JP6315607B2 - 後入れランナ - Google Patents

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Description

本発明は、カーテンレールに着脱可能に装着される後入れランナに関するものである。
カーテンの変更等によりランナの数を増減する場合は、一般にカーテンレールの両端開口部からランナの取付け取外しを行うが、カーテンレールの設置場所によっては、その両端開口部に空間的余裕がないために、カーテンレール自体を取り外すことなく、後からランナを着脱できる後入れランナがある。かかる後入れランナには、カーテンレールのレール溝の両側に形成されたレール面を転動する車輪を有する車輪部と、鉛直の貫通孔を有していてレール溝に長手方向に移動自在に挿通されるガイド部と、ガイド部の下方でカーテンを掛け止めする掛止部と、掛止部に上方突設された柱部を備え、柱部はガイド部の貫通孔に縦軸廻りに回動自在に挿通されていて上部が車輪部に連結されており、柱部の縦軸廻りの回動により、車輪部はカーテンレールに平行してレール溝に挿通可能になる挿通姿勢とカーテンレールに直交してレール面に車輪が載置される転動姿勢とに姿勢変更自在とされ、ガイド部内に前記貫通孔に連通する収納空間が設けられ、車輪部が転動姿勢のときに前記柱部の収納空間に臨む位置に係止凹部が設けられ、収納空間内に係合凹部と係合可能な係合凸部を有するストッパが収納され、ストッパは車輪部が転動姿勢のときに係合凸部が係止凹部に係合して柱部を回動不能にロックするロック位置と係止凹部から外れる解除位置とに移動自在に支持され、ストッパを解除方向に移動操作するための操作部がストッパに設けられたものがある。
この種の従来の後入れランナでは、ガイド部には、下端面から収納空間に連通する挿通孔がストッパの操作部に向けて上下方向に形成されており、別途用意した細くて硬い針金等の杆材を挿通孔に下から挿入してストッパの操作部を押動するようになっていた(例えば特許文献1)。
特開2005−198886号公報
従って、従来の場合、カーテンレールから後入れランナを取り外す場合、別途用意した細くて硬い針金等の杆材を孔に下から挿入して、ストッパの操作部を押動して柱部のロックを解除した後、柱部を縦軸廻りに回動して車輪部を転動姿勢から挿通姿勢に姿勢変更し、車輪部をレール溝から下方に取り出していた。このため、針金等の操作部材を別途使用する必要がある。また、高所に設置されたカーテンレールに対する後入れランナの取り外しが非常に面倒になるという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑み、操作部材を常備しておいて、操作部材の操作で車輪部を転動姿勢から挿通姿勢に姿勢変更して、カーテンレールから簡単に取り外すことができる後入れランナを提供することを目的としている。
本発明における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、カーテンレール2のレール溝3の両側に形成されたレール面11を転動する車輪8を有する車輪部5と、鉛直の貫通孔13を有していてレール溝3に長手方向に移動自在に挿通されるガイド部6と、ガイド部6の下方でカーテンを掛け止めする掛止部7と、掛止部7に上方突設された柱部10を備え、柱部10はガイド部6の貫通孔13に縦軸廻りに回動自在に挿通されていて上部が車輪部5に連結されており、柱部10の縦軸廻りの回動により、車輪部5はカーテンレール2に平行してレール溝3に挿通可能になる挿通姿勢Xとカーテンレール2に直交してレール面11に車輪8が載置される転動姿勢Yとに姿勢変更自在とされ、
ガイド部6内に前記貫通孔13に連通する収納空間30が設けられ、車輪部5が転動姿
勢Yのときに前記柱部10の収納空間30に臨む位置に係止凹部25が設けられ、収納空間30内に係止凹部25と係合可能な係合凸部45を有するストッパ46が収納され、ストッパ46は車輪部5が転動姿勢Yのときに係合凸部45が係止凹部25に係合して柱部10を回動不能にロックするロック位置Lと係止凹部25から外れる解除位置Mとに移動自在に支持され、ストッパ46を解除方向に移動操作するための操作部51がストッパ46に設けられた後入れランナにおいて、
ストッパ46の操作部51をガイド部6の外側から解除操作するための操作部材55がガイド部6に押動操作可能に設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、ガイド部6には、下端面から収納空間30に連通する保持孔32が形成され、操作部材55は杆材により形成されていて、保持孔32に上下移動自在に挿入保持され、操作部材55の下部は保持孔32から下方に突出していて押動操作部57とされている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、ストッパ46はガイド部6に揺動自在に支持されており、ガイド部6内にストッパ46をロック位置Lに向けて付勢する付勢手段53が設けられ、操作部材55は付勢手段53の付勢に抗して操作部51をストッパ46が解除位置Mに揺動するようにガイド部6の外側から押動操作可能とされている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、貫通孔13及び収納空間30はガイド部6の前後方向略中央に形成され、ガイド部6は前後2つ割りの割部材6A,6Bで形成され、ストッパ46を収納する収納空間30は前後割部材6A,6Bの一方のみに形成されている点にある。
本発明によれば、カーテンレールから後入れランナを取り外す場合、ガイド部に常備された操作部材を押動操作すれば、ストッパの操作部をガイド部の外側から解除操作することができて、ストッパをロック位置から係合凸部が係止凹部から外れる解除位置に簡単に移動させることができ、次に柱部を縦軸廻りに回動することにより、車輪部はカーテンレールに直交する転動姿勢からカーテンレールに平行になる挿通姿勢になり、その後にレール溝からガイド部及び車輪部を下方に取り出すことができる。従って、針金等の杆材を別途探し出して使用するような面倒がなくなり、ガイド部にある操作部材を使用して後入れランナをカーテンレールから簡単に取り外すことができる。
本発明の第1実施形態を示す後入れランナの正面断面図である。 同後入れランナの側面断面図である。 同図1のA−A線断面図である。 同後入れランナをカーテンレールから外した状態の斜視図である。 同後入れランナをカーテンレールに装着した状態の斜視図である。 同ガイド部の分解正面図である。 第2実施形態を示す後入れランナの側面断面図である。 同後入れランナの正面断面図である。 第3実施形態を示す後入れランナの正面断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図6は本発明の第1実施形態を示している。図1〜図5において、後入れランナ1は、カーテンレール2に着脱自在に装着されるもので、車輪部5とガイド部6と掛止部7と柱部10とを備える。
ここで、カーテンレール2は左右方向に長い角筒状に形成され、底部にレール溝3が長手方向に形成され、レール溝3の前後両側に一対のレール面11が形成されている。
車輪部5は、中央部の支持体12とレール面11を転動する一対の車輪8とを有し、各
車輪8は支持体12に外方突出状に挿通保持した車軸9廻りに回転自在に支持されている。車輪部5の車軸9以外は合成樹脂等により形成され、車軸9は軽量メタル等で形成されている。ガイド部6は、鉛直の貫通孔13を有していてレール溝3に長手方向に移動自在に挿通される。
掛止部7はガイド部6の下方でカーテンを掛け止めするもので、円板状のフランジ体18と、車輪部5の長手方向と同一方向に長い長円形状の柱状体19と、円柱状の取付体20と、取付体20に縦軸廻りに回動自在に支持されたリング体21とを備えている。
柱部10は掛止部7のフランジ体18に上方突設されており、ガイド部6の貫通孔13に縦軸廻りに回動自在に挿通されていて、上部が車輪部5の支持体12に連結されている。
而して、ガイド部6に対する柱部10の縦軸廻りの回動により、車輪部5はカーテンレール2に平行してレール溝3に挿通可能になる挿通姿勢Xとカーテンレール2に直交してレール面11に車輪8が載置される転動姿勢Yとに姿勢変更自在とされている。
前記柱部10は、車輪部5の支持体12、掛止部7のフランジ体18、柱状体19及び取付体20と共に合成樹脂等によって一体に形成され、車輪部5が転動姿勢Yのときに後述する収納空間30に臨む位置に係止凹部25が設けられ、この係止凹部25は柱部10の径方向に一対配置されている。柱部10の係止凹部25よりも上方に環状凸部26が設けられている。
ガイド部6は左右方向に長い長方形の厚板状に形成され、ガイド部6内に、前記鉛直方向の貫通孔13と、貫通孔13の上部に位置する環状凹部29と、前記貫通孔13に連通する収納空間30と、収納空間30に連通するバネ収納部31と、収納空間30に連通する上下方向の保持孔32と、保持孔32の上方に位置する抜止収納部33とが設けられている。貫通孔13と環状凹部29とはガイド部6の左右方向中央に配置され、収納空間30、バネ収納部31、保持孔32及び抜止収納部33はガイド部6の左右方向の一方側に配置されている。
また、貫通孔13、環状凹部29、収納空間30、バネ収納部31、保持孔32及び抜止収納部33はガイド部6の前後方向略中央に形成され、収納空間30の一部は、バネ収納部31の一部と重複形成され、収納空間30の他の一部は、抜止収納部33と重複して形成されている。
ガイド部6は前後に2つ割りの一対の割部材6A,6Bで形成され、ガイド部6の貫通孔13よりも左右方向の一方側(図3の左側)は、前後方向の中央で前後に割られ、左右方向の他方側(図3の右側)は、前後方向の中央よりもやや後側で前後に割れており、一対の割部材6A,6Bの左右方向の一方側の前後方向の厚みは同一であり、左右方向の他方側の前後方向の厚みは一方(図3では前側)の割部材6Aが他方(図3では後側)の割部材6Bよりも厚くなっている。これら割部材6A,6Bは合成樹脂等によってそれぞれ一体に形成されている。
図6に示すように、一方(前側)の割部材6Aに左右一対の取付孔36が形成されると共に、該一方の割部材6Aの割り面a側に、貫通孔13を形成するための貫通孔形成凹部13aと、環状凹部29を形成するための環状凹部形成溝29aと、左右一対の嵌合凸部39と、収納空間30を形成するための空間形成凹部30aと、一方の取付孔36を取り囲む円筒状の横軸41と、バネ収納部31を形成するバネ収納凹部31aと、保持孔32を形成するための保持孔形成凹部32aと、抜止収納部33を形成するための抜止凹部33aとが設けられている。
他方の割部材6Bに、前記割部材6Aの左右の取付孔36に対応する左右一対の取付孔36が設けられると共に、該他方の割部材6Bの割り面b側に、前記左右嵌合凸部39に対応する左右一対の嵌合凹部40と、貫通孔13を形成するための貫通孔形成凹部13bと、環状凹部29を形成するための環状凹部形成溝29bと、バネ収納部31を形成するためのバネ収納凹部31bと、抜止収納部33を形成するための抜止凹部33bとが設けられている。
而して、貫通孔形成凹部13a,13bに柱部10を嵌合すると共に環状凹部形成溝2
9a,29bに柱部10の環状凸部26を嵌合するように、柱部10を前後の割部材6A,6Bで挟んで、左右の嵌合凸部39と左右の嵌合凹部40とを嵌合し、前後の割部材6A,6Bの割り面a,b同士を互いに重合して、左右の取付孔36にリベット43を挿入してカシメることによって前後の割部材6A,6Bでガイド部6が形成されている。
従って、収納空間30と保持孔32とは一方の割部材6Aのみに形成され、ガイド部6に柱部10が縦軸廻りに回動自在に保持され、ガイド部6の環状凹部29に柱部10の環状凸部26が係合することによって柱部10がガイド部6に対して上下移動不能になっている。
収納空間30内に係止凹部25と係合可能な係合凸部45を有するストッパ46が収納されている。ストッパ46は鋼その他の金属板等により板状に形成され、横軸41に嵌合する枢支孔47を有しており、横軸41に枢支孔47を介して嵌合することにより、横軸41廻りに揺動自在に支持され、これにより、ストッパ46は車輪部5が転動姿勢Yのときに係合凸部45が係止凹部25に係合して柱部10を回動不能にロックするロック位置Lと係止凹部25から外れる解除位置Mとに移動自在に支持されている。
ストッパ46には解除方向に移動操作するための操作部51と後述するコイルバネを受けるバネ受部52とが設けられ、ストッパ46の係合凸部45と操作部51とは横軸41(揺動中心)廻りに間隔をおいて形成されており、図例では係合凸部45は横軸41の下方に配置され、操作部51は横軸41の側方に配置され、バネ受部52は横軸41の下方であって係合凸部45の背面側に配置されている。
ガイド部6内にストッパ46をロック位置Lに向けて付勢する付勢手段53が設けられている。この付勢手段53はコイルバネで形成されており、ガイド部6のバネ収納部31に収納されて、係合凸部45の背面側に配置され、一端部がバネ受部52に当接されて、係合凸部45が係止凹部25に係合するように付勢している。従って、柱部10の係止凹部25とストッパ46と付勢手段53とで車輪部5を転動姿勢Yに解除可能にロックするロック手段54が構成されている。
ストッパ46の操作部51をガイド部6の外側から解除操作するための操作部材55がガイド部6に押動操作可能に設けられている。操作部材55は杆材により形成されていて、保持孔32に上下移動自在に挿入保持され、操作部材55の下部は保持孔32から下方に突出していて押動操作部57とされている。
操作部材55の上部は保持孔32から上方に突出していて保持孔32に挿通不能な抜止部58とされ、抜止部58は抜止収納部33に上下移動自在に収納保持され、ストッパ46の操作部51を上方に付勢手段53の付勢に抗して押動するようになっている。従って、操作部材55はガイド部6に常備され、付勢手段53の付勢に抗して操作部51をストッパ46が解除位置Mに揺動するようにガイド部6の外側から押動操作可能とされている。
上記第1実施形態によれば、後入れランナ1をカーテンレール2に装着する場合、図4に示すように、車輪部5をカーテンレール2に平行にしてレール溝3に挿通可能になる挿通姿勢Xにしておき、この状態で、カーテンレール2の下方から車輪部5及びガイド部6をレール溝3に挿通し、車輪部5をレール面11よりも上方に位置させ、柱部10をガイド部6に対して縦軸廻りの90度回動して、車輪部5を転動姿勢Yにする。
このとき、ストッパ46は付勢手段53の付勢により解除位置Mから横軸41廻りに矢印a方向に揺動してロック位置Lに移動し、係合凸部45が係止凹部25に係合して柱部10を回動不能にロックし、これにより、車輪部5が転動姿勢Yにロックされる。
その後、後入れランナ1をやや下降させて、車輪部5の一対の車輪8をそれぞれレール面11に載置すると、後入れランナ1はカーテンレール2に長手方向に移動自在に保持される。
次に、後入れランナ1をカーテンレール2から取り外すには、まず、操作部材55の押動操作部57を上方に押動すると、操作部材55の抜止部58がストッパ46の操作部51を上方に押動し、これによりストッパ46が横軸41廻りに矢印b方向に揺動してロック位置Lから解除位置Mに移動し、係合凸部45が係止凹部25から外れる。
その後、柱部10をガイド部6に対して縦軸廻りに90度回動して、車輪部5を転動姿勢Yからカーテンレール2に平行になる挿通姿勢Xにし、後入れランナ1をカーテンレール2の下方に移動して、車輪部5及びガイド部6をレール溝3から下方に取り出す。
従って、針金等の杆材を別途探し出して使用するような面倒がなくなり、ガイド部6に常備された操作部材55を使用して後入れランナ1をカーテンレール2から簡単に取り外すことができる。
また、本実施形態では、左右方向の一方側の前後方向の厚みは割部材6Aが割部材6Bよりも厚くなっていて、ストッパ46を収納する収納空間30と保持孔32とは割部材6Aのみに形成されているので、前後の割部材6A,6Bでガイド部6を組み立てる前に、割部材6Aにストッパ46、付勢手段53及び操作部材55を嵌合保持し易くなり、それだけガイド部6乃至後入れランナ1が組み立て簡単になる。
また、車輪部5とガイド部6をレール溝3に挿入するに際して、ガイド部6の下端部に設けられたフランジ体18がカーテンレール2の下面に当接することによって、その適正な挿入状況が確認できるし、また、過大な挿入を防止することができる。
図7及び図8は第2実施形態を示し、車輪部5はその支持体12が一対の車輪8の上側を通って車輪8の外側を覆うように倒伏したE字状に形成されている。また、掛止部7は、掛止部本体61とリング吊62とリング体21とから構成され、掛止部本体61は、柱部10によって車輪部5に連結されている。リング吊62は、座金64を介して掛止部本体61に縦軸廻りに回転自在に取り付けられ、リング体21はリング吊62に連結されている。
その他の点は前記第1実施形態の場合と同様の構成であり、ストッパ46の操作部51をガイド部6の外側から解除操作するための操作部材55がガイド部6に押動操作可能に設けられている。
図9は第3実施形態を示し、バネ収納部31が操作部51の上方に配置されており、バネ収納部31に付勢手段53であるコイルバネが収納されて、コイルバネが操作部51の操作部材当接面の背面側に配置され、コイルバネの一端部が操作部51に上方から当接されている。その他の点は前記第2実施形態の場合と同様の構成である。
なお、前記実施形態では、後入れランナ1は、車軸9以外は合成樹脂等で作成しているが、これに代え、車軸9以外の部分を車軸9と同様に軽量メタル等で作成することが可能であり、また、車輪8とガイド部6以外をメタル材で構成するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、操作部材55はガイド部6の保持孔32に上下移動自在に挿入保持され、操作部材55の下部は保持孔32から下方に突出していて押動操作部57とされているが、これに代え、操作部材55をガイド部6の左右側面から外側方に突出させるようにしてもよいし、ガイド部6の前後面から前後方向に突出させるようにしてもよい。
また、前記実施形態では、ストッパ46はガイド部6に横軸41廻りに揺動自在に支持されており、ガイド部6内にストッパ46をロック位置Lに向けて付勢する付勢手段53が設けられているが、これに代え、ストッパ46を直線的に往復移動自在に支持するようにしてもよいし、付勢手段53を省略しストッパ46の摺動抵抗に抗して操作部材55でストッパ46の操作部51を押動操作するようにしてもよい。また、横軸41を省略し、例えばストッパ46を収納空間30の外周面の形状に沿って揺動自在に支持するようにしてもよい。
1 後入れランナ
2 カーテンレール
3 レール溝
5 車輪部
6 ガイド部
6A 割部材
6B 割部材
7 掛止部
8 車輪
10 柱部
11 レール面
13 貫通孔
25 係止凹部
30 収納空間
32 保持孔
41 横軸
45 係合凸部
46 ストッパ
51 操作部
53 付勢手段
55 操作部材
57 押動操作部
X 挿通姿勢
Y 転動姿勢
L ロック位置
M 解除位置

Claims (3)

  1. カーテンレール(2)のレール溝(3)の両側に形成されたレール面(11)を転動する車輪(8)を有する車輪部(5)と、鉛直の貫通孔(13)を有していてレール溝(3)に長手方向に移動自在に挿通されるガイド部(6)と、ガイド部(6)の下方でカーテンを掛け止めする掛止部(7)と、掛止部(7)に上方突設された柱部(10)を備え、柱部(10)はガイド部(6)の貫通孔(13)に縦軸廻りに回動自在に挿通されていて上部が車輪部(5)に連結されており、柱部(10)の縦軸廻りの回動により、車輪部(5)はカーテンレール(2)に平行してレール溝(3)に挿通可能になる挿通姿勢(X)とカーテンレール(2)に直交してレール面(11)に車輪(8)が載置される転動姿勢(Y)とに姿勢変更自在とされ、
    ガイド部(6)内に前記貫通孔(13)に連通する収納空間(30)が設けられ、車輪部(5)が転動姿勢(Y)のときに前記柱部(10)の収納空間(30)に臨む位置に係止凹部(25)が設けられ、収納空間(30)内に係止凹部(25)と係合可能な係合凸部(45)を有するストッパ(46)が収納され、ストッパ(46)は車輪部(5)が転動姿勢(Y)のときに係合凸部(45)が係止凹部(25)に係合して柱部(10)を回動不能にロックするロック位置(L)と係止凹部(25)から外れる解除位置(M)とに移動自在に支持され、ストッパ(46)を解除方向に移動操作するための操作部(51)がストッパ(46)に設けられた後入れランナにおいて、
    ストッパ(46)の操作部(51)をガイド部(6)の外側から解除操作するための操作部材(55)がガイド部(6)に押動操作可能に設けられており、
    ガイド部(6)には、下端面から収納空間(30)に連通する保持孔(32)が形成され、操作部材(55)は杆材により形成されていて、保持孔(32)に上下移動自在に挿入保持され、操作部材(55)の下部は保持孔(32)から下方に突出していて押動操作部(57)とされていることを特徴とする後入れランナ。
  2. ストッパ(46)はガイド部(6)に揺動自在に支持されており、ガイド部(6)内にストッパ(46)をロック位置(L)に向けて付勢する付勢手段(53)が設けられ、操作部材(55)は付勢手段(53)の付勢に抗して操作部(51)をストッパ(46)が解除位置(M)に揺動するようにガイド部(6)の外側から押動操作可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の後入れランナ。
  3. 貫通孔(13)及び収納空間(30)はガイド部(6)の前後方向略中央に形成され、ガイド部(6)は前後2つ割りの割部材(6A,6B)で形成され、ストッパ(46)を収納する収納空間(30)は前後割部材(6A,6B)の一方のみに形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の後入れランナ。
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