JP6319809B2 - 包装箱及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、包装箱及びその製造方法に関する。
物品をダンボール、ボール紙等の紙製の包装箱で包装する作業において、包装箱に物品を詰めて包装箱の上面フラップを閉じて固定する際、包装箱の変形によって、対向する上面フラップ間の合わせ目にズレや隙間が発生することがある。例えば、包装箱の容量いっぱいに1つの物品を詰めたり、物品の容量は包装箱の容量より小さいが、物品の数量が多く、整列して入れ難いものを詰めたり、物品が弾性物で、物品の体積を減少(弾性収縮)させて包装箱に詰め、詰めた後に物品の体積が増加(弾性膨張)するものを詰める場合、包装箱の開口部がたわみ、上面フラップを閉める際、対向する上面フラップ間の合わせ目に隙間ができたり、包装箱が歪んで対向する上面フラップ間の合わせ目がずれたりすることがある。
上面フラップ間の合わせ目のズレや隙間を防止するために、上面フラップ間の合わせ目をテープ、ホッチキス等で固定する際に、上面フラップ間の合わせ目のズレや隙間が生じないように、上面フラップを正しい位置に修正して保持する必要がある。そのため、一人が上面フラップを閉め、かつ、別の一人がテープ等で上面フラップの合わせ目を固定するように二人の作業員を必要とすることがあった。また、一人の作業員の場合、足やひざ等で上面フラップ間の合わせ目のズレや隙間が生じないように押えながらテープ、ホッチキス等で封をしなければならないので、綺麗に上面フラップを閉じることができなかったり、やり直しをしなければならないことがあった。
包装箱の上面フラップ間の合わせ目のズレや隙間を防止する技術として、特許文献1には、内容物が充填される角筒状体を有し、この角筒状体の上下開口部の外周面に上下フラップを外側に略コ字状に折り返してなる胴脹れ防止帯を設けた胴脹れ防止用ダンボール箱を用いたものが開示されている。
特開昭62−251338号公報
以下の分析は、本願発明者により与えられる。
特許文献1の胴脹れ防止用ダンボール箱は、外箱に収容される内箱であり、蓋がない。つまり、特許文献1の胴脹れ防止用ダンボール箱のような構成では、外箱と内箱の二重構成とならざるをえず、包装箱全体として、内箱が追加された分の製造コストが増大する。また、特許文献1の胴脹れ防止用ダンボール箱における胴触れ防止帯は、上下フラップを外側に略コ字状に折り返した構成であるため、外側への出っ張りが大きく、物品に対する外箱のサイズ又は容積が、胴脹れ防止用ダンボール箱がない場合と比べて大きくならざるをえず、搬送コストが増大する可能性がある。
本発明の主な課題は、包装箱のフラップの合わせ目のズレや開きを抑えつつ、製造コスト及び搬送コストを抑えることができる包装箱及びその製造方法を提供することである。
第1の視点に係る包装箱は、所定の空間を囲む角筒状の胴部と、前記胴部の開口の縁部を補強するとともに、前記胴部の前記開口側の端部に接続され、かつ、前記胴部の前記縁部の内側で2重以上折り重なった縁補強部と、前記縁補強部の先端部にて折り曲って接続されるとともに、前記胴部の前記開口の角部で分割され、かつ、前記胴部の前記開口を塞ぐ複数のフラップと、を備える。
前記第1の視点の変形として、包装箱は、所定の空間を囲む角筒状の胴部と、前記胴部の開口の縁部を補強するとともに、前記胴部の前記開口側の端部に接続され、かつ、前記胴部の前記縁部の内側で2重以上折り重なった縁補強部と、前記縁補強部の先端部にて折り曲って接続されるとともに、前記胴部の前記開口の角部で分割され、かつ、前記胴部の前記開口を塞ぐ複数のフラップと、を備える包装箱であって、前記包装箱は、1枚のシート部材で構成され、前記縁補強部は、前記胴部の前記角部で全体的に分割され、前記縁補強部は、箱に組み立てた状態で、前記フラップの外側の面に対して外側に突出しないように構成されている。
第2の視点に係る包装箱の製造方法において、シート部材を、胴部の端部に縁補強部を介して複数のフラップが接続された包装箱を展開した形に裁断する工程と、前記胴部と前記縁補強部との接続部分、前記縁補強部と前記フラップとの接続部分、及び、前記縁補強部の中間部分のそれぞれに互いに平行な折り目を形成する工程と、前記縁補強部を前記胴部の開口の縁部の内側で2重以上に折り重ねる工程と、前記胴部の前記開口を塞ぐように前記フラップを折り曲げる工程と、互いに対向する前記フラップ同士の合わせ目を固定する工程と、を含む。
前記第2の視点の変形として、包装箱の製造方法において、1枚のシート部材を、胴部の端部に縁補強部を介して複数のフラップが接続された包装箱を展開した形に裁断する工程と、前記胴部と前記縁補強部との接続部分、前記縁補強部と前記フラップとの接続部分、及び、前記縁補強部の中間部分のそれぞれに互いに平行な折り目を形成する工程と、前記縁補強部を前記胴部の開口の縁部の内側で2重以上に折り重ねる工程と、前記胴部の前記開口を塞ぐように前記フラップを折り曲げる工程と、互いに対向する前記フラップ同士の合わせ目を固定する工程と、を含み、前記縁補強部は、前記胴部の角部で全体的に分割され、前記縁補強部は、箱に組み立てた状態で、前記フラップの外側の面に対して外側に突出しないように構成されている。
本発明によれば、包装箱のフラップの合わせ目のズレや開きを抑えつつ、製造コスト及び搬送コストを抑えることができる。
実施形態1に係る包装箱の構成を模式的に示した(A)外観斜視図、(B)X−X´間の部分拡大断面図である。 実施形態1に係る包装箱の製造方法を模式的に示した工程平面図である。 実施形態1に係る包装箱の製造方法を模式的に示した図2に続く工程外観斜視図である。 実施形態2に係る包装箱の構成を模式的に示した(A)外観斜視図、(B)X−X´間の部分拡大断面図である。 実施形態2に係る包装箱の係合部の変形例の構成を模式的に示した上面図である。 実施形態2に係る包装箱の製造方法を模式的に示した工程平面図である。 実施形態2に係る包装箱の製造方法を模式的に示した図6に続く工程外観斜視図である。 実施形態3に係る包装箱の構成を模式的に示した(A)外観斜視図、(B)X−X´間の部分拡大断面図である。 実施形態3に係る包装箱の製造方法を模式的に示した工程平面図である。 実施形態3に係る包装箱の製造方法を模式的に示した図2に続く工程外観斜視図である。
以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、本出願において図面参照符号を付している場合は、それらは、専ら理解を助けるためのものであり、図示の態様に限定することを意図するものではない。
[実施形態1]
実施形態1に係る包装箱について図面を用いて説明する。図1は、実施形態1に係る包装箱の構成を模式的に示した(A)外観斜視図、(B)X−X´間の部分拡大断面図である。
包装箱1は、胴部2と、縁補強部6、7と、フラップ4と、を備える。胴部2は、所定の空間(例えば、物品を収納する空間)を囲む角筒状の部分である。縁補強部6、7は、胴部2の開口(図3(A)の15に相当)の縁部を補強する部分である。縁補強部6は、胴部2の開口15側の端部に接続されている。縁補強部7は、縁補強部6の先端部に接続されている。縁補強部6、7は、胴部2の開口(図3(A)の15に相当)の縁部の内側で2重以上折り重なっている。フラップ4は、縁補強部7の先端部にて折り曲って接続されている。フラップ4は、胴部2の開口(図3(A)の15に相当)の各角部で分割されており、複数ある。フラップ4は、胴部2の開口15を塞ぐ。
実施形態1に係る包装箱の製造方法について図面を用いて説明する。図2は、実施形態1に係る包装箱の製造方法を模式的に示した工程平面図である。図3は、実施形態1に係る包装箱の製造方法を模式的に示した図2に続く工程外観斜視図である。
まず、シート部材を、胴部2の端部に縁補強部6、7を介して複数のフラップ4が接続された包装箱(図3(b)の1に相当)を展開した形に裁断する(ステップA1;図2(A)参照)。
次に、胴部2と縁補強部6との接続部分、縁補強部7とフラップ4との接続部分、及び、縁補強部6、7の中間部分のそれぞれに互いに平行な折り目8〜10を形成する(ステップA2;図2(B)参照)。
次に、縁補強部6、7を胴部2の開口15の縁部の内側で(折り目(図2(B)の8、10)を折り返して)2重以上に折り重ねる(ステップA3;図3(A)参照)。この際、胴部2を角筒状に形成するが、縁補強部6、7の折り重ねは、胴部2を角筒状に形成する前でも後でもよい。
次に、胴部2の開口(図3(A)の15)を塞ぐようにフラップ4を(折り目(図2の9)で)折り曲げる(ステップA4;図3(B)参照)。
最後に、互いに対向するフラップ4同士の合わせ目を固定する(ステップA5)。
実施形態1によれば、縁補強部6、7により、包装箱1の開口15の歪みが抑えられ、フラップ4を閉じたときのフラップ4の合わせ目のズレや開きを抑えることができる。また、胴部2の開口15の縁部に縁補強部6、7を設けることにより、外箱と内箱の二重構成とする必要がないので、製造コストを抑えることができる。さらに、胴部2の開口15の縁部の内側に縁補強部6、7を設けることにより、外側への出っ張りがないので、搬送コストを抑えることができる。
[実施形態2]
実施形態2に係る包装箱について図面を用いて説明する。図4は、実施形態2に係る包装箱の構成を模式的に示した(A)外観斜視図、(B)X−X´間の部分拡大断面図である。図5は、実施形態2に係る包装箱の係合部の変形例の構成を模式的に示した上面図である。
包装箱1は、物品を包装(例えば、収納、梱包)するための箱である。包装箱1の素材として、例えば、ダンボール、ボール紙、白板紙、合紙、樹脂シート等の折り曲げ可能なシート部材を用いることができる。包装箱1は、1枚のシート部材で構成されている。包装箱1は、物流、倉庫業界全般の包装(工業包装(梱包)、商業包装)の用途に適用することができる。包装箱1は、胴部2と、上フラップ4a〜4dと、下フラップ5と、縁補強部6、7と、を備える。
ここで、包装箱1に収納される物品には、例えば、(a)包装箱1の容積と同じ位の物品、(b)弾性を有するものであって包装箱1内に詰めた際に箱を内側から押して包装箱1が膨らむように変形する物品、(c)上フラップ4a〜4dを閉じた際に上フラップ4a、4c間(上フラップ4b、4d間)の隙間ができて上フラップ4a、4c(上フラップ4b、4d)同士を止めらない程(例えば、上フラップ4a、4cとのガムテープの接着領域が小さくなり、ガムテープから上フラップ4a、4cの端部が外れ、上フラップ4a、4cの一部が開いてしまう程)に隙間を広げてしまう物品等を用いることができる。
胴部2は、所定の空間(物品を収納する空間)を囲む角筒状(矩形の筒状)の部分である。胴部2は、周方向の一端部に継ぎ代(図6(B)の3)が接続されている。継ぎ代(図6(B)の3)は、胴部2における一端部に対する周方向の反対側の他端部の縁部(その内側でも外側でもよい)に固定される。継ぎ代(図6(B)の3)は、接着又はホッチキスにより胴部2の他端部の縁部に固定される。胴部2は、角筒の各角部に折り目(図6(B)の12、13)を有する。折り目(図6(B)の12)は、角筒の角部のうち胴部2の継ぎ目以外の角部(3つ角部)に形成された折り目である。折り目(図6(B)の13)は、角筒の角部のうち胴部2の継ぎ目となる角部に形成された折り目であり、継ぎ代(図6(B)の3)と胴部2との間に形成されている。
上フラップ4a〜4dは、胴部2の上端側の開口(図7(A)の15)を塞ぐ部分である。上フラップ4a〜4dは、縁補強部6、7を介して胴部2の上端に接続されている(図6(B)参照)。上フラップ4a〜4dは、縁補強部7の先端部にて折り目(図6(B)の9)で内側に折り曲って接続されている。上フラップ4a〜4dは、胴部2の上端側の開口(図7(A)の15に相当)の各角部で分割されている。上フラップ4a〜4dは、周方向の反時計回りに、この順で配されている。上フラップ4a、4cは、上フラップ4b、4dの外側に配される外フラップである。上フラップ4b、4dは、上フラップ4a、4cの内側に配される内フラップである。なお、上フラップ4a、4cと上フラップ4b、4dとは、内側及び外側の関係が逆であってもよい。また、折り目(図6(B)の9)の位置は、上フラップ4a、4cと上フラップ4b、4dとの内側及び外側の関係に応じて調整してもよい。
上フラップ4a及び上フラップ4cは、互いに対向する。上フラップ4a、4cのそれぞれの先端部は、互いに係合(嵌り合う、適合する)する係合部21a、21cを有する。係合部21aは、1又は複数の凸状部を有する。係合部21cは、係合部21aの凸状部と係合する凹状部を有する。係合部21aの凸状部の側端面は、縁補強部7と上フラップ4aとの接続部分の折り目(図5(A)の9)に平行な基準線(図5(A)の20;仮想上の線)に対して角度0°より大きく90°より小さく、角度45°より大きく90°より小さいことが好ましい。45°より大きくすることにより、凸状部がずれ力に耐久性が有り、変形が抑えられ、上フラップ4a〜4dを閉じる際に、支障を生じないようにすることができる。90°より小さくすることにより、凸状部のずれ力が抑えられ、両側の上フラップ4a〜4d間の隙間を広がらないようにすることができる。なお、凸状部の側端面が90°以上の場合、両側の蓋の端部が少しずれることにより、凸状部と凹状部が一部重なり、上フラップ4a〜4dを閉じる際に支障を生じる。
上フラップ4b及び上フラップ4dも、上フラップ4a及び上フラップ4cと同様に、互いに対向する。上フラップ4b、4dのそれぞれの先端部は、互いに係合する係合部21b、21dを有する。係合部21bは、1又は複数の凸状部を有する。係合部21dは、係合部21bの凸状部と係合する凹状部を有する。係合部21bの凸状部の側端面は、縁補強部7と上フラップ4bとの接続部分の折り目に平行な基準線(仮想上の線)に対して角度0°より大きく90°より小さく、角度45°より大きく90°より小さいことが好ましい。なお、上フラップ4b、4dは、係合部21b、21dを有さない構成であってもよい。
係合部21a、21bの凸状部は、先端の幅より元部の幅の方が広くなっている(図5(A)参照)。係合部21a、21bの凸状部の先端は、図5(A)のように三角形状に尖っているもののほかに、例えば、図5(B)の係合部22a、22bの凸状部のように台形状とすることができ、図5(C)の係合部23a、23bの凸状部のように角度が変化した曲面であってもよい。また、係合部21a、21bの凸状部の両側端面は、互いに線対称となっていても、いなくてもよい。また、係合部21a、21bの凸状部は、1つであっても複数であってもよい。係合部21a、21bの凸状部が複数ある場合、各凸状部の形状が異なっていてもよいが、単調であることが望ましい。
下フラップ5は、胴部2の下端側の開口を塞ぐ部分である。下フラップ5は、胴部2の下端にて折り目(図6(B)の11)で内側に折り曲って接続されている。下フラップ5は、胴部2の各角部で分割されており、複数ある。なお、各下フラップ5は、上フラップ4a〜4dと同様な構成としてもよい。また、下フラップ5と胴部2との間に縁補強部6、7と同様なものがあってもよい。
縁補強部6、7は、胴部2の上端側の開口(図7(A)の15)の縁部を補強する部分である。縁補強部6、7は、胴部2の開口(図7(A)の15)を補強する梁として機能する。縁補強部6は、胴部2の上端にて折り目(図6(B)の8)で内側かつ下側に折り返されて接続されている。縁補強部7は、縁補強部6の先端にて折り目(図6(B)の10)で内側かつ上側に折り返されて接続されている。つまり、縁補強部6、7は、山折りと谷折りとが交互に行われて折り重なっている。縁補強部6、7は、胴部2の開口(図3の15に相当)の縁部の内側で2重以上(図4では2重)折り重なっている。胴部2の上端側の開口(図7(A)の15)の縁部では、胴部2、縁補強部6及び縁補強部7が重なって3重となっているが、縁補強部をさらに追加して5重、7重、・・・・・としてもよい。縁補強部6、7は、胴部2の開口(図7(A)の15)の角部で分割されている。なお、縁補強部6、7は、包装箱の製造工程に支障がなければ、胴部2の開口(図7(A)の15)の角部で分割されていなくてもよい。縁補強部6、7は、胴部2の開口(図7(A)の15)の縁部に固定(接着、ホッチキス止め)されている。
実施形態2に係る包装箱の製造方法について図面を用いて説明する。図6は、実施形態2に係る包装箱の製造方法を模式的に示した工程平面図である。図7は、実施形態2に係る包装箱の製造方法を模式的に示した図6に続く工程外観斜視図である。
まず、裁断機等を用いて、シート部材を、胴部2の端部に縁補強部6、7を介して複数のフラップ4が接続され、かつ、上フラップ4a〜4dのそれぞれの先端部に係合部21a〜21dを有する包装箱(図7(B)の1に相当)を展開した2次元的な形に裁断する(ステップB1;図6(A)参照)。
次に、裁断したシート部材をプレス等でプレスすることにより、胴部2と縁補強部6との接続部分、縁補強部7と上フラップ4a〜4dとの接続部分、及び、縁補強部6、7の中間部分、胴部2と下フラップ5との接続部分、胴部2の角部となる部分、胴部2と継ぎ代3との接続部分のそれぞれに互いに平行な折り目8〜13を形成する(ステップB2;図6(B)参照)。なお、ステップB2は、ステップB1の前に行ってもよい。
ここで、折り目8〜13は、シート部材の厚みを潰して折り曲げしやすくし、かつ、予め決めた折り目8〜13以外の部分で折り曲がらないようにする部分である。シート部材がダンボールである場合、折り目8〜11の方向は、通常の包装箱と同様に、ダンボールの表面と裏面との間に挟まれた波形状の紙の長手方向に対して垂直方向である。したがって、縁補強部6、7の長手方向は、ダンボールの表面と裏面との間に挟まれた波形状の紙の長手方向と同じである。この方向(長手方向)は、剛性は弱い(破壊強度が弱いのではなく、曲げに弱く、比較的容易に曲がる。この為、この曲げ方向に包装箱1が変形し、包装箱1の上フラップ4a〜4dの合わせ面が開く、という事が起こる。)が、多重に重ねることで、剛性を上げ、変形、たわみ、を少なくする。
次に、胴部2を折り曲げて角筒状にし、継ぎ代3を胴部2の他端部の縁部の内側に固定(接着、ホッチキス止め等)し、下フラップ5を折り曲げて固定(ホッチキス止め、接着、テープ固定)することによって、胴部2の上端側が開口したものを組み立てる(ステップB3)。
次に、縁補強部6、7を胴部2の開口15の縁部の内側で(折り目(図6(B)の8、10)を折り返して)2重以上に(蛇腹状に)折り重ねて固定(接着、ホッチキス止め等)する(ステップB4;図7(A)参照)。このとき、上フラップ4a〜4dは開いた状態である。なお、ステップB4は、ステップB3の前に行ってもよい。
次に、開口15から胴部2内に物品(図示せず)を収納する(ステップB5)。
次に、開口(図7(A)の15)を塞ぐように、上フラップ4b、4dを折り目(図6(B)の9)で折り曲げ、その後、上フラップ4a、4cを折り目(図6(B)の9)で折り曲げる(ステップB6;図7(B)参照)。ここで、上フラップ4b、4dを折り曲げる際、係合部21bと係合部21dとを係合させる。また、上フラップ4b、4dを折り曲げる際、上フラップ4b、4d同士の合わせ目を固定(テープ固定、ホッチキス止め等)してもよい。また、上フラップ4a、4cを折り曲げる際、係合部21aと係合部21cとを係合させる。
最後に、互いに対向する上フラップ4a、4c同士の合わせ目を固定する(ステップB7)。合わせ目の固定には、例えば、ガムテープ、梱包用の粘着テープ、布テープ、クラフトテープ、PP(ポリプロピレン)テープ、ホッチキス等を用いることができる。
実施形態2によれば、実施形態1と同様に、縁補強部6、7により、縁補強部6、7がない場合に比べ、胴部2の開口15の強度が増加し、開口15の歪みが抑えられ、上フラップ4a〜4dを閉じたときの上フラップ4a、4c(上フラップ4b、4d)の合わせ目のズレや開きを抑えることができる。これにより、テープ等の固定手段による上フラップ4a、4c(上フラップ4b、4d)同士の固定が容易になり、上フラップ4a〜4dを閉じる際、上フラップ4a、4c(上フラップ4b、4d)同士の固定を一人で容易に行うことができる。
また、実施形態2によれば、胴部2の開口15の縁部に縁補強部6、7を設けることにより、外箱と内箱の二重構成とする必要がないので、製造コストを抑えることができる。
また、1枚のシート部材を裁断機等で裁断することで、包装箱1の原型において縁補強部6、7を含めることができるので、包装箱1と分離した新たな部材(例えば、特許文献1のような胴脹れ防止用ダンボール箱)を包装箱1に追加する必要がなく、製造コストを抑えることができる。
また、胴部2の開口15の縁部の内側に縁補強部6、7を設けることにより、外側への出っ張りがないので、搬送コストを抑えることができる。また、包装箱1の原型において縁補強部6、7が含まれているので、包装箱1を組み立てる前は、大きな出っ張り等が無く、折り畳んだ状態で、組み立て前の包装箱1を持ち運びや輸送することができる。また、包装箱1の使用後、縁補強部6、7を分離することなく包装箱1を折り畳んで持ち運びや輸送することができる。
さらに、実施形態2によれば、包装箱1の上フラップ4a、4c(上フラップ4b、4d)の係合部21a、21c(係合部21b、21d)同士の係合により、上フラップ4a〜4dを閉じたときに上フラップ4a、4cの先端部同士の合わせ目が2次元的に組み合わさる。これにより、上フラップ4a、4c(上フラップ4b、4d)同士の位置合わせを容易に行うことができ、上フラップ4a、4c(上フラップ4b、4d)の先端部同士が折り目(図5(A)の9)と平行な方向にズレが生じない。
[実施形態3]
実施形態3に係る包装箱について図面を用いて説明する。図8は、実施形態3に係る包装箱の構成を模式的に示した(A)外観斜視図、(B)X−X´間の部分拡大断面図である。
実施形態3は、実施形態2の変形例であり、実施形態2の構成(図4参照)に、各上フラップ4a〜4dの根元の折り目(図9(B)の9)の両側に角補強部30a〜30hを設けたものである。その他の構成は、実施形態2と同様である。
角補強部30a〜30hは、胴部2の開口(図10(B)の15)の角部を補強する部分である。角補強部30a、30b(角補強部30c、30d、角補強部30e、30f、角補強部30g、30h)は、上フラップ4a(上フラップ4b、上フラップ4c、上フラップ4d)のつけ根部分の両側にて上フラップ4aと分離して縁補強部7の先端の折り目(図9(B)の9)で折り曲って接続されている。隣り合う角補強部30a、30h同士(角補強部30b、30c、角補強部30d、30e、角補強部30f、30g)は、重なって固定(例えば、接着、テープ固定、ホッチキス止め等)されている。なお、重なった角補強部は、どちらが上か下かは問わない。角補強部30a〜30hは、上フラップ4a〜4dの側端面から上フラップ4a〜4dの折り目(図9(B)の9)に向かって斜めに切り込まれた切込部31a〜31hによって上フラップ4a〜4dと分離されている。切込部31a〜31hは、シート部材を裁断機等で裁断して包装箱1を展開した原型を作製する際に形成される。
実施形態3に係る包装箱の製造方法について図面を用いて説明する。図9は、実施形態3に係る包装箱の製造方法を模式的に示した工程平面図である。図10は、実施形態3に係る包装箱の製造方法を模式的に示した図2に続く工程外観斜視図である。
まず、裁断機等を用いて、シート部材を、胴部2の端部に縁補強部6、7を介して複数のフラップ4が接続され、上フラップ4a〜4dのそれぞれの先端部に係合部21a〜21dを有し、かつ、各上フラップ4a〜4dの根元の折り目(図9(B)の9)の両側に角補強部30a〜30hを有する包装箱(図10(C)の1に相当)を展開した2次元的な形に裁断する(ステップC1;図9(A)参照)。裁断の際、上フラップ4a〜4dの側端面から上フラップ4a〜4dの折り目(図9(B)の9)に向かって斜めに切り込まれた切込部31a〜31hによって上フラップ4a〜4dと分離される角補強部30a〜30hを形成する。
次に、裁断したシート部材をプレス等でプレスすることにより、胴部2と縁補強部6との接続部分、縁補強部7と上フラップ4a〜4dとの接続部分(縁補強部7と角補強部30a〜30hとの接続部分)、及び、縁補強部6、7の中間部分、胴部2と下フラップ5との接続部分、胴部2の角部となる部分、胴部2と継ぎ代3との接続部分のそれぞれに互いに平行な折り目8〜13を形成する(ステップC2;図9(B)参照)。なお、ステップC2は、ステップC1の前に行ってもよい。
次に、胴部2を折り曲げて角筒状にし、継ぎ代3を胴部2の他端部の縁部の内側に固定(接着、ホッチキス止め等)し、下フラップ5を折り曲げて固定(ホッチキス止め、接着、テープ固定)することによって、胴部2の上端側が開口したものを組み立てる(ステップC3)。
次に、縁補強部6、7を胴部2の開口15の縁部の内側で(折り目(図6(B)の8、10)を折り返して)2重以上に(蛇腹状に)折り重ねて固定(接着、ホッチキス止め等)する(ステップC4;図10(A)参照)。このとき、上フラップ4a〜4d及び角補強部30a〜30hは開いた状態である。なお、ステップC4は、ステップC3の前に行ってもよい。
次に、隣り合う前記角補強部30a、30h(角補強部30b、30c、角補強部30d、30e、角補強部30f、30g)同士が重なるように前記角補強部30a〜30hを折り曲げ、隣り合う角補強部30a、30h(角補強部30b、30c、角補強部30d、30e、角補強部30f、30g)同士が重なった状態で固定(テープ固定、接着等)する(ステップC5;図10(B)参照)。このとき、上フラップ4a〜4dは開いた状態である。
次に、開口15から胴部2内に物品(図示せず)を収納する(ステップC6)。
次に、開口(図10(B)の15)を塞ぐように、上フラップ4b、4dを折り目(図9(B)の9)で折り曲げ、その後、上フラップ4a、4cを折り目(図9(B)の9)で折り曲げる(ステップC7;図10(C)参照)。ここで、上フラップ4b、4dを折り曲げる際、係合部21bと係合部21dとを係合させる。また、上フラップ4b、4dを折り曲げる際、上フラップ4b、4d同士の合わせ目を固定(テープ固定、ホッチキス止め等)してもよい。また、上フラップ4a、4cを折り曲げる際、係合部21aと係合部21cとを係合させる。
最後に、互いに対向する上フラップ4a、4c同士の合わせ目を固定する(ステップC8)。合わせ目の固定には、例えば、ガムテープ、梱包用の粘着テープ、布テープ、クラフトテープ、PP(ポリプロピレン)テープ、ホッチキス等を用いることができる。
実施形態3によれば、実施形態2と同様な効果を奏するとともに、角補強部30a〜30hを設けることで、包装箱1に物品を入れて上フラップ4a〜4dを閉じる際、胴部2の開口15の角部の変形を抑える(角部を開き難くする)ことができ、上フラップ4a〜4dを閉じたときの上フラップ4a〜4dのズレや開きをより効果的に抑えることができる。また、1枚のシート部材から包装箱1を展開した原型を裁断機等で形成することで角補強部30a〜30hを形成することができ、包装箱1に新たな部材を追加する必要がなく、製造コストを抑えることができる。また、包装箱1を使用した後、包装箱1を折り畳む際、角補強部30a〜30hの内、対向する2か所(広がる方の2か所)の角補強部(例えば、角補強部30a、30h、角補強部30d、30e)の固定を解除する(テープ等を剥がす)だけで、包装箱1を折り畳むことができる。つまり、固定を解除した角補強部(例えば、角補強部30a、30h、角補強部30d、30e)の角部は広がり、固定を解除していない角補強部(例えば、角補強部30b、30c、角補強部30f、30g)の角部は内側に折り畳むことにより、包装箱1の折り畳みの障害にはならない。
(付記)
本発明では、前記第1の視点に係る包装箱の形態が可能である。
前記第1の視点に係る包装箱において、前記縁補強部は、山折りと谷折りとが交互に行われて折り重なっている。
前記第1の視点に係る包装箱において、前記縁補強部は、前記胴部の前記開口の角部で分割されている。
前記第1の視点に係る包装箱において、前記縁補強部は、前記胴部の前記縁部に固定されている。
前記第1の視点に係る包装箱において、前記縁補強部は、接着又はホッチキスにより前記胴部の前記縁部に固定されている。
前記第1の視点に係る包装箱において、前記複数のフラップのうち第1フラップ及び第2フラップは、互いに対向し、前記第1フラップ及び前記第2フラップのそれぞれの先端部は、互いに係合する第1係合部及び第2係合部を有する。
前記第1の視点に係る包装箱において、前記第1係合部は、1又は複数の第1凸状部を有し、前記第2係合部は、前記第1凸状部と係合する第1凹状部を有する。
前記第1の視点に係る包装箱において、前記第1凸状部の側端面は、前記縁補強部と前記フラップとの接続部分の折り目に平行な基準線に対して角度0°より大きく90°より小さい。
前記第1の視点に係る包装箱において、前記第1凸状部の前記側端面は、前記基準線に対して角度45°より大きく90°より小さい。
前記第1の視点に係る包装箱において、前記フラップのうち第3フラップ及び第4フラップは、互いに対向し、前記第3フラップ及び前記第4フラップのそれぞれの先端部は、互いに係合する第3係合部及び第4係合部を有する。
前記第1の視点に係る包装箱において、前記第3係合部は、1又は複数の第2凸状部を有し、前記第4係合部は、前記第2凸状部と係合する第2凹状部を有する。
前記第1の視点に係る包装箱において、前記第2凸状部の側端面は、前記縁補強部と前記第3フラップとの接続部分の折り目に平行な基準線に対して角度0°より大きく90°より小さい。
前記第1の視点に係る包装箱において、前記第2凸状部の前記側端面は、前記基準線に対して角度45°より大きく90°より小さい。
前記第1の視点に係る包装箱において、前記胴部の前記開口の角部を補強するとともに、前記フラップのつけ根部分の両側にて前記フラップと分離して前記縁補強部の先端部で折り曲って接続された角補強部をさらに備え、隣り合う前記角補強部同士が重なっている。
前記第1の視点に係る包装箱において、前記角補強部は、前記フラップの側端面から前記フラップの折り曲げ部分に向かって斜めに切り込まれた切込部によって前記フラップと分離されている。
前記第1の視点に係る包装箱において、隣り合う前記角補強部同士が重なって固定されている。
前記第1の視点に係る包装箱において、前記包装箱は、1枚のシート部材で構成される。
前記第1の視点に係る包装箱において、前記胴部は、周方向の一端部に継ぎ代が接続され、前記継ぎ代は、前記胴部における前記一端部に対する周方向の反対側の他端部の縁部に固定される。
前記第1の視点に係る包装箱において、前記継ぎ代は、接着又はホッチキスにより前記胴部の前記他端部の縁部に固定される。
第2の視点に係る包装箱の製造方法において、胴部の端部に縁補強部を介して複数のフラップが接続された包装箱を展開した形に裁断する工程と、前記胴部と前記縁補強部との接続部分、前記縁補強部と前記フラップとの接続部分、及び、前記縁補強部の中間部分のそれぞれに互いに平行な折り目を形成する工程と、前記縁補強部を前記胴部の開口の縁部の内側で2重以上に折り重ねる工程と、前記胴部の前記開口を塞ぐように前記フラップを折り曲げる工程と、互いに対向する前記フラップ同士の合わせ目を固定する工程と、を含む。
本発明では、前記第2の視点に係る包装箱の製造方法の形態が可能である。
前記第2の視点に係る包装箱の製造方法において、前記包装箱を展開した形に裁断する工程では、前記フラップの側端面から前記フラップと前記縁補強部との接続部分に向かって斜めに切り込まれた切込部によって前記フラップと分離される角補強部を形成するように裁断し、前記縁補強部を折り重ねる工程の後、かつ、前記フラップを折り曲げる工程の前に、隣り合う前記角補強部同士が重なるように前記角補強部を折り曲げる工程をさらに含む。
なお、上記の特許文献の開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(特許請求の範囲及び図面を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の全開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲及び図面を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。また、本願に記載の数値及び数値範囲については、明記がなくともその任意の中間値、下位数値、及び、小範囲が記載されているものとみなされる。
1 包装箱
2 胴部
3 継ぎ代
4 フラップ
4a〜4d 上フラップ
5 下フラップ
6、7 縁補強部
8〜13 折り目
15 開口
20 基準線
21a〜21d、22a〜22d、23a〜23d 係合部
30a〜30h 角補強部
31a〜31h 切込部

Claims (9)

  1. 所定の空間を囲む角筒状の胴部と、
    前記胴部の開口の縁部を補強するとともに、前記胴部の前記開口側の端部に接続され、かつ、前記胴部の前記縁部の内側で2重以上折り重なった縁補強部と、
    前記縁補強部の先端部にて折り曲って接続されるとともに、前記胴部の前記開口の角部で分割され、かつ、前記胴部の前記開口を塞ぐ複数のフラップと、
    を備える包装箱であって、
    前記包装箱は、1枚のシート部材で構成され、
    前記縁補強部は、前記胴部の前記角部で全体的に分割され
    前記縁補強部は、箱に組み立てた状態で、前記フラップの外側の面に対して外側に突出しないように構成されている包装箱。
  2. 前記縁補強部は、山折りと谷折りとが交互に行われて折り重なっている、
    請求項1記載の包装箱。
  3. 前記縁補強部は、前記胴部の前記縁部に固定されている、
    請求項1又は2記載の包装箱。
  4. 前記複数のフラップのうち第1フラップ及び第2フラップは、互いに対向し、
    前記第1フラップ及び前記第2フラップのそれぞれの先端部は、互いに係合する第1係合部及び第2係合部を有する、
    請求項1乃至3のいずれか一に記載の包装箱。
  5. 前記第1係合部は、1又は複数の第1凸状部を有し、
    前記第2係合部は、前記第1凸状部と係合する第1凹状部を有する、
    請求項4記載の包装箱。
  6. 前記第1凸状部の側端面は、前記縁補強部と前記第1フラップとの接続部分の折り目に平行な基準線に対して角度0°より大きく90°より小さい、
    請求項5記載の包装箱。
  7. 前記胴部の前記開口の角部を補強するとともに、前記フラップのつけ根部分の両側にて前記フラップと分離して前記縁補強部の先端部で折り曲って接続された角補強部をさらに備え、
    隣り合う前記角補強部同士が重なっている、
    請求項1乃至6のいずれか一に記載の包装箱。
  8. 隣り合う前記角補強部同士が重なって固定されている、
    請求項7記載の包装箱。
  9. 1枚のシート部材を、胴部の端部に縁補強部を介して複数のフラップが接続された包装箱を展開した形に裁断する工程と、
    前記胴部と前記縁補強部との接続部分、前記縁補強部と前記フラップとの接続部分、及び、前記縁補強部の中間部分のそれぞれに互いに平行な折り目を形成する工程と、
    前記縁補強部を前記胴部の開口の縁部の内側で2重以上に折り重ねる工程と、
    前記胴部の前記開口を塞ぐように前記フラップを折り曲げる工程と、
    互いに対向する前記フラップ同士の合わせ目を固定する工程と、
    を含み、
    前記縁補強部は、前記胴部の角部で全体的に分割され
    前記縁補強部は、箱に組み立てた状態で、前記フラップの外側の面に対して外側に突出しないように構成されている包装箱の製造方法。
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