JP6316634B2 - 自動変速機用シフトレバー装置 - Google Patents

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本発明は、主として自動車等の車両に用いられる自動変速機用シフトレバー装置に関する。
自動変速機用シフトレバー装置には、車両のインストルメントパネルに設けられるいわゆるインパネタイプのものがある。このようなシフトレバー装置には、シフトレバーが上下方向にシフト操作されるものがある(特許文献1参照)。
特開2007−118881号公報
シフトレバーの操作側端部に設けられるノブは、一般的に運転者が手で握り易い大きさで形成されている。このため、ノブが重くなりがちである。ところで、シフトレバーが前後方向にシフト操作されるものでは、シフトレバーがノブを支えるため、ノブの重量が操作感にほとんど影響しない。しかし、シフトレバーが上下方向にシフト操作されるものでは、ノブの重量がシフトレバーをシフト方向下方に付勢する方向に作用するため、シフトレバーの下方向へのシフト操作時に次ポジションでの衝撃が大きくなり、操作感の低下を招くという問題があった。例えば、シフトレバーをシフト方向上方からシフト方向下方のシフトポジションへシフト操作する際には、ノブの重量によりシフトレバーが下方へ加速されるため、シフトポジションで停止したときに運転者の手に伝わる衝撃が大きくなる。特許文献1では、そのような問題についての対策がなされていない。
本発明が解決しようとする課題は、シフトレバーの下方向へのシフト操作時の衝撃を軽減し、操作感を向上することのできる自動変速機用シフトレバー装置を提供することにある。
第1の発明は、車両のインストルメントパネルに設けられる自動変速機用シフトレバー装置であって、車両の車体側部材に配置されるレバー支持部材と、レバー支持部材に回動可能に支持されかつ上下方向にシフト操作されるシフトレバーとを備え、レバー支持部材とシフトレバーとの間に、シフトレバーをシフト方向上方へ付勢するばね部材が介装されている。この構成によると、ばね部材の付勢力によりノブの重量を相殺することができる。これにより、シフトレバーの下方向へのシフト操作時の重力による加速を低減することで、次ポジションでの衝撃を軽減することができる。したがって、シフトレバーの下方向へのシフト操作時の衝撃を軽減し、操作感を向上することができる。
第2の発明は、第1の発明において、ばね部材はトーションスプリングである。
この構成によると、例えばばね部材がコイルスプリングである場合と比べて、ばね部材の配置スペースを抑制することができる。
第3の発明は、第2の発明において、トーションスプリングは、シフトレバーのシフト方向の回動軸線と同一軸線上に配置されている。この構成によると、レバー支持部材とシフトレバーとの間にトーションスプリングをコンパクトに配置することができる。
第4の発明は、第1〜3のいずれかの発明の自動変速機用シフトレバー装置はストレート式である。この構成によると、例えばゲート式の自動変速機用シフトレバー装置と比べて、シフトレバーのセレクト操作を考慮する必要がないため、レバー支持部材とシフトレバーとの間にばね部材を容易に配置することができる。
一実施形態にかかるシフトレバー装置を示す斜視図である。 シフトレバー装置を示す左側面図である。 ベースブラケットに対するシフトレバーの取付部の周辺部を示す左側面図である。 図3のIV−IV線矢視断面図である。 図3のV−V矢視断面図である。 図4のVI−VI線矢視断面図である。 トーションスプリングを示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための一実施形態について図面を用いて説明する。図1はシフトレバー装置を示す斜視図、図2は同じく左側面図である。説明の都合上、シフトレバー装置の前後方向は車両の前後方向に準じ、シフトレバー装置の左右方向は車両の左右方向に準じるものとする。図中、矢印Upは車両上方、Rhは車両右方、Frは車両前方をそれぞれ示している。
図2に示すように、シフトレバー装置10は、自動変速機を備えた車両(不図示)のインストルメントパネル12に設けられるいわゆるインパネタイプのものである。シフトレバー装置10は、ベースブラケット14とシフトレバー16とを備えている。ベースブラケット14は、インストルメントパネル12内の車体側部材(不図示)にボルト、ナット等により締結されることによって固定状に設置されている。ベースブラケット14の後側部(車室側)にはシフトパネル18が配置されている。シフトパネル18は、縦長四角形板状に形成されている。シフトパネル18には、縦長状の開口孔18aが形成されている(図1参照)。シフトパネル18は、インストルメントパネル12に開口された開口部12aに嵌め込まれている。なお、ベースブラケット14は本明細書でいう「レバー支持部材」に相当する。
シフトレバー16の一端部(基端部)は、ベースブラケット14にシフト軸20を介して回動軸線L回りに回動可能に支持されている。図1に示すように、シフトレバー16は、シフトパネル18の開口孔18aを通して後方すなわち車室側に突出されている。シフトレバー16の他端部(先端部)は操作側端部であり、その操作側端部にはノブ22が取付けられている。ノブ22は、運転者が手で握り易い大きさ、形状で形成されており、運転者の手によって上下方向をシフト方向としてシフト操作される。ノブ22には、シフトボタン23が設けられている。シフトボタン23は、運転者により押動操作可能である。
シフトボタン23の押動操作により、シフトレバー16の所定のシフト操作を規制するディテント機構によるシフト操作の規制が解除されることで、シフトレバー16のシフト操作が可能となる。また、シフトレバー装置10には、シフトレバー16をPレンジにおいて保持したディテント機構の解除動作を規制しかつ車両のブレーキ操作に連動してディテント機構の解除動作の規制を解除するシフトロック機構が設けられている。なお、ディテント機構及びシフトロック機構の構成は周知のものであるため、ここでの説明を省略する。また、図示はしないが、シフトレバー16の基端部には、自動変速機に連係するシフトケーブルが連結されるようになっている。したがって、シフトレバー16のシフト操作は、シフトケーブルを介して自動変速機に伝達される。
シフトレバー装置10はストレート式である。このため、シフトレバー16のシフトポジション(図2参照)としては、例えば、上側から下方へ向かってパーキングレンジ(Pレンジ)、リバースレンジ(Rレンジ)、ニュートラルレンジ(Nレンジ)、ドライブレンジ(Dレンジ)、セカンドレンジ(2レンジ)、ローレンジ(Lレンジ)の各シフトレンジが上下方向に直線的に設定されている。シフトレバー16は、これらのシフトポジションのうちのいずれか1つのシフトポジション(シフトレンジ)を選択する。なお、シフトポジションは適宜変更してもよい。
次に、ベースブラケット14に対するシフトレバー16の取付部を含む周辺の構造について説明する。図3はベースブラケットに対するシフトレバーの取付部の周辺部を示す左側面図、図4は図3のIV−IV線矢視断面図、図5は図3のV−V矢視断面図、図6は図4のVI−VI線矢視断面図である。図3及び図4に示すように、ベースブラケット14には、円形の軸孔25aを有する支持壁25が形成されている。軸孔25aの軸線(シフトレバー16の回動軸線L参照)は車幅方向(左右方向)に延びている。一方、シフトレバー16のシフト軸20は、シフトレバー16の基端部の一側(左側)に内外二重円筒軸状に形成されており、内筒軸部27と外筒軸部28とを有している。シフト軸20の軸線(回動軸線L参照)は車幅方向(左右方向)に延びている。シフト軸20の外筒軸部28は、支持壁25の軸孔25aに回動可能に嵌合されている。なお、シフトレバー16の基端部は、支持壁25に対して抜け止め状態に係合されている。
図4に示すように、シフトレバー16のシフト軸20の両筒軸部27,28の間の筒状空間部29の奥端部(右端部)には、適数個(例えば4個)の第1係止壁部30が形成されている(図6参照)。第1係止壁部30は、筒状空間部29の半径方向に放射状に延びており、両筒軸部27,28に架設されている。また、図3に示すように、ベースブラケット14の左側部には、支持壁25の前方に位置する円弧状壁部32が形成されている。円弧状壁部32は、軸孔25a中心とする円弧状をなしている。円弧状壁部32の内周部には、右側方へ突出する第2係止壁部33が突出されている(図5参照)。円弧状壁部32及び第2係止壁部33には両壁部32,33に跨る開口溝34が形成されている。第2係止壁部33の右側縁には、段付状の係止段部33aが形成されている。
図3に示すように、ベースブラケット14とシフトレバー16との間には、シフトレバー16をシフト方向上方へ付勢するトーションスプリング35が介装されている。図7はトーションスプリングを示す斜視図である。図7に示すように、トーションスプリング35は、ばね線材を巻回することによりコイル状に形成されたコイル部35aと、コイル部35aの一端部から軸方向外方へ折り曲げられた第1端末部35bと、コイル部35aの他端部から接線方向外方へ直線状に延出された第2端末部35cとを有している。
図4に示すように、トーションスプリング35のコイル部35aは、シフト軸20の筒状空間部29に嵌合されている(図6参照)。第1端末部35bは、シフト軸20の複数個のうちの1つの第1係止壁部30に係止されている。また、第2端末部35cは、支持壁25の円弧状壁部32の左側から開口溝34を通して第2係止壁部33の係止段部33aに係止されている(図5中、矢印Y参照)。トーションスプリング35の弾性によりシフトレバー16がシフト方向上方すなわちPレンジ方向へ付勢されている。また、シフトレバー16のシフト軸20の4つの第1係止壁部30のうちから、第1端末部35bを係止する第1係止壁部30を選択することにより、シフトレバー16をシフト方向上方へ付勢するトーションスプリング35の付勢力を調整することができる。トーションスプリング35は本明細書でいう「ばね部材」に相当する。
前記したシフトレバー装置10によると、トーションスプリング35の付勢力によりノブ22の重量を打ち消すすなわち相殺することができる。これにより、シフトレバー16の下方向へのシフト操作時の重力による加速を低減することで、次ポジションでの衝撃を軽減することができる。例えば、シフトレバー16をシフト方向上方のPレンジからシフト方向下方のシフトポジションへシフト操作したときの運転者の手に伝わる衝撃を軽減することができる。よって、シフトレバー16の下方向へのシフト操作時の衝撃を軽減し、操作感を向上することができる。
また、ばね部材としてトーションスプリング35を用いている。したがって、例えばばね部材がコイルスプリングである場合と比べて、トーションスプリング35の配置スペースを抑制することができる。
また、トーションスプリング35は、シフトレバー16のシフト方向の回動軸線Lと同一軸線上に配置されている。したがって、ベースブラケット14とシフトレバー16との間にトーションスプリング35をコンパクトに配置することができる。
また、シフトレバー装置10はストレート式である。したがって、例えばゲート式の自動変速機用シフトレバー装置と比べて、シフトレバー16のセレクト操作を考慮する必要がないため、ベースブラケット14とシフトレバー16との間にトーションスプリング35を容易に配置することができる。
[他の技術的事項]
本発明は実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本発明は、ストレート式に限らず、ゲート式のシフトレバー装置に適用してもよい。また、M位置、+位置、−位置を有するシーケンシャルモードを備えたシフトレバー装置に適用してもよい。また、本発明は、インパネタイプに限らず、上下方向にシフト操作されるコラムタイプの自動変速機用シフトレバー装置に適用することも可能である。また、ばね部材としては、トーションスプリング35に限らず、コイルスプリングを適用してもよい。また、トーションスプリング35の配置位置、配置形態等は適宜変更してもよい。また、ばね部材として定荷重(定トルク)ばねを適用するとよい。
10…シフトレバー装置
12…インストルメントパネル
14…ベースブラケット(レバー支持部材)
16…シフトレバー
35…トーションスプリング(ばね部材)

Claims (4)

  1. 車両のインストルメントパネルに設けられる自動変速機用シフトレバー装置であって、
    車両の車体側部材に配置されるレバー支持部材と、前記レバー支持部材に回動可能に支持されかつ上下方向にシフト操作されるノブを有するシフトレバーとを備え、
    前記レバー支持部材と前記シフトレバーとの間に、前記ノブの重量を相殺するように前記シフトレバーをシフト方向上方へ付勢するばね部材が介装されている
    ことを特徴とする自動変速機用シフトレバー装置。
  2. 請求項1に記載の自動変速機用シフトレバー装置であって、
    前記ばね部材はトーションスプリングであることを特徴とする自動変速機用シフトレバー装置。
  3. 請求項2に記載の自動変速機用シフトレバー装置であって、
    前記トーションスプリングは、前記シフトレバーのシフト方向の回動軸線と同一軸線上に配置されていることを特徴とする自動変速機用シフトレバー装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の自動変速機用シフトレバー装置はストレート式であることを特徴とする自動変速機用シフトレバー装置。
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