JP6322403B2 - 1芯双方向光通信モジュール - Google Patents

1芯双方向光通信モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP6322403B2
JP6322403B2 JP2013254346A JP2013254346A JP6322403B2 JP 6322403 B2 JP6322403 B2 JP 6322403B2 JP 2013254346 A JP2013254346 A JP 2013254346A JP 2013254346 A JP2013254346 A JP 2013254346A JP 6322403 B2 JP6322403 B2 JP 6322403B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
optical filter
prism
light emitting
emitting element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013254346A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015114388A (ja
Inventor
孝行 田嶋
孝行 田嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2013254346A priority Critical patent/JP6322403B2/ja
Publication of JP2015114388A publication Critical patent/JP2015114388A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6322403B2 publication Critical patent/JP6322403B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Description

本発明は、1本の光ファイバで双方向の光通信を行うための1芯双方向光通信モジュールに関する。
1芯双方向光通信モジュールには、例えば、発光素子及び受光素子を並列配置したトランシーバ回路と、プリズムを形成した合成樹脂製の光路変更部品とを備え、光路変更部品のプリズムに対向した位置に光フィルタを直接搭載したものが知られている(例えば特許文献1参照)。
この構造によれば、光ファイバの挿抜方向をトランシーバ回路に対して略垂直にするため、モジュール自体の小型化が可能となる。また、光ファイバの挿抜方向が発光素子及び受光素子の並び方向に対して直交する光コネクタハウジングへのモジュールの組み付けが可能で、汎用の2芯用光通信コネクタが有する光コネクタハウジングの有効利用が可能とされている。
特開2010−224513号公報
ここで、特許文献1に記載の技術において、光路変更部品は、その左右両側を切り欠いた略Z字状となる形状に形成されており、切り欠きの一側面が傾斜角45°のプリズム面となるプリズムと、他側面に光フィルタの搭載角度が45°の傾きとなる光フィルタ搭載部とを構成している。
そして、このような光通信モジュールは、切り欠きの一側面にプリズムの保護等のため光学面保護部品が差し込まれて固定され、切り欠きの他側面の光フィルタ搭載部とで光フィルタを挟み込むための光フィルタ固定部品が差し込まれて固定されるようになっている。
すなわち、光通信モジュールは、光学部が上述の光路変更部品、光フィルタ、光学面保護部品、及び光フィルタ固定部品の4部品で構成されることとなる。このため、光学部の組立には、光フィルタ固定部品と光フィルタとの接着固定、及び、光路変更部品への光学面保護部品の接着固定と光フィルタ固定部品の接着固定という、3回の接着固定が必要となってしまう。
また、これらの部品はその大きさが小さく、治具で掴みづらかったり、接着作業がしづらかったりと、組立作業性が良いものとはいえなかった。
本発明は、このような課題を解決するものであり、その目的とするところは、光学部に用いられる構成部品の数を少なくして、接着作業回数を少なくすると共に組立時における作業性の向上を図ることが可能な1芯双方向光通信モジュールを提供することにある。
本発明の1芯双方向光通信モジュールは、発光素子及び受光素子とからなる光素子と、前記光素子と光ファイバとの間に介在して、これら両者間で受発信される第1及び第2の光信号を透過すると共に、前記第1の光信号をプリズム面にて反射してその光路を変更するプリズムを有した合成樹脂製の光路変更部品と、前記プリズム面と対向する位置に配置され、前記第2の光信号を透過すると共に、前記プリズム面で光路変更された前記第1の光信号を反射して再度光路を変更する光フィルタと、を備え、前記プリズムは、前記光路変更部品の一側にプリズム形成用の開孔が形成され、その底面部に前記第1の光信号を反射するプリズム面が傾斜形成されていることを特徴とする。
この1芯双方向光通信モジュールによれば、光路変更部品のプリズム面が開孔の底面部として存在するため、専用の光学面保護部品を用いなくともプリズム面の保護及び汚れを防止することができる。よって、光学特性を低下させることなく、光学面保護部品を不要とできる。従って、光学部に用いられる構成部品の数を少なくして、接着作業回数を少なくすると共に組立時における作業性の向上を図ることができる。
さらに、本発明の1芯双方向光通信モジュールにおいて、前記光路変更部品は、前記プリズム面と対向する位置に前記光フィルタを固定する光フィルタ搭載部を備え、前記光フィルタ搭載部は、前記光路変更部品の他側に形成された光フィルタ搭載部形成用の開孔の底面部に光フィルタが嵌合する光フィルタ嵌合面が形成され、前記光フィルタを前記光フィルタ嵌合面に嵌合して位置決めした状態で、その背面を前記光フィルタ搭載部形成用の開孔に挿入した光フィルタ固定部品で押さえつけることにより、前記光フィルタを固定したことを特徴とする
さらに、本発明の1芯双方向光通信モジュールによれば、光フィルタ搭載部は、光路変更部品に形成された光フィルタ搭載形成用の開孔の底面部に光フィルタが嵌合する光フィルタ嵌合面を備えている。このため、光フィルタを開孔に挿入して光フィルタ嵌合面に嵌合すれば、光フィルタの光学面と周縁とが光フィルタ嵌合面に当接して位置決めされる。さらに、この光フィルタの背面を押さえつける光フィルタ固定部品を備えるため、光フィルタの嵌合後に光フィルタ固定部品を開孔に挿入することで、光フィルタの定位置の固定配置が可能となる。以上より、光フィルタの光フィルタ固定部品への接着が不要となり、より一層接着作業回数を少なくすると共に組立時における作業性の向上を図ることができる。
加えて、本発明の1芯双方向光通信モジュールにおいて、前記光フィルタ固定部品は、その背面から周面に亘って形成されると共に前記光フィルタの背面を押圧する前面まで至らない接着剤充填溝を有し、前記接着剤充填溝に接着剤が充填されることで、前記光フィルタ搭載部形成用の開孔の内周面に接着固定されていることを特徴とする
加えて、本発明の1芯双方向光通信モジュールによれば、光フィルタ固定部品は、その背面からその周面に亘って形成されると共に光フィルタの背面を押圧する前面まで至らない接着剤充填溝を備えているため、光フィルタ固定部品を開孔に挿入した状態で背面から接着剤充填溝と開孔との空隙に接着剤を充填することが可能となる。これにより、接着剤の充填作業を光フィルタ固定部品の開孔への挿入後に光フィルタ固定部品の背面側にて行うことができ、接着作業を容易に行うことができる。しかも、接着剤充填溝に充分な量の接着剤を充填でき、光フィルタ固定部品の確実な接着固定を図ることができる。
また、本発明の1芯双方向光通信モジュールにおいて、前記接着剤充填溝は、少なくとも一対形成されており、それら一対の前記接着剤充填溝間に治具により挟持可能な挟持部が形成されていることが好ましい。
この1芯双方向光通信モジュールによれば、接着剤充填溝の間に治具により挟持可能な挟持部を備えるため、治具で掴み難い小さな光フィルタ固定部品であっても、組み付け方向の背面側で治具で容易に掴むことができ、組立作業をより一層有利に行うことができる。
また、本発明の1芯双方向光通信モジュールにおいて、前記プリズム形成用の開孔の孔径は、前記発光素子の出射角をθとし、前記発光素子から、これと対向配置される前記発光素子側に凸となる凸レンズまでの距離をLとし、前記発光素子の中心位置と前記凸レンズの中心位置との最大ズレ量をΔPとした場合、前記発光素子は前記凸レンズの焦点距離に設けられており、X=(tanθ・L)×2+ΔPなる演算式で得られるXよりも大きくされていることが好ましい。
この1芯双方向光通信モジュールによれば、開孔はその孔径が上記の如くされているため、発光素子の回路基板への設置公差が最大となったとしても、第1の光信号を適切に反射することができる。
本発明によれば、光学部に用いられる構成部品の数を少なくして、接着作業回数を少なくすると共に組立時における作業性の向上を図ることができる。
本発明の実施形態に係る1芯双方向光通信モジュールを示す断面図である。 図1の要部を拡大した断面図である。 図1に示す光学部を部分的に透視して示す分解斜視図である。
以下、本発明を実施形態に基づいて説明するが、本発明は以下の実施形態に限られるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る1芯双方向光通信モジュールを示す断面図であり、図2は、図1の要部を拡大した断面図である。また、図3は、図1に示す光学部20を部分的に透視して示す分解斜視図である。なお、図1では、1芯双方向光通信モジュール(以下モジュールという)に加えて、光ファイバについても図示するものとする。
図1に示すように、モジュール1は、光トランシーバ回路10と、光学部20とを備えている。光トランシーバ回路10は、断面略凹形状をなす回路本体部11の底面部に絶縁体からなる回路基板12を設け、回路基板12上の同一面に発光素子13と受光素子14とを近接した状態で面実装したものである。
光学部20は、光ファイバ2と光トランシーバ回路10との間に介在する光路変更部品21と、光路変更部品21に直接搭載された光フィルタ22と、を備えている。なお、本実施形態では、発光素子13の出射光を第1の光信号λ1とし、受光素子14が光ファイバ2側から受信する光信号を第2の光信号λ2として説明するものとする。
光路変更部品21は、例えばエポキシ、シクロオレフィン等の透明な合成樹脂製の成形部品であって、光トランシーバ回路10の回路本体部11の開放部周縁に嵌合手段等によって固定される。この光路変更部品21は、プリズム23を有し、発光素子13より出射される第1の光信号λ1と、光ファイバ2からの第2の光信号λ2とを透過する。また、光路変更部品21は、プリズム23のプリズム面24により第1の光信号λ1を反射して光路を変更する。
このような光路変更部品21には、プリズム面24と対向する位置に、光フィルタ搭載部25が傾斜して形成されている。この光フィルタ搭載部25には、光フィルタ22が固定配置される。
光フィルタ22は、発光素子13より送信される第1の光信号λ1を反射し、これとは波長が異なる光ファイバ2からの第2の光信号λ2を透過する特性を有しており、例えば公知の誘電体多層膜フィルタが用いられる。
また、光路変更部品21には、光ファイバ2の端末のフェルール3を案内収納する円筒状のスリーブ26が一体に設けられている。このスリーブ26は、プリズム23を挟んで光素子13,14の反対側に設けられており、光素子13,14が並列配置される回路基板12に対して円筒部の軸方向が垂直となっている。
本実施形態においてプリズム23のプリズム面24は、傾斜角45°の反射面として構成されており、光フィルタ搭載部25は光フィルタ22の搭載角度がプリズム面24の傾斜角と同じ(すなわち傾斜角45°であってプリズム面と平行)となるように形成されている。
よって、発光素子13より出射される第1の光信号λ1は、プリズム面24による反射によって光路を90°曲げ、この光路変更された第1の光信号λ1は光フィルタ22により反射されて光路を90°曲げ、光ファイバ2側に導かれる。一方、光ファイバ2からの第2の光信号λ2は、光フィルタ22を透過して受光素子14に導かれる。
これにより、光ファイバ2の挿抜方向が光素子13,14の並び方向に対して直交する光コネクタハウジング(不図示)へのモジュール1の組み付けを可能としている。
また、光路変更部品21には、光トランシーバ回路10の発光素子13及び受光素子14のそれぞれと対向する位置に、第1及び第2の光学部レンズ27,28が一体に設けられている。また、光路変更部品21には、スリーブ26の光ファイバ2の端面に対向する位置に、第3の光学部レンズ29が一体に設けられている。これら光学部レンズ27〜29は、いずれも凸レンズにより構成されている。
さらに、本実施形態においてプリズム23は、光路変更部品21の一側に開孔30を設けて、開孔30の底面部にプリズム面24を傾斜成形している。プリズム形成の開孔30は、円形孔として設けられており、その孔径φは、発光素子13の出射光の広がりと発光素子13の位置ズレによるバラツキとの合計をXとした場合、φ>Xとなるように設定されている。
X=(tanθ・L)×2+ΔP
なお、θは発光素子13の出射角であり、Lは発光素子13から第1の光学部レンズ27までの距離であり、ΔPは、発光素子13の中心位置と、第1の光学部レンズ27の中心位置とのズレ量(max)である。また、発光素子13は第1の光学部レンズ27の焦点距離に設けられている。
本実施形態においては上記式に基づいて、例えばφ=2mm(>X=0.278mm)としている。なお、図2に示す符号aはズレ量(max)を示している。
また、本実施形態においてプリズム23は、光路変更部品21の他側、すなわちプリズム形成用の開孔30と反対側に、光フィルタ搭載用の開孔31が形成されており、開孔31の底面部に光フィルタ22が嵌合する光フィルタ嵌合面32が形成されている。ここで、光フィルタ22は方形に形成されている。このため、開孔31は、光フィルタ22よりもやや大きな方形の孔部として形成されている。
開孔31が光路変更部品21の型成形と同時にスライド型で成形される関係上、光フィルタ嵌合面32は、スライド型の型抜きに対してアンダーカットとなる部分(方形の光フィルタ22の上辺部)を除く面、例えば本実施形態では光フィルタ22の光学面と周縁の3辺と対応した部位に形成されることとなる。
光フィルタ22は、その背面が光フィルタ固定部品33により押さえつけられることにより固定される。光フィルタ固定部品33は、合成樹脂製の成形部品であって、開孔31にぴったりと嵌合する外形となっている。この光フィルタ固定部品33は、光フィルタ22の背面を押圧する面が傾斜面となっており、第2の光信号λ2の光路に相当する部分に半円状の溝部34が刳り貫き形成されている。
また、上記したように、方形の光フィルタ22の上辺部に相当する部位は光フィルタ嵌合面32と接触しないことから、光フィルタ固定部品33には、この上辺部を押圧するために、ウェッジ状断面をなす嵌合突起35が形成されている。
さらに、光フィルタ固定部品33は、図3に示すように、その背面及び周面に亘って形成された接着剤充填溝36を備えている。光フィルタ固定部品33は、この接着剤充填溝36に接着剤を充填することにより、開孔31の内周面に接着固定されることとなる。このような接着剤充填溝36は、対向配置された一対の半円溝として形成されており、それらの中間部が治具により挟持可能な挟持部37として構成される。
次に、本実施形態に係る1芯双方向光通信モジュール1の組み付け方法を説明する。まず、スライド型を利用して成型した光路変更部品21を用意する。次いで、光フィルタ22を開孔31に挿入すると共に、治具により挟持部37を挟持した状態で、光フィルタ22上から開孔31に対して、光フィルタ固定部品33を挿入する。
挿入後、接着剤充填溝36に対して接着剤を充填する。そして、この接着剤の固化により、光フィルタ22は光フィルタ嵌合面32に嵌合することとなる。
次に、光素子13,14が搭載された回路基板12を回路本体部11に組み付け、回路本体部11を所定の手段により光路変更部品21に組み付ける。以上により、1芯双方向光通信モジュール1の組み付けが完了する。
このようにして、本実施形態に係る1芯双方向光通信モジュール1によれば、光路変更部品21のプリズム面24が開孔30の底面部として存在するため、専用の光学面保護部品を用いなくともプリズム面24の保護及び汚れを防止することができる。よって、光学特性を低下させることなく、光学面保護部品を不要とできる。従って、光学部20に用いられる構成部品の数を少なくして、接着作業回数を少なくすると共に組立時における作業性の向上を図ることができる。
また、光フィルタ搭載部25は、光路変更部品21に形成された光フィルタ搭載形成用の開孔31の底面部に光フィルタ22が嵌合する光フィルタ嵌合面32を備えている。このため、光フィルタ22を開孔31に挿入して光フィルタ嵌合面32に嵌合すれば、光フィルタ22の光学面と周縁とが光フィルタ嵌合面32に当接して位置決めされる。さらに、この光フィルタ22の背面を押さえつける光フィルタ固定部品33を備えるため、光フィルタ22の嵌合後に光フィルタ固定部品33を開孔31に挿入することで、光フィルタ22の定位置の固定配置が可能となる。以上より、光フィルタ22の光フィルタ固定部品33への接着が不要となり、より一層接着作業回数を少なくすると共に組立時における作業性の向上を図ることができる。
また、光フィルタ固定部品33は、その背面からその周面に亘って形成された接着剤充填溝36を備えているため、光フィルタ固定部品33を開孔31に挿入した状態で背面から接着剤充填溝36と開孔31との空隙に接着剤を充填することが可能となる。これにより、接着剤の充填作業を光フィルタ固定部品33の開孔31への挿入後に光フィルタ固定部品33の背面側にて行うことができ、接着作業を容易に行うことができる。しかも、接着剤充填溝36に充分な量の接着剤を充填でき、光フィルタ固定部品33の確実な接着固定を図ることができる。
また、接着剤充填溝36の間に治具により挟持可能な挟持部37を備えるため、治具で掴み難い小さな光フィルタ固定部品33であっても、組み付け方向の背面側で治具で容易に掴むことができ、組立作業をより一層有利に行うことができる。
また、開孔30はその孔径φが発光素子13の出射光の広がりと発光素子13の位置ズレによるバラツキとの合計Xよりも大きくされているため、発光素子13の回路基板12への設置公差が最大となったとしても、第1の光信号λ1を適切に反射することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
例えば、本実施形態において光路変更部品21は第1の光信号λ1をプリズム面24及び光フィルタ22によってそれぞれ90°に反射して光路変更しているが、これに限らず、光路変更角度は仕様によって任意に変更することができる。
また、開孔30は円形孔に限らず、楕円形孔や多角形孔であってもよいし、開孔31は方形孔に限らず、円形孔や楕円形孔の他、他の多角形孔であってもよい。
さらに、本実施形態において光ファイバ2を案内収納する円筒状のスリーブ26は光路変更部品21と一体に設けられているが、これに限らず、別部材とされ光路変更部品21に組み付けられてもよいし、光コネクタハウジングに組み付けられてもよい。
1…1芯双方向光通信モジュール
2…光ファイバ
10…光トランシーバ回路
12…回路基板
13…発光素子(光素子)
14…受光素子(光素子)
20…光学部
21…光路変更部品
22…光フィルタ
23…プリズム
24…プリズム面
25…光フィルタ搭載部
27〜29…光学部レンズ(凸レンズ)
30,31…開孔
32…光フィルタ嵌合面
33…光フィルタ固定部品
36…接着剤充填溝
37…挟持部

Claims (3)

  1. 発光素子及び受光素子とからなる光素子と、
    前記光素子と光ファイバとの間に介在して、これら両者間で受発信される第1及び第2の光信号を透過すると共に、前記第1の光信号をプリズム面にて反射してその光路を変更するプリズムを有した合成樹脂製の光路変更部品と、
    前記プリズム面と対向する位置に配置され、前記第2の光信号を透過すると共に、前記プリズム面で光路変更された前記第1の光信号を反射して再度光路を変更する光フィルタと、を備え、
    前記プリズムは、前記光路変更部品の一側にプリズム形成用の開孔が形成され、その底面部に前記第1の光信号を反射するプリズム面が傾斜形成されており、
    前記光路変更部品は、前記プリズム面と対向する位置に前記光フィルタを固定する光フィルタ搭載部を備え、
    前記光フィルタ搭載部は、前記光路変更部品の他側に形成された光フィルタ搭載部形成用の開孔の底面部に光フィルタが嵌合する光フィルタ嵌合面が形成され、
    前記光フィルタを前記光フィルタ嵌合面に嵌合して位置決めした状態で、その背面を前記光フィルタ搭載部形成用の開孔に挿入した光フィルタ固定部品で押さえつけることにより、前記光フィルタを固定し、
    前記光フィルタ固定部品は、その背面から周面に亘って形成されると共に前記光フィルタの背面を押圧する前面まで至らない接着剤充填溝を有し、前記接着剤充填溝に接着剤が充填されることで、前記光フィルタ搭載部形成用の開孔の内周面に接着固定されている
    ことを特徴とする1芯双方向光通信モジュール。
  2. 前記接着剤充填溝は、少なくとも一対形成されており、
    それら一対の前記接着剤充填溝間に治具により挟持可能な挟持部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の1芯双方向光通信モジュール。
  3. 前記プリズム形成用の開孔の孔径は、前記発光素子の出射角をθとし、前記発光素子から、これと対向配置される前記発光素子側に凸となる凸レンズまでの距離をLとし、前記発光素子の中心位置と前記凸レンズの中心位置との最大ズレ量をΔPとした場合、前記発光素子は前記凸レンズの焦点距離に設けられており、
    X=(tanθ・L)×2+ΔP
    なる演算式で得られるXよりも大きくされている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の1芯双方向光通信モジュール。
JP2013254346A 2013-12-09 2013-12-09 1芯双方向光通信モジュール Active JP6322403B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013254346A JP6322403B2 (ja) 2013-12-09 2013-12-09 1芯双方向光通信モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013254346A JP6322403B2 (ja) 2013-12-09 2013-12-09 1芯双方向光通信モジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015114388A JP2015114388A (ja) 2015-06-22
JP6322403B2 true JP6322403B2 (ja) 2018-05-09

Family

ID=53528257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013254346A Active JP6322403B2 (ja) 2013-12-09 2013-12-09 1芯双方向光通信モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6322403B2 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4701010A (en) * 1984-08-30 1987-10-20 Adc Fiber Optics Corporation Unitary body optical coupler
JP3067109B1 (ja) * 1999-05-17 2000-07-17 株式会社応用光電研究室 光学部品および光ファイバの端末部構造
JP3718107B2 (ja) * 2000-05-22 2005-11-16 アルプス電気株式会社 光分岐結合装置
AU2002245067A1 (en) * 2000-11-01 2002-07-24 Intel Corporation System and method for collimating and redirecting beams
US7198416B2 (en) * 2004-02-04 2007-04-03 Omron Network Products, Llc Optical combiner device
JP2008257094A (ja) * 2007-04-09 2008-10-23 Hitachi Cable Ltd 光伝送モジュール及び光パッチケーブル
JP5216714B2 (ja) * 2009-02-25 2013-06-19 矢崎総業株式会社 1芯双方向光通信モジュール及び1芯双方向光通信コネクタ
JP5158039B2 (ja) * 2009-08-31 2013-03-06 日立電線株式会社 レンズ付き光路変換光ブロックを用いた光トランシーバ並びに光アクティブケーブル
JP5473534B2 (ja) * 2009-10-28 2014-04-16 三菱電機株式会社 光源装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015114388A (ja) 2015-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5216714B2 (ja) 1芯双方向光通信モジュール及び1芯双方向光通信コネクタ
JP5250691B2 (ja) 蓋体
JP6110493B2 (ja) 光部品組立体、光レセプタクル、および光通信用送受信モジュール
JP5510003B2 (ja) 光コネクタ及びファイバアレイの接続方法
JP4269291B2 (ja) 光モジュール
WO2013125283A1 (ja) レンズ部品及びそれを備えた光モジュール
JP2014085474A (ja) 光通信装置および光コネクタ
KR101725051B1 (ko) 슬라이딩 결합되는 부품들로 구성된 광 송수신장치
US20040017982A1 (en) Optical functioning component
JP2009229613A (ja) 光モジュール
JP2007212608A (ja) 光モジュール
JP6196486B2 (ja) 光コネクタ
JP4927012B2 (ja) Fotに対する導光部材固定構造
JP4167210B2 (ja) スリーブの取り付け構造
JP6146573B2 (ja) レンズブロック及び光通信モジュール
CA2676384C (en) Optical connector
JP6322403B2 (ja) 1芯双方向光通信モジュール
JP2016180968A (ja) フェルール、及び、光ファイバ付きフェルールの製造方法
JP6564566B2 (ja) 光コネクタ構造
JP4012648B2 (ja) 発光・受光装置
US20150355423A1 (en) Optical connector
JP6356969B2 (ja) 1芯双方向光通信モジュール
JP4853648B2 (ja) 光デバイス
JP6460747B2 (ja) 光コネクタ構造
WO2017082109A1 (ja) コネクタセット及びコネクタセットの組み立て方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170815

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170816

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171004

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180327

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180409

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6322403

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250