JP6318572B2 - 画像処理装置及び方法、並びに画像形成装置 - Google Patents

画像処理装置及び方法、並びに画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、画像データを処理する画像処理装置及び方法、並びに画像形成装置に関する。
プリント基板を製造する方法は様々なものがあり、パターン形成方法により分類したとき、樹脂面の必要な部分にだけ銅を析出させてパターンを形成するアディティブ法と、銅を張ったプリント基板の不要な部分をエッチングしてパターンを形成するサブトラクティブ法とがある。サブトラクティブ法を大きく分けると印刷法、写真法、及び直接描画法がある。印刷法は、スクリーン版で配線パターンを印刷した後エッチングする方法である。写真法はプリント基板の表面にドライフィルムを貼り付けて感光し、感光されない部分を剥離してからエッチングする方法である。直接描画法はプリント基板を作成するとき、レーザーで銅箔の上に配線パターンを直接焼き付けた後、配線パターンが焼き付けられなかった部分以外の部分の銅箔をエッチングで除去する方法である。
直接描画法に用いるパターン画像を、プリント基板の歪みに応じて補正する技術が開発されている(例えば、特許文献1を参照)。
プリント基板等の基板に描画する配線パターンを縮小する場合、配線パターンに含まれるライン幅又はスペース幅が、所定の仕様によって規定されている所定の最小幅未満となり、当該ライン又はスペースが不良であると判定されるという問題があった。
本発明の目的は、ライン又はスペースに関する所定の仕様を満足したまま、プリント基板に描画される配線パターンを縮小できる画像処理装置及び方法を提供することにある。
発明に係る画像処理装置は、所定の第1画素を有する第1領域と、所定の第2画素を有する第2領域とを含む配線パターンを縮小する画像補正部を備える画像処理装置であって、
前記第1画素及び前記第2画素の各画素値はそれぞれ複数の値を有し、
前記画像補正部は、前記配線パターンを所定の方向に縮小するために画素を削除することによって、前記第1領域の前記方向の幅又は第2領域の前記方向の幅が所定の仕様を満足しなくなる場合、前記第1画素及び前記第2画素の各画素値を、前記複数の値のうちの最大値と最小値の間の中間値に設定するように前記配線パターンを補正することを特徴とする。
本発明によれば、ライン又はスペースに関する所定の仕様を満足したまま、プリント基板に描画される配線パターンを縮小できる。
実施形態に係る画像形成装置1の構成を示す概略図である。 図1のプリント基板5を示す上面図である。 図1のプリント基板5上に作成されるアライメントマーク5a〜5dを示す上面図である。 湾曲したプリント基板5に配線パターンを描画する、図1の画像描画装置7を示す概略図である。 プリント基板5が湾曲している場合に、縮小された配線パターンをプリント基板5に描画する図1の画像描画装置7を示す概略図である。 プリント基板5が収縮又は伸張している場合に、縮小又は拡大された配線パターンをプリント基板5に描画する図1の画像描画装置7を示す概略図である。 図1の画像補正部10によって実行されるパターン画像6の縮小を示す概略図である。 図1の画像補正部10がパターン画像6を補正せずにスペース62内の画素を削除する場合を示す概略図である。 図1の画像補正部10がパターン画像6を補正せずにライン61a内の画素を削除する場合を示す概略図である。 削除画素がスペースに含まれる場合の、図1の画像補正部10によって実行されるパターン画像6の補正処理を示す概略図である。 削除画素がラインに含まれる場合の、図1の画像補正部10によって実行されるパターン画像6の補正処理を示す概略図である。 図1の画像形成装置1によって実行される配線パターン描画処理を示すフローチャートである。 図1の画像補正部10によって実行される、図12の副走査方向での変倍処理の詳細を示すフローチャートである。 図1の画像補正部10によって実行される、図12の主走査方向での変倍処理の詳細を示すフローチャートである。 図1の画像補正部10によって実行される、パターン画像6の副走査方向での拡大処理を示す概略図である。 図1の画像補正部10によって実行される、パターン画像6の副走査方向での縮小処理を示す概略図である。 図1の画像補正部10によって実行される、パターン画像6の主走査方向での拡大処理を示す概略図である。 図1の画像補正部10によって実行される、パターン画像6の主走査方向での縮小処理を示す概略図である。 図1の画像補正部10によって実行される、パターン画像6の副走査方向での回転補正処理を示す概略図である。 図1の画像補正部10によって実行される、パターン画像6の主走査方向での回転補正処理を示す概略図である。 図1の画像補正部10によって実行される、パターン画像6に対するラインボウ補正処理を示す概略図である。
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。なお、同一の構成要素については同一の符号を付す。
実施形態.
図1は、実施形態に係る画像形成装置1の構成を示す概略図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、画像処理装置8と、入力部11と、表示部12と、レーザー光源2と、ポリゴンミラー3と、fθレンズ4とを備えて構成される。画像処理装置8は画像補正部10を備えて構成される。画像形成装置1はプリント基板5上に配線パターンを形成する。
図1において、使用者は、例えば表示部12を見ながら、例えばキーボード、マウスなどの入力部11を用いて配線パターンのガーバーデータを画像処理装置8に入力する。画像処理装置8は、入力された配線パターンのガーバーデータを、RIP(Raster Image Processing)変換処理によりラスターデータ(以下、画像データDiという。)に変換する。本実施形態において、画像データDiの各画素の画素値は2ビットで表現され、各画素の階調数は4である。配線パターンにおいてラインを構成する画素値は3に設定され、スペースを構成する画素値はゼロに設定される。画像処理装置8は、RIP変換処理によって得られた画像データDiをレーザー光源2に出力する。画像補正部10は、詳細後述するように、画像処理装置8によって生成された画像データDiによって示されるパターン画像6(図7を参照)をプリント基板5の変形に応じて補正する。
レーザー光源2は、レーザー光をポリゴンミラー3に出力する。レーザー光源2は、画像データDiによって示されるパターン画像6の画素値が3であるとき、レーザー光の出力を100%に設定する。以下、レーザー光の出力が100%であるときのレーザー光の線幅を「通常線幅」という。また、レーザー光源2は、パターン画像6の画素値が2であるとき、レーザー光の出力を90%に設定する。この場合、レーザー光の線幅は通常線幅の75%となる。また、レーザー光源2は、パターン画像6の画素値が1であるとき、レーザー光の出力を80%に設定する。この場合、レーザー光の線幅は通常線幅の50%となる。また、レーザー光源2は、パターン画像6の画素値がゼロであるとき、レーザー光の出力を0%に設定する。この場合、レーザー光源2はレーザー光を出力しない。
ポリゴンミラー3は入力されたレーザー光を反射してfθレンズ4に出力する。ここで、ポリゴンミラー3は、回転軸3aを中心として回転することにより、レーザー光を図1における右から左へ走査する。fθレンズ4は、入力されたレーザー光にテレセントリックの性質を与えることにより、レーザー光をプリント基板5に垂直に照射する。画像描画装置7は、ポリゴンミラー3によってレーザー光を主走査方向Xに走査して、かつプリント基板5を副走査方向Yに駆動することにより、パターン画像6に対応する配線パターンをプリント基板5に描画する。プリント基板5に描画される配線パターンは、画像データDiによって示されるパターン画像6に対応しているので、パターン画像6に対して実行される補正は、プリント基板5に描画される配線パターンに反映される。例えば、パターン画像6が縮小された場合、配線パターンは縮小される。
以上のように構成された画像形成装置1において、パターン画像6の画素値が中間値、つまり2又は1に設定された場合、当該画素に対応する配線パターンの画素をプリント基板5に描画するためのレーザー光の線幅は通常線幅より小さくなる。よって、プリント基板5に描画される画素の幅が小さくなる。
図2は、図1のプリント基板5を示す上面図である。図2に示すように、プリント基板5は、下から上への方向に画像形成装置1内の製造ラインを流れる。また、本実施形態において、左から右への方向を主走査方向Xと定義し、上から下への方向を副走査方向Yと定義する。
図3は、図1のプリント基板5上に作成されるアライメントマーク5a〜5dを示す上面図である。図3(a)は、プリント基板5が全く変形していない場合のプリント基板5の上面図であり、図3(b)は、プリント基板5が副走査方向に僅かに縮小している場合のプリント基板5の上面図である。本実施形態においては、プリント基板5上に4つのアライメントマーク5a〜5dが作成される。本実施形態に係る画像形成装置1は、プリント基板5を撮像することにより4つのアライメントマーク5a〜5dの位置を検出する。これにより、画像補正部10は、4つのアライメントマーク5a〜5dの位置に基づいてプリント基板5の収縮又は伸張を検出する。
図3(a)に示す例では、左上のアライメントマーク5aの中心座標が(100、100)であり、右上のアライメントマーク5bの中心座標が(12100、100)である。ここで、座標の単位は画素である。また、左下のアライメントマーク5cの中心座標が(100、10100)であり、右下のアライメントマーク5dの中心座標が(12100、10100)である。よって、左上のアライメントマーク5aの中心から右上のアライメントマーク5bの中心までの距離は12000画素であり、左上のアライメントマーク5aの中心から左下のアライメントマーク5cの中心までの距離は10000画素である。また、右上のアライメントマーク5bの中心から右下のアライメントマーク5dの中心までの距離は10000画素であり、左下のアライメントマーク5cの中心から右下のアライメントマーク5dの中心までの距離は12000画素である。この場合、画像形成装置1は、プリント基板5が全く変形していないと判定する。
一方、図3(b)に示す例では、左上のアライメントマーク5aの中心座標が(100、100)であり、右上のアライメントマーク5bの中心座標が(12100、100)である。また、左下のアライメントマーク5cの中心座標が(100、10090)であり、右下のアライメントマーク5dの中心座標が(12100、10090)である。よって、左上のアライメントマーク5aの中心から右上のアライメントマーク5bの中心までの距離は12000画素であり、左上のアライメントマーク5aの中心から左下のアライメントマーク5cの中心までの距離は9990画素である。また、右上のアライメントマーク5bの中心から右下のアライメントマーク5dの中心までの距離は9990画素であり、左下のアライメントマーク5cの中心から右下のアライメントマーク5dの中心までの距離は12000画素である。この場合、画像形成装置1はプリント基板5が副走査方向Yに、元のサイズの9990÷10000×100=99.9%に収縮していることを検出する。この場合、プリント基板5の副走査方向Yでの収縮度は0.1%である。
図1に示すように、プリント基板5が全く変形していない場合、プリント基板5に描画された配線パターンの主走査方向Xでの幅A1は、主走査方向Xでのレーザー光の走査幅B1と等しくなる。
図4は、湾曲したプリント基板5に配線パターンを描画する、図1の画像描画装置7を示す概略図である。図4(a)は、プリント基板5が上方向に湾曲している場合を示す概略図であり、図4(b)は、プリント基板5が下方向に湾曲している場合を示す概略図である。図4(a)において、レーザー光の走査幅B1が、プリント基板5が湾曲していない場合の走査幅B1と等しくても、プリント基板5に描画される配線パターンの幅A2は、レーザー光の走査幅B1より大きくなる。つまり、プリント基板5に描画される配線パターンの幅A2は、プリント基板5が湾曲していない場合の幅A1より大きくなる。この場合、描画された配線パターンのプリント基板5に対する相対的な大きさが、意図された大きさよりも大きくなるので問題である。また、図4(b)に示すようにプリント基板5が下方向に湾曲している場合も同様に、プリント基板5に描画された配線パターンの幅A3は、プリント基板5が湾曲していない場合の幅A1より大きくなる。この場合も、描画された配線パターンのプリント基板5に対する相対的な大きさが、意図された大きさよりも大きくなるので問題である。
図5は、プリント基板5が湾曲している場合に、縮小された配線パターンをプリント基板5に描画する図1の画像描画装置7を示す概略図である。図5(a)はプリント基板5が上方向に湾曲している場合を示す概略図であり、図5(b)はプリント基板5が下方向に湾曲している場合を示す概略図である。画像補正部10は、プリント基板5が湾曲している場合、前述の問題を解消するために、パターン画像6をプリント基板5の湾曲に応じて縮小するように画像データDiを補正する。つまり、画像形成装置1は、レーザー光の走査幅B2を、プリント基板5が湾曲していない場合の走査幅B1より小さくする。これにより、プリント基板5に描画される配線パターンの幅A1を、プリント基板5が湾曲していない場合の幅A1と等しくすることができる。よって、描画された配線パターンのプリント基板5に対する相対的な大きさを、意図された大きさと等しくすることができる。図5(b)に示すようにプリント基板5が下方向に湾曲している場合も、画像補正部10は同様にパターン画像6をプリント基板5の湾曲に応じて縮小する。これにより、プリント基板5に描画される配線パターンの幅A1を、プリント基板5が湾曲していない場合の幅A1と等しくすることができる。よって、描画された配線パターンのプリント基板5に対する相対的な大きさを、意図された大きさと等しくすることができる。
図6は、プリント基板5が収縮又は伸張している場合に、縮小又は拡大された配線パターンをプリント基板5に描画する図1の画像描画装置7を示す概略図である。図6(a)はプリント基板5が収縮している場合を示す概略図であり、図6(b)はプリント基板5が伸張している場合を示す概略図である。
図6(a)に示すように、画像補正部10は、プリント基板5が収縮している場合、その収縮に応じてパターン画像6を縮小する。これにより、プリント基板5に描画される配線パターンの幅A2を、プリント基板5が収縮していない場合の配線パターンの幅A1より小さくすることができる。よって、プリント基板5が収縮している場合における配線パターンのプリント基板5に対する相対的な大きさを、プリント基板5が収縮していない場合の配線パターンのプリント基板5に対する相対的な大きさと等しくすることができる。
一方、図6(b)に示すように、画像補正部10は、プリント基板5が伸張している場合、その伸張に応じてパターン画像6を拡大する。これにより、プリント基板5に描画される配線パターンの幅A3を、プリント基板5が伸張していない場合の配線パターンの幅A1より大きくすることができる。よって、プリント基板5が伸張している場合における配線パターンのプリント基板5に対する相対的な大きさを、プリント基板5が伸張していない場合における配線パターンのプリント基板5に対する相対的な大きさと等しくすることができる。
図7は、図1の画像補正部10によって実行されるパターン画像6の縮小を示す概略図である。図7(a)は縮小前のパターン画像6を示し、図7(b)は縮小後のパターン画像6を示す。図7(a)及び図7(b)において、パターン画像6において、ライン61を構成する各画素値は3に設定され、ライン61とライン61とに挟まれた領域であるスペース62を構成する各画素値はゼロに設定される。縮小前のパターン画像6は主走査方向Xの長さが長さX1であり、副走査方向Yの長さが長さY1である。縮小後のパターン画像6は主走査方向Xの長さが長さX2であり、副走査方向Yの長さが長さY2である。長さX2,Y2はそれぞれ長さX1,Y1より小さい。
図3(b)に示す例のようにプリント基板5が0.1%収縮している場合、画像補正部10は、パターン画像6を0.1%縮小する。つまり、画像補正部10は、パターン画像6を0.1%縮小するために、1000画素当たり1画素の割合でパターン画像6の画素を削除する。
図8は、図1の画像補正部10がパターン画像6を補正せずにスペース62内の画素を削除する場合を示す概略図である。図8(a)はスペース62内の1画素Pdを削除する前のパターン画像6を示し、図8(b)はスペース62内の1画素Pdを削除した後のパターン画像6を示す。本実施形態において、所定の仕様(以下、仕様という。)によって規定されているラインの最小幅及びスペースの最小値はそれぞれ5画素である。図8(a)に示す例において、2つのライン61a,61bの各幅は5画素であり、2つのライン61a,61bに挟まれたスペース62の幅が5画素である。この場合に、スペース内の1画素Pdが削除されたとき、図8(b)に示すようにスペース62の幅は4画素となるので、スペース62は仕様を満足しなくなる。
図9は、図1の画像補正部10がパターン画像6を補正せずにライン61a内の画素を削除する場合を示す概略図である。図9(a)はライン61a内の1画素Pdを削除する前のパターン画像6を示し、図9(b)はライン61a内の1画素Pdを削除した後のパターン画像6を示す。ライン61a内の1画素Pdが削除されると、図8(b)に示すようにライン61aの幅は4画素となるので、ライン61aは仕様を満足しなくなる。
以上のように、パターン画像6を補正せずにライン61a,61b内の画素又はスペース62内の画素を削除したとき、ライン61a,62a又はスペース62が仕様を満足しなくなるという問題が生じうる。よって、本実施形態に係る画像補正部10は、パターン画像6を縮小するとき、詳細後述するように、上記問題が生じないようにパターン画像6を補正する。
図10は、削除画素がスペースに含まれる場合の、図1の画像補正部10によって実行されるパターン画像6の補正処理を示す概略図である。図10(a)は補正前のパターン画像6を示し、図10(b)は補正後のパターン画像6を示す。図10(a)において、パターン画像6を縮小するときにスペース62内の画素Pdが、削除する対象となる削除画素であり、画素Pdを削除することによってスペース62が仕様を満足しなくなる場合を説明する。この場合、画像補正部10は、スペース62の下端部の画素C2の画素値と、スペース62の上端部に隣接するライン61aの下端部の画素C1の画素値とを最小値と最大値との間の中間値、つまり1又は2に設定するようにパターン画像6を補正する。上記補正処理は、主走査方向X及び副走査方向Yにおいてそれぞれ行なわれる。
図11は、削除画素がラインに含まれる場合の、図1の画像補正部10によって実行されるパターン画像6の補正処理を示す概略図である。図11(a)は補正前のパターン画像6を示し、図11(b)は補正後のパターン画像6を示す。図11(a)に示すように、パターン画像6を副走査方向に縮小するときにライン61a内の画素Pdが削除画素であり、画素Pdを削除することによってライン61aが仕様を満足しなくなる場合を説明する。この場合、画像補正部10は、ライン61aの下端部の画素C4の画素値と、ライン61aの上端部に隣接するスペースの下端部の画素C3の画素値とを最小値と最大値との間の中間値、つまり1又は2に設定するようにパターン画像6を補正する。上記補正処理は、主走査方向X及び副走査方向Yにおいてそれぞれ行なわれる。
以上のように、画像補正部10は、パターン画像6を縮小するためにライン又はスペース内の画素Pdを削除することで、当該ライン又はスペースが仕様を満足しなくなる場合、所定の画素値を中間値に設定する。これにより、中間値に設定された画素の線幅は通常線幅より小さくなるので、ライン及びスペースの仕様を満足させたまま、プリント基板5に描画される配線パターンを縮小できる。
以上のように構成された画像形成装置1の動作を以下に説明する。
図12は、図1の画像形成装置1によって実行される配線パターン描画処理を示すフローチャートである。ステップS1において、画像形成装置1は、プリント基板5上に作成された4つのアライメントマーク5a〜5dの各中心座標を検出する位置合わせ処理を実行する。ステップS2において、画像処理装置8は、使用者によって入力された配線パターンのガーバーデータにRIP変換処理を実行して画像データDiを生成する。ステップS3において、画像補正部10はプリント基板5の副走査方向の収縮度を算出する。例えば、プリント基板5が図3(b)に示すように副走査方向Yに、元サイズの99.9%に収縮しているとき、収縮度は0.1%と算出される。ステップS4において、画像補正部10はプリント基板5の主走査方向の収縮度を算出する。ステップS5において、画像補正部10は、詳細後述するように、副走査方向での変倍処理を実行する。ステップS6において、画像補正部10は、詳細後述するように、主走査方向での変倍処理を実行する。ステップS7において、画像補正部10は、検出された4つのアライメントマーク5a〜5dの各位置からプリント基板5の回転を検出し、検出された回転に応じて、画像データDiのパターン画像6を副走査方向において回転するように画像データDiを補正する。ステップS8において、画像補正部10は、検出された4つのアライメントマーク5a〜5dの各位置からプリント基板5の回転を検出し、検出された回転に応じて、画像データDiのパターン画像6を主走査方向において回転するように画像データDiを補正する。ステップS9において、画像補正部10は、fθレンズ4等によるレーザー光の歪みを補正するために、画像データDiに対してラインボウ補正を実行する。ステップS10において、画像描画装置7は、補正後の画像データDiを用いて、画像データDiのパターン画像6に対応する配線パターンをプリント基板5に描画する。
図13は、図1の画像補正部10によって実行される、図12の副走査方向での変倍処理の詳細を示すフローチャートである。なお、以下の説明において、パターン画像6を拡大する場合、パターン画像6に含まれるライン又はスペースが仕様を満足しなくなるという問題は生じないため、パターン画像6が拡大される場合の説明を省略する。
図13において、画像補正部10は以下に説明する動作を、副走査方向Yに対して垂直な方向、つまり主走査方向の走査線の数だけ繰り返す。ステップS101において、画像補正部10は副走査方向Yの画素の位置を示すためのY軸方向カウンタCyに、パターン画像6の下端部の画素を示すY座標値を設定する。ここで、座標値の単位は画素である。例えば、パターン画像6の副走査方向Yの長さが10000画素の場合、Y軸方向カウンタCyは10000画素に設定される。ステップS102において、画像補正部10は、最小ライン幅Lmin及び最小スペース幅Sminのそれぞれに、仕様で規定されているライン幅の最小値及びスペース幅最小値を設定する。本実施形態においては、最小ライン幅Lmin及び最小スペース幅Sminのそれぞれは5画素に設定される。ステップS103において、画像補正部10は副走査方向Yの倍率値Myを設定する。例えば、プリント基板5の副走査方向の収縮度が0.1%のとき、倍率値Myは0.001に設定される。ステップS104において、画像補正部10は、削除する対象となる削除画素を示すための削除画素カウンタCdtをゼロに設定する。
ステップS105において、画像補正部10はY軸方向カウンタCyを1デクリメントする。ステップS106において、画像補正部10はY軸方向カウンタCyがゼロより大きいか否かを判定する。ステップS106においてYESの場合、画像補正部10はステップS107に進み、NOの場合は副走査方向での変倍処理を終了する。ステップS107において、画像補正部10は、削除画素カウンタCdtに倍率値Myを加算する。ステップS108において、画像補正部10は削除画素カウンタCdtが1以上であるか否かを判定する。ステップS108においてYESの場合、画像補正部10はステップS109に進み、NOの場合はステップS105に戻る。ステップS109において、画像補正部10は、Y軸方向カウンタCyによって示される現画素を削除する。ステップS110において、画像補正部10は削除画素カウンタCdtから1を減算する。ステップS111において、画像補正部10は、削除画素がラインであったかまたはスペースであったかを判定する。上記判定は、削除画素の画素値が3であるかゼロであるかを判定することによって実現される。画素値が3であるとき削除画素はラインであったと判定され、画素値がゼロであるとき削除画素はスペースであったと判定される。削除画素がラインであった場合、画像補正部10はステップS112に進み、削除画素がスペースであった場合はステップS115に進む。
ステップS112において、画像補正部10は、削除画素が含まれていたラインの副走査方向Yのライン幅を算出する。ステップS113において、画像補正部10は、算出したライン幅が最小ライン幅Lmin未満であるか否かを判定する。ステップS113においてYESの場合、画像補正部10はステップS114に進み、NOの場合はステップS105に戻る。ステップS114において、画像補正部10は、現画素を含むラインの下端部に存在する画素値と、当該ラインの上端部に−Y方向に隣接するスペースの下端部の画素値とを、最大値と最小値との間の中間値、つまり2又は1に設定する。その後、画像補正部10はステップS105に戻る。
ステップS115において、画像補正部10は、削除画素が含まれていたスペースの副走査方向Yのスペース幅を算出する。ステップS116において、画像補正部10は、算出したスペース幅が最小スペース幅Smin未満であるか否かを判定する。ステップS116においてYESの場合、画像補正部10はステップS117に進み、NOの場合はステップS105に戻る。ステップS117において、画像補正部10は、現画素を含むスペースの下端部に存在する画素の画素値と、当該スペースの上端部に−Y方向に隣接するラインの下端部の画素値とを、最大値と最小値との間の中間値、つまり2又は1に設定する。その後、画像補正部10はステップS105に戻る。
図14は、図1の画像補正部10によって実行される、図12の主走査方向での変倍処理の詳細を示すフローチャートである。図14に示す主走査方向での変倍処理は、図13に示す副走査方向での変倍処理と比べて、副走査方向が主走査方向である以外は、同様の処理である。よって、ここでは説明を省略する。画像補正部10は、主走査方向での変倍処理を、主走査方向に対して垂直な方向、つまり副走査方向の走査線数だけ繰り返す。
図15は、図1の画像補正部10によって実行される、パターン画像6の副走査方向での拡大処理を示す概略図である。図15に示すように、画像補正部10がステップS5においてパターン画像6を副走査方向に拡大した場合、パターン画像6の副走査方向の長さY3は長さY4となる。ここで、長さY4は長さY3より大きい。
図16は、図1の画像補正部10によって実行される、パターン画像6の副走査方向での縮小処理を示す概略図である。図16に示すように、画像補正部10がステップS5においてパターン画像6を副走査方向に縮小した場合、パターン画像6の副走査方向の長さY3は長さY5となる。ここで、長さY5は長さY3より小さい。
図17は、図1の画像補正部10によって実行される、パターン画像6の主走査方向での拡大処理を示す概略図である。図17に示すように、画像補正部10がステップS6においてパターン画像6を主走査方向に拡大した場合、パターン画像6の主走査方向の長さX3は長さX4となる。ここで、長さX4は長さX3より大きい。
図18は、図1の画像補正部10によって実行される、パターン画像6の主走査方向での縮小処理を示す概略図である。図18に示すように、画像補正部10がステップS6においてパターン画像6を主走査方向に縮小した場合、パターン画像6の主走査方向の長さX3は長さX5となる。ここで、長さX5は長さX3より小さい。
図19は、図1の画像補正部10によって実行される、パターン画像6の副走査方向での回転補正処理を示す概略図である。図19に示すように、画像補正部10は、ステップS7において、画像データDiのパターン画像6を副走査方向に回転するように画像データDiを補正する。
図20は、図1の画像補正部10によって実行される、パターン画像6の主走査方向での回転補正処理を示す概略図である。図20に示すように、画像補正部10は、ステップS8において、画像データDiのパターン画像6を主走査方向に回転するように画像データDiを補正する。
図21は、図1の画像補正部10によって実行される、パターン画像6に対するラインボウ補正処理を示す概略図である。図21に示すように、例えば、プリント基板5に描画されるライン51aは、fθレンズ4等によってレーザー光が歪むことから、弓形状に歪む。よって、画像補正部10は、プリント基板5に描画される配線パターンの歪んだライン51aが直線のライン51bになるように、パターン画像6を補正する。
以上のように構成された本実施形態に係る画像形成装置1において、画像補正部10は、副走査方向において、ラインが仕様を満足しなくなった場合、当該ラインの下端部の画素値と、当該ラインの上端部に隣接するスペースの下端部の画素値とを中間値に設定する。また、画像補正部10は、副走査方向において、スペースが仕様を満足しなくなった場合、当該スペースの下端部の画素値と、当該スペースの上端部に隣接するラインの下端部の画素値とを中間値に設定する。一方、画像補正部10は、主走査方向において、ラインが仕様を満足しなくなった場合、当該ラインの右端部の画素値と、当該ラインの左端部に隣接するスペースの右端部の画素値とを中間値に設定する。また、画像補正部10は、主走査方向において、スペースが仕様を満足しなくなった場合、当該スペースの右端部の画素値と、当該スペースの左端部に隣接するラインの右端部の画素値とを中間値に設定する。これにより、中間値に設定された画素の線幅は通常線幅より小さくなるので、ライン及びスペースの仕様を満足させたまま、プリント基板5に描画される配線パターンを縮小できる。
なお、前述の実施形態において、画像形成装置1はプリント基板5上に作成された4つのアライメントマーク5aから、プリント基板5の変形を検出した。しかし、本発明はこれに限定されない。画像形成装置1がアライメントマーク5a以外のものを基準としてプリント基板5の変形を検出してもよい。例えば、プリント基板5の四隅を基準として用いてもよい。
また、前述の実施形態において、パターン画像6の各画素は2ビットで表現された。しかし本発明はこれに限定されない。パターン画像6の各画素は多値であればよい。例えば、パターン画像6の各画素は3ビット以上で表現されてもよい。その場合、スペースを構成する画素値はゼロに設定され、ラインを構成する画素値はとりうる値の範囲の最大値に設定される。また、画素を中間値に設定する場合は、画素値はゼロより大きく最大値未満の値に設定される。
さらに、前述の実施形態において、副走査方向において、ラインが仕様を満足しなくなった場合、当該ラインの下端部の画素値と、当該ラインの上端部に隣接するスペースの下端部の画素値とが中間値に設定された。しかし、本発明はこれに限定されない。ラインの上端部の画素値と、当該ラインの下端部に隣接するスペースの上端部の画素値とが中間値に設定されてもよい。また、前述の実施形態において、副走査方向において、スペースが仕様を満足しなくなった場合、当該スペースの下端部の画素値と、当該スペースの上端部に隣接するラインの下端部の画素値とが中間値に設定された。しかし本発明はこれに限定されない。スペースの上端部の画素値と、当該スペースの下端部に隣接するラインの上端部の画素値とが中間値に設定されてもよい。
また、前述の実施形態において、主走査方向において、ラインが仕様を満足しなくなった場合、当該ラインの右端部の画素値と、当該ラインの左端部に隣接するスペースの右端部の画素値とが中間値に設定された。しかし、本発明はこれに限定されない。ラインの左端部の画素値と、当該ラインの右端部に隣接するスペースの左端部の画素値とが中間値に設定されてもよい。さらに、前述の実施形態において、主走査方向において、スペースが仕様を満足しなくなった場合、当該スペースの右端部の画素値と、当該スペースの左端部に隣接するラインの右端部の画素値とが中間値に設定された。しかし本発明はこれに限定されない。スペースの左端部の画素値と、当該スペースの右端部に隣接するラインの左端部の画素値とが中間値に設定されてもよい。
実施形態のまとめ.
第1の態様に係る画像処理装置は、所定の第1画素を有する第1領域と、所定の第2画素を有する第2領域とを含む配線パターンを縮小する画像補正部を備える画像処理装置であって、
第1画素及び前記第2画素の各画素値はそれぞれ複数の値を有し、
前記画像補正部は、前記配線パターンを所定の方向に縮小するために画素を削除することによって、前記第1領域の前記方向の幅又は第2領域の前記方向の幅が所定の仕様を満足しなくなる場合、以下の補正を行う。前記第1画素及び前記第2画素の各画素値を、前記複数の値のうちの最大値と最小値の間の中間値に設定するように前記配線パターンを補正する。
第2の態様に係る画像処理装置は、第1の態様に係る画像処理装置において、前記画像補正部は、前記配線パターンを前記方向に縮小するために画素を削除することによって、前記第1領域の前記方向の幅が前記仕様を満足しなくなる場合、以下の補正を行う。前記第1領域の前記方向における両端部のうちのいずれか一方の端部に存在する前記第1画素の画素値と、前記第1領域の前記方向における両端部のうちの他方の端部に隣接する前記第2領域の前記第2画素の画素値とを前記中間値に設定するように前記配線パターンを補正する。
第3の態様に係る画像処理装置は、第1又は第2の態様に係る画像処理装置において、前記第1領域はライン及びスペースのいずれか一方であり、前記第2領域はライン及びスペースの他方である。
第4の態様に係る画像処理装置は、第1〜3の態様のうちのいずれか1つに係る画像処理装置において、前記画像補正部は、前記画素に対する中間値の設定を、前記方向に対して垂直な方向の画素数だけ繰り返す。
第5の態様に係る画像処理装置は、第1〜4の態様のうちのいずれか1つに係る画像処理装置において、前記方向は前記画像処理装置の主走査方向又は副走査方向である。
第6の態様に係る画像形成装置は、
第1〜5の態様のうちのいずれか1つに係る画像処理装置と、
前記画像処理装置によって補正された配線パターンの画像データに基づいて、描画基板に当該配線パターンを描画する画像描画装置とを備える。
第7の態様に係る画像処理方法は、所定の第1画素を有する第1領域と、所定の第2画素を有する第2領域とを含む配線パターンを縮小する画像処理装置によって実行される画像処理方法であって、
前記第1画素及び前記第2画素の各画素値はそれぞれ複数の値を有し、
前記画像処理装置が、前記配線パターンを所定の方向に縮小するために画素を削除することによって、前記第1領域の前記方向の幅又は第2領域の前記方向の幅が所定の仕様を満足しなくなる場合、以下の補正を行う。前記第1画素及び前記第2画素の各画素値を、前記複数の値のうちの最大値と最小値の間の中間値に設定するように前記配線パターンを補正するステップを含む。

1…画像形成装置、
2…レーザー光源、
3…ポリゴンミラー、
4…fθレンズ、
5…プリント基板、
6…パターン画像、
7…画像描画装置、
8…画像処理装置、
10…画像補正部、
11…入力部、
12…表示部。
特開2012−79739号公報

Claims (7)

  1. 所定の第1画素を有する第1領域と、所定の第2画素を有する第2領域とを含む配線パターンを縮小する画像補正部を備える画像処理装置であって、
    記第1画素及び前記第2画素の各画素値はそれぞれ複数の値を有し、
    前記画像補正部は、前記配線パターンを所定の方向に縮小するために画素を削除することによって、前記第1領域の前記方向の幅又は第2領域の前記方向の幅が所定の仕様を満足しなくなる場合、前記第1画素及び前記第2画素の各画素値を、前記複数の値のうちの最大値と最小値の間の中間値に設定するように前記配線パターンを補正することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像補正部は、前記配線パターンを前記方向に縮小するために画素を削除することによって、前記第1領域の前記方向の幅が前記仕様を満足しなくなる場合、前記第1領域の前記方向における両端部のうちのいずれか一方の端部に存在する前記第1画素の画素値と、前記第1領域の前記方向における両端部のうちの他方の端部に隣接する前記第2領域の前記第2画素の画素値とを前記中間値に設定するように前記配線パターンを補正することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記第1領域はライン及びスペースのいずれか一方であり、前記第2領域はライン及びスペースの他方であることを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記画像補正部は、前記画素に対する中間値の設定を、前記方向に対して垂直な方向の画素数だけ繰り返すことを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1つに記載の画像処理装置。
  5. 前記方向は前記画像処理装置の主走査方向又は副走査方向であることを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか1つに記載の画像処理装置。
  6. 請求項1〜5のうちのいずれか1つに記載の画像処理装置と、
    前記画像処理装置によって補正された配線パターンの画像データに基づいて、描画基板に当該配線パターンを描画する画像描画装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 所定の第1画素を有する第1領域と、所定の第2画素を有する第2領域とを含む配線パターンを縮小する画像処理装置によって実行される画像処理方法であって、
    前記第1画素及び前記第2画素の各画素値はそれぞれ複数の値を有し、
    前記画像処理装置が、前記配線パターンを所定の方向に縮小するために画素を削除することによって、前記第1領域の前記方向の幅又は第2領域の前記方向の幅が所定の仕様を満足しなくなる場合、前記第1画素及び前記第2画素の各画素値を、前記複数の値のうちの最大値と最小値の間の中間値に設定するように前記配線パターンを補正するステップを含むことを特徴とする画像処理方法。
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