JP4727932B2 - 後入れランナ - Google Patents

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本発明は、カーテンレール用後入れランナに関するものである。
従来、カーテンランナの一種として図13に示すものがある。このランナ51は、上部に設けられる一対の車輪58と、ランナ51の下部にカーテンを掛け止め可能にした架止部57から構成されている。そして、カーテンレール2の長手方向に形成されるレール溝3にランナ51が挿通され、レール溝3の両側において形成されたレール面11の上を各車輪58が転動するように構成されている。
カーテンの変更等によりランナの数を調整する場合は、カーテンレールの両端開口部からランナを取付け、若しくは取り外すようになっている。前記両端開口部に空間的余裕のない場合には、カーテンレール自体を取り外して作業することになるが、高所に設定された場合などは取り外すことの困難性がある。それらの作業が煩雑であるという問題があった。
そこで、上記のような不具合を解決する手段として、バネ性のある垂脚部の外壁を内方へ押圧しながらレール溝に挿入しつつ前記垂脚部をレール溝内で90°回動することにより、ランナを非取付けポジションから正常な取付けポジションへ変位できるよう構成する。そして、この非取付けポジションにおいてランナをレール溝内に挿入することを可能にするために、ランナの頭部並びに前記垂脚部の前後幅をレール溝を通過し得る大きさに設定した後入れランナがある。(例えば、特許文献1参照。)。
また、ランナ本体をカーテンレールの長手方向に分割するとともに、カーテンレールの下方に露出する位置で相対回動可能に軸支する。分割された部分の車輪間の距離をカーテンレールの長手方向に調節可能とし、各々を別々にレール溝内に挿入して、カーテンレー
ル内で組み立てる構成の後入れランナが開示されている。(例えば、特許文献2参照。)。
実開昭56−36296号公報(第14頁、第1図) 特開2002−165698号公報(第8頁、第3図)
しかしながら、従来の後入れランナは、強度が弱く壊れ易い、あるいは、カーテンレールに取付ける場合に両手で調整しながら行わねばならず、取付け作業が煩雑になるといった欠点があった。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、調整することなくワンタッチで取付け作業を容易に行い得るカーテンレール用の後入れランナを提供するようにしたものである。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、 カーテンレールの長手方向に沿って形成されるレール溝に挿通し、レール溝の両側においてカーテンレールの内底面に形成されるレール面11の上を車輪が転動するランナにおいて、
車輪を回転可能に支持しかつカーテンレールの長手方向に沿わせることによりレール溝に挿通可能な車輪部と、レール溝に挿通されるガイド部と、カーテンを掛け止め可能とした掛止部と、前記車輪部と掛止部とを連結しかつガイド部を鉛直に穿った孔13内を回動可能に貫通した柱部10を有し、
さらに、ガイド部をレール溝内に配置して掛止部及び柱部10を介して前記車輪部をレール溝と直交して車輪8が前記レール面11の上を転動する状態に回動させたときに、その回動位置23で柱部10をガイド部6に戻り回動を規制した状態に保持する保持手段14を、前記ガイド部6と柱部10との間に設けているとされている点にある。
また、本発明の技術的手段は、前記保持手段14は、ガイド部を鉛直に穿った孔13内面に形成された凹部17A,17Bと、前記柱部10外表に形成されていて前記凹部17A,17Bに係合する凸部18Aとを有し、前記凹部17A,17B内には、柱部10をレール溝の下方よりカーテンレール内に車輪部とガイド部を挿入する挿入位置から車輪部の車輪が前記レール面11の上を転動する回動位置23まで回動したときに戻り回動を規制する回動規制部24Aを設けている点にある。
また、本発明の技術的手段は、前記保持手段14は、ガイド部を鉛直に穿った孔13内面に形成された凹部17Cと、前記柱部10外表に形成されていて前記凹部17Cに係合する凸部18Bとを有し、前記凹部17C内には、柱部10をレール溝の下方よりカーテンレール内に車輪部とガイド部を挿入する挿入位置から車輪部の車輪が前記レール面11の上を転動する回動位置23まで回動してからガイド部に向けて掛止部を押し上げたときに前記凸部18Bが係合可能になっており、この凸部18Bと凹部17Cとの係合が前記柱部10が下方に戻るのを規制しかつ回動位置23から戻り回動するのを規制する回動規制部24Bを形成している点にある。
さらに、前記保持手段14は、ガイド部を鉛直に穿った孔13への開口を持ったガイド部中の穴部30内に設けられたストッパ31と、前記柱部10外表に形成されていてストッパ31の突出部34A、34B,34Cが係合する凹部17A,17Bとを有し、前記ストッパ31が設けられた穴部30内には、柱部10をレール溝の下方よりカーテンレール内に車輪部とガイド部を挿入する挿入位置から車輪部の車輪が前記レール面11の上を転動する回動位置23まで回動したときに戻り回動を規制する回動規制部24Bを設けていることにある。
また、前記ストッパ31の突出部34A、34B,34Cを穴部30内に収容することにより、前記柱部10外表に形成された凹部17A,17Bと前記ストッパ31の突出部34A、34B,34Cとの係合が解除される点にある。
なお、ガイド部の下端部がレール溝幅より広い幅で、レール溝の下面に当接するフランジ部12を有することが好ましい。
本発明によれば、カーテンレールの両端開口部からランナを取付けたり、カーテンレール自体を取り外すことなく、レール溝の下方よりカーテンレール内にランナを手軽に挿入することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図2は本発明の後入れランナ1の実施の一形態を示すものである。
すなわち、図1は、後入れランナ1をカーテンレール2の長手方向に沿って形成されるレール溝3に挿通する前の、後入れランナ1とカーテンレール2との斜視図である。ただし、カーテンレール2は、レール溝3に直角な端面で示している。図2は、後入れランナ1が挿通された、後入れランナ1とカーテンレール2との斜視図である。矢印方向に、後入ランナ1が移動することとなる。
本発明の後入れランナ1は、車輪部5とガイド部6と掛止部7とを主構成としている。この車輪部5と掛止部7は、後入れランナ1の詳細図である後述の図4に示すように、柱部10により連結されている。また、掛止部7及び柱部10を介して車輪部5をレール溝3と直交させたときにその状態を保持する保持手段14(図4、5、7)を有している。
車輪部5は、カーテンレール2の長手方向に沿って形成されるレール溝3の両側において、カーテンレール2の内底面に形成されたレール面11の上を転動する車輪8と、その車輪8を回転可能に支持する車軸9とから構成されている。
レール面11は、レール溝3の両側に2本形成されていて、従って車輪8も2個設けている。図1〜図2に示すように、車輪部5内部に作成した空間に、前記2個の車輪8が配置されている。レール面11からの反力により、車輪8を通じて車輪部5、すなわち後入れランナ1が支えられている。
ガイド部6は、その幅がレール溝3内に配置される部分と、その下端部がレール溝3幅より広い幅のフランジ部12から構成されている。そして、ガイド部6の中央近傍には、後述の図4及び図6に示すように、鉛直に孔13が穿かれている。
掛止部7は、カーテンを掛け止め可能としたリング状部分が設けられている。そして、掛止部7は、柱部10によって車輪部5に連結され、この柱部10は、ガイド部6中に穿かれた前記孔13内に設けられ、ガイド部6を貫通している。
図1に示すように、後入れランナ1をレール溝3に挿通する前は、車輪部5とガイド部6の側面は、レール溝3に沿って挿通されるようにレール溝3の長手方向に平行である。一方、図2に示すように、後入れランナ1が挿通された後は、ガイド部6の側面は引き続きレール溝3の長手方向に平行であるが、車輪部5とガイド部6は直交している。
図3は、レール溝3に挿通する前の状況(後述する挿入位置22に該当)での後入れランナ1を実線で示している。後入れランナ1が挿通された後であって車輪部5の車輪8がレール面11の上を転動する状況(後述する回動位置23に該当)まで、すなわち車輪部5と掛止部7がガイド部6に対して回動(回転矢印を記載)した後入れランナ1の状況を破線で重ねて示している。
この回動する際には、ガイド部6は、レール溝3内に配置されたままである。また、ガイド部6は、図4及び図6に示すように、ガイド部6に鉛直に穿かれた孔13の長手方向に2分割されている。同じく、後述の図4に示す柱部10を直径方向から包み込むようにして、ガイド部6の分割は閉じられる。この分割部分15を、各々の分割係合個所16とともに図3に示している。なお、このように分割・係合されるために、車輪部5と掛止部7の間の柱部10にガイド部6が配置可能となる。
図4は、後入れランナ1が、カーテンレール2のレール溝3に挿通されて、レール面11上に車輪8が搭載された状況を、後入れランナ1の中心断面で示している。レール面11の反力により、車輪8を通じて掛止部7が支えられる。すなわち、カーテン等により下方に掛止部7に付加される力を車輪8を通じて掛止部7が保持し、また、カーテンレール2の長手方向へのカーテンの開閉を車輪8の転動によりスムーズに行える。
図5〜図6は、後入れランナ1に設けた掛止部7及び柱部10を介して車輪部5をレール溝3と直交させたときの状態を保持する保持手段14を主に説明するものです。すなわ
ち、ガイド部6を鉛直に穿った孔13内面に凹部17A、17Bを形成する。柱部10外表には凹部17A、17Bに係合する凸部18Aを形成する。
図5に該当する後入れランナ1の挿入位置22は、レール溝3の下方よりカーテンレール2内に車輪部5とガイド部6を挿入する後入れランナ1の状況である。前記挿入位置22において、孔13に形成された凹部17Aと、柱部10に形成された凸部18Aとが係合している。車輪8がレール面11の上を転動する回動位置23まで柱部10が回動したとき、孔13に形成された凹部17Bと、柱部10に形成された凸部18Aとが係合する。
図6は、ガイド部6における凹部17A、17B部分の横断面であって、後入れランナ1の保持手段である回動規制部24Aを説明する図である。分割部分15及び分割係合部分は、図3の説明と同じである。なお、この図6では、凸部18Aを有する柱部10は示していない。
図6に示すように、前記凹部17Aは、柱部10の回動方向に前記凸部18Aが脱出可能なように、凹部17Aの深さが回動方向に次第に浅くなっている。一方、前記凹部17Bは、前記回動位置23において、柱部10の戻り回動を規制する回動規制部24Aに該当する。すなわち、凹部17Bの深さは、回動方向並びにその逆方向のいずれにも深さゼロから急激に直角に深くなっており、その深さは、凸部18Aの高さより深くなっており、従って、凹部17Bと凸部18Aとの係合は外れ難い。
なお、図4〜6のように、凹部17A、17Bを孔13の内面に、凸部18Aを柱部10の外表に各々形成されていることに限定するものではない。例えば、凹部17A、17Bを柱部10の外表に、凸部18Aを孔13の内面に各々形成されていても構わない。
図7は、第2実施形態を示しており、後入れランナ1の保持手段が第1実施形態と相違している。ガイド部6を直角に穿った孔13内面に凹部17Cを形成する。柱部10外表面には凹部17Cに係合する凸部18Bを形成する。すなわち、第2実施形態の保持手段14においては、凸部18Bが下方にひっかかり部20を有する楔型をしており、柱部10を押し上げ、同じく楔型をした凹部17Cに楔型同志が係合し柱部10が反対方向である下方に戻らないようになっている。この凸部18Bと凹部17Cとの係合が柱部10の周方向にも係合するため、柱部10の下げと回動とが同時に規制され回動規制部24Bを形成する。
また、柱部10を押し上げた時に、凹部17Cに凸部18Bが係合しやすいように、凹部17Cの外方向(孔13の径外方向)に逃げ部19を設けている。図7に示す状態から柱部10を押し上げ、同じく楔型をした凹部17Cに凸部18Bが係合した後には、逃げ部19の反力によりこの係合は外れ難い。
柱部10をレール溝3の下方よりカーテンレール2内に車輪部5とガイド部6を挿入する挿入位置から車輪部5の車輪8が前記レール面11の上を転動する回動位置23(図7に示す状態。)まで回動し、さらにガイド部6に向けて掛止部7押し上げたときに、楔型をした前記凸部18Bと凹部17Cとが係合する。この凸部18Bと凹部17Cとの係合が、前記柱部10が下方へ戻るのを規制しかつ柱部10が回動位置23から戻り回動するのを規制する前記回動規制部24Bとなっている。
図8〜10は、第3実施形態を示しており、後入れランナ1の保持手段14が主なる相違点である。図8は、後入れランナ1に設けた掛止部7及び柱部10を介して車輪部5をレール溝3と直交させたときの状態(回動位置23に該当する。)において、後入れランナ1の断面図である。図9は、同正面図(カーテンレール2の一部を破線で示している。)、図10は、図8に対応した状態において、柱部10外表に形成された凹部17Dの断面である。
図8に示すように、第3実施形態における保持手段14においては、ガイド部6を鉛直に穿った孔13への開口42を持ってガイド部6中に穴部30が形成されている。その穴部30内には、回動規制部24Cが設けられており、ストッパ31並びにスプリング33を有している。なお、この穴部30は、ストッパ31が以下に記載するような移動(回転)可能である程度の大きさがあれば十分である。
ストッパ31の回転の軸32(以下に記載するリベット孔36が同心状に設けられている。)は、ガイド部6から穴部30内に削り出されたものである。ストッパ31はその軸32のまわりを柱部10の直径方向に回転(移動)可能である(図8中に矢印で回転(移動)方向を示す。)。また、このストッパ31には、図8に示すように3箇所の突出部34A、34B、34Cが設けられている。
図8はストッパ31の突出部34Aが開口42から突出して柱部10外表に形成された凹部17Dに係合された状況、すなわち回動規制された状況である。穴部30内のスプリング33が、ストッパ31の突出部34Cを押すことにより、ストッパ31の突出部34Aがガイド部6の孔13の内面に突出している。
また、凹部17Dは、図8〜10に示すように、ストッパ31の突出部34Aが係合し易いように、あるいは逆に係合が解除可能なように、柱部10の長手方向が長く、幅はストッパ31の幅より広く、深さはストッパ31の突出部34Aが入るに十分なような長方体である。なお、ストッパ31は、鋼で作成されたもので、その厚みは1.2mmである。
また、柱部10外表の周に沿う環状凸部45がガイド部6に設けられた孔13内面の周に沿う環状凹部46に嵌合している。柱部10のガイド部6に対する自由な回転、並びに両者の位置決めを行うことにより、車輪部5に対する柱部10の回動が確実になる。
また、この図8〜9に示すように、第3実施形態では、後入れランナ1のガイド部6は長手方向に2分割されており、柱部10をその直径方向から包み込むようにして閉じるに際して、両者のリベット孔36にリベット(図示せず。)を挿入して、リベットを圧着して閉じるようにしている。位置合わせ突起41、並びに同孔(図示せず。)を、2分割ガイド部6の合わせ面に各々有して、両者を確実に閉じるようにしている。
掛止部7は、図8〜9に示すように、掛止部本体37、リング吊38及びリング39から構成されている。掛止部本体37は、柱部10によって車輪部5に連結されている。リング吊38は、座金40を介して掛止部本体37に回転自在に設けられている。リング39はカーテンの吊下げ方向の直角に回転自在である。
なお、回動前の状態(挿入位置22。なお、図示は省略しているが、考え方は第1実施形態である図3の破線と実線の関係が援用できる。)の固定は、例えば車輪部5並びにガイド部6の各幅方向を同時にばね力で挟持しながら、車輪部5を上部から覆うコ字状保持器(図示せず。なお、プラスチック製である。)を用いる。後入れランナ1をカーテンレール2のレール溝3に挿通する時には、前記コ字状保持器を車輪部5の上方に取り外す。そして、レール溝3に後入れランナ1を挿通後、車輪部5と掛止部本体37をガイド部6に対して回動すれば、上記所定の保持手段が働くことになる。
一方、穴部30内からガイド部6の外表面に通じて設けられた付属孔35の中に、細く硬い棒(例えば、直径1.0mmの針金)を挿入して、ストッパ31の突出部34Bを下から押すことにより、スプリング33がストッパ31の突出部34Cを押す力に打ち勝って、ガイド部6の孔13へ開口42から突出していたストッパ31の突出部34Aが穴部30内に収容される。その収容により、柱部10外表に形成された凹部17D(図10)とストッパ31の突出部34Aとの係合が解除される。
図11〜12は、第4実施形態を示しており、後入れランナ1の掛止部7の形状が相違している。図11は、後入れランナ1に設けた掛止部7及び柱部10を介して車輪部5をレール溝3と直交させたときの状態(回動位置23に該当する。)における後入れランナ1の断面図である。図12は、同正面図である。柱部10の凹部17Dの断面は、前記図10と同様である。
掛止部7には、リング39ではなく、一方が開放したフック形状である。このフック形状の掛止部7をワンタッチで片手で操作することにより、後入れランナ1をレール溝3に挿通(挿入位置22:図示は省略していが、考え方は第1実施形態である図3の破線と実線の関係が援用できる。)させ、車輪部5を回動位置23に回動させることができる。もちろん、このフック形状の掛止部7は、カーテン自体に設けられたリング等に容易に引っ掛けることができる。結局、このフック形状の掛止部7は、後入れランナ1に極めて適した形状である。
また、第4実施形態におけるストッパ31に対するスプリング33の設けられた位置が、第3実施形態と相違している。すなわち、細く硬い棒を付属孔35中に挿入してストッパ31の突出部34Dを押す力(図11中に矢印で移動(回転)方向を示す。)に相対するように、その同一突出部34Dに対してスプリング33が設けられている。
なお、車輪部5とガイド部6をレール溝に挿入するに際して、ガイド部6の下端部に設けられたフランジ部12(第1〜第4実施形態)がレール溝3の下方に当接することによって、その適正な挿入状況が確認できるし、また、過大な挿入を防止することができる。
また、本発明の第1〜第2実施形態の後入れランナ1の材質は、車軸9以外はプラスチックで作成している。もちろん、車軸9と同様に軽量メタル等で作成することが可能で、前記プラスチックに限るものではない。なお、第3〜第4実施形態の後入れランナ1のように、車輪8とガイド部6以外をメタル材で構成することも有効である。
カーテンの変更によるランナの補充、その他落下損失したランナの補充などのための後入れランナとして利用する。当初からの設置したカーテンレールにも設置可能であって、従って後入れに限定されるものではない。
第1実施形態の後入れランナとカーテンレールの斜視図である。 後入れランナがカーテンレールに挿通された斜視図である。 後入れランナの外観である。 後入れランナがカーテンレールに挿通された断面である。 後入れランナの断面である。 後入れランナの保持手段の説明図である。 第2実施形態の後入れランナの図である。 第3実施形態の後入れランナの図である。 図8の正面図である。 柱部の凹部の断面図である。 第4実施形態の後入れランナの図である。 図11の正面図である。 従来のランナの図である。
1 後入れランナ
5 車輪部
6 ガイド部
7 掛止部
10 柱部
11 レール面
12 フランジ部
13 孔
14 保持手段
17A、17B、17C 凹部(孔内面)
17D 凹部(柱部外表)
18A、18B 凸部(柱部外表)
22 挿入位置
23 回動位置
24A、24B、24C 回動規制部
30 穴部
31 ストッパ
34A、34B、34C、34D 突出部
42 開口
51 ランナ(従来例)

Claims (6)

  1. カーテンレール(2)の長手方向に沿って形成されるレール溝(3)に挿通し、レール溝(3)の両側においてカーテンレール(2)の内底面に形成されるレール面(11)の上を車輪(8)が転動するランナにおいて、
    車輪(8)を回転可能に支持しかつカーテンレール(2)の長手方向に沿わせることによりレール溝(3)に挿通可能な車輪部(5)と、レール溝(3)に挿通されるガイド部(6)と、カーテンを掛け止め可能とした掛止部(7)と、前記車輪部(5)と掛止部(7)とを連結しかつガイド部(6)を鉛直に穿った孔(13)内を回動可能に貫通した柱部(10)を有し、
    さらに、ガイド部(6)をレール溝(3)内に配置して掛止部(7)及び柱部(10)を介して前記車輪部(5)をレール溝(3)と直交して車輪(8)が前記レール面(11)の上を転動する状態に回動させたときに、その回動位置(23)で柱部(10)をガイド部(6)に戻り回動を規制した状態に保持する保持手段(14)を、前記ガイド部(6)と柱部(10)との間に設けていることを特徴とする後入れランナ。
  2. 前記保持手段(14)は、ガイド部(6)を鉛直に穿った孔(13)内面に形成された凹部(17A,17B)と、前記柱部(10)外表に形成されていて前記凹部(17A,17B)に係合する凸部(18A)とを有し、前記凹部(17A,17B)内には、柱部(10)をレール溝(3)の下方よりカーテンレール(2)内に車輪部(5)とガイド部(6)を挿入する挿入位置から車輪部(5)の車輪(8)が前記レール面(11)の上を転動する回動位置(23)まで回動したときに戻り回動を規制する回動規制部(24A)を設けていることを特徴とする請求項1記載の後入れランナ。
  3. 前記保持手段(14)は、ガイド部(6)を鉛直に穿った孔(13)内面に形成された凹部(17C)と、前記柱部(10)外表に形成されていて前記凹部(17C)に係合する凸部(18B)とを有し、前記凹部(17C)内には、柱部(10)をレール溝(3)の下方よりカーテンレール(2)内に車輪部(5)とガイド部(6)を挿入する挿入位置から車輪部(5)の車輪(8)が前記レール面(11)の上を転動する回動位置(23)まで回動してからガイド部(6)に向けて掛止部(7)を押し上げたときに前記凸部(18B)が係合可能になっており、この凸部(18B)と凹部(17C)との係合が前記柱部(10)が下方に戻るのを規制しかつ回動位置(23)から戻り回動するのを規制する回動規制部(24B)を形成していることを特徴とする請求項1記載の後入れランナ。
  4. 前記保持手段(14)は、ガイド部(6)を鉛直に穿った孔(13)への開口を持ったガイド部(6)中の穴部(30)内に設けられたストッパ(31)と、前記柱部(10)外表に形成されていてストッパ(31)の突出部(34A、34B,34C)が係合する凹部(17A,17B)とを有し、前記ストッパ(31)が設けられた穴部(30)内には、柱部(10)をレール溝(3)の下方よりカーテンレール(2)内に車輪部(5)とガイド部(6)を挿入する挿入位置から車輪部(5)の車輪(8)が前記レール面(11)の上を転動する回動位置(23)まで回動したときに戻り回動を規制する回動規制部(24B)を設けていることを特徴とする請求項1記載の後入れランナ。
  5. 前記ストッパ(31)の突出部(34A、34B,34C)を穴部(30)内に収容することにより、前記柱部(10)外表に形成された凹部(17A,17B)と前記ストッパ(31)の突出部(34A、34B,34C)との係合が解除されることを特徴とする請求項4記載の後入れランナ。
  6. ガイド部(6)の下端部がレール溝(3)幅より広い幅で、レール溝(3)の下面に当接するフランジ部(12)を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の後入れランナ。
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