JP6322060B2 - センサインターフェース装置とその方法 - Google Patents

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Description

本発明は、各種トランスデューサの電気出力を、センサ回路が測定し易い信号に変換するセンサインターフェース回路とその方法に関する。
現在、光や変位をはじめとする物理量を電気信号に変換するトランスデューサの価格は低廉化しつつある。よって、これまでの工業応用だけでなく、複雑な手順を踏むことなくより手軽に使用可能なトランスデューサのニーズが高まりつつある。
トランスデューサが普及するためには、トランスデューサを含めたセンサ回路の低コスト化が課題となっている。しかし、これまでは個別のトランスデューサに専用のセンサ回路が用意されるのが通常であった。よって、専用のセンサ回路の生産個数が少ないことによるコスト高が、トランスデューサの普及を阻害する一因になっていた。
この汎用化とコストの課題に対して、一つのセンサ回路を用いて多種のトランスデューサの計測が可能となる回路構成が、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1に開示された技術は、多種のトランスデューサを接続した場合に生じるオフセットの調整機能に関するものである。
特開2008−293541号公報
しかしながら、従来のトランスデューサを用いた汎用化と低コスト化を目的とした試みは、トランスデューサからの入力電圧はセンサ回路の電源電圧を超えないという暗黙の了解を前提としたものである。その為、電源電圧を超えた入力(トランスデューサ出力)が有った場合は、トランスデューサの出力が飽和して電源電圧に張り付くことで、トランスデューサ出力のダイナミックレンジが大きく劣化してしまう課題がある。この課題は、トランスデューサの特性を十分に知らない利用者が、センサ回路を構成する際に問題となる。
本発明は、この課題に鑑みてなされたものであり、センサ回路の電源電圧を超えた出力を出しうる未知のトランスデューサに対しても、トランスデューサ出力のダイナミックレンジを劣化させないようにしたセンサインターフェース装置とその方法を、提供することを目的とする。
本発明のセンサインターフェース装置は、基準電圧が反転入力端子に入力され、入力信号が非反転入力端子に入力され、出力信号を出力する差動増幅器と、前記非反転入力端子と一方の極性の電源との間に接続され当該非反転入力端子にバイアスを与える抵抗素子と、前記非反転入力端子と前記一方の極性の電源と異なる他方の極性の電源との間に接続され、前記出力信号によって電流が制御される可変電流源と、前記出力信号を出力する出力端子と、を具備し、前記可変電流源は、前記一方の極性の電源が正電源であり前記他方の極性の電源が負電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに電流を増加させ、前記出力信号が負方向に変化したときに電流を減少させるように動作し、前記一方の極性の電源が負電源であり前記他方の極性の電源が正電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに電流を減少させ、前記出力信号が負方向に変化したときに電流を増加させるように動作する。
また、本発明のセンサインターフェース装置は、基準電圧が非反転入力端子に入力され、入力信号が反転入力端子に入力され、出力信号を出力する差動増幅器と、前記反転入力端子と一方の極性の電源との間に接続され当該反転入力端子にバイアスを与える抵抗素子と、前記反転入力端子と前記一方の極性の電源と異なる他方の極性の電源との間に接続され、前記出力信号によって電流が制御される可変電流源と、前記出力信号を出力する出力端子と、を具備し、前記可変電流源は、前記一方の極性の電源が正電源であり前記他方の極性の電源が負電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに電流を減少させ、前記出力信号が負方向に変化したときに電流を増加させるように動作し、前記一方の極性の電源が負電源であり前記他方の極性の電源が正電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに電流を増加させ、前記出力信号が負方向に変化したときに電流を減少させるように動作する。
また、本発明のセンサインターフェース装置は、基準電圧が反転入力端子に入力され、入力信号が非反転入力端子に入力され、出力信号を出力する差動増幅器と、前記非反転入力端子と一方の極性の電源との間に接続され当該非反転入力端子にバイアスを与える抵抗素子と、前記非反転入力端子と前記一方の極性の電源と異なる他方の極性の電源との間に接続され、前記出力信号によって抵抗値が制御される可変抵抗器と、前記出力信号を出力する出力端子と、を具備し、前記可変抵抗器は、前記一方の極性の電源が正電源であり前記他方の極性の電源が負電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに抵抗値が小さくなり、前記出力信号が負方向に変化したときに抵抗値が大きくなるように動作し、前記一方の極性の電源が負電源であり前記他方の極性の電源が正電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに抵抗値が大きくなり、前記出力信号が負方向に変化したときに抵抗値が小さくなるように動作する。
また、本発明のセンサインターフェース装置は、基準電圧が非反転入力端子に入力され、入力信号が反転入力端子に入力され、出力信号を出力する差動増幅器と、前記反転入力端子と一方の極性の電源との間に接続され当該反転入力端子にバイアスを与える抵抗素子と、前記反転入力端子と前記一方の極性の電源と異なる他方の極性の電源との間に接続され、前記出力信号によって抵抗値が制御される可変抵抗器と、前記出力信号を出力する出力端子と、を具備し、前記可変抵抗器は、前記一方の極性の電源が正電源であり前記他方の極性の電源が負電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに抵抗値が大きくなり、前記出力信号が負方向に変化したときに抵抗値が小さくなるように動作し、前記一方の極性の電源が負電源であり前記他方の極性の電源が正電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに抵抗値が小さくなり、前記出力信号が負方向に変化したときに抵抗値が大きくなるように動作する。
また、本発明のセンサインターフェース装置は、前記抵抗素子を電流源に置き換えもよい。
また、本発明のインターフェース方法は、基準電圧が反転入力端子に入力され、入力信号が非反転入力端子に入力され、出力信号を出力する差動増幅器と、前記非反転入力端子と一方の極性の電源との間に接続され当該非反転入力端子にバイアスを与える抵抗素子と、前記非反転入力端子と前記一方の極性の電源と異なる他方の極性の電源との間に接続され、前記出力信号によって電流が制御される可変電流源と、前記出力信号を出力する出力端子と、を具備するセンサインターフェース装置のインターフェース方法であって、前記抵抗素子が、前記非反転入力端子にバイアスを与えるバイアスステップと、前記可変電流源が、前記非反転入力端子に入力される前記入力信号から電流を引き込む電圧抑制ステップと、を含み、前記電圧抑制ステップでは、前記可変電流源が、前記一方の極性の電源が正電源であり前記他方の極性の電源が負電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに電流を増加させ、前記出力信号が負方向に変化したときに電流を減少させるように動作し、前記一方の極性の電源が負電源であり前記他方の極性の電源が正電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに電流を減少させ、前記出力信号が負方向に変化したときに電流を増加させるように動作する。
また、本発明のインターフェース方法は、基準電圧が非反転入力端子に入力され、入力信号が反転入力端子に入力され、出力信号を出力する差動増幅器と、前記反転入力端子と一方の極性の電源との間に接続され当該反転入力端子にバイアスを与える抵抗素子と、前記反転入力端子と前記一方の極性の電源と異なる他方の極性の電源との間に接続され、前記出力信号によって電流が制御される可変電流源と、前記出力信号を出力する出力端子と、を具備するセンサインターフェース装置のインターフェース方法であって、前記抵抗素子が、前記反転入力端子にバイアスを与えるバイアスステップと、前記可変電流源が、前記反転入力端子に入力される前記入力信号から電流を引き込む電圧抑制ステップと、を含み、前記電圧抑制ステップでは、前記可変電流源が、前記一方の極性の電源が正電源であり前記他方の極性の電源が負電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに電流を減少させ、前記出力信号が負方向に変化したときに電流を増加させるように動作し、前記一方の極性の電源が負電源であり前記他方の極性の電源が正電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに電流を増加させ、前記出力信号が負方向に変化したときに電流を減少させるように動作する。
また、本発明のインターフェース方法は、基準電圧が反転入力端子に入力され、入力信号が非反転入力端子に入力され、出力信号を出力する差動増幅器と、前記非反転入力端子と一方の極性の電源との間に接続され当該非反転入力端子にバイアスを与える抵抗素子と、前記非反転入力端子と前記一方の極性の電源と異なる他方の極性の電源との間に接続され、前記出力信号によって抵抗値が制御される可変抵抗器と、前記出力信号を出力する出力端子と、を具備するセンサインターフェース装置のインターフェース方法であって、前記抵抗素子が、前記非反転入力端子にバイアスを与えるバイアスステップと、前記可変抵抗器が、前記非反転入力端子に入力される前記入力信号から電流を引き込む電圧抑制ステップと、を含み、前記電圧抑制ステップでは、前記可変抵抗器が、前記一方の極性の電源が正電源であり前記他方の極性の電源が負電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに抵抗値が小さくなり、前記出力信号が負方向に変化したときに抵抗値が大きくなるように動作し、前記一方の極性の電源が負電源であり前記他方の極性の電源が正電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに抵抗値が大きくなり、前記出力信号が負方向に変化したときに抵抗値が小さくなるように動作する。
また、本発明のインターフェース方法は、基準電圧が非反転入力端子に入力され、入力信号が反転入力端子に入力され、出力信号を出力する差動増幅器と、前記反転入力端子と一方の極性の電源との間に接続され当該反転入力端子にバイアスを与える抵抗素子と、前記反転入力端子と前記一方の極性の電源と異なる他方の極性の電源との間に接続され、前記出力信号によって抵抗値が制御される可変抵抗器と、前記出力信号を出力する出力端子と、を具備するセンサインターフェース装置のインターフェース方法であって、前記抵抗素子が、前記反転入力端子にバイアスを与えるバイアスステップと、前記可変抵抗器が、前記反転入力端子に入力される前記入力信号から電流を引き込む電圧抑制ステップと、を含み、前記電圧抑制ステップでは、前記可変抵抗器が、前記一方の極性の電源が正電源であり前記他方の極性の電源が負電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに抵抗値が大きくなり、前記出力信号が負方向に変化したときに抵抗値が小さくなるように動作し、前記一方の極性の電源が負電源であり前記他方の極性の電源が正電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに抵抗値が小さくなり、前記出力信号が負方向に変化したときに抵抗値が大きくなるように動作する。
また、本発明のインターフェース方法は、前記抵抗素子を電流源に置き換えてもよい。
本発明のセンサインターフェース装置とその方法によれば、センサインターフェース回路の電源電圧を超えるような入力信号が入力されても、差動増幅器が飽和しないように入力信号の電流を引き込むので、トランスデューサ出力のダイナミックレンジが劣化しない。
本発明の第1の実施形態のセンサインターフェース装置100の機能構成例を示す図。 センサインターフェース装置100において、トランスデューサのダイナミックレンジが劣化しないことを示す図。 センサインターフェース装置100の変形例の機能構成例を示す図。 本発明の第2の実施形態のセンサインターフェース装置200の機能構成例を示す図。 センサインターフェース装置200の変形例の機能構成例を示す図。 本発明の第3の実施形態のセンサインターフェース装置300の機能構成例を示す図。 センサインターフェース装置300の具体例の機能構成例を示す図。 センサインターフェース装置300の変形例の機能構成例を示す図。 本発明の第4の実施形態のセンサインターフェース装置400の機能構成例を示す図。 ミキサ70の具体例を示す図。 センサインターフェース装置400の変形例の機能構成例を示す図。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。複数の図面中同一のものには
同じ参照符号を付し、説明は繰り返さない。
〔第1の実施形態〕
図1に、第1の実施形態のセンサインターフェース装置100の機能構成例を示す。センサインターフェース装置100は、差動増幅器10と、抵抗素子20と、電流源30と、を具備する。なお、センサインターフェース装置100は、センサインターフェース回路100と称しても良い。
差動増幅器10の非反転入力端子(+)には、一端を正電源(Vdd)に接続した抵抗素子20の他端が接続され、また、当該他端と負電源(Vss)との間に、差動増幅器10の出力によって電流が制御される電流源30が接続される。この例では、負電源(Vss)を接地電位としている。差動増幅器10の出力信号は、電流源30にフィードバックされると共に、出力端子を介して図示しないマイクロコンピュータやAD変換器等のセンサ回路に出力される。
抵抗素子20の他端と電流源30の一端とが接続される非反転入力端子(+)は、センサインターフェース装置100の入力端子とされ、図示しないトランスデューサの出力が接続される。差動増幅器10の反転入力端子(−)には、基準電圧VREFが接続される。基準電圧VREFは、通常は正電源(Vdd)と負電源(Vss)との間の中間の電圧に設定される。
センサインターフェース装置100の動作を説明する。入力端子の電圧(非反転入力端子(+))は、差動増幅器10の反転入力端子(−)の電圧(基準電圧VREF)と同一になるように動作する。この差動増幅器10による制御動作は、仮想接地あるいはイマジナリーショトと称される動作である。
例えば、入力端子の電圧が、基準電圧VREFよりもプラス方向に上昇すると、差動増幅器10の出力信号はプラス方向に変化する。差動増幅器10の出力信号がプラス方向に変化すると電流源30は、電流を増加させるように動作する。この結果、電流源30は、入力端子からより多くの電流を引き込むように動作するので、入力端子の電圧増加を抑制することができる。
逆に、入力端子の電圧が、基準電圧VREFよりもマイナス方向に低下すると、差動増幅器10の出力信号はマイナス方向に変化する。差動増幅器10の出力信号がマイナス方向に変化すると電流源30は、電流を減少させるように動作する。この結果、電流源30は、入力端子からの電流を減少させるように動作するので、入力端子の電圧低下を抑制することができる。
このように、トランスデューサ出力が、入力端子の電圧をプラス方向又はマイナス方向変化させても、入力端子の電圧を、上昇又は下降させないようにフィードバックが掛かるため、差動増幅器10の入力端子(非反転入力端子(+))の電圧が、差動増幅器10の出力を飽和させない範囲に制限される。このように動作するセンサインターフェース装置100は、トランスデューサ出力のダイナミックレンジを有効に利用することを可能にする。
図2に、トランスデューサ出力とセンサインターフェース装置100の出力との関係を示す。図2の横軸はセンサインターフェース装置100の入力信号であるトランスデューサ出力電圧(入力電圧)であり、縦軸はセンサインターフェース装置100の出力電圧である。図2の横軸は、縦軸よりも広い電圧範囲(スケールが大きい)を表す。
横軸に併記する実線で示す矢印は、トランスデューサ出力電圧のダイナミックレンジが、センサインターフェース装置100の電源電圧とほぼ等しい場合を示す。破線で示す矢印と、一点鎖線で示す矢印は、それらの電圧の関係が、約6倍、又はそれ以上である場合を示す。
センサ出力電圧の変化範囲が、センサインターフェース装置100の電源電圧とほぼ等しい場合、トランスデューサ出力電圧の変化範囲に対する差動増幅器10の出力電圧は、正電源(Vdd)と負電源(Vss)との間で振幅し、その傾きは大きく(急峻に)なる。トランスデューサ出力電圧の変化範囲が、センサインターフェース装置100の電源電圧範囲の約6倍の場合、差動増幅器10の出力電圧が正電源(Vdd)と負電源(Vss)との間で振幅する点は同じであるが、トランスデューサ出力電圧の変化範囲に対する差動増幅器10の出力電圧の傾きは小さく(緩やかに)なる。これは、トランスデューサ出力電圧が電源電圧を超えると入力端子に流れ込む電流の引き込み量が増加することで、電流源30に流れるバイアス電流が増加するからである。
更に、トランスデューサ出力電圧の変化範囲が、センサインターフェース装置100の電源電圧範囲を大きく超えると、トランスデューサ出力電圧の変化範囲に対する差動増幅器10の出力電圧の傾きは、更に小さくなる。傾きが小さくなる分、電流源30に流れるバイアス電流は更に増加することになる。このように電流源30に流れるバイアス電流が増加することで、入力端子の電圧の上昇を抑制するので、第1の実施形態のセンサインターフェース装置100は、トランスデューサ出力のダイナミックレンジを劣化させることがない。
図3に、センサインターフェース装置100の変形例であるセンサインターフェース装置100′の機能構成例を示す。センサインターフェース装置100′は、センサインターフェース装置100の抵抗素子20と、電流源30との、配置を逆にしたものである。
センサインターフェース装置100′では、電流源31が正電源側に接続されている。電流源31は、差動増幅器10の出力電圧がプラス方向に増加すると電流が減少する方向に動作する上記した電流源30(図1)とは反対の特性を持つ。センサインターフェース装置100′も、センサインターフェース装置100と同様の効果を奏する。
なお、電流源30を正電源側に接続する場合は、差動増幅器10の入力を逆転させても良い。つまり、基準電圧VREFを非反転入力端子(+)、トランスデューサを反転入力端子(−)に接続するようにすれば、センサインターフェース装置100と同じように動作する。
要するに、第1の実施形態のセンサインターフェース装置100は、基準電圧VREFと入力信号とが入力される差動増幅器10と、入力信号が入力される差動増幅器10の入力端子と一方の極性の電源との間に接続され当該入力端子にバイアスを与える抵抗素子20と、入力端子と前記一方の極性の電源と異なる極性の電源との間に接続され、差動増幅器10の出力信号によって電流が制御される電流源30,31と、を具備するものである。
〔第2の実施形態〕
図4に、第2の実施形態のセンサインターフェース装置200の機能構成例を示す。センサインターフェース装置200は、第1の実施形態のセンサインターフェース装置100の電流源30を、可変抵抗器40に置き換えたものである。可変抵抗器40は、具体的には、例えばNMOSトランジスタやNPNトランジスタである。
可変抵抗器40は、差動増幅器10の出力信号の電圧がプラス方向に変化すると、抵抗値が小さくなるように動作する。よって、可変抵抗器40は、入力端子からより多くの電流を引き込むように動作するので、入力端子の電圧増加を抑制することができる。この入力端子の電圧増加を抑制する動作は、センサインターフェース装置100と同じである。
図5に、センサインターフェース装置200の変形例であるセンサインターフェース装置200′の機能構成例を示す。センサインターフェース装置200′は、センサインターフェース装置200の抵抗素子20と、可変抵抗器40と、の配置を逆にしたものであり、正電源側に可変抵抗器41が接続される。センサインターフェース装置200と200′との関係は、上記したセンサインターフェース装置100と100′との関係と同じである。よって、その詳しい説明は省略する。可変抵抗器41は、具体的には、例えばPMOSトランジスタやPNPトランジスタである。
要するに、第2の実施形態のセンサインターフェース装置200は、基準電圧VREFと入力信号とが入力される差動増幅器10と、入力信号が入力される差動増幅器10の入力端子と一方の極性の電源との間に接続され当該入力端子にバイアスを与える抵抗素子20と、入力端子と前記一方の極性の電源と異なる極性の電源との間に接続され、差動増幅器10の出力信号によって抵抗値が制御される可変抵抗器40,41と、を具備するものである。なお、可変抵抗器40,40′は、例えば、抵抗ラダー回路で構成するようにしても良い。
〔第3の実施形態〕
図6に、第3の実施形態のセンサインターフェース装置300の機能構成例を示す。センサインターフェース装置300は、第1の実施形態のセンサインターフェース装置100の抵抗素子20を、第2の電流源50に置き換えたものである。ここでは、上記した電流源30(図1)を、第2の電流源50と区別する目的で第1の電流源30と称する。
図7に、第1の電流源30と第2の電流源50の、具体例を示す。第1の電流源30は、NMOSトランジスタ330(以降トランジスタの表記は省略する。)で構成される。NMOS330のゲート電極は、差動増幅器10の出力端子と接続される。NMOS330のソース電極は負電源(Vss)に接続され、ドレイン電極は、センサインターフェース装置300の入力端子(差動増幅器の非反転入力(+))に接続される。NMOS330は、ゲート電極の電圧がプラス方向に大きくなると、流れる電流が大きくなる。
第2の電流源50は、PMOS350と、PMOS352と、定電流源351とで構成される。PMOS350のソース電極は、正電源(Vdd)に接続され、ゲート電極とドレイン電極とが定電流源351に接続される。定電流源351のPMOS350と反対側の端子は負電源(Vss)に接続される。そして、PMOS350のゲート電極が、PMOS352のゲート電極に接続され、PMOS352のソース電極が正電源(Vdd)に接続され、PMOS352のドレイン電極が第2の電流源50の出力となる。
第2の電流源50は、いわゆるカレントミラー回路と称されるものであり、PMOS350とPMOS352のチャネル長と幅の大きさを同じにすると、PMOS350に流れる電流と同じ大きさの電流(定電流源351で設定した電流値)をPMOS352に流すことができる。
図8に、センサインターフェース装置300の変形例であるセンサインターフェース装置300′の機能構成例を示す。センサインターフェース装置300′は、センサインターフェース装置300の第1の電流源30と、第2の電流源50と、の配置を逆にしたものである。センサインターフェース装置300と300′との関係は、上記したセンサインターフェース装置100(200)と100′(200′)との関係と同じである。よって、その詳しい説明は省略する。
要するに、第3の実施形態のセンサインターフェース装置300は、基準電圧VREFと入力信号とが入力される差動増幅器10と、入力信号が入力される差動増幅器10の入力端子と一方の極性の電源との間に接続され当該入力端子にバイアスを与える第2の電流源50と、入力端子と前記一方の極性の電源と異なる極性の電源との間に接続され、差動増幅器10の出力信号によって電流が制御される第1の電流源30,31と、を具備するものである。
〔第4の実施形態〕
図9に、第4の実施形態のセンサインターフェース装置400の機能構成例を示す。センサインターフェース装置400は、図7に示したセンサインターフェース装置300の差動増幅器10を、チョッピング方式で動作させるようにしたものである。なお、チョッピング方式は周知である。
センサインターフェース装置400は、センサインターフェース装置300′に対して更に、基準周波数源60と、ミキサ70と、乗算器80と、を具備する。ミキサ70は、基準電圧VREFと入力信号(トランスデューサ出力)とを、基準周波数源60の生成する基準周波数fでミキシングすることで高周波数側に周波数変換して、差動増幅器10の入力差動対に入力する。
図10に、ミキサ70の具体例を示す。ミキサ70は、4個のNMOS70,71,72,73で構成される。例えば、トランスデューサ出力を伝達するNMOS71と、基準電圧VREFを伝達するNMOS70との出力側の端子同士が接続(出力1)され、差動増幅器10の非反転入力端子(+)に接続される。反転入力端子(−)には、トランスデューサ出力を伝達するNMOS72と基準電圧VREFを伝達するNMOS73との出力側の端子同士が接続(出力2)される。そして、NMOS70とNMOS72のゲート電極には、例えば基準周波数fが入力され、NMOS71とNMOS73のゲート電極には、基準周波数fを反転した信号が入力される。よって、差動増幅器10の入力差動対には、トランスデューサ出力と基準電圧VREFとが、基準周波数fでミキシングされた信号が入力される。
乗算器80は、差動増幅器10の出力信号に基準周波数源60の生成する基準周波数fを乗じて当該出力信号を元々の低い周波数帯にダウンコンバートして、差動増幅器10の出力信号とする。ダウンコンバートされた差動増幅器10の出力信号は、第1の電流源30にフィードバックされる。
差動増幅器10には、大きく分けて熱ノイズと1/fノイズが存在する。特に低周波数域で動作するセンサ回路においては、1/fノイズが問題となる。センサインターフェース装置400では、ミキサ70によって入力差動対に入力される基準電圧VREFと入力信号とが、高周波数域の信号に変換されるため、1/fノイズの影響を避けることができる。
図11に、センサインターフェース装置400の変形例であるセンサインターフェース装置400′の機能構成例を示す。センサインターフェース装置400′は、センサインターフェース装置400の差動増幅器10を差動出力を持つタイプの差動増幅器10′に変更し、更に、乗算器80をダウンコンバートミキサ90に変更したものである。
ダウンコンバートミキサ90で、差動増幅器10′の差動出力間の差を取ってダウンコンバートすることで基準周波数fの漏れの影響を削減することができる。なお、差動増幅器10を、チョッピング方式で動作させて1/fノイズの影響を避ける図9と図10に示した考えは周知であるので、詳しい説明は省略する。
以上説明したように 第1〜第4実施形態のセンサインターフェース装置によれば、センサインターフェース回路の電源電圧を超えるような入力信号が入力されても、差動増幅器が飽和しないように入力信号の電流を引き込むので、トランスデューサ出力のダイナミックレンジを劣化させない効果を奏する。第1の実施形態のセンサインターフェース装置は、入力端子の入力電流を電流源で引き込む。第2の実施形態のセンサインターフェース装置は、入力端子の入力電流を可変抵抗器で引き込む。第3の実施形態のセンサインターフェース装置は、入力端子の入力電流を第1の電流源で引き込む。
また、第4の実施形態のセンサインターフェース装置400は、差動増幅器10をチョッピング方式で動作させるようにしたものである。センサインターフェース装置400は、トランスデューサ出力のダイナミックレンジを劣化させない効果に加えて、1/fノイズの影響を避ける効果を奏する。このセンサインターフェース装置400の考えは、上記したセンサインターフェース装置100,200,300の何れにも適用することが可能である。
このように、上記した第1の実施形態〜第4の実施形態を示して説明したように、本発明は、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
10 :差動増幅器
20 :抵抗素子
30 :電流源
40 :可変抵抗器
50 :第2の電流源
60 :基準周波数源
70 :ミキサ
80 :乗算器
100,200,300,400:センサインターフェース装置

Claims (10)

  1. 基準電圧が反転入力端子に入力され、入力信号が非反転入力端子に入力され、出力信号を出力する差動増幅器と、
    前記非反転入力端子と一方の極性の電源との間に接続され当該非反転入力端子にバイアスを与える抵抗素子と、
    前記非反転入力端子と前記一方の極性の電源と異なる他方の極性の電源との間に接続され、前記出力信号によって電流が制御される可変電流源と、
    前記出力信号を出力する出力端子と、
    を具備し、
    前記可変電流源は、
    前記一方の極性の電源が正電源であり前記他方の極性の電源が負電源である場合には、
    前記出力信号が正方向に変化したときに電流を増加させ、前記出力信号が負方向に変化したときに電流を減少させるように動作し、
    前記一方の極性の電源が負電源であり前記他方の極性の電源が正電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに電流を減少させ、前記出力信号が負方向に変化したときに電流を増加させるように動作する
    ことを特徴とするセンサインターフェース装置。
  2. 基準電圧が非反転入力端子に入力され、入力信号が反転入力端子に入力され、出力信号を出力する差動増幅器と、
    前記反転入力端子と一方の極性の電源との間に接続され当該反転入力端子にバイアスを与える抵抗素子と、
    前記反転入力端子と前記一方の極性の電源と異なる他方の極性の電源との間に接続され、前記出力信号によって電流が制御される可変電流源と、
    前記出力信号を出力する出力端子と、
    を具備し、
    前記可変電流源は、
    前記一方の極性の電源が正電源であり前記他方の極性の電源が負電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに電流を減少させ、前記出力信号が負方向に変化したときに電流を増加させるように動作し、
    前記一方の極性の電源が負電源であり前記他方の極性の電源が正電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに電流を増加させ、前記出力信号が負方向に変化したときに電流を減少させるように動作する
    ことを特徴とするセンサインターフェース装置。
  3. 基準電圧が反転入力端子に入力され、入力信号が非反転入力端子に入力され、出力信号を出力する差動増幅器と、
    前記非反転入力端子と一方の極性の電源との間に接続され当該非反転入力端子にバイアスを与える抵抗素子と、
    前記非反転入力端子と前記一方の極性の電源と異なる他方の極性の電源との間に接続され、前記出力信号によって抵抗値が制御される可変抵抗器と、
    前記出力信号を出力する出力端子と、
    を具備し、
    前記可変抵抗器は、
    前記一方の極性の電源が正電源であり前記他方の極性の電源が負電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに抵抗値が小さくなり、前記出力信号が負方向に変化したときに抵抗値が大きくなるように動作し、
    前記一方の極性の電源が負電源であり前記他方の極性の電源が正電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに抵抗値が大きくなり、前記出力信号が負方向に変化したときに抵抗値が小さくなるように動作する
    ことを特徴とするセンサインターフェース装置。
  4. 基準電圧が非反転入力端子に入力され、入力信号が反転入力端子に入力され、出力信号を出力する差動増幅器と、
    前記反転入力端子と一方の極性の電源との間に接続され当該反転入力端子にバイアスを与える抵抗素子と、
    前記反転入力端子と前記一方の極性の電源と異なる他方の極性の電源との間に接続され、前記出力信号によって抵抗値が制御される可変抵抗器と、
    前記出力信号を出力する出力端子と、
    を具備し、
    前記可変抵抗器は、
    前記一方の極性の電源が正電源であり前記他方の極性の電源が負電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに抵抗値が大きくなり、前記出力信号が負方向に変化したときに抵抗値が小さくなるように動作し、
    前記一方の極性の電源が負電源であり前記他方の極性の電源が正電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに抵抗値が小さくなり、前記出力信号が負方向に変化したときに抵抗値が大きくなるように動作する
    ことを特徴とするセンサインターフェース装置。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載したセンサインターフェース装置において、
    前記抵抗素子を電流源に置き換えた
    ことを特徴とするセンサインターフェース装置。
  6. 基準電圧が反転入力端子に入力され、入力信号が非反転入力端子に入力され、出力信号を出力する差動増幅器と、前記非反転入力端子と一方の極性の電源との間に接続され当該非反転入力端子にバイアスを与える抵抗素子と、前記非反転入力端子と前記一方の極性の電源と異なる他方の極性の電源との間に接続され、前記出力信号によって電流が制御される可変電流源と、前記出力信号を出力する出力端子と、を具備するセンサインターフェース装置のインターフェース方法であって、
    前記抵抗素子が、前記非反転入力端子にバイアスを与えるバイアスステップと、
    前記可変電流源が、前記非反転入力端子に入力される前記入力信号から電流を引き込む電圧抑制ステップと、
    を含み、
    前記電圧抑制ステップでは、前記可変電流源が、
    前記一方の極性の電源が正電源であり前記他方の極性の電源が負電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに電流を増加させ、前記出力信号が負方向に変化したときに電流を減少させるように動作し、
    前記一方の極性の電源が負電源であり前記他方の極性の電源が正電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに電流を減少させ、前記出力信号が負方向に変化したときに電流を増加させるように動作する
    ことを特徴とするインターフェース方法。
  7. 基準電圧が非反転入力端子に入力され、入力信号が反転入力端子に入力され、出力信号を出力する差動増幅器と、前記反転入力端子と一方の極性の電源との間に接続され当該反転入力端子にバイアスを与える抵抗素子と、前記反転入力端子と前記一方の極性の電源と異なる他方の極性の電源との間に接続され、前記出力信号によって電流が制御される可変電流源と、前記出力信号を出力する出力端子と、を具備するセンサインターフェース装置のインターフェース方法であって、
    前記抵抗素子が、前記反転入力端子にバイアスを与えるバイアスステップと、
    前記可変電流源が、前記反転入力端子に入力される前記入力信号から電流を引き込む電圧抑制ステップと、
    を含み、
    前記電圧抑制ステップでは、前記可変電流源が、
    前記一方の極性の電源が正電源であり前記他方の極性の電源が負電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに電流を減少させ、前記出力信号が負方向に変化したときに電流を増加させるように動作し、
    前記一方の極性の電源が負電源であり前記他方の極性の電源が正電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに電流を増加させ、前記出力信号が負方向に変化したときに電流を減少させるように動作する
    ことを特徴とするインターフェース方法。
  8. 基準電圧が反転入力端子に入力され、入力信号が非反転入力端子に入力され、出力信号を出力する差動増幅器と、前記非反転入力端子と一方の極性の電源との間に接続され当該非反転入力端子にバイアスを与える抵抗素子と、前記非反転入力端子と前記一方の極性の電源と異なる他方の極性の電源との間に接続され、前記出力信号によって抵抗値が制御される可変抵抗器と、前記出力信号を出力する出力端子と、を具備するセンサインターフェース装置のインターフェース方法であって、
    前記抵抗素子が、前記非反転入力端子にバイアスを与えるバイアスステップと、
    前記可変抵抗器が、前記非反転入力端子に入力される前記入力信号から電流を引き込む電圧抑制ステップと、
    を含み、
    前記電圧抑制ステップでは、前記可変抵抗器が、
    前記一方の極性の電源が正電源であり前記他方の極性の電源が負電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに抵抗値が小さくなり、前記出力信号が負方向に変化したときに抵抗値が大きくなるように動作し、
    前記一方の極性の電源が負電源であり前記他方の極性の電源が正電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに抵抗値が大きくなり、前記出力信号が負方向に変化したときに抵抗値が小さくなるように動作する
    ことを特徴とするインターフェース方法。
  9. 基準電圧が非反転入力端子に入力され、入力信号が反転入力端子に入力され、出力信号を出力する差動増幅器と、前記反転入力端子と一方の極性の電源との間に接続され当該反転入力端子にバイアスを与える抵抗素子と、前記反転入力端子と前記一方の極性の電源と異なる他方の極性の電源との間に接続され、前記出力信号によって抵抗値が制御される可変抵抗器と、前記出力信号を出力する出力端子と、を具備するセンサインターフェース装置のインターフェース方法であって、
    前記抵抗素子が、前記反転入力端子にバイアスを与えるバイアスステップと、
    前記可変抵抗器が、前記反転入力端子に入力される前記入力信号から電流を引き込む電圧抑制ステップと、
    を含み、
    前記電圧抑制ステップでは、前記可変抵抗器が、
    前記一方の極性の電源が正電源であり前記他方の極性の電源が負電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに抵抗値が大きくなり、前記出力信号が負方向に変化したときに抵抗値が小さくなるように動作し、
    前記一方の極性の電源が負電源であり前記他方の極性の電源が正電源である場合には、前記出力信号が正方向に変化したときに抵抗値が小さくなり、前記出力信号が負方向に変化したときに抵抗値が大きくなるように動作する
    ことを特徴とするインターフェース方法。
  10. 請求項6乃至9の何れかに記載したインターフェース方法において、
    前記抵抗素子を電流源に置き換えた
    ことを特徴とするインターフェース方法。
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