JP6322150B2 - 自動取引装置、画像取得プログラム及び画像取得システム - Google Patents

自動取引装置、画像取得プログラム及び画像取得システム Download PDF

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本発明は、自動取引装置、画像取得プログラム及び画像取得システムに関する。
近年、自動取引装置(ATM:Automated Teller Machine)において、キャッシュカードから磁気ストライプに記憶されている情報を盗み取る犯罪(スキミング:Skimming)の被害が報告されている。
例えば、自動取引装置のキャッシュカード挿入口にスキミング装置が巧妙に設置される被害がある。顧客によりキャッシュカード挿入口にキャッシュカードが挿入されて自動取引装置内に一定速度で搬入される際に、スキミング装置によりキャッシュカードの磁気ストライプから情報が読み出され盗み取られてしまう。
このようなスキミングの対策として、例えば、自動取引装置内にキャッシュカードを搬入する際に、一旦逆方向に搬出させて再び搬入させる等、キャッシュカードが一定速度で搬入(または搬出)されないように搬送ローラの回転を制御することが行われている(例えば、特許文献1参照)。これにより、スキミング装置が磁気ストライプの情報を正常に再生できなくすることができる。
特許第3806271号公報
このように様々なスキミングの対策が講じられているにもかかわらず、スキミングの被害が後を絶たない。そこで、自動取引装置に対するスキミング装置の設置を抑止するために、スキミング装置の設置者を特定することが望まれる。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、自動取引装置に対して不審な行動を行う不審者の画像を取得することができる自動取引装置、画像取得プログラム及び画像取得システムを提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、処理履歴を表すジャーナル情報を保持するジャーナル情報保持部と、顧客の接近を検知する検知部と、前記顧客の画像を撮影する撮影部と、前記検知部が前記顧客の接近を検知して、取引の実行が要求されるまでに、前記撮影部に前記画像を撮影させ、前記画像を一時的に保持し、所定時間が経過して、前記検知部が前記顧客の接近を検知しない場合に、前記画像を前記ジャーナル情報として前記ジャーナル情報保持部に保持させる画像取得処理部と、を有する自動取引装置が提供される。
また、本発明の一観点によれば、処理履歴を表すジャーナル情報を保持するジャーナル情報保持部と、顧客の接近を検知する検知部と、前記顧客の画像を撮影する撮影部とが接続されたコンピュータに、前記検知部が前記顧客の接近を検知して、取引の実行が要求されるまでに、前記撮影部に前記画像を撮影させ、前記画像を一時的に保持し、所定時間が経過して、前記検知部が前記顧客の接近を検知しない場合に、前記画像を前記ジャーナル情報として前記ジャーナル情報保持部に保持させる、処理を実行させる画像取得プログラムが提供される。
また、本発明の一観点によれば、顧客の接近を検知する検知部と、前記顧客の画像を撮影する撮影部と、前記検知部が前記顧客の接近を検知して、取引の実行が要求されるまでに、前記撮影部に前記画像を撮影させる画像取得処理部と、処理履歴を表すジャーナル情報を保持するジャーナル情報保持部とをそれぞれ有する複数の自動取引装置を備え、前記自動取引装置のうちの一の自動取引装置の前記画像取得処理部は、前記画像を一時的に保持し、所定時間の経過後、全ての他の自動取引装置が取引を実行していない場合に、前記画像を前記ジャーナル情報として前記ジャーナル情報保持部に保持させる、画像取得システムが提供される。
開示の技術によれば、自動取引装置に対して不審な行動をしている不審者の画像を取得することができるため、自動取引装置に対するスキミング装置の設置を抑止することができる。
第1の実施の形態の自動取引装置を説明するための図である。 第2の実施の形態の自動取引装置が設置された自動取引装置コーナーの一例を示す平面図である。 第2の実施の形態の自動取引装置のハードウェア構成例を示す図である。 第2の実施の形態の自動取引装置が有する機能を表す機能ブロック図である。 第2の実施の形態の自動取引装置で実行される取引処理を表すフローチャートである。 第2の実施の形態の自動取引装置で実行される取引処理で生成されるジャーナル情報の一例を示す図である。 第2の実施の形態の自動取引装置で実行される不審者画像取得処理を表すフローチャートである。 第3の実施の形態の自動取引装置で実行される不審者画像取得処理を表すフローチャートである。 第4の実施の形態の自動取引装置が設置された自動取引装置コーナーの一例を示す平面図である。 第4の実施の形態の自動取引装置で実行される不審者画像取得処理を表すフローチャート(その1)である。 第4の実施の形態の自動取引装置で実行される不審者画像取得処理を表すフローチャート(その2)である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態について、図1を用いて説明する。
図1は、第1の実施の形態の自動取引装置を説明するための図である。
なお、図1(A)は、顧客20が自動取引装置10に接近した場合の側面図を、図1(B)は、顧客20が自動取引装置10のカード挿入/排出口15を操作している場合の側面図を、図1(C)は、顧客20が自動取引装置10の表示部14を操作している場合の側面図をそれぞれ示している。
自動取引装置10は、図1に示されるように、検知部11と、撮影部12と、画像取得処理部13とを有する。また、自動取引装置10は、表示部14と、カード挿入/排出口15とが外装されている。
検知部11は、顧客の接近を検知するものであって、例えば、対人センサである。なお、検知部11は、顧客の接近を検知できるものであればどのような検知方法でも構わない。
撮影部12は、顧客の画像を撮影するものであって、例えば、カメラである。撮影部12による顧客の画像の撮影は、静止画または動画のいずれでも構わない。
画像取得処理部13は、検知部11が顧客の接近を検知して、取引の実行が要求されるまでに、撮影部12に画像を撮影させる。
表示部14は、取引画面等を表示するディスプレイと、当該ディスプレイに設けられたタッチパネルとを有する。
カード挿入/排出口15は、キャッシュカードが挿入され、また、内部に取り込んだキャッシュカードを排出する。
ところで、これまでも自動取引装置に撮影部を設け、当該撮影部により顧客の撮影が行われていた。しかし、これまでの自動取引装置では、取引ジャーナルを補完するために顧客の撮影が行われていた。具体的には、顧客がカード挿入/排出口15にキャッシュカードを挿入する時の画像等、顧客の取引操作に基づき自動取引装置で実行される取引に連動して、顧客を撮影していた。このようにして撮影された画像を取引ジャーナルに記録することで、取引ジャーナルに記録されている取引内容と、当該取引を実行した者とを特定することができ、防犯対策等に用いられていた。
一方、このような自動取引装置のカード導入口にスキミング装置を設置する等を行う不審者の多くは、スキミング装置の設置後、自動取引装置で取引を行わずに、その場から立ち去ってしまう。このため、これまでの自動取引装置ではこのような不審者の撮影を行うことができなかった。
これに対して、上記自動取引装置10により実行される不審者画像取得方法について説明する。
自動取引装置10では、まず、検知部11が自動取引装置10に対して顧客20が接近することを検知する(図1(A))。
次いで、画像取得処理部13が撮影部12により、取引の実行が要求されるまでに、顧客20の画像の撮影を行わせる。
例えば、自動取引装置10の前に立っている顧客20が、カード挿入/排出口15にスキミング装置の取り付け作業を終えると(図1(B))、自動取引装置10で金融取引を行わずにそのまま立ち去ってしまう。そこで、自動取引装置10では、画像取得処理部13が撮影部12に顧客20の画像の撮影を行わせることで、自動取引装置10に対してスキミング装置を設置した顧客20が立ち去る前に顧客20の画像を取得することができる。
一方、顧客20が金融取引を正常に行う場合について説明する。
顧客20が自動取引装置10の前に立つと(図1(A))、検知部11が顧客20の接近を検知して、画像取得処理部13が撮影部12に顧客20の画像の撮影を行わせる。
次いで、当該顧客20が、カード挿入/排出口15にキャッシュカードを挿入し(図1(B))、表示部14に対して所望の取引に対応した取引内容のタッチ入力を行う(図1(C))。すると、画像取得処理部13は、取引の実行が要求されたために、撮影部12による顧客20の画像の撮影を終了させる。そして、自動取引装置10では、タッチ入力に応じた取引処理を実行する。
上記自動取引装置10は、画像取得処理部13により、検知部11が顧客の接近を検知して、取引の実行が要求されるまでに、撮影部12に画像を撮影させるようにした。これにより、自動取引装置10で金融取引を行わずに、カード挿入/排出口15にスキミング装置を取り付ける等、不審な行動を行った顧客20(不審者)の画像を確実に取得することができるようになる。不審者の画像を取得しておくことで、例えば、自動取引装置10にスキミング装置の設置が発覚した場合に、取得した画像に基づき、不審者を特定することができる。したがって、自動取引装置10に対するスキミング装置の設置等の不審な行動の発生を抑止することができるようになる。
また、上記自動取引装置10は、画像取得処理部13が、取引の実行が要求されると、撮影部12による画像を撮影させないようにした。これにより、自動取引装置10の取引中の金融取引を正常に行う顧客20の画像が撮影されないために、画像を保存するためのメモリの消費を抑制することができる。また、この場合でも、取引の実行の要求前に顧客20を撮影した画像により、取引ジャーナルを補完することができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態では、第1の実施の形態の自動取引装置の具体的な設置について説明する。
まず、自動取引装置が複数設置された自動取引装置コーナーについて、図2を用いて説明する。
図2は、第2の実施の形態の自動取引装置が設置された自動取引装置コーナーの一例を示す平面図である。
自動取引装置コーナー100には、図2に示されるように、例えば、3つの自動取引装置1000a〜1000cが各区画にそれぞれ設置されている。
自動取引装置1000a〜1000cは、タッチパネルとディスプレイとを有する表示ユニット1200と、カメラユニット1300と、対人センサユニット1400と、カード挿入/排出口1501と、通帳挿入/排出口1601とが外装されている。なお、これらの詳細については後述する。
特に、対人センサユニット1400は、検知領域Aに顧客が触れると当該顧客を検知することができる。
次に、自動取引装置1000a〜1000cのハードウェア構成例について、図3を用いて説明する。
図3は、第2の実施の形態の自動取引装置のハードウェア構成例を示す図である。
なお、図3(A)は、自動取引装置1000の外観について、図3(B)は、自動取引装置1000のハードウェア構成について、それぞれ示している。
自動取引装置1000は、自動取引装置1000で実行される処理の制御を行う制御ユニット1100と、顧客からの操作入力を受け付け、受付画面等を表示する表示ユニット1200を有する。また、自動取引装置1000は、自動取引装置1000に立つ顧客の画像を撮影するカメラユニット1300と、自動取引装置1000に接近してきた顧客を検知する対人センサユニット1400とを有する。さらに、キャッシュカード等をカード挿入/排出口1501から挿入・排出するカード処理ユニット1500と、通帳を通帳挿入/排出口1601から挿入・排出する通帳処理ユニット1600、硬貨を硬貨入出金口1701から入出金する硬貨処理ユニット1700、紙幣を紙幣入出金口1801から入出金する紙幣処理ユニット1800を有する。
制御ユニット1100は、CPU1101と、RAM(Random Access Memory)1102と、HDD(Hard Disk Drive)1103と、グラフィック処理部1104と、入出力インタフェース1105と、金融通信制御部1106と、相互通信制御部1107とを備えており、これらの各部はバス1108で相互に接続されている。
CPU1101は、HDD1103等の記録媒体に記憶された各種プログラムを実行することにより、自動取引装置1000全体を統括的に制御する。
RAM1102には、CPU1101に実行させるOS並びにプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM1102には、CPU1101による処理に必要な各種データが格納される。
HDD1103には、自動取引装置1000上のOS、アプリケーション等のプログラムが格納される。また、HDD1103には、自動取引装置1000に対する設定情報並びにCPU1101による処理に必要な各種情報が格納される。
グラフィック処理部1104には、表示ユニット1200のディスプレイ1201が接続されている。グラフィック処理部1104は、CPU1101からの命令に従って所定の画面を表示ユニット1200のディスプレイ1201に表示させる。
入出力インタフェース1105には、表示ユニット1200のタッチパネル1202と、カメラユニット1300と、対人センサユニット1400とが接続されている。また、入出力インタフェース1105には、カード処理ユニット1500と、通帳処理ユニット1600と、硬貨処理ユニット1700と、紙幣処理ユニット1800とが接続されている。入出力インタフェース1105は、バス1108を介してCPU1101からの制御信号を各ユニットに通知し、各ユニットからの信号を同様にCPU1101に通知する。
金融通信制御部1106は、自動取引装置1000の管理等を行う金融ホストコンピュータ(図示を省略)を介して通信可能に接続されており、金融ホストコンピュータと信号の送受信を行う。
相互通信制御部1107は、他の自動取引装置1000と相互に通信可能に接続されており、他の自動取引装置1000と当該自動取引装置の取引状況に関する情報の送受信を行う。なお、相互通信制御部1107は、第4の実施の形態で用いられる。
続いて、制御ユニット1100以外の各ユニットについて説明する。
表示ユニット1200は、ディスプレイ1201とタッチパネル1202とを備え、ディスプレイ1201とタッチパネル1202はグラフィック処理部1104と入出力インタフェース1105とにそれぞれ接続されている。
ディスプレイ1201は、グラフィック処理部1104からの画面情報に基づいて画面を表示する。
タッチパネル1202は、ディスプレイ1201が表示する画面に対する顧客のタッチ入力を検知する。なお、タッチパネル1202が検知した画面のタッチ位置に表示されている取引内容が制御ユニット1100のCPU1101で実行される。
カメラユニット1300は、入出力インタフェース1105を介して、CPU1101からの制御信号に応じて、自動取引装置1000に立っている顧客等の静止画を撮影する。カメラユニット1300は、撮影した静止画を、入出力インタフェース1105を介して、HDD1103に保存する。
対人センサユニット1400は、自動取引装置1000に接近してきた(または、接近した)顧客等を検知し、検知結果を、入出力インタフェース1105を介して、CPU1101に通知する。
カード処理ユニット1500は、カード挿入/排出口1501から顧客により挿入された金融カードに対して情報の読み出し等の処理を実行する。また、カード処理ユニット1500は、金融カードを搬送させてカード挿入/排出口1501から放出して顧客に返却する等の処理を行う。
通帳処理ユニット1600は、通帳挿入/排出口1601から顧客により挿入された通帳を所定位置まで搬送し、顧客からの取引実行指示に応じて実行された取引の履歴等を通帳の頁に印字する。また、通帳処理ユニット1600は、取引履歴等の記録が完了した通帳を搬送して、通帳挿入/排出口1601から放出して、顧客に返却する。
硬貨処理ユニット1700及び紙幣処理ユニット1800は、自動取引装置1000で実行した取引に応じて、当該取引の形式に基づく金額に対応する硬貨及び紙幣の入金または出金を硬貨入出金口1701及び紙幣入出金口1801に対して実行する。
次に、このようなハードウェア構成を有する自動取引装置1000が備える機能について、図4を用いて説明する。
図4は、第2の実施の形態の自動取引装置が有する機能を表す機能ブロック図である。
自動取引装置1000の制御ユニット1100には、ジャーナル情報保持部1111と、一時的情報保持部1112とを有する。
ジャーナル情報保持部1111は、ジャーナル情報を保持する。ジャーナル情報は、自動取引装置1000で実行される取引履歴、自動取引装置1000で行われた取引以外の処理履歴等の履歴情報である。取引履歴は、例えば、振り込みに関しては、振り込み日時、振り込み先口座情報、振り込み金額、振り込みに用いられたキャッシュカードの画像、振り込みを行った顧客の画像等の履歴情報を含む。処理履歴は、例えば、後述するように、顧客の画像の撮影、撮影日時等の処理情報を含む。
一時的情報保持部1112は、自動取引装置1000で実行された処理によって生成された情報を一時的に保持する。
また、制御ユニット1100は、センサ制御部1113と、カメラ制御部1114と、画像取得処理部1115と、ジャーナル生成部1116と、操作受付部1117と、カード処理部1118と、取引処理部1119と、を有する。
センサ制御部1113は、対人センサユニット1400が自動取引装置1000に対する顧客等の接近を検知すると、その検知したことを表す対人検知情報を対人センサユニット1400から受け付ける。
カメラ制御部1114は、カメラユニット1300を制御して、静止画を撮影させ、撮影した静止画を受け付ける。
画像取得処理部1115は、センサ制御部1113から対人検知情報を受け付けると、カメラ制御部1114に撮影要求を通知して、カメラ制御部1114にカメラユニット1300で画像を撮影させる。また、画像取得処理部1115は、カメラ制御部1114から受け付けた画像(並びに、画像の撮影日時等)を、後述するジャーナル生成部1116に通知する。なお、画像取得処理部1115の具体的な処理については後述するフローチャートを用いて説明する。
ジャーナル生成部1116は、画像取得処理部1115から通知された画像等、後述する取引処理部1119が行った取引に基づき、ジャーナル情報を生成し、ジャーナル情報保持部1111に当該ジャーナル情報を保持させる。
操作受付部1117は、自動取引装置1000に対する各種操作入力を受け付ける。例えば、操作受付部1117は、タッチパネル1202が検知した「振り込み」取引の操作入力(タッチ入力)を受け付ける。操作受付部1117は、カード処理ユニット1500のカード挿入/排出口1501が検知したキャッシュカードの挿入操作を受け付ける。また、操作受付部1117は、硬貨処理ユニット1700及び紙幣処理ユニット1800の硬貨入出金口1701及び紙幣入出金口1801に対する硬貨及び紙幣の入金を受け付ける。
カード処理部1118は、カード処理ユニット1500を制御して、カード挿入/排出口1501から受け付けたキャッシュカード(の磁気ストライプ)に対して情報の書き込み、読み出しといったカード処理を実行する。
取引処理部1119は、操作受付部1117に対する顧客からの操作入力と、さらには、カード処理部1118がキャッシュカードに対するカード処理とに応じて、引き出し、振り込み、入金等の金融取引を実行する。取引処理部1119は、取引処理を実行すると、取引処理結果をジャーナル生成部1116に通知する。また、取引処理部1119は、取引処理結果に基づき、カード処理部1118にキャッシュカードに対して情報の書き込みを行わせる。
次に、このような機能を有する自動取引装置1000で実行される取引処理について、図5及び図6を用いて説明する。
図5は、第2の実施の形態の自動取引装置で実行される取引処理を表すフローチャートである。
図6は、第2の実施の形態の自動取引装置で実行される取引処理で生成されるジャーナル情報の一例を示す図である。
[ステップS10] 取引処理部1119は、表示ユニット1200のディスプレイ1201に取引選択画面を表示させる。
自動取引装置1000は、このようにして取引選択画面を表示して、顧客からの受け付けを待ち受ける。
[ステップS20] 画像取得処理部1115は、センサ制御部1113から対人センサユニット1400で自動取引装置1000に対する顧客等の接近を検知したことが通知されると、自動取引装置1000に接近した顧客の画像を取得する不審者画像取得処理を実行する。
なお、不審者画像取得処理の詳細については、後述する図7で説明する。
[ステップS30] 操作受付部1117は、カード処理ユニット1500のカード挿入/排出口1501にキャッシュカードが挿入されたことを受け付けて、当該キャッシュカードをカード処理ユニット1500内部に搬送させる。
[ステップS40] カード処理部1118は、カード処理ユニット1500に、受け付けたキャッシュカードから情報の読み取りを実行させる。
[ステップS50] 取引処理部1119は、カード処理部1118からキャッシュカードの読み取り結果を受け付ける。
読み取り結果が、正常に読み取られた場合(読み取り正常)には、ステップS60の処理が実行され、正常に読み取られなかった場合(読み取り異常)には、ステップS100の処理が実行される。
[ステップS60] 操作受付部1117は、タッチパネル1202に対する暗証番号及び取引金額と共に取引の実行要求の操作入力を受け付ける。
例えば、ここで要求される取引が引き出し取引である場合には、暗証番号と共に、取引金額である引き出し金額を受け付ける。さらに、引き出し取引の実行要求の操作入力を受け付ける。
[ステップS70] 取引処理部1119は、ホストコンピュータ(図示を省略)に、操作受付部1117が受け付けた暗証番号と取引金額と共に、ステップS60で受け付けた取引の実行の可否を問い合わせる。
[ステップS80] 取引処理部1119は、ホストコンピュータから取引の実行の可否結果を受け付ける。
可否結果が、取引の実行を許可するもの(取引許可)であれば、ステップS90の処理が実行され、取引の実行を許可しないもの(取引不許可)であれば、ステップS100の処理が実行される。
[ステップS90] 取引処理部1119は、ステップS60で受け付けた取引を実行する。
なお、取引処理部1119は、ステップS20で撮影した顧客の画像と、実行した取引内容(取引時間、取引金額、取引口座等)と、カード処理ユニット1500で読み取った(スキャンした)キャッシュカードのおもて面の画像との情報をジャーナル生成部1116に通知する。ジャーナル生成部1116は、通知されたこれらの情報が記録されたジャーナル情報を生成し、ジャーナル情報保持部1111に保持させる。
このようにして生成されたジャーナル情報500は、例えば、図6に示されるように、取引情報領域501に取引内容が記録されている。さらに、ジャーナル情報500は、キャッシュカード領域502にキャッシュカードのおもて面の画像が、顧客画像領域503には、ステップS20で撮影した顧客の画像のファイルがそれぞれ記録される。
[ステップS100] 取引処理部1119は、取引中止画面を表示ユニット1200のディスプレイ1201に表示させる。そして、取引処理部1119は自動取引装置1000による取引を中止する。
[ステップS110] 取引処理部1119は、カード処理部1118に、カード処理ユニット1500のカード挿入/排出口1501からキャッシュカードを排出させて、顧客に返却する。
以上により、自動取引装置1000による取引処理が実行される。
次に、自動取引装置1000の取引処理中に実行される不審者画像取得処理(図5のステップS20)について、図6並びに図7を用いて説明する。
図7は、第2の実施の形態の自動取引装置で実行される不審者画像取得処理を表すフローチャートである。
自動取引装置1000では、取引処理部1119が表示ユニット1200のディスプレイ1201に取引選択画面を表示させる(ステップS10)と、以下の処理が実行される。
[ステップS21] 対人センサユニット1400は、自動取引装置1000に対する顧客の接近を待ち受ける。対人センサユニット1400は、自動取引装置1000に接近してきた顧客を検知すると、センサ制御部1113に顧客の接近の検知を通知する。
センサ制御部1113が、対人センサユニット1400から顧客の接近の検知が通知されると、ステップS22の処理が実行される。
[ステップS22] 画像取得処理部1115は、センサ制御部1113が顧客の接近の検知を受け付けると、時間の計測を開始する。
所定時間が経過するまでステップS25の処理に進み、所定時間が経過すると、ステップS23の処理に進む。
[ステップS23] 画像取得処理部1115は、カメラ制御部1114にカメラユニット1300による顧客の画像(静止画)の撮影を実行させる。
画像取得処理部1115は、カメラユニット1300が撮影した顧客の画像をカメラ制御部1114から取得する。
[ステップS24] ジャーナル生成部1116は、画像取得処理部1115からステップS23で取得した顧客の画像と当該画像の撮影時間等の情報を受け付けて、ジャーナル情報を生成する。ジャーナル生成部1116は、生成したジャーナル情報をジャーナル情報保持部1111に保持させる。
このようにして生成されたジャーナル情報500は、例えば、図6に示されるように、撮影日時領域504に撮影日時が、顧客画像領域505にステップS23で撮影した顧客の画像のファイルがそれぞれ記録される。
[ステップS25] 操作受付部1117は、表示ユニット1200のタッチパネル1202に対する取引選択の操作入力を待ち受ける。
タッチパネル1202に対する取引選択の操作入力が行われるまでステップS21の処理が実行される。タッチパネル1202に対して取引選択の操作入力が行われると、画像取得処理部1115は不審者画像取得処理を終了して、ステップS30の処理が実行される。
以上により、自動取引装置1000による不審者画像取得処理が実行される。
上記フローでは、例えば、自動取引装置1000は、顧客の接近を検知する(ステップS21)。当該顧客が、カード挿入/排出口1501にスキミング装置を取り付ける場合にはその作業時間を要する。このため、自動取引装置1000では所定時間が経過すると(ステップS22の「yes」)、この顧客が不審な行動を行っている不審者であると考えられるために、カメラユニット1300によるこの不審者の画像を取得し(ステップS23)、ジャーナル情報として保存する(ステップS24)。
自動取引装置1000は、不審者がスキミング装置を取り付けている間、ステップS21〜S24の処理が実行されて、不審者の画像を取得するごとに、ジャーナル情報に当該画像を記録していく。例えば、図6に示されるように、不審者がスキミング装置の取り付け作業を行っている間、撮影日時領域504,506に撮影日時が、顧客画像領域505,507にステップS23で撮影した顧客の画像のファイルがそれぞれ記録される。不審者がスキミング装置の取り付け後、自動取引装置1000から立ち去ると、対人センサユニット1400は、再び、自動取引装置1000に対する顧客の接近を待ち受ける(ステップS21)。
一方、自動取引装置1000に金融取引を正常に行う顧客が接近してくると(ステップS21の「yes」)、当該顧客は、多くの時間をかけずに(ステップS22の「no」)、表示ユニット1200のタッチパネル1202で取引選択を操作入力する(ステップS25の「yes」)。自動取引装置1000は、操作入力された取引を実行する(ステップS30〜S110)。
上記自動取引装置1000では、対人センサユニット1400が自動取引装置1000に対する顧客の接近を検知して、取引選択等の操作入力が何も行われずに、所定時間が経過すると、当該顧客の画像を取得するようにした。これにより、自動取引装置1000で金融取引を行わずに、カード挿入/排出口1501にスキミング装置を取り付ける等、不審な行動を行う顧客の画像を確実に取得して、ジャーナル情報として保存することができるようになる。このため、後に、自動取引装置1000に、例えば、スキミング装置が設置されていることが発覚した場合に、ジャーナル情報を確認することで、スキミング装置を設置した不審者を特定することができるようになる。したがって、自動取引装置1000に対するスキミング装置の設置等の不審な行動が行われることを抑止することができるようになる。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態では、第2の実施の形態と異なる不審者画像取得処理について説明する。
なお、第3の実施の形態は、第2の実施の形態と同様の自動取引装置コーナー100(図2)に設置された自動取引装置1000(図3及び図4)により、同様の取引処理(図5)が実行されるものとする。但し、第3の実施の形態では、取引処理で実行される不審者画像取得処理は、以下の図8のフローに沿って実行される。
図8は、第3の実施の形態の自動取引装置で実行される不審者画像取得処理を表すフローチャートである。
自動取引装置1000では、取引処理部1119が表示ユニット1200のディスプレイ1201に取引選択画面を表示させる(図5のステップS10)と、以下の処理が実行される。
[ステップS201] 対人センサユニット1400は、自動取引装置1000に対する顧客の接近を待ち受ける。対人センサユニット1400は、自動取引装置1000に接近してきた顧客を検知すると、センサ制御部1113に顧客の接近の検知を通知する。
センサ制御部1113が、対人センサユニット1400から顧客の接近の検知が通知されると、ステップS202の処理が実行される。
[ステップS202] 画像取得処理部1115は、カメラ制御部1114にカメラユニット1300による顧客の画像(静止画)の撮影を実行させる。
画像取得処理部1115は、カメラユニット1300が撮影した顧客の画像をカメラ制御部1114から取得する。
[ステップS203] 画像取得処理部1115は、ステップS202で取得した顧客の画像と当該画像の撮影時間との情報を一時的情報保持部1112に保持させる。
[ステップS204] 操作受付部1117は、表示ユニット1200のタッチパネル1202に対する取引選択の操作入力を待ち受ける。
タッチパネル1202に対する取引選択の操作入力を受け付けるまでステップS206の処理が実行される。タッチパネル1202に対して取引選択の操作入力を受け付けると、ステップS205の処理が実行される。
[ステップS205] 画像取得処理部1115は、一時的情報保持部1112にステップS203で保持させた顧客の画像と当該画像の撮影日時との情報を消去する。
ステップS205の処理が終了すると、ステップS30の処理が実行される。
[ステップS206] 画像取得処理部1115は、ステップS201で顧客の接近が検知されると時間の計測を実行する。
所定時間が経過するまでステップS202の処理に進み、所定時間が経過すると、ステップS207の処理に進む。
[ステップS207] 対人センサユニット1400は、自動取引装置1000に対する顧客の接近を待ち受ける。対人センサユニット1400は、自動取引装置1000に接近してきた顧客を検知すると、センサ制御部1113に顧客の接近の検知を通知する。
センサ制御部1113が対人センサユニット1400から顧客の接近の検知が通知されると、ステップS202の処理が実行され、顧客の接近の検知が通知されない場合にはステップS208の処理が実行される。
[ステップS208] 画像取得処理部1115は、ステップS203で一時的情報保持部1112に一時的に保持させた画像と当該画像の撮影日時との情報をジャーナル生成部1116に通知する。ジャーナル生成部1116は、画像取得処理部1115から通知された顧客の画像と当該画像の撮影時間との情報を受け付けて、ジャーナル情報を生成する。ジャーナル生成部1116は、生成したジャーナル情報をジャーナル情報保持部1111に保持させる。
ステップS208の処理終了後、再び、ステップS201の処理が実行される。
以上により、自動取引装置1000による不審者画像取得処理が実行される。
上記フローでは、例えば、自動取引装置1000が、スキミング装置を設置する不審者の接近を検知する(ステップS201)。すると、カメラユニット1300によりこの不審者の画像を取得し(ステップS202)、取得した画像と当該画像の撮影日時との情報を一時的情報保持部1112に一時的に保持する(ステップS203)。
不審者は、自動取引装置1000では取引を行わずに、自動取引装置1000のカード挿入/排出口1501にスキミング装置を取り付ける。スキミング装置の取り付けにはある程度の作業時間を要する。このため、当該不審者は、タッチパネル1202に対する取引選択の操作入力を行わず(ステップS204の「no」)、所定時間が経過し(ステップS206の「yes」)、自動取引装置1000に接近していることが検知される(ステップS207の「yes」)。自動取引装置1000では、不審者によりスキミング装置が取り付けられている間、ステップS202〜S204,S206,S207の処理が繰り返される。
不審者は、スキミング装置の取り付けを終えると自動取引装置1000から立ち去る。すると、自動取引装置1000は、不審者の接近を検知しないようになり(ステップS207の「no」)、一時的情報保持部1112に保持した不審者の画像と当該画像の撮影日時との情報をジャーナル情報保持部1111に保存する(ステップS208)。
自動取引装置1000は、再び、自動取引装置1000に対する顧客の接近を待ち受ける(ステップS201)。
一方、金融取引を正常に行う顧客が自動取引装置1000に接近した場合も(ステップS201の「yes」)、カメラユニット1300により顧客の画像を取得し(ステップS202)、取得した画像と当該画像の撮影日時との情報を一時的情報保持部1112に一時的に保持する(ステップS203)。
自動取引装置1000は、当該顧客によりタッチパネル1202に対する取引の操作入力を受け付けると(ステップS204の「yes」)、一時的情報保持部1112に保存した画像等の情報を消去し(ステップS205)、操作入力された取引を実行する(ステップS30〜S110)。
上記自動取引装置1000では、対人センサユニット1400が自動取引装置1000に対する顧客の接近を検知すると、顧客の画像を取得し、取得した画像と当該画像の撮影日時との情報を一時的に一時的情報保持部1112に保存する。自動取引装置1000は、取引選択の操作入力が行われずに所定時間が経過し、対人センサユニット1400が自動取引装置1000に顧客の接近を検知しなければ、一時的に保存した顧客の画像と当該画像の撮影日時との情報をジャーナル情報として保存するようにした。これにより、自動取引装置1000で金融取引を行わずに、カード挿入/排出口1501にスキミング装置を取り付ける等、不審な行動を行う顧客の画像を確実に取得して、ジャーナル情報として保存することができるようになる。このため、後に、自動取引装置1000にスキミング装置が設置されたことが発覚した場合に、ジャーナル情報を確認することで、スキミング装置を設置した不審者を特定することができるようになる。したがって、自動取引装置1000に対するスキミング装置の設置等の不審な行動が行われることを抑止することができるようになる。
また、自動取引装置1000では、取得した顧客の画像と当該画像の撮影日時との情報を一時的に一時的情報保持部1112に保存した後、取引選択の操作入力が行われると、一時的に保存した情報を消去して、操作入力された取引を実行するようにした。このため、不審者の画像のみをジャーナル情報に保存し、金融取引を正常に行う顧客の画像を消去することができるため、ジャーナル情報保持部1111のメモリ容量を節約することができるようになる。
[第4の実施の形態]
第4の実施の形態では、第3の実施の形態が連携して不審者画像取得処理を実行する場合について説明する。
なお、第4の実施の形態でも、第2の実施の形態と同様の自動取引装置コーナー100(図2)に設置された自動取引装置1000(図3及び図4)により、同様の取引処理(図5)が実行される。
まず、第4の実施の形態における自動取引装置が設置される自動取引装置コーナーについて、図9を用いて説明する。
図9は、第4の実施の形態の自動取引装置が設置された自動取引装置コーナーの一例を示す平面図である。
自動取引装置コーナー200は、図9に示されるように、入り口201が設けられている。自動取引装置コーナー200内に設置されている自動取引装置1000a〜1000cは、相互通信制御部1107(図3(B))がケーブル203により相互に通信可能に接続されている。
また、自動取引装置コーナー200は、図2の自動取引装置コーナー100と比べて、自動取引装置1000a〜1000cの設置間隔が狭くなっている。このため、各自動取引装置1000a〜1000cの対人センサユニット1400の検知領域Aに重複箇所が生じている。
このような自動取引装置コーナー200では、第3の実施の形態の自動取引装置1000a〜1000cが設置されている場合、顧客が検知領域Aの重複箇所に位置すると、重複を構成する自動取引装置1000a,1000b(または、自動取引装置1000b,1000c)がそれぞれ取引処理における不審者画像取得処理を実行してしまう。また、自動取引装置コーナー200に顧客が入り口201から入って破線に沿って移動し、自動取引装置1000aに接近する場合、自動取引装置1000b,1000cの対人センサユニット1400も顧客の接近を検知してしまう。このため、自動取引装置1000b,1000cも不審者画像取得処理を実行してしまう。
そこで、以下では、顧客が接近した自動取引装置1000で適切に実行される不審者画像取得処理について図10及び図11を用いて説明する。
図10及び図11は、第4の実施の形態の自動取引装置で実行される不審者画像取得処理を表すフローチャートである。
なお、以下では顧客が自動取引装置1000aに接近するものとして説明する。
自動取引装置1000aでは、取引処理部1119が表示ユニット1200のディスプレイ1201に取引選択画面を表示させる(図5のステップS10)と、以下の処理が実行される。
[ステップS211] 対人センサユニット1400は、自動取引装置1000aに対する顧客の接近を待ち受ける。対人センサユニット1400は、自動取引装置1000aに接近してきた顧客を検知すると、センサ制御部1113に顧客の接近の検知を通知する。
センサ制御部1113が、対人センサユニット1400から顧客の接近の検知が通知されると、ステップS212の処理が実行される。
[ステップS212] 画像取得処理部1115は、カメラ制御部1114にカメラユニット1300による顧客の画像(静止画)の撮影を実行させる。
画像取得処理部1115は、カメラユニット1300が撮影した顧客の画像をカメラ制御部1114から取得する。
[ステップS213] 画像取得処理部1115は、ステップS212で取得した顧客の画像と当該画像の撮影時間との情報を一時的に一時的情報保持部1112に保持させる。
[ステップS214] 操作受付部1117は、表示ユニット1200のタッチパネル1202に対する取引選択の操作入力を待ち受ける。
タッチパネル1202に対する取引選択の操作入力を受け付けるまでステップS216の処理が実行される。タッチパネル1202に対して取引選択の操作入力を受け付けると、ステップS215の処理が実行される。
[ステップS215] 画像取得処理部1115は、一時的情報保持部1112にステップS213で保持させた顧客の画像と当該画像の撮影日時との情報を消去する。
ステップS215の処理が終了すると、ステップS30の処理が実行される。
[ステップS216] 画像取得処理部1115は、ステップS211で顧客の接近が検知されると時間の計測を実行する。
所定時間が経過するまでステップS212の処理に進み、所定時間が経過すると、ステップS217の処理に進む。
[ステップS217] 画像取得処理部1115は、他の自動取引装置1000b,1000cにアクセスして、他の自動取引装置1000b,1000cの取引状態を取得する。
取引状態とは、他の自動取引装置1000b,1000cが取引中か否かを表すものである。例えば、自動取引装置1000aが自動取引装置1000b,1000cの取引状態を取得する。この際、自動取引装置1000bが取引中であれば、この取引状態は取引中であり、自動取引装置1000cが取引中であれば、この取引状態は取引中である。
[ステップS218] 画像取得処理部1115は、ステップS217で取得したうち、取引状態が取引中である自動取引装置1000b,1000cを含むか否かを判定する。
自動取引装置1000b,1000cのいずれも取引中ではない(取引中の自動取引装置を含まない)場合には、ステップS219の処理が実行される。また、自動取引装置1000b,1000cの取引状態の少なくとも一つが取引中である(取引中の自動取引装置1000b,1000cが1つでも含まれる)場合には、ステップS220の処理が実行される。
[ステップS219] 対人センサユニット1400は、自動取引装置1000aに対する顧客の接近を待ち受ける。対人センサユニット1400は、自動取引装置1000aに接近している顧客を検知すると、センサ制御部1113に顧客の接近の検知を通知する。
センサ制御部1113が対人センサユニット1400から顧客の接近の検知が通知されると、ステップS212の処理が実行され、顧客の接近の検知が通知されない場合にはステップS221の処理が実行される。
[ステップS220] 画像取得処理部1115は、一時的情報保持部1112にステップS213で保持させた顧客の画像と当該画像の撮影日時との情報を消去する。
ステップS220の処理終了後、再び、ステップS211の処理が実行される。
[ステップS221] 画像取得処理部1115は、一時的情報保持部1112にステップS213で保持させた画像と当該画像の撮影日時との情報をジャーナル生成部1116に通知する。ジャーナル生成部1116は、画像取得処理部1115から取得した顧客の画像と当該画像の撮影時間との情報を受け付けて、ジャーナル情報を生成する。ジャーナル生成部1116は、生成したジャーナル情報をジャーナル情報保持部1111に保持させる。
ステップS221の処理終了後、再び、ステップS211の処理が実行される。
以上により、自動取引装置1000aにより不審者画像取得処理が実行される。
上記フローでは、例えば、自動取引装置コーナー200に入り口201からスキミング装置を設置する不審者が入り、自動取引装置1000aに接近すると、自動取引装置1000aがこの接近を検知する(ステップS211)。なお、この際、不審者が自動取引装置1000b,1000cの前を通過するために、自動取引装置1000b,1000cも不審者の接近を検知する。
自動取引装置1000aでは、カメラユニット1300によりこの不審者の画像を取得し(ステップS212)、取得した画像と当該画像の撮影日時との情報を一時的情報保持部1112に一時的に保持する(ステップS213)。なお、自動取引装置1000b,1000cでは、誰も接近していないものの、画像を取得して、取得した画像と画像の撮影日時との情報を一時的情報保持部1112に一時的に保持する。
不審者は、自動取引装置1000aでは取引を行わずに、自動取引装置1000aのカード挿入/排出口1501にスキミング装置を取り付ける。スキミング装置の取り付けにはある程度の作業時間を要する。このため、当該不審者は、タッチパネル1202に対する取引選択の操作入力を行わず(ステップS214の「no」)、所定時間が経過する(ステップS216の「yes」)。
次いで、自動取引装置1000aは、自動取引装置1000b,1000cからそれらの取引状態を取得する(ステップS217)。不審者は、自動取引装置1000aにスキミング装置を取り付けているために、自動取引装置1000b,1000cには誰もおらず、これら取引状態は取引中ではなく(ステップS218の「no」)、自動取引装置1000aに不審者が接近していることが検知される(ステップS219の「yes」)。自動取引装置1000aは、再び、自動取引装置1000に対する顧客の接近を待ち受ける(ステップS211)。
自動取引装置1000aでは、不審者によりスキミング装置が取り付けられている間、ステップS211〜S214,S216〜S219の処理が繰り返される。
不審者は、スキミング装置の取り付けを終えると自動取引装置1000aから立ち去る。すると、自動取引装置1000aは、不審者の接近を検知しないようになり(ステップS219の「no」)、一時的情報保持部1112に保持した不審者の画像と当該画像の撮影日時との情報をジャーナル情報保持部1111に保存する(ステップS221)。
自動取引装置1000aは、再び、自動取引装置1000aに対する顧客の接近を待ち受ける(ステップS211)。
一方、金融取引を正常に行う顧客が自動取引装置1000aに接近した場合も(ステップS211の「yes」)、カメラユニット1300により顧客の画像を取得し(ステップS212)、取得した画像等の情報を一時的情報保持部1112に一時的に保持する(ステップS213)。自動取引装置1000は、当該顧客によりタッチパネル1202に対する所望の取引の操作入力を受け付けると(ステップS214の「yes」)、一時的情報保持部1112に保存した画像等の情報を消去し(ステップS215)、操作入力された取引を実行する(ステップS30〜S110)。
また、自動取引装置コーナー200の入り口201から、自動取引装置1000aに破線に沿って金融取引を正常に行う顧客が入った際の自動取引装置1000cについて説明する。この場合も、自動取引装置1000cは、自動取引装置1000aに向かう顧客の接近を検知する(ステップS211)。
自動取引装置1000cでは、カメラユニット1300により画像を取得し(ステップS212)、取得した画像と当該画像の撮影日時との情報を一時的情報保持部1112に一時的に保持する(ステップS213)。自動取引装置1000cには誰もいないために、タッチパネル1202に対する取引選択の操作入力を行わず(ステップS214の「no」)、所定時間が経過する(ステップS216の「yes」)。自動取引装置1000cは、自動取引装置1000a,1000bの取引状態を取得する(ステップS217)。自動取引装置1000aは顧客からの操作入力に基づき金融取引を行っており、自動取引装置1000aの取引状態は取引中である(ステップS218の「yes」)。このため、自動取引装置1000cは、一時的情報保持部1112に保存した画像と当該画像の撮影日時との情報を消去する(ステップS220)。自動取引装置1000cは、再び、自動取引装置1000cに対する顧客の接近を待ち受ける(ステップS211)。
上記自動取引装置1000a〜1000cでは、対人センサユニット1400が自動取引装置1000a〜1000cに対する顧客の接近を検知すると、顧客の画像を取得し、取得した画像と当該画像の撮影日時との情報を一時的に一時的情報保持部1112に保存する。自動取引装置1000a〜1000cは、取引選択の操作入力が行われずに所定時間が経過し、対人センサユニット1400が自動取引装置1000a〜1000cに接近している顧客を検知しなければ、一時的に保存した顧客の画像と当該画像の撮影日時との情報をジャーナル情報として保存するようにした。これにより、自動取引装置1000a〜1000cで金融取引を行わずに、カード挿入/排出口1501にスキミング装置を取り付ける等、不審な行動を行う顧客の画像を確実に取得して、ジャーナル情報として保存することができるようになる。このため、後に、自動取引装置1000a〜1000cにスキミング装置が設置されたことが発覚した場合に、ジャーナル情報を確認することで、スキミング装置を設置した不審者を特定することができるようになる。したがって、自動取引装置1000a〜1000cに対するスキミング装置の設置等の不審な行動が行われることを抑止することができるようになる。
また、自動取引装置1000a〜1000cでは、取得した顧客の画像と当該画像の撮影日時との情報を一時的に一時的情報保持部1112に保存した後、取引選択の操作入力が行われると、一時的に保存した情報を消去して、操作入力された取引を実行するようにした。このため、不審者の画像のみをジャーナル情報に保存し、金融取引を正常に行う顧客の画像を消去することができるため、ジャーナル情報保持部1111のメモリ容量を節約することができるようになる。
また、自動取引装置1000a〜1000cでは、他の自動取引装置1000a〜1000cの取引状態が取引中でなければ、一時的に保存した顧客の画像等の情報をジャーナル情報として保存するようにした。また、他の自動取引装置1000a〜1000cの取引状態が1つでも取引中であれば、一時的に保存した情報を消去するようにした。このため、自動取引装置1000a〜1000cは、単に前を通過しているだけの顧客に対して誤って顧客が接近しているとして検知しても、撮影した画像を消去することができるため、ジャーナル情報保持部1111のメモリ容量を節約することができるようになる。
なお、第4の実施の形態では、3台の自動取引装置1000a〜1000cの場合を例に挙げて説明したが、自動取引装置1000の台数は3台に限らず、2台、4台以上であっても構わない。
また、第1〜第3の実施の形態は、特別なハードウェアを備えずとも、そのまま既存の装置を流用することが可能であり、安価に適用することができる。
さらに、第4の実施の形態についても、既存の装置に本発明の相互通信制御部を追加することで、容易に適用が可能となる。
上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、コンピュータが有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。
処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体には、磁気記憶装置、光ディスク、光磁気記憶媒体、半導体メモリ等がある。磁気記憶装置には、HDD、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ(MT)等がある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)等がある。光磁気記憶媒体には、MO(Magneto - Optical disk)等がある。半導体メモリには、USB(Universal Serial Bus)メモリ等のフラッシュメモリがある。
上記プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータに格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
上記プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラム若しくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
また、プログラムで記述された処理の一部または全てを、電子回路に置き換えることが可能である。例えば、上記の処理機能の少なくとも一部を、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)等の電子回路で実現してもよい。
なお、上述の実施の形態は、実施の形態の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
さらに、上述の実施の形態は、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、説明した正確な構成及び応用例に限定されるものではない。
10 自動取引装置
11 検知部
12 撮影部
13 画像取得処理部
14 表示部
15 カード挿入/排出口
20 不審者

Claims (8)

  1. 処理履歴を表すジャーナル情報を保持するジャーナル情報保持部と、
    顧客の接近を検知する検知部と、
    前記顧客の画像を撮影する撮影部と、
    前記検知部が前記顧客の接近を検知して、取引の実行が要求されるまでに、前記撮影部に前記画像を撮影させ、前記画像を一時的に保持し、所定時間が経過して、前記検知部が前記顧客の接近を検知しない場合に、前記画像を前記ジャーナル情報として前記ジャーナル情報保持部に保持させる画像取得処理部と、
    を有することを特徴とする自動取引装置。
  2. 前記画像取得処理部は、
    前記検知部が前記顧客の接近を検知して、所定時間が経過すると、前記撮影部に前記画像を撮影させる、
    ことを特徴とする請求項1記載の自動取引装置。
  3. 前記画像取得処理部は、
    前記所定時間が経過する前に、前記取引の実行が要求されると、一時的に保持している前記画像を消去する、
    ことを特徴とする請求項記載の自動取引装置。
  4. 処理履歴を表すジャーナル情報を保持するジャーナル情報保持部と、顧客の接近を検知する検知部と、前記顧客の画像を撮影する撮影部とが接続されたコンピュータに、
    前記検知部が前記顧客の接近を検知して、取引の実行が要求されるまでに、前記撮影部に前記画像を撮影させ、前記画像を一時的に保持し、所定時間が経過して、前記検知部が前記顧客の接近を検知しない場合に、前記画像を前記ジャーナル情報として前記ジャーナル情報保持部に保持させる
    処理を実行させることを特徴とする画像取得プログラム。
  5. 顧客の接近を検知する検知部と、前記顧客の画像を撮影する撮影部と、前記検知部が前記顧客の接近を検知して、取引の実行が要求されるまでに、前記撮影部に前記画像を撮影させる画像取得処理部と、処理履歴を表すジャーナル情報を保持するジャーナル情報保持部とをそれぞれ有する複数の自動取引装置を備え、
    前記自動取引装置のうちの一の自動取引装置の前記画像取得処理部は、
    前記画像を一時的に保持し、所定時間の経過後、全ての他の自動取引装置が取引を実行していない場合に、前記画像を前記ジャーナル情報として前記ジャーナル情報保持部に保持させる、
    ことを特徴とする画像取得システム。
  6. 前記一の自動取引装置の前記画像取得処理部は、
    さらに、前記検知部が前記顧客の接近を検知しない場合に、前記画像を前記ジャーナル情報として前記ジャーナル情報保持部に保持させる、
    ことを特徴とする請求項記載の画像取得システム。
  7. 前記検知部が前記顧客の接近を検知する場合に、前記撮影部に前記画像を撮影させる、
    ことを特徴とする請求項記載の画像取得システム。
  8. 前記一の自動取引装置の前記画像取得処理部は、
    前記他の自動取引装置のいずれかが取引を実行していると、一時的に保持する前記画像を消去する、
    ことを特徴とする請求項記載の画像取得システム。
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