JP3124249U - ドックシェルター - Google Patents
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Abstract
【解決手段】開口枠4の上部に横方向に亘って設けられ、ロールカーテン6を巻上げまたは降下させるロール20と、このロールの一端側に内蔵され、該ロールを正逆回転させるモータ23と、ロールカーテンの下端部に横方向に亘って平行に固定され、該ロールカーテンの弛み及び振れを防止する剛性を有するガイドバー24及びウエイトバー25と、ガイドバーの両端部に設けられたガイドローラ26と、開口枠の左右両側部に設けられガイドローラを上下方向に転動自在に案内するガイドレール28と、ガイドバーに設けられ、ロールカーテンが降下して該ロールカーテンが配送車のコンテナの上壁に接触したことを検知したときモータを停止させるリミットスイッチ29とを具備したことを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
この考案は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、強風に煽られてもロールカーテンのバタツキを防止でき、またリミットスイッチの誤動作及び破損を防止できるドックシェルターを提供することにある。
そして、左側の蛇腹シート7aに連結されたワイヤ15aの中途部は右側の側壁5bの滑車16に掛け渡され、そのワイヤ15aの端末にはカウンターウエイト17aが吊下げられている。また、右側の蛇腹シート7bに連結されたワイヤ15bの中途部は左側の側壁5aの滑車16に掛け渡され、そのワイヤ15bの端末にはカウンターウエイト17bが吊下げられている。したがって、カウンターウエイト17a,17bの重力によって蛇腹シート7a,7bが閉じる方向に付勢されている。
次に、ロールカーテン6について説明すると、図3〜図5に示すように構成されている。荷扱い開口枠4の上部には横方向に亘って円筒状のロール20が架設され、このロール20の両端部はブラケット21の主軸22に回転自在に支持されている。ロール20の左側端部の内部には正逆回転可能なモータ23が内蔵され、外周面にはロールカーテン6が巻回され、ロール20の回転によってロールカーテン6を巻上げまたは降下できるようになっている。
ロールカーテン6の下端部には該ロールカーテン6の弛み及び振れを防止する剛性を有するガイドバー24とウエイトバー25が横方向に架設されている。ガイドバー24はロールカーテン6の前面に固定された角パイプであり、ウエイトバー25はロールカーテン6に包み縫製された丸パイプである。ガイドバー24の両端部には複数のガイドローラ26が設けられている。すなわち、ガイドバー24の両端部における上下両端部にはローラ支持部材27が固定され、このローラ支持部材27には横方向にガイドローラ26が回転自在に支持されている。そして、ガイドバー24の複数のガイドローラ26は荷扱い開口枠4の側壁5a,5bに沿って縦方向に設けられたガイドレール28に支持されている。ガイドレール28は断面がコ字状で、互いに開口部を対向するように設置されている。したがって、ガイドローラ26はガイドレール28の内面における前面28aと後面28bを転動自在に案内され、ロールカーテン6が強風に煽られた際のバタツキを防止している。
また、ガイドバー24の左側に偏った位置にはロールカーテン6が降下して該ロールカーテン6が配送車のコンテナの上壁に接触したとき、これを検知してモータ23を停止させるリミットスイッチ29が取付けられている。リミットスイッチ29は、ガイドバー24の前面に固定されたスイッチ本体30と、このスイッチ本体30に一端が接続された回動レバー31を有し、この回動レバー31には鎖等の連動部材32を介してウエイトバー25に接続されている。そして、ガイドバー24とウエイトバー25とが所定の間隔に保たれているときには連動部材32が一定のテンションに保持され、回動レバー32を介してスイッチ本体30がON状態に保たれている。しかし、ロールカーテン6が降下して該ロールカーテン6が配送車のコンテナの上壁に接触してウエイトバー25が相対的に押し上げられたとき、ウエイトバー25とガイドバー24との間隔が狭まり、連動部材32に弛みが生じる。したがって、回動レバー30が上方に回動してスイッチ本体30がOFFするようになっている。
リミットスイッチ29のスイッチ本体30はケーブルベア(登録商標)33を介してガイドレール28の上部に固定された中継ボックス34に電気的に接続され、中継ボックス34はモータ23に電気的に接続され、リミットスイッチ29のOFFによってモータ23が停止するようになっている。さらに、リミットスイッチ29近傍のガイドバー24の前面には、板ばねからなる抑えプレート35の一端部が固定され、この抑えプレート35の他端部は、ウエイトバー25の前部に接触して設けられている。そして、ロールカーテン6が強風に煽られてもウエイトバー25が前後方向に揺動してリミットスイッチ29が誤動作するのを防止している。
次に、前述のように構成されたドックシェルターの作用について説明する。
そして、ロールカーテン6の下端部が配送車のコンテナの上壁に接触すると、コンテナの上壁における荷扱い開口枠4の開口はロールカーテン6によって遮蔽される。ロールカーテン6がさらに下降すると、配送車のコンテナの上壁によってウエイトバー25が相対的に押し上げられた状態となり、ウエイトバー25とガイドバー24との間隔が狭まり、連動部材32に弛みが生じる。したがって、回動レバー30が上方に回動してスイッチ本体30がOFFし、モータ23が停止する。
Claims (3)
- 冷凍品、保冷品等を輸送するためのコンテナを備えた配送車のコンテナと低温室の荷扱い開口枠との間を気密的にシールするために、前記開口枠の上部に開閉自在なロールカーテン、左右に開閉自在な一対の蛇腹シートを設けて遮蔽するドックシェルターにおいて、
前記開口枠の上部に横方向に亘って設けられ、前記ロールカーテンを巻上げまたは降下させるロールと、このロールの一端側に内蔵され、該ロールを正逆回転させるモータと、前記ロールカーテンの下端部に横方向に亘って平行に固定され、該ロールカーテンの弛み及び振れを防止する剛性を有するガイドバー及びウエイトバーと、前記ガイドバーの両端部に設けられたガイドローラと、前記開口枠の左右両側部に設けられ前記ガイドローラを上下方向に転動自在に案内するガイドレールと、前記ガイドバーに設けられ、前記ロールカーテンが降下して該ロールカーテンが前記配送車のコンテナの上壁に接触したことを検知したとき前記モータを停止させるリミットスイッチとを具備したことを特徴とするドックシェルター。 - 前記リミットスイッチは、前記ガイドバーの一端側に偏って固定されたスイッチ本体と、このスイッチ本体に一端が接続され、他端が前記ウエイトバーに接続された連動部材とからなり、前記ロールカーテンが降下して該ロールカーテンが前記配送車のコンテナの上壁に接触して前記ウエイトバーが相対的に押し上げられたとき、前記連動部材を介して前記スイッチ本体を操作することを特徴とする請求項1記載のドックシェルター。
- 前記ガイドバーの少なくともリミットスイッチ近傍には、板ばねからなる抑えプレートの一端部が固定され、この抑えプレートの他端部は、前記ウエイトバーの前部に接触して設けられていることを特徴とする請求項1記載のドックシェルター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006004186U JP3124249U (ja) | 2006-05-31 | 2006-05-31 | ドックシェルター |
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JP2006004186U JP3124249U (ja) | 2006-05-31 | 2006-05-31 | ドックシェルター |
Publications (1)
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JP3124249U true JP3124249U (ja) | 2006-08-10 |
Family
ID=43474198
Family Applications (1)
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JP2006004186U Expired - Lifetime JP3124249U (ja) | 2006-05-31 | 2006-05-31 | ドックシェルター |
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JP (1) | JP3124249U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012517394A (ja) * | 2009-04-01 | 2012-08-02 | アミセッル, エス.エル. | ローディングベイ |
JP2016114313A (ja) * | 2014-12-16 | 2016-06-23 | 福岡運輸株式会社 | ドックシェルター |
KR20180016755A (ko) * | 2016-08-08 | 2018-02-20 | 한국철도기술연구원 | 밀폐 구조를 갖는 도크 시스템 |
JP2023081672A (ja) * | 2021-12-01 | 2023-06-13 | 有限会社小川製作所 | ドックシェルター |
-
2006
- 2006-05-31 JP JP2006004186U patent/JP3124249U/ja not_active Expired - Lifetime
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JP7398815B2 (ja) | 2021-12-01 | 2023-12-15 | 有限会社小川製作所 | ドックシェルター |
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