JP6317160B2 - 折れ戸の施工方法および折れ戸構造 - Google Patents

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本発明は、折れ戸の施工方法および折れ戸構造に関する。
建物の開口部を大きく開いて開放感を得ることができ、建物の快適性、利便性を高めることができるため、例えば住宅のリビングなどに折れ戸を設置するケースが増えている。
従来、折れ戸は、アルミ型材を用いて形成され、建物の開口部の周縁に設置される上枠、下枠、一対の縦枠からなる戸枠と、アルミ型材を用いて形成された上框(上桟)、下框(下桟)、一対の縦框(縦桟)からなる方形枠状の框にガラスパネルなどの障子を保持させてなる複数の戸体とを備えて構成されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
また、戸枠の下枠には、下方に凹み、下枠の長手方向、すなわち折れ戸の幅方向に沿って一端部から他端部まで延びるガイドレール(ガイド溝)が形成され、上枠には、上枠の長手方向に沿って一端部から他端部まで延びる吊りレールが形成されている。
一方、複数の戸体1は、図6に示すように、隣り合う戸体1の縦框3、4同士が上下方向T1に延びる回動軸線O1周りに回動自在に連結されている。また、このとき、折れ戸A(複数の戸体1)を折り畳んで開いた際に建物の開口部よりも外側に配される連結部S1には、アルミ型材の連結框2が設けられ、連結框2にそれぞれ回動自在に連結することにより、この部分の隣り合う戸体1の一方の縦框3同士が回動自在に連結されている。
さらに、戸先側などの戸体1の他方の縦框4には、アルミ型材のマリオン5が連結框2と同様に回動自在に連結されている。また、折れ戸Aを折り畳んだ際に建物の開口部上に配されるマリオン5には、下端部から下方に突設されるとともに下枠6のガイドレールに係合し、ガイドレールに案内されて移動するガイドローラーや、上端部から上方に突設されるとともに上枠の吊りレールに係合し、戸体1を吊り下げ支持しつつ吊りレールに案内されて移動する吊車が設けられている。また、吊車は、上下方向T1に延びる回転軸周りに回転自在に戸体1に取り付けられている。
これにより、折れ戸Aを折り畳んだ際に建物の開口部上に配される戸体1の縦框4及びマリオン5がそれぞれ、吊りレール及びガイドレールに案内されて戸枠7の上枠や下枠6の長手方向T2に沿ってスライド移動し、折れ戸Aを開閉することができる。
また、折れ戸Aの戸尻側の戸体1の縦框4(あるいはマリオン5)には、その上端部から上方に突設されるとともに上枠の吊りレールに、上下方向T1の回動軸線周りに回動自在に係合してピボット(旋回軸)が設けられている。
特開平11−303494号公報 特開2006−188909号公報
一方、上記従来の折れ戸Aにおいては、図6及び図7に示すように、隣り合う戸体1の縦框3同士を連結框2を介して連結する連結部S1が、縦框3、連結框2をそれぞれアルミ型材として形成し、これら縦框3、連結框2にそれぞれ、上端部側から下端部側まで連続して延びる係合突部27と係合受部28を一体に設けて形成されている。そして、縦框3や連結框2の互いに連結する一方の部材の係合受部28に他方の部材の係合突部27を挿入して係合させることによりヒンジ構造が形成され、隣り合う戸体1を回動自在に連結することができる。
しかしながら、上記のように、上端部側から下端部側まで連続する係合突部27や係合受部28を備えて縦框3や連結框2が形成されるため、縦框3、4、上框、下框を組み付けて框を形成するとともにガラスパネル(障子)を取り付けて予め戸体1を形成しておき、この完成品の戸体1を現場に搬入し、戸体1同士を連結して折れ戸Aを形成することができない。
すなわち、縦框3、4や連結框2に上端部側から下端部側に連続して延びる係合突部27や係合受部28が形成されているため、そして、住宅などに設置される戸体1は、框にガラスパネルを取り付けた完成品の状態であるとその重量が大きいため、戸体1と連結框2を取り回し、互いの係合突部27と係合受部28係合させながら、複数の戸体1を順次連結することができない。
このため、この種の折れ戸Aを施工する際には、現場で縦框3と連結框2を連結し、戸枠7のガイドレールや吊りレールにガイドローラー、吊車を係合させて所定位置に設置し、この状態から縦框4、上框、下框、ガラスパネルをそれぞれ設置して複数の戸体1を形成することになる。これにより、現場での複数の戸体1の設置作業に多大な手間と労力を要するという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑み、従来と比較し、施工性を大幅に向上させることを可能にする折れ戸の施工方法および折れ戸構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明の折れ戸の施工方法は、戸枠と、框及び障子からなり前記戸枠に支持される複数の戸体と、框材を有し隣接する戸体の間に配される連結部と、を備えるとともに、隣り合う前記戸体の縦框同士を上下方向に延びる回動軸線周りに回動自在に連結してなる折れ戸の施工方法であって、前記戸枠の縦枠に隣接して配設される第一の戸体と、前記第一の戸体に前記連結部を介して連結される第二の戸体と、前記第一の戸体の縦框と前記第二の戸体の縦框との間に配される前記框材で構成された連結框を有し、前記第一の戸体と前記第二の戸体とにそれぞれ連結される連結部と、を備え、前記第一の戸体は、前記連結部側の縦框に旗丁番の軸部が設けられ、前記連結部の前記連結框は、前記第一の戸体側に旗丁番の受部が設けられるとともに、前記第二の戸体側に旗丁番の軸部が設けられ、前記第二の戸体は、前記連結部側の縦框に旗丁番の受部が設けられ、前記第一の戸体を前記戸枠に設置する工程と、前記第一の戸体の前記軸部に、前記連結部の前記受部を上方から挿入して連結することで前記連結部を前記戸枠に設置する工程と、前記連結部の前記軸部に、前記第二の戸体の前記受部を上方から挿入して連結することで前記第二の戸体を前記戸枠に設置する工程と、を備え、前記戸枠の前記縦枠側から順に前記第一の戸体、前記連結部、および前記第二の戸体を回動可能に前記旗丁番を連結してゆき、前記折れ戸を形成するようにしたことを特徴とする。
本発明の折れ戸構造は、戸枠と、框及び障子からなり前記戸枠に支持される複数の戸体と、框材を有し隣接する戸体の間に配される連結部と、を備えるとともに、隣り合う前記戸体の縦框同士を上下方向に延びる回動軸線周りに回動自在に連結してなる折れ戸構造であって、前記戸枠の縦枠に隣接して配設される第一の戸体と、前記第一の戸体に前記連結部を介して連結される第二の戸体と、前記第一の戸体の縦框と前記第二の戸体の縦框との間に配される前記框材で構成された連結框を有し、前記第一の戸体と前記第二の戸体とにそれぞれ連結される連結部と、を備え、前記第一の戸体は、前記連結部側の縦框に旗丁番の軸部が設けられ、前記連結部の前記連結框は、前記第一の戸体側に旗丁番の受部が設けられるとともに、前記第二の戸体側に旗丁番の軸部が設けられ、前記第二の戸体は、前記連結部側の縦框に旗丁番の受部が設けられ、前記連結框に設けられた前記受部と前記軸部とが上下方向にずれた位置に配置され、前記連結框に設けられた前記軸部は、前記連結框に設けられた前記受部よりも下側に設けられ、前記第一の戸体の前記軸部と前記連結框の前記軸部とは上下方向に同じ高さ位置に配置され、前記第二の戸体の前記受部と前記連結框の前記受部とは上下方向に同じ高さ位置に配置され、前記第一の戸体と前記第二の戸体とが前記連結部を介して同じ高さで連結されており、前記軸部には、前記受部を受け入れる棒状のピンが上方向に突出しており、前記棒状のピンに前記受部を嵌め合わせて前記旗丁番が構成されていることを特徴とする。

本発明の折れ戸の施工方法においては、互いの縦框、連結框に設けられた旗丁番の受部と軸部を係合させることにより、隣り合う戸体同士を回動自在に連結することができる。
そして、このように旗丁番を用いるようにしたことで、框及び障子を組み付けて戸体を予め形成しておき、この完成品の戸体を現場に搬入し、旗丁番の受部に軸部を挿入して戸枠の縦枠側から順に複数の戸体、あるいは複数の戸体及び連結框を回動自在に連結してゆくことで、折れ戸を形成することが可能になる。
すなわち、従来のように、縦框、連結框にそれぞれ、上端部側から下端部側まで連続して延びる係合突部と受部を係合させるように連結部が構成されているのではなく、旗丁番を用いることで局部的に受部と軸部が設けられているため、重量が大きな完成品の戸体であっても、局部的に設けられた受部と軸部を係合させるように取り回すだけで隣り合う戸体同士を連結することができる。
これにより、現場で戸体を組み立てる作業を不要にすることができ、従来と比較し効率的に折れ戸を形成、設置することが可能になる。よって、折れ戸を設置する際の施工性を大幅に向上させることが可能になる。
本発明の一実施形態に係る折れ戸を示す斜視図であり、折れ戸を閉じた状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る折れ戸を示す斜視図であり、折れ戸を開いた状態(折り畳んだ状態)を示す図である。 本発明の一実施形態に係る折れ戸の隣り合う戸体の連結部を拡大した横断面図であり、折れ戸を閉じた状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る折れ戸の施工方法を示す図である。 本発明の一実施形態に係る折れ戸の施工方法を示す図であり、4枚の戸体を連結する場合の施工手順を示す図である。 従来の折れ戸の隣り合う戸体の連結部を示す横断面図であり、折れ戸を開いた状態(折り畳んだ状態)を示す図である。 従来の折れ戸の隣り合う戸体の連結部を拡大した横断面図であり、折れ戸を閉じた状態を示す図である。
以下、図1から図4を参照し、本発明の一実施形態に係る折れ戸の施工方法について説明する。
はじめに、本実施形態の折れ戸Bは、例えば図1及び図2に示すように、建物の開口部の内周に設置される戸枠7と、戸枠7に開閉可能に支持される複数の戸体1と、連結框2とを備えて構成されている。
戸枠7は、アルミ型材を用いて形成された上枠8、下枠6、一対の縦枠10、11を組み付けて方形枠状の形成されている。
また、上枠8は、一端部から他端部まで長手方向(折れ戸の幅方向)T2に延びる吊りレール12を備えて形成されている。下枠6は、一端部から他端部まで長手方向T2に延びるガイドレール(ガイド溝)13を備えて形成されている。
複数の戸体1はそれぞれ、アルミ型材を用いて形成された上框(上桟)15、下框(下桟)16、一対の縦框(縦桟)17a、17b、18、19からなる方形枠状の框20にガラスパネル(障子)21を保持させて構成されている。また、これら戸体1は、隣り合う戸体1同士が上下方向T1に延びる回動軸線周りに回動自在に連結されている。
さらに、一部の戸体1には、図1、図2、図3に示すように、縦框18の上端部から上方に吊車22が突設されており、この吊車22を上枠8の吊りレール12に係合させることで、戸体1が吊り下げ支持されて戸枠7内に配設されている。また、吊車22は上下方向T1に延びる回動軸線周りに回動自在に縦框18に取り付けられており、この吊車22が吊りレール12で案内されて走行することにより、戸体1を円滑にスライド移動させることができる。
さらに、一部の戸体1には、縦框18の下端部から下方に突設してガイドローラー23が設けられており、このガイドローラー23を下枠6のガイドレール13に挿入して係合させることで下端部側が支持されて、戸体1が戸枠7内に配設されている。また、ガイドローラー23が下枠6のガイドレール13に案内されて移動することにより、戸体1を円滑にスライド移動させることができる。
また、縦枠10、11に隣接して配設される戸体1の縦框19には、上端部から上方に突出するピボット(旋回軸)24が設けられ、このピボット24が上枠8に軸支されている。さらに、一部の戸体1、例えば戸先を形成する戸体1の縦框18などに、下端部から下方に突出可能(上下方向に出没可能)にストッパー部材が設けられている。そして、操作レバーを操作し、ストッパー部材を下方に突出させつつ下枠6に係止させることで、戸体1(折れ戸B)を閉じた状態で固定することができる。
一方、本実施形態の折れ戸Bにおいては、隣り合う戸体1を連結する連結部S1が互いの縦框17a、17b同士を連結框2を介して連結するように構成されている。
具体的に、本実施形態の折れ戸Bでは、折れ戸Bを開くとともに戸枠7(建物の開口部)から室内側あるいは室外側の外側に配される連結部S1が、アルミ型材を用いて形成された連結框2を介して戸体1の縦框17a、17b同士を連結するように構成されている。
なお、連結框2を設けず、隣り合う戸体1の縦框17a、17b同士をヒンジ構造によって直接的に連結するように構成してもよい。さらに、隣り合う戸体1を連結する連結部S1として、連結框2を設けた連結部と、連結框2を設けずに隣り合う戸体1の縦框17a、17b同士をヒンジ構造によって直接的に連結する連結部とを備えて構成してもよい。この場合、例えば、折れ戸Bを開くとともに戸枠7(建物の開口部)から室内側あるいは室外側の外側に配される連結部を、アルミ型材を用いて形成された連結框2を介して戸体1の縦框17a、17b同士を連結するようにし、折れ戸Bの開閉時に常に戸枠7上に配される連結部を、戸体1の縦框17a、17b同士を直接連結するように構成することが好ましい。
また、本実施形態の折れ戸Bでは、図3及び図4に示すように、隣り合う戸体1同士を連結する連結構造として、戸体1の縦框17a、17bや連結框2の上下方向T1に所定の間隔あけて配設された受部25と軸部26を備えて構成されている。
すなわち、隣り合う戸体1同士を連結する連結構造は、従来のように戸体1の縦框17a、17bや連結框2の上端部側から下端部側まで上下方向T1に連続的に係合受部28と係合突部27を設けるのではなく(上下に連続的にヒンジ構造を設けるのではなく)、戸体1の縦框17a、17bや連結框2を複数の旗丁番(受部25、軸部26)で連結して構成されている。
そして、上記構成からなる本実施形態の折れ戸Bを施工する際には(本実施形態の折れ戸Bの施工方法では)、図3に示すように、旗丁番の受部25に軸部26を挿入して、戸枠7の縦枠10、11側から順に複数の戸体1及び連結框2を回動自在に連結してゆき、折れ戸Bを形成する。
具体的に、本実施形態の折れ戸Bの施工方法では、ピボット24を上枠8に軸支させ、戸枠7の縦枠10、11に隣接させて第1の戸体1(1a)を回動可能に設置する。次に、第1の戸体1(1a)の縦框17aに旗丁番の軸部26を取り付け、この軸部26に、受部25を係合させるとともに連結框2にこの受部25を取り付け、連結框2を第1の戸体1(1a)に連結する。次に、連結框2に軸部26を取り付け、この軸部26に、受部25を係合させるとともに第2の戸体1(1b)にこの受部25を取り付け、連結框2に第2の戸体1(1b)を連結する。そして、この第2の戸体1(1b)(及び第1の戸体(1(1a))に吊車22やガイドローラー23を取り付け、それぞれ上枠8の吊りレール12やガイドレール13に係合させる。これにより、本実施形態の折れ戸Bが形成される。
なお、図5に示すように、第3の戸体1(1c)、第4の戸体1(1d)など、さらに多くの戸体1を連結して折れ戸Bを構成する場合であっても、上記同様の操作を繰り返し行って折れ戸Bを形成すればよい。
また、本実施形態では、各戸体1や連結框2を連結させる際に旗丁番(受部25、軸部26)を取り付けるものとしたが、勿論予め戸体1に(受部25、軸部26)を取り付けておき、旗丁番の受部25に軸部26を挿入して、戸枠7の縦枠10、11側から順に複数の戸体1及び連結框2を回動自在に連結して、折れ戸Bを形成するようにしてもよい。
したがって、本実施形態の折れ戸Bの施工方法においては、隣り合う戸体1同士を、互いの縦框17a、17b、連結框2に設けられた旗丁番の受部25と軸部26を係合させることにより、隣り合う戸体1同士を回動自在に連結することができる。
そして、このように受部25と軸部26を係合させるようにしたことで、框20及び障子21を組み付けて戸体1を予め形成しておき、この完成品の戸体1を現場に搬入し、受部25に軸部26を挿入して、戸枠7の縦枠10、11側から順に複数の戸体1及び連結框2を回動自在に連結し、折れ戸Bを形成することが可能になる。
すなわち、従来のように、縦框3、連結框2にそれぞれ、上端部側から下端部側まで長さ方向T1に連続して延びる係合突部27と係合受部28を設けて連結部S1が構成されているのではなく、部分的(局部的)に受部25と軸部26が設けられているため、重量が大きな完成品の戸体1であっても、受部25と軸部26を係合させるように取り回すだけで隣り合う戸体1同士を連結することができる。
これにより、現場で戸体1を組み立てる作業を不要にすることが可能になり、従来と比較して効率的に折れ戸Bを形成、設置することが可能になる。よって、折れ戸Bを設置する際の施工性を大幅に向上させることが可能になる。
以上、本発明に係る折れ戸の施工方法の一実施形態について説明したが、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、予め戸体1や連結框2に旗丁番(受部25と軸部26)を取り付けておき、受部25に軸部26を挿入しながら、戸枠7の縦枠10、11側から順に複数の戸体1及び連結框2(あるいは複数の戸体1同士)を回動自在に連結してゆくようにしてもよい。
また、このとき、軸部26(軸部26の軸)を上下方向T1に出没可能に構成し、軸を引っ込めた状態で、連結する戸体1や連結框2を所定位置に配置し、これとともに軸部26の軸を突出させて受部25に係合させるようにしてもよい。このように構成すると、予め戸体1や連結框2に旗丁番(受部25と軸部26)を取り付けた場合であっても、連結する戸体1や連結框2の上下移動を少なくことができ、効率的に作業を行うことができる。
また、本実施形態では、連結框2を備えて折れ戸Bが構成されているものとしたが、隣り合う戸体1の縦框17a、17b同士を直接連結するように構成してもよく、この場合においても、本実施形態と同様の作用効果を得ることが可能である。
1 戸体
1a 第1の戸体
1b 第2の戸体
1c 第3の戸体
1d 第4の戸体
2 連結框
3 縦框
4 縦框
5 マリオン
6 下枠
7 戸枠
8 上枠
10 縦枠
11 縦枠
12 吊りレール
13 ガイドレール
15 上框
16 下框
17a 縦框
17b 縦框
18 縦框
19 縦框
20 框
21 ガラスパネル(障子)
22 吊車
23 ガイドローラー
24 ピボット
25 受部
26 軸部
27 係合突部
28 係合受部
A 従来の折れ戸
B 折れ戸
O1 回動軸線
S1 隣り合う戸体の連結部
T1 上下方向
T2 長手方向(折れ戸の幅方向)

Claims (2)

  1. 戸枠と、框及び障子からなり前記戸枠に支持される複数の戸体と、框材を有し隣接する戸体の間に配される連結部と、を備えるとともに、隣り合う前記戸体の縦框同士を上下方向に延びる回動軸線周りに回動自在に連結してなる折れ戸の施工方法であって、
    前記戸枠の縦枠に隣接して配設される第一の戸体と、
    前記第一の戸体に前記連結部を介して連結される第二の戸体と、
    前記第一の戸体の縦框と前記第二の戸体の縦框との間に配される前記框材で構成された連結框を有し、前記第一の戸体と前記第二の戸体とにそれぞれ連結される連結部と、を備え、
    前記第一の戸体は、前記連結部側の縦框に旗丁番の軸部が設けられ、
    前記連結部の前記連結框は、前記第一の戸体側に旗丁番の受部が設けられるとともに、前記第二の戸体側に旗丁番の軸部が設けられ、
    前記第二の戸体は、前記連結部側の縦框に旗丁番の受部が設けられ、
    前記第一の戸体を前記戸枠に設置する工程と、
    前記第一の戸体の前記軸部に、前記連結部の前記受部を上方から挿入して連結することで前記連結部を前記戸枠に設置する工程と、
    前記連結部の前記軸部に、前記第二の戸体の前記受部を上方から挿入して連結することで前記第二の戸体を前記戸枠に設置する工程と、を備え、
    前記戸枠の前記縦枠側から順に前記第一の戸体、前記連結部、および前記第二の戸体を回動可能に前記旗丁番を連結してゆき、前記折れ戸を形成するようにしたことを特徴とする折れ戸の施工方法。
  2. 戸枠と、框及び障子からなり前記戸枠に支持される複数の戸体と、框材を有し隣接する戸体の間に配される連結部と、を備えるとともに、隣り合う前記戸体の縦框同士を上下方向に延びる回動軸線周りに回動自在に連結してなる折れ戸構造であって、
    前記戸枠の縦枠に隣接して配設される第一の戸体と、
    前記第一の戸体に前記連結部を介して連結される第二の戸体と、
    前記第一の戸体の縦框と前記第二の戸体の縦框との間に配される前記框材で構成された連結框を有し、前記第一の戸体と前記第二の戸体とにそれぞれ連結される連結部と、を備え、
    前記第一の戸体は、前記連結部側の縦框に旗丁番の軸部が設けられ、
    前記連結部の前記連結框は、前記第一の戸体側に旗丁番の受部が設けられるとともに、前記第二の戸体側に旗丁番の軸部が設けられ、
    前記第二の戸体は、前記連結部側の縦框に旗丁番の受部が設けられ、
    前記連結框に設けられた前記受部と前記軸部とが上下方向にずれた位置に配置され、
    前記連結框に設けられた前記軸部は、前記連結框に設けられた前記受部よりも下側に設けられ、
    前記第一の戸体の前記軸部と前記連結框の前記軸部とは上下方向に同じ高さ位置に配置され、
    前記第二の戸体の前記受部と前記連結框の前記受部とは上下方向に同じ高さ位置に配置され、
    前記第一の戸体と前記第二の戸体とが前記連結部を介して同じ高さで連結されており、
    前記軸部には、前記受部を受け入れる棒状のピンが上方向に突出しており、
    前記棒状のピンに前記受部を嵌め合わせて前記旗丁番が構成されていることを特徴とする折れ戸構造。
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