JP5740320B2 - 鉄筋用スペーサー - Google Patents

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Description

本発明は、鉄筋コンクリートを打設する際に、鉄筋と型枠内面との間隔寸法(被り寸法)を確保するために鉄筋に装着して用いる鉄筋用スペーサーに関する。
上記鉄筋用スペーサーとしては各種のものが提案されており、例えば特許文献1あるいは特許文献2に開示されているように、コンクリートあるいはモルタルからなるスペーサー主部における後端部から装着用線材を片持ち状に延出し、装着用線材の基端屈曲部とスペーサー主部の後端との間に鉄筋を係入して鉄筋用スペーサーを引っ掛け支持するとともに、装着用線材の遊端部を鉄筋に前面側から係止して姿勢を保持するよう構成したものが知られている。
特開2004−270431号公報 特開2009−287343号公報
上記構成の鉄筋用スペーサーは、鉄筋へ容易に装着できるものであるが、装着作業中の不用意な接触や流し込まれるコンクリートから受ける圧力、等によって装着姿勢や装着位置が変化するおそれがあった。
つまり、特許文献1に示された構造においては、横鉄筋に引っ掛け支持された鉄筋用スペーサーが、スペーサー主部の重量によって下方に回動するのを、装着用線材の下方遊端部と縦鉄筋との係合当接によって阻止することで、鉄筋用スペーサーの姿勢を決めるようにしているので、装着作業中に既に装着した鉄筋用スペーサーに不用意に触れて反転回動させてしまうおそれがある。
また、特許文献2に示された構造は、装着用線材を2重に折り曲げた構造にするとともに、片持ち状に延出された装着用線材をL形に屈曲させて、装着用線材の遊端部をスペーサー本体から離れて位置させることで、横鉄筋および縦鉄筋のいずれにも係合装着することができるよう工夫されているのであるが、特許文献1の場合と同様に、鉄筋用スペーサーが鉄筋との係合部位を中心に回動して姿勢が変化するおそれがある。
本発明はこのような実情に着目してなされたものであって、鉄筋への装着を容易に行えるとともに、鉄筋への装着姿勢を安定保持することができる鉄筋用スペーサーを提供することを目的としている。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、本発明は、縦横に交差して組上げられた鉄筋の交差部に装着可能な鉄筋用スペーサーであって、
交差された一方の鉄筋に型枠の設置側である前方に向けて片持ち状に掛けられるスペーサー主部と、
前記スペーサー主部のうち一方の鉄筋に掛けられる部位に一端が固定されて他端側が交差された他方の鉄筋の前方側に当接される装着用線材と、
前記スペーサー主部の側面から突設される部位であって前記装着用線材が当接された前記他方の鉄筋の前方側に近接対向する第1規制部と、を備える
ことを特徴とする。
[作用・効果]本発明によれば、鉄筋用スペーサーが縦横に交差して組上げられた鉄筋の交差部に装着される場合、スペーサー主部が交差された一方の鉄筋に型枠の設置側である前方に向けて片持ち状に掛けられ、装着用線材がスペーサー主部のうち一方の鉄筋に掛けられる部位に一端を固定され、他端側を交差された他方の鉄筋の前方側に当接され、スペーサー主部の側面から突設される第1規制部が装着用線材を当接させた他方の鉄筋の前方側に近接対向される。これにより、交差された一方の鉄筋に引っ掛けられたスペーサー主部が自らの重量により下方に回動するのを交差された他方の鉄筋の前方側に当接している装着用線材によって阻止できる。さらに、スペーサー主部に不用意に触れて上方に反転回動するのを他方の鉄筋の前方側に近接対向する第1規制部によって阻止できる。したがって、鉄筋への装着を容易に行えるとともに、鉄筋への装着姿勢を安定保持することができる。
また、本発明において、前記スペーサー主部の後部の一部から後方に向けて延出する当接部を備え、
前記他方の鉄筋が前記当接部の側面で受け止め支持可能に構成されることが好ましい。
これにより、当接部がスペーサー主部の後部の一部から後方に向けて延出され、交差された他方の鉄筋がこの当接部の側面で受け止め支持されるので、一方の鉄筋に沿って鉄筋用スペーサーが他方の鉄筋側へ向かってズレ動くことをこの当接部の側面で阻止することができる。したがって、コンクリートが勢い良く流し込まれて、一方の鉄筋に沿って鉄筋用スペーサーを他方の鉄筋側へ向けてズレ動かす圧力が大きく作用する場合にも、他方の鉄筋が当接部の側面で受け止め支持されているので、鉄筋用スペーサーが装着位置から横側方にズレ動きにくくなる。
また、本発明において、前記装着用線材は、他端側が途中で屈曲されるとともに他端側の所定部位が前記交差部のうち前記一端が固定される側とは反対側に当接可能に構成されることが好ましい。
これにより、装着用線材は、他端側が途中で屈曲されるとともに他端側の所定部位が交差部のうち装着用線材の一端が固定される側とは反対側に当接するので、一方の鉄筋に沿って鉄筋用スペーサーが他方の鉄筋側から離れる方向にズレ動くことをこの装着用線材の他端側の所定部位で阻止することができる。したがって、コンクリートが勢い良く流し込まれて、一方の鉄筋に沿って鉄筋用スペーサーを他方の鉄筋側から離れる方向にズレ動かす圧力が大きく作用する場合にも、他方の鉄筋がこの装着用線材の他端側の所定部位に当接されているので、鉄筋用スペーサーが装着位置から横側方の両方向にズレ動きにくくなる。
また、本発明において、前記装着用線材は、弾性変形可能な鋼線で構成され、他端側が変位自在に構成されていることが好ましい。
これにより、装着用線材を交差された他方の鉄筋の前方側に当接させる際や、他端側の所定部位を交差部のうち一端が固定される側とは反対側に当接させる際に、他端側を手指で少し押し広げながら装着することができる。また、他端側を押し広げた状態で装着した後でも、他端側が弾性復帰するので、他端側の所定部位を交差部に係合させることができる。したがって、装着作業がさらに容易になり、且つ、横方向にさらにズレ動きにくくなる。
また、本発明において、前記装着用線材は、前記一端が前方へ向けて屈曲形成された状態で前記スペーサー主部のうち一方の鉄筋に掛けられる部位に埋設固定されるとともに、埋設固定された部位も含めて前記交差部の前方側に位置する鉄筋の前端部よりも後方に位置することが好ましい。
これにより、装着用線材は、一端が前方へ向けて屈曲形成された状態でスペーサー主部のうち一方の鉄筋に掛けられる部位に埋設固定されているが、埋設固定された部位も含めて交差部の前方側に位置する鉄筋の前端部よりも後方に位置するので、埋設固定された部位も含めて、交差部の前方側に位置する鉄筋の前端部から型枠の内面までの間に装着用線材が入らない状態(純かぶり状態)を確保することができる。
また、本発明において、前記ペーサ主部の後端と前記当接部との間に凹入段部を形成され、
前記凹入段部は、交差された一方の鉄筋に係合可能に構成されていることが好ましい。
これにより、鉄筋用スペーサーを縦横の鉄筋に装着した状態では、横向き鉄筋に横幅を有する凹入段部が係合することで、鉄筋用スペーサーの起立姿勢が安定維持される。
また、本発明において、前記スペーサー主部の後部側面から第2規制部を突設し、前記第2規制部の後端面を前記スペーサー主部の後端面に一連に連続させてもよい。
これにより、スペーサー主部の後部側面に沿って複数本の鉄筋が並べられる場合、複数本の鉄筋が、第2規制部によって広幅となったスペーサー主部の後端面に横方向に長く支持され、鉄筋用スペーサーの一方の鉄筋周りの回動、および、鉄筋用スペーサーの他方の鉄筋周りの回動が一層効果的に規制される。
また、本発明において、前記第1規制部と第2規制部との間に空隙を形成することが好ましい。
これにより、縦横の鉄筋が連結線で縛りつけ連結されている場合には、連結線の結び目をこの空隙に入り込ませることができ、結び目に邪魔されることなく鉄筋用スペーサーを鉄筋交差箇所に適正に装着することができる。
また、本発明において、前記ペーサ主部は、前記交差部において横向きの横鉄筋に掛けられ、
装着用線材は、前記横鉄筋の後方側で交差する縦向きの縦鉄筋の前方側に当接され、
第1規制部は、前記装着用線材が当接される前記縦鉄筋の前方側に近接対向することが好ましい。
これにより、鉄筋用スペーサーは、例えば横向きに延びる横鉄筋の後方側に交差して縦向きに延びる縦鉄筋が連結されている状態で、鉄筋用スペーサーが縦横に交差して組上げられた鉄筋の交差部に装着される場合、スペーサー主部が横鉄筋に型枠の設置側である前方に向けて片持ち状に掛けられ、スペーサー主部に一端が固定された装着用線材の他端側が交差された縦鉄筋の前方側に入り込んで当接され、スペーサー主部の側面から突設される第1規制部が装着用線材を当接させた縦鉄筋の前方側に近接対向される。これにより、横鉄筋に引っ掛けられたスペーサー主部が自らの重量により下方に回動するのを縦鉄筋に当接している装着用線材によって阻止できるとともに、スペーサー主部に不用意に触れて反転回動するのを縦鉄筋の前方側に近接対向する第1規制部によって阻止できる。したがって、交差部の横鉄筋側に装着される鉄筋用スペーサーの鉄筋への装着姿勢を安定保持できる。
なお、本明細書は、次のような鉄筋用スペーサーに係る発明も開示している。
(1)本発明は、縦横に交差して組上げられた鉄筋に、型枠の設置側である前方に向けて片持ち状に装着される鉄筋用スペーサーであって、
スペーサー主部の後部一部から当接部を後方に向けて延出し、スペーサー主部の後端と前記当接部との間に凹入段部を形成し、
前記凹入段部を、交差された一方の鉄筋に係合可能に構成するとともに、交差された他方の鉄筋を前記当接部の側面で受け止め支持可能に構成し、
前記当接部の側面で受け止め支持された鉄筋の前側に入り込む装着用線材を、前記当接部からスペーサー主部の後端に沿って片持ち状に延出し、
前記装着用線材を、遊端に屈曲部を備えた細長U形に屈曲形成して、そのU形を形成する一方の端辺部分の先端を前記当接部に固定するとともに、U形を形成する他方の端辺部分を変位自在にしてある、
ことを特徴とする。
これによると、例えば、横向きの鉄筋の後側に交差して縦向きの鉄筋が連結されている場合、鉄筋交差箇所の横側において横向き鉄筋に鉄筋用スペーサーの当接部を乗せ掛けるとともに、横向き鉄筋の後方側に装着用線材を位置させる。次に、装着用線材の自由な端辺部分を手指で少し押し広げ、この端辺部分の上端が鉄筋交差箇所より低くなるようにする。この状態のままで、鉄筋用スペーサーを鉄筋交差箇所に近づけるとともに、鉄筋用スペーサーを回動させ、これによって装着用線材における自由な端辺部分の上端を、鉄筋交差箇所を潜って反対側に回り込ませる。その後、当接部の側面を縦向き鉄筋に沿って当接させるとともに、装着用線材の押し広げた端辺部分を自由にし、弾性復帰した端辺部分の上端を鉄筋交差箇所に係合させる。
このように鉄筋用スペーサーを縦横の鉄筋に装着した状態では、横向き鉄筋に横幅を有する凹入段部が係合するとともに、縦向き鉄筋に鉄筋用スペーサーの当接部の側面が当接することで、鉄筋用スペーサーの起立姿勢が安定維持されるとともに、鉄筋用スペーサーが縦向き鉄筋周りに回動することが阻止される。また、鉄筋用スペーサーの当接部が縦向き鉄筋に一側方から当接するとともに、装着用線材の自由な端辺部分の上端が鉄筋交差箇所に他側方から係合することで、鉄筋用スペーサーが横向き鉄筋に沿ってズレ動くことが阻止される。
さらに、装着用線材の屈曲部が縦向き鉄筋に前方から係合することで、鉄筋用スペーサーが横向き鉄筋周りに自重で前倒れ回動することが阻止される。
(2)本発明の他の実施態様では、前記装着用線材を弾性変形可能な鋼線で構成してある。
これによると、装着用線材の自由な端辺部分を弾性変形させて大きく広げ、鉄筋交差箇所を容易に潜らすことができるとともに、この端辺部分を鉄筋交差箇所に弾性押圧させることができ、この弾圧作用によって当接部の側面を鉄筋を押し付けることができ、鉄筋用スペーサーの位置保持機能および姿勢保持機能を一層確実なものにすることができる。
(3)本発明の他の実施態様では、前記当接部の側面で受け止め支持された鉄筋に前側から近接対向する第1規制部を前記当接部の側面から突設してある。
これによると、例えば、横向きの鉄筋の後側に交差して縦向きの鉄筋が連結されている場合、第1規制部の後端面が縦向き鉄筋に前方から近接対向することになるので、装着した鉄筋用スペーサーのスペーサー主部に上向きの力が作用したとしても、第1規制部の後端面と縦向き鉄筋との当接によって一定以上の上向き回動は阻止されることになり、装着した鉄筋用スペーサーに触れる等しても、上向きに大きく反転回動して脱落するようなことはない。
(4)本発明の他の実施態様では、スペーサー主部の後部側面から第2規制部を突設し、第2規制部の後端面をスペーサー主部の後端面に一連に連続させてある。
これによると、横向きの鉄筋が縦向き鉄筋の前側で上下に複数本並べられる場合、下側の鉄筋が、第2規制部によって広幅となったスペーサー主部の後端面に横方向に長く支持され、鉄筋用スペーサーの縦向き鉄筋周りの回動、および、鉄筋用スペーサーの横向き鉄筋周りの前倒れ回動が一層効果的に規制される。
(5)本発明の他の実施態様では、前記第1規制部と第2規制部との間に空隙を形成してある。
これによると、縦横の鉄筋が連結線で縛りつけ連結されている場合には、連結線の結び目をこの空隙に入り込ませることができ、結び目に邪魔されることなく鉄筋用スペーサーを鉄筋交差箇所に適正に装着することができる。
以上のように、本発明によれば、鉄筋への装着を容易に行えるとともに、鉄筋への装着姿勢を安定保持することができる鉄筋用スペーサーを提供することができる。
鉄筋用スペーサーを後方側から見た外観斜視図である。 鉄筋用スペーサーの側面図である。 鉄筋用スペーサーの平面図である。 鉄筋用スペーサーの背面図である。 鉄筋用スペーサーの正面図である。 鉄筋用スペーサーを鉄筋に装着した状態を示す斜視図である。 スペーサー装着状態を示す側面図である。 スペーサー装着状態を示す平面図である。 スペーサー装着状態を示す背面図である。 スペーサー装着手順を示す背面図である。 他の装着形態を示す斜視図である。 成形型の平面図である。 図12におけるd−d断面図である。 図12におけるe−e断面図である。 図12におけるf−f断面図である。 底側から見た成形型の斜視図である。 組合せ連結した成形型群の平面図である。 変形実施例に係る鉄筋用スペーサーの側面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施例の鉄筋用スペーサー1について説明する。なお、以降の説明において、鉄筋用スペーサー1の型枠支持側を前方(図中の符合a)、鉄筋用スペーサー1の鉄筋への装着側を後方(図中の符合b)と呼称する。また、鉄筋用スペーサー1の地面側を下方(図中の符合c)、鉄筋用スペーサー1の地面側とは反対側を上方(図中の符合d)と呼称する。なお、上側、下側、上部、下部などの言葉が指し示す方向も、上記方向に同じ意味で使用する。
図1に本発明に係る鉄筋用スペーサー1を後方から見た斜視図が、図2に鉄筋用スペーサー1の側面図が、図3に鉄筋用スペーサー1の平面図が、図4に鉄筋用スペーサー1の背面図が、さらに、図5に鉄筋用スペーサー1の正面図がそれぞれ示されている。
鉄筋用スペーサー1は、縦向きの鉄筋12と横向きの鉄筋11とを交差して組上げられた鉄筋の交差部のうち鉄筋11に装着可能である。この鉄筋用スペーサー1は、概ね、スペーサー主部2と、スペーサー主部2に一端が固定される装着用線材3とで構成される。
鉄筋用スペーサー1は、具体的には、コンクリートあるいはモルタル等の素材を後述する成型枠に流し込んで固化したものであり、側面視で略扇形に形成された左右に扁平なスペーサー主部2の後部に、装着用線材3を下向き片持ち状に埋設固定した構造となっている。
スペーサー主部2は、鉄筋11に前方に向けて片持ち状に掛けられる。このスペーサー主部2は、前端側ほどその厚さが小さくなるよう形成されており、その円弧状の周面が型枠を当接支持して鉄筋と型枠との間隔を規制する支持面となる。
スペーサー主部2の側面には第1規制部6が突設され、この第1規制部6の後端面は鉄筋12の前方側に近接対向する。
スペーサー主部2の後部上半部が後方に延出されて当接部4が形成されるとともに、鉄筋12が当接部4の側面で受け止め支持される。この当接部4の下面とスペーサー主部2における下半部の後端面との間に、後方および下方に向けて直角に開放された凹入段部5が形成されている。また、凹入段部5の上方には、スペーサー主部2の側面、すなわち当接部4の側面から突出する縦長の第1規制部6が設けられるとともに、凹入段部5の前側には、スペーサー主部2の側面から突出する縦長の第2規制部7が、スペーサー主部2における下半部の後端に沿って設けられている。
装着用線材3は、スペーサー主部2のうち鉄筋11に掛けられる部位に相当する当接部4の下面に一端に相当する端辺部分3aの上端が固定され、他端側に相当する端辺部分3bが鉄筋12の前方側に当接されるものである。この装着用線材3の他端側は、途中で屈曲されるとともに他端側の所定部位である例えば上端が鉄筋交差部のうち一端が固定される側とは反対側に当接するものである。
装着用線材3は、弾性変形可能な鋼線で構成され、他端側が変位自在に構成されている。具体的には、装着用線材3は、適度の弾性を有する鋼線を端辺長さが異なるU形に屈曲して形成されたものであり、その長い端辺部分3aの上部が当接部4の下向き面に埋設固定されて、横側方から見て、装着用線材3の全体がスペーサー主部2における下半部の後端面と平行に対向されている。また、他方の短い端辺部分3bは、長い端辺部分3aの下端から横側方に屈曲され、さらに上向きに屈曲されて、やゝ上拡がり姿勢で上向きに延出されている。
装着用線材3における端辺部分3aの上端部は、前方に屈折して当接部4に埋設されている。これにより、装着用線材3の固定強度が一層高まる。
本発明に係る鉄筋用スペーサー1は以上のように構成されており、鉄筋への装着状態が図5〜図7に示されている。
コンクリート打設箇所に組上げられる鉄筋は、横向きの鉄筋11の後方に縦向きの鉄筋12を交差させて溶接(あるいは連結線で縛りつけ連結)されており、その鉄筋交差箇所近くに鉄筋用スペーサー1が装着される。なお、鉄筋交差箇所は交差部と呼ぶ場合もある。
スペーサー装着に際しては、先ず、図10(a)に示すように、鉄筋交差箇所の横側において横向きの鉄筋11に鉄筋用スペーサー1の当接部4を斜めに乗せ掛けるとともに、鉄筋11の後方側に装着用線材3を位置させる。次に、装着用線材3の短い端辺部分3bを手指で少し押し広げ、この端辺部分3bの上端が鉄筋交差箇所より低くなるようにする。この状態のままで、図10(b)に示すように、鉄筋用スペーサー1を鉄筋交差箇所に近づけるとともに、鉄筋用スペーサー1を起立方向(図10では時計方向)に回動させ、これによって装着用線材3における端辺部分3bの上端を、鉄筋交差箇所を潜って反対側に回り込ませる。その後、当接部4の側面を縦向き鉄筋12に沿って当接させるとともに、装着用線材3の端辺部分3bを自由にし、弾性復帰した端辺部分3bの上端を鉄筋交差箇所の溶接ビードbに係合させる。
このように鉄筋用スペーサー1を縦横の鉄筋11,12に装着した状態では、横向きの鉄筋11に凹入段部5が大きい横幅をもって係合するとともに、縦向きの鉄筋12に鉄筋用スペーサー1の当接部4の側面が当接することで、鉄筋用スペーサー1の起立姿勢が安定維持されるとともに、鉄筋用スペーサー1が縦向きの鉄筋12周りに回動することが阻止される。また、鉄筋用スペーサー1の当接部4が縦向きの鉄筋12に一側方から当接するとともに、装着用線材3の端辺部分3bの上端が鉄筋交差箇所に他側方から係合することで、鉄筋用スペーサー1が横向きの鉄筋11に沿ってズレ動くことが阻止される。
さらに、装着用線材3の屈曲部3cが縦向きの鉄筋12に前方から係合することで、鉄筋用スペーサー1が横向きの鉄筋11周りに自重で前倒れ回動することが阻止される。また、第1規制部6の後面が縦向きの鉄筋12に前方から近接対向しているので、装着した鉄筋用スペーサー1のスペーサー主部2に上向きの力が作用したとしても、第1規制部6の後面と縦向きの鉄筋12との当接によって一定以上の上向き回動は阻止されることになり、装着した鉄筋用スペーサー1に触れる等しても、上向きに大きく反転回動して脱落するようなことはない。
なお、第1規制部6の下端と第2規制部7の上端との間には空隙sが形成されており、鉄筋11,12が連結線で縛りつけ連結されている場合には、連結線の結び目をこの空隙sに入り込ませることができる。
以上のように、鉄筋用スペーサー1を所定の前向き突出姿勢に装着した後、スペーサー主部2の先端に型枠9の内面が当接するように型枠9を組み上げて、生コンクリートを打ち込むことになる。
ここで、凹入段部5が係合する横向きの鉄筋11の前端部に相当する前面から型枠12の内面までの寸法が、打設されたコンクリートの外面から鉄筋11の前面までの被り寸法Lとなる。このとき、当接部4に埋設固定される装着用線材3の端辺部分3aの上端部(屈折された部分)の先端は、鉄筋11の前面よりも後方に位置する。これにより、当接部4に埋設固定された部位も含めて、被り寸法Lの中に装着用線材3が入らない状態(純かぶり状態)が確保される。
上記被り寸法Lは、スペーサー主部2における一側面(表面)の中央箇所に凹入形成した数値表記部8を読み取ることで容易に確認することができるようになっている。なお、この実施例では、被り寸法Lが90mmの鉄筋用スペーサー1が例示されている。
また、異なった被り寸法Lの要望に対応するため、図2および図3中の仮想線で示すように、スペーサー主部2の先端位置の異なる複数種の鉄筋用スペーサー1を製作して提供する。
本発明の鉄筋用スペーサー1は上記のようにして装着することを標準としているが、図11に示すように、横向きの鉄筋11の前側に縦向きの鉄筋12が交差するよう組上げられた鉄筋に装着する場合には、スペーサー主部2の裏面を上向きにした横倒れ姿勢で装着する。この場合も、上記した機能によって鉄筋用スペーサー1の装着姿勢および装着位置が安定維持される。
次に、上記鉄筋用スペーサー1の製作手順を説明する。
鉄筋用スペーサー1は、図12〜図16に示される成形型13にコンクリートあるいはモルタル等の素材を流し込んで成型される。成形型13は硬質樹脂材からなり、矩形に形成された厚肉プレート状のベース14に、スペーサー主部2を形成する主キャビティC0が凹入形成されるとともに、装着用線材3を挿入する支持溝15が上下に貫通して形成されている。そして、主キャビティC0の底部所定位置に、第1規制部6および第2規制部部7を形成するための第1キャビティC1よび第2キャビティC2が一段深く凹入形成されている。また、主キャビティC0の中央箇所には、数値表記部8を形成する刻印部27が隆起されている。
図15に示すように、前記支持溝15は、所定の形状に屈曲した装着用線材3を、その長い端辺部分3aの先端部を主キャビティC0に入り込ませるとともに、短い端辺部分3bを、その長手方向2箇所のブリッジ16で受け止めることで、所定の姿勢で位置決め支持するよう構成されている。また、主キャビティC0との隔壁部における支持溝15の溝幅が、線材径と同寸法に形成されるとともに、主キャビティC0から外に露出する大部分の溝幅が線材径より少し幅広く上下に貫通形成されており、支持溝15に素材が多少流れ込んでも少し振動や衝撃を加えるだけで容易に流下排出されるようになっている。
なお、支持溝15は、主キャビティC0の端部から異なった距離に複数本(この例では2本)設けられており、装着用線材3の設置位置を選択することができるようになっている。すなわち、装着用線材3の設置位置を選択することで、スペーサー主部2の後端面と装着用線材3との間隔を鉄筋径に対応したものにすることができる。
図16は、成形型13を底側から見た斜視図であり、主キャビティC0を形成する主膨出部17、第1キャビティC1と第2キャビティC2を形成する第1膨出部18、第2膨出部19、および、支持溝15を形成する第3膨出部20が設けられている。また、第1膨出部18および第3膨出部20とベース14に亘って一対の補強リブ21が設けられるとともに、第2膨出部19とベース14に亘って補強リブ22が設けられている。さらに、ベース14の角部近くには一対の脚部23が突設されるとともに、主膨出部17の中央付近にも中央脚部24が突設されている。前記補強リブ21,22、脚部23、および、中央脚部24は第1膨出部18および第2膨出部19と同高さに形成され、成形型13を作業台などに水平に載置して、かつ、撓むことなく支持できるようになっている。
なお、被り寸法Lの異なる鉄筋用スペーサー1を製作するための成形型13は、図12中の仮想線で示すように、主キャビティC0の異なったものが用いられる。この場合、成形型13の主キャビティC0以外の部位は同一仕様とされる。従って、成形型13を樹脂形成する際に用いる金型は、第1キャビティC1、第2キャビティC2、および、支持溝15を含む図中のA領域の金型と、主キャビティC0の大部分を含むB領域の金型とに分割され、A領域の金型を共用してB領域の金型を取り替えることで、被り寸法Lの異なる成形型13を形成することができる。
また、成形型13の横一側方の側辺と上下の側辺には、楔形の係合爪25a,25bと係合凹部26a、26bが形成され、左右あるいは上下に並べた複数の成形型13を、係合連結することができるようになっている。例えば、図17に示すように、左右側辺の係合爪25aと係合凹部26a、および、上下側辺の係合爪25bと係合凹部26bとを係合させることで4台の成形型13を左右および上下に連結することができる。連結したこれらの成形型13を支持台などに水平に載置して、各成形型13の支持溝15に装着用線材3を挿入装填した後、生コンクリートあるいは生モルタルなどの素材を流し込み、余剰の素材をヘラなどを用いて手作業で掻取って、充填した素材を成形型上面に沿って平坦に掻き均し、所定の温度および湿度管理のもとで養生硬化させる。
この場合、連結された成形型13群は、キャビティが左右中央側に集められ、その左右外側に支持溝15が位置することになるので、成形型13群の中央に流し込んだ素材を掻き均す際に、支持溝15に素材が流れ込み難いものとなる。また、支持溝15が装着用線材3の線径より幅広で、かつ、下方に貫通しているので、若干の素材が支持溝15に流れ込んだとしても容易に下方に流出しやすいものとなる。
養生硬化過程を終えると、各成形型13を分離し、成形型13を裏返しにして作業台などに打ち付けて衝撃を与えることで、硬化成形された鉄筋用スペーサー1を抜き外す。この場合、ベース14における係合爪25aおよび係合凹部26aの在る側の端辺を親指以外の指で把持するとともに、中央脚部24を親指の腹で支持し、このように把持した裏向きの成形型13における補強リブ21が在る側のベース端辺を作業台などに打ち付けることで、第1規制部6や第2規制部7などの抜けにくい部位に衝撃を集中することで、比較的容易に鉄筋用スペーサー1を抜き外すことができる。この際、中央脚部24は、親指の腹に掛かる面をリブの無い面とすることで、親指の腹との接触面を大きくして、滑り外れることなく親指を中央脚部24に掛け、しっかりと成形型13を把持することができる。
本発明は、以下のような形態で実施することもできる。
(1)図7中の仮想線で示すように、横向きの鉄筋11が上下に複数本並べられる場合、下側の鉄筋11が、第2規制部7によって広幅となったスペーサー主部2の後端面に横方向に長く支持され、鉄筋用スペーサー1の縦向き鉄筋12周りの回動、および、鉄筋用スペーサー1の横向き鉄筋11周りの前倒れ回動が一層効果的に規制される。
(2)上記実施例では、第1規制部6および第2規制部7を独立した突起物として形成しているが、これらの後端面のみが機能部位であるので、第1規制部6および第2規制部7をスペーサー主部2の側面から徐々に隆起突出させるようにしてもよい。
(3)上記実施例では、端辺部分3bの上端を鉄筋交差箇所の溶接ビードbに係合させる構成であったが、端辺部分3bの上端が鉄筋11よりも上方位置に延出されている場合などには、端辺部分3bのうち上端を除く他の部位を溶接ビードbに係合させる構成であってもよい。また、端辺部分3bの上端と溶接ビードbとは常に係合状態になくとも、鉄筋11に沿って鉄筋用スペーサー1がそれほど長くない所定長さを動いた後に係合状態となる構成であってもよい。
(4)上記実施例では、装着用線材3はU形に屈曲されて形成されたものであったが、屈曲される形としては略U形、V形、略V形などでもよい。また、装着用線材3は、当接部4に埋設固定された状態で少なくとも鉄筋12の前方側に当接する部位があれば、U形、V形などに屈曲形成されていなくともよい。
(5)上記実施例では、装着用線材3は、適度の弾性を有する鋼線で形成されていたが、手指の力では撓みにくい鋼線または鉄筋で形成されていてもよい。また、装着用線材3は、鋼線として説明したが、これに限らず合成樹脂や炭素繊維などであってもよい。
(6)上記実施例では、横向きの鉄筋11に係合する凹入段部5は、後方および下方に向けて直角に開放されたものであったが、スペーサー主部2のうち鉄筋11に掛けられる部位の形状は凹入段部5の形状に限らず、円弧状または丸形のような形状であっても構わない。
(7)上記実施例では、スペーサー主部2の下半分の後端にはスペーサー主部2の側面から突出する縦長の第2規制部7が設けられていたが、第2規制部7を設けない構成であっても構わない。
(8)上記実施例では、第1規制部材6の下端と第2規制部材7の上端との間には空間sが形成されていたが、空間sを設けない構成であっても構わない。例えば、スペーサー主部2の後端に沿って第1規制部材6と第2規制部材7とが連続して形成されている構成であってもよい。
(9)上記実施例では、鉄筋12を受け止め支持するための側面を有する当接部4がスペーサー主部2の後部に形成されているものを例に挙げて説明してきたが、図18に示すように、当接部4を有しない構造であってもよい。図18は、変形実施例に係る鉄筋用スペーサーの側面図である。なお、図18では上述した説明と共通するものには共通の符合を付している。すなわち、図18に示されるように、スペーサー主部2の後部には、少なくとも、装着用線材3と、鉄筋11が掛けられる部位に相当する凹入段部5と、第1規制部6と、が形成されていればよい。この例での鉄筋用スペーサー1は、鉄筋11回りの回動及び反転回動を阻止することができる。この場合、装着用線材3は、スペーサー主部2のうち凹入段部5が設けられている箇所に埋設固定される。
(10)上記実施例では、装着用線材3は、装着用線材3を端辺長さが異なるU形に屈曲して形成されたものであったが、これに限らず、装着用線材3を屈曲して形成していないものであってもよい。例えば、スペーサー主部2の鉄筋11に掛けられる部位に相当する当接部4の下面に一端が固定されて、他端側が鉄筋12に向かって斜め下方向に直線的に延出される構成であってもよい。この変形例に係る装着用線材3は、屈曲されないが鉄筋12に交差して鉄筋12の前方側に当接されるので、鉄筋用スペーサー1の鉄筋11回りの回動を阻止することが可能である。
2 スペーサー主部
3 装着用線材
3a 端辺部分
3b 端辺部分
3c 屈曲部
4 当接部
5 凹入段部
6 第1規制部
7 第2規制部
11 鉄筋(横向き)
12 鉄筋(縦向き)
s 空隙

Claims (9)

  1. 縦横に交差して組上げられた鉄筋の交差部に装着可能な鉄筋用スペーサーであって、
    交差された一方の鉄筋に型枠の設置側である前方に向けて片持ち状に掛けられるスペーサー主部と、
    前記スペーサー主部のうち一方の鉄筋に掛けられる部位に一端が固定されて他端側が交差された他方の鉄筋の前方側に当接される装着用線材と、
    前記スペーサー主部の側面から突設される部位であって前記装着用線材が当接された前記他方の鉄筋の前方側に近接対向する第1規制部と、を備える
    ことを特徴とする鉄筋用スペーサー。
  2. 請求項1記載の鉄筋用スペーサーにおいて、
    前記スペーサー主部の後部の一部から後方に向けて延出する当接部を備え、
    前記他方の鉄筋が前記当接部の側面で受け止め支持可能に構成されることを特徴とする鉄筋用スペーサー。
  3. 請求項2記載の鉄筋用スペーサーにおいて、
    前記スペーサー主部の後端と前記当接部との間に凹入段部を形成され、
    前記凹入段部は、交差された一方の鉄筋に係合可能に構成されていることを特徴とする鉄筋用スペーサー。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の鉄筋用スペーサーにおいて、
    前記装着用線材は、他端側が途中で屈曲されるとともに他端側の所定部位が前記交差部のうち前記一端が固定される側とは反対側に当接可能に構成されることを特徴とする鉄筋用スペーサー。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の鉄筋用スペーサーにおいて、
    前記装着用線材は、弾性変形可能な鋼線で構成され、他端側が変位自在に構成されていることを特徴とする鉄筋用スペーサー。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の鉄筋用スペーサーにおいて、
    前記装着用線材は、前記一端が前方へ向けて屈曲形成された状態で前記スペーサー主部のうち一方の鉄筋に掛けられる部位に埋設固定されるとともに、埋設固定された部位も含めて前記交差部の前方側に位置する鉄筋の前端部よりも後方に位置することを特徴とする鉄筋用スペーサー。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の鉄筋用スペーサーにおいて、
    前記スペーサー主部の後部側面から第2規制部を突設し、前記第2規制部の後端面を前記スペーサー主部の後端面に一連に連続させていることを特徴とする鉄筋用スペーサー。
  8. 請求項7記載の鉄筋用スペーサーにおいて、
    前記第1規制部と第2規制部との間に空隙を形成することを特徴とする鉄筋用スペーサー。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の鉄筋用スペーサーにおいて、
    前記スペーサー主部は、前記交差部において横向きの横鉄筋に掛けられ、
    前記装着用線材は、前記横鉄筋の後方側で交差する縦向きの縦鉄筋の前方側に当接され、
    前記第1規制部は、前記装着用線材が当接される前記縦鉄筋の前方側に近接対向することを特徴とする鉄筋用スペーサー。
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