JP6316688B2 - 伸縮可撓継手及びその取り付け方法 - Google Patents

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本発明は、伸縮可撓継手及びその取り付け方法に係り、特に配管同士を安全に簡易に接続可能な伸縮可撓継手及び伸縮可撓継手取り付け方法に関する。
地中や水中に埋設される配管同士を伸縮可撓継手を用いて接続することが行われている。伸縮可撓継手は例えば地震等による振動等を受けた場合においても配管同士の相互変位を許容し密閉的な接続関係を維持することを可能にする。配管同士の例としては、例えば建物構造体に接続された配管と川や海へ水を排出する配管とがある。
伸縮可撓継手を配管同士を接続する場合に現場で工事が行われる場合が多い。伸縮可撓継手を現場環境下で配管同士に接続する場合に、接続される配管同士は容易に相対的移動しやすいので、配管同士が互いに脱管しないように各々の配管と伸縮可撓継手との位置関係を注視しながら伸縮可撓継手を取り付ける必要がある。
特開平5−164279
従来は、例えば、伸縮可撓継手の第1フランジと第2フランジの間隔が200mmに対して例えば50mm以内で配管同士の相対移動が許容される場合に、第1フランジと第2フランジの間隔が150mmから250mmの間にあるように、特に第1フランジと第2フランジの間隔が250mmを越えないように物差しを当てて監視し配管同士が互いに伸縮可撓継手から脱管しないように配管と伸縮可撓継手とを組み立て接続することが行われていた。また、一般的に、伸縮可撓継手を配管に組み立て装着する作業環境は水等の流動性のある外力を受ける等で必ずしもめぐまれていない。
このように、従来は、配管同士が互いに脱管しないようするために、第1フランジと第2フランジの間隔を常に監視しながら組み立て接続することが行われていた。
しかしながら、第1フランジと第2フランジの間隔が所定範囲にあるように現場で監視することは、配管が絶えず相対移動する可能性があることもあり、また、配管の端部を外部からみることができないために配管が脱管する恐れがあるか否かを外部から直接的に確認することが容易でなく、第1フランジと第2フランジの間隔を常に監視することには煩雑性があった。
また、第1フランジと第2フランジの間の間隔を所望の間隔に維持するために、接続する第1フランジと第2フランジとをロックボルトを用いて仮に接続し、伸縮可撓継手を組み立て接続を行うことも考えられる。しかしながら、従来において、伸縮可撓継手を配管に組み付ける作業過程においてロックボルトを用いるという考えはなかったし、また、ロックボルトを用いるとしても、第1フランジと第2フランジとをロックボルトのような剛体で接続する場合には、剛体であるロックボルトを介して、配管に連結された関連機材に不測の負荷力を与え得ることがあり、関連機材を損傷させる恐れがある。
そこで、本件発明の目的は、上記従来技術の問題を解消し、伸縮可撓継手を第1配管と第2配管との間に簡易で確実に装着することが可能な伸縮可撓継手及びその取り付け方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本件発明に係る伸縮可撓継手は、第1配管の端部と第2配管の端部とを伸縮可能に可撓的に接続する伸縮可撓継手であって、前記第1配管に取り付けられる第1フランジと、前記第1フランジに取り付けられた第1スリーブと、前記第2配管に取り付けられる第2フランジと、前記第2フランジに取り付けられた第2スリーブと、前記第1スリーブの外周面と前記第2スリーブの内周面との間を互いに可撓的摺動可能にシールするシール部材と、前記第1フランジと前記第2フランジとをその間の間隔が許容される最大間隔に連結可能な長さを有し、前記間隔が前記最大間隔よりも短いときには撓み可能であり、前記間隔が前記最大間隔において前記第1フランジと前記第2フランジとが所定強度以上の外力を互いの離反方向に受けるときに切断可能な連結具と、を備えることを特徴とする。
また、前記所定強度は、前記第1フランジまたは前記第2フランジが外力を受けることによって前記第1配管または前記第2配管に連結された関連機材に不測の負荷力を与え得る強度であることを特徴とする。
また、前記連結具は、前記第1配管を前記第1フランジに取り付けるための第1ボルトナットと前記第2配管を前記第2フランジに取り付けるための第2ボルトナットによって、前記第1フランジと前記第2フランジとの間に取り付けられていることを特徴とする。
また、前記連結具は、相対向する位置に2個設けられていることを特徴とする。
また、前記連結具は、板材からなり両端をプレス曲げされて形成されていることを特徴とする。
また、前記連結具は、ひも体に形成されていることを特徴とする。
また、本件発明に係る伸縮可撓継手取り付け方法は、第1配管の端部と第2配管の端部とを伸縮可能に可撓的に伸縮可撓継手を取り付ける伸縮可撓継手取り付け方法であって、第1フランジに取り付けられた第1スリーブの外周面と第2フランジに取り付けられた第2スリーブの内周面との間を互いに可撓的摺動可能にシールするシール部材を第1スリーブと第2スリーブとの間に配設し、前記第1フランジと前記第2フランジとの間の間隔を許容される最大間隔にして前記第1フランジと前記第2フランジとを連結可能な長さを有し、前記第1フランジと前記第2フランジとをその間の間隔が許容される最大間隔に連結可能な長さを有し、前記間隔が前記最大間隔よりも短いときには撓み可能であり、前記間隔が前記最大間隔において前記第1フランジと前記第2フランジとが所定強度以上の外力を互いの離反方向に受けるときに切断可能な連結具を、前記第1フランジと前記第2フランジとの間に取り付け、
前記第1配管に第1フランジを取り付け、前記第2配管に第2フランジを取り付けることを特徴とする。
本発明による伸縮可撓継手は、第1フランジと第2フランジとをその間の間隔が許容される最大間隔に連結可能な長さを有し、間隔が最大間隔よりも短いときには撓み可能であり、間隔が最大間隔において第1フランジと第2フランジとが所定強度以上の外力を互いの離反方向に受けるときに切断可能な連結具を備えるので、第1フランジと第2フランジとが過度に不安定に離反したりすることなく常に安定な連結状態を保ちながら伸縮可撓継手を第1配管と第2配管の間に取り付けることが可能になって、伸縮可撓継手を第1配管と第2配管に装着することが安全で確実になり、また、大きな外力が作用した場合には連結具が切断されて第1配管または第2配管に連結された関連機材に不測の負荷力を与えないようにすることができる。
本願発明の実施形態に係る伸縮可撓継手を示す斜視図。 第1フランジと第2フランジとを連結する連結具が基本形状にある状態を示す断面図。 図2に対応する端面図。A視、B視は各々、図2のA、Bから見たものを示す。 第1フランジと第2フランジとの間隔を連結する連結具が撓んだ状態を示す断面図。 第1フランジと第2フランジとを連結する連結具が撓みなく緊張した状態を示す断面図。 第1フランジと第2フランジとを互いに傾いた状態で連結する連結具を示す断面図。 第1フランジと第2フランジとを互いに芯ずれし連結具が撓みなく緊張した状態を示す断面図。 連結具の一例を示す図でり、(a)は平面図、(b)は立面図、(c)は側面図。
以下に図面を参照し、本件発明の実施形態に係る伸縮可撓継手補修装置について説明する。
本実施形態に係る伸縮可撓継手1は、第1配管2の端部と第2配管3の端部とを伸縮可能に可撓的に接続する伸縮可撓継手1である。伸縮可撓継手1は、第1配管2に密閉的に取り付けられる第1フランジ4と、第1フランジ4に取り付けられた第1スリーブ6と、第2配管3に密閉的に取り付けられる第2フランジ5と、第2フランジ5に取り付けられた第2スリーブ7と、第1スリーブ6の外周面と第2スリーブ7の内周面との間を互いに可撓的摺動可能にシールするリング状のシール部材8と、第1フランジ4と第2フランジ5とを連結する連結具9とを備えている。
連結具9は、第1フランジ2と第2フランジ3とをその間の間隔を許容される最大間隔に連結可能な長さを有する。連結具9は、第1フランジ4と第2フランジ5との間の間隔が最大間隔よりも短いときには撓み可能である。連結具9は、前記間隔が前記最大間隔において第1フランジ4と第2フランジ5とが所定強度よりも大きい外力を互いの離反方向に受けるときに自ら切断可能である。
ここで、所定強度とは、例えば、第1フランジ4または第2フランジ5が外力を受けることによって第1配管2または第2配管3に連結された家屋等を含めた関連機材に不測の負荷力を与え関連機材に損傷を与え得るほどの強度をいう。なお、所定強度としては、他の設定のしかたでもよく、関連機材に不測の負荷力を与え関連機材に損傷を与え得るほどの強度に代えてこれより低強度であって、例えば、伸縮可撓継手1の取り付け作業が完了した時点で切断されてもよい程に連結具9の材料を選択し強度を設定することも可能である。
また、第1フランジ4と第2フランジ5との間の許容され最大間隔とは、第1フランジ4と第2フランジ5とが互いに脱管することなく伸縮可撓継手1が機能可能な最大の間隔をいう。また、第1フランジ4と第2フランジ5との間の間隔が最大間隔よりも短いときには撓み可能であるとは、第1フランジ4と第2フランジ5とが互いに接近する方向に小さな外力を受けたときにその外力によって撓むことであってもよく、あるいは第1フランジ4と第2フランジ5とが互いに接近するだけで、ひも体のように自発的に撓むことであってもよい。
第1配管2と第2配管3の端部にはフランジ部が形成されている。第1配管2と第1フランジ4とはボルトとナットからなる第1ボルトナット12で接続され、第2配管3と第2フランジ5とはボルトとナットからなる第2ボルトナット13で接続される。第1スリーブ6は第1フランジ4に溶接等によって一体的に固着され、同様に第2スリーブ7は第2フランジ5に溶接等によって一体的に固着されている。
シール部材8が第1スリーブ6の外周面と第2スリーブ7の内周面との間を互いに可撓的摺動可能にシールする形態として、本実施の形態においては、第2スリーブ7の端部に形成されたリング状の溝部にシール部材8が収納され第1スリーブ6の外周面が溝部に収納されたシール部材8に対して摺動するようになっている。なお、シール部材8を収納する溝部を省略し第1スリーブ6と第2スリーブ7の端部にシール部材8に対するストッパーとしての突部を設けることも可能である。
連結具9は、図8に示すように、例えば細長い金属板材を加工して作成されたものである。連結具9は中央部の細長状の細長部9aと細長部9aの両端にある掛け部9bとを有する。掛け部9は第1フランジ4と第2フランジ5との間の許容される最大間隔に相当する長さを有する。掛け部9は掛け孔9cを有し、細長部9aの延長部を約90度にプレス曲げされて形成される。掛け部9bは掛け孔9cを介して第1フランジ4の一つの第1ボルトナット12と第2フランジ5の一つの第2ボルトナット13に取り付けられる。連結具9は、外力を受け手第1ボルトナット12と第2フランジ5間隔dが変化する場合に変形可能であり、変形することによって許容範囲内でより長くあるいはより短く第1フランジ4と第2フランジ5との連結状態を保持するようにする。
次に、第1フランジ4と第2フランジ5との間の種々の位置関係について示す。図2は、第1フランジ4と第2フランジ5との間の間隔dが標準状態にある場合の伸縮可撓継手1を示す。図3は図2に対応する端面図である。図2と図3において、A視、B視、C視、D視はそれぞれA、B、C、Dから見た図である。標準状態にある間隔dとは、例えば、第1フランジ4と第2フランジ5の間隔が200mmを中心にして許容される最大間隔が250mmと最小間隔の150mmを想定した場合の200mmをいう。連結具9の細長部9aの長さが標準状態にある間隔dに相当する。
図3に示されるように、連結具9は左右の対称の位置に2個設けられている。2個の連結具9a、9bは、個別的に別の変形をすることによって第1配管2と第2配管3との間の相対的なねじれや偏位に対しても第1フランジ4と第2フランジ5との連結状態を安定して保持することができる。符合Pは第1フランジ4と第2フランジ5との曲げ支点を示す。
図2に示す標準状態にある間隔dとは、例えば、第1フランジ4と第2フランジ5の間隔が200mmを中心にして許容される最大間隔が250mmと最小間隔の150mmを想定した場合の200mmのことをいう。第1配管2の端部と第2配管3の端部に伸縮可撓継手1を取り付ける場合に、第1配管2と第2配管3を図2に示す標準状態にある間隔dに位置させて連結具9で連結することが行われる。
図4は、外力等を受けて第1スリーブ6と第2スリーブ7とがシール部材8を介して相対的に近づく方向に移動して第1フランジ4と第2フランジ5との間隔dが短くなり、それに応じて連結具9が外力によって変形し撓んだ状態を示す。
図5は、第1フランジ4と第2フランジ5との間隔dが長くなり、連結具9が外力によって変形し撓みなく緊張した状態を示す。連結具9の掛け部9は許容される最大間隔の長さを有する。この場合、連結具9の掛け部9の一部が細長部9aの両端に加算され、第1フランジ4と第2フランジ5との間隔dは許容される最大の間隔になる。
図6は、第1フランジ4と第2フランジ5とが曲げ支点Pの回りに相対的に角度θ(例えば3度)回転し、連結具9が第1フランジと第2フランジとを互いに傾いた状態で連結することを示す。シール部材8は自己変形し第1フランジ4と第2フランジ5との間のシール性を確保することができる。左右の2個の連結具9a、9bが互いに異なる変形をすることによって任意の方向の回転に対応することが可能である。
図7は、第1フランジと第2フランジとを互いに偏位s(例えば8mm)だけ芯ずれして、連結具9が第1フランジと第2フランジとを撓みなく緊張した状態で連結することを示す。
本実施の形態の構成によれば、第1フランジ4と第2フランジ5とを連結する連結具9を設けたので、第1フランジ4と第2フランジ5とが過度に不安定に離反したりすることなく常に安定な連結状態を保ちながら、第1ボルトナット12や第2ボルトナット13等によって伸縮可撓継手1を第1配管2と第2配管3の間に取り付けることが可能になる。
また、連結具9は、第1フランジ2と第2フランジ3との間の間隔を許容される最大間隔にして第1フランジ4と第2フランジ5とを連結可能な長さを有し、第1フランジ4と第2フランジ5との間の間隔が許容される最大間隔において第1フランジ4と第2フランジ5とが所定強度よりも大きい外力を互いの離反方向に受けるときに切断可能であるので、連結具9自体が切断されることによって第1配管2または第2配管3が伸縮可撓継手1から脱管することを可能にし、第1配管2または第2配管3に連結された関連機材に不測の負荷力を与えないようにすることができる。
なお、連結具9として図8に示すような金属板材を加工して作成したものに限らず、連結具9としては針金や非金属のひも体であってもよい。
また、連結具9は第1フランジ4と第2フランジ5とを連結するのであるが、直接的に第1フランジ4または第2フランジ5に連結することに代えて、他の部材を介して間接的に第1フランジ4または第2フランジ5に連結するようにしてもよい。
次に、第1配管2の端部と第2配管3の端部とを伸縮可能に可撓的に伸縮可撓継手1を取り付ける伸縮可撓継手取り付け方法について説明する。
第1フランジ4に取り付けられた第1スリーブ6の外周面と第2フランジ5に取り付けられた第2スリーブ7の内周面との間を互いに可撓的摺動可能にシールするシール部材8を第1スリーブ6と第2スリーブ7との間に配設する。
次に、第1フランジ4と第2フランジ5とをその間の間隔が許容される最大間隔に連結可能な長さを有し、間隔が最大間隔よりも短いときには撓み可能であり、間隔が最大間隔において第1フランジ4と第2フランジ5とが所定強度以上の外力を互いの離反方向に受けるときに切断可能な連結具8を、第1フランジ4と第2フランジ5との間に取り付ける。
次に、第1配管2に第1フランジ4を取り付け、第2配管3に第2フランジ5を取り付ける。
本実施の形態によれば、連結具8を活用するようにしたので、従来のように物差しを当てて監視しながら伸縮可撓継手1を配管同士に取り付ける必要がなく、第1配管2と第2配管3とを脱管することなく簡易で確実に装着することが可能になる。これによって、伸縮可撓継手1を配管同士に取り付ける作業環境が劣悪な場合であっても、支障なく取り付け作業を遂行することができる。
1 伸縮可撓継手
2 第1配管
3 第2配管
4 第1フランジ
5 第2ランジ
6 第1スリーブ
7 第2スリーブ
8 シール部材
9 連結具

Claims (5)

  1. 第1配管の端部と第2配管の端部とを伸縮可能に可撓的に接続する伸縮可撓継手であって、
    前記第1配管に取り付けられる第1フランジと、
    前記第1フランジに取り付けられた第1スリーブと、
    前記第2配管に取り付けられる第2フランジと、
    前記第2フランジに取り付けられた第2スリーブと、
    前記第1スリーブの外周面と前記第2スリーブの内周面との間を互いに可撓的摺動可能にシールするシール部材と、
    前記第1フランジと前記第2フランジとをその間の間隔が許容される最大間隔に連結可能な長さを有し、前記間隔が前記最大間隔よりも短いときには撓み可能であり、前記間隔が前記最大間隔において前記第1フランジと前記第2フランジとが所定強度以上の外力を互いの離反方向に受けるときに切断可能な連結具と、を備え、
    前記連結具は、板材からなり両端部をプレス曲げしてコ字状に形成され、
    各両端部は前記第1配管および前記第2配管の軸線と直交して延び、前記第1フランジと前記第2フランジに固定される
    ことを特徴とする伸縮可撓継手。
  2. 前記所定強度は、前記第1フランジまたは前記第2フランジが外力を受けることによって前記第1配管または前記第2配管に連結された関連機材に不測の負荷力を与え得る強度である
    ことを特徴とする請求項1に記載の伸縮可撓継手。
  3. 前記連結具は、前記第1配管を前記第1フランジに取り付けるための第1ボルトナットと前記第2配管を前記第2フランジに取り付けるための第2ボルトナットによって、前記第1フランジと前記第2フランジとの間に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれか一項に記載の伸縮可撓継手。
  4. 前記連結具は、相対向する位置に2個設けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の伸縮可撓継手。
  5. 第1配管の端部と第2配管の端部とを伸縮可能に可撓的に伸縮可撓継手を取り付ける伸縮可撓継手取り付け方法であって、
    第1フランジに取り付けられた第1スリーブの外周面と第2フランジに取り付けられた第2スリーブの内周面との間を互いに可撓的摺動可能にシールするシール部材を第1スリーブと第2スリーブとの間に配設し、
    前記第1フランジと前記第2フランジとをその間の間隔が許容される最大間隔に連結可能な長さを有し、前記間隔が前記最大間隔よりも短いときには撓み可能であり、前記間隔が前記最大間隔において前記第1フランジと前記第2フランジとが所定強度以上の外力を互いの離反方向に受けるときに切断可能な連結具を、前記第1フランジと前記第2フランジとの間に取り付け、
    前記第1配管に第1フランジを取り付け、
    前記第2配管に第2フランジを取り付け、
    前記連結具は、板材からなり両端部をプレス曲げしてコ字状に形成され、
    各両端部は前記第1配管および前記第2配管の軸線と直交して延び、前記第1フランジと前記第2フランジに固定される
    ことを特徴とする伸縮可撓継手の取り付け方法。
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