JP6317977B2 - アタッチメント - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤロープの先端に取り付けられるアタッチメントに関するものである。
特許文献1には、作業艇に固定されるドームと、固定金具によってワイヤロープに固定されてドーム内に傾動自在に収容されるフックと、を備え、フックが略球面状の凸面を有する略円盤であって、ドームが略球面状の凹面を有するフック装置が開示されている。
特開2005−212534号公報
特許文献1に開示のフック装置では、フック部としてワイヤロープに固定されるフックにおける球面状の凸面と、フック受け部として作業艇に固定されるドームにおける球面状の凹面と、が接触するようにフックとドームが連結して、ワイヤロープに吊下物を吊下げることができる。
このようなフック装置において、フック部とフック受け部とを連結するためには、フック部をフック受け部の凹面に沿うように対応した形状に形成する必要がある。言い換えれば、ワイヤロープに固定されるフック部は、フック部の凸面に沿った凹面を有するフック受け部以外の吊治具に対しては連結することができない。
このため、フック受け部を有していない吊下物を吊下げるためには、他の吊治具を用いる必要がある。他の吊治具を用いて吊下げを行う際には、ワイヤロープの先端に設けられるフック部を交換するか、別のワイヤロープを用いる必要がある。
しかしながら、これらの方法では、ワイヤロープの先端に設けられるフック部の交換やワイヤロープそのものの交換を必要とするため、玉掛け作業の作業効率が低下するおそれがある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、先端にフック部が設けられるワイヤロープを用いた玉掛け作業の作業効率を向上させることを目的とする。
本発明は、ワイヤロープの先端に設けられるフック部に着脱されるアタッチメントであって、前記フック部の外周面に沿うような内周面を有して前記フック部を受容する受容部と、吊下物と連結される吊治具を取り付け可能な取付孔を有する取付部と、を備え、前記受容部は、内周面において前記フック部の外周面と接触するように前記フック部に装着可能であり、受容部と取付部とは、別体であって、吊下げ方向に対して垂直に設けられる取付部材によって連結可能に形成されることを特徴とする。
本発明によれば、ワイヤロープの先端に設けられるフック部に対して、吊下物と連結する吊治具を取り付け可能な取付孔を有する取付部が受容部を介して連結される。このため、アタッチメントを取り付けるだけで、取付部の取付孔を介して吊治具をワイヤロープの先端に取り付けることができる。したがって、フック部を先端に有するワイヤロープによって、フック部やワイヤロープそのものを交換しなくても、フック受け部が取り付けられない吊下物を吊下げることができるため、玉掛け作業の作業性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係るアタッチメントが着脱されるフック装置を示す図である。 本発明の実施形態に係るアタッチメントをフック装置のフック部に装着した状態を示す正面図である。 本発明の実施形態に係るアタッチメントにおける受容部の斜視図である。 本発明の実施形態に係るアタッチメントにおける受容部の正面図である。 本発明の実施形態に係るアタッチメントにおける受容部の底面図である。 本発明の実施形態に係るアタッチメントにおける取付部の正面図である。 本発明の実施形態に係るアタッチメントをフック装置のフック部に装着した状態を示す平面図である。 本発明の実施形態に係るアタッチメントをフック装置のフック部に装着する際の状態を示す正面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
本発明の実施形態に係るアタッチメント100は、吊下物4をワイヤロープ2の先端に連結するいわゆる玉掛け作業に用いられるフック装置1におけるフック部3に対して取り付けられるものである。
まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係るアタッチメント100が取り付けられるフック装置1について説明する。
図1に示すように、フック装置1は、ワイヤロープ2の先端に設けられるフック部3と、吊下物4に連結されフック部3を収容するフック受け部5と、を備える。図1では、フック受け部5のみを断面で示している。
フック部3は、ワイヤロープ2が挿入される軸部3Aと、軸部3Aの外径より大きな外径を有する円盤状部材として形成され、球面状(半球状)の外周面を上部に有する係止部としての球面部3Bと、を有する。フック部3は、軸部3Aがワイヤロープ2に圧着されることによってワイヤロープ2に固定される。
フック受け部5は、中空のドーム状部材として形成され吊下物4に固定される。フック受け部5の内側には、フック部3における球面部3Bの球面に沿う湾曲部6が形成される。また、フック受け部5の頂部には、フック部3の軸部3Aとの間に所定の隙間が形成されると共にフック部3の球面部3Bは通過できない大きさの貫通孔7が設けられる。また、フック受け部5の側部には、フック部3の軸部3A及び球面部3Bがそれぞれ通過可能な通過口8が設けられる。通過口8は、フック受け部5の内部及び貫通孔7と連通する。このため、ワイヤロープ2の先端に設けられるフック部3を、通過口8を通じてフック受け部5の内部に収容することができる。
ワイヤロープ2の先端に吊下物4を吊下げる際には、まず通過口8を通じてフック部3をフック受け部5の内部へと収容し、ワイヤロープ2を巻回してフック部3を上方へ引き上げる。フック部3を上方へ引き上げることにより、フック部3の球面部3Bとフック受け部5の湾曲部6とが係止してフック部3とフック受け部5とが連結される。この状態からさらにワイヤロープ2を巻回することによって、吊下物4をワイヤロープ2に吊下げることができる。
このように、フック部3とフック受け部5とが球面で接触することにより、安定した姿勢でフック部3とフック受け部5とを連結することができる。
フック部3とフック受け部5との連結を解除する場合には、ワイヤロープ2を巻き降ろして張力が作用していない弛んだ状態にする。このような状態にすることにより、通過口8を通じてフック受け部5の内部に収容されたフック部3を取り外すことができる。
アタッチメント100は、このようなフック装置1におけるフック部3に対して着脱される。
図2に示すように、アタッチメント100は、フック部3を受容する受容部101と、フック受け部5を有していない吊下物(以下、「他の吊下物」と称する。)を吊下げ可能な取付部120と、を備える。
図3は受容部101の斜視図、図4は受容部101の正面図、図5は受容部101の底面図を示す。図3〜図5に示すように、受容部101は、互いに略平行な二面幅形状に形成される側面102,103と、側面102,103と略直交し互いに略平行に設けられる頂面104及び底面105と、頂面104から底面105にかけて凸状に湾曲する二つの湾曲面106,107と、を有する。
図4及び図5に示すように、受容部101は、フック部3の外周面に沿うように内周面が形成される凹部110を有する。つまり、凹部110の内周面は、フック部3における球面部3Bの外周面に沿うような球面状の凹面111として形成される。凹部110は、受容部101の側面102,103及び底面105に開口する開口部112を有する。開口部112は、フック部3の球面部3Bが通過できる大きさに形成され、開口部112を通じた凹部110内に対する球面部3Bの通過を許容する。
受容部101における頂面104の中央には、凹部110と連通する中央孔113が形成される。中央孔113は、フック部3の軸部3Aとの間に所定の隙間が形成されると共にフック部3の球面部3Bは通過できない大きさに形成される。
図3及び図5に示すように、受容部101には、一方の湾曲面106を二つの領域に隔てるように直線状に延在し、凹部110及び中央孔113と連通する通過溝114が形成される。通過溝114は、頂面104及び底面105に開口して受容部101を貫通するように形成される。このように通過溝114が形成されることによって、一方の湾曲面106側の受容部101は、第一側部108Aと第二側部108Bとに分割される。
通過溝114は、フック部3における軸部3Aの通過は許容すると共にフック部3における球面部3Bの通過は規制する幅に形成される。このため、フック部3の軸部3Aは、ワイヤロープ2と共に受容部101の側方から通過溝114を通過して凹部110及び中央孔113へ進入することができる。つまり、ワイヤロープ2及びフック部3の軸部3Aは、第一側部108Aと第二側部108Bとの間を通過して、凹部110及び中央孔113へ進入する。
図5に示すように、第一側部108Aには、通過溝114と連通するように第一側部108Aを貫通する第一挿通孔116が設けられる。第二側部108Bには、通過溝114と連通するように第二側部108Bを貫通し、第一挿通孔116と同軸状に形成される第二挿通孔117が設けられる。また、第一挿通孔116及び第二挿通孔117は、後述する取付ボルト130が挿通可能な大きさに形成される。つまり、第一挿通孔116と第二挿通孔117とは、通過溝114を介して連通し、取付ボルト130が第一挿通孔116と第二挿通孔117にわたって挿通できるように形成される。
第一挿通孔116及び第二挿通孔117は、吊下物4や他の吊下物をワイヤロープ2に吊下げて上げ下ろしする方向(以下、「吊下げ方向」と称する。)に対して略垂直方向に形成される(図2参照)。つまり、アタッチメント100をフック部3に装着して他の吊下物を吊下げた状態において、第一挿通孔116及び第二挿通孔117は、吊下げ方向である鉛直方向に対して、略水平方向に延びるように形成される。
受容部101には、他方の湾曲面107を二つの領域に隔てるように延在する収容溝115が形成される(図3及び図5参照)。収容溝115は、底面105及び他方の湾曲面107に開口し、後述する取付部120の一部が収容される。このように収容溝115が形成されることによって、他方の湾曲面107側の受容部101は、第三側部109Aと第四側部109Bとに分割される。
第三側部109Aには、収容溝115と連通するように第三側部109Aを貫通する第三挿通孔118が設けられる。第四側部109Bには、収容溝115と連通するように第四側部109Bを貫通し、第三挿通孔118と同軸状に形成される第四挿通孔119が設けられる。また、第三挿通孔118と第四挿通孔119は、後述する回動ピン131が挿通可能な大きさに形成される。つまり、第三挿通孔118と第四挿通孔119とは、収容溝115を介して連通し、回動ピン131が第三挿通孔118と第四挿通孔119にわたって挿通できるように形成される。
また、第三挿通孔118及び第四挿通孔119は、吊下げ方向に対して略垂直方向であって、第一挿通孔116及び第二挿通孔117と略平行に形成される。
取付部120は、受容部101とは別体であって、図6に示すように、略三角形状の板部材として形成される。取付部120の頂点部分のうちの二箇所には、受容部101の通過溝114及び収容溝115にそれぞれ収容される取付フランジ121,122が形成される。一方の取付フランジ121には、取付ボルト130が挿通可能な第五挿通孔123が形成される。他方の取付フランジ122には、回動ピン131が挿通可能な第六挿通孔124が形成される。
取付部120には、他の吊下物と連結するためのスリングやシャックルといった吊治具が取り付け可能な取付孔125が形成される。このため、取付部120は、取付孔125によって、他の吊下物を吊下げることができる。取付孔125は、使用する吊治具に合わせて任意の形状に形成することができる。
図7に示すように、受容部101と取付部120とは、受容部101の第一挿通孔116、第二挿通孔117及び取付部120の第五挿通孔123を挿通する取付部材としての取付ボルト130と、受容部101の第三挿通孔118、第四挿通孔119、及び取付部120の第六挿通孔124を挿通する回動ピン131と、によって連結される。
取付ボルト130は、全長の一部にねじが形成される半ねじの六角ボルトである。取付ボルト130は、受容部101の第一挿通孔116、第二挿通孔117及び取付部120の第五挿通孔123を挿通し、ナット132によって受容部101に対して締結される。
回動ピン131は、取付ボルト130と同様に全長の一部にねじが形成される半ねじのボルトであり、受容部101の第三挿通孔118、第四挿通孔119、及び取付部120の第六挿通孔124を挿通し、ナット133によって受容部101に対して締結される。
回動ピン131と取付部120の第六挿通孔124との間には、隙間が設けられる。このため、受容部101と取付部120とが取付ボルト130によって連結されていない状態において、受容部101と取付部120とは回動ピン131を軸に相対回転することができる。
回動ピン131は、ナット133によって締結される半ねじのボルトでなくてもよく、受容部101と取付部120とを相対回転可能に連結するものであれば、その他のものであってもよい。また、ナット132,133は、Uナットなどの緩み止めナットであってもよい。図2及び図8においては、取付ボルト130及び回動ピン131におけるボルトの頭の図示を省略している。
次に、アタッチメント100をフック部3に着脱する方法について説明する。
アタッチメント100をワイヤロープ2の先端のフック部3に取り付ける前は、受容部101と取付部120とは、取付ボルト130によっては連結されず、回動ピン131のみによって連結される。したがって、この状態においては、受容部101と取付部120とは回動ピン131を軸に相対回転することができる。
アタッチメント100を取り付ける際は、図8中二点鎖線で示すように、まず受容部101の凹部110の下方にフック部3が位置するように、受容部101の上方のワイヤロープ2及びフック部3の軸部3Aを受容部101の通過溝114(図5参照)を通過させて中央孔113内に収容する。その後、アタッチメント100を下方へ移動し、図8中実線で示すように凹部110の開口部112を通じてフック部3を凹部110内に収容して、フック部3の球面部3Bの外周面と受容部101の凹部110における球面状の凹面111とを接触させる。
その後、回動ピン131を軸として取付部120を回転させ、取付部120の第五挿通孔123と受容部101の第一挿通孔116及び第二挿通孔117との位置を合わせて、取付ボルト130を挿通する。ナット132により取付ボルト130を受容部101に締め付けることによって、受容部101と取付部120とが取付ボルト130により連結されて、フック部3にアタッチメント100を取り付けることができる。
アタッチメント100を取り外す際には、取付ボルト130とナット132とを緩めて、取付ボルト130を第一挿通孔116、第二挿通孔117及び第五挿通孔123から抜き取り、取付部120を回転させる。取付部120を回転させることにより、凹部110の下方が空くため、フック部3を下方から取り出すことができる。
このように、アタッチメント100は、ワイヤロープ2の先端に設けられるフック部3に対して着脱される。また、アタッチメント100をフック部3に取り付ける前の状態において、必ずしも回動ピン131によって受容部101と取付部120とを連結しておく必要はない。まず、受容部101のみをフック部3に被せるように取り付けて、その後に取付部120を受容部101に取り付けるようにしてもよい。この場合は、回動ピン131によって受容部101と取付部120とを連結する必要はなく、受容部101と取付部120との相対回転を許容しないボルト等によって連結してもよい。
アタッチメント100の取付部120には、他の吊下物と連結するための吊治具を取り付け可能な取付孔125が形成されるため、取付孔125に例えばJ型フックと連結するスリングやシャックルを通すことにより、フック受け部5を有していない他の吊下物であっても、先端にフック部3が設けられるワイヤロープ2によって吊下げることができる。
言い換えれば、先端にフック部3が設けられるワイヤロープ2によって、アタッチメント100を利用しないでフック受け部5を有する吊下物4を吊下げることも可能であり、かつ、アタッチメント100を利用してフック受け部5を有していない他の吊下物を吊下げることも可能となる。
このため、フック受け部5が取り付けられる吊下物4とは異なる他の吊下物を吊下げる場合であっても、フック部3の交換やワイヤロープ2そのものを交換する必要がなく、玉掛け作業の作業効率を向上させることができる。
以上の実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。
アタッチメント100によれば、ワイヤロープ2の先端に設けられるフック部3に対して、他の吊下物と連結する吊治具を取り付け可能な取付孔125を有する取付部120が受容部101を介して連結される。このため、フック部3にアタッチメント100を取り付けるだけで、取付部120の取付孔125を介して吊治具をワイヤロープ2の先端に取り付けることができる。したがって、フック部3を先端に有するワイヤロープ2によって、フック部3やワイヤロープ2そのものを交換しなくても、フック受け部5が取り付けられない他の吊下物を吊下げることができるため、玉掛け作業の作業性を向上させることができる。
また、アタッチメント100の受容部101と取付部120とは、吊下げ方向に対して略水平方向に設けられる取付ボルト130によって連結される。したがって、取付ボルト130は、吊下物の自重により吊下げ方向に作用する荷重をせん断方向で受けることができるため、ねじの緩みを防止することができる。このため、受容部101と取付部120との連結強度を向上させることができる。
また、受容部101と取付部120とは、回動ピン131によって相対回転可能に連結され、受容部101には、フック部3における軸部3Aの通過を許容する通過溝114が形成される。このため、ワイヤロープ2及びフック部3の軸部3Aを受容部101の通過溝114を通過させ、受容部101を球面部3Bに被せるように装着し、取付部120を回転させて受容部101と連結することにより、アタッチメント100をフック部3に取り付けることができる。このように、受容部101と取付部120とを相対回転可能に連結し、受容部101に通過溝114を形成することにより、アタッチメント100を容易に取り付けることができる。
上記実施形態では、フック部3は係止部として球面状の球面部3Bを有するいわゆるボールフックとして形成され、アタッチメント100の受容部101は、フック部3の球面部3Bに沿うような凹面111を有するものであった。このようなフック部3を備えるフック装置1は、比較的軽量であると共に球面で接触することにより安定した姿勢で吊下物を吊下げることができるため、例えば母船から作業艇を上げ下ろしする揚艇装置に用いられる。これに代えて、フック部3における係止部の外周が球面状以外の形状に形成される場合には、その形状に沿うように受容部101の凹面111を形成すればよい。
また、上記実施形態では、受容部101と取付部120が別体であって、受容部101の下方に取付部120が相対回転自在に連結するものであった。取り付け性を考慮すると、アタッチメント100は軽量であることが望まれるため、受容部101と取付部120とは別体であることが好ましいが、受容部101と取付部120とが一体として形成されてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
1 フック装置
2 ワイヤロープ
3 フック部
3B 球面部(係止部)
5 フック受け部
100 アタッチメント
101 受容部
111 凹面
114 通過溝
115 収容溝
120 取付部
125 取付孔
130 取付ボルト
131 回動ピン

Claims (4)

  1. ワイヤロープの先端に設けられるフック部に着脱されるアタッチメントであって、
    前記フック部の外周面に沿うような内周面を有して前記フック部を受容する受容部と、
    吊下物と連結される吊治具を取り付け可能な取付孔を有する取付部と、を備え、
    前記受容部は、内周面において前記フック部の外周面と接触するように前記フック部に装着可能であり、
    前記受容部と前記取付部とは、別体であって、吊下げ方向に対して垂直に設けられる取付部材によって連結可能に形成されることを特徴とするアタッチメント。
  2. 前記受容部の内周面は、前記フック部の外周面に沿うような球面状の凹面として形成されることを特徴とする請求項1に記載のアタッチメント。
  3. 前記フック部は、前記ワイヤロープと連結される軸部と、前記軸部の外径より大きな外径に形成される係止部と、を有し、
    前記受容部は、前記係止部の外周面に沿うように形成される内周面と、内部への前記フック部における前記軸部の通過は許容し前記係止部の通過は規制する通過溝と、を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のアタッチメント。
  4. 前記受容部と前記取付部とを相対回転自在に連結する回動ピンをさらに備え、
    前記受容部と前記取付部とが前記取付部材によって連結されていない状態において、前記受容部と前記取付部とは、前記回動ピンを軸に相対回転可能であることを特徴とする請求項3に記載のアタッチメント。
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