JP6460747B2 - 光コネクタ構造 - Google Patents
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Description
(1) 光ファイバの端部を保持するファイバ側光コネクタと、光を屈折させるレンズ面を有するレンズ部を備えたレンズ側光コネクタと、が突き当てられて前記光ファイバと前記レンズ部とが光接続される光コネクタ構造であって、
前記レンズ側光コネクタに、前記光ファイバが挿通されると共に底面を有するファイバ挿通孔を中心に有するチャック部が設けられ、
前記ファイバ側光コネクタに、前記チャック部が嵌合される嵌合凹部が設けられ、
前記光ファイバの先端面が前記ファイバ挿通孔の前記底面に当接しており、
前記チャック部が前記嵌合凹部に嵌合されることで前記ファイバ挿通孔が縮径され、前記ファイバ挿通孔に挿通されている前記光ファイバが前記チャック部によって周囲から把持されて前記レンズ部の光軸に調心される
ことを特徴とする光コネクタ構造。
(2) 光ファイバの端部を保持するファイバ側光コネクタと、光を屈折させるレンズ面を有するレンズ部を備えたレンズ側光コネクタと、が突き当てられて前記光ファイバと前記レンズ部とが光接続される光コネクタ構造であって、
前記ファイバ側光コネクタに、前記光ファイバが挿通されるファイバ挿通孔を中心に有するチャック部が設けられ、
前記レンズ側光コネクタに、前記チャック部が嵌合される嵌合凹部が設けられ、
前記光ファイバの先端面が前記嵌合凹部の底面に当接しており、
前記チャック部が前記嵌合凹部に嵌合されることで前記ファイバ挿通孔が縮径され、前記ファイバ挿通孔に挿通されている前記光ファイバが前記チャック部によって周囲から把持されて前記レンズ部の光軸に調心される
ことを特徴とする光コネクタ構造。
(3) 前記ファイバ側光コネクタには、前記光ファイバを前記レンズ側光コネクタへ向かって付勢して前記光ファイバの先端面を前記ファイバ挿通孔の底面又は前記嵌合凹部の底面に当接させる付勢部材が設けられている
ことを特徴とする(1)または(2)に記載の光コネクタ構造。
(4) 前記レンズ側光コネクタは、光受発光素子が実装された回路部材を有し、該回路部材は、前記レンズ部が嵌合されるレンズ嵌合凹部を有し、前記レンズ部は、前記レンズ嵌合凹部に嵌合されて前記レンズ面が前記光受発光素子の対向位置に配置される
ことを特徴とする(1)から(3)のいずれかに記載の光コネクタ構造。
(5) 前記レンズ側光コネクタにおいて、前記レンズ部と前記チャック部とが一体成形されている
ことを特徴とする(1)に記載の光コネクタ構造。
(6) 前記レンズ側光コネクタにおいて、前記レンズ部と前記嵌合凹部とが一体成形されている
ことを特徴とする(2)に記載の光コネクタ構造。
また、光ファイバに高価なフェルールを固定し、このフェルールとレンズ部とを光接続する構造と比較し、光コネクタの組立の簡素化及び部品コストの削減を図ることができる。また、光ファイバとフェルールの接着固定が不要となり、光コネクタの主な故障要因である接着剤の劣化や接着不良をなくすことができ、光コネクタの信頼性を大幅に向上させることができる。しかも、チャック部や嵌合凹部は、ファイバ側光コネクタやレンズ側光コネクタのハウジング等に一体成形できるため、部品コストを下げることができる。
上記(3)の構成の光コネクタ構造では、付勢部材によって光ファイバがレンズ部へ付勢されて当接される。これにより、光ファイバの先端面とレンズ部とを確実に突き当てて良好に光接続させることができる。また、光ファイバの先端面の位置が軸方向にばらついていても付勢部材による付勢力で光ファイバの先端面とレンズ部とが確実に突き当てられる。これにより、光ファイバの先端位置の管理の容易化が図れる。
上記(4)の構成の光コネクタ構造では、レンズ嵌合凹部にレンズ部を嵌合させることで、レンズ部のレンズ面を光受発光素子の対向位置に高精度に配置させることができる。これにより、レンズ部の光軸を光受発光素子に調心する位置合わせにかかる時間を短縮させることができ、光コネクタの生産性を高めることができる。
(7) 一対の光コネクタ同士が互いに突き当てられて光接続される光コネクタの接続構造であって、
前記光コネクタは、光ファイバの端部を保持するコネクタ部と、光を屈折させるレンズ面を有するレンズ部を備えたレンズ部材とを有し、前記コネクタ部に前記レンズ部材が組み込まれて前記光ファイバと前記レンズ部とが光接続され、
前記コネクタ部及び前記レンズ部材の一方に、前記光ファイバが挿通されるファイバ挿通孔を中心に有するチャック部が設けられ、
前記コネクタ部及び前記レンズ部材の他方に、前記チャック部が嵌合される嵌合凹部が設けられ、
前記チャック部が前記嵌合凹部に嵌合されることで前記ファイバ挿通孔が縮径され、前記ファイバ挿通孔に挿通されている前記光ファイバが前記チャック部によって周囲から把持されて前記レンズ部の光軸に調心され、
一対の前記光コネクタには、いずれか一方のレンズ部材に、他方のレンズ部材のレンズ部が嵌合される嵌合筒部が形成され、
一対の前記光コネクタは、互いに突き当てられて一方のレンズ部材の嵌合筒部に他方のレンズ部材の前記レンズ部が嵌合されることで、前記レンズ部の前記レンズ面同士が互いに対向位置に配置されて光接続される
ことを特徴とする光コネクタの接続構造。
(8) 前記チャック部は、周方向に分割された複数の押圧片を有し、前記嵌合凹部に嵌合されることで、前記ファイバ挿通孔に挿通されている前記光ファイバへ向かって前記押圧片がそれぞれ弾性変形して変位する
ことを特徴とする(7)に記載の光コネクタの接続構造。
(9) 前記コネクタ部には、前記光ファイバを前記レンズ部材へ向かって付勢して前記光ファイバの先端面を前記レンズ部に当接させる付勢部材が設けられている
ことを特徴とする(7)または(8)に記載の光コネクタの接続構造。
また、光ファイバに高価なフェルールを固定し、このフェルールとレンズ部とを光接続する構造と比較し、光コネクタの組立の簡素化及び部品コストの削減を図ることができる。また、光ファイバとフェルールの接着固定が不要となり、光コネクタの主な故障要因である接着剤の劣化や接着不良をなくすことができ、光コネクタの信頼性を大幅に向上させることができる。しかも、チャック部や嵌合凹部は、光コネクタのコネクタ部のハウジングやレンズ部材等に一体成形できるため、部品コストを下げることができる。
また、一対の光コネクタは、一方のレンズ部材の嵌合筒部に他方のレンズ部材のレンズ部を嵌合させることで、それぞれのレンズ部のレンズ面同士を互いに対向位置に配置させて容易にかつ高精度に光接続させることができる。
上記(8)の構成の光コネクタの接続構造では、それぞれの光コネクタにおいて、チャック部を構成する複数の押圧片がそれぞれ弾性変形してファイバ挿通孔の光ファイバへ向かって変位して光ファイバに当接する。これにより、チャック部によって光ファイバを確実に把持してレンズ部の光軸に調心させることができる。
上記(9)の構成の光コネクタの接続構造では、それぞれの光コネクタにおいて、付勢部材によって光ファイバがレンズ部へ付勢されて当接される。これにより、光ファイバの先端面とレンズ部とを確実に突き当てて良好に光接続させることができる。また、光ファイバの先端面の位置が軸方向にばらついていても付勢部材による付勢力で光ファイバの先端面とレンズ部とが確実に突き当てられる。これにより、光ファイバの先端位置の管理の容易化が図れる。
まず、第1実施形態に係る光コネクタ構造について説明する。
図1に示すように、第1実施形態に係る光コネクタ10は、ファイバ側光コネクタ11と、レンズ側光コネクタ12とを有している。これらのファイバ側光コネクタ11とレンズ側光コネクタ12とは、互いに突き当てられることで嵌合して接続される。これらのファイバ側光コネクタ11及びレンズ側光コネクタ12には、図示しないロック機構が設けられており、このロック機構によって互いに接続された状態に維持される。
図6は、ファイバ側光コネクタの組立手順を説明する図であって、図6(a)から図6(e)は、それぞれ組立途中のファイバ側光コネクタの部品の断面図である。
図7は、レンズ側光コネクタの組立手順を説明する図であって、図7(a)及び図7(b)は、それぞれ組立途中のレンズ側光コネクタの部品の断面図である。
2)複数の工程が必要なフェルール端面の研磨を要する。
3)光ファイバとフェルールとを接着する接着剤の劣化や接着不良が、光コネクタの故障要因の一つとなっている。
4)光ファイバとフェルールとを接着する接着剤の硬化に時間を要するため、フェルールと光ファイバの組み立てに時間がかかる。
5)時間が経過すると硬化・劣化するポットライフの限られた接着剤は、その取り扱いに注意を要するほか、全工程から接着工程を区切って一括処理を行うことが多く、生産性が低下する。
6)光ファイバとフェルールとを固定する接着剤として主に用いられる二液タイプのエポキシ系の接着剤は、主剤と硬化剤を混ぜ合わせる煩雑な作業を要する。
7)光ファイバをフェルールに固定する接着剤が光ファイバの先端に回り込んで光ファイバの端面を汚してしまう。
1)高精度で高価なフェルールの代わりに、樹脂成形が可能なチャック構造を用いるため、部品コストを抑えることができる。つまり、チャック部75や嵌合凹部24は、ファイバ側光コネクタ11やレンズ側光コネクタ12のハウジング等に一体成形できるため、部品コストを下げることができる。
2)複数の工程が必要なフェルール端面の研磨を不要にでき、生産性を向上できる。
3)光コネクタ10の故障要因の一つとなる接着剤を用いないので、信頼性を高めることができる。
4)硬化に時間を要する接着剤を用いないので、組み立て時間の短縮を図れる。
5)ポットライフの限られた接着剤を用いないので、製造工程の簡略化による生産性の向上が図れる。
6)主剤と硬化剤を混ぜ合わせる接着剤に特有の煩雑な作業をなくして作業性の向上が図れる。
7)光ファイバ22の先端が接着剤で汚れることがなく、光接続の高い信頼性を得ることができる。
図9は、レンズ側光コネクタのチャック部の他の例を示す図4におけるA−A断面図である。
次に、第2実施形態に係る光コネクタ構造について説明する。
なお、上記第1実施形態に係る光コネクタ10と同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
図10に示すように、第2実施形態に係る光コネクタ10Aは、ファイバ側光コネクタ11Aと、レンズ側光コネクタ12Aとを有している。これらのファイバ側光コネクタ11Aとレンズ側光コネクタ12Aとは、互いに突き当てられることで嵌合して接続される。これらのファイバ側光コネクタ11A及びレンズ側光コネクタ12Aには、図示しないロック機構が設けられており、このロック機構によって互いに接続された状態に維持される。
(ファイバ側光コネクタの組立)
ファイバ側光コネクタ11Aを組み立てるには、先端部における外被35を所定長さ分だけ剥いで露出させて露出部22aを設けた光ファイバ22をコイルスプリング36及びフランジ37へ順に通し、フランジ37を外被35の先端部分に加締めて固定する。
レンズ部材53に電子回路基板51を近接させ、レンズ部材53の嵌合凹部71に電子回路基板51のレンズ収納部61を嵌合させるとともに、レンズ部材53のレンズ部72を電子回路基板51のレンズ嵌合凹部62に嵌合させる。このようにすると、レンズ部材53のレンズ部72のレンズ面72aが光受発光素子66と対向する位置に僅かに隙間をあけて配置される。
図15に示すように、チャック部81としては、例えば、周方向の等間隔の位置に長手方向に沿って四つのスリット83を形成し、四つの押圧片84を設けてもよい。
次に、第3実施形態に係る光コネクタの接続構造について説明する。
なお、上記第1、2実施形態に係る光コネクタ10,10Aと同一構成部分は同一符号を付して説明を省略する。
図16(a)に示すように、第3実施形態に係る光コネクタの接続構造は、オス光コネクタ(光コネクタ)101とメス光コネクタ(光コネクタ)102との接続構造である。これらのオス光コネクタ101とメス光コネクタ102とは、互いに突き当てられることで嵌合して接続される。これらのオス光コネクタ101及びメス光コネクタ102には、図示しないロック機構が設けられており、このロック機構によって互いに接続された状態に維持される。
(1) 光ファイバ(22)の端部を保持するファイバ側光コネクタ(11,11A)と、光を屈折させるレンズ面(72a)を有するレンズ部(72)を備えたレンズ側光コネクタ(12,12A)と、が突き当てられて前記光ファイバ(22)と前記レンズ部(72)とが光接続される光コネクタ(10,10A)の構造であって、
前記ファイバ側光コネクタ(11,11A)及び前記レンズ側光コネクタ(12,12A)の一方に、前記光ファイバ(22)が挿通されるファイバ挿通孔(73,27)を中心に有するチャック部(75,81)が設けられ、
前記ファイバ側光コネクタ(11,11A)及び前記レンズ側光コネクタ(12,12A)の他方に、前記チャック部(75,81)が嵌合される嵌合凹部(24,チャック嵌合凹部91)が設けられ、
前記チャック部(75,81)が前記嵌合凹部(24,チャック嵌合凹部91)に嵌合されることで前記ファイバ挿通孔(73,27)が縮径され、前記ファイバ挿通孔(73,27)に挿通されている前記光ファイバ(22)が前記チャック部(75,81)によって周囲から把持されて前記レンズ部(72)の光軸に調心される
ことを特徴とする光コネクタ構造。
(2) 前記チャック部(75,81)は、周方向に分割された複数の押圧片(78,84)を有し、前記嵌合凹部(24,チャック嵌合凹部91)に嵌合されることで、前記ファイバ挿通孔(73,27)に挿通されている前記光ファイバ(22)へ向かって前記押圧片(78,84)がそれぞれ弾性変形して変位する
ことを特徴とする(1)に記載の光コネクタ構造。
(3) 前記ファイバ側光コネクタ(11,11A)には、前記光ファイバ(22)を前記レンズ側光コネクタ(12,12A)へ向かって付勢して前記光ファイバ(22)の先端面を前記レンズ部(72)に当接させる付勢部材(コイルスプリング36)が設けられている
ことを特徴とする(1)または(2)に記載の光コネクタ構造。
(4) 前記レンズ側光コネクタ(12,12A)は、光受発光素子(66)が実装された回路部材(電子回路基板51)を有し、該回路部材(電子回路基板51)は、前記レンズ部(72)が嵌合されるレンズ嵌合凹部(62)を有し、前記レンズ部(72)は、前記レンズ嵌合凹部(62)に嵌合されて前記レンズ面(72a)が前記光受発光素子(66)の対向位置に配置される
ことを特徴とする(1)から(3)のいずれかに記載の光コネクタ構造。
(5) 一対の光コネクタ(オス光コネクタ101,メス光コネクタ102)同士が互いに突き当てられて光接続される光コネクタの接続構造であって、
前記光コネクタ(オス光コネクタ101,メス光コネクタ102)は、光ファイバ(22)の端部を保持するコネクタ部(111)と、光を屈折させるレンズ面(72a)を有するレンズ部(72)を備えたレンズ部材(112A,112B)とを有し、前記コネクタ部(111)に前記レンズ部材(112A,112B)が組み込まれて前記光ファイバ(22)と前記レンズ部(72)とが光接続され、
前記コネクタ部(111)及び前記レンズ部材(112A,112B)の一方に、前記光ファイバ(22)が挿通されるファイバ挿通孔(73,27)を中心に有するチャック部(75,81)が設けられ、
前記コネクタ部(111)及び前記レンズ部材(112A,112B)の他方に、前記チャック部(75,81)が嵌合される嵌合凹部(24,チャック嵌合凹部91)が設けられ、
前記チャック部(75,81)が前記嵌合凹部(24,チャック嵌合凹部91)に嵌合されることで前記ファイバ挿通孔(73,27)が縮径され、前記ファイバ挿通孔(73,27)に挿通されている前記光ファイバ(22)が前記チャック部(75,81)によって周囲から把持されて前記レンズ部(72)の光軸に調心され、
一対の前記光コネクタ(オス光コネクタ101,メス光コネクタ102)には、いずれか一方のレンズ部材(112B)に、他方のレンズ部材(112A)のレンズ部(72)が嵌合される嵌合筒部(124)が形成され、
一対の前記光コネクタ(オス光コネクタ101,メス光コネクタ102)は、互いに突き当てられて一方のレンズ部材(112B)の嵌合筒部(124)に他方のレンズ部材(112A)の前記レンズ部(72)が嵌合されることで、前記レンズ部(72)の前記レンズ面(72a)同士が互いに対向位置に配置されて光接続される
ことを特徴とする光コネクタの接続構造。
(6) 前記チャック部(75,81)は、周方向に分割された複数の押圧片(78,84)を有し、前記嵌合凹部(24,チャック嵌合凹部91)に嵌合されることで、前記ファイバ挿通孔(73,27)に挿通されている前記光ファイバ(22)へ向かって前記押圧片(78,84)がそれぞれ弾性変形して変位する
ことを特徴とする(5)に記載の光コネクタの接続構造。
(7) 前記コネクタ部(111)には、前記光ファイバ(22)を前記レンズ部材(112A,112B)へ向かって付勢して前記光ファイバ(22)の先端面を前記レンズ部(72)に当接させる付勢部材(コイルスプリング36)が設けられている
ことを特徴とする(5)または(6)に記載の光コネクタの接続構造。
11,11A ファイバ側光コネクタ
12,12A レンズ側光コネクタ
22 光ファイバ
24 嵌合凹部
27,73 ファイバ挿通孔
36 コイルスプリング(付勢部材)
51 電子回路基板(回路部材)
66 光受発光素子
72 レンズ部
72a レンズ面
75,81 チャック部
78,84 押圧片
91 チャック嵌合凹部(嵌合凹部)
101 オス光コネクタ(光コネクタ)
102 メス光コネクタ(光コネクタ)
111 コネクタ部
112A,112B レンズ部材
124 嵌合筒部
Claims (6)
- 光ファイバの端部を保持するファイバ側光コネクタと、光を屈折させるレンズ面を有するレンズ部を備えたレンズ側光コネクタと、が突き当てられて前記光ファイバと前記レンズ部とが光接続される光コネクタ構造であって、
前記レンズ側光コネクタに、前記光ファイバが挿通されると共に底面を有するファイバ挿通孔を中心に有するチャック部が設けられ、
前記ファイバ側光コネクタに、前記チャック部が嵌合される嵌合凹部が設けられ、
前記光ファイバの先端面が前記ファイバ挿通孔の前記底面に当接しており、
前記チャック部が前記嵌合凹部に嵌合されることで前記ファイバ挿通孔が縮径され、前記ファイバ挿通孔に挿通されている前記光ファイバが前記チャック部によって周囲から把持されて前記レンズ部の光軸に調心される
ことを特徴とする光コネクタ構造。 - 光ファイバの端部を保持するファイバ側光コネクタと、光を屈折させるレンズ面を有するレンズ部を備えたレンズ側光コネクタと、が突き当てられて前記光ファイバと前記レンズ部とが光接続される光コネクタ構造であって、
前記ファイバ側光コネクタに、前記光ファイバが挿通されるファイバ挿通孔を中心に有するチャック部が設けられ、
前記レンズ側光コネクタに、前記チャック部が嵌合される嵌合凹部が設けられ、
前記光ファイバの先端面が前記嵌合凹部の底面に当接しており、
前記チャック部が前記嵌合凹部に嵌合されることで前記ファイバ挿通孔が縮径され、前記ファイバ挿通孔に挿通されている前記光ファイバが前記チャック部によって周囲から把持されて前記レンズ部の光軸に調心される
ことを特徴とする光コネクタ構造。 - 前記ファイバ側光コネクタには、前記光ファイバを前記レンズ側光コネクタへ向かって付勢して前記光ファイバの先端面を前記ファイバ挿通孔の底面又は前記嵌合凹部の底面に当接させる付勢部材が設けられている
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光コネクタ構造。 - 前記レンズ側光コネクタは、光受発光素子が実装された回路部材を有し、該回路部材は、前記レンズ部が嵌合されるレンズ嵌合凹部を有し、前記レンズ部は、前記レンズ嵌合凹部に嵌合されて前記レンズ面が前記光受発光素子の対向位置に配置される
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の光コネクタ構造。 - 前記レンズ側光コネクタにおいて、前記レンズ部と前記チャック部とが一体成形されている
ことを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ構造。 - 前記レンズ側光コネクタにおいて、前記レンズ部と前記嵌合凹部とが一体成形されている
ことを特徴とする請求項2に記載の光コネクタ構造。
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