JP6317218B2 - 減光式煙感知器 - Google Patents
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Description
前記発光素子から照射された直接光が前記受光素子に入射するのを防止するために前記発光素子と前記受光素子との間に設けられた仕切り板と、前記発光素子と前記受光素子の前方に設けられた焦点が単一のレンズとを有し、前記発光素子と前記受光素子は前記レンズの焦点からずれた位置に配置されていることを特徴とするものである。
本実施の形態に係る減光式煙感知器1は、図1、図2に示すように、発光素子3と受光素子5が設けられた光学台7を有する本体部9と、発光素子3から照射された光を受光素子5に向けて反射する反射板11とを備えたものである。
また、発光素子3から照射された直接光が前記受光素子5に入射するのを防止するために発光素子3と受光素子5との間に設けられた仕切り板13と、発光素子3と受光素子5の前方に設けられた焦点が単一のレンズ15とを有している。
以下、各構成を詳細に説明する。
発光素子3は例えばLEDからなる。
受光素子5は例えばフォトダイオードからなる。
発光素子3と受光素子5は、一つの光学台7に設けられており、また、発光素子3と受光素子5はレンズ15の焦点から前後方向にずれた位置に配置されている。
減光式煙感知器は、一般に本体部と反射板を、監視空間を介して数十メートル離れた位置に設置し、監視空間内の煙の存在による減光を感知することで火災を感知するものである。そのため、煙の存在による減光量の変化は大きい方が、耐ノイズ性が高まり、誤報が少なくなるので好ましく、そのため監視状態において受光素子が受光する光量が大きいことが好ましい。
他方、本体部又は反射板を設置している建物等の歪みによって本体部と反射板との相対位置がずれた場合にも受光素子が受光する受光量が減少するが、誤検知を防止する観点からこの場合に生ずる減光量は小さい方が好ましく、そのためには本体部と反射板との位置ずれに起因する光量の変化が小さい方が好ましい。
以上の要請から、発光素子や受光素子をレンズの焦点位置に配置すると、受光素子の受光する受光する光量は大きくなるが、同時に位置ずれに起因する光量の変化も大きくなる。
つまり、本実施の形態では、発光素子3から発光される光及び受光素子5に入射する光の両方の光を一個のレンズ15を透過させるという構成により、発光素子3及び受光素子5がそれぞれ個別のレンズを備えた光学台に設けられる場合と比較して、監視状態において受光素子5が受光する受光量の低下を抑え、かつ本体部と反射板11との位置ずれに起因する光量の変化を小さくすることを実現している。
仕切り板13は、発光素子3から照射された直接光が受光素子5に入射するのを防止するために発光素子3と受光素子5との間に設けられている。
レンズ15は、発光素子3と受光素子5の前方に設けられた焦点が単一の一個のレンズであり、発光素子3の発光が透過し、かつ反射板11からの反射光が透過する。
レンズ15は、フレネルレンズを用いるのが好ましい。フレネルレンズを用いることで、焦点からずれた位置にある発光素子3と受光素子5の光量を、凸レンズの場合よりも多くすることができる。
LEDから発光された光はレンズ15を透過して反射板11に照射する。照射された光は、図2の実線で示す放物線のように、中央の光の強度が最も高い状態で反射板11に照射する。反射板11で反射された光は、図2の破線で示すように、反射板11で反射される前の光と対称形となる放物線のようにして本体部9側に向けて反射する。なお、放物線は光の強度を示している。発光素子3であるLEDは、正面が最も光強度が強く、また、発光素子3であるLEDの光は拡散するため、発光素子3の正面から少しずれた方向は光強度が弱まった光が送光される。これら光強度を結んだ線が、前記放物線である。
上記の実施の形態1においては、発光素子3から放射された光が、その方向を変えることなく反射板11で反射されるものであった。
そのため、図2に示されるように、受光素子5に受光される光はピークよりも少し弱くなっている。
そこで、本実施の形態の減光式煙感知器21では、受光素子5に受光される光の強度を高くするため、図3に示すように、レンズ15を受光素子5側に傾斜するように設置したものである。なお、図3において、図2と同一及び対応する部分には同一の符号を付してある。また、図3において、発光素子3から発光された光を実線で示し、この光が反射板11で反射した光を二点鎖線で示し、参考のため実施の形態1の反射光を破線で示している。
反射板11では、放射された光と対称形の放物線となる。このとき、図3の受光素子5からの直線と放物線との交点をみると、実施の形態1ものよりもピークに近いために、受光素子5が受光する光の強度が増している。
このように、本実施の形態によれば、より感度に優れるものが得られる。
3 発光素子
5 受光素子
7 光学台
9 本体部
11 反射板
13 仕切り板
15 レンズ
21 減光式煙感知器(実施の形態2)
Claims (2)
- 発光素子と受光素子が設けられた光学台を有する本体と、前記発光素子から照射された光を前記受光素子に向けて反射する反射板とを備えた減光式煙感知器であって、
前記発光素子から照射された直接光が前記受光素子に入射するのを防止するために前記発光素子と前記受光素子との間に設けられた仕切り板と、前記発光素子と前記受光素子の前方に設けられた焦点が単一のレンズとを有し、
前記発光素子と前記受光素子は前記レンズの焦点からずれた位置に配置されていることを特徴とする減光式煙感知器。 - 前記レンズは、前記受光素子側に傾斜するように設置されていることを特徴とする請求項1に記載の減光式煙感知器。
Priority Applications (1)
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JP2014188026A JP6317218B2 (ja) | 2014-09-16 | 2014-09-16 | 減光式煙感知器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014188026A JP6317218B2 (ja) | 2014-09-16 | 2014-09-16 | 減光式煙感知器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016062176A JP2016062176A (ja) | 2016-04-25 |
JP6317218B2 true JP6317218B2 (ja) | 2018-04-25 |
Family
ID=55797877
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014188026A Active JP6317218B2 (ja) | 2014-09-16 | 2014-09-16 | 減光式煙感知器 |
Country Status (1)
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Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2014
- 2014-09-16 JP JP2014188026A patent/JP6317218B2/ja active Active
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