JP6318245B2 - 熱膨張に適合する回転陽極の装着 - Google Patents
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Description
特許文献2は、陽極ディスク支持体を含む回転陽極アセンブリを開示する。
特許文献3は、X線管用の回転陽極構造を開示する。
特許文献4は、動的な圧力タイプの摺動軸受を使用する回転陽極タイプのX線管を開示する。
本発明の目的は、独立請求項の主題によって解決され、更なる実施形態は、従属請求項に組み込まれている。以下で説明する本発明の態様は、回転陽極アセンブリ、X線管、X線撮像システム、及び回転陽極ディスクを装着するための方法、並びに陽極ディスクを回転シャフトに装着するためのX線管での支持体の使用にも適用されることに留意されたい。
例えば、これは、以下で説明するような異なる幾何学的関係や比率によって達成される、又は異なる材料特性を用いて達成される。
実施例によれば、第1の支持面は、回転シャフト上に設けられる。第1の軸線方向支持面によって陽極ディスクの熱膨張が補償され、それによって、熱膨張中に、第1の支持面の第1の接触領域と陽極ディスクの第2の接触領域とが、回転軸線に関して共に移動し、その接触が維持される。
例えば、凹部は、より大きな直径を有するシャフトの直径の一部の一種の端面を形成する。
更なる実施例では、肩部は、隣接するシャフト面の外径を越えて延びる、片持ち式の2つの円周方向(dircumferational)突起部によって設けられる。
実施例によれば、第1の支持体は、複数の半径方向に可撓性を有する支持要素を含み、この支持要素によって、複数の第1の軸線方向支持面部分が提供される。
実施例によれば、熱伝達要素が、回転シャフトを介した熱伝導のために、半径方向に可撓性を有する支持体と回転シャフトとの間に設けられている。
利点として、熱を放散するために可能な減少した断面の経路を考えると、陽極支持体の減少した接触面によって、熱伝達要素は、更なる熱経路を提供するが、いかなる支持力及び支持体の他の態様に影響を与えない。
実施例では、半径方向に可撓性を有する支持体の曲げは、弾性変形に限定される。
利点として、熱膨張に適合する回転陽極アセンブリによって、陽極ディスクの中心が回転軸線と整列する改善された位置付けを意味するような陽極ディスクの改良された固定が、提供される。これは、特に、不均衡(釣合)によって生じる振動の観点から、増大する精度要件によって一緒に用いられる螺旋溝軸受との組合せに適している。
本発明によれば、X線取得装置を有するX線撮像システムが提供され、そのX線取得装置は、X線源及びX線検出器、並びに対象物支持体を含む。対象物支持体は、X線源によって供給されるX線を対象物に照射するために、X線源とX線検出器との間に配置される。X線源は、上述した実施例に記載のX線管を含む。
a)陽極ディスク支持体の第1の支持体を、回転シャフトにおいて、この回転シャフトの回転軸線に対して垂直に設けるステップであって、第1の支持体は、回転シャフトにおいて、回転軸線の周りに同心状に設けられた第1の軸線方向支持面を含む、設けるステップと;
b)陽極ディスクを設けるステップと;
c)陽極ディスク支持体の第2の支持体を設けるステップであって、第2の支持体は、第2の軸線方向支持面を含む、設けるステップと;
d)クランプ軸線方向に第1の支持体に対して陽極ディスクを付勢するために、第2の支持体を回転シャフトに少なくとも一時的に装着するステップと;を含む。
第1の支持体は、半径方向に可撓性を有する支持体として設けられている。X線発生中の陽極ディスクを加熱する際に、半径方向に可撓性を有する支持体は、半径方向に屈曲し、それによって、第1の軸線方向支持面は、陽極ディスクの半径方向の熱膨張に少なくとも部分的に追従する。
本発明のこれらの態様及び他の態様が、以下に記載される実施例を参照して説明し且つ明らかになるだろう。
図1Aには、陽極ディスク12、回転シャフト14、及び陽極ディスク支持体16を有する回転陽極アセンブリ10が示されている。また、回転シャフト14の回転軸線18が示されている。陽極ディスク12は、陽極ディスク支持体16を介して回転シャフト14の回転軸線18に同心状に装着される。陽極ディスク支持体16は、回転シャフト14において回転軸線18と同心状に設けられた、第1の円形の軸線方向支持面22を含む支持体20を有する。第1の支持体20及び第1の円形の軸線方向支持面22について、以下でさらに説明する。陽極ディスク支持体16は、クランプ軸線方向に第1の支持面22に対して陽極ディスク12を付勢するために回転シャフト14に少なくとも一時的に装着された、第2の軸線方向支持面26を含む第2の支持体24も有する。図1Bにも示されるように、第1の支持体20は、半径方向に可撓性を有する支持体28として設けられている。
「陽極ディスク」は、半径方向に平坦な形状を含む円形形態を有するような陽極に関する。陽極ディスクは、このディスクの半径方向が、回転シャフトの回転軸線に対して垂直になるように、回転シャフトに装着される。
第1の円形の支持面は、第1の相互接続部とも呼称され、及び第2の円形の支持面は、第2の相互接続部とも呼称される。
実施例では、第2の支持体24は、ブッシングである。
更なる実施例では、第2の支持体は、回転シャフト14の端部に溶接された又はろう付けされたクランプ要素によって提供される。
実施例では、第1の支持面は、回転シャフトに一体に形成される、すなわち、単一のピース又は部品として形成される。
図1Bに示される曲げ運動は、説明目的のためだけに、かなり極端な態様で示されていることに留意されたい。実際には、本発明によれば、その変形は、例えば0.5ミリメートル(mm)まで、例えば0.3mm又は0.2mmまでの範囲である。
半径方向に可撓性を有する支持体の屈曲は、弾性変形に限定される。
実施例によれば、図1Aにも示されるように、軸線方向の断面において、第1の支持体20には、半径方向の幅42及び軸線方向の高さ44が設けられており、ここで半径方向幅42は、軸線方向の高さ44よりも小さい。例えば、軸線方向の高さ44は、半径方向の幅42の少なくとも2倍の大きさである。
少なくとも周方向のギャップ48が、陽極ディスク12のボアを貫通して延びるシャフト端部50に設けられている。
例えば、オプションとして図1A及び図1Bに示されるように、第1の支持体20には、陽極ディスク12のボアを貫通して延びるシャフト端部50までの距離52が設けられており、この距離52は、軸線方向の高さ44よりも大きい。
例えば、この距離は、軸線方向の高さ44の少なくとも2倍の大きさである。
一例として、半径方向に可撓性を有する支持要素は、熱に依存する半径方向に可撓性を有する支持要素として設けられる。
支持要素には、第1の円形の軸線方向支持面と陽極ディスク表面上の対応部分との間の摩擦力を介した陽極の熱膨張によって生じる屈曲を可能にするのに十分であるような可撓性が提供される。その摩擦力は、ナットの締付力によって生じる。支持要素は、適当な装着を可能にするのに十分な剛性を有する。
実施例では、その可撓性は、摩擦力の少なくとも2倍、例えば摩擦力の5倍の大きさである。
実施例では、12個のスリットが、約30°の円形セグメントを形成するように設けられる。
支持面は、2.5mmの幅(h)である。
溝の深さ(l)は、6mmである。
スリットは、4mmの幅を有しており、その結果、b=15mmとなる。
f=F・l3/3・E・I
断面二次モーメントは、略次のとおりである。
I=b・h3/12
所定の半径方向の変位に必要な摩擦力は、次のとおりである。
F=(b・h3・E/4・l3)・f
第1のアプローチとして、最大の半径方向変位fは:f=0.03mmである。
その結果、要求される摩擦力Fは:F=2.4kNである。
最小摩擦係数μを:μ=0.2と想定すると、要求される押圧力Fnは:Fn=12kNである。
この力は、例えば、ナットを締めることによって提供される。
更なる実施例では、さらに図示しないが、異なる数のセグメント、例えば図3Bの3つのセグメントのカラーが設けられる。
図5Cには、第1の支持体20の半径方向に可撓性を有する支持体28に加えて、第2の支持体24には、第2の円形の軸線方向支持面72が設けられており、半径方向に可撓性を有する支持体として設けられた更なる実施例が示されている。X線発生中の陽極ディスクを加熱する際であって、陽極ディスク12が熱膨張する際に、第1の支持体20の半径方向に可撓性を有する支持体だけでなく第2の支持体24の半径方向に可撓性を有する支持体は、半径方向に屈曲し、それによって、第1の軸線方向支持面と第2の軸線方向支持面が、半径方向の熱膨張に少なくとも部分的に追従する(さらに図示せず)。
実施例によれば、図1〜図5に示されるように、回転シャフト14には、中空のボア74が設けられており、固定シャフト76が、ボア74の内部に設けられ、螺旋溝軸受装置78で支持される。
X線撮像システム200は、概略的に示されるガントリ214を有するCT装置として示されていることに留意されたい。また、処理装置216は、表示装置220とも組み合わせて、データ接続218される。
CT装置の代わりに、他のX線撮像システム、例えば対象物支持体に関してX線源を固定した構成のX線撮像システム又はCアームシステムも提供される。
第1のステップ302では、陽極ディスク支持体の第1の支持体が、回転シャフトにおいて、このシャフトの回転軸線に対して垂直に設けられる。第1の支持体は、回転シャフトにおいて、回転軸線の周りに同心状に設けられた第1の軸線方向支持面を含む。
第2のステップ304では、陽極ディスクが設けられる。
第3のステップ306では、陽極ディスク支持体の第2の支持体が設けられ、第2の支持体は、第2の軸線方向支持面を含む。
第1のステップ302はステップa)とも呼称され、第2のステップ304はステップb)とも呼称され、第3のステップ306はステップc)とも呼称され、第4ステップ308はステップd)とも呼称される。
更なる実施例によれば、陽極ディスクを回転シャフトに装着するためのX線管における支持体の使用も提供される(さらに図示しない)。
Claims (14)
- 回転陽極アセンブリであって、当該回転陽極アセンブリは:
ボアを有する陽極ディスクと;
回転シャフトと;
陽極ディスク支持体と;を備えており、
前記陽極ディスクは、前記陽極ディスク支持体を介して前記回転シャフトの回転軸線に同心状に装着され、
前記陽極ディスク支持体は、前記回転シャフトにおいて前記回転軸線と同心状に設けられた、第1の円形の軸線方向支持面を含む第1の支持体を有し、
前記陽極ディスク支持体は、クランプ軸線方向に第1の支持面に対して前記陽極ディスクを付勢するために前記回転シャフトに少なくとも一時的に装着された、第2の軸線方向支持面を含む第2の支持体を有し、
第1の支持体は、半径方向に可撓性を有する支持体として設けられており、
X線発生中の前記陽極ディスクを加熱する際であって、前記陽極ディスクが熱膨張する際に、前記半径方向に可撓性を有する支持体は、半径方向に屈曲し、それによって、第1の軸線方向支持面が、半径方向の熱膨張に少なくとも部分的に追従し、
第1の支持体は、前記半径方向よりも前記軸線方向の力に対してより大きな抵抗を有しており、
第1の支持体は、支持体ベースによって前記回転シャフトに接続されており、前記支持体ベースには、前記軸線方向にベースの高さが設けられており、前記ベースの高さは、第1の支持体の前記半径方向の幅の少なくとも2倍であり、
軸線方向の断面において、第1の支持体には、半径方向の幅と軸線方向の高さとが設けられており、該軸線方向の高さは、前記半径方向の幅の少なくとも2倍である、
回転陽極アセンブリ。 - 第1の支持面は、前記回転シャフトに設けられており、
第1の軸線方向支持面によって前記陽極ディスクの熱膨張が補償され、それによって、前記熱膨張中に、第1の支持面の第1の接触領域と前記陽極ディスクの第2の接触領域とが、前記回転軸線に関して共に移動し、その接触が維持される、
請求項1に記載の回転陽極アセンブリ。 - 第1の支持体は、前記回転シャフトの肩部から軸線方向に突設されており、
少なくとも周方向のラジアルギャップが、前記陽極ディスクの前記ボアを貫通して延びるシャフト端部に設けられる、
請求項1に記載の回転陽極アセンブリ。 - 前記肩部は、前記回転シャフトの外径の階段状凹部によって形成される、
請求項3に記載の回転陽極アセンブリ。 - 第1の支持体には、前記陽極ディスクの前記ボアを貫通して延びるシャフト端部までの距離が設けられており、該距離は、前記軸線方向の高さよりも大きい、
請求項1に記載の回転陽極アセンブリ。 - 第1の支持体は、前記回転シャフトの肩部から軸線方向に突出する軸線方向の円形のカラーを含み、該カラーと前記回転シャフトとの間に逃げ溝が設けられる、
請求項1に記載の回転陽極アセンブリ。 - 第1の支持体は、複数の半径方向に可撓性を有する支持要素を含み、該支持要素によって、複数の第1の軸線方向支持面部分が提供される、
請求項1に記載の回転陽極アセンブリ。 - 前記回転シャフトを介した熱伝導のために、前記半径方向に可撓性を有する支持体と前記回転シャフトとの間に熱伝達要素が設けられる、
請求項7に記載の回転陽極アセンブリ。 - 第2の支持体は、第2の円形の軸線方向支持面を含み、
第2の支持体は、半径方向に可撓性を有する支持体として設けられており、
X線発生中の前記陽極ディスクを加熱する際であって、前記陽極ディスクが熱膨張する際に、第2の支持体の半径方向に可撓性を有する支持体は、半径方向に曲がり、それによって、第2の軸線方向支持面は、半径方向の熱膨張に少なくとも部分的に追従する、
請求項8に記載の回転陽極アセンブリ。 - X線管であって、当該X線管は:
X線用真空ハウジングと;
陽極と;
陰極と;
前記陽極を支持するための軸受装置と;を備えており、
前記陽極及び前記陰極は、前記X線用真空ハウジングの内部に配置され、
前記陽極は、請求項1に記載の回転陽極アセンブリとして設けられ、
前記軸受装置は、前記X線用真空ハウジングの内部に配置され、前記回転シャフトを支持し、
前記軸受装置は、少なくとも1つの螺旋溝軸受を含む、
X線管。 - 前記回転シャフトには、中空のボアが設けられており、
固定シャフトが、ボアの内部に設けられ、前記回転シャフトを支持し、
前記回転シャフトは、前記固定シャフトによって、少なくとも1つの螺旋溝軸受で支持される、
請求項10に記載のX線管。 - X線撮像システムであって、当該X線撮像システムは:
X線源及びX線検出器を含むX線取得装置と;
対象物支持体と;を備えており、
前記対象物支持体は、前記X線源によって供給されるX線を対象物に照射するために、前記X線源と前記X線検出器との間に配置されており、
前記X線源は、請求項10に記載のX線管を含む、
X線撮像システム。 - 回転陽極ディスクを装着するための方法であって、当該方法は:
a)陽極ディスク支持体の第1の支持体を、回転シャフトにおいて、該回転シャフトの回転軸線に対して垂直に設けるステップであって、第1の支持体は、前記回転シャフトにおいて、前記回転軸線の周りに同心状に設けられた第1の軸線方向支持面を含む、設けるステップと;
b)陽極ディスクを設けるステップと;
c)前記陽極ディスク支持体の第2の支持体を設けるステップであって、第2の支持体は、第2の軸線方向支持面を含む、設けるステップと;
d)クランプ軸線方向に第1の支持体に対して前記陽極ディスクを付勢するために、第2の支持体を前記回転シャフトに少なくとも一時的に装着するステップと;を含み、
第1の支持体は、半径方向に可撓性を有する支持体として設けられており、
X線発生中の前記陽極ディスクを加熱する際に、前記半径方向に可撓性を有する支持体は、半径方向に屈曲し、それによって、第1の軸線方向支持面は、前記陽極ディスクの半径方向の熱膨張に少なくとも部分的に追従し、
第1の支持体は、前記半径方向よりも前記軸線方向の力に対してより大きな抵抗を有しており、
第1の支持体は、支持体ベースによって前記回転シャフトに接続されており、前記支持体ベースには、前記軸線方向にベースの高さが設けられており、前記ベースの高さは、第1の支持体の前記半径方向の幅の少なくとも2倍であり、
軸線方向の断面において、第1の支持体には、半径方向の幅と軸線方向の高さとが設けられており、該軸線方向の高さは、前記半径方向の幅の少なくとも2倍である、
方法。 - 陽極ディスクを回転シャフトに装着するためのX線管における支持体の使用であって:
前記支持体は、回転シャフトにおいて、回転軸線の周りに同心状に設けられた、第1の軸線方向支持面を含む第1の支持体を有し、
第2の軸線方向支持面を含む第2の支持体が設けられており、第2の支持体は、クランプ軸線方向に第1の支持体に対して陽極ディスクを付勢するために、前記回転シャフトに少なくとも一時的に装着され、
第1の支持体は、半径方向に可撓性を有する支持体として設けられており、X線発生中の前記陽極ディスクを加熱する際に、前記半径方向に可撓性を有する支持体は、半径方向に屈曲し、それによって、第1の軸線方向支持面は、前記陽極ディスクの半径方向の熱膨張に少なくとも部分的に追従し、
第1の支持体は、前記半径方向よりも前記軸線方向の力に対してより大きな抵抗を有しており、
第1の支持体は、支持体ベースによって前記回転シャフトに接続されており、前記支持体ベースには、前記軸線方向にベースの高さが設けられており、前記ベースの高さは、第1の支持体の前記半径方向の幅の少なくとも2倍であり、
軸線方向の断面において、第1の支持体には、半径方向の幅と軸線方向の高さとが設けられており、該軸線方向の高さは、前記半径方向の幅の少なくとも2倍である、
使用。
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