90 送湯回路
95 浴槽湯供給回路

Claims (12)

  1. 給湯バーナと、この給湯バーナからの燃焼ガスの顕熱を回収する主熱交換器と、この主熱交換器の下流側において燃焼ガスの潜熱を回収する副熱交換器と、これら主熱交換器と副熱交換器を通る給湯回路と、浴槽に接続された追焚循環回路と、上記給湯回路からの湯をこの追焚循環回路を介して浴槽に供給する湯張り回路と、燃焼ガス中の水分が副熱交換器で凝縮することにより生成された凝縮水を回収して排水する凝縮水ドレン手段とを備え、
    上記凝縮水ドレン手段は、上記副熱交換器の下方に配置されて副熱交換器から落下した凝縮水を回収する回収トレイと、上流端がこの回収トレイに接続され下流端が上記追焚循環回路に接続されたドレン回路と、このドレン回路に設けられ凝縮水を溜めるドレンタンクと、上記ドレン回路において上記ドレンタンクの下流側に設けられドレンタンクと追焚循環回路の連通と遮断を選択的に行う主弁手段とを備えた給湯装置において、
    さらに、上記湯張り回路とドレン回路との間の連通と遮断を選択的に行う補助弁手段と、上記主弁手段と補助弁手段を制御する制御手段とを備え、
    上記制御手段は、予め決められた条件を満たした排水タイミングで、上記主弁手段を上記遮断位置から連通位置に切り替えることにより、上記ドレンタンクを上記追焚循環回路に連通させ、上記ドレンタンク内の凝縮水を上記追焚循環回路へ排水し、この排水後に上記補助弁手段を遮断位置から連通位置に切り替えることにより、給湯回路からの水または湯からなる洗浄水を上記湯張り回路を介してドレン回路に供給し主弁手段を経て上記追焚循環回路へと排水し、
    上記主弁手段は、上記ドレン回路と追焚循環回路の接続点に設けられた切替弁からなり、
    上記制御手段は、上記補助弁手段を開いて給湯回路からの洗浄水を上記ドレン回路に供給している状態で、上記切替弁を上記連通位置から上記遮断位置に切り替えることにより、切替弁を洗浄することを特徴とする給湯装置。
  2. 上記湯張り回路は、一端が給湯回路に接続され他端が上記追焚循環回路に接続され、上記湯張り回路とドレン回路との間に補助回路が設けられ、この補助回路に上記補助弁手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
  3. 上記補助回路の他端は、上記ドレン回路において上記切替弁と上記ドレンタンクとの間に接続され、
    上記ドレン回路には、上記補助回路との接続点と上記ドレンタンクとの間に、補助回路からの洗浄水が上記ドレンタンクに向かって逆流するのを防止する逆流防止手段が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の給湯装置。
  4. 上記逆流防止手段が、ドレン回路を開閉するドレン弁からなり、上記制御手段は上記凝縮水排水時にはこのドレン弁を開き、上記補助回路からの洗浄水を供給する時にはこのドレン弁を閉じることを特徴とする請求項3に記載の給湯装置。
  5. 上記追焚循環回路においてドレン回路との接続点より下流側、またはドレン回路においてドレンタンクの下流側にポンプが設けられ、
    上記制御手段は上記凝縮水の排水時にポンプを駆動することにより、ドレンタンクから凝縮水を吸引することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の給湯装置。
  6. 上記補助回路の他端が、上記ドレン回路において上記ドレンタンクまたはその上流側に接続されており、
    上記制御手段は、上記主弁手段を上記連通位置にした状態で、上記補助弁手段を開くことにより、上記補助回路からの洗浄水をドレンタンクへ供給し、このドレンタンクから主弁手段を経て上記追焚循環回路へ排水することを特徴とする請求項に記載の給湯装置。
  7. 上記追焚循環回路においてドレン回路との接続点より下流側、またはドレン回路においてドレンタンクの下流側にポンプが設けられ、
    上記制御手段は上記凝縮水の排水時にポンプを駆動することにより、ドレンタンクから凝縮水を吸引し、上記洗浄水によるドレンタンクの洗浄終了後にもポンプを駆動してドレンタンク内の洗浄水を上記追焚循環回路へ排出することを特徴とする請求項6に記載の給湯装置。
  8. 上記追焚循環回路に追焚用熱交換器が設けられるとともに上記ポンプが設けられ、上記追焚循環回路には湯張り回路の接続点と異なる位置でポンプの吸い込み側に、上記ドレン回路が接続され、
    上記主弁手段は3方切替弁からなり、遮断位置ではポンプ吸い込み側を浴槽に連通させてドレン回路から遮断し、連通位置ではポンプ吸い込み側をドレン回路に連通させることを特徴とする請求項5または7に記載の給湯装置。
  9. 上記制御手段は、凝縮水の排水およびドレン回路への洗浄水供給後に、上記湯張り回路の注湯弁を開いて追焚循環回路に水または湯を供給することにより、追焚循環回路の洗浄を行うことを特徴とする請求項8に記載の給湯装置。
  10. さらに、他用途バーナと、この他用途バーナからの燃焼ガスの顕熱を回収する他の主熱交換器と、当該他の主熱交換器の下流側において燃焼ガスの潜熱を回収する他の副熱交換器と、当該他の主熱交換器と当該他の副熱交換器を通る他用途回路とを備え、
    上記回収トレイが、給湯用の副熱交換器と、他用途の副熱交換器の両者からの凝縮水を回収することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の給湯装置。
  11. 上記ドレン回路には、上記回収トレイとドレンタンクとの間において、凝縮水を中和する中和剤を収容した中和器が設けられていることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の給湯装置。
  12. 給湯バーナと、この給湯バーナからの燃焼ガスの顕熱を回収する主熱交換器と、この主熱交換器の下流側において燃焼ガスの潜熱を回収する副熱交換器と、これら主熱交換器と副熱交換器を通る給湯回路と、この給湯回路からの湯を浴槽に供給する浴槽湯供給回路と、燃焼ガス中の水分が副熱交換器で凝縮することにより生成された凝縮水を回収して排水する凝縮水ドレン手段とを備え、
    上記凝縮水ドレン手段は、上記副熱交換器の下方に配置されて副熱交換器から落下した凝縮水を回収する回収トレイと、上流端がこの回収トレイに接続され下流端が上記浴槽湯供給回路に接続されたドレン回路と、このドレン回路に設けられ凝縮水を溜めるドレンタンクと、上記ドレン回路において上記ドレンタンクの下流側に設けられドレンタンクと浴槽湯供給回路の連通と遮断を選択的に行う主弁手段とを備えた給湯装置において、
    さらに、一端が上記浴槽湯供給回路に接続され他端がドレン回路において上記主弁手段の上流側に接続された補助回路と、この補助回路に設けられ上記浴槽湯供給回路とドレン回路との間の連通と遮断を選択的に行う補助弁手段と、上記主弁手段と補助弁手段を制御する制御手段とを備え、
    上記制御手段は、予め決められた条件を満たした排水タイミングで、上記主弁手段を上記遮断位置から連通位置に切り替えることにより、上記ドレンタンクを浴槽湯供給回路に連通させ、上記ドレンタンク内の凝縮水を浴槽湯供給回路へ排水し、この排水後に上記補助弁手段を遮断位置から連通位置に切り替えることにより、給湯回路からの水または湯からなる洗浄水を上記補助回路を介してドレン回路に供給し主弁手段を経て浴槽湯供給回路へと排水し、
    上記主弁手段は、上記ドレン回路と浴槽湯供給回路の接続点に設けられた切替弁からなり、
    上記制御手段は、上記補助弁手段を開いて給湯回路からの洗浄水を上記ドレン回路に供給している状態で、上記切替弁を上記連通位置から上記遮断位置に切り替えることにより、切替弁を洗浄することを特徴とする給湯装置。
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