JP6317665B2 - ドックシェルター - Google Patents

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Description

本発明は、倉庫の搬出入戸口に配設されたドックシェルターに関するものである。
従来、空調された倉庫(例えば、冷蔵・冷凍倉庫)においては、荷物の搬出入戸口を開放したままで荷役作業(倉庫内への荷物の搬入作業又は倉庫内からの荷物の搬出作業)を行なうと、倉庫内の空調された空気が外部に逃げるとともに外気が倉庫内へ侵入することになり倉庫内の空調を一定温度に維持できなくなる。そこで、荷役作業中に倉庫内の空調を維持する為にトラックの荷台と倉庫の搬出入戸口(ドック)にドックシェルターが設置されている。
ドックシェルターは、トラックの荷台と倉庫の搬出入戸口との間に生じる間隙を埋めることを目的とした装置であり、ドックシェルターを介して、トラックの荷台と倉庫内とをひとつの空間に連結した状態とすることができる。このため、荷役作業において、外気が倉庫内に侵入したり倉庫内の空調された空気が外部に排出されたりすることを極力防ぐことができるので、倉庫内の空気の温度変化や結露等を防止して空調に係る経費(例えば、冷凍・冷蔵倉庫の場合は冷房費等)を抑えることができる。
このようなドックシェルターは、トラックの荷台と倉庫の搬出入戸口との間に生じる間隙を確実に埋めて、気密性を高めることが重要となるため、開口枠の上辺にヘッドパット、左右辺にサイドパット及び下辺にボトムパットを設けたドックシェルターにおいて、ボトムパットは、開口枠6の下辺の長手方向が独立した複数のエアバッグで形成されたことを特徴とするドックシェルターが開示されている(特許文献1参照。)。
特開2002−54874号公報
しかしながら、上述した特許文献1のドックシェルターは、特にボトムパットを複数のエアバッグで構成しているため、配送車(トラック)の車体の後部凹凸部があっても、複数のエアバッグに供給される空気圧によりエアバッグ集合体が凹凸部に倣って弾性変形して隙間を遮蔽することができる。このため、コンテナ(トラックの荷台)の後部開口の下辺における隙間を無くし、気密性を高める効果が期待できるが、ボトムパットの構造が複雑となり、エアバッグが破損する等の故障の発生率が高くなりかねないという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するために、簡単な構造でトラックの後部の荷台と倉庫の搬出入戸口との連結部の気密性を高めることができるドックシェルターを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、トラックの荷台の後部が連結される荷物の搬出入戸口が形成された倉庫において、前記搬出入戸口の左右両側に垂直方向に沿って、少なくともその一方が左右方向に移動駆動可能に設けられた左右のラプターシール部と、前記搬出入戸口の上部に、前記左右のラプターシール部間に亘るように左右方向に配設されて、前記左右のラプターシール部の前面に沿って垂直に昇降駆動される電動ロールカーテン部と、前記搬出入戸口の下部に設けられたプロテクトパット部と、を備え、前記プロテクトパット部は、トラックの荷台後方下部と接触して変形するトラックの荷台側を細く形成した断面視略三角形状のものと矩形形状のものとの2種類の形状の複数の変形パットと、前記変形パットの上部に載置されたオーバーラップシートと、により構成され、前記2種類の形状の複数の変形パットは交互に配置されていることを特徴とするドックシェルターとした。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のドックシェルターにおいて、プロテクトパット部の前記変形パットは、パット保護シートで覆われていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のドックシェルターにおいて、前記左右のラプターシール部は、それぞれトラックの荷台の両側面に所定の圧力で押圧されていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のドックシェルターにおいて、前記左右のラプターシール部は、トラックの荷台が衝突した場合の衝撃を抑制する衝撃抑制部を備え、前記衝撃抑制部は、上板と、前記上板の下部に設けられた上板接続部と、下板と、前記下板の上部に設けられた下板接続部と、前記上板に対して前記下板を回動可能なように前記上板接続部と前記下板接続部とを接続するシャフトと、により構成され、前記左右のラプターシール部を構成する垂直フレームの上端面に配設されていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のドックシェルターにおいて、前記電動ロールカーテン部は、トラックの荷台が衝突した場合の衝撃を緩衝する衝撃緩衝部を備え、前記衝撃緩衝部は、前記電動ロールカーテン部を構成する水平フレームを複数個所で切断して、当該切断箇所を戻りバネとしてのコイルバネと蝶番とにより再接続して構成していることを特徴とする。
本発明のドックシェルターは、倉庫の荷物の搬出入戸口の左右両側にそれぞれ設置された左右のラプターシール部と、搬出入戸口の上部に設置された電動ロールカーテン部及び搬出入戸口の下部に設置されたプロテクトパット部とにより構成されている。そして、トラックの荷台後方の上下面及び両側面とドックシェルターとの連結部に生じる隙間は、荷台の上面は、電動ロールカーテン部が垂直に下降してトラックの荷台の上面に当接することで遮蔽され、荷台の両側面は、それぞれ左右のラプターシール部が左右方向に移動してトラックの荷台の両側面に当接することで遮蔽される。そして、トラックの荷台後方下部は、トラックの荷台後方下部との接触により変形するプロテクトパット部の変形パットが、トラックの荷台後方下部の凹凸部に沿って弾性変形して隙間を遮蔽するとともに、変形パット部の上部に載置されたオーバーラップシートが上方に捲り上がることで、搬出入戸口の下部とトラックの荷台後方下部との隙間を遮蔽する。つまり、本発明によれば、簡単な構造により、トラックの荷台と倉庫の荷物の搬出入戸口との連結部において気密性を高めることが可能なドックシェルターを提供することができる。
また、プロテクトパット部を構成する変形パット部は、パット保護シートで覆われているため、トラック荷台後方下部との接触により、変形パット部とトラック荷台後方下部との接触により生じる傷から変形パット部を保護することができる。このため、長期間使用しても耐久性の高いプロテクトパット部を構成する変形パット部を提供することが可能である。なお、変形パット部としては、トラック荷台後方下部との接触により弾性変形する硬質ウレタン等が好適に用いられる。なお、本実施例におけるプロテクトパット部は、ドックシェルターの下辺のボトムパットに相当する。
また、左右のラプターシール部は、それぞれトラックの荷台の両側面に所定の圧力で押圧した状態を維持している。このため、例えば、強風等により、ドックシェルターを構成する左右のラプターシール部とトラック後方荷台の両側面や上面との間に隙間等が生じることを防止することができ、倉庫の搬出入戸口との連結部において安定した気密性を維持することが可能なドックシェルターを提供することができる。
また、左右のラプターシール部は、トラックの荷台後方が衝突した場合の衝撃を抑制する衝撃抑制部を有している。この衝撃抑制部は、左右のラプターシール部を構成する垂直フレームの上端に設けられており、倉庫の搬出入戸口の上部に設けられた水平ガイドに対して垂直フレームの上端部が回動可能なように垂直フレームを水平ガイドに懸架している。
具体的には、衝撃抑制部の中央部は、水平ガイドに対して垂直フレームの上端部が回動可能な構成としている。そして、左右のラプターシール部の垂直フレームにトラックの荷台後部が衝突した場合に、衝撃抑制部の中央部が回動することで、左右のラプターシール部の垂直フレームは一時的に直線状態から斜めに傾いた状態に変位して衝突による衝撃を抑制する。この状態からトラックの荷台後部の衝突が解除されると、衝撃抑制部は左右のラプターシール部の垂直フレームを衝突前の状態(つまり、垂直に懸架した状態)に復元する。
また、電動ロールカーテン部は、トラックの荷台後方が衝突した場合の衝撃を緩衝する衝撃緩衝部を有している。この衝撃緩衝部は、電動ロールカーテン部の水平フレームに設けられている。この衝撃緩衝部は、例えば、電動ロールカーテン部が下方に下降した状態で、トラックの荷台を本発明のドックシェルターに連結しようとした場合に、トラックの荷台後方と電動ロールカーテン部の水平フレームとの衝突による衝撃を吸収して電動ロールカーテン部の水平フレームが変形することを防ぐことができる。
具体的には、電動ロールカーテン部の水平フレームの複数箇所を切断して、蝶番と戻りバネとしてのコイルバネを1セットとして複数の切断箇所を連結して衝撃緩衝部を形成する。そして、電動ロールカーテン部の水平フレームにトラックの荷台後部が衝突した場合に、衝撃緩衝部の蝶番が屈曲しコイルバネが伸長することで電動ロールカーテン部の水平フレームが一時的に直線状態から屈折して衝撃を吸収する。この状態からトラックの荷台後部の衝突が解除されると、衝撃緩衝部は伸長したコイルバネが元に戻ろうとする付勢力により電動ロールカーテン部の水平フレームを衝突前の状態(つまり、直線状態)に復元する。
上述した、左右のラプターシール部の衝撃抑制部と電動ロールカーテン部の衝撃緩衝部とにより、本発明のドックシェルターを構成する左右のラプターシール部の垂直フレーム及び電動ロールカーテン部の水平フレームは、トラックの荷台後方と衝突した場合でも容易に変形せず、衝突が解消された場合には元の状態に復元するという機能が付加され、容易に破損しない耐久性の高いドックシェルターを提供することができる。
本実施例のドックシェルターの構成を示す側面図である。 本実施例のドックシェルターの構成を示す平面図である。 本実施例のドックシェルターのプロテクトパット部の構成を説明する側面図である。 本実施例のドックシェルターのプロテクトパット部の動作を説明する側面図である。 本実施例のドックシェルターのプロテクトパット部の動作を説明する平面図である。 本実施例のドックシェルターの電動ロールカーテン部の構成及び動作を説明する正面図である。 本実施例のドックシェルターの電動ロールカーテン部の構成及び動作を説明する側面図である。 本実施例のドックシェルターの電動ロールカーテン部の構成及び動作を説明する側面図である。 本実施例のドックシェルターの電動ロールカーテン部の衝撃緩衝部の構成及び動作を説明する平面図である。 本実施例のドックシェルターの電動ロールカーテン部の衝撃緩衝部の構成及び動作を説明する平面図である。 本実施例のドックシェルターの左右のラプターシール部の構成を説明する正面図である。 本実施例のドックシェルターの左右のラプターシール部の衝撃抑制部の構成を説明する拡大図である。 本実施例のドックシェルターの左右のラプターシール部の衝撃抑制部の構成及び動作を説明する側面図である。 本実施例のドックシェルターの左右のラプターシール部の衝撃抑制部の構成及び動作を説明する側面図である。 本実施例のドックシェルターの左右のラプターシール部の動作を説明する平面図である。 本実施例のドックシェルターの左右のラプターシール部の衝撃抑制部の動作を説明する側面図である。 本実施例のドックシェルターの左右のラプターシール部の衝撃抑制部の動作を説明する側面図である。 変形例の低床用外気流出制御パネルの構成を説明する正面図である。 変形例の低床用外気流出制御パネルの構成を説明する背面図である。 変形例の低床用外気流出制御パネルの構成及び動作を説明する側面図である。 変形例の低床用外気流出制御パネルの構成及び動作を説明する側面図である。 本実施例のドックシェルターのプロテクトパット部の取付を説明する斜視図である。 本実施例のドックシェルターのプロテクトパット部の取付を説明する斜視図である。 本実施例のドックシェルターのプロテクトパット部の取付を説明する斜視図である。 本実施例のドックシェルターのプロテクトパット部の取付を説明する斜視図である。 本実施例のドックシェルターのプロテクトパット部の取付を説明する斜視図である。
以下、本発明のドックシェルターの実施例について、図面を参照して説明する。
本実施例におけるドックシェルターの構成を、図1A及び図1Bを参照して説明する。図1A及び図1Bに示すように、本実施例に係るドックシェルター1は、所定温度に空調された冷蔵・冷凍倉庫の荷物の搬出入戸口40の右側壁42R,左側壁42Lに垂直方向に沿ってそれぞれ設置された左右のラプターシール部10R,10Lと、搬出入戸口40の上部に左右のラプターシール部10R,10L間に亘るように左右方向に水平に配設されて、左右のラプターシール部10R,10Lの前面(つまり、トラックの荷台3側)に沿って、電動ロールカーテン24(図4参照)を垂直に昇降駆動する電動ロールカーテン部20と、搬出入戸口40のプラットフォーム41の先端に設置された、トラック2の荷台3の後方下部と接触して変形するプロテクトパット部30と、によって構成されている。
プロテクトパット部30は、図2Aに示すように、複数の変形パット31と、変形パット31の上部に載置されたオーバーラップシート32により構成され、変形パット31はパット保護シート33で覆われている。プロテクトパット部30の複数の変形パット31は、例えば、素材として硬質ウレタン等が好適に用いられる。また、複数の変形パット31は、トラック2の荷台3側を細く形成した断面視略三角形状のものと矩形形状のものの2種類の形状の変形パット31が交互に配置されて、搬出入戸口40のプラットフォーム41の先端面にフレーム34を介して設置されている。プラットフォーム41の先端面は、フレーム34の設置面積に応じて角パイプ35により面積が増大されており、この角パイプ35は、搬出入戸口40のプラットフォーム41の下面にL型鋼36を介してボルト等で固定されている。
図2Bに示すように、複数の変形パット31のうちの、断面視略三角形状に形成された変形パット31は、トラック2の荷台3後方下部との接触により押し潰されて弾性変形する。そして、図3に示すように、先端が弾性変形した変形パット31は、トラック2の荷台3後方下部の凹凸部に沿って隙間を遮蔽する。この時、図2Bに示すように、変形パット31の上面に載置されたオーバーラップシート32は、その先端(トラック2の荷台3側)が上方に捲り上がることで、トラック2の荷台3と後方下部と、搬出入戸口40のプラットフォーム41との先端部の隙間を遮蔽して、ドックシェルター1とトラック2の荷台3の後方の連結部において気密性を高めることを可能としている。
図4に示すように、電動ロールカーテン部20は、搬出入戸口40の右側壁42Rと左側壁42Lとの間に亘るように左右方向に水平に配設されている。電動ロールカーテン部20は、電動ロールカーテン24の下端近傍に配設した水平フレーム21の下方に水平に設けられた当接スプリング26がトラック2の荷台3の上面に当接するように電動ロールカーテン24を昇降動作させる巻取モータ22と、この巻取モータ22の回転駆動により、電動ロールカーテン24を巻き取ったり巻き出したりする巻取部23と、とから構成されている。
電動ロールカーテン部20の下方両側の搬出入戸口40の右側壁42R及び左側壁42Lには、水平フレーム21の両端をそれぞれ挿入可能とし、水平フレーム21(つまり、電動ロールカーテン24)の昇降動作を補助するための左右ガイドレール21R,21Lが垂直に配設されている。この左右ガイドレール21R,21Lは、一辺を開放した平面視コの字状の形状であり、この開放した一辺から水平フレーム21の両端を挿入可能として、水平フレーム21(つまり、電動ロールカーテン24)を安定した状態で昇降可能としている。また、図示はしないが、水平フレーム21の両端に水平フレーム21の昇降動作を平滑にする滑車をそれぞれ設け、左右ガイドレール21R,21L内を上下にスムーズに昇降する構成とすることもできる。
図5A及び図5Bに示すように、電動ロールカーテン部20の水平フレーム21の下方には当接スプリング26が水平に設けられている。そして、当接スプリング26の下方には所定長さの電動ロールカーテン24が垂れ下がっている。また、図示はしないが、水平フレーム21と当接スプリング26との間には接触センサが配設されており、電動ロールカーテン24の下端を荷台3の上面に下降させた場合に、この接触センサにより当接スプリング26が荷台3の上面に接触したことを検出して、電動ロールカーテン24の下降を停止する。この時、当接スプリング26の下方には垂れ下がった所定長さの電動ロールカーテン24は、倉庫内側の荷台3の上面に密着して、当接スプリング26と荷台3の上面との隙間を確実に塞ぐことができるようにしている。
また、本実施例における電動ロールカーテン部20は、トラック2の荷台3の上面に所定の圧力で当接スプリング26が接触した状態を維持する構成とすることができる。これにより、例えば、強風等により、ドックシェルター1を構成する電動ロールカーテン部20の下端部とトラック2の荷台3上面との間に隙間等が生じ、当接スプリング26とトラック2の荷台3の上面との当接が解除された場合でも、巻取モータ22は再度当接スプリング26とトラック2の荷台3の上面とが当接するように駆動されるので、倉庫の搬出入戸口40との連結部において、電動ロールカーテン部20の下端部とトラック2の荷台3上面との間に安定した気密性を維持することが可能なドックシェルター1を提供することができる。
図6Aに示すように、水平フレーム21の途中には、複数箇所の衝撃緩衝部25が設けられている。この衝撃緩衝部25は、水平フレーム21を複数個所で切断して、切断箇所を戻りバネとしてのコイルバネ25aと蝶番25bとにより再接続した構成としている。水平フレーム21が所定距離降下した状態で、トラック2の荷台3を後退させてドックシェルター1に接近させると、図6Bに示すように、トラック2の荷台3の後端が電動ロールカーテン部20の水平フレーム21に接触する場合がある。この場合においても、複数箇所の衝撃緩衝部25の蝶番25bが内側に屈折して、コイルバネ25aが伸長することで、水平フレーム21の損傷を防止することが可能である。この状態で、電動ロールカーテン部20の水平フレーム21とトラック2の荷台3の後端との接触に気付いた作業員が、トラック2を前方に移動させることで、トラック2の荷台3の後端と水平フレーム21との接触が解消されて、図6Aに示すように、水平フレーム21はコイルバネ25aが元に戻ろうとする付勢力により衝突前の状態(水平の直線状態)に復元する。
また、上述した状態から、水平フレーム21とトラック2の荷台3の後端との接触に作業員が気付かずに更にトラック2の荷台3を後退させると、図6Bに示すように、水平フレーム21の両端は、左右ガイドレール21R,21Lに挿入された状態を保つことができずに、左右ガイドレール21R,21Lから外れる構成としている。つまり、図6Aに示すように、通常は、左右ガイドレール21R,21Lのトラック2側の一辺は、蝶番25bに設けられたバネ(例えば、ねじりバネ等)によりトラック2の荷台3側に立設するように付勢することで、水平フレーム21の両端を左右ガイドレール21R,21Lの二辺で挟持している。しかし、図6(b)に示すように、水平フレーム21の両端の変形(具体的には傾き)が大きくなると、左右ガイドレール21R,21Lの二辺の内、蝶番25bに設けられたバネによりトラック2の荷台3側に付勢されて立設されている一辺が、水平フレーム21の両端部と接触することで、トラック2側に転倒して左右ガイドレール21R,21Lによる水平フレーム21の両端部の挟持が解消されることになる。このように、本実施例の電動ロールカーテン部20は、トラック2の荷台3と水平フレーム21との接触により、水平フレーム21が変形又は破損することを防止している。つまり、本実施例の電動ロールカーテン部20は、複数の衝撃緩衝部25を備えているため、容易に変形又は破損しない耐久性の高いドックシェルター1を提供することができる。
図7Aに示すように、右のラプターシール部10Rと左のラプターシール部10Lとは、搬出入戸口40の右側壁42R及び左側壁42Lにそれぞれ垂直方向に沿って配設されている。この左右のラプターシール部10R,10Lは、垂直フレーム11の左右移動方向が逆なだけで構成は同じである。左右のラプターシール部10R,10Lは、遮蔽カーテン12の一端に付設した垂直フレーム11の片側に設けられた当接部11aを、トラック2の荷台3の両側面にそれぞれ当接させるように左右動作させる駆動モータ13と、アコーディオン式に折り畳まれた遮蔽カーテン12と、垂直フレーム11の上端を水平ガイド14に懸架する衝撃抑制部16と、により構成されている。遮蔽カーテン12の他端は搬出入戸口40の右側壁42R及び左側壁42Lにそれぞれ固定されている。
Vベルト15を駆動モータ13により回転駆動させることで、Vベルト15と衝撃抑制部16とを接続した連結部15aが左右に移動する。これにより、衝撃抑制部16の下方に連結された垂直フレーム11の上端が左右に移動して、図8に示すように、垂直フレーム11の片側にそれぞれ設けられた当接部11aをトラック2の荷台3の両側面に当接させるように遮蔽カーテン12を引き伸ばしたり右側壁42R又は左側壁42L側に遮蔽カーテン12を折り畳んだりする。
図7B、図7C及び図7Dに示すように、左右のラプターシール部10R,10Lの垂直フレーム11の上端部と接続された衝撃抑制部16は、水平ガイド14を左右方向に移動するガイドローラ16a、上板16b、上板接続部16c、下板16d、下板接続部16e、上板16bに対して下板16dを回動可能としたシャフト16f、垂直フレーム11の上端面11bと衝撃抑制部16との取付部16g、下板16dと取付部16gを補強する補強板16h、とにより構成されている。ガイドローラ16aと上板16bとはボルトBで着脱自在に取付けられており、このボルトBを取外すことで、倉庫の搬出入戸口40の上部に設けられた水平ガイド14から衝撃抑制部16を取外すことができる。
衝撃抑制部16の取付部16gは、垂直フレーム11の上端面11bに例えば、溶接等で接続されている。上板16bと下板16dは、上板16bの下部に設けられた上板接続部16cと、下板16dの上部に設けられた下板接続部16eとがシャフト16fを介して接続されている。この時、下板16dは、シャフト16fを中心として上板16bに対して回動可能(図7D参照)に接続されている。すなわち、左右のラプターシール部10R,10Lの垂直フレーム11の上端部は、倉庫の搬出入戸口40の上部に設けられた水平ガイド14に、衝撃抑制部16の中央部のシャフト16fを中心として振り子状に回動可能に懸架されている。そして、垂直フレーム11の下端部は床から所定高さ浮いた状態である。
上述した衝撃抑制部16の構成により、例えば、図9Aに示すように、左右のラプターシール部10R,10Lの垂直フレーム11が所定距離左右に展開(つまり、トラック2の荷台3側に展開)した状態で、トラック2の荷台3をドックシェルター1に接近させると、図9Bに示すように、トラック2の荷台3の後部が左右のラプターシール部10R,10Lの垂直フレーム11に接触する場合がある。この場合においても、衝撃抑制部16の中央部がシャフト16fを中心として回動することで、左右のラプターシール部10R,10Lの垂直フレーム11は一時的に直線状態から斜めに傾いた状態に変位する。
この状態で、左右のラプターシール部10R,10Lの垂直フレーム11との接触に気付いた作業員が、トラック2を前方に移動させることで、トラック2の荷台3の後部と垂直フレーム11との接触が解消されて、衝撃抑制部16は左右のラプターシール部10R,10Lの垂直フレーム11を衝突前の状態(つまり、垂直に懸架した状態)に復元する。このように、左右のラプターシール部10R,10Lの垂直フレーム11の上端部は、倉庫の搬出入戸口40の上部に設けられた水平ガイド14に、衝撃抑制部16の中央部のシャフト16fを中心として回動可能に懸架されている構成のため、容易に破損しない耐久性の高いドックシェルター1提供することができる。
また、本実施例における左右のラプターシール部10R,10Lは、トラック2の荷台3の両側面にそれぞれ所定の圧力で垂直フレーム11の当接部11aを押圧した状態を維持する構成としている。すなわち、駆動モータ13は、垂直フレーム11の当接部11aとトラック2の荷台3の両側面とが当接した後においても、所定の圧力(例えば、5kg)で垂直フレーム11の当接部11aを荷台3の両側面に押し付ける方向に駆動させる。このため、例えば、強風等により、ドックシェルター1を構成する左右のラプターシール部10R,10Lとトラック2の荷台3の両側面との間に隙間等が生じることを防止することができ、倉庫の搬出入戸口40との連結部において安定した気密性を維持することが可能なドックシェルター1を提供することができる。
以下、トラック2の荷台3の後部が連結される荷物の搬出入戸口40において、下部にプラットフォーム41が形成されず、倉庫外の路面高と倉庫内の床面高が同じ高さの場合のドックシェルター1の変形例を説明する。なお、以下の変形例の説明においては、搬出入戸口40において下部にプラットフォーム41が形成されていない構成以外は、上述したドックシェルター1の実施例と同様であるから説明は省略する。
図10及び11に示す様に、変形例においては、搬出入戸口40の下部の床に低床用外気流出制御パネル50が立設されている。この低床用外気流出制御パネル50の両端部には、左右パネル懸架部55R,55Lが設けられている。この左右パネル懸架部55R,55Lには、案内ローラ53を両端側に突出してそれぞれ設けられている。また、搬出入戸口40の右側壁42R及び左側壁42Lには、それぞれガイドレール51が設けられており、このガイドレール51に案内ローラ53を載置懸架することで、低床用外気流出制御パネル50をトラック2の荷台3の後部側に接近又は離反させるように移動自在としている。
低床用外気流出制御パネル50のトラック2の荷台3の後部側への接近又は離反は、作業員が手動で行う。つまり、作業員は、図12Aに示す様に、トラック2の荷台3を所定の位置に停止させた後に、図12Bに示す様に、低床用外気流出制御パネル50をトラック2の荷台3の後部側に接近させる位置に移動させる。この時、作業員は低床用外気流出制御パネル50の後面の略中央部の両端近傍に2か所設けられた取手54を保持して、低床用外気流出制御パネル50をトラック2の荷台3の後部側に接近又は離反させるように移動することで、低床用外気流出制御パネル50の移動を容易としている。
作業員は、図12Bに示す様に、低床用外気流出制御パネル50をトラック2の荷台3の後部側に接近させる位置に移動させた後は、低床用外気流出制御パネル50の後部に所定の長さに折り畳まれているシート52を、トラック2の荷台3内部の底面を覆う様に広げる。これにより、倉庫外の路面高F1と倉庫内の床面高F2が同じ高さであっても、トラック2の荷台3の下部から倉庫の搬出入戸口40に外気が侵入することを防止することができるので、トラック2の荷台3と倉庫の荷物の搬出入戸口40との連結部において気密性を高めることが可能なドックシェルター1を提供することができる。
以下、図13〜図17を参照して、本実施例のドックシェルター1のプロテクトパット部30の取付手順の一例を説明する。まず、図13に示すように、プラットフォーム41の先端面41aを研磨処理し、フレーム34(図14参照)をプラットフォーム41の先端面41aに取付けるために、プラットフォーム41の底面に角パイプ35を取付ける。角パイプ35はその一側面がプラットフォーム41の先端面41aと面一となるようにアーク溶接等により取付けられる。また、角パイプ35は、搬出入戸口40のプラットフォーム41の下面にL型鋼36(図2A参照)で補強されてボルト等により固定されている。
次に、図14に示すように、フレーム34をプラットフォーム41の先端面41aに取付ける。フレーム34は、プラットフォーム41の先端面41aと先端面41aと面一になるように取り付けられた角パイプ35一側面に、これもアーク溶接等により取付けられる。
次に、図15に示すように、フレーム34に複数の変形パット31を取付ける。変形パット31は、硬質ウレタン等を伸縮自在のビニール等で被覆して形成され、トラック2の荷台3側を細く形成した断面視略三角形状に形成した変形パット31と、矩形形状に形成した変形パット31とが交互にフレーム34に取付けられている。このように、形状の異なる変形パット31を交互に設置することで、変形パット31がトラック2の荷台3の後端下部と接触した場合に、隣接する変形パット31の横方向(水平方向)の変形が妨げられることがないようにしている。複数の変形パット31は、例えば、フレーム34にボルト等で取付けられる。
次に、図16に示すように、複数の変形パット31の上面をパット保護シート33で覆う。このように変形パット31をパット保護シート33で覆うことで、繰り返し変形パット31がトラック2の荷台3の後端下部と接触して変形するときの変形パット31の耐久性の向上を図ることができる。
最後に、図17に示すように、複数の変形パット31の上部にオーバーラップシート32を載置して、プロテクトパット部30が形成されることになる。オーバーラップシート32は、基端部(倉庫内側)が変形パット31の上部に接着剤等で固着されて取付けられ、先端部(トラック2の荷台3側)は上下に変位可能としている。この構成により、変形パット31がトラック2の荷台3の後端下部と接触した場合に、オーバーラップシート32の先端部が上方に捲り上がることで、トラック2の荷台3と後方下部と、搬出入戸口40のプラットフォーム41との先端部の隙間を遮蔽して、ドックシェルター1とトラック2の荷台3の後方の連結部における気密性を高めることを可能としている。
以上、各実施例を通して本発明を説明してきたが、本発明はこれらに限定されるものではない。また、上述した各効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 ドックシェルター
2 トラック
3 荷台
10 電動ロールカーテン部
11 垂直フレーム
20R 右のラプターシール部
20L 左のラプターシール部
21 水平フレーム
30 プロテクトパット部
40 搬出入戸口
41 プラットフォーム
42R 右側壁
42L 左側壁
50 低床用外気流出制御パネル

Claims (5)

  1. トラックの荷台の後部が連結される荷物の搬出入戸口が形成された倉庫において、
    前記搬出入戸口の左右両側に垂直方向に沿って、少なくともその一方が左右方向に移動駆動可能に設けられた左右のラプターシール部と、
    前記搬出入戸口の上部に、前記左右のラプターシール部間に亘るように左右方向に配設されて、前記左右のラプターシール部の前面に沿って垂直に昇降駆動される電動ロールカーテン部と、
    前記搬出入戸口の下部に設けられたプロテクトパット部と、を備え、
    前記プロテクトパット部は、トラックの荷台後方下部と接触して変形するトラックの荷台側を細く形成した断面視略三角形状のものと矩形形状のものとの2種類の形状の複数の変形パットと、
    前記変形パットの上部に載置されたオーバーラップシートと、により構成され
    前記2種類の形状の複数の変形パットは交互に配置されていることを特徴とするドックシェルター。
  2. プロテクトパット部の前記変形パットは、パット保護シートで覆われていることを特徴とする請求項1に記載のドックシェルター。
  3. 前記左右のラプターシール部は、それぞれトラックの荷台の両側面に所定の圧力で押圧されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のドックシェルター。
  4. 前記左右のラプターシール部は、トラックの荷台が衝突したときの衝撃を抑制する衝撃抑制部を備え
    前記衝撃抑制部は、上板と、前記上板の下部に設けられた上板接続部と、下板と、前記下板の上部に設けられた下板接続部と、前記上板に対して前記下板を回動可能なように前記上板接続部と前記下板接続部とを接続するシャフトと、により構成され、前記左右のラプターシール部を構成する垂直フレームの上端面に配設されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のドックシェルター。
  5. 前記電動ロールカーテン部は、トラックの荷台が衝突したときの衝撃を緩衝する衝撃緩衝部を備え
    前記衝撃緩衝部は、前記電動ロールカーテン部を構成する水平フレームを複数個所で切断して、当該切断箇所を戻りバネとしてのコイルバネと蝶番とにより再接続して構成していることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のドックシェルター。
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