JP6317167B2 - 遊技媒体貸出システム - Google Patents

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本発明は、投入された紙幣の金額、及び投入された記録媒体に記録されている金額の範囲内で遊技媒体を払出す遊技媒体貸出装置を備えた遊技媒体貸出システムに関する。
昨今の遊技場における遊技機(パチンコ台、スロットマシン)は、例えば特許文献1に記載されているように、1対1で貸出ユニットが付設され、その貸出ユニットに貨幣を投入して遊技媒体(玉、メダル)の貸出を受けるように構成されている。投入可能な貨幣は1千円〜1万円の紙幣が一般的であり、紙幣を投入すると、単位金額(例えば500円)分の遊技媒体が払出されるとともに、残った金額が記録媒体に記録されることになる。遊技を終了するときに残金額があればそれを記録媒体に記録して発行し、精算機で払戻すという運用が一般的である。
特開2007−37702号公報
ところで、貸出ユニットに紙幣を投入したときに、紙幣鑑別器の読取不良が原因で紙幣が受付けられずに戻されてしまうことがある。そのような場合には、遊技者が従業員を呼出して読取不良を解消してもらうことになるが、その作業が完了するまで遊技者を待たせるわけにもいかないので、従業員が他の空いている遊技機の貸出ユニットへ紙幣を投入して記録媒体を発行し、遊技者に手渡すという対応をするのが一般的である。ただし、他の遊技機の貸出ユニットへ紙幣を投入した際には単位金額分の遊技媒体が自動で払出されてしまうので、その払出されてしまった遊技媒体を自らの手で移す作業をしなければならず、非常に煩わしいという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、遊技媒体貸出装置の動作不良時に他の遊技媒体貸出装置で記録媒体を発行する場合に、自動で払出された遊技媒体を運ぶという煩わしい思いを回避することができる遊技媒体貸出システムを提供することにある。
本発明は、複数の遊技機それぞれに対応して設けられ、投入された紙幣の金額、及び投入された記録媒体に記録されている金額の範囲内で遊技媒体を払出す遊技媒体貸出装置と、従業員が携帯し、当該遊技媒体貸出装置に対して所定の指令信号を送信可能な携帯端末装置と、を備えた遊技媒体貸出システムにおいて、
前記遊技媒体貸出装置は、投入口から投入された紙幣の真偽及び金額を判定し、当該紙幣が偽であると判定したときは投入口から返却する一方、当該紙幣が真であると判定したときは収容する紙幣処理手段と、投入された記録媒体に記録されている金額を読取るとともに、未使用の金額を示す残金額を記録媒体に記録する記録媒体処理手段と、前記遊技媒体の払出を指示するために遊技者が操作する払出操作手段と、前記記録媒体の返却を指示するために遊技者が操作する返却操作手段と、前記紙幣処理手段が紙幣を収容したときに、予め設定された単位金額に相当する数の遊技媒体を自動的に払出す自動払出処理を実行する第1払出手段と、前記払出操作手段の操作に応じて、前記単位金額に相当する数の遊技媒体を払出す手動払出処理を実行する第2払出手段と、前記第1払出手段及び第2払出手段による払出に応じて残金額を更新する残金額更新手段と、前記返却操作手段の操作に応じて、前記残金額を記録した記録媒体を発行する発行手段と、を備え、前記携帯端末装置は、前記第1払出手段による自動払出処理を禁止するための自動払出禁止指令信号を送信可能に構成され、前記遊技媒体貸出装置は、前記携帯端末装置から自動払出禁止指令信号を受信したときには、前記第1払出手段による自動払出処理を禁止し、前記発行手段は、前記携帯端末装置から自動払出禁止指令信号を受信したときには、前記紙幣処理手段が収容した紙幣の金額全てを前記返却操作手段の操作に関係なく記録媒体に記録して発行するものである(請求項1)。
請求項1記載の遊技媒体貸出システムにおいて、
前記遊技媒体貸出装置は、前記携帯端末装置から自動払出禁止指令信号を受信した後、前記発行手段が記録媒体を発行したときには前記第1払出手段による自動払出処理の禁止を解除するようにしてもよい(請求項)。
請求項1の発明によれば、紙幣の読取不良が原因で他の遊技機の遊技媒体貸出装置で記録媒体を発行するときは、従業員が携帯端末装置を操作して自動払出禁止指令を送信したうえで紙幣を投入することにより、遊技媒体が自動で払出されることなく投入した金額を全て残金額として記録した記録媒体を発行することができる。したがって、緊急避難的に他の遊技媒体貸出装置で記録媒体を発行するときであっても、遊技媒体が払出されてしまうことがなく、煩わしい思いをしなくて済む。
また、遊技媒体貸出装置が携帯端末装置から自動払出禁止指令を受信したときには、遊技者或いは従業員による返却操作が無くても即座に記録媒体を発行することができるので、使い勝手に優れている。
請求項の発明によれば、遊技媒体貸出装置が記録媒体を発行した後は自動払出の禁止を自動的に解除して自動払出を実行する状態へ復帰することができるので、復帰操作が不要であり、従業員の負担を軽減することができる。
一実施形態における遊技場用管理システムの全体構成を示す概略図 遊技機及び計数貸出ユニットを概略的に示す正面図 計数貸出ユニットの構成を示す機能ブロック図
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、遊技場用管理システムの全体構成を示す概略図である。遊技場内には複数の遊技機1が設置されており、各遊技機1に対応して計数貸出ユニット2(遊技媒体貸出装置に相当)が設置されている。これら遊技機1及び計数貸出ユニット2は、中継端末3及びLAN4を介して管理装置5と接続されている。
遊技場には景品交換端末(以下、POS)6及び精算装置7も設置されており、LAN4を介して管理装置5と接続されている。POS6は、付属するカードリーダライタ8により読取った一般カード9(記録媒体に相当。図3参照)或いは会員カード10(記録媒体に相当。図3参照)により特定される遊技価値(持玉数・貯玉数)に基づいて景品交換処理を実行する。精算装置7は、一般カード9又は会員カード10がカード挿入口11に挿入されると、挿入されたカード9,10に記録されている入金残高をカードリーダ(図示せず)により読取り、その読取った入金残高に対応する紙幣や硬貨を返却口12から返却する。
尚、POS6及び精算装置7においてカード9,10に記録されている遊技価値を取扱うときは、管理装置5がカード9,10に対応して予め記憶している遊技価値と照合し、真であると判定したことを条件として遊技価値の取扱いを有効とする。
管理装置5は、遊技場内の例えば事務室等に設置されており、遊技場の管理者が操作するキーボード13、モニタ14、図示しないプリンタ等が接続されている。尚、図1では図示を省略したが、実際には例えば数百台の遊技機1が管理装置5の管理対象となっている。
管理装置5は、遊技場内に設置された遊技機1、計数貸出ユニット2、POS6等の稼動状況を管理すると共に、遊技機(遊技機1、計数貸出ユニット2等)側からの信号に基づいて遊技者毎の遊技価値(持玉数・貯玉数)と、入金残高とを記憶管理する。尚、持玉とは当日中に計数した玉であり、貯玉とは前日以前に計数した玉である。
図2は遊技機1及び計数貸出ユニット2を概略的に示す正面図である。遊技機1はCRパチンコ機であり、盤面15に玉を発射する発射装置を構成する操作ハンドル16、上部受皿17、下部受皿18を有すると共に、盤面15に、液晶表示部19、始動口20、大入賞口21を有する。遊技者が操作ハンドル16を操作すると、玉(遊技媒体)が盤面15に発射され、その玉が始動口20に入賞すると、その入賞に応じた数の玉を払出したり大当たり抽選を行ったりする。大当たり抽選では、液晶表示部19において所謂特別図柄(特図)による図柄変動を実行し、停止表示された図柄が大当たり図柄の場合に大当たりが発生する。大当たりが発生すると、例えば15ラウンド分だけ大入賞口21を開放する。
尚、遊技機1は、遊技者による遊技が進行することに応じて、打込んだ玉の数である投入媒体数を特定可能なアウト信号、払出された玉の数である払出媒体数を特定可能なセーフ信号、大当たり状態を特定可能な大当たり信号等の各種の遊技信号を出力する。
計数貸出ユニット2は、現在の運用状態(正常状態、エラー状態など)を示す状態表示部22、紙幣が投入される紙幣投入口23、遊技者からの操作入力を受付けると共に遊技の進行に伴って図柄変動回数(スタート回数)や大当たり確率等の遊技データを表示するタッチパネル式の液晶表示部24、1単位分(500円相当)の玉を払出すための払出ボタン25(払出操作手段に相当)、払出された玉が通過する払出ノズル26、従業員が携帯する従業員リモコン27(携帯端末装置に相当)からの光信号を受信するリモコン受光部28、一般カード9或いは会員カード10が挿入されるカード挿入口29、遊技機1の下部受皿18の下方に位置する着脱可能な計数受皿30等を備えている。
一方、遊技機1には貸出ボタン31及び返却ボタン32(返却操作手段に相当)が設けられており、計数貸出ユニット2は、貸出ボタン31に対する操作に応じて貸出処理を実行し、返却ボタン32に対する操作に応じてカード発行処理を実行する。つまり、計数貸出ユニット2は、入金残高の範囲内で玉(遊技媒体)の貸出処理を行うと共に、遊技機1の下部受皿18から払出される玉(遊技価値)を受入れて計数し、入金残高及び持玉数(計数玉数)を一般カード9又は会員カード10に記録して発行する。一般カード9を受付けたときは、入金残高及び持玉数を表示すると共にそれらの範囲内で貸出・返却処理を行う。会員カード10を受付けたときは、入金残高及び持玉数を表示すると共に暗証番号の入力を条件として貯玉数を表示し、それらの範囲内で貸出・返却処理を行う。
図3は、計数貸出ユニット2の構成を示す機能ブロック図である。計数貸出ユニット2は、CPU33a、ROM33b、RAM33c、I/O33dを有するマイクロコンピュータにより構成される制御部33(記録媒体処理手段、第1払出手段、第2払出手段、残金額更新手段、発行手段に相当)、当該制御部33と接続された周辺部を備えて構成されている。周辺部としては、管理装置5及び遊技機1との間で各種信号や各種情報を送受信するI/F部34、紙幣投入口23に投入された紙幣の真贋を判定する紙幣処理部35(紙幣処理手段に相当)、液晶表示部24、当該液晶表示部24上に設けられたタッチパネル36、カード挿入口29に挿入されたカード9,10に記録されている各種情報を読取ったり、書込んだりする所定位置としてのカードリーダライタ37、最大10枚の一般カード9をストック可能なカードストック部38、払出ボタン25、当該払出ボタン25が操作されたときに、1単位分(例えば500円分)の玉を払出ノズル26から払出す払出部39、計数受皿30から流入する玉数を計数する計数部40等である。
一般カード9及び会員カード10にはICチップ9a,10aがそれぞれ内蔵されており、ICチップ9a,10aには一般ID、会員IDがそれぞれ記憶されている。これらのカード9,10は、計数貸出ユニット2に入金された入金金額(残高情報)や持玉数を特定するための持玉情報を特定するための記録媒体である。一般カード9は当日限り有効で、入金残高及び持玉数を記録可能である。会員カード10は、予め設定されている有効期限(例えば3年間)まで有効であり、入金残高を記録可能である一方、持玉数・貯玉数は管理装置5のみに記憶する。
計数貸出ユニット2は、以下に示す機能を備えている。
(1)紙幣投入口23に投入された紙幣の金額(1000円単位)を記憶すると共に、投入金額(入金残高)を液晶表示部24に表示した後、1度数(500円)に相当する数の玉(125玉)を遊技機1内部の払出機構から自動的に払出す。このとき、遊技機1から計数貸出ユニット2に1度数分の玉を払出したことを示す信号が出力されるので、液晶表示部24に表示されている入金残高から1度数に相当する金額(500円)を減額すると共に売上信号を出力する。この売上信号は1度数の玉の払出し毎に1パルスが出力されるので、1パルスを500円分の売上額として特定する。
(2)遊技機1に設けられた貸出ボタン31の操作に応じて入金残高の範囲内で1度数(500円)に相当する数の玉(125玉)を遊技機1内部の払出機構から払出す。
(3)遊技機1の下部受皿18から落下して計数受皿30で受けられた玉が計数部40に流入することで玉数を計数して液晶表示部24に表示する。
(4)払出ボタン25の操作に応じて計数玉数(持玉数)又は貯玉数(会員遊技者の場合)の範囲内で1度数(125玉)ずつ払出す。
(5)遊技機1に設けられた返却ボタン32に対する操作に応じて入金残高及び持玉数をカード挿入口29に挿入されている一般カード9に記録して発行する。会員カード10が挿入されている場合は、入金残高を会員カード10に記録すると共に暗証番号の入力を条件として持玉数を管理装置5に送信してから会員カード10を発行する。カード9,10を発行する場合は、発行情報を管理装置5へ送信し、管理装置5側にも記憶する。尚、カード挿入口29に一般カード9も会員カード10も挿入されていない場合は、カードストック部38にストックしている一般カード9を図示しない記録媒体移動手段によりカードリーダライタ37に繰出(セット)して入金残高及び持玉数を記録して発行する。また、入金残高及び持玉数とも0となった場合は、カードリーダライタ37にセットされた一般カード9を記録媒体移動手段によりカードストック部38に回収する。
(6)一般カード9がカード挿入口29に挿入された場合は、一般カード9に記録されている入金残高及び持玉数をカードリーダライタ37により読出して液晶表示部24に表示する。会員カード10が挿入された場合は、会員カード10に記録されている入金残高を読出して液晶表示部24に表示すると共に暗証番号の入力を条件として管理装置5の会員口座に記憶されている貯玉数(当日貯玉数・前日貯玉数)も表示する。当日貯玉数とは当日貯玉された貯玉数であり、前日貯玉数とは前日までの貯玉数である。営業終了後は、当日貯玉数は前日貯玉数に合算して記憶される。遊技者による払出操作に応じて貯玉数の範囲内で1度数分の玉を払出ノズル26から払出す。
(7)液晶表示部24に対する操作入力に応じて対応する遊技機1或いは指定された他の遊技機1の遊技データを表示したり、遊技場からのメッセージを表示したり、遊技者が会員遊技者であることが特定された場合は遊技機1の遊技データを表示する。
管理装置5は、記憶しているコンピュータプログラムにしたがって作動し、遊技機1の稼動状況を示す遊技データを表示する遊技情報表示サービス、並びに遊技者が遊技により獲得した遊技媒体を一旦貯蓄し、当日或いは後日遊技に再利用できるようにする貯玉サービスを実行可能となっている。これらのサービスを実行するために、遊技機1や計数貸出ユニット2等から入出力部に入力される遊技信号に基づいて、遊技機1の稼動状態を特定して遊技機1毎に遊技データを管理するようになっている。
遊技機1毎に管理する遊技データは次の通りである。
・アウト
・セーフ
・差玉=セーフ−アウト
・出玉率=セーフ÷アウト
・大当たり確率=大当たり回数÷スタート回数
次に、上記構成の作用について説明する。
遊技者が計数貸出ユニット2に紙幣を投入すると、計数貸出ユニット2は、投入された紙幣の金額を記憶すると共に、貸出可能な度数(1度数=125玉)を液晶表示部24に表した後、1度数分の玉を遊技機内部の払出機構から自動的に払出す。そして、遊技者が更に玉の貸出を受けるために遊技機1の貸出ボタン31を押下げると、貸出ボタン31に対する操作に応じて1度数ずつ遊技機内部の払出機構から玉を払出す貸出処理を実行する。一方、会員遊技者が貯玉を有している場合は、払出ボタン25に対する操作により1単位分の玉を払出ノズル26から払出す払出処理を実行する。
遊技者が遊技機1で獲得した玉を計数する場合は、遊技機1の下部受皿18から玉を落下させる。落下した玉は計数貸出ユニット2の計数受皿30で受けられて計数貸出ユニット2内に流入し、計数部40にて計数される。計数貸出ユニット2は、計数部40で玉を計数すると、計数玉数を持玉数として液晶表示部24に表示する。払出ボタン25により持玉の払出操作が行われると、持玉数の範囲内で1度数(125玉)の玉が払出ノズル26から遊技機1に払出されると共に、液晶表示部24に表示されている持玉数が更新される。尚、持玉数が1度数未満の場合には全ての持玉数が払出される。遊技者が遊技機1の返却ボタン32を操作すると、その時点の入金残高・持玉数が記録された一般カード9を発行する(会員カード10がカード挿入口29に挿入されている場合は、その会員カード10に入金残高だけ記録して発行し、持玉数は管理装置5の会員口座の当日貯玉に合算して記憶される)。そして、発行された一般カード9(会員カード10)を移動先の計数貸出ユニット2に挿入することにより当該一般カード9に記録(会員カード10の場合は当該会員カード10に対応して管理装置5に記憶)されている入金残高・持玉数(貯玉数)が表示されるので、その範囲内で玉の貸出、或いは返却を受けて遊技することができる。遊技が終了したときは、遊技機1に設けられている返却ボタン32を操作することにより一般カード9或いは会員カード10に情報を記録して返却(発行)することができる。
さて、計数貸出ユニット2において、例えば紙幣処理部35の読取不良が原因で紙幣が受付けられない場合に、呼出された従業員がやむを得ず他の空いている遊技機1の計数貸出ユニット2に紙幣を投入して入金残高が記録されたカードを発行する場合がある。その際、1度数分の遊技媒体が自動で遊技機1から払出されてしまうため、その遊技媒体を自らの手で移す作業が煩わしい。
このような場合、呼出された従業員は、空いている遊技機1の計数貸出ユニット2のリモコン受光部28に向けてリモコン27の図示しない「払出中止」ボタンを操作することにより自動払出禁止指令信号を送信してから、遊技者から預かった紙幣を計数貸出ユニット2に投入する。
計数貸出ユニット2は、リモコン27から自動払出禁止指令信号を受信してから紙幣を受付けるので、1度数分の遊技媒体を払出すことなく全ての金額を入金残高としてカードに記録して発行する。一般カード9或いは会員カード10が挿入されている場合は、それらのカードに全ての金額を記録して発行する。カードが挿入されていない場合は、カードストック部38に収容されている一般カード9をカードリーダライタ37に繰出し、全ての金額を記録して発行する。この場合、自動払出中止は1回のみ有効であり、全ての金額をカードに記録して発行した後は、自動払出が有効な状態へ復帰する。
そして、遊技者は、上述のように発行されたカードに記録された金額の範囲内で遊技媒体の払出を受けて遊技を継続することができる。
このような実施形態によれば、次のような効果を奏することができる。
計数貸出ユニット2は、従業員が携帯するリモコン27から自動払出禁止指令信号を受信した後に紙幣が投入された場合には、単位金額分の遊技媒体の自動払出を中止し、投入金額の全てをカードに記録して発行するので、緊急避難的に他の計数貸出ユニット2でカードを発行するときであっても、遊技媒体が払出されてしまうことがなく、煩わしい思いをしなくて済む。この場合、遊技者或いは従業員による返却操作が無くても即座にカードを発行することができるので、使用勝手に優れている。
全ての金額をカードに記録して発行した後は、自動払出が有効な状態へ復帰するので、復帰操作が不要であり、従業員の負担を軽減することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張したり、各変形例を上記実施形態と組合せたり、各変形例を組合せるようにしてもよい。
リモコン27から自動払出中止の指令を受けたときは全ての金額をカードに記録して発行するようにしたが、カードに記録するだけで、発行はしなくてもよい。その場合は、返却ボタン32の操作があったときにカードを発行することになる。
遊技媒体の貸出時は、遊技機内部の払出機構から遊技媒体を払出すようにしたが、計数貸出ユニット2に設けられた払出機構から払出ノズル26を通じて払出すようにしてもよい。
一般カード9には持玉数及び入金残高を記録するようにしたが、識別情報のみを記憶し、その識別情報に基づいて管理装置5が記録している持玉数及び入金残高を特定するようにしてもよい。
会員カード10には識別情報のみを記録し、持玉数・貯玉数を記録しないようにしたが、持玉数・貯玉数を会員カード10にも記録し、管理装置5側が記憶している持玉数・貯玉数と照合した上で持玉・貯玉の払出し、或いは景品交換するようにしてもよい。
記録媒体の形態はカードに限定されず、コイン形状等どのような形態であってもよい。
図面中、1は遊技機、2は計数貸出ユニット(遊技媒体貸出装置)、25は払出ボタン(払出操作手段)、27はリモコン(携帯端末装置)、32は返却ボタン(返却操作手段)、33は制御部(記録媒体処理手段、第1払出手段、第2払出手段、残金額更新手段、発行手段)である。

Claims (2)

  1. 複数の遊技機それぞれに対応して設けられ、投入された紙幣の金額、及び投入された記録媒体に記録されている金額の範囲内で遊技媒体を払出す遊技媒体貸出装置と、従業員が携帯し、当該遊技媒体貸出装置に対して所定の指令信号を送信可能な携帯端末装置と、を備えた遊技媒体貸出システムにおいて、
    前記遊技媒体貸出装置は、
    投入口から投入された紙幣の真偽及び金額を判定し、当該紙幣が偽であると判定したときは投入口から返却する一方、当該紙幣が真であると判定したときは収容する紙幣処理手段と、
    投入された記録媒体に記録されている金額を読取るとともに、未使用の金額を示す残金額を記録媒体に記録する記録媒体処理手段と、
    前記遊技媒体の払出を指示するために遊技者が操作する払出操作手段と、
    前記記録媒体の返却を指示するために遊技者が操作する返却操作手段と、
    前記紙幣処理手段が紙幣を収容したときに、予め設定された単位金額に相当する数の遊技媒体を自動的に払出す自動払出処理を実行する第1払出手段と、
    前記払出操作手段の操作に応じて、前記単位金額に相当する数の遊技媒体を払出す手動払出処理を実行する第2払出手段と、
    前記第1払出手段及び第2払出手段による払出に応じて残金額を更新する残金額更新手段と、
    前記返却操作手段の操作に応じて、前記残金額を記録した記録媒体を発行する発行手段と、を備え、
    前記携帯端末装置は、前記第1払出手段による自動払出処理を禁止するための自動払出禁止指令信号を送信可能に構成され、
    前記遊技媒体貸出装置は、前記携帯端末装置から自動払出禁止指令信号を受信したときには、前記第1払出手段による自動払出処理を禁止し、
    前記発行手段は、前記携帯端末装置から自動払出禁止指令信号を受信したときには、前記紙幣処理手段が収容した紙幣の金額全てを前記返却操作手段の操作に関係なく記録媒体に記録して発行することを特徴とする遊技媒体貸出システム。
  2. 前記遊技媒体貸出装置は、前記携帯端末装置から自動払出禁止指令信号を受信した後、前記発行手段が記録媒体を発行したときには前記第1払出手段による自動払出処理の禁止を解除することを特徴とする請求項記載の遊技媒体貸出システム。
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