JP4251605B2 - 伸縮継手の伸縮移動規制装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水道管、ガス管、プラント用配管などの流体輸送管の途中に接続される一対の継手部から成る伸縮継手の伸縮移動規制装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の流体輸送管における伸縮継手の伸縮移動規制装置としては、特許文献1に記載されているようなタイロッド方式が知られていた。図7はこのようなタイロッド方式の伸縮移動規制装置の側断面図であって、伸縮移動規制装置01は一端に球面部02aを有する受け口筒状体02と、この受け口筒状体02に密封装置03を介して摺動且つ密封可能に支持されている一端に球面部04aを有する挿入筒状体04から成る伸縮継手を有している。
【0003】
そして、伸縮移動規制装置01は球面部02aに外嵌する球面部05aを有する揺動管継手05のフランジ05bと球面部04aに外嵌する球面部06aを有する揺動管継手06のフランジ06bを連結するタイロッド08にて移動不能に連結されている。このタイロッド08には地震や地盤沈下等の異常な荷重が流体輸送管に作用したときに破断できる縮径部08aが形成されている。
【0004】
したがって、伸縮移動規制装置01の運搬時や施工時あるいは埋設後の水圧試験時には、タイロッド08により受け口筒状体02と挿入筒状体04は不動状態に維持することができるので作業性が良く、また、地震や地盤沈下等の異常な荷重が作用したときには縮径部08aが破断して、挿入筒状体04の外周面に形成した突起04bが、受け口筒状体02の先端に形成したリング体02bあるいは密封装置03近傍に設けた環状突起02cに当接する範囲に伸縮範囲が制限された伸縮自在継手としての機能を発揮することができた。
【0005】
【特許文献1】
実公平8−1353号公報(第1−2頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来のタイロッド式の伸縮移動規制装置01は、地震や地盤沈下等の異常な外力が作用したときに縮径部08aが破断するように構成されているが、この縮径部08aは引張り力に対し材質や切り欠き幅を変更して破断力を設定することはできるが、流体輸送管に作用する圧縮力や捻り力に対しても同様に調整できるものではなく、しかも一度破断した後に再び異状荷重が作用したときは、タイロッド015は既に破断しているので、伸縮継手に外力が直接及んで密封装置等に悪影響を及ぼす恐れがあった。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、流体輸送管に作用する異状荷重が引っ張り力だけでなく圧縮力や捻り力に対しても対応して伸縮継手としての機能を発揮でき、且つ再度の異状荷重に対しても伸縮継手に直接外力が及ばないようにすることができる伸縮継手の伸縮移動規制装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の伸縮移動規制装置は、流体輸送管の途中に接続されるフランジを有する一対の継手部から成る伸縮継手の伸縮移動規制装置であって、前記一対の継手部は互いに摺動且つ密封可能に支持され、前記両継手部はそのフランジ部間に伸縮移動規制ストッパーが周方向に複数橋架されていると共に、前記伸縮移動規制ストッパーは一本の棒体から成り、該棒体の略中央部に湾曲部を有し、該湾曲部が輸送流体の所定圧力による荷重に対して変形不能な形状でかつ前記所定圧力より大きい異常荷重に対して破断しない形状を呈して該異常荷重に応じた変位量を吸収することを特徴としている。
この特徴によれば、いかなる方向の異状荷重が流体輸送管に作用しても、伸縮移動規制ストッパーの湾曲部が破断しない形状を呈することで対応できると共に、再度の異状荷重に対しても伸縮継手に直接外力が及ぶようなことがない。
【0009】
また、伸縮移動規制ストッパーは一本の棒体から成り、該棒体の略中央部に湾曲部を有しているので、材質、湾曲度合い、或いは断面形状を選定することで、伸縮移動規制ストッパーの湾曲部の破断しない形状を容易に調整できる。
【0010】
また、本発明の伸縮移動規制装置は、流体輸送管の途中に接続されるフランジを有する一対の継手部から成る伸縮継手の伸縮移動規制装置であって、前記一対の継手部は互いに摺動且つ密封可能に支持され、前記両継手部はそのフランジ部間に伸縮移動規制ストッパーが周方向に複数橋架されていると共に、前記伸縮移動規制ストッパーはそれぞれの両端にネジ部を有する2本のフランジ連結部材と、該2本のフランジ連結部材に連結されて前記一対の継手部の中央に配設されるU字形またはロ型に形成された変形部材とから構成され、前記フランジ連結部材はその一端のネジ部を前記一対の継手部の各フランジに挿通してナットを螺合すると共に、前記2本のフランジ連結部材の向き合う端部間には当該フランジ連結部材の他端のネジ部を前記変形部材に挿通してナットを螺合し連結され、前記変形部材が輸送流体の所定圧力による荷重に対して変形不能な形状でかつ前記所定圧力より大きい異常荷重に対して破断しない形状を呈して該異常荷重に応じた変位量を吸収することを特徴としている。
この特徴によれば、変形部材の交換の自由度があるから、適用される流体輸送管に合わせて、破断しない形状の異なる各種の変形部材を選定して用いることができる。
【0011】
上記伸縮継手の伸縮移動規制装置において、前記異状荷重は水圧試験で適用する水圧による荷重よりも大きいものであることが好ましい。
このようにすると、水圧試験時において、伸縮継手を不動状態に維持することで、試験治具の取り外し等の作業が容易であり、正確な性能試験データを得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1〜図3は、本発明の第1実施形態を示すもので、図1は本発明に係る伸縮移動規制装置を備えた伸縮継手の断面図、図2の(a)は伸縮移動規制装置の取付け向きを変えた本発明の別のタイプの伸縮継手の側面図、(b)は同正面図であり、図3の(a)は図2の伸縮移動規制装置に用いたストッパーの数を増やした更に別のタイプの伸縮継手の側面図、(b)は同正面図である。
【0014】
図1に示す符号1は流体輸送管の途中に接続される伸縮継手を示し、この伸縮継手1は、対称構造となる一対の継手部2、4から構成されている。従って、この継手部に関しては一方の継手部2に付いて説明し、他方の継手部4は同一構成部材に連続する符号及び数字を付して重複する説明を省略する。
【0015】
すなわち、継手部2は、一端に流体輸送管用フランジ6aを設けると共にその外周にストッパー取付用のフランジ10aを設け、内周が球状の摺接面で形成された球面状の受け口筒状体8aと、この受け口筒状体8aの球状摺接面内に密封装置15aを介して摺動且つ液密に挿嵌支持された挿入筒状体12aから構成されている。
【0016】
挿入筒状体12aの摺動保持部H1には連結管18の一端が挿通保持されると共に、連結管18の他端側は他方の継手部4の挿入筒状体12bに形成された摺動保持部H2に挿通保持されている。
【0017】
連結管18は、対向する両摺動保持部H1、H2の軸方向内方の外周に一対の環状当接部S1、S2が一体形成されると共に、両摺動保持部H1、H2の両端に当接リングR1、R2が着脱可能に装着されている。
【0018】
両摺動保持部H1、H2は、シール部材F1、F2により連結管18の両側を液密にシールすると共に、両摺動保持部H1、H2の軸方向両端には、連結管18の環状当接部S1、S2または当接リングR1、R2に当接可能な当接部14a、14b、16a、16bが形成されている。
【0019】
更に、両継手部2、4の受け口筒状体8a、8b外周に設けられたフランジ10a、10b間には、伸縮移動規制ストッパー5が周方向に複数橋架されており、この伸縮移動規制ストッパー5は、略中央部に変形容易な湾曲部20を形成した棒体22で構成されている。
【0020】
棒体22は、両端にネジ部が形成されており、フランジ10a、10b間に棒体22両端のネジ部を挿通し、ネジ部に螺合したダブルナットによりそれぞれのフランジ10a、10b両面を挟持することで両フランジ10a、10bに対し着脱自在に取付けられている。
【0021】
次に、図2(a)、(b)は図1に示した伸縮継手の変形例を示すもので、対称構造となる継手部2″、4″は、一端にフランジ6″a、6″bを設けると共に、その球面状の両受け口筒状体8″a、8″bの外周面上には、一対の三角形状フランジ10″a、10″aと10″b、10″bが配設され、これらのフランジ10″a、10″b間には、略中央部に変形容易な湾曲部20″を形成した伸縮移動規制ストッパーとなる2本の棒体22″が橋架されている。
【0022】
図1に示すストッパー5の湾曲部20が連結管18に向かって凸状となっているのに対して、図2に示すストッパーの湾曲部20″は湾曲部20を90度回転させた位置に配設した点で異なっている。
【0023】
図3の(a)、(b)は図2に示した伸縮継手の変形例を示すもので、図2の棒体22″は2本であったが、本変形例では棒体を4本にしている。図3(a)に示すように、対称構造となる一対の継手部2′、4′は、一端にフランジ6′a、6′bを設けると共に、その球面状の両受け口筒状体8′a、8′bの外周面上には、図3(b)に示すように、三角形状のフランジ10′a、10′bが4等配され、これらのフランジ10′a、10′b間には、略中央部に変形容易な湾曲部20′を形成した伸縮移動規制ストッパーとなる4本の棒体22′が橋架されている。
【0024】
次に上記のように構成された伸縮継手の作用に付き図1を参照して説明する。
【0025】
水道管、ガス管、プラント用配管などの流体輸送管の途中に接続される伸縮継手1は現場まで運ばれ、例えば図示しない水道管の継手用として地中に埋設して使用されるが、この伸縮継手1の組立後には水圧試験が行われる。
【0026】
水圧試験のために伸縮継手1を介して接続された水道管に所定の水圧がかけられた状態で伸縮継手1の漏れ試験が行われる。この場合における棒体22に形成される湾曲部20は、水圧試験で適用する水圧による荷重では変形不能に構成されている。
【0027】
湾曲部20が変形する異状荷重は、水圧試験時に適用する水圧による荷重よりも大きいものであるので、伸縮継手1は運搬時や水圧試験時には不動状態に維持されており、不平均力による配管の移動や、配管に取り付けた試験治具等が位置ずれを起こすうよなこともないので、これら治具の取付け取外し作業が容易であり、正確な性能試験データを得ることができる。
【0028】
一方、施工後において、例えば地盤沈下や地震等の異常な荷重が配管に作用して、伸縮継手1に軸方向の荷重や捻りトルクが加わった場合に、両継手部2、4間に橋架された複数本の棒体22に張力、圧縮力或いは捻りトルク又はそれらの複合力が作用して略中央部に形成された湾曲部20が湾曲変形することで、その変位量が吸収される。
【0029】
従って、上記のように構成された伸縮継手の伸縮移動規制装置によれば、互いに摺動且つ密封可能に支持された一対の継手部2、4は、そのフランジ部10a、10b間に変形容易な湾曲部20を形成した複数本の棒体22が周方向に複数橋架され、異状荷重が水道管に作用した場合にのみ、棒体22の湾曲部20が変形するので、いかなる方向の異状荷重が水道管に作用しても、湾曲部20が変形することで対応することができ、しかも破断することがないので、再度の異状荷重に対しても伸縮継手1に直接外力が及ぶようなことがない。
【0030】
また、棒体22の湾曲部20は、材質、湾曲度合い、或いは断面形状を選定することで、棒体22の変形の程度を容易に調整できる。
【0031】
次に、伸縮移動規制装置を備えた伸縮継手の他の実施形態に付き説明する。他の実施形態は、第2、第3、第4実施形態からなり、上記実施形態に示す構成部材と同一構成部材については同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0032】
図4は参考例に係る伸縮継手の側断面図を示しており、本実施形態に係る伸縮継手24は、継手部2、4から構成されており、両継手部2、4の受け口筒状体8a、8b外周のフランジ10a、10b間には、伸縮移動規制ストッパー25が周方向に複数橋架されており、この伸縮移動規制ストッパー25は、略中央部に変形部材となる変形容易なスパイラル状に捻れた湾曲部26を形成した棒体28で構成されている。
【0034】
次いで、図5は第3実施形態に係る伸縮継手の側断面図を示しており、本実施形態に係る伸縮継手30を構成する両継手部2、4の受け口筒状体8a、8b外周のフランジ10a、10b間には、伸縮移動規制ストッパー32が周方向に複数橋架されており、この伸縮移動規制ストッパー32は、2本のフランジ連結部材となる棒体34a、34bと、中央に配設されるU字状に形成された変形部材35とから構成されている。
【0035】
詳しくは、各棒体34a、34bの両端にはネジ部が形成されており、両棒体34a、34b両端のネジ部をそれぞれフランジ10a、10b間に挿通し、挿通したネジ部に螺合されたダブルナットにより各フランジ10a、10bの両面が挟持されている。
【0036】
棒体34a、34bの向き合う端部間には、帯板をU字状に折曲形成した変形部材35がナットを介して連結されており、異常荷重に対応して変形部材35を交換できる。
【0037】
図6は第4実施形態に係る伸縮継手の側断面図を示しており、本実施形態に係る伸縮継手36を構成する両継手部2、4の受け口筒状体8a、8b外周のフランジ10a、10b間には、伸縮移動規制ストッパー38が周方向に複数橋架されており、この伸縮移動規制ストッパー38は、2本のフランジ連結部材となる棒体40a、40bと、中央に配設されるロ型に形成された変形部材42とから構成されている。
【0038】
詳しくは、各棒体40a、40bの両端にはネジ部が形成されており、両棒体40a、40b両端のネジ部をそれぞれフランジ10a、10b間に挿通し、挿通したネジ部に螺合されたダブルナットにより各フランジ10a、10bの両面が挟持されている。
【0039】
棒体34a、34bの向き合う端部間には、帯板をロ型に形成した変形部材42がナットを介して連結されており、異常荷重に対応して変形部材42を交換できる。
【0040】
上記のように構成された第3及び第4実施形態の伸縮継手に係る作用は、第1実施形態と同一作用となりその説明を省略する。
【0041】
従って、これら第3及び第4実施形態によれば、伸縮移動規制ストッパー32、38は、2つのフランジ連結部材となる棒体34a、34b及び40a、40bと、中央に配設された変形部材35及び42とから成り、両部材は互いに着脱自在に構成されているので、変形部材35及び42の交換の自由度があるから、適用される水道管に合わせて、変形程度の異なる各種の変形部材を選定して用いることができる。
【0042】
なお、上記した第1ないし4実施形態において、棒体22、22′、22″を取り付けるためのフランジ10a、10b、10′a、10′b、10″a、10″bは、受け口筒状体8a、8b、8′a、8′b、8″a、8″bと一体に形成されたものが使用されているが、これらフランジは受け口筒状体と別部材に構成して後付けで取り付けるようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果が得られる。
【0044】
(a)請求項1に記載の発明によれば、いかなる方向の異状荷重が流体輸送管に作用しても、伸縮移動規制ストッパーの湾曲部が破断しない形状を呈することで対応できると共に、再度の異状荷重に対しても伸縮継手に直接外力が及ぶようなことがない。
【0045】
また、材質、湾曲度合い、或いは断面形状を選定することで、伸縮移動規制ストッパーの湾曲部の破断しない形状を容易に調整できる。
【0046】
(b)請求項2に記載の発明によれば、いかなる方向の異状荷重が流体輸送管に作用しても、伸縮移動規制ストッパーの変形部材が破断しない形状を呈することで対応できると共に、再度の異状荷重に対しても伸縮継手に直接外力が及ぶようなことがない。また、変形部材の交換の自由度があるから、適用される流体輸送管に合わせて、破断しない形状の異なる各種の変形部材を選定して用いることができる。
【0047】
(c)請求項3に記載の発明によれば、水圧試験時において、伸縮継手を不動状態に維持することで、試験治具の取り外し等の作業が容易であり、正確な性能試験データを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る伸縮移動規制装置を備えた伸縮継手の断面図である。
【図2】 (a)は伸縮移動規制装置の取付け向きを変えた本発明の別のタイプの伸縮継手の側面図、(b)は同正面図である。
【図3】 (a)は図2の伸縮移動規制装置に用いたストッパーの数を増やした更に別のタイプの伸縮継手の側面図、(b)は同正面図である。
【図4】 参考例に係る伸縮継手の側断面図である。
【図5】 第3実施形態に係る伸縮継手の側断面図である。
【図6】 第4実施形態に係る伸縮継手の側断面図である。
【図7】 従来のタイロッド方式の伸縮移動規制装置の側断面図である。
【符号の説明】
1 伸縮継手
2、4 継手部
2′、4′ 継手部
2″、4″ 継手部
5 伸縮移動規制ストッパー
6a、6b フランジ
6′a、6′b フランジ
6″a、6″b フランジ
8a、8b 受け口筒状体
8′a、8′b 受け口筒状体
8″a、8″b 受け口筒状体
10a、10b フランジ
10′a、10′b フランジ
10″a、10″b フランジ
12a、12b 挿入筒状体
14a、16a 当接部
15a、15b 密封装置
18 連結管
20、20′、20″湾曲部
22、22′、22″棒体
24 伸縮継手
25 伸縮移動規制ストッパー
26 湾曲部
28 棒体
30、36 伸縮継手
32、38 伸縮移動規制ストッパー
34a、34b 棒体
35、42 変形部材
40a、40b 棒体
F1、F2 シール部材
H1、H2 摺動保持部
R1、R2 当接リング
S1、S2 環状当接部

Claims (3)

  1. 流体輸送管の途中に接続されるフランジを有する一対の継手部から成る伸縮継手の伸縮移動規制装置であって、前記一対の継手部は互いに摺動且つ密封可能に支持され、前記両継手部はそのフランジ部間に伸縮移動規制ストッパーが周方向に複数橋架されていると共に、前記伸縮移動規制ストッパーは一本の棒体から成り、該棒体の略中央部に湾曲部を有し、該湾曲部が輸送流体の所定圧力による荷重に対して変形不能な形状でかつ前記所定圧力より大きい異常荷重に対して破断しない形状を呈して該異常荷重に応じた変位量を吸収することを特徴とする伸縮継手の伸縮移動規制装置。
  2. 流体輸送管の途中に接続されるフランジを有する一対の継手部から成る伸縮継手の伸縮移動規制装置であって、前記一対の継手部は互いに摺動且つ密封可能に支持され、前記両継手部はそのフランジ部間に伸縮移動規制ストッパーが周方向に複数橋架されていると共に、前記伸縮移動規制ストッパーはそれぞれの両端にネジ部を有する2本のフランジ連結部材と、該2本のフランジ連結部材に連結されて前記一対の継手部の中央に配設されるU字形またはロ型に形成された変形部材とから構成され、前記フランジ連結部材はその一端のネジ部を前記一対の継手部の各フランジに挿通してナットを螺合すると共に、前記2本のフランジ連結部材の向き合う端部間には当該フランジ連結部材の他端のネジ部を前記変形部材に挿通してナットを螺合し連結され、前記変形部材が輸送流体の所定圧力による荷重に対して変形不能な形状でかつ前記所定圧力より大きい異常荷重に対して破断しない形状を呈して該異常荷重に応じた変位量を吸収することを特徴とする伸縮継手の伸縮移動規制装置。
  3. 前記異状荷重は水圧試験で適用する水圧による荷重よりも大きいものである請求項1または2に記載の伸縮継手の伸縮移動規制装置。
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