JP6317136B2 - 天端出し補助具 - Google Patents

天端出し補助具 Download PDF

Info

Publication number
JP6317136B2
JP6317136B2 JP2014035212A JP2014035212A JP6317136B2 JP 6317136 B2 JP6317136 B2 JP 6317136B2 JP 2014035212 A JP2014035212 A JP 2014035212A JP 2014035212 A JP2014035212 A JP 2014035212A JP 6317136 B2 JP6317136 B2 JP 6317136B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vertical bar
support member
vertical
wrapping
level indicator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014035212A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015096693A (ja
Inventor
鈴木 捷也
捷也 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSP KS Corp
Original Assignee
NSP KS Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSP KS Corp filed Critical NSP KS Corp
Priority to JP2014035212A priority Critical patent/JP6317136B2/ja
Publication of JP2015096693A publication Critical patent/JP2015096693A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6317136B2 publication Critical patent/JP6317136B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Description

本発明は、生コンやレべリング材の高さを示す目印を有するレベル表示具を縦筋に取り付けるための天端出し補助具に関するものである。
住宅等の基礎をコンクリートで形成する場合、このコンクリート表面にレベリング材を流し込んで、当該基礎が完全に近い水平面を有するようになされる。レベリング材は、硬化する前は水のように非常に流動性の高いものであり、コンクリート表面に流し込むことにより水平面を形成し、その後、コンクリート上で硬化して基礎の一部となるものである。
このような流動性の高いレベリング材を打設後のコンクリート表面に流し込むためには、設計通りの高さとするための「目印」が必要であるが、このような「目印」は、型枠内に組まれた鉄筋に予め取り付けておかなければならない。このような「目印」の方は、一般的にレベル表示具と呼ばれ、このレベル表示具を鉄筋に保持させるのが、特許文献1等においての提案されているような「天端出し補助具」である。
このような天端出し補助具は、レベル表示具を高さ調整可能でしかも鉄筋に対して簡単に取り付けられるものでなければならず、しかも、生コンクリートの打設やレベリング材の流し込みが済むまでは、鉄筋に対するレベル表示具の位置が不変となるようにしなければならない。
特許第3649724号掲載公報
ところで、住宅等の基礎を構築する場合、特許文献1にも示されているように、基礎を形作るための型枠内に配筋がなされるが、配筋が完了した型枠内は狭い空間となっていて、この種の天端出し補助具を配筋の何処に取り付けたら効率的か、を考慮しなければならない。
一方、この種の天端出し補助具は、住宅の基礎を形成するための型枠内の鉄筋に手作業で設置されることの多いものであるが、上述したように狭い空間となっている住宅基礎用の型枠内に配筋された鉄筋に、当該天端出し補助具を手作業で取り付けることは、その取り付けなければならない数が多いこともあって、非常に困難を極めているものである。
さらに、この種の天端出し補助具は、上述したレベル表示具を高さ調整可能に鉄筋、特に縦筋に対して固定しなければならないし、この固定状態は、少なくとも上記レベル表示具の対象であるレベリング材が完全に流し込まれるまでの間、確実に維持されなければならない。
そして、この種の天端出し補助具は、上述したレベル表示具を、主として縦筋に対して高さ調整可能に固定するものであるが、当然に、この種の天端出し補助具の、縦筋に対する位置調整も行わなくてはならない。ところが、上述したように、基礎用の型枠は上部でしか開口しておらず、型枠の横から天端出し補助具を型枠内の縦筋に取り付けることはできないから、天端出し補助具を型枠の上部開口から差し込んだだけで位置調整が行えると有利と考えられる。
さらに、この種の天端出し補助具によって支持される側の「レベル表示具」については種々な形態のものがあるが、一般的には、図1に示すような一体物として合成樹脂を材料として製造されることが多い。そして、この「レベル表示具」は、縦筋に取り付けられた上記天端出し補助具に対して位置調整自在にしておかないと、これによる表示位置を設計通りの「レベル」にあわせることができない。
以上の結果、この「レベル表示具」では、天端出し補助具によって支持される部分を「ネジ部」とすることが一般的に行われており、ネジ部とすることによって、当該「レベル表示具」の上記天端出し補助具に対する位置調整を手回しで簡単に行えるようにもしているのである。
換言すれば、この種の天端出し補助具については、レベル表示具のネジ部が容易に取り付けることができて、レベル表示具の位置調整も容易に行えるものである必要がある。
そこで、本発明者等は、この種の天端出し補助具を縦筋に取り付けるにあたって、その位置決めが簡単で、手作業でも簡単に取り付けることができて、しかも、その取付後の位置が変化しにくいようにするにはどうしたらよいか、さらには、レベル表示具のこの種の天端出し補助具に対する取付や位置調整を容易にするにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
すなわち、本発明が第一に目的とするところは、縦筋に対する位置決めが容易で、手作業でも簡単に取り付けることができて、しかも、その取付後の位置を変化しにくいようにすることのできる天端出し補助具を提供することにある。
また、本発明が第二に目的とするところは、上記第一の目的が達成できて、レベル表示具の取付や位置調整、その位置での固定を容易に行える天端出し補助具を提供することにある。
以上の課題を解決するための第1の特徴は、後述する実施形態の説明中で使用する符号を付して説明すると、
「生コンの打設高さを示す目印21と、生コンの上に水平面を形成すべく施工されるレべリング材の高さを示す目印22とを有するレベル表示具20を、上下動可能に支持しながら縦筋31に取り付けるための天端出し補助具10であって、
縦筋31の外周面に挟持される縦筋挟持部材11と、この縦筋挟持部材11に一体化されてレベル表示部材20を上下動可能に支持する支持部材12と、縦筋挟持部材11または支持部材12に、縦筋31の上端に当接する当接部14を形成したことを特徴とする天端出し補助具10」
である。
この第1の特徴の天端出し補助具10は、例えば合成樹脂等を材料として、図1、図7、図9または図14に示すように、縦筋31を挟持することになる縦筋挟持部材11と、レベル表示具20を上下動可能に支持することになる支持部材12とを備えたものとして、両者が一体的に繋がるように成形されるものである。また、この第1の特徴の天端出し補助具10では、図1、図7、図9、または図14に示すように、上記縦筋挟持部材11または支持部材12に、縦筋31の上端に当接する当接部14を形成したものである。
縦筋挟持部材11は、図1、図7、図9、または図14に示すように、当該天端出し補助具10を縦筋31に当接させて押し込んだとき、その弾性力によって開くことのできる縦方向の開口を形成したものである。このため、この開口内に縦筋31を嵌めるようにしながら、当該天端出し補助具10を縦筋31に向けて押し込めば、当該天端出し補助具10の縦筋31に対する取付が完了するのである。
換言すれば、この第1の特徴の天端出し補助具10は、縦筋挟持部材11の開口の開口端を弾性変形により拡大させつつ縦筋31を嵌め込む、という簡単な操作で縦筋31に対する固定操作が行えるのである。勿論、縦筋31が開口内に完全に嵌まり込めば、縦筋挟持部材11の開口の開口端は弾性変形で元に戻り、縦筋挟持部材11は縦筋31を完全に包み込んだ状態で縦筋31に固定される。このため、縦筋挟持部材11の内径より大きい直径を有した縦筋31であれば、直径が異なる縦筋31に対しても、この縦筋31に対する当該天端出し補助具10の固定はできることになる。
以上のような当該天端出し補助具10の縦筋31に対する取付け作業をするに当たって、あるいは後に、当然、支持部材12にレベル表示具20を仮止めしておくのであるが、支持部材12は、レベル表示部材20を上下動可能に支持するものであるから、当該天端出し補助具10を縦筋31に取付けた後に、支持部材12に対するレベル表示具20の位置調整を行うのである。後述する実施形態では、レベル表示具20は支持部材12に対して螺進螺退させることによってその目印21及び目印22の、設計基礎面に対する位置調整がなされる。この支持部材12に対するレベル表示具20の位置調整作業も、縦筋31等が組み込まれている型枠の上方開口に作業者が手を差し延べることにより行える。
以上の結果、支持部材12にレベル表示具20が取り付けられ、これらが互いに密着し合って支持部材12の内径がこれ以上狭められない状態においては、縦筋挟持部材11の内径を広げようとする力に対する反力がより大きいものとなる。この反力の増大により弾性変形後の復元力がさらに高められ、縦筋挟持部材11によって縦筋31を強固に挟み込むことができるとともに、縦筋31に対する弾性変形によって縦筋挟持部材11の内径が広がったままの状態となることを抑制できるのである。従って、縦筋31に固定された後の縦筋31に対する縦筋挟持部材11、つまり天端出し補助具10の位置ズレを抑制することができるのである。
ここで、この第1の特徴の天端出し補助具10では重要なことがあるが、それは、縦筋31の上端に当接する当接部14が、縦筋挟持部材11または支持部材12に形成してあることである。
当接部14は、当該天端出し補助具10を縦筋31に取り付けるに当たって、その取付け位置の調整または決定を自動的に、つまり作業者が目で確認しなくても行えるようにするものである。換言すれば、作業者が縦筋挟持部材11を縦筋31に向けて押し込んだときに、縦筋31に当接できないときは、当接部14が縦筋31に当たっていることを示し、天端出し補助具10の取付け位置が低すぎることを示す。このことは、作業者が当該天端出し補助具10の位置を目で確かめなくとも、手の感触だけで確認できる。
これに対して、作業者が縦筋挟持部材11を縦筋31に向けて押し込んだときに、縦筋31が縦筋挟持部材11に当接したとしても、天端出し補助具10の位置は高過ぎるかもしれない。そこで、作業者は、当該当接部14が縦筋31の上端に当接するまで天端出し補助具10を押下げれば、正しい位置が決定できる。このことも、作業者が当該天端出し補助具10の位置を目で確かめなくとも、手の感触だけで確認できる。
以上の結果、この天端出し補助具10は、当接部14の存在によって、当該天端出し補助具10全体の縦筋31に対する様子を見なくても、当接部14から受ける感触で縦筋31に対する位置の調整または決定ができるのである。
って、この第1の特徴の天端出し補助具10は、縦筋31に対する位置決めが容易で、手作業でも簡単に取り付けることができて、しかも、その取付後の位置を変化しにくいものとなっているのである。
上記課題を解決するための第2の特徴は、上記第1の特徴の天端出し補助具10について、
「支持部材12は、レベル表示具20を支持する前の平面視において、レベル表示具20のネジ部23の外形より小さい内形の環状部12aと、この環状部12aを拡開可能にする拡開部12bと、を備えたこと」
である。
この第2の特徴の天端出し補助具10では、その支持部材12について、図4〜図7の各(a)に示すように、まず、レベル表示具20を支持する前の平面視において、レベル表示具20のネジ部23の外形より小さい内形の環状部12aとしたものである。つまり、この支持部材12の環状部12aは、レベル表示具20のネジ部23の外周を包み込むことができるように、ネジ部23の軸方向に対する切れ目のない、文字通りの「環状」のものとしたものである。
この支持部材12の環状部12a内にレベル表示具20のネジ部23を捩じ込もうとすると、この環状部12aはネジ部23の外形より小さい内形のものであるから、そのままでは入らない。ところが、この第2の特徴の天端出し補助具10の支持部材12では、上記環状部12aにこれを拡開可能にする拡開部12bを備えているから、この環状部12a内にネジ部23を強制的に捩じ込むと、図4〜図7の各(b)に示すように、支持部材12の環状部12aはこの拡開部12bが広がることによって拡開され、環状部12a内へのネジ部23の捩じ込みが行えることになるのである。
ここで、まず、支持部材12における環状部12aの平面視形状については、図4〜図8に示すように、種々なものがあり得るが、この環状部12aの平面形状としては、図4では「楕円」であり、図5では「多角形状」であり、図6から図8では「円」である。特に、図5に例示した「多角形状」は「六角形」であるが、「三角形」でも、「四角形」でも、さらには、他の多角形であってもよい。この場合、できるだけ「正多角形」にすると、レベル表示具20のネジ部23による環状部12aの押し広げを行う際に、広げる力が均等になってよい。
この環状部12aの平面形状に応じて、拡開部12bとしては、次のような部分になる。環状部12aが楕円となる場合には、拡開部12bは、この楕円の図4に示す軸方向の端部になるし、環状部12aが多角形の場合には、図5に示すように各辺になる。これに対して、図6〜図8に示すように、拡開部12bを環状部12aに積極的に形成する場合もあり得る。
拡開部12bを環状部12aに積極的に形成する場合については、図6及び図7に示すように、単独のものとして形成すれば十分ではあるが、図8の(a)に示すような均等ではない2箇所に形成して実施してもよい。勿論、図8の(b)に示すように、拡開部12bを6箇所の多数の位置に形成してもよいし、図8の(c)に示すように、内側に突出するものと外側に突出するものとの種類の異なる拡開部12bを複数形成して実施してもよいものである。
なお、ネジ部23の先端は、一般的には先細り形状に形成されているから、当該ネジ部23の環状部12a内への最初の差込は容易に行えるようになっている。また、後述する実施形態に係る天端出し補助具10では、その支持部材12について、「雄ネジ」であるネジ部23が捩じ込まれる「雌ネジ」として形成してあるのではなく、「雄ネジ」の一部が係合すれば十分ネジの役目を果たす部分ネジ12cを形成したものであり、この支持部材12に対するネジ部23の捩じ込みが容易に行えるようになっている。
この第2の特徴の天端出し補助具10において、その支持部材12が上記のように構成してあることから、その環状部12a内へのネジ部23の捩じ込みが容易に行えるものとなっているだけでなく、捩じ込み力によって拡開した各拡開部12bの弾力性によって、図4〜図7の各(b)に示すように、環状部12aの内面はレベル表示具20のネジ部23を弾発的に保持していることになる。支持部材12は、その環状部12aの内面でレベル表示具20のネジ部23を弾発的に保持するから、縦筋31に取り付けられた当該天端出し補助具10に対するレベル表示具20の位置はズレないことになるのである。
従って、この第2の特徴の天端出し補助具10は、上記第1の特徴のそれと同様な機能を発揮する他、支持部材12によってレベル表示具20の取付けや位置調整、その位置でのレベル表示具20の固定も容易に行えるものとなっているのである。
また、上記課題を解決するための第3の特徴は、上記第2の特徴の天端出し補助具10について、
「拡開部12bは、レベル支持具20のネジ部23の外周に対して等分位置に配置される複数のものとしたこと」
である。
この第3の特徴の天端出し補助具10では、その支持部材12を構成している拡開部12bが、レベル支持具20のネジ部23の外周に対して等分位置で複数存在しているものであるが、上述したように、拡開部12bは、環状部12a内にネジ部23を強制的に捩じ込むと、図4〜図7の各(b)に示すように、広がることによって拡開され、環状部12a内へのネジ部23の捩じ込みを可能にするものであった。
このとき、拡開される拡開部12bが、レベル支持具20のネジ部23の外周に対して等分位置で複数存在していれば、その拡開はネジ部23の外周に対して等分位置で複数行われることになり、環状部12a全体としての拡開は、ネジ部23に無理な力を与えることなく均等に行われることになって、当該支持部材12に対するレベル表示具20の取付けや位置調整、その位置での固定も容易かつ均等に行えることになる。
従って、この第3の特徴の支持部材12では、上記第2の特徴のそれと同様な機能を発揮する他、支持部材12の環状部12aにおける拡開が均等に行えるものとなっているのである。
さらに、上記課題を解決するための第4の特徴は、上記2またはの特徴の天端出し補助具10について、
「拡開部12bは、環状部12aの内側に突出するものであること」
である。
この第4の特徴の天端出し補助具10では、その支持部材12の拡開部12bについて、図6に示すように、環状部12aの内側に突出するようにしたものであるが、この突出させる方法としては、環状部12aの一部を軸芯に向けて押し込むことが挙げられる。勿論、このように拡開部12bを環状部12aの内側に突出させた状態では、環状部12aの内形は、レベル表示具20を支持する前の平面視において、図6の(a)中の仮想線にて示したレベル表示具20のネジ部23の外形より小さくなっている必要がある。
このような環状部12aの内側に突出する拡開部12bを有する支持部材12に対して、レベル表示具20のネジ部23を捩じ込んだ場合には、拡開部12bの内側突出部分がネジ部23の外周によって押し出されるから、この拡開部12bは、図6の(b)に示すような状態に拡開することになるのである。この拡開部12bの拡開によって、これに両側にて連続している環状部12aも押し広げられるから、当該支持部材12に対するレベル表示具20の取付けは容易に行えるのである。
勿論、環状部12aの内側に突出する拡開部12bを、レベル支持具20のネジ部23の外周に対して等分位置で複数形成すれば、その拡開はネジ部23の外周に対して等分位置で複数行われることになり、環状部12a全体としての拡開は、ネジ部23に無理な力を与えることなく均等に行われることになって、当該支持部材12に対するレベル表示具20の取付けや位置調整、その位置での固定も容易かつ均等に行えることになる。また、この拡開部12bが図6に示すような一個の場合には、当該支持部材12の部分ネジ12cの対向位置に形成すれば、当該支持部材12に対するレベル表示具20の取付けや位置調整、その位置での固定も容易かつ均等に行える。
従って、この第4の特徴の天端出し補助具10は、上記2またはの特徴のそれと同様な機能を発揮する他、当該支持部材12に対するレベル表示具20の固定を容易かつ均等に行えるものとなっている。
また、上記課題を解決するための第5の特徴は、上記2またはの特徴の天端出し補助具10について、
「拡開部12bは、環状部12aの外側に突出するものであること」
である。
この第5の特徴の天端出し補助具10では、その支持部材12の拡開部12bを、図7に示すように、環状部12aの外側に突出するものとしたものであり、第4の特徴の場合と逆方向に突出するものとしたものである。
この支持部材12の拡開部12bについて、環状部12aの外側に突出させる方法としては、環状部12aの外側から一部を軸芯方向に摘み出すことが挙げられる。勿論、このように拡開部12bを環状部12aの外側に突出させた状態では、環状部12aの内形は、レベル表示具20を支持する前の平面視において、図7の(a)中の仮想線にて示したレベル表示具20のネジ部23の外形より小さくなっている必要がある。
このような環状部12aの外側に突出する拡開部12bを有する支持部材12に対して、レベル表示具20のネジ部23を捩じ込んだ場合には、拡開部12bの外側突出部分がネジ部23の外周によって、図7の(b)に示すような状態に拡開することになるのである。この拡開部12bの拡開によって、これに両側にて連続している環状部12aも押し広げられるから、当該支持部材12に対するレベル表示具20の取付けは容易に行えるのである。
勿論、拡開部12bを等分位置で複数形成すれば、その拡開はネジ部23の外周に対して等分位置で複数行われることになり、環状部12a全体としての拡開は、ネジ部23に無理な力を与えることなく均等に行われることになって、当該支持部材12に対するレベル表示具20の取付けや位置調整、その位置での固定も容易かつ均等に行えることになる。また、この拡開部12bが図7に示すような一個の場合には、当該支持部材12の部分ネジ12cの対向位置に形成すれば、当該支持部材12に対するレベル表示具20の取付けや位置調整、その位置での固定も容易かつ均等に行える。
従って、この第5の特徴の天端出し補助具10は、上記2または3の特徴のそれと同様な機能を発揮する他、当該支持部材12に対するレベル表示具20の固定を容易かつ均等に行えるものとなっている。
上記課題を解決するための第6の特徴は、上記1〜5の特徴のいずれかに記載の天端出し補助具10について、
「当接部14を、縦筋挟持部材11または支持部材12に高さ調整自在に設けたこと」
である。
この第6の特徴の天端出し補助具10にあっては、上述した当接部14自体またはこれに取り付けられる何かを、縦筋挟持部材11または支持部材12に高さ調整自在に設けたものである。この当接部14を、縦筋挟持部材11または支持部材12に高さ調整自在にする方法としては、例えば図12の(a)〜(c)、あるいは図13の(a)または(b)に示すような手段が採用できる。
図12及び図13の各(a)に示す手段は、当接部14に縦筋挟持部材11または支持部材12に挿し込める脚部を形成し、この脚部に縦筋挟持部材11または支持部材12に係止できる係止突起14aを複数設けておくものである。図12の(b)に示す手段は、縦筋挟持部材11または支持部材12にねじ込める本体ネジ14bを設けるものである。そして、図12の(c)及び図13の(b)に示す手段は、縦筋挟持部材11または支持部材12と一体的な当接部14自体に螺進螺退できる別ネジ14cを設けるものである。この別ネジ14cは、縦筋31の上端に当接することにより、当接部14従って天端出し補助具10自体の縦筋31に対する位置決めを間接的に行うものである。
以上のように、当接部14を縦筋挟持部材11または支持部材12に高さ調整自在にしたことによって、縦筋31の上端が設計位置からズレている場合に、このズレ量を調整できるのである。一般に、基礎内に埋設される配筋は、縦筋31の上端が基礎内に完全に埋設されるように設計するのであるが、縦筋31の上端が設計位置に対してズレていると、この縦筋31の上端を基準に取り付けられる天端出し補助具10の取付け位置が上過ぎたり下過ぎたりすることになる。そこで、当接部14を、縦筋挟持部材11または支持部材12に高さ調整自在に設けることによって、上述したように、ズレ量を調整できるようにしたのである。
従って、この第6の特徴の天端出し補助具10は、上記1〜5の特徴のいずれかにのそれと同様な機能を発揮する他、当接部14を縦筋挟持部材11または支持部材12に高さ調整自在に設けることによって、縦筋31の上端の、設計位置からのズレ量を調整できるものとなっている。
また、第7の特徴は、上記1〜6の特徴のいずれかに記載の天端出し補助具10について、
「当接部14を、縦筋31の上端に被せられるものとしたこと」
である。
この第7の特徴の天端出し補助具10では、その当接部14を、図11の(c)または図13に示すように、縦筋31の上端に被せられるものとすることによって、当該天端出し補助具10の縦筋31に対する取付け方法を少し変えるようにしたものである。ここで、この当接部14は、例えば平らなものであってもよいが、ペットボトルのキャップのような、縦筋31の上端を包み込むキャップであってもよい。
さて、この当接部14を、縦筋31の上端に被せられるものとした天端出し補助具10では、その縦筋31に対する取付け作業は、まず、この当接部14を縦筋31の上端に被せることから始めるのである。そうすることによって、作業者がまず行わなければならない当該天端出し補助具10の縦筋31の上端に対する位置決めが、型枠間に見える縦筋31の上端を目指して当接部14を近づけて被せることによって、簡単に行えるのである。
当接部14が縦筋31の上端に被せられれば、その位置で当該天端出し補助具10を縦筋31に向けて押し込むのである。これによって、当該天端出し補助具10の縦筋31に対する位置決めと固定が縦筋挟持部材11によってなされ、しかもこの作業が目で確認しなくても簡単に行えるのである。
従って、この第7の特徴の天端出し補助具10は、上記1〜6の特徴のいずれかのそれと同様な機能を発揮する他、当接部14を縦筋31の上端に被せてから各縦筋挟持部材11による縦筋31への固定を行うことができて、より一層目視による確認を行わなくても良いものとなっている。
また、上記課題を解決するための第8の特徴は、上記1〜7の特徴のいずれかに記載の天端出し補助具10について、
「縦筋挟持部材11または支持部材12に、縦筋31の上部を包み込む包み込み部材15を形成し、この包み込み部材15にその一部を内側に折り込むための折り曲げスリット15aを形成したこと」
である。
この第8の特徴の天端出し補助具10では、図14〜図17に示すように、縦筋挟持部材11のいずれか一方、または支持部材12に、縦筋31の上部を包み込む包み込み部材15を形成したものである。また、この包み込み部材15には、図14及び図15に示すように、その一部を内側に折り込むための折り曲げスリット15aが形成してある。なお、図14及び図15に示す実施形態では、この包み込み部材15の上端に前述して来た当接部14が一体的に形成されるものである。
この包み込み部材15に形成してある各スリット15aは、そのどれかを選択して、その選択したスリット15aより上側の包み込み部材15を縦筋31の上端部側に折り込めるようにしたものである。これにより、選択したスリット15aの下側の包み込み部材15をそのままの位置にして、選択したスリット15aの上側に位置して内側に折り込まれた包み込み部材15の一部分の下面が、図17の(a)に示すように、縦筋31の上端に当接し得ることになるのである。
換言すれば、当該包み込み部材15は、その何れかの折り曲げスリット15aを選択して、当該包み込み部材15のどの部分で縦筋31の上端に当接させ得るのかを自由に選択できるものとなっているのであり、当該包み込み部材15を設けた天端出し補助具10の、縦筋31に対する取付け位置を自由に決定できるものとなっているのである。
従って、この第8の特徴の天端出し補助具10は、上記1〜7の特徴のそれと同様な機能を発揮する他、縦筋31に対する取付け位置の自由度をより高めたものとなっているのである。
また、第9の特徴は、上記第8の特徴の天端出し補助具10について、
「包み込み部材15を、縦筋挟持部材11または支持部材12に高さ調整自在に設けたこと」
である。
この第9の特徴の天端出し補助具10にあっては、上述した包み込み部材15自体またはこれに取り付けられる何かを、第6の特徴における当接部14と同様に、縦筋挟持部材11または支持部材12に高さ調整自在に設けたものである。この包み込み部材15を、縦筋挟持部材11または支持部材12に高さ調整自在にする方法としては、例えば当接部14の場合を示す図12の(a)〜(c)、あるいは図13の(a)または(b)に示すような手段が採用できる。
以上のように、包み込み部材15を縦筋挟持部材11または支持部材12に高さ調整自在にしたことによって、縦筋31の上端が設計位置からズレている場合に、このズレ量を調整できるのである。一般に、基礎内に埋設される配筋は、縦筋31の上端が基礎内に完全に埋設されるように設計するのであるが、縦筋31の上端が設計位置に対してズレていると、この縦筋31の上端を基準に取り付けられる天端出し補助具10の取付け位置が上過ぎたり下過ぎたりすることになる。そこで、包み込み部材15を、縦筋挟持部材11または支持部材12に高さ調整自在に設けることによって、上述したように、ズレ量を調整できるようにしたのである。
従って、この第9の特徴の天端出し補助具10は、上記第8の特徴のそれと同様な機能を発揮する他、包み込み部材15を縦筋挟持部材11または支持部材12に高さ調整自在に設けることによって、縦筋31の上端の、設計位置からのズレ量を調整できるものとなっている。
また、第10の特徴は、上記8またはの特徴の天端出し補助具10について、
「包み込み部材15を、縦筋31の上端に被せられるものとしたこと」
である。
この第10の特徴の天端出し補助具10では、その包み込み部材15を、縦筋31の上端に被せられるものとすることによって、当該天端出し補助具10の縦筋31に対する取付け方法を少し変えるようにしたものである。ここで、この包み込み部材15は、例えば平らなものであってもよいが、ペットボトルのキャップのような、縦筋31の上端を包み込むキャップであってもよい。
さて、この包み込み部材15を、縦筋31の上端に被せられるものとした天端出し補助具10では、その縦筋31に対する取付け作業は、まず、この包み込み部材15を縦筋31の上端に被せることから始めるのである。そうすることによって、作業者がまず行わなければならない当該天端出し補助具10の縦筋31の上端に対する位置決めが、型枠間に見える縦筋31の上端を目指して包み込み部材15を近づけて被せることによって、簡単に行えるのである。
包み込み部材15が縦筋31の上端に被せられれば、その位置で当該天端出し補助具10を縦筋31に向けて押し込むのである。これによって、当該天端出し補助具10の縦筋31に対する位置決めと固定が、目で確認しなくても簡単に行えるのである。
この縦筋31の上端に被せられるものとした包み込み部材15に形成してある各スリット15aは、そのどれかを選択して、その選択したスリット15aより上側の包み込み部材15を縦筋31の上端部側に折り込めるようにし、これにより、包み込み部材15による当該天端出し補助具10の縦筋31に対する位置決め調整を行えるようにしたものである。つまり、当該天端出し補助具10の縦筋31に対する位置が少し低い場合に、当該天端出し補助具10を少し持ち上げて、選択したスリット15aの下側の包み込み部材15をそのままの位置にして、選択したスリット15aの上側に位置して内側に折り込まれた包み込み部材15の一部分の下面が、図17の(a)に示すように、縦筋31の上端に当接し得るように折り込むのである。
換言すれば、当該包み込み部材15は、その何れかの折り曲げスリット15aを選択して、当該包み込み部材15のどの部分で縦筋31の上端に当接させ得るのかを自由に選択できるものとなっているのであり、当該包み込み部材15を設けた天端出し補助具10の、縦筋31に対する取付け位置を自由に調整できるものとなっているのである。
従って、この第10の特徴の天端出し補助具10は、上記8または9の特徴のそれと同様な機能を発揮する他、包み込み部材15を縦筋31の上端に被せてから各縦筋挟持部材11による縦筋31への固定を行うことができて、より一層目視による確認を行わなくても良いものとなっている。
上記課題を解決するための第11の特徴は、上記8〜10の特徴のいずれかに記載の天端出し補助具10について、
「折り曲げスリット15aを、縦筋31の軸方向に対して直角に形成したこと」
である。
この第11の特徴の天端出し補助具10では、その折り曲げスリット15aを、縦筋31の軸方向に対して直角に形成したものであり、これによって、いずれかのスリット15aで折り込まれた包み込み部材15の下面が縦筋31の上端に線状に当接することになる。従って、当該天端出し補助具10を、いずれかのスリット15aで折り込まれた包み込み部材15の下面が縦筋31の上端に当接するまで押下げたとき、包み込み部材15の折り込まれた部分が線状に当接することによって変形やネジレを生ずることはなく、天端出し補助具10の縦筋31に対する位置決めをより確実に行うことになる。
従って、この第11の特徴の天端出し補助具10は、上記8から10の特徴のそれと同様な機能を発揮する他、縦筋31に対する位置決めがより確実に行えるものとなっているのである。
さらに、第12の特徴は、上記8〜11の特徴のいずれかに記載の天端出し補助具10について、
「包み込み部材15の内面または外面に、折り曲げスリット15aの内方への折り込みを容易にする折り込みスリット15bを形成したこと」
である。
上記第11の特徴の天端出し補助具10にあっては、その包み込み部材15について、スリット15aを選択することによって、この選択されたスリット15aより上の部分が縦筋31上側に折り曲げられるのであったが、この折り曲げの補助が行えるものがあると、折り曲げはし易い。この折り曲げをし易くしているのが、例えば図17に示すような位置に形成した折り込みスリット15bである。
この折り込みスリット15bは、何れかのスリット15aで包み込み部材15を折り曲げるあるいは折り込む際に、その作業を助けるものであって、包み込み部材15を折り取ってしまうものではないから、その内側あるいは底部に「ヒンジ部分」を残す「溝」として形成されるものである。勿論、この折り込みスリット15bは、スリット15aでの折り曲げまたは折り込みを助けるだけのものであるから、図90に示すように、包み込み部材15の外面に形成することもあれば、包み込み部材15の内面に形成することもあるものである。
従って、この第12の特徴の天端出し補助具10は、上記8〜11の特徴のそれと同様な機能を発揮する他、折り込みスリット15bの存在によって選択されたスリット15aでの折り曲げまたは折り込みがより一層し易くなっているのである。
以上、説明した通り、本発明においては、
「生コンの打設高さを示す目印21と、生コンの上に水平面を形成すべく施工されるレべリング材の高さを示す目印22とを有するレベル表示具20を、上下動可能に支持しながら縦筋31に取り付けるための天端出し補助具10であって、
縦筋31の外周面に挟持される縦筋挟持部材11と、この縦筋挟持部材11に一体化されてレベル表示部材20を上下動可能に支持する支持部材12と、縦筋挟持部材11または支持部材12に、縦筋31の上端に当接する当接部14を形成したこと」
にその構成上の主たる特徴があり、これにより、縦筋31に対する位置決めが容易で、手作業でも簡単に取り付けることができて、しかも、その取付後の位置を変化しにくいようにすることのできる天端出し補助具10を提供することができるのである。
本発明に係る天端出し補助具10と、その支持部材12にレベル表示具20を取付けた状態を示す斜視図である。 同天端出し補助具10を示すもので、(a)は支持部材12に当接部14を取付けたときの拡大平面図、(b)は縦筋挟持部材11に当接部14を取付けたときの拡大平面図である。 同天端出し補助具10の包み込み部材15を有する例を示す斜視図である。 本発明に係る天端出し補助具10の支持部材12の環状部12aが楕円形状であって、これが拡開部12bを有する場合の例を示すもので、(a)はレベル表示具20を挿入する前の平面視形状を示す拡大平面図、(b)はレベル表示具20を挿入した後の平面視形状を示す拡大平面図である。 同支持部材12の環状部12aが多角形状であって、これが拡開部12bを有する場合の例を示すもので、(a)はレベル表示具20を挿入する前の平面視形状を示す拡大平面図、(b)はレベル表示具20を挿入した後の平面視形状を示す拡大平面図である。 同支持部材12が内側に突出する拡開部12bを有する場合の例を示すもので、(a)はレベル表示具20を挿入する前の平面視形状を示す拡大平面図、(b)はレベル表示具20を挿入した後の平面視形状を示す拡大平面図である。 同支持部材12が外側に突出する拡開部12bを有する場合の他の例を示すもので、(a)はレベル表示具20を挿入する前の平面視形状を示す拡大平面図、(b)はレベル表示具20を挿入した後の平面視形状を示す拡大平面図である。 同天端出し補助具10の支持部材12が拡開部12bを有する場合のさらに他の例を示すもので、(a)はレベル表示具20を挿入する前の2つの外側に突出する拡開部12bを有する支持部材12の拡大平面図、(b)はレベル表示具20を挿入した前の多数の外側に突出する拡開部12bを有する支持部材12の拡大平面図、(c)はレベル表示具20を挿入した前の多数の種類の異なる拡開部12bを有する支持部材12の拡大平面図である。 本発明に係る天端出し補助具10と、その支持部材12にレベル表示具20を取付けた状態を示す斜視図である。 同天端出し補助具10を示すもので、(a)は支持部材12に当接部14を取付けたときの拡大平面図、(b)は縦筋挟持部材11に当接部14を取付けたときの拡大平面図である。 同天端出し補助具10を示すもので、(a)は支持部材12に当接部14を取付けたときの斜視図、(b)は縦筋挟持部材11に棒状の当接部14を取付けたときの斜視図、(c)は当接部14を縦筋31の上端に被せられるようにしたときの斜視図である。 同天端出し補助具10に使用される高さ調整可能な当接部14を示すもので、(a)は係止突起14aを有する場合の拡大斜視図、(b)は本体ネジ14bを有する場合の拡大斜視図、(c)は別ネジ14cを有する場合の拡大斜視図である。 同当接部14を縦筋31の上端に被せられるようにしたときを示すもので、(a)は係止突起14aを有する場合の拡大斜視図、(b)は別ネジ14cを有する場合の拡大斜視図である。 同天端出し補助具10の包み込み部材15を有する例を示す斜視図である。 同天端出し補助具10を示すもので、(a)は側面図、(b)は正面図である。 同天端出し補助具10の拡大平面図である。 同天端出し補助具10を示すもので、(a)は包み込み部材15の一部を縦筋31の上端側へ折り込んだ場合の平面図、(b)は同部分正面図である。
次に、以上のように構成した各請求項に係る発明を、図面に示した実施の形態である天端出し補助具10について説明するが、この実施形態の天端出し補助具10は、上記各請求項に係る発明の全てを含むものである。また、この実施形態に係る天端出し補助具10は、レベル表示具20を縦筋31に対して取り付ける補助を行うものであるが、この補助対象であるレベル表示具20について先に説明する。
レベル表示具20は、特許文献1にも示されているようなもので、図1、図3、図9、及び図14に示したように、その下部の殆どを天端出し補助具10側の支持部材12にネジ込まれるネジ部23と、その上側に形成されて、生コンの打設高さを示す目印21と、生コンの上に水平面を形成すべく施工されるレべリング材の高さを示す目印22とを有するものである。このレベル表示具20のネジ部23は、図15の(b)に示したように、支持部材12内の筒穴自体と、この筒穴内に突出形成した部分ネジ12cとによって、支持部材12に対して螺進螺退自在に組み込まれるものである。
なお、生コンを打設した上に流し込まれるレベリング材の厚さは、殆どの基礎において変わらないから、コンクリート表面を示す目印21と、レベリング材の表面を示す目印22との寸法も、殆ど変わらない。レベリング材は、これによってコンクリート表面に水平面を形成するためだけに使用されるものだからである。
以上のような目印21を保持するための、本発明の実施形態である天端出し補助具10は、図1〜図17に示したようなものであるが、例えば合成樹脂を材料として一体成形されるものである。また、この天端出し補助具10は、図1や図9等に示したように、上述したレベル表示具20を、上下動可能に支持しながら縦筋31に取り付けることを、その基本使命とするものである。
この天端出し補助具10は、図1〜図17に示したように、縦筋挟持部材11と、この縦筋挟持部材11に一体化される支持部材12と、縦筋挟持部材11または支持部材12に、縦筋31の上端に当接する当接部14と、を備えたものである。
縦筋挟持部材11は、図1、図3、図9、及び図14に示したように、縦筋31の外周面に挟持されるものであり、その一部に縦方向で1つの開口を有し、内部には縦筋31が収納できる丸穴を形成したものである。勿論、この縦筋挟持部材11内への縦筋31の挿入を容易にするために、図14に示したように、開口の周囲に互いに外側に開いた案内部11aを形成することがある。
換言すれば、当該天端出し補助具10は、この縦筋挟持部材11の縦方向に開いている開口から縦筋31を強制的に押し込んで、この縦筋31を縦筋挟持部材11の丸穴内に収納することによって、縦筋31に対する取付が完了するものである。縦筋挟持部材11は、これを構成している合成樹脂の弾性力によって、縦筋31が挿入された後に、図10に示したような状態に復帰するものであるから、縦筋31の外周面にしかりと密着して縦筋31の保持を確実に行うのである。従って、縦筋31の直径が図10に示した縦筋挟持部材11の丸穴の直径より大きいものであれば、当該天端出し補助具10は、どのような縦筋31への取付けもできる。
縦筋挟持部材11に一体化されてレベル表示部材20を上下動可能に支持することになる支持部材12は、前述したレベル表示具20を高さ調整自在に支持するものであり、本実施形態に係る天端出し補助具10では、縦筋挟持部材11の開口に近い側面に一体化してある。本実施形態の天端出し補助具10では、図1、図3、図9〜図14に示したように、縦筋31の上部側に連結される横筋を避けるためと、レベル表示具20の保持を横筋より高い位置で行うために、当該支持部材12は縦筋挟持部材11の上部側に一体成形してある。
また、本実施形態のレベル表示具20は、上述したように、螺進螺退によって位置調整が行えるようにしたものであるから、当該支持部材12については、このレベル表示具20下部のネジ部23の挿入が容易に行えるように、図9にも示したように円筒にしてあるとともに、この円筒の側面での僅かな開閉が行えるように、側面に縦方向のスリットが入れてある。そして、上記レベル表示具20の下部のネジ部23を螺進螺退にするための部分ネジ12cが、図15の(b)に示したように形成してある。
また、支持部材12は、図1〜図7に示したように、環状部12aと、これを拡開可能にする拡開部12bとを備えたものとして実施することがある。環状部12aは、レベル表示具20を支持する前の平面視において、例えば図2及び図4の(a)に示したように、レベル表示具20のネジ部23の外形より小さい内形のものとされるものであり、周囲に切れ込みあるいはスリットは形成されていないものである。この実施例での環状部12aは、平面視楕円形状にしたものを例示しているが、これを拡開する拡開部12bを有しているのであれば、卵型でも、他の形状でもよい。
このような支持部材12内にレベル表示具20のネジ部23を捩じ込もうとすると、その環状部12aはネジ部23の外形より小さい内形のものであるから、そのままでは入らないが、この環状部12aにはこれを拡開可能にする拡開部12bが形成してあるから、この環状部12a内にネジ部23を強制的に捩じ込むと、図4〜図7の各(b)に示すように、支持部材12の環状部12aはこの拡開部12bが広がることによって拡開され、環状部12a内へのネジ部23の捩じ込みが行えることになる。
この支持部材12が上記のように構成してあることから、その環状部12a内へのネジ部23の捩じ込みが容易に行えるものとなっているだけでなく、捩じ込み力によって拡開した各拡開部12bの弾力性によって、図4〜図7の各(b)に示すように、環状部12aの内面はレベル表示具20のネジ部23を弾発的に保持する。その結果、支持部材12は、その環状部12aの内面でレベル表示具20のネジ部23を弾発的に保持するから、縦筋31に取り付けられた当該天端出し補助具10に対するレベル表示具20の位置はズレないことになる。
また、上記拡開部12bは、レベル支持具20のネジ部23の外周に対して等分位置に配置される複数のものとされることがある。この拡開部12bは、環状部12a内にネジ部23を強制的に捩じ込むと、図4〜図7の各(b)に示すように、広がることによって拡開され、環状部12a内へのネジ部23の捩じ込みを可能にするものであった。
このとき、拡開される拡開部12bが、レベル支持具20のネジ部23の外周に対して等分位置で複数存在していれば、その拡開はネジ部23の外周に対して等分位置で複数行われることになり、環状部12a全体としての拡開は、ネジ部23に無理な力を与えることなく均等に行われることになって、当該支持部材12に対するレベル表示具20の取付けや位置調整、その位置での固定も容易かつ均等に行えることになる。
さらに、この拡開部12bは、図6に示したように、環状部12aの内側に突出するものや、これとは逆に、図7に示したように、環状部12aの外側に突出するものがある。
この拡開部12bについて、環状部12aの内側に突出するようにしたものとする方法としては、環状部12aの一部を軸芯に向けて押し込むことが挙げられ、環状部12aの外側に突出させる方法としては、環状部12aの外側から一部を軸芯方向に摘み出すことが挙げられる。勿論、このように拡開部12bを環状部12aの内または外に突出させた状態では、環状部12aの内形は、レベル表示具20を支持する前の平面視において、図6または図7の各(a)中の仮想線にて示したレベル表示具20のネジ部23の外形より小さくなっている必要がある。
このような環状部12aの内側または外側に突出する拡開部12bを有する支持部材12に対して、レベル表示具20のネジ部23を捩じ込んだ場合には、拡開部12bの内側または外側突出部分がネジ部23の外周によって押し出されるから、この拡開部12bは、図6または図7の各(b)に示すような状態に拡開することになるのである。この拡開部12bの拡開によって、これに両側にて連続している環状部12aも押し広げられるから、当該支持部材12に対するレベル表示具20の取付けは容易に行えるのである。
勿論、環状部12aの内側または外側に突出する拡開部12bを、レベル支持具20のネジ部23の外周に対して等分位置で複数形成すれば、その拡開はネジ部23の外周に対して等分位置で複数行われることになり、環状部12a全体としての拡開は、ネジ部23に無理な力を与えることなく均等に行われることになって、当該支持部材12に対するレベル表示具20の取付けや位置調整、その位置での固定も容易かつ均等に行えることになる。また、この拡開部12bが図6に示すような一個の場合には、当該支持部材12の部分ネジ12cの対向位置に形成すれば、当該支持部材12に対するレベル表示具20の取付けや位置調整、その位置での固定も容易かつ均等に行える。
ところで、支持部材12における環状部12aの平面視形状については、図4〜図8に示したように、種々なものがあり得る。例えば図4では、この環状部12aの平面形状としては、「楕円」であり、図5では「多角形状」であり、図6から図8では「円」である。特に、図5に例示した「多角形状」は「六角形」であるが、「三角形」でも、「四角形」でも、さらには、他の多角形であってもよい。この場合、できるだけ「正多角形」にすると、レベル表示具20のネジ部23による環状部12aの押し広げを行う際に、広げる力が均等になってよい。
この環状部12aの平面形状に応じて、拡開部12bとしては、次のような部分になる。環状部12aが楕円となる場合には、拡開部12bは、この楕円の図4に示した軸方向の端部になるし、環状部12aが多角形の場合には、図5に示したように各辺になる。これに対して、図6〜図8に示したように、拡開部12bを環状部12aに積極的に形成する場合もあり得る。
拡開部12bを環状部12aに積極的に形成する場合については、図6及び図7に示したように、単独のものとして形成すれば十分ではあるが、図8の(a)に示したような均等ではない2箇所に形成して実施してもよい。勿論、図8の(b)に示したように、拡開部12bを6箇所の多数の位置に形成してもよいし、図8の(c)に示したように、内側に突出するものと外側に突出するものとの種類の異なる拡開部12bを複数形成して実施してもよいものである。
さらに、各拡開部12bを環状部12aに形成するに際しては、例えば図7に例示したように、当該拡開部12bの肉厚(平面視した時の厚さ)を、環状部12aのそれよりも薄くすると良い。何故なら、当該拡開部12bの拡開が環状部12a自体の変形よりし易くなって、当該拡開部12bの機能を十分かつ確実に果たさせることができるからである。
前述した部分ネジ12cは、支持部材12内に挿入されたレベル表示具20のネジ部23が螺合されたとき、その谷部内に係合されるものである。そして、この部分ネジ12cのレベル表示具20側への螺合と、支持部材12によるレベル表示具20の包み込み案内とによって、レベル表示具20の支持部材12に対する螺進螺退がなされるのである。
以上の結果、支持部材12にレベル表示具20が取り付けられ、これらが互いに密着し合って支持部材12の内径がこれ以上狭められない状態においては、縦筋挟持部材11の内径を広げようとする力に対する反力がより大きいものとなる。この反力の増大により弾性変形後の復元力がさらに高められ、縦筋挟持部材11によって縦筋31を強固に挟み込むことができるとともに、縦筋31に対する弾性変形によって縦筋挟持部材11の内径が広がったままの状態となることを抑制できるのである。従って、縦筋31に固定された後の縦筋31に対する縦筋挟持部材11、つまり天端出し補助具10の位置ズレを抑制することができるのである。
そして、この実施形態に係る天端出し補助具10においては、図9〜図17に示したように、縦筋挟持部材11または支持部材12に、縦筋31の上端に当接する当接部14が形成してある。この当接部14は、図10の(a)及び(b)に示したように、上述した縦筋挟持部材11の丸穴の上方に位置するものであり、これによって、当該天端出し補助具10を適宜に位置に取付けたとき、図9または図14に示したように、縦筋31の上端に当接することになるものである。
この当接部14の形成方法は種々考えられるものであり、図10の(a)に示した例では、上述した支持部材12の側面に一体化したものであり、図10の(b)に示した例では、上述した縦筋挟持部材11の上部に一体化したものである。また、この当接部14は、図11の(a)に示したように、上述した支持部材12の側面上端に一体化して、支持部材12の状端部が縦筋31の上端とほぼ同じ位置になるようにすることにより、縦筋挟持部材11に対する支持部材12の一体化位置を同じとなるようにして、天端出し補助具10全体の剛性を高めるようにすることができる。さらに、この当接部14は、図11の(b)に示したように、縦筋挟持部材11の側面に一体化もしくはモールドされる別部材である線材によって形成することもできるものである。また、図11の(c)に示したように、当接部14を縦筋31の上端に被せられるようにしても良い。
この当接部14は、図12の(a)〜(c)、及び図13の(a)〜(b)に示したように、縦筋挟持部材11または支持部材12に高さ調整自在に設ける手段を有したものとなされることもある。図12の(a)に示した手段は、当接部14に縦筋挟持部材11または支持部材12に挿し込める脚部を形成し、この脚部に縦筋挟持部材11または支持部材12に係止できる係止突起14aを複数設けたものである。図12の(b)に示した手段は、縦筋挟持部材11または支持部材12にねじ込める本体ネジ14bを設けたものである。そして、図12の(c)及び図13の(b)に示した手段は、縦筋挟持部材11または支持部材12と一体的な当接部14自体に螺進螺退できる別ネジ14cを設けたものである。この別ネジ14cは、縦筋31の上端に当接することにより、当接部14従って天端出し補助具10自体の縦筋31に対する位置決めを間接的に行うものである。特に、図13の(a)〜(b)に示したように、当接部14については、縦筋31の上端に被せられるようにしたものである。
さらに、この当接部14は、例えばキャップのような形状にすることにより、縦筋31の上端に被せられるものとして形成しても実施される。この当接部14を、縦筋31の上端に被せられるものとした天端出し補助具10では、その縦筋31に対する取付け作業を、この当接部14を縦筋31の上端に被せることから始めることができる。これによって、作業者がまず行わなければならない当該天端出し補助具10の縦筋31の上端に対する位置決めが、型枠間に見える縦筋31の上端を目指して当接部14を近づけて被せることによって、簡単に行えることになるのである。
そして、本発明に係る天端出し補助具10は、図14〜図17に示したように、縦筋挟持部材11のいずれか一方または支持部材12に形成されて、縦筋31の上部を包み込む包み込み部材15と、この包み込み部材15に形成されてその一部を内側に折り込むための折り曲げスリット15aと、この折り曲げスリット15aの内方への折り込みを容易にする折り込みスリット15bとを有したものとされることもある。その他の部材については、上述して来たものと同様であるので、図14〜図17中に同一符号を付して、その説明は省略する。
包み込み部材15に形成してある各スリット15aは、そのどれかを選択し、その選択したスリット15aより上側の包み込み部材15を縦筋31の上端部側に折り込めるようにするものである。これにより、選択したスリット15aの下側の包み込み部材15をそのままの位置にして、選択したスリット15aの上側に位置して内側に折り込まれた包み込み部材15の一部分の下面を、図17に示したように、縦筋31の上端に当接し得るようにするものである。
換言すれば、何れかの折り曲げスリット15aを選択して、当該包み込み部材15のどの部分で縦筋31の上端に当接させ得るのかを自由に選択できるのであり、当該包み込み部材15を設けた天端出し補助具10の、縦筋31に対する取付け位置が自由に決定できるのである。
この折り曲げスリット15aは、縦筋31の軸方向に対して直角に形成したものであれば、これによって折り込まれた包み込み部材15の下面が縦筋31の上端に線状に当接することになる。このとき、当該天端出し補助具10を、いずれかのスリット15aで折り込まれた包み込み部材15の下面が縦筋31の上端に当接するまで押下げたとき、包み込み部材15の折り込まれた部分が線状に当接することによって変形やネジレを生ずることはなく、天端出し補助具10の縦筋31に対する位置決めがより確実となる。
また、包み込み部材15の内面または外面に折り込みスリット15bを形成しておけば、この折り込みスリット15bによって、各スリット15aにおける折り曲げの補助が行えることになるものである。つまり、この折り込みスリット15bは、何れかのスリット15aで包み込み部材15を折り曲げるあるいは折り込む際に、その作業を助けるものであって、包み込み部材15を折り取ってしまうものではないから、その内側あるいは底部に「ヒンジ部分」を残す「溝」として形成されるものである。勿論、この折り込みスリット15bは、スリット15aでの折り曲げまたは折り込みを助けるだけのものであるから、図17の(a)に示したように、包み込み部材15の外面に形成することもあれば、包み込み部材15の内面に形成することもあるものである。
10 天端出し補助具
11 縦筋挟持部材
11a 案内部
12 支持部材
12a 環状部
12b 拡開部
12c 部分ネジ
14 当接部
14a 係止突起
14b 本体ネジ
14c 別ネジ
15 包み込み部材
15a 折り曲げスリット
15b 折り込みスリット
20 レベル表示具
21 目印
22 目印
31 縦筋

Claims (11)

  1. 生コンの打設高さを示す目印と、生コンの上に水平面を形成すべく施工されるレべリング材の高さを示す目印とを有するレベル表示具を、上下動可能に支持しながら縦筋に取り付けるための天端出し補助具であって、
    前記縦筋の外周面に挟持される縦筋挟持部材と、この縦筋挟持部材に一体化されてレベル表示部材を上下動可能に支持する支持部材と、前記縦筋挟持部材または支持部材に、前記縦筋の上端に当接する当接部を形成し
    前記当接部を、前記縦筋挟持部材または支持部材に高さ調整自在に設けたことを特徴とする天端出し補助具。
  2. 前記支持部材は、前記レベル表示具を支持する前の平面視において、前記レベル表示具のネジ部の外形より小さい内形の環状部と、この環状部を拡開可能にする拡開部と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の天端出し補助具。
  3. 前記拡開部は、前記レベル支持具のネジ部の外周に対して等分位置に配置される複数のものとしたことを特徴とする請求項2に記載の天端出し補助具。
  4. 前記拡開部は、前記環状部の内側に突出するものであることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の天端出し補助具。
  5. 前記拡開部は、前記環状部の外側に突出するものであることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の天端出し補助具。
  6. 前記当接部を、前記縦筋の上端に被せられるものとしたことを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の天端出し補助具。
  7. 前記縦筋挟持部材または支持部材に、前記縦筋の上部を包み込む包み込み部材を形成し、この包み込み部材にその一部を内側に折り込むための折り曲げスリットを形成したこと
    を特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載の天端出し補助具。
  8. 前記包み込み部材を、前記縦筋挟持部材または支持部材に高さ調整自在に設けたことを特徴とする請求項に記載の天端出し補助具。
  9. 前記包み込み部材を、前記縦筋の上端に被せられるものとしたことを特徴とする請求項または請求項に記載の天端出し補助具。
  10. 前記折り曲げスリットを、前記縦筋の軸方向に対して直角に形成したことを特徴とする請求項〜請求項のいずれかに記載の天端出し補助具。
  11. 前記包み込み部材の内面または外面に、前記折り曲げスリットの内方への折り込みを容易にする折り込みスリットを形成したことを特徴とする請求項〜請求項10のいずれかに記載の天端出し補助具。
JP2014035212A 2013-10-07 2014-02-26 天端出し補助具 Active JP6317136B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014035212A JP6317136B2 (ja) 2013-10-07 2014-02-26 天端出し補助具

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013209866 2013-10-07
JP2013209866 2013-10-07
JP2014035212A JP6317136B2 (ja) 2013-10-07 2014-02-26 天端出し補助具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015096693A JP2015096693A (ja) 2015-05-21
JP6317136B2 true JP6317136B2 (ja) 2018-04-25

Family

ID=53374095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014035212A Active JP6317136B2 (ja) 2013-10-07 2014-02-26 天端出し補助具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6317136B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56164214A (en) * 1980-05-19 1981-12-17 Ohashi Shoji Kk Loosening-proof nut
JPH06229411A (ja) * 1992-10-29 1994-08-16 M H Center:Kk 弾性締結雌螺子
JP3712201B2 (ja) * 2002-06-24 2005-11-02 丸井産業株式会社 コンクリート天端表示具
JP3649724B2 (ja) * 2003-07-30 2005-05-18 強 渡邉 住宅基礎の天端レベル管理具
JP5687406B2 (ja) * 2008-03-06 2015-03-18 株式会社東海建商 天端出し治具
JP5271878B2 (ja) * 2009-11-18 2013-08-21 株式会社エヌ・エス・ピー 天端出し補助具
US8544182B2 (en) * 2010-09-29 2013-10-01 Kck Inventions, Llc Assembly for leveling new concrete and sub-grade
JP2015052219A (ja) * 2013-09-06 2015-03-19 株式会社Nsp Ks 天端出し補助具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015096693A (ja) 2015-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5271878B2 (ja) 天端出し補助具
JP5622680B2 (ja) 天端出し補助具
JP6317136B2 (ja) 天端出し補助具
JP2015052219A (ja) 天端出し補助具
JP6113875B2 (ja) 天端レベル管理具
JP5879376B2 (ja) 天端出し補助具
JP6441605B2 (ja) 天端出し補助具
KR20170110659A (ko) 치과교정용 확장 나사
KR20080002334U (ko) 스터드형 밴드케이블
JP6574114B2 (ja) 天端出し補助具
KR20170110660A (ko) 치과교정용 확장 나사
JP5124053B1 (ja) コンクリートの天端出し補助具
JP5867693B2 (ja) スネークインサートアンカーボルト
KR101648698B1 (ko) 배관 서포터 및 이의 시공방법
US10167984B2 (en) Pipe connector and pipe-connected embedded box including same
JP6532724B2 (ja) 鉄筋コンクリート構造物及びその構築方法
JP7022425B2 (ja) 治具
KR101129961B1 (ko) 철근 받침대
JP2008025115A (ja) スリーブホルダ
JP3135142U (ja) ラック
JP3940406B2 (ja) 鉄筋用スペーサー
JP2018193770A5 (ja)
JP5740320B2 (ja) 鉄筋用スペーサー
JP7149572B2 (ja) レベル表示具、調節具用の調節補助具及び調節具
US10816127B2 (en) Anti-kink device for a hose

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161101

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170829

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170922

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180306

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180329

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6317136

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250