JP3148139U - 折畳み式ルームユニット - Google Patents

折畳み式ルームユニット Download PDF

Info

Publication number
JP3148139U
JP3148139U JP2008008167U JP2008008167U JP3148139U JP 3148139 U JP3148139 U JP 3148139U JP 2008008167 U JP2008008167 U JP 2008008167U JP 2008008167 U JP2008008167 U JP 2008008167U JP 3148139 U JP3148139 U JP 3148139U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vertical frame
frame members
frame member
members
horizontal frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2008008167U
Other languages
English (en)
Inventor
圭祐 本田
圭祐 本田
拓史 吉瀬
拓史 吉瀬
吉則 松尾
吉則 松尾
Original Assignee
山九株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 山九株式会社 filed Critical 山九株式会社
Priority to JP2008008167U priority Critical patent/JP3148139U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3148139U publication Critical patent/JP3148139U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Abstract

【課題】簡単に組み立てたり折畳んだりすることができる簡易折畳み式ルームユニットを提供する。【解決手段】複数の縦フレーム材13及び複数の横フレーム材11、12が接続されて構成されるフレーム体10と、前記フレーム体10内に配置され、内部に空間を形成する仕切り体50とを有する折畳み式ルームユニット100であって、前記複数の縦フレーム材13と前記複数の横フレーム材11、12との接続部及び前記複数の縦フレーム材13の略中央部が折曲可能であることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、簡単に組み立てたり折り畳んだりすることができる折畳み式ルームユニットに関するものである。
従来、解体及び運搬ができるようなルームユニットとして、特許文献1に開示された組立式家屋が知られている。この組立式家屋は、地上に立設される内方支持手段及び外方支持手段と、床ユニットとにより床面を形成し、更に、壁ユニットやテント屋根を取り付けることにより組み立てることができる。
特開平8−284255号公報
しかしながら、特許文献1に開示された組立式家屋では、多数の部品を必要とし、その構造も複雑なために、組み立てや解体に慣れない使用者の場合、家屋を組み立てたり、解体したりするのが非常に困難であり、時間を要してしまうという問題がある。
本考案は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、慣れていない使用者であっても、簡単に組み立てたり折り畳んだりすることができる折畳み式ルームユニットを提供することを目的とする。
本考案は、複数の縦フレーム材及び複数の横フレーム材が接続されて構成されるフレーム体と、前記フレーム体内に配置され、内部に空間を形成する仕切り体とを有する折畳み式ルームユニットであって、前記複数の縦フレーム材と前記複数の横フレーム材との接続部及び前記複数の縦フレーム材の略中央部が折曲可能であることを特徴とする。
また、前記複数の縦フレーム材のそれぞれは、互いに重なり合うことなく前記複数の横フレーム材に沿って折曲可能であることを特徴とする。
また、前記複数の縦フレーム材は、前記略中央部に設けられたヒンジ体によって折曲可能であって、前記複数の縦フレーム材には、前記複数の縦フレーム材の伸長を保持するサポート部材が取り外し可能に設けられていることを特徴とする。
また、前記縦フレーム材と前記横フレーム材との間には、前記縦フレーム材と前記横フレーム材との間の折曲を防止するステー部材が取り外し可能に設けられていることを特徴とする。
また、前記ステー部材は、前記横フレーム材に回動自在に軸支され、前記横フレーム材に沿って係止可能であることを特徴とする。
また、前記仕切り体には、内部の空間内の空気を調節する空調装置のノズルが挿入される挿入口が設けられていることを特徴とする。
本考案によれば、組み立てたり折り畳んだりすることに慣れていない使用者であっても、折畳み式ルームユニットを簡単に組み立てたり折り畳んだりすることができる。
また、本考案によれば、例えば、折畳み式ルームユニットを折り畳む場合、よりコンパクトに折り畳むことができる。
また、本考案によれば、例えば、折畳み式ルームユニットの仕切り体内の空間に冷気を充填させる等して、空調を調えることにより、熱中症予防対策としての簡易スポットルームとして用いることができる。
以下、本考案の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る折畳み式ルームユニット100の概略構成及び折畳み式ルームユニット100内の空間の空調を調えるスポットクーラ200の概略構成を示す図である。
本実施形態に係る折畳み式ルームユニット100は、フレーム体10と、仕切り体50とを含んで構成されている。フレーム体10は、複数の横フレーム材11、12と、複数の縦フレーム材13とが接続されて、縦長の直方体状に構成されている。ここで、横フレーム材11、12は、直方体の底面及び上面に対応配置されている。また、縦フレーム材13は、側面に対応配置されている。
仕切り体50は、フレーム体10の内側に沿って配置される。仕切り体50は、内部に数人が入ることができる程度の空間を形成している。より具体的に説明すると、仕切り体50は、4つの側面と上面とを有している。また、仕切り体50は、柔軟性があり、且つ断熱性がある材質で形成されている。特に、外側に露出している側の表面は、太陽光を反射する反射率の高い材質で形成されている。また、仕切り体50の4つの側面51a〜51d(側面51cは、側面51aに対向配置される)のうち1つの側面51aは、使用者が仕切り体50内に出入りすることができるように、図1に示すように中央から左右に開くことができるようになっている。なお、この側面51aを閉めることで、仕切り体50内の空間と仕切り体50外との間の空気の出入りを、実質的に遮断することができる。また、仕切り体50は、紐若しくはフック等の掛止手段によって、横フレーム材12から吊り下げられている。
更に、仕切り体50の4つの側面のうち対向する2つの側面51b、51dの一部には、外から仕切り体50内の様子を視認できるように、図1に示すような窓52a、52bが、透明性のある材質で形成されている。更に、仕切り体50の4つの側面のうち1つの側面51bには、スポットクーラ200のノズル201が挿入される挿入口53が開口されている。なお、窓52a、52bや挿入口53は、何れの側面に形成されていてもよい。
スポットクーラ200は、空気を調節する空調装置の一例である。スポットクーラ200は、ノズル201から大気より低い温度の冷気を送出することができる。したがって、スポットクーラ200のノズル201を仕切り体50の挿入口53に挿入した状態で、スポットクーラ200を駆動することにより、仕切り体50内に冷気を充填させることができる。
このように、仕切り体50内に冷気を充填させることにより、例えば、夏の炎天下で作業を行う作業者等に対して、熱中症予防対策としての簡易スポットルームを提供することができる。なお、空調装置としては、冷気を送出するスポットクーラ200に限られない。例えば、暖気を送出するような暖房装置を用いることで、仕切り体50内に暖気を充填させることができる。したがって、例えば、寒所で作業を行う作業者等に対して、防寒対策としての簡易スポットルームを提供することができる。
ここで、図1に示すフレーム体10は、簡単に折り畳んだり組み立てたりすることができるように構成されている。フレーム体10を折り畳むことでコンパクトになり、容易に運搬することができる。したがって、上述した作業現場等にも、容易に持ち運ぶことができる。
次に、図2A〜図4A、図2B〜図4Bを参照して、フレーム体10の構成及びフレーム体10の折り畳み動作について説明する。
図2Aは、フレーム体10の概略構成を示す図である。
図2Aに示すように、フレーム体10は、複数の横フレーム材11(11a〜11d)、12(12a〜12d)と複数の縦フレーム材13(13a〜13d)とが接続されて構成されている。これら複数の横フレーム材11b〜11d、12a〜12d及び複数の縦フレーム材13a〜13dは、例えば材質をアルミニウム又はアルミニウム合金等とする中空状のパイプである。なお、横フレーム材11aは、出入り口に位置するため、足が引っ掛からないように、平板材を用いるのが好ましい。
ここで、横フレーム材のうち横フレーム材11a〜11dは、床面に配設されている。ここでは、4本の横フレーム材11a〜11dが、それぞれの端部を互いに直交して接続され、平面視すなわち上方から見ると矩形状に形成されている。また、4本の横フレーム材11a〜11dには、隣り合う横フレーム材11a〜11d同士間に斜めに架け渡された複数の筋交14が設けられている。更に、4本の横フレーム材11a〜11dのうち、対向する横フレーム材11a、11c間には、複数の補強板15が架け渡されている。このように、複数の横フレーム材11a〜11dは、筋交14や補強板15により、矩形状を維持して、剛性が確保される。
次に、横フレーム材のうち複数の横フレーム材12a〜12dは、縦フレーム材13a〜13dを介して、天井部に配設されている。ここで、4本の横フレーム材12a〜12dは、それぞれの端部を互いに直交して接続され、平面視すなわち上方から見ると矩形状に形成されている。また、4本の横フレーム材12a〜12dには、上述した横フレーム材11a〜11dと同様に、隣り合う横フレーム材12a〜12d同士間に斜めに架け渡された複数の筋交16が設けられている。更に、4本の横フレーム材12a〜12dのうち、それぞれ対向する横フレーム材12a〜12d間には、補強板17が架け渡されている。このように、複数の横フレーム材12a〜12dは、筋交16や補強板17により、矩形状を維持して、剛性が確保される。
なお、本実施形態では、複数の横フレーム材11a〜11d、12a〜12dは、それぞれ同一の長さで形成されている。したがって、複数の横フレーム材11a〜11d、12a〜12dが接続された状態を、平面視すなわち上方から見ると正方形状に形成されている。
次に、縦フレーム材13a〜13dは、ルームの天井部を構成する横フレーム材12a〜12dと床面に配設される横フレーム材11a〜11dとを接続するように上下方向に配設されている。より具体的に説明すると、縦フレーム材13a〜13dは、天井部を構成する横フレーム材12a〜12dがそれぞれ直交に接続されている接続部と、床面に配設される横フレーム材11a〜11dがそれぞれ直交に接続されている接続部とを連結するように配設されている。
そして、天井部を構成する横フレーム材12a〜12dのうち、仕切り体50内への出入り口に位置する横フレーム材12a以外の横フレーム材12b〜12dには対をなして、それぞれ近接する縦フレーム材13a〜13dに斜めに架け渡された複数のステー部材18a〜18fが配設されている。
このように、ステー部材18a〜18fが、横フレーム材12b〜12dと縦フレーム材13a〜13dとを接続する筋交の役割を有することから、複数の横フレーム材11a〜11d、12a〜12d、縦フレーム材13a〜13dとから組み立てられるフレーム体10全体として、直方体形状を維持して、剛性が確保される。
また、仕切り体50内への出入り口に位置する横フレーム材12aからは、ステー部材が配設されていないので、使用者が仕切り体50内に出入りするときの邪魔にならない。
次に、複数の縦フレーム材13a〜13dと複数の横フレーム材11a〜11d、12a〜12dとの接続部及び複数の縦フレーム材13a〜13dの略中央部が折曲可能となっている構成について、図2Bを参照して、説明する。図2Bは、複数の縦フレーム材13a〜13dのうち、一つの縦フレーム材13aを拡大して示した斜視図である。また、図2Bでは、縦フレーム材13aの一部、途中を省略して図示している。
図2Bに示すように、縦フレーム材13aの上端部と、横フレーム材12a及び横フレーム材12bの接続部との間には、上ヒンジ体21aが配設され、縦フレーム材13aと、横フレーム材12a及び横フレーム材12bとの間の接続部が折曲可能となっている。より具体的に説明すると、上ヒンジ体21aは、3つの突棒部22a、22b、22cが互いに直角に接続される3つ股状に形成されている。突棒部22a、22b、22cはそれぞれ、縦フレーム材13a、横フレーム材12a、12bのパイプ内に挿入した状態でボルト等(不図示)により固定されている。
そして、縦フレーム材13aと接続されている突棒部22aは、その中央付近で、横フレーム材12aと平行に配設されたヒンジピン23を介して折曲可能に構成されている。すなわち、突棒部22aに接続された縦フレーム材13aは、伸長状態から矢印A方向に示す、横フレーム材12b側の方向に折り曲げることができる。
なお、上述したように横フレーム材12bと縦フレーム材13aとの間には、ステー部材18aが斜めに配設されているので、フレーム体10が組み立てられた状態では、上ヒンジ体21aの折れ曲がりが防止され、縦フレーム材13aの垂直な状態が維持される。
ここで、ステー部材18aは、横フレーム材12bに配設された頭付ピン25a及び縦フレーム材13aに配設された頭付ピン26aが、ステー部材18aの両端部に形成された長溝24a1、24a2に挿入された状態で架け渡されている。これらの頭付ピン25a、26aは、横フレーム材12aと平行に配設されている。
また、長溝24a1は、頭付ピン25aが長溝24a1内を摺動可能で、頭付ピン25aの頭部によって長溝24a1と頭付ピン25aとが離脱できないような寸法に設定されている。
一方、長溝24a2は、その中央に頭付ピン26aの頭部の径より大径な大径部24a3を有していて、長溝24a2と頭付ピン26aとが離脱できるように設定されている。
したがって、縦フレーム材13aを折り曲げるときには、ステー部材18aをスライドさせて、長溝24a2の大径部24a3と頭付ピン26aとの位置を合わせることにより、ステー部材18aの下端部を縦フレーム材13aから取り外すことができる。なお、ステー部材18aの下端部を縦フレーム材13aから取り外した状態にあっては、頭付ピン25aを中心として、ステー部材18aを自由に回動させることができる。
次に、縦フレーム材13aの下端部と、横フレーム材11a及び横フレーム材11bの接続部との間には、下ヒンジ体36aが配設され、縦フレーム材13aと、横フレーム材11a及び横フレーム材11bとの間の接続部が折曲可能となっている。この下ヒンジ体36aは、上述した上ヒンジ体21aと略同一構成である。したがって、縦フレーム材13aは、伸長状態から矢印B方向に示す、横フレーム材11b側の方向に折り曲げることができる。
次に、縦フレーム材13aの中央部(略中央部)には、中ヒンジ体28aが配設され、折曲可能となっている。ここで、縦フレーム材13aは、中ヒンジ体28aを介して、上部縦フレーム材13a1と、下部縦フレーム材13a2とに分かれている。中ヒンジ体28aは、2枚のヒンジ板29a、29bが重合して構成されている。ヒンジ板29aは、上部縦フレーム材13a1に接続されている。また、ヒンジ板29bは、下部縦フレーム材13a2に接続されている。ヒンジ板29aとヒンジ板29bとは、横フレーム材12aと平行に配設されたヒンジピン30を介して折曲可能に構成されている。したがって、上部縦フレーム材13a1と、下部縦フレーム材13a2とは、伸長状態から矢印C方向に示す、上部縦フレーム材13a1と、下部縦フレーム材13a2とが重なり合う方向に折り曲がることができる。
なお、上部縦フレーム材13a1と下部縦フレーム材13a2との間には、中ヒンジ体28aに沿うようにして、サポート部材31が付設されている。サポート部材31は、フレーム体10が組み立てられた状態では、中ヒンジ体28aによる折れ曲がりを防止し、縦フレーム材13aの伸長を保持する。
ここで、サポート部材31は、上部縦フレーム材13a1に配設された頭付ピン33a及び下部縦フレーム材13a2に配設された頭付ピン34aが、サポート部材31の両端部に形成された長溝32a1、32a2に挿入された状態で架け渡されている。これらの頭付ピン33a、34aは、横フレーム材12bと平行に配設されている。
また、長溝32a1は、頭付ピン33aが長溝32a1内を摺動可能で、頭付ピン33aの頭部によって長溝32a1と頭付ピン33aとが離脱できないような寸法に設定されている。
一方、長溝32a2は、その中央に頭付ピン34aの頭部の径より大径な大径部32a3を有していて、長溝32a2と頭付ピン34aとが離脱できるように設定されている。
したがって、上部縦フレーム材13a1と下部縦フレーム材13a2との間を折り曲げるときには、サポート部材31をスライドさせて、長溝32a2の大径部32a3と頭付ピン34aとの位置を合わせることにより、サポート部材31の下端部を下部縦フレーム材13a2から取り外す。なお、サポート部材31の下端部を下部縦フレーム材13a2から取り外した状態にあっては、頭付ピン33aを中心として、サポート部材31を自由に回動させることができる。また、上部縦フレーム材13a1の頭付ピン33aの上側には、頭付ピン35aが配設されている。したがって、サポート部材31を図2Bに示す二点鎖線のように回動させて、長溝32a2を頭付ピン35aに係止することで、サポート部材31が、上部縦フレーム材13a1と下部縦フレーム材13a2とを折り曲げるときの邪魔にならない。
フレーム体10を構成する複数の縦フレーム材13a〜13dは、上述した縦フレーム材13aと同様の構成になっている。すなわち、縦フレーム材13b〜13dに配設される上ヒンジ体、中ヒンジ体、下ヒンジ体等の部品を共通化させている。また、フレーム体10を折り畳む場合や組み立てる場合も、例えば、一つの縦フレーム材13aの折り曲げる方法及び組み立てる方法が分かれば、他の縦フレーム材13b〜13dの構成も同様なので、容易にフレーム体10、すなわち折畳み式ルームユニット100を折り畳んだり組み立てたりすることができる。
次に、図3A及び図3Bを参照して、フレーム体10を折り畳む動作について説明する。
図3Aは、フレーム体10を折り畳む途中の状態を示す図である。なお、図3Aでは、図2Aで図示した筋交14、16を省略している。また、図3Bは、フレーム体10を折り畳んでいる途中の複数の縦フレーム材13a〜13dのうち、一つの縦フレーム材13aを拡大して示した斜視図である。また、図3Bでは、縦フレーム材13aの一部、途中を省略して図示している。
ここで、フレーム体10を折り畳むときには、上述したように縦フレーム材13aに架け渡されていたステー部材18aの下端部を縦フレーム材13aから取り外した状態にする。同様に、他のステー部材18b〜18fについても、縦フレーム材13b〜13dから取り外す。
また、サポート部材31の下端部を下部縦フレーム材13a2から取り外した状態にする。同様に、他のサポート部材についても、下部縦フレーム材から取り外す。
次に、図3Bに示すように、上ヒンジ体21aを介して、縦フレーム材13aを矢印A方向、すなわち横フレーム材12b側の方向に折り曲げる。また、中ヒンジ体28aを介して、上部縦フレーム材13a1と下部縦フレーム材13a2とを矢印C方向、すなわち上部縦フレーム材13a1と下部縦フレーム材13a2とが重なり合う方向に折り曲げる。更に、下ヒンジ体36aを介して、縦フレーム材13aを矢印B方向、すなわち横フレーム材11b側の方向に折り曲げる。同様に、他の縦フレーム材13b〜13dについても、上ヒンジ体、中ヒンジ体、下ヒンジ体を介して、折り曲げる。
ここで、図3Aを参照して、縦フレーム材13a〜13dが折れ曲がる方向について説明する。まず、縦フレーム材13aは、縦フレーム材13aの中ヒンジ体28aが、隣接する縦フレーム材13bが折れ曲がる前に位置していた方向に向かって、折れ曲がる。同様に、縦フレーム材13bは、縦フレーム材13bの中ヒンジ体28bが、隣接する縦フレーム材13cが折れ曲がる前に位置していた方向に向かって、折れ曲がる。同様に、縦フレーム材13cは、縦フレーム材13cの中ヒンジ体28cが、隣接する縦フレーム材13dが折れ曲がる前に位置していた方向に向かって、折れ曲がる。同様に、縦フレーム材13dは、縦フレーム材13dの中ヒンジ体28dが、隣接する縦フレーム材13aが折れ曲がる前に位置していた方向に向かって、折れ曲がる。
すなわち、図3Aに示すように、複数の縦フレーム材13a〜13dはそれぞれ、フレーム体10の中心を通るように垂直に引いた仮想線Lに対して、仮想線Lを軸線とする回転方向Dに沿って折れ曲がる。
次に、図4A及び図4Bを参照して、フレーム体10を折り畳んだ状態について説明する。
図4Aは、フレーム体10を折り畳んだ状態を示す図である。なお、図4Aでは、図2Aで図示した筋交14、16を省略している。また、図4Bは、複数の縦フレーム材13a〜13dのうち、一つの縦フレーム材13aを拡大して示した斜視図である。また、図4Bでは、縦フレーム材13aの一部、途中を省略して図示している。なお、図4A及び図4Bでは、ステー部材18a〜18fを省略して図示している。このステー部材18a〜18fについては、後述する。
図4Bに示すように、縦フレーム材13aは、横フレーム材12b及び横フレーム材11bに沿って折り畳まれる。同様に、他の縦フレーム材13b〜13dについても、横フレーム材12c〜12a及び横フレーム材11c〜11aに沿って折り畳まれる。
ここで、図4Aを参照して、フレーム体10が折り畳まれた状態について説明する。図4Aに示すように、複数の縦フレーム材13a〜13dは、それぞれが異なる横フレーム材11b〜11a及び横フレーム材12b〜12aに沿って折り畳まれる。すなわち、折り畳まれた状態では、複数の縦フレーム材13a〜13dは、隣接するもの同士で互いに重なり合うことがない。したがって、フレーム体10は、上下方向に寸法をより縮小させた状態にして、コンパクトに折り畳まれる。
次に、図5A及び図5Bを参照して、ステー部材18a〜18fの回動動作について説明する。ここでは、横フレーム材12bに軸支されているステー部材18a、18bを取り上げて説明する。
図5Aは、ステー部材18a、18bの下端部を縦フレーム材13a、13bから取り外した状態を示す図である。また、図5Bは、ステー部材18a、18bを横フレーム材12bに沿って係止した状態を示す図である。
図5Aに示すように、ステー部材18a、18bは、それぞれ頭付ピン25a、25bに軸支され、自重によって垂れ下がった状態となっている。この状態は、上述した図3Aに示す状態と同一である。ここで、ステー部材18a、18bの長溝24a1、24b1と頭付ピン25a、25bとの間には、ステー部材18a、18bが、頭付ピン25a、25bの軸方向に、それぞれ移動できる程度の隙間が設定されている。また、ステー部材18a、18bには、中心よりも下端側であって、互いに相反する方向に開口する切り欠き部37a、37bが形成されている。より具体的に説明すると、切り欠き部37a、37bは、それぞれの頭付ピン25a、25bから、頭付ピン25aと頭付ピン25bとの間の距離、離間した位置に形成されている。
ここで、ステー部材18a、18bを横フレーム材12bに係止する場合、まず、頭付ピン25aを中心として、ステー部材18aを矢印E方向に回転させる。そして、切り欠き部37aを頭付ピン25bに係止させる。同様に、頭付ピン25bを中心として、ステー部材18bを矢印F方向に回転させる。そして、図5Bに示すように、切り欠き部37bを頭付ピン25aに係止させる。同様に、他のステー部材18c〜18fについても、横フレーム材12c、12dに沿って係止することができる。
このように、ステー部材18a〜18fを、横フレーム材12b〜12dに沿って係止させることができるので、フレーム体10を折り畳む場合に、ステー部材18a〜18fが邪魔にならない。
また、上述では、フレーム体10を折り畳む場合に、仕切り体50を取り外した状態の図を参照して説明した。しかし、実際には、フレーム体10を折り畳んだり、組み立てたりする場合には、仕切り体50はフレーム体10に取り付けられたままである。すなわち、図1に示すように、仕切り体50がフレーム体10内に配置され、横フレーム材12a〜12dに吊り下げられたままで、フレーム体10を折り畳んだり、組み立てたりすることができる。これは、フレーム体10は常に仕切り体50の外側、すなわち仕切り体50から露出した状態であるため、フレーム体10を折り畳んだり、組み立てたりする場合であっても、仕切り体50が邪魔にならないからである。また、仕切り体50は、上述したように、柔軟性がある材質により形成されているので、折畳み式ルームユニット100が折り畳まれた状態であっても、折り畳まれたフレーム体10内に縮小された状態で収めることができる。なお、必要に応じて仕切り体50を予め取り外してもよい。
上述した説明では、折畳み式ルームユニット100を折り畳む動作のみについて、説明したが、折り畳む動作と反対の動作を行うことにより、折畳み式ルームユニット100を組み立てることができる。このとき、複数の縦フレーム材13a〜13dの構成は、それぞれ同様なので簡単に組み立てることができる。なお、このとき、仕切り体50は、横フレーム材12a〜12dに取り付けられているだけなので、フレーム体10を組み立てると、自然にフレーム体10内で広がり、フレーム体10内に配置させることができる。
このように本実施形態によれば、複数の縦フレーム材13a〜13dと複数の横フレーム材11a〜11d、12a〜12dとの接続部及び複数の縦フレーム材13a〜13dの略中央部を折り曲げるだけで、折畳み式ルームユニット100を簡単にコンパクトに折り畳むことができる。また、折畳み式ルームユニット100を組み立てる場合であっても、折り畳まれた複数の縦フレーム材13a〜13dと複数の横フレーム材11a〜11d、12a〜12dとの接続部及び複数の縦フレーム材13a〜13dの略中央部を伸長させるだけで、折畳み式ルームユニット100を簡単に組み立てることができる。したがって、組み立てたり折り畳んだりすることに慣れていない使用者であっても、折畳み式ルームユニット100を簡単に組み立てたり折り畳んだりすることができる。
なお、上述した説明では、フレーム体10は、床面に配設される複数の横フレーム材11a〜11dを含む場合について説明したが、フレーム体10には、複数の横フレーム材11a〜11dが構成されていなくともよい。すなわち、フレーム体10は、複数の横フレーム材12a〜12dと複数の縦フレーム材13a〜13dとから構成されていてもよい。
簡易折畳み式ルームユニットの概略構成を示す図である。 組み立てられた状態のフレーム体の概略構成を示す図である。 組み立てられた状態の縦フレーム材の構成を示す拡大図である。 折り曲げられている状態のフレーム体の概略構成を示す図である。 折り曲げられている状態の縦フレーム材の構成を示す拡大図である。 折り畳まれた状態のフレーム体の概略構成を示す図である。 折り畳まれた状態の縦フレーム材の構成を示す図である。 ステー部材を回動させる前の状態を示す図である。 ステー部材を回動させた後の状態を示す図である。
符号の説明
100 簡易折畳み式ルームユニット
200 スポットクーラ(空調装置)
10 フレーム体
11a〜11d 横フレーム材
12a〜12d 横フレーム材
13a〜13d 縦フレーム材
18a〜18f ステー部材
21a 上ヒンジ体
28a 中ヒンジ体
31 サポート部材
36a 下ヒンジ体
50 仕切り体
53 挿入口

Claims (6)

  1. 複数の縦フレーム材及び複数の横フレーム材が接続されて構成されるフレーム体と、
    前記フレーム体内に配置され、内部に空間を形成する仕切り体とを有する折畳み式ルームユニットであって、
    前記複数の縦フレーム材と前記複数の横フレーム材との接続部及び前記複数の縦フレーム材の略中央部が折曲可能であることを特徴とする折畳み式ルームユニット。
  2. 前記複数の縦フレーム材のそれぞれは、互いに重なり合うことなく前記複数の横フレーム材に沿って折曲可能であることを特徴とする請求項1に記載の折畳み式ルームユニット。
  3. 前記複数の縦フレーム材は、前記略中央部に設けられたヒンジ体によって折曲可能であって、
    前記複数の縦フレーム材には、前記複数の縦フレーム材の伸長を保持するサポート部材が取り外し可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の折畳み式ルームユニット。
  4. 前記縦フレーム材と前記横フレーム材との間には、前記縦フレーム材と前記横フレーム材との間の折曲を防止するステー部材が取り外し可能に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の折畳み式ルームユニット。
  5. 前記ステー部材は、前記横フレーム材に回動自在に軸支され、前記横フレーム材に沿って係止可能であることを特徴とする請求項4に記載の折畳み式ルームユニット。
  6. 前記仕切り体には、内部の空間内の空気を調節する空調装置のノズルが挿入される挿入口が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の折畳み式ルームユニット。
JP2008008167U 2008-11-20 2008-11-20 折畳み式ルームユニット Expired - Lifetime JP3148139U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008008167U JP3148139U (ja) 2008-11-20 2008-11-20 折畳み式ルームユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008008167U JP3148139U (ja) 2008-11-20 2008-11-20 折畳み式ルームユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3148139U true JP3148139U (ja) 2009-01-29

Family

ID=54781716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008008167U Expired - Lifetime JP3148139U (ja) 2008-11-20 2008-11-20 折畳み式ルームユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3148139U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021172358A1 (ja) * 2020-02-27 2021-09-02 株式会社プロボックス エアコンブース

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021172358A1 (ja) * 2020-02-27 2021-09-02 株式会社プロボックス エアコンブース
JP2021134575A (ja) * 2020-02-27 2021-09-13 株式会社プロボックス エアコンブース
JP7030346B2 (ja) 2020-02-27 2022-03-07 株式会社プロボックス エアコンブース

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6913230B2 (ja) 折り畳み可能なテント
US4078572A (en) Portable shelter
US9140030B2 (en) Foldable tent
US20080086964A1 (en) Portable wall-partition
ES2866907T3 (es) Estructura replegable y desplegable para la erección rápida de refugios
US20150068573A1 (en) Foldable Tent
JP2014507585A (ja) 折り畳み可能な移動式シェルターユニット
BR112013010974B1 (pt) Módulo arquitetônico interconectável, dobrável, portátil e autônomo que pode se estender vertical e horizontalmente, e processo para configurar módulo arquitetônico interconectável, dobrável, portátil e autônomo
RU2006143779A (ru) Стеновая панель для использования вместе с пневматическим сооружением, надувное сооружение из таких панелей и способ его возведения
JP3148139U (ja) 折畳み式ルームユニット
JP5128877B2 (ja) 開口部装置
US1837152A (en) Hangar
JPH0413003Y2 (ja)
CN106193790A (zh) 一种帐篷及其顶部连接件
CN106150185A (zh) 一种可展收的帐篷框架连接单元和一种帐篷框架
JP4522491B1 (ja) 折畳式簡易建物
JPH0633518A (ja) 組立家屋
JP3236159U (ja) 立脚・連結型障壁装置
CN205329922U (zh) 隔墙
KR200377894Y1 (ko) 접철식 골프 연습장
KR101262079B1 (ko) 에어컨 실외기 설치대
KR200413128Y1 (ko) 접철식 골프 연습장
CN219034269U (zh) 一种折叠式帐篷
GB2446946A (en) Modular animal cage with snap fit connections
KR101292853B1 (ko) 개인운반이 가능한 폴딩형 소형하우스

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120107

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150107

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term