JP6319553B2 - 抵抗変化素子 - Google Patents

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Description

本発明は、抵抗変化素子に関する。
自身に電圧を印加する(電流を流す)ことに応じて自身の抵抗値を変化させる抵抗変化素子が知られている。抵抗変化素子は、電圧の印加によって抵抗値が可逆的に変化する性質を有し、抵抗値に対応したデータを不揮発的に記憶することが可能であることから、不揮発性半導体記憶装置において用いられている。
例えば、特許文献1においては、第1電極と第2電極との間に抵抗変化層、及び、第2電極と接する低抵抗層(抵抗層)を挟持して構成される可変抵抗素子(抵抗変化素子)が開示されている。この低抵抗層は、抵抗変化層(例えば、HfO;x<2)を構成する金属酸化物に含まれる金属元素と同一の金属元素を含む酸化物(例えば、HfOx-δ;δ>0)であり、かつ、その抵抗値が抵抗変化層より低くなるように低抵抗化する処理がされている。低抵抗化する処理では、低抵抗層が抵抗変化層よりも酸素が不足するような処理が行われ、例えば、金属ターゲット(例えば、Hfターゲット)を用いてArとOの混合ガスをスパッタガスとして用いたリアクティブスパッタ法においてスパッタガス中の酸素分圧比を低くすることによって、低抵抗層を抵抗変化層よりも酸素不足にしている。
特許文献1に記載の抵抗変化素子は、第2電極を基準にして第1電極が負電圧となるようにパルスを印加すると、高抵抗状態から低抵抗状態に遷移(セット)し、第2電極を基準にして第1電極が正電圧となるパルスを印加すると、低抵抗状態から高抵抗状態に遷移(リセット)する。ここで、このような抵抗変化素子の抵抗変化に際しては、抵抗変化層から酸素イオンが低抵抗層に移動することによって抵抗変化層が低抵抗化し、一方、低抵抗層から引き抜かれた酸素イオンが抵抗変化層に取り込まれることによって抵抗変化層が高抵抗化すると考えられている。
特開2012−79930号公報(図1)
以下の分析は、本願発明者により与えられる。
特許文献1に記載の可変抵抗素子においては、抵抗変化時に酸素イオンの移動によって低抵抗層の導電性まで変わってしまうという問題がある。特許文献1に記載の可変抵抗素子において、セット/リセットの書き替えを行うための酸素イオンの移動が発生すると、必然的に隣り合わせのメモリセルの低抵抗層にも酸素イオンの移動が及ぶ。低抵抗層は、抵抗変化層を構成する金属酸化物と同一の金属元素の酸化物であるため、抵抗変化層より酸素濃度を低減して(酸素欠損濃度を高めて)低抵抗にしていても、酸素イオンが出入りすると一定の導電性の変化が生じるのは避けられない。特に、酸素イオンが低抵抗層内に移動してきた場合の高抵抗化するリスクの高いことが大きな問題であり、最悪の場合、低抵抗層が電極伝導体としての役目を失う。実際、特許文献1の記載から低抵抗層の比抵抗を計算すると、5×10Ω・cmとかなり高い。
また、絶縁性酸化物に対して意図的に導電性を与えた物質中に、酸素イオンが侵入すると、酸化する方向には進みやすいが、還元する方向には進みにくい。読み出し信号の確保のためにも、このようなセット/リセット動作で低抵抗層の導電性が変動しないことが望ましいが、特許文献1に記載の可変抵抗素子では、低抵抗層の導電性が変動しやすく、特に高抵抗化しやすいため、スイッチングサイクルを繰り返しているうちに電極としての機能が劣化する。
また、特許文献1に記載の可変抵抗素子では、エンデュランス(書き替え回数)にも影響がある。繰り返しこのような酸素イオンの移動が発生すると、抵抗変化層と低抵抗層において初期にあった酸素量若しくは分布の不連続な差が均されてしまい、徐々に抵抗比ウィンドウが狭くなってエンデュランスが悪化する。
また、特許文献1に記載の可変抵抗素子では、本来、絶縁体である材料に手を加えて低抵抗化して低抵抗層としているので、熱や酸化還元ガスに対して影響を受けやすく、可変抵抗素子を製作した後の半導体プロセスによって特性の変化を受けやすい。特に、半導体プロセスの中には強い酸化ダメージを与えるプロセス(例えば、アニール等)があり、このようなプロセスにより低抵抗層が高抵抗化してしまう可能性がある。
さらに、可変抵抗素子中の酸素の移動は第1電極に対しても発生する。これに対して、特許文献1では何ら対策がなされていない。
本発明の主な課題は、高い抵抗比ウィンドウとエンデュランス、抵抗変動が少ない安定な電極を実現する抵抗変化素子を提供することである。
本発明の一視点においては、抵抗変化素子において、第1電極及び第2電極と、酸素及び第1金属を含む抵抗変化層と、前記第2電極と前記抵抗変化層との間に配されるとともに、酸素及び前記第1金属とは異なる第2金属を含み、かつ、比抵抗が1000μΩ・cm以下である抵抗層と、前記第1電極と前記抵抗変化層との間に配されるとともに、前記抵抗層から前記抵抗変化層へ供給される酸素の前記第1電極への拡散を妨げる特性を有する拡散防止層と、を備えることを特徴とする。
本発明の別の視点においては、抵抗変化素子において、第1電極及び第2電極と、酸素及び第1金属を含む抵抗変化層と、前記第2電極と前記抵抗変化層との間に配されるとともに、酸素及び前記第1金属とは異なる第2金属を含み、かつ、比抵抗が100μΩ・cmより大きくかつ1000μΩ・cm以下である抵抗層と、前記第1電極と前記抵抗変化層との間に配されるとともに、前記抵抗層から前記抵抗変化層へ供給される酸素の前記第1電極への拡散を妨げる特性を有する拡散防止層と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、下部電極となるコンタクトプラグ11と抵抗変化層13との間に拡散防止層12を設けることで、酸素は抵抗変化層13に留まるとともに高濃度に濃縮されるので、抵抗値が上がりやすくなり、抵抗比ウィンドウが拡大し、エンデュランスを高くすることができる。また、本発明によれば、拡散防止層12を設けることで、従来技術よりも、酸素が下部電極となるコンタクトプラグ11に拡散しないので、酸素の分布が狭くなり、下部電極となるコンタクトプラグ11の抵抗バラツキを低減することができる。
本発明の一実施形態に係る抵抗変化素子を含むメモリセルの構成の一例を模式的に示した断面図である。 本発明の一実施形態に係る抵抗変化素子の構成の一例を模式的に示した断面図である。 本発明の一実施形態に係る抵抗変化素子を含むメモリセルを備えた半導体記憶装置の回路構成の一例を模式的に示したブロック図である。 本発明の一実施形態に係る抵抗変化素子を含むメモリセルを備えた半導体記憶装置におけるメモリセルアレイの構成の一例を模式的に示した回路図である。
本発明の一実施形態に係る抵抗変化素子について図面を用いて説明する。図3は、本発明の一実施形態に係る抵抗変化素子を含むメモリセルを備えた半導体記憶装置の回路構成の一例を模式的に示したブロック図である。
半導体記憶装置20は、メモリ回路を備えた半導体チップである。半導体記憶装置20は、メモリ回路として、複数のBank0〜1に区分されたメモリセルアレイ30、各Bank0〜1に付随するロウデコーダ31、センスアンプ32、ライトアンプ33、判定レジスタ34、データレジスタ35、及び、カラムデコーダ36を有する。また、半導体記憶装置20は、メモリ回路の周辺に形成される周辺回路を有する。半導体記憶装置20は、周辺回路として、ロウアドレスバッファ37と、アレイコントロール回路38と、フェーズカウンタ39と、制御ロジック回路40と、コマンドレジスタ41と、ステータスレジスタ42と、コマンドディテクタ43と、I/Oコントロール回路44と、カラムアドレスバッファ45と、アドレスレジスタ46と、トランジスタ47と、を有する。なお、図3の例では、2個のBank0〜1が設けられているが、Bank数は特に制約されない。また、図示していないが、半導体記憶装置20には、外部から外部電源電圧VDD及びVSSが供給される。
メモリセルアレイ30は、複数のメモリセルMCが行方向及び列方向に配列して設けられた回路である。メモリセルアレイ30には、一方向に延在しかつ他方向(一方向の直角の方向)に並んだ複数のワード線WLと、他方向に延在しかつ一方向に並んだ複数のビット線BLと、ワード線WL及びビット線BLの各交点の近傍に設けられた複数のメモリセルMCと、を有する。ワード線WLは、ロウデコーダ31に電気的に接続されている。各ビット線BLは、センスアンプ32に電気的に接続されている。メモリセルアレイ30及びメモリセルMCの詳細については、後述する。
ロウデコーダ31は、アレイコントロール回路38及びロウアドレスバッファ37からの信号に基づいて、対応するワード線WLを活性化して、ワード線WLを介してメモリセルアレイ30におけるロウ(行)アドレスを選択する回路である。
センスアンプ32は、アレイコントロール回路38からの信号に基づいて、メモリセルアレイ30からビット線BLを介して読み出されたデータの電位を増幅する回路である。センスアンプ32は、電位増幅されたデータをデータレジスタ35及び判定レジスタ34に向けて出力する。
ライトアンプ33は、アレイコントロール回路38からの信号に基づいて、データレジスタ35からのデータの電位を増幅する回路である。ライトアンプ33は、電位増幅されたデータを、選択されたビット線BLを介してメモリセルアレイ30及び判定レジスタ34に向けて出力する。
判定レジスタ34は、アレイコントロール回路38からの信号に基づいて、ライトアンプ33における書き込みデータと、センスアンプ32における読み出しデータと、を比較することによりパスかフェイルかを判定(ベリファイ動作)するレジスタである。判定レジスタ34がフェイルを検出した場合、メモリセルアレイ30への再書き込みが行われ、全てのセルがパスするまで、再書き込み、読み出しのループが繰り返される。
データレジスタ35は、データを保持するレジスタである。データレジスタ35は、I/Oコントロール回路44との間でデータのやり取りをする。データレジスタ35は、I/Oコントロール回路44又はセンスアンプ32からのデータを保持する。データレジスタ35は、書き込み時に、アレイコントロール回路38からの信号に基づいて、保持されたデータをライトアンプ33に向けて出力する。データレジスタ35は、読み出し時に、アレイコントロール回路38からの信号に基づいて、保持されたデータをI/Oコントロール回路44に向けて出力する。
カラムデコーダ36は、アレイコントロール回路38及びカラムアドレスバッファ45からの各信号に基づいて、ビット線BLを介してメモリセルアレイ30におけるカラム(列)アドレスを選択する回路である。
ロウアドレスバッファ37は、アドレスレジスタ46からのアドレスのうちロウアドレスを保持するバッファである。ロウアドレスバッファ37は、保持されたロウアドレスをロウデコーダ31に向けて出力する。
アレイコントロール回路38は、制御ロジック回路40及びフェーズカウンタ39からの信号に基づいて、ロウデコーダ31、センスアンプ32、ライトアンプ33、判定レジスタ34、データレジスタ35、及び、カラムデコーダ36のそれぞれの動作を制御する回路である。アレイコントロール回路38は、ロウデコーダ31にワード線選択信号を供給し、カラムデコーダ36にビット線選択信号を供給し、センスアンプ32、ライトアンプ33、判定レジスタ34、及び、データレジスタ35に対しての各種制御信号を供給する。
フェーズカウンタ39は、アレイコントロール回路38におけるアクセス対象のフェーズを制御するためのカウンタである。
制御ロジック回路40は、各種制御信号を周辺回路に向けて出力するロジック回路である。制御ロジック回路40は、コマンドディテクタ43及びコマンドレジスタ41からの信号に基づいて、各種制御信号をアレイコントロール回路38、ステータスレジスタ42、及び、トランジスタ47に向けて出力する。制御ロジック回路40は、アレイコントロール回路38との間で信号のやり取りを行なう。
コマンドレジスタ41は、I/Oコントロール回路44からのコマンドを保持するレジスタである。コマンドレジスタ41は、保持されたコマンドを制御ロジック回路40に向けて出力する。
ステータスレジスタ42は、制御ロジック回路40からのステータス信号を保持するレジスタである。ステータスレジスタ42は、保持されたステータス信号をI/Oコントロール回路44に向けて出力する。ここで、ステータス信号は、書き込みのパス、フェイル等の状態を示す情報である。
コマンドディテクタ43は、コマンド(チップイネーブル/CE、コマンドラッチイネーブルCLE、アドレスラッチイネーブルALE、ライトイネーブル/WE、リードイネーブル/RE、/WP)が入力される回路である。
ここで、/CEは、デバイス選択信号であり、例えば、リード状態でHighとするとスタンバイモードとなる。
また、CLEは、コマンドをデバイス内部のコマンドレジスタ41への取り込みをコントロールするための信号である。/WEの立ち上がり時及び立ち下り時にCLEをHighとすることにより、I/O端子(I/O1〜I/O8)上のデータがコマンドとしてコマンドレジスタ41に取り込まれる。
また、ALEは、アドレス、データをデバイス内部のアドレスレジスタ46、データレジスタ35への取り込みをコントロールするための信号である。/WEの立ち上がり時及び立ち下り時にALEをHighとすることにより、I/O端子(I/O1〜I/O8)上のデータがアドレスデータとしてアドレスレジスタ46に取り込まれる。また、ALEをLowとすることによりI/O端子(I/O1〜I/O8)上のデータが入力データとしてデータレジスタ35に取り込まれる。
また、/WEは、IO端子(I/O1〜I/O8)からのデータをデバイス内部に取り込むための書き込み信号である。
また、/REは、データを出力(シリアル出力)させる信号である。
また、/WPは、書き込み、消去動作を禁止しデータを保護するための制御信号である。通常、/WP=Highとし、電源投入遮断時等に、/WP=Lowとする。
I/Oコントロール回路44は、コマンド、アドレス、及び、データの入出力を制御する回路である。I/Oコントロール回路44は、外部に対してI/O端子(I/O1〜I/O8)を介してコマンド、アドレス、及び、データのやり取りを行なう。I/Oコントロール回路44は、入力されたコマンドをコマンドレジスタ41に向けて出力する。I/Oコントロール回路44は、入力されたアドレスをアドレスレジスタ46に向けて出力する。I/Oコントロール回路44は、データレジスタ35との間でデータのやり取りを行なう。I/Oコントロール回路44は、コマンドディテクタ43及びステータスレジスタ42からの信号に基づいて、コマンド、アドレス、及び、データの入出力を制御する。
ここで、I/O1〜8は、アドレス、コマンド、データを入出力する端子(ポート)である。
カラムアドレスバッファ45は、アドレスレジスタ46からのアドレスのうちカラムアドレスを保持するバッファである。カラムアドレスバッファ45は、保持されたカラムアドレスをカラムデコーダ36に向けて出力する。
アドレスレジスタ46は、I/Oコントロール回路44からのアドレスを保持するレジスタである。アドレスレジスタ46は、保持されたアドレスのうちロウアドレスをロウアドレスバッファ37に向けて出力する。アドレスレジスタ46は、保持されたアドレスのうちカラムアドレスをカラムアドレスバッファ45に向けて出力する。
トランジスタ47は、オープンドレイン構成のnMOSトランジスタである。トランジスタ47のゲートは制御ロジック回路40に接続されている。トランジスタ47のソースは、グランドに接続されている。トランジスタ47のドレインは、内部状態通知信号RY/BYの出力端子と接続されている。トランジスタ47のゲートは、プログラム・消去・リード動作時等の動作実行中、High電位とされる。トランジスタ47のゲートは、ターンオン(導通)し、RY/BY=Low(Busy)となり、動作が完了すると、Low電位とされ、RY/BYが電源電位にプルアップされ、RY/BY=High(Ready)となる。
ここで、RY/BYは、デバイスの内部状態を外部に通知するための信号である。
図4は、本発明の一実施形態に係る抵抗変化素子を含むメモリセルを備えた半導体記憶装置におけるメモリセルアレイの構成の一例を模式的に示した回路図である。
メモリセルアレイ(図3の30)は、一方向に延在しかつ他方向(一方向の直角の方向)に並んだ複数のワード線(図3のWL、図4のWL0〜WL5)と、他方向に延在しかつ一方向に並んだ複数のビット線(図3のBL、図4のBL0〜BL2)と、ワード線及びビット線の各交点の近傍に設けられた複数のメモリセルMCと、を有する。ワード線WL0〜WL5は、ロウデコーダ(図3の31)によって制御される。ビット線BL0〜BL2は、カラムデコーダ(図3の36)によって制御される。メモリセルMCは、1つのMOSトランジスタ19を有し、MOSトランジスタ19のソースが共通ソース線(図示せず)を介してグランドに電気的に接続され、MOSトランジスタ19のゲートが対応するワード線WL0〜WL5に電気的に接続され、MOSトランジスタ19のドレインが抵抗変化素子21を介して対応するビット線BL0〜BL2に電気的に接続されている。
図1は、本発明の一実施形態に係る抵抗変化素子を含むメモリセルの構成の一例を模式的に示した断面図である。
メモリセル(図3、図4のMC)は、選択素子となるMOSトランジスタ19と、記録素子となる抵抗変化素子21と、を有する。メモリセルでは、p型の半導体基板1(例えば、p型シリコン基板)を有する。半導体基板1は、所定の深さの溝1aを有する。溝1aは、主面に対し垂直方向から見て網目状に形成されている。溝1aには、STI(Shallow Trench Isolation)型の絶縁膜2(例えば、シリコン酸化膜)が埋め込まれている。MOSトランジスタ19のチャネル領域となる部分の半導体基板1上には、ゲート絶縁膜3(例えば、シリコン酸化膜)を介して、MOSトランジスタ19のゲートとなるワード線4(例えば、ポリシリコン;図3のWL、図4のWL0〜WL5)が形成されている。ワード線4及びゲート絶縁膜3の側面の両側には、サイドウォール絶縁膜5(例えば、シリコン酸化膜)が形成されている。MOSトランジスタ19のチャネル領域となる部分の半導体基板1の両側には、MOSトランジスタ19のソース/ドレインとなるn型の拡散領域6a、6b(例えば、リンイオン拡散領域)が形成されている。
MOSトランジスタ19及び絶縁膜2上には、層間絶縁膜7(例えば、シリコン酸化膜)が形成されている。層間絶縁膜7には、拡散領域6aに通ずる下穴が形成されており、当該下穴にコンタクトプラグ8(例えば、タングステン)が埋め込まれている。コンタクトプラグ8を含む層間絶縁膜7上の所定の位置には、コンタクトプラグ8と電気的に接続されたソース線9(例えば、銅)が形成されている。ソース線9は、グランドと電気的に接続される。
ソース線9を含む層間絶縁膜7上には、層間絶縁膜10(例えば、シリコン酸化膜)が形成されている。層間絶縁膜10及び層間絶縁膜7には、拡散領域6bに通ずる下穴が形成されており、当該下穴にコンタクトプラグ11(例えば、TiN)が埋め込まれている。コンタクトプラグ11を含む層間絶縁膜10上の所定の位置には、下から順に拡散防止層12(例えば、Si)、抵抗変化層13(例えば、HfO)、抵抗層14(例えば、MoO)、上部電極15(例えば、Ta)がこの順に積層している。コンタクトプラグ11、拡散防止層12、抵抗変化層13、抵抗層14、及び上部電極15は、抵抗変化素子21となる。なお、抵抗変化素子21の詳細な構成は、後述する。
抵抗変化素子21を含む層間絶縁膜10上には、層間絶縁膜16(例えば、シリコン酸化膜)が形成されている。層間絶縁膜16には、上部電極15に通ずる下穴が形成されており、当該下穴にコンタクトプラグ17(例えば、TiN)が埋め込まれている。コンタクトプラグ17を含む層間絶縁膜16上の所定の位置には、コンタクトプラグ17と電気的に接続されたビット線18(例えば、銅)が形成されている。ビット線18は、カラムデコーダ(図3の36)と電気的に接続される。
図2は、本発明の一実施形態に係る抵抗変化素子の構成の一例を模式的に示した断面図である。
抵抗変化素子21は、抵抗変化層13を2つの電極(下部電極となるコンタクトプラグ11、上部電極15)で挟んだ構成となっている。抵抗変化素子21は、抵抗変化層13とコンタクトプラグ11との間において、抵抗変化層13からコンタクトプラグ11への酸素の拡散を防止する拡散防止層12が介在している。抵抗変化素子21は、抵抗変化層13と上部電極15との間において、1000μΩ・cm以下の導電性を有する金属酸化物によって構成された抵抗層14が介在している。
下部電極となるコンタクトプラグ11には、例えば、半導体装置においてよく用いられる導電性膜のTiNを用いることができる。
拡散防止層12は、下部電極となるコンタクトプラグ11と抵抗変化層13との間に配され、コンタクトプラグ11及び抵抗変化層13のそれぞれと接合する。拡散防止層12は、抵抗変化層13から下部電極となるコンタクトプラグ11に酸素の拡散を抑制する酸素ストッパとして機能する。拡散防止層12には、抵抗変化層13中の酸素に対する酸素バリア性を有する材料を用いることができ、酸素を含まないか、もしくは酸素を受け入れにくい材料を用いることができる。そのような材料は絶縁体である場合が多いので、そういう場合には1nm前後(0.5nm以上かつ1.5nm以下)の極薄膜とする。そうすれば、電子はトンネルするので電流が流れることが可能である。これにより、下部電極となるコンタクトプラグ11に酸素が流出入することはなく、かつ、電子は通る。これは、特にリセット時に重要となる。リセット時に下部電極となるコンタクトプラグ11に酸素が流出してしまうということは、抵抗変化層13から酸素の一部が抜けるということであり、リセット抵抗が上がらないことを意味する。
拡散防止層12には、窒化膜を用いることができ、例えば、下部電極となるコンタクトプラグ11のTiNよりも共有結合性が強い窒化膜(例えば、Si、AlN、BN等、複層でも可)が望ましい。また、拡散防止層12には、完全に酸化した酸化物を用いることができ、例えば、共有結合性の酸化膜(例えば、SiO、Al等、複層でも可)が望ましい。完全に酸化した酸化膜は、新たに酸素イオンを受け入れにくく、また、原子間の結合が強いので、酸素イオンを抵抗変化層13に与えにくい。また、拡散防止層12には、酸窒化膜を用いることができ、例えば、共有結合性の酸窒化膜(例えば、SiON、AlON、SiAlON等、複層でも可)が望ましい。例えば、Si(エネルギーバンドギャップ約5eV)、AlN(約6eV)、BN(約6eV)、SiO(約9eV)等を用いることができる。拡散防止層12の膜厚は、1nm前後(0.5nm以上かつ1.5nm以下)とすることができる。
抵抗変化層13は、拡散防止層12と抵抗層14との間に配され、拡散防止層12及び抵抗層14のそれぞれと接合する。抵抗変化層13は、酸素及び金属を含む材料が用いられ、例えば、HfO(x<2)を用いることができる。抵抗変化層13は、HfOターゲットに対してArスパッタガスのみを用いることで、酸素が不足気味の(酸素欠損がある)HfO(x<2)を作製することができる。抵抗変化層13の膜厚は、1nm以上かつ10nm以下であり、好ましくは2nm以上かつ3nm以下である。10nmを超えるとフォーミング電圧が高すぎ、1nm未満では抵抗率一定の組成範囲から外れやすくなる。
抵抗層14は、抵抗変化層13と上部電極15との間に配され、抵抗変化層13及び上部電極15のそれぞれと接合する。抵抗層14には、1000μΩ・cm以下の導電性を有する金属酸化物を用いることができ、好ましくは100μΩ・cm以下の導電性を有する金属酸化物である。金属酸化物でも高い導電性を有する材料があり、そのような金属酸化物は、酸素の増減に対しても比較的安定であり、抵抗層14に適している。また、そのような金属酸化物は、抵抗変化層13からの酸素の流入に対する十分な耐性と、抵抗変化層13への酸素配給性能とを有するというメリットがあり、酸素リザーバとして機能する抵抗層14に適している。抵抗層14は、特に、セット動作時に酸素が注入されても高抵抗化しないことが重要である。つまり、抵抗層14は、抵抗変化動作において、上部電極15側に酸素が注入されても、(1)最初から酸素を大量に含有するので電極としての役割を失わず、(2)大量の酸素を含有するため酸素量の変化に対して導電性の変化が極めて小さく、(3)抵抗変化層13に酸素が移動する際に十分な酸素配給源として機能する。
抵抗層14には、例えば、強誘電体材料の電極として使用されるRuO、IrO等を用いることができる。ペロブスカイト酸化物強誘電体は電極反転を繰り返すと酸素が抜けて劣化するのに対し、RuO、IrO等の材料は酸素を適宜補い劣化が抑えられる。RuO、IrO等の比抵抗は、特許文献1の低抵抗層の5×10Ω・cmより桁違いに低く、かつ、酸素の変動に対して導電性の変化は小さい。また、RuO、IrO等は熱安定性や拡散バリア性も高く、半導体プロセスを経ても特性の変化は生じない。もっともRuO、IrO等は高価な材料でもある。また、抵抗層14には、例えば、安価な材料として、VO、CoO、MoO、WO等を用いることができる。VO、CoO、MoO、WO等の材料は、比抵抗が100〜1000μΩ・cmと、特許文献1の低抵抗層の比抵抗よりもきわめて低い。材料としてはMoOが最も扱いやすい。MoOも500℃以下の半導体プロセスに対しては安定的である。MoOは、スパッタ法により、MoターゲットにAr+Oガス雰囲気でRF(radio frequency)スパッタリングにより形成できる。抵抗層14の膜厚は、1nm以上かつ10nm以下であり、好ましくは2nm以上かつ3nm以下である。10nmを超えると抵抗変化層13の組成に影響を与えやすくなり、1nm未満では抵抗変化層13から酸素が侵入した場合に抵抗率一定の組成範囲から外れやすくなる。
上部電極15には、例えば、Taを用いることができる。上部電極15は、例えば、TaターゲットをDC(Direct Current)スパッタリングにより成膜することができる。上部電極15の膜厚は、15nm以上かつ25nm以下である。
以上のような抵抗変化素子21は、上部電極15を基準にして下部電極となるコンタクトプラグ11に負電圧となるパルスを印加すると、高抵抗状態から低抵抗状態に遷移(セット)し、上部電極15を基準にして下部電極となるコンタクトプラグ11に正電圧となるパルスを印加すると、低抵抗状態から高抵抗状態に遷移(リセット)する。このような抵抗変化は、少なくとも酸素元素が絡む現象であり、抵抗変化層13に対する酸素の増減によって発生する。例えば、抵抗変化層13がn型金属酸化物の場合、酸素が抜けることで導電性が上がり、酸素が注入されることで絶縁性が上がる。酸素の増減は、抵抗変化素子21の両電極11、15に電圧をかけることで負イオンの酸素が移動して起こる。したがって、セット時には酸素イオンのいくらかは上部電極15側に移動し、リセット時は下部電極となるコンタクトプラグ11側に移動する。
なお、半導体記憶装置(図3の20)の製造方法については、抵抗変化素子21における拡散防止層12及び抵抗層14以外の部分については、従来技術と同様な製造方法とすることができる。また、抵抗変化素子21の形状加工については、下部電極となるコンタクトプラグ11が露出する面の上に拡散防止層12、抵抗変化層13、抵抗層14、上部電極15までを連続して形成した後、半導体プロセスにおける写真製版と加工技術によって、図1のようにコンタクトプラグ11、拡散防止層12、抵抗変化層13、抵抗層14、上部電極15が電気的に接続される構造を形成することができる。拡散防止層12は、CVD(Chemical Vapor Deposition)法やPVD(Physical Vapor Deposition)法により成膜することができる。また、抵抗層14は、RF(Radio Frequency)スパッタリングにより成膜することができる。
実施形態によれば、下部電極となるコンタクトプラグ11と抵抗変化層13との間に拡散防止層12を設けることで、酸素は抵抗変化層13に留まるとともに高濃度に濃縮されるので、抵抗値が上がりやすくなり、抵抗比ウィンドウが拡大し、エンデュランスを高くすることができる。また、実施形態によれば、拡散防止層12を設けることで、従来技術よりも、酸素が下部電極となるコンタクトプラグ11に拡散しないので、酸素の分布が狭くなり、下部電極となるコンタクトプラグ11の抵抗バラツキを低減することができる。さらに、実施形態1によれば、セット/リセット動作に対して十分なマージンが可能になり、チップの歩留まり、及び性能を高くすることができる。
なお、本出願において図面参照符号を付している場合は、それらは、専ら理解を助けるためのものであり、図示の態様に限定することを意図するものではない。
(付記)
本発明の一視点においては、抵抗変化素子において、第1電極及び第2電極と、酸素及び第1金属を含む抵抗変化層と、前記第2電極と前記抵抗変化層との間に配されるとともに、酸素及び前記第1金属とは異なる第2金属を含み、かつ、比抵抗が1000μΩ・cm以下である抵抗層と、前記第1電極と前記抵抗変化層との間に配されるとともに、前記抵抗層から前記抵抗変化層へ供給される酸素の前記第1電極への拡散を妨げる特性を有する拡散防止層と、を備えることを特徴とする。
本発明の前記抵抗変化素子において、前記拡散防止層は、前記第1電極の材料よりも共有結合性が強い窒化膜、又は、酸化膜若しくは酸窒化膜であることが好ましい。共有結合性の強弱は、例えば、膜を構成する異元素間の電気陰性度の差を尺度とすればよい。構成元素が3つ以上の場合は、その中の2つの元素のすべての組み合わせでの電気陰性度の差のうち、もっとも大きいものを共有結合性の強弱の尺度とすれば良い。電気陰性度の差が小さいほうが、共有結合性が高いということになる。
本発明の前記抵抗変化素子において、前記拡散防止層は、Si、AlN、BN、SiO、Al、SiON、AlON、SiAlONのいずれか1つ以上の材料よりなることが好ましい。
本発明の前記抵抗変化素子において、前記抵抗層は、前記抵抗変化層に対して酸素配給源として機能する金属酸化膜であることが好ましい。
本発明の前記抵抗変化素子において、前記抵抗層は、RuO、IrO、VO、CoO、MoO、WOのいずれか1つ以上の材料よりなることが好ましい。
なお、本発明の全開示(特許請求の範囲及び図面を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲及び図面を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。また、本願に記載の数値及び数値範囲については、明記がなくともその任意の中間値、下位数値、及び、小範囲が記載されているものとみなされる。
1 半導体基板
1a 溝
2 絶縁膜
3 ゲート絶縁膜
4 ワード線
5 サイドウォール絶縁膜
6a、6b 拡散領域
7 層間絶縁膜
8 コンタクトプラグ
9 ソース線
10 層間絶縁膜
11 コンタクトプラグ(下部電極、第1電極)
12 拡散防止層
13 抵抗変化層
14 抵抗層
15 上部電極(第2電極)
16 層間絶縁膜
17 コンタクトプラグ
18 ビット線
19 MOSトランジスタ
20 半導体記憶装置
21 抵抗変化素子
30 メモリセルアレイ
31 ロウデコーダ
32 センスアンプ
33 ライトアンプ
34 判定レジスタ
35 データレジスタ
36 カラムデコーダ
37 ロウアドレスバッファ
38 アレイコントロール回路
39 フェーズカウンタ
40 制御ロジック回路
41 コマンドレジスタ
42 ステータスレジスタ
43 コマンドディテクタ
44 I/Oコントロール回路
45 カラムアドレスバッファ
46 アドレスレジスタ
47 トランジスタ
WL、WL0〜WL5 ワード線
BL、BL0〜BL2 ビット線
MC メモリセル

Claims (4)

  1. 第1電極及び第2電極と、
    酸素及び第1金属を含む抵抗変化層と、
    前記第2電極と前記抵抗変化層との間に配されるとともに、酸素及び前記第1金属とは異なる第2金属を含み、かつ、比抵抗が100μΩ・cmより大きくかつ1000μΩ・cm以下である抵抗層と、
    前記第1電極と前記抵抗変化層との間に配されるとともに、前記抵抗層から前記抵抗変化層へ供給される酸素の前記第1電極への拡散を妨げる特性を有する拡散防止層と、
    を備えることを特徴とする抵抗変化素子。
  2. 前記拡散防止層は、前記第1電極の材料よりも共有結合性が強い窒化膜、又は、酸化膜若しくは酸窒化膜であることを特徴とする請求項1記載の抵抗変化素子。
  3. 前記拡散防止層は、Si、AlN、BN、SiO、Al、SiON、AlON、SiAlONのいずれか1つ以上の材料よりなることを特徴とする請求項2記載の抵抗変化素子。
  4. 前記抵抗層は、前記抵抗変化層に対して酸素配給源として機能する金属酸化膜であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の抵抗変化素子。
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