JP5094263B2 - 燃焼装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃焼ガスの潜熱を回収できる高効率の燃焼装置に関し、より詳しくは潜熱回収時に生じる凝縮水の排水の改良に関する。
給湯用バーナの上方に主・副熱交換器を配置する給湯装置(燃焼装置)は公知である。これら熱交換器を給湯回路が通るようになっている。
下段(上流側)の主熱交換器は一般的な1段の熱交換器からなる給湯装置と同様に、燃焼ガス中の顕熱を回収する。上段(下流側)の副熱交換器は燃焼ガス中の水蒸気(燃焼により発生した水分)を凝縮させて潜熱を回収する。上記顕熱回収により燃焼ガスの熱エネルギーの約80%を回収し、上記潜熱回収により約15%を回収するため、熱効率が非常に高くなる。
上記のような高効率の給湯装置では、副熱交換器で水蒸気の凝縮が生じる。この凝縮水は、燃焼により生じた硫黄酸化物、窒素酸化物等が溶け込んで硫酸、硝酸等になるため、強酸性を示す。そのため、この強酸性の凝縮水を中和処理したり希釈処理をしている。また、上記凝縮水は通常の使用状況で1日に数リットル生じるため、その排水処理が必要となる。
そこで、従来の高効率給湯装置では、特許文献1に示すように、上記副熱交換器の下方に回収トレイを配置し、この回収トレイに専用のドレン配管(ドレン回路)を接続し、このドレン配管に炭酸カルシウム等の中和剤を収容した中和器を設け、回収トレイで回収した凝縮水を中和器で中和処理しドレン配管から排水していた。
さらに特許文献2には、改良された高効率の追焚機能付き給湯装置が開示されている。この装置では、副熱交換器の下方に回収トレイが配置され、この回収トレイにドレン回路の一端が接続され、ドレン回路の他端が追焚循環回路の復路部においてポンプの吸い込み側に接続されている。ドレン回路には下流側に向かって順に中和器とドレンタンクが設けられている。
上記ドレン回路と追焚循環回路の接続点には、3方切替弁が設けられている。凝縮水の排水(ドレン排水)のタイミングでない時には、切替弁はポンプ吸い込み側を浴槽に連通させてドレン回路を遮断し、ポンプの駆動により追焚循環回路での浴槽湯の循環を行えるようになっている。ドレン排水のタイミングの時には、切替弁の切替によりポンプ吸い込み側をドレン回路に連通させ、ポンプを駆動することにより、ドレンタンクに溜まった凝縮水を追焚循環回路を介して浴槽へ排水するようにしている。
特許文献2の給湯装置において、ドレンタンクに設けたドレンレベル検出手段が凝縮水の満水レベルを検出した時には、浴槽の栓を抜いて排水をするように促す警報を発し、強制的に凝縮水の排水を行う。
特許文献2によれば、専用のドレン配管を設置するスペースが無い場合や、建造物にドレン配管からの凝縮水を導く排水溝等を形成するのが困難な場合でも高効率型給湯装置を設置することができる。
特開2000−55466号公報 特開2005−265228号公報
特許文献1,2の給湯装置は、屋外やパイプシャフトと称される空間に設置されるため、雨水が給湯装置の排気口部から降り込み、上記回収トレイを介してドレン回路に流れこむことがある。そのため、副熱交換器で生じた凝縮水のみならず雨水をもドレン排水することになり、ドレン排水の負担が大きい。
特に特許文献2のように、ドレン回路からの凝縮水を浴槽に導くタイプの給湯装置では、所定のタイミングでドレン排水を行うためにドレンタンクに凝縮水を蓄える必要があり、このドレンタンクに凝縮水のみならず雨水も流れ込むと、ドレンタンクがすぐに満水レベルになってしまい、頻繁に浴槽への強制的な排水や燃焼停止がなされ、ユーザーに不便を与えることになる。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、バーナと、このバーナからの燃焼ガスの顕熱を回収する主熱交換器と、この主熱交換器の下流側において燃焼ガスの潜熱を回収する副熱交換器と、これらバーナ、主熱交換器、副熱交換器を下から順に収容する缶と、この缶の上端部に設けられ上記副熱交換器を通過した燃焼ガスを排出する排気口部と、これら主熱交換器と副熱交換器を通る回路と、燃焼ガス中の水分が副熱交換器で凝縮することにより生成された凝縮水を回収して排水する凝縮水ドレン手段とを備え、上記凝縮水ドレン手段は、上記副熱交換器の下方に配置されて副熱交換器から落下した凝縮水を回収する回収トレイと、上流端がこの回収トレイに接続されたドレン回路とを有し、上記排気口部には、燃焼ガスの排出を許容しつつ上記回収トレイへの雨水流入を阻止ないしは抑制する雨水侵入防止構造が設けられていることを特徴とする。
上記構成によれば、回収トレイへの雨水流入が阻止ないしは抑制されるため、ドレン排水の負担を軽減できる。
好ましくは、上記バーナが給湯用バーナであり、上記回路が給湯回路であり、この給湯回路には給湯回路からの湯を浴槽に供給する浴槽湯供給回路が接続され、上記ドレン回路の下流端が上記浴槽湯供給回路に接続され、このドレン回路には凝縮水を溜めるドレンタンクが設けられるとともに、このドレンタンクの下流側に弁手段が設けられ、弁手段を閉じてドレン回路を遮断することによりドレンタンクへの凝縮水の貯留を行い、弁手段を開いてドレン回路を浴槽湯供給回路に連通させることによりドレンタンクからの凝縮水を浴槽へと排水するドレン排水を行うようにする。
これによれば、ドレンタンクへの雨水流入が阻止ないしは抑制されるため、浴槽へのドレン排水の回数が減り、給湯用バーナの燃焼停止を余儀なくされる機会も減るため、ユーザーに不便を与えない。
好ましくは、上記排気口部は上記缶から略水平方向に突出し、上記雨水浸入防止構造は、この排気口部の底壁に形成された排水口と、この排水口を開閉する開閉弁と、この開閉弁を駆動する弁駆動手段とを備え、この弁駆動手段は、上記バーナの燃焼時に開閉弁を開き、非燃焼時に開閉弁を開く。
これによれば、非燃焼時には開閉弁が開いているので、排気口部に振り込んだ雨水を排気口部の排水口から排出することができ、回収トレイへの雨水の流入を抑制できる。燃焼時には燃焼ガスが排気口部から排出される。この燃焼ガスの水分が排気口部で凝縮しても、この凝縮水を排気口部から回収トレイに回収することができる。
好ましくは、上記弁駆動手段は、上記排気口部内に収容された形状記憶合金製のスプリングを含み、このスプリングが燃焼ガスにより加熱されることにより、上記開閉弁を閉じ動作させる。
これによれば、簡単な構成で開閉弁を開閉できる。
好ましくは、上記雨水侵入防止構造は、上記排気口部を覆うフードを有し、このフードの底部にのみ、燃焼ガスの流通を許容する排気通路を有する。
これによれば、フードによる簡単な構成で雨水の浸入を防止できる。
好ましくは、上記雨水侵入防止構造は、上記排気口部を開閉する開閉板と、給湯用バーナの燃焼時にこの開閉板を開き、非燃焼時に閉じる板駆動手段を備えている。
本発明によれば、回収トレイへの雨水の流入を阻止ないしは抑制するので、ドレン排水の負担を軽減できる。
以下、本発明の第1実施形態をなす一体型2缶2水路タイプの追焚機能付き給湯装置(燃焼装置)について図1〜図3を参照しながら説明する。図1に示すように、この給湯装置は、直方体形状をなす中空の缶1を有しており、缶1の底部に給湯、追焚に共通のファン2が設けられ、缶1の上端近傍に給湯、追焚に共通の排気口部3が設けられている。
上記缶1の内部空間は、仕切板1xで給湯用空間1aと追焚用空間1bに仕切られている。給湯用空間1aの下部には給湯用バーナ4a(バーナ)が配置され、追焚用空間1bには追焚用バーナ4bが配置されている。
上記バーナ4a,4bに燃料ガスを供給する管は、元管5xと、この元管5xを給湯用バーナ4aに接続する分岐管5aと、元管5xを追焚用バーナ4bに接続するための分岐管5bとを有している。本実施形態では給湯用バーナ4aが3面の燃焼領域を有しているため、分岐管5aも3本となっている。
元管5xには、元ガス電磁弁6xとガス比例弁6yが設けられ、分岐管5a,5bにはそれぞれ分岐電磁弁6a,6bが設けられている。
上記給湯用空間1aには、バーナ4aの上方に顕熱回収用の主熱交換器7が配置され、さらにその上方(下流側)に潜熱回収用の副熱交換器8が配置されている。また、追焚用空間1bには、バーナ4bの上方に追焚用の熱交換器9が配置されている。本実施形態では、熱交換器7,9は受熱管7a,9aと多数のフィンにより構成されており、熱交換部8は受熱管8aにより構成されている。
給湯装置は、給湯回路10(回路)と、追焚循環回路20と、湯張り回路30とを備えている。本実施形態では、追焚循環回路20と湯張り回路30により、浴槽湯供給回路75が構成されている。
上記給湯回路10は、給水管11と、上記受熱管8aと、上記受熱管7aと、給湯管12とを上流側から下流側に向かってこの順に連ねることにより構成されている。給水管11と給湯管12との間には、熱交換器7,8をバイパスするバイパス管13が接続されている。
上記給水管11において、バイパス管13の上流側には水量センサ14、水量制御弁15が設けられ、バイパス管13と給水管11の接続点にはバイパス制御弁16が設けられている。さらに、給水管11には入水温度センサ(図示しない)が設けられ、給湯管12には、バイパス管13の上流側に熱交出口温度センサ17が設けられ、バイパス管13の下流側に出湯温度センサ18が設けられている。
上記追焚循環回路20は、復路管21(復路部)と、受熱管9aと、往路管22(往路部)とを順に連ねることにより構成されている。復路管21の吸い込み端と往路管22の吐出端は、浴槽70の側壁に設けた循環金具(図示しない)に接続されている。復路管21にはポンプ23、水位センサ24(水位検出手段)、水流スイッチ25(水流検出手段)が設けられている。
上記湯張り回路30は、一端が給湯管12において出湯温度センサ18の下流側に接続され、他端が上記復路管21においてポンプ23の吸い込み側(上流側)に接続されている(接続点をP1で示す)。
上記湯張り回路30には、注湯電磁弁31(注湯弁)と、逆止弁32と、水量センサ33が設けられている。
次に、副熱交換器8で凝縮された凝縮水を回収し排水する凝縮水ドレン手段40について説明する。このドレン手段40は、回収トレイ41と、ドレン回路42とを有している。この回収トレイ41は、給湯用空間1aにおいて、副熱交換器8の下方に配置され、浅いロート形状をなしている。
上記ドレン回路42は管からなり、一端(上流端)が回収トレイ41の底部に接続され、他端(下流端)が上記復路管21においてポンプ23の吸い込み側(上流側)に接続されている。この接続点(符号P2で示す)には、2位置3方弁からなる切替弁49が設けられている。この切替弁49は、弁ケースとこの弁ケースに回動可能(摺動可能)に収容された弁体とを有し、摺動面でシールする方式のものである。
さらに上記ドレン手段40は、ドレン回路42において上流側から下流側に向かって順に設けられた中和器43、ドレンタンク44、ドレン側電磁弁45(ドレン弁)を備えている。上記切替弁49とドレン側電磁弁45は、特許請求の範囲で定義した弁手段を構成している。
上記中和器43には粒状をなす炭酸カルシウム等の中和剤が収容されている。中和器43には詰まりによる水位上昇を検出する2本の電極43aが設けられている。
上記ドレンタンク44には、ドレンレベル検出手段50が設けられている。本実施形態では、ドレンレベル検出手段50は、その下端がドレンタンク44の底部近傍にある接地電極51と、下端高さが異なる2本の電極52、53を有している。一方の電極52の下端高さはドレンタンク44の満水レベル(ドレンレベル2)を示し、他方の電極53の下端高さは満水レベルより低いレベル(ドレンレベル1)を示す。本実施形態ではドレンレベル1はドレンレベル2の半分より高い。例えばドレンレベル2が3.5リットルとすると、ドレンレベル1は3リットルである。なお、ドレンタンク44の実際の容量は、満水レベルと同じであってもよいし、これより若干量多くてもよい。
上記ドレン回路42において、ドレンタンク44の上流側の管部はドレンタンク44の上端または上端近傍に接続され、ドレンタンク44の下流側の管部はドレンタンク44の底部に連なっている。
給湯装置は更に、上述した種々のセンサ、検出手段からの情報を読み込んで、上述した種々の構成要素を制御する制御手段60と、この制御手段60に接続されたリモートコントローラ65((以下、リモコンと称す)を備えている。リモコン65はリモコン65の電源をオン、オフするリモコンスイッチと、自動運転スイッチと、追焚スイッチと、ドレンスイッチと、給湯や浴槽の温度を設定する温度設定部と、浴槽水位を設定する水位設定部と、設定温度、設定水位、警告等の表示を行う表示部(いずれも図示しない)を備えている。
次に、本発明の特徴部について、図2、図3を参照しながら説明する。本実施形態では、給湯装置は排気ユニット100を備えている。この排気ユニット100は、上記缶1の上端部となるケーシング101と、このケーシング101の側部に取り付けられた上記排気口部としての排気トップ3と、ケーシング101内に収容された上記副熱交換器8および回収トレイ41とを一体化したものである。
上記ケーシング101が缶1の燃焼胴部1zの上端に固定されている。この燃焼胴部1zには上記主熱交換器7が収容固定されている。
給湯装置はさらにハウジング150を備えている。このハウジング150は、上記ケーシング101を含む缶1を囲んでおり、図1の殆どの構成要素を収容している。
回収トレイ41は、燃焼胴部1zから略水平方向(側方、横方向)に突出し、この突出部にはドレン口41aが形成されている。このドレン口41aには、上記ドレン回路42をなす管の一端が接続されている。
上記排気トップ3は、ケーシング101(缶1の上端部)の側壁から略水平方向(側方、横方向)に突出し、ハウジング150を貫通して外部に露出しており、排気トップ3の正面壁には排気口3aが形成されている。
上記排気トップ3の内部空間は、ケーシング101の内部空間に連なっている。排気トップ3の底壁は、ケーシング101の側壁を介して回収トレイ41に連なっている。
上記排気トップ3には、燃焼ガスの排出を許容しつつ雨水の回収トレイ41への流入を阻止ないしは抑制する雨水侵入防止構造200が設けられている。この雨水浸入防止構造200は、排気トップ3の底壁に形成された排水口201と、この排水口201を開閉する開閉弁202と、この開閉弁202を開閉駆動する形状記憶合金製のコイルスプリング(弁駆動手段)203とを備えている。
上記排水口201は、ハウジング150の側壁の外側に位置している。上記開閉弁202とコイルスプリング203は、排気トップ3内に配置されている。コイルスプリング203は自然長さの状態で排水口201の上方に垂直をなして配置され、その上端が排気トップ3の上壁に固定され、その下端に上記開閉弁202が固定されている。
コイルスプリング203は温度が例えば50°C以下の時には上記自然長さの状態にあり、上記開閉弁202を排水口201の上方に保持することにより、排水口201の開き状態を維持しており、温度が60°を超えた時に伸びて開閉弁202を下方に移動させ、排水口201を閉じるようになっている。
上記構成をなす給湯装置の作用を説明する。最初に、基本的な作用について概略的に説明する。なお、電磁弁6x、6a,6b,31,45は常閉であり、オン動作により開く。
給湯管12の下流端に設けた出湯栓やシャワーを開くと給湯回路10に水が流れ、これを水量センサ14で検出した時に、制御手段60は、元ガス電磁弁6xを開くとともに分岐電磁弁6aの少なくとも1つを開き、給湯用バーナ4aの燃焼動作を行う。燃焼ガスは主熱交換器7を通り、さらに回収トレイ41と缶1との間を通り、副熱交換器8を通って排気口部3から排出される。給水管11から入った水は副交換器8で加熱され、さらに主熱交換器7で加熱され、設定温度の湯となって給湯管12から出湯される(給湯運転)。
副熱交換器8で凝縮した水は、この副熱交換器8から回収トレイ41に落下し、ドレン回路42を通って中和器43に達し、この中和器43内の中和剤により中和され、ドレンタンク44に蓄えられる。したがって、給湯運転中は、副熱交換器8で凝縮水が発生し、ドレンタンク44の凝縮水の水位すなわちドレンレベルは上昇を続ける。
自動運転スイッチがオンされた時には、制御手段60は自動運転を実行する。この自動運転は湯張りモードとその後の自動保温モードからなる。
上記湯張りモードでは、注湯電磁弁31を開き、上記給湯運転と同様にして上記給湯用バーナ4aで燃焼を行うことにより、設定温度の湯を給湯管12から湯張り回路30、追焚循環回路20を経て浴槽70に供給する。
上記自動保温モードでは、上記湯張りにより浴槽70の水位が設定水位に達した後に所定時間間隔でポンプ23が駆動され、復路部21に設けた浴槽温度センサ(図示しない)が設定温度になるように追焚用バーナ4bの燃焼が実行され(追焚)、浴槽70の湯が設定温度に保たれる。
上記湯張りの際にも給湯運転の場合と同様に、副熱交換器8で凝縮水が発生し、この凝縮水が回収され中和されドレンタンク44に蓄えられる。
次に、制御手段60によるドレン排水等の制御について簡単に説明する。ユーザーが浴槽70の栓を抜いた状態でドレンスイッチをオンすると、切替弁49の切替動作を行ってポンプ23の吸い込み側を浴槽70側から遮断しドレン回路42側に連通させ、ドレン側電磁弁45をオンし、ポンプ23をオンする。
これにより、ドレンタンク44内の凝縮水が切替弁49を介して、ポンプ23に吸い込まれ、ポンプ23の吐出側から復路管21、熱交換器9の受熱管9a、往路管22を経て浴槽70に排出され、さらに浴槽70の排水口を経て、既存の下水管へと排出される。
なお、上記切替弁49の切替動作とドレン側電磁弁45のオン動作は、特許請求の範囲の弁手段の開き動作を意味する。
上記のように凝縮水を排水した後、ポンプ23をオフにし、ドレン側電磁弁45をオフにし、切替弁49の切替動作を行ってポンプ23の吸い込み側をドレン回路42側から遮断し浴槽70側に連通させる。これにより、凝縮水の排水工程(ドレン排水工程)が終了する。
なお、上記切替弁49の切替動作とドレン側電磁弁45のオフ動作は、特許請求の範囲の弁手段の閉じ動作を意味する。
上記のようにしてドレン排水を実行した後で、注湯電磁弁31をオンすることにより、給湯管12から湯張り回路30を経た湯を追焚循環回路20内に流し、追焚循環回路20の配管洗浄を実行する。
上記配管洗浄工程において、給湯用バーナ4aの燃焼により風呂設定温度の湯からなる洗浄水を供給する代わりに、給湯用バーナ4aの燃焼を実行せず、低温の水からなる洗浄水を供給してもよい。
また、配管洗浄工程において、最初は加熱しない水を供給し、その後に熱湯(60°C)を供給してもよい。水でドレン水(凝縮水)を流せば異臭等の発生を防止でき、その後の熱湯で配管の消毒を行うことができる。
上記制御手段60は、ドレンタンク44のドレンレベルを、ドレンレベル検出手段50の段階的レベル検出(ドレンレベル1,2)の情報に基づき常時(例えば所定時間間隔で)監視する。ドレンレベルがレベル1以上の時(ドレンレベルが水位電極53に達した時)には、リモコン65の表示部に警告表示を行う。ドレンレベルがレベル2以上の時(ドレンレベルが水位電極52に達した時)には、給湯運転中であれば給湯を停止し、湯張り運転中であれば湯張りを停止する。これにより、給湯用バーナ4aの燃焼が停止されるので、凝縮水は発生せず、ドレンレベルは上昇しなくなる。
上記ドレンタンク44の満水による燃焼停止やドレン排水強行の回数を低減するため、制御手段60は、ドレンスイッチオンのみならず、自動運転スイッチオフや、種々のタイミングで、ドレン排水を行うようにしてもよい。
上記給湯装置は外置きであるから、排気トップ3から雨水が入り込むことがある。雨水浸入防止構造200が無いと、この雨水は回収トレイ41に流れ込みドレンタンク44に至るので、ドレンタンク44を直ぐに満水にしてしまう可能性がある。
本実施形態では、排気トップ3の底壁に排水口201が形成され、排気トップ3に入り込んだ雨水を排水口201から外部へ排水することができ、回収トレイ41に雨水が流れ込むのを回避ないしは抑制することができる。そのため、ドレンタンク44が雨水によって早く満水になるのを防止でき、上記ドレンタンク44の満水による燃焼停止やドレン排水強行の回数を低減することができる。
燃焼ガスが副熱交換器8を通って排気トップ3から排出される。なお、排気トップ3を通過する際には、60度を超える燃焼ガスが形状記憶合金製のスプリング203を加熱するため、このスプリング203が伸びて開閉弁202の閉じ動作を行う(図3において想像線で示す)。そのため、燃焼ガス中の水分が排気トップ3に接して凝縮水が発生しても、この凝縮水を回収トレイ41で回収することができる。
上記実施形態において、排気トップ3で生じた凝縮水を確実に回収するために、排気トップ3の底壁および上壁を回収トレイ41側に向かって徐々に低くなるように緩やかに(例えば2〜3°)させてもよい。
また、雨水を回収トレイ41に流れ込むのをより確実に阻止するために、排水口201および開閉弁202、スプリング203を排気トップ3の長手方向に間隔をおいて複数組設けてもよい。あるいは、排水口201および開閉弁202を排気トップ3の長手方向に細長く形成し、この開閉弁202を複数のスプリング203で開閉するようにしてもよい。
図4には、本発明の第2実施形態をなす雨水侵入防止構造200’を示す。この雨水侵入防止構造200’は、形状記憶合金製のスプリング203とリターンスプリング204を有しており、これらスプリング203,204は、開閉弁202を支持するサポート205の上下に配置されている。
図4の実施形態では、スプリング203,204は圧縮スプリングであり、非燃焼時には、開閉弁202は排水口201から浮いた状態(開き状態)にある。燃焼時には形状記憶合金製のスプリング203が燃焼ガスに加熱されてリターンスプリング203に抗して伸びることにより、開閉弁202は下方に移動して排水口201を閉じるようになっている。
図5は、本発明の第3実施形態をなす雨水侵入防止構造を示す。この実施形態の雨水侵入防止構造は、排気トップ3を覆うようにしてハウジング150の側壁に固定されたフード300により構成されている。このフード300の底部にのみ、排気通路301が形成されている。
第3実施形態では、フード300で排気トップ3を覆うことにより、雨水が排気トップ3に降り込むのを防止できる。また、燃焼ガスは排気トップ3からフード300内に吐き出され、このフード300の下側の排気通路301から外部へ排出される。
図6は、本発明の第4実施形態をなす雨水侵入防止構造400を示す。この雨水侵入防止構造400は、排気トップ3に回動可能に連結され排気口3aを開閉する開閉板401と、この開閉板401を回動させて開閉させるアクチュエータ402(板駆動手段)とを備えている。このアクチュエータ402は例えばモータ等を含み、制御手段60により制御されるものであり、給湯用バーナ4aの燃焼時にこの開閉板401を開き(図6に実線で示す)、非燃焼時に閉じる(図6に想像線で示す)。
なお、図3、図4の開閉弁202を制御手段60により制御されるアクチュエータ(弁駆動手段)で開閉してもよいし、図6の開閉板401を制御手段60から独立した板駆動手段(例えば形状記憶合金製のスプリングを含む)により開閉してもよい。
次に、本発明の他の態様について図7を参照しながら説明する。この態様の給湯装置は、暖房、追焚機能を備えた給湯装置である。この態様において、第1実施形態に対応する構成部には同番号を付し、その詳細な説明を省略する。
缶1は、給湯用空間1aと暖房用空間1cに仕切られる。暖房用空間1cには、暖房用バーナ4c(他用途バーナ)と暖房用(他用途)の顕熱回収用の主熱交換器9’と潜熱回収用の副熱交換器9”が、給湯側と同様にして配置されている。バーナ4cには、給湯側と同様に、分岐管5cが接続され、分岐管5cには分岐電磁弁6cが設けられている。
暖房循環回路80(他用途回路)は、上記熱交換器9’、9”の受熱管9a’,9a”を含んでいる。この暖房循環回路80には、周知のように、オーバーフロータンク81、ポンプ82、液・液熱交換器83が設けられている。ポンプ82により循環される湯は、熱交換器9’、9”で加熱され、種々の暖房器等の端末器、端末設備を循環する。
追焚循環回路20Aは、上記液・液熱交換器83を通るようになっている。追焚時には暖房用バーナ4cの燃焼を実行しながら、ポンプ23、82を駆動し、暖房循環回路80の熱を液・液副熱交換器83を介して追焚循環回路20Aに伝達し、浴槽70の湯を加熱するようになっている。
本態様では、追焚循環回路20Aと湯張り回路30により、特許請求の範囲の浴槽湯供給回路75Aが構成されている。
本態様では、共通の回収トレイ41Aにより、給湯側の副熱交換器8と暖房側の副潜熱交換器9”から落下する凝縮水を回収するようになっている。
制御手段60で実行されるドレン排水、配管洗浄、燃焼制御は、第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
次に、本発明のさらに他の態様について図8を参照しながら説明する。この態様の給湯装置は、給湯単能型である。この実施形態において、第1実施形態に対応する構成部には同番号を付し、その詳細な説明を省略する。
本実施形態では、追焚循環回路の代わりに、1本の送湯回路90が装備されている。この送湯回路90の上流端が、接続点P2’でドレン回路42の下流端に接続されており、下流端が浴槽70に接続されている。送湯回路90の中途部には、ポンプ23と水位センサ24が下流側に向かって順に設けられており、上記接続点P2’には切替弁49が設けられている。
上記送湯回路90と湯張り回路30で、本発明の浴槽湯供給回路95が構成される。湯張り回路30は、下流端で分岐し、一方の分岐路30aは上記切替弁49に接続され、他方の分岐路30bは送湯回路90に接続されている(接続点を符号P1’で示す)。
浴槽70への湯の供給は、注湯電磁弁31を開くことにより実行される。すなわち、給湯回路10からの湯が湯張り回路30、送湯回路90を介して浴槽70に供給される。
切替弁49は、凝縮水を排水しない時には、ポンプ23の吸い込み側を湯張り回路30の分岐路30aに連通させ、凝縮水を排水する際にはポンプ23の吸い込み側をドレン回路42に連通させる。
なお、分岐路30a,30bの一方を省略してもよい。
上記図7、図8の給湯装置にも、図2〜図6に示す雨水侵入防止構造を適用することができる。
本発明は上記実施形態に制約されず、さらに種々の態様が可能である。
第1、第2実施形態において、給湯装置は別体型の2缶2水路タイプであってもよい。
上記実施形態において、凝縮水の排水をドレン回路において切替弁とドレンタンクとの間に設けたポンプで行ってもよい。また、この排水を自然落下で行うようにしてもよい。
中和器43の代わりに、給水管からの水をドレンタンクに供給して希釈を行ってもよい。また、中和、希釈を行わなくてもよい。
本発明の第1実施形態をなす追焚機能付き給湯装置の回路構成図である。 同実施形態の給湯装置の排気口部およびその近傍部を示す縦断面図である。 図2においてA−A線に沿う拡大断面図である。 本発明の第2実施形態を示す図3相当図である。 本発明の第3実施形態を示す図3相当図である。 本発明の第4実施形態を示す図3相当図である。 本発明の他の態様をなす暖房、追焚機能付き給湯装置の回路構成図である。 本発明の更に他の態様をなす給湯単能型給湯装置の回路構成図である。
符号の説明
1 缶
3 排気トップ(排気口部)
4a 給湯用バーナ(バーナ)
7 主熱交換器
8 副熱交換器
10 給湯回路(回路)
40 凝縮水ドレン手段
41 回収トレイ
42 ドレン回路
44 ドレンタンク
45 ドレン側電磁弁(ドレン弁、弁手段)
49 切替弁(弁手段)
70 浴槽
75,75A、95 浴槽湯供給回路
200 雨水侵入防止構造
201 排水口
202 開閉弁
203 形状記憶合金製のスプリング203(弁駆動手段)
300 フード(雨水侵入防止構造)
400 雨水侵入防止構造
401 開閉板
402 アクチュエータ(板駆動手段)

Claims (3)

  1. バーナと、このバーナからの燃焼ガスの顕熱を回収する主熱交換器と、この主熱交換器の下流側において燃焼ガスの潜熱を回収する副熱交換器と、これらバーナ、主熱交換器、副熱交換器を下から順に収容する缶と、この缶の上端部に設けられ上記副熱交換器を通過した燃焼ガスを排出する排気口部と、これら主熱交換器と副熱交換器を通る回路と、燃焼ガス中の水分が副熱交換器で凝縮することにより生成された凝縮水を回収して排水する凝縮水ドレン手段とを備え、
    上記凝縮水ドレン手段は、上記副熱交換器の下方に配置されて副熱交換器から落下した凝縮水を回収する回収トレイと、上流端がこの回収トレイに接続されたドレン回路とを有し、
    上記排気口部は上記缶から略水平方向に突出し、上記排気口部には、燃焼ガスの排出を許容しつつ上記回収トレイへの雨水流入を阻止ないしは抑制する雨水侵入防止構造が設けられ、
    上記雨水浸入防止構造は、この排気口部の底壁に形成された排水口と、この排水口を開閉する開閉弁と、この開閉弁を駆動する弁駆動手段とを備え、この弁駆動手段は、上記バーナの燃焼時に開閉弁を開き、非燃焼時に開閉弁を開くことを特徴とする燃焼装置。
  2. 上記弁駆動手段は、上記排気口部内に収容された形状記憶合金製のスプリングを含み、このスプリングが燃焼ガスにより加熱されることにより、上記開閉弁を閉じ動作させることを特徴とする請求項に記載の燃焼装置。
  3. 上記バーナが給湯用バーナであり、上記回路が給湯回路であり、この給湯回路には給湯回路からの湯を浴槽に供給する浴槽湯供給回路が接続され、
    上記ドレン回路の下流端が上記浴槽湯供給回路に接続され、このドレン回路には凝縮水を溜めるドレンタンクが設けられるとともに、このドレンタンクの下流側に弁手段が設けられ、弁手段を閉じてドレン回路を遮断することによりドレンタンクへの凝縮水の貯留を行い、弁手段を開いてドレン回路を浴槽湯供給回路に連通させることによりドレンタンクからの凝縮水を浴槽へと排水するドレン排水を行うようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の燃焼装置。
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