JP2020070846A - パーキングロック機構 - Google Patents

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JP2020070846A JP2018204253A JP2018204253A JP2020070846A JP 2020070846 A JP2020070846 A JP 2020070846A JP 2018204253 A JP2018204253 A JP 2018204253A JP 2018204253 A JP2018204253 A JP 2018204253A JP 2020070846 A JP2020070846 A JP 2020070846A
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裕之 谷尻
Hiroyuki Tanijiri
裕之 谷尻
弥輝 檀上
Hiroki Danjo
弥輝 檀上
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Abstract

【課題】パーキングロック解除の際の異音の発生を抑制できる、パーキングロック機構を提供する。【解決手段】パーキングポール13に対してパーキングギヤと反対側に、パーキングサポート71が設けられている。このパーキングサポート71により、パーキングロッドが進退するときに、パーキングロッドがパーキングポール13から逃げることを阻止できる。また、パーキングサポート71は、パーキングポール13が離脱方向に回動したときに、パーキングポール13が衝突することによりパーキングポール13の回り止めとして機能する。パーキングサポート71は、制振合金製の介在部材73を挟んで、ユニットケース2に取り付けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、車両のパーキングロック機構に関する。
自動車などの車両には、エンジンなどの駆動源が発生するトルクを変速する変速ユニットが搭載されている。変速ユニットの概念には、トランスミッション(変速機)単体はもちろん、トランスミッションとデファレンシャルギヤ(差動装置)とを一体的に備えるトランスアクスルが含まれる。
特開2013−209090号公報
図4は、出願人が先に提案している変速ユニット101の一部を示す側面図である。
変速ユニット101には、シフトレバー(セレクトレバー)がP(パーキング)ポジションに位置するときにトランスミッションのアウトプットシャフト102をロックするパーキングロック機構103が備えられている。
パーキングロック機構103は、パーキングギヤ104、パーキングポール105およびパーキングロッド106を含む。
パーキングギヤ104は、アウトプットシャフト102に対して相対回転不能に設けられている。
パーキングポール105は、パーキングギヤ104の上側を前後方向に延びている。パーキングポール105の基端部は、左右方向に延びるポール回転軸107を介して変速ユニット101の外殻をなすユニットケース108に回転可能に支持されている。パーキングポール105の中間部には、パーキングギヤ104側に突出する噛合部109が形成されている。また、パーキングポール105は、2個のリターンスプリング110,111により、噛合部109がパーキングギヤ104から離間する方向に付勢されている。
パーキングロッド106は、前後方向に延び、その先端がパーキングポール105の先端部と前後方向に対向している。パーキングロッド106には、カム112が摺動自在に設けられている。
車両の車室内に設けられたシフトレバー(セレクトレバー)が操作されて、シフトレバーがP(パーキング)ポジション以外のポジションからPポジションに操作されると、その操作によるシフト操作力がパーキングロッド106に伝達されて、パーキングロッド106がパーキングポール105側に進出する。パーキングロッド106の進出により、パーキングロッド106の進出により、カム112がパーキングポール105の先端に当接した後、パーキングロッド106がさらに進出すると、リターンスプリング110,111の付勢力に抗して、カム112によりパーキングポール105の先端が押し下げられる。これにより、パーキングポール105の噛合部109がパーキングギヤ104の歯溝116に嵌まり、パーキングギヤ104の回転が規制(パーキングロック)される。
シフトレバーがPポジションからPポジション以外のポジションに操作されると、その操作によるシフト操作力がパーキングロッド106に伝達されて、パーキングロッド106がパーキングポール105から退避する。パーキングポール105の退避に伴い、リターンスプリング110,111の付勢力により、パーキングポール105がポール回転軸107を中心にその先端が持ち上がるように回動する。これにより、パーキングポール105の噛合部109がパーキングギヤ104の歯溝116から離脱して、パーキングギヤ104の回転が許容(パーキングロックが解除)される。
パーキングポール105およびパーキングロッド106の上方には、それらの上方に跨がるように、鉄製のパーキングサポート113が設けられている。このパーキングサポート113により、パーキングロッド106が進退するときに、カム112が上方に逃げることを阻止できる。また、パーキングサポート113は、パーキングポール105の噛合部109がパーキングギヤ104の歯溝116から離脱するときに、パーキングポール105の回り止めとして機能する。
ところが、パーキングポール105がパーキングサポート113に衝突したときに、通常とは異なる音が発生する場合がある。たとえば、坂路にて車両のフットブレーキが解除されて、パーキングギヤ104からパーキングポール105にトルク負荷が付与された状態で、シフトレバーがPポジションからRポジション側に操作された場合、パーキングポール105がリターンスプリング110,111の付勢力に加えてパーキングギヤ104から付与されるトルク負荷により跳ね上げられて、パーキングポール105がパーキングサポート113に強く衝突することによる異音が発生する。
本発明の目的は、パーキングロック解除の際の異音の発生を抑制できる、パーキングロック機構を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係るパーキングロック機構は、変速ユニットのユニットケース内に収容されるパーキングロック機構であって、所定の回転軸線を中心に回転可能に設けられるパーキングギヤと、回転軸線と平行なポール回転軸を支点として揺動可能に設けられ、その揺動によりパーキングギヤの歯溝に対して係合および離脱する噛合部を有するパーキングポールと、パーキングポールを噛合部が歯溝から離脱する離脱方向に付勢するリターンスプリングと、パーキングポールに対して進出および退避可能に設けられ、噛合部が歯溝から離脱した状態からパーキングポール側に進出し、パーキングポールに当接して、パーキングポールを噛合部がパーキングギヤの歯溝に係合する方向に変位させるパーキングロッドと、パーキングポールに対してパーキングギヤと反対側に配置され、パーキングポールが離脱方向の回動により当接し、かつ、パーキングロッドが進退時に摺擦するように設けられたパーキングサポートとを含み、パーキングサポートは、制振合金製の部材を挟んで、ユニットケースに取り付けられている。
この構成によれば、パーキングロッドがパーキングポール側に進出することにより、パーキングロッドがパーキングポールに当接して、パーキングロッドがパーキングポールをパーキングポールの噛合部がパーキングギヤの歯溝に係合する方向に変位させる。パーキングポールの噛合部がパーキングギヤの歯溝に嵌まることにより、パーキングギヤの回転が規制(パーキングロック)される。
その状態からパーキングロッドがパーキングポールから退避すると、リターンスプリングの付勢力により、パーキングポールがポール回転軸を支点に離脱方向に回動し、パーキングポールの噛合部がパーキングギヤの歯溝から離脱する。これにより、パーキングギヤの回転が許容(パーキングロックが解除)される。
パーキングポールに対してパーキングギヤと反対側に、パーキングサポートが設けられている。このパーキングサポートにより、パーキングロッドが進退するときに、パーキングロッドがパーキングポールから逃げることを阻止できる。また、パーキングサポートは、パーキングポールが離脱方向に回動したときに、パーキングポールが衝突することによりパーキングポールの回り止めとして機能する。
パーキングサポートは、制振合金製の部材を挟んで、ユニットケースに取り付けられている。そのため、パーキングポールの噛合部がパーキングギヤの歯溝から離脱するときに、パーキングポールがパーキングギヤからトルク負荷を受けて強く跳ね上げられて、パーキングポールがパーキングサポートに衝突しても、制振合金製の部材によりパーキングサポートからユニットケースに伝播する音が減衰される。その結果、パーキングロック解除の際の異音の発生が抑制される。
本発明によれば、パーキングロック解除の際の異音の発生を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るパーキングロック機構が適用された変速ユニットの一部を示す側面図であり、パーキングロック状態を示す。 変速ユニットの一部を示す側面図であり、パーキングロックが解除された状態を示す。 図2に示される切断面線A−Aにおける断面図である。 出願人が先に提案している変速ユニットの一部を示す側面図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<変速ユニットの構成>
図1および図2は、本発明の一実施形態に係るパーキングロック機構11が適用された変速ユニット1の一部を示す側面図である。
変速ユニット1は、エンジンまたはモータなどの駆動源とともに車両に搭載されて、駆動源が発生するトルクを変速するユニットである。
変速ユニット1の外殻をなすユニットケース2内には、シフトレバー(セレクトレバー)がP(パーキング)ポジションに位置するときにトランスミッションのアウトプットシャフト3をロックするパーキングロック機構11が備えられている。シフトレバーは、図示されないが、車両の車室内において、運転者が操作可能な位置に設けられている。
パーキングロック機構11には、パーキングギヤ12、パーキングポール13および2個のリターンスプリング14,15が含まれる。
パーキングギヤ12は、アウトプットシャフト3に対して相対回転不能に設けられている。パーキングギヤ12は、たとえば、アウトプットシャフト3と直接にスプライン結合していてもよいし、アウトプットシャフト3に相対回転不能に支持された別のギヤと一体的に設けられていてもよい。パーキングギヤ12の外周面には、多数の歯21が一定間隔を空けて形成され、これにより、歯21と歯溝22とが交互に並んでいる。
パーキングギヤ12に対してアウトプットシャフト3の回転軸線と直交する前後方向の前側(図1における左側)には、ポール回転軸31が設けられている。ポール回転軸31は、ユニットケース2に固定され、アウトプットシャフト3と平行をなして延びている。
パーキングポール13は、前後方向に延び、その前後方向の中央よりも前寄りの位置にポール回転軸31が遊挿されることにより、ポール回転軸31を支点として揺動可能に設けられている。パーキングポール13は、ポール回転軸31からパーキングギヤ12の上側をパーキングギヤ12を後側に越える位置まで延びる本体部32と、ポール回転軸31からパーキングギヤ12側と反対側、つまり前側に延びる延部33と、本体部32の前後方向の中央部からパーキングギヤ12に向けて下側に突出する噛合部34とを一体的に有している。延部33には、側面視略三角形状の切欠35が形成されている。
ポール回転軸31の前下側には、スプリング支持軸41が設けられている。スプリング支持軸41は、ユニットケース2に固定され、アウトプットシャフト3およびポール回転軸31と平行をなして延びている。
リターンスプリング14,15は、1本の金属線材を巻回および屈曲させることにより形成されるトーションスプリングからなる。
リターンスプリング14のコイル状に巻回された部分にスプリング支持軸41が挿通されることにより、リターンスプリング14がスプリング支持軸41に支持されている。リターンスプリング14の一端部42は、コイル状に巻回された部分から前側に延びて、パーキングポール13の延部33の切欠35に引っ掛けられている。リターンスプリング14の他端部43は、ユニットケース2に固定されている。リターンスプリング14が有する弾性により、リターンスプリング14の一端部42からパーキングポール13の延部33に下向きの荷重が加えられて、パーキングポール13は、噛合部34がパーキングギヤ12から離間する離間方向に付勢されている。
リターンスプリング15のコイル状に巻回された部分にスプリング支持軸41が挿通されることにより、リターンスプリング15がスプリング支持軸41に支持されている。リターンスプリング15の一端部44は、コイル状に巻回された部分から後側に延びて、パーキングポール13の本体部32に下側から引っ掛けられている。リターンスプリング15の他端部45は、ユニットケース2に固定されている。リターンスプリング15が有する弾性により、リターンスプリング15の一端部44からパーキングポール13の本体部32に上向きの荷重が加えられて、パーキングポール13が離間方向に付勢されている。
パーキングポール13の後側には、パーキングロッド51が設けられている。パーキングロッド51は、前後方向に延び、その先端がパーキングポール13の本体部32と前後方向に対向している。パーキングロッド51の先端部には、カム52が設けられている。カム52は、パーキングロッド51の先端に近づくにつれて縮径する円錐状のカム面53を有している。パーキングロッド51には、カム52よりも後側の位置に、コイルスプリング54が巻装されている。カム52には、コイルスプリング54の一端が接続されている。コイルスプリング54の他端は、パーキングロッド51に固定されている。
また、ユニットケース2には、コントロールシャフト61が挿入されている。コントロールシャフト61は、上下方向に延びている。コントロールシャフト61の上端部は、ユニットケース2の上側に突出しており、その上端部には、アウタレバー(図示せず)が取り付けられている。アウタレバーには、シフトレバーから延びるコントロールケーブル(図示せず)が接続されており、シフトレバーを操作する力(シフト操作力)がコントロールケーブルを介して入力される。また、コントロールシャフト61には、ユニットケース2内において、インナレバー62が相対回転不能に取り付けられている。パーキングロッド51の基端部は、下方に屈曲されて延び、インナレバー62に回転可能に挿通されている。
シフトレバーがPポジション以外のポジションからPポジションに操作されると、その操作によるシフト操作力がアウタレバーに入力されて、アウタレバーが回動し、アウタレバーと一体にコントロールシャフト61およびインナレバー62が回動する。インナレバー62の回動により、パーキングロッド51がパーキングポール13側に進出する。パーキングロッド51の進出により、カム52のカム面53がパーキングポール13の本体部32に当接した後、パーキングロッド51がさらに進出すると、カム面53によりパーキングポール13の本体部32が押し下げられる。これにより、パーキングポール13の噛合部34がパーキングギヤ12の歯溝22のいずれかに嵌まり、パーキングギヤ12の回転が規制(パーキングロック)される。
シフトレバーがPポジションからPポジション以外のポジションに操作されると、その操作によるシフト操作力がアウタレバーに入力されて、パーキングロックされる際と逆の動きにより、アウタレバーが回動し、アウタレバーと一体にコントロールシャフト61およびインナレバー62が回動する。インナレバー62の回動により、パーキングロッド51がパーキングポール13から退避する。パーキングポール13の退避に伴い、リターンスプリング14,15の付勢力により、パーキングポール13がポール回転軸31を中心にその先端が持ち上がるように回動する。これにより、パーキングポール13の噛合部34がパーキングギヤ12の歯溝22から離脱して、パーキングギヤ12の回転が許容(パーキングロックが解除)される。
パーキングポール13およびパーキングロッド51の上方には、それらの上方に跨がるように、鉄製のパーキングサポート71が設けられている。パーキングサポート71は、ブロック状に形成されている。パーキングサポート71が設けられていることにより、パーキングロッド51が進退するときに、カム52がパーキングサポート71に下側から当接して摺擦し、カム52が上方に逃げることが阻止される。また、パーキングポール13が離脱方向に回動して、パーキングポール13の噛合部34がパーキングギヤ12の歯溝22から離脱するときに、パーキングポール13がパーキングサポート71に衝突し、パーキングサポート71がパーキングポール13の回り止めとして機能する。
<パーキングサポートの取付構造>
図3は、図2に示される切断面線A−Aにおける断面図である。
パーキングサポート71は、ボルト72により、ユニットケース2に固定されている。パーキングサポート71とユニットケース2との間には、介在部材73が介在されている。介在部材73は、制振合金製であり、パーキングサポート71の外形に対応した外形を有する板状に形成されている。
制振合金は、振動負荷を受けたときに双晶活動により振動エネルギを熱エネルギに変換して制振性能を発揮する合金である。制振合金としては、たとえば、M2052を採用することができる。M2052は、マンガン、銅、ニッケルおよび鉄からなるマンガン合金である。
<作用効果>
以上のように、パーキングロッド51がパーキングポール13側に進出することにより、パーキングロッド51がパーキングポール13に当接して、パーキングロッド51がパーキングポール13をパーキングポール13の噛合部34がパーキングギヤ12の歯溝22に係合する方向に変位させる。パーキングポール13の噛合部34がパーキングギヤ12の歯溝22に嵌まることにより、パーキングギヤ12の回転が規制されたパーキングロック状態となる。
パーキングロック状態からパーキングロッド51がパーキングポール13から退避すると、リターンスプリング14,15の付勢力により、パーキングポール13がポール回転軸31を支点に離脱方向に回動し、パーキングポール13の噛合部34がパーキングギヤ12の歯溝22から離脱する。これにより、パーキングギヤ12の回転が許容されたパーキングロック解除状態となる。
パーキングポール13に対してパーキングギヤ12と反対側に、パーキングサポート71が設けられている。このパーキングサポート71により、パーキングロッド51が進退するときに、パーキングロッド51がパーキングポール13から逃げることを阻止できる。また、パーキングサポート71は、パーキングポール13が離脱方向に回動したときに、パーキングポール13が衝突することによりパーキングポール13の回り止めとして機能する。
パーキングサポート71は、制振合金製の介在部材73を挟んで、ユニットケース2に取り付けられている。そのため、パーキングポール13の噛合部34がパーキングギヤ12の歯溝22から離脱するときに、パーキングポール13がパーキングギヤ12からトルク負荷を受けて強く跳ね上げられて、パーキングポール13がパーキングサポート71に衝突しても、制振合金製の介在部材73によりパーキングサポート71からユニットケース2に伝播する音が減衰される。その結果、パーキングロック解除の際の異音の発生が抑制される。
また、パーキングポール13は、ポール回転軸31を支点に揺動可能に設けられ、ポール回転軸31からパーキングギヤ12側に延びる本体部32と、ポール回転軸31からパーキングギヤ12側と反対側に延びる延部33とを有している。そのため、延部33がパーキングポール13のカウンタウエイトとして機能し、ポール回転軸31がパーキングポール13の端部に設けられた構成と比較して、パーキングポール13の重心位置がポール回転軸31に近づく。したがって、パーキングポール13の噛合部34がパーキングギヤ12の歯溝22から離脱した状態を保持するのにリターンスプリング14,15に必要とされる荷重を低減できる。その結果、パーキングロッド51に設けられるコイルスプリング54の荷重を低減でき、ひいてはシフト操作力を低減できる。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもでき、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:変速ユニット
2:ユニットケース
12:パーキングギヤ
13:パーキングポール
14,15:リターンスプリング
22:歯溝
31:ポール回転軸
34:噛合部
51:パーキングロッド
71:パーキングサポート
73:介在部材(制振合金製の部材)

Claims (1)

  1. 変速ユニットのユニットケース内に収容されるパーキングロック機構であって、
    所定の回転軸線を中心に回転可能に設けられるパーキングギヤと、
    前記回転軸線と平行なポール回転軸を支点として揺動可能に設けられ、その揺動により前記パーキングギヤの歯溝に対して係合および離脱する噛合部を有するパーキングポールと、
    前記パーキングポールを前記噛合部が前記歯溝から離脱する離脱方向に付勢するリターンスプリングと、
    前記パーキングポールに対して進出および退避可能に設けられ、前記噛合部が前記歯溝から離脱した状態から前記パーキングポール側に進出し、前記パーキングポールに当接して、前記パーキングポールを前記噛合部が前記パーキングギヤの前記歯溝に係合する方向に変位させるパーキングロッドと、
    前記パーキングポールに対して前記パーキングギヤと反対側に配置され、前記パーキングポールが前記離脱方向の回動により当接し、かつ、前記パーキングロッドが進退時に摺擦するように設けられたパーキングサポートとを含み、
    前記パーキングサポートは、制振合金製の部材を挟んで、前記ユニットケースに取り付けられている、パーキングロック機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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