JP6314768B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートに関する。
従来、シートベルト装置がシートバック内に設けられた車両用シートが提案されている。このような車両用シートでは、前記シートベルト装置のウェビングは、前記シートバックにおける頂上の一方の角部側の上面に設けられたベゼルのウェビング通過部を通して、該シートバックの前面に沿って真下へ延びている。さらに、前記ウェビングの先端側は、前記シートバックとシートクッションとの間の隙間を通過して車両用シートの骨格部材や或いは車体等に固定されている。また、前記ウェビングにおいて、シートバックの上端部と下端部との間の部分にはタングが設けられている。前記タングは、前記ウェビングの先端側の部位に近位に位置するシートバックの部位とは、その幅方向の反対側において、前記シートクッションに設けられたバックルに装着可能とされている(特許文献1参照)。
特許文献2では、シートバックの内側に、一端がシートベルトリトラクタに保持されたウェビングを通すとともに、前記シートバックの上部に設けた開口部(特許文献2では引き出し口(66)と記載)から前記ウェビングをシートバックの前面側に引き出した車両用シートが提案されている。
また、前記開口部よりも前記シートバックの内側には、前記ウェビングを摺動可能に通過させるスリット部(特許文献2では開口部(73)と記載)を有したウェビングガイドが設けられている。前記スリット部における前記ウェビングを通過させる隙間は、前記開口部よりも狭く形成されている。
特許文献2では、前記開口部は、上下幅が広くされている。また、前記スリット部は、前記開口部よりも下方に設けられており、前記開口部とスリット部間には、ウェビングを曲げるウェビング反転防止通過口(特許文献2ではウェビング曲げ案内部(105)と記載)が設けられている。特許文献2では、乗員を拘束しているウェビングを解放した際、ウェビングが捩れていると、その捩れたウェビングが前記開口部及びウェビング反転防止通過口を通過した場合、前記スリット部によって、その捩れを解消するようにしている。
特許文献3は、車体のピラーを覆うガーニッシュ内にシートベルトリトラクタが設けられている。そして、前記シートベルトリトラクタから、引き出し巻き取り可能に一端が結合されたウェビングが、前記ガーニッシュ内に設けられたショルダベルトアンカに摺動可能に挿通されている。また、前記ウェビングの他の一端は前記ショルダベルトアンカから、前記ガーニッシュに設けられたベゼルのウェビング通過部(特許文献3では開口部と記載)を通過して車室内に配置されて、前記ピラーの下端部に固定されている。
前記車室内に配置された前記ウェビングの部位には、タングが摺動自在に設けられている。そして、前記タングは車体の床面、或いはシートに固定されたバックルに対して結合されることにより、前記シートに座った乗員を拘束することが可能となっている。特許文献3では、前記ベゼルのウェビング通過部の上下幅は、特許文献1とは異なり広く形成されている。
特開2012−218687号公報 特許4719783号公報 特開2004−330992号公報
ところで、従来、ウェビングが巻取りされる時にベゼルのウェビング通過部において、反転巻き込みが生ずることがある。反転巻き込みとは、ウェビングが巻取りされる時にベゼルのウェビング通過部で前記ウェビングが折り返された状態で詰まる現象である。
反転巻き込み状態で、ベゼルを通過したウェビングが、シートベルトリトラクタに巻き取られるとシートベルトリトラクタが壊れてしまう問題がある。そこで、この反転巻き込みを回避するために、ベゼルのウェビング通過部の幅を細く狭めることが提案されている。
しかしながら、ウェビング通過部の幅を細く狭めると、ウェビングをウェビング通過部の長手方向の端部側に寄せて引き出す際に、ウェビングが同端部に片寄って詰まることにより、固着することがある。このようにウェビングがベゼルに固着してウェビングが取り出せなくなった状態で、さらに無理に引張るとベゼルの構造自体を破壊する虞がある。このため、このような現象を回避するために特許文献1では、図18に示すようにベゼル100のウェビング通過部102の両端を折り返すようにした笑い口形状の構成が採用されている。この笑い口形状により、ウェビングの固着する引き出し方向を緩和することはできるが、このような構成を採用しても、この現象を完全に回避できてはいない。図19では、ベゼル100のウェビング通過部102の両端にウェビング104が固着した場合を示している。なお、図18、図19はベゼル100を平面視したものであり、同図において、下方が前であり、上方が後である。
また、前記ウェビング通過部の幅を単に狭くする方法は、ウェビングに対する摩擦が大きくなり、ウェビングの巻取り引き出しを阻害することになる。なお、ウェビングの巻取る際の摩擦抵抗が大きい場合は、それに応じて、シートベルトリトラクタの巻き取るバネ力を強くすることになるが、この場合は、使用時の乗員における装着圧迫感が増大する問題がある。
特許文献2では、ウェビングが捩られた状態でシートベルトリトラクタにより引張られると、捩られた部位は、シートバックの上部に設けた開口部及びウェビング反転防止通過口を通過した後、狭くなったスリット部で捩れが解消される。しかし、前記スリット部は前後方向(長手方向と直交する短手方向)の幅を細く狭めたものとなっている。このため、ウェビングに対する摩擦が大きく、ウェビングの巻取り性能が落ちる原因となる。
なお、特許文献3では、ウェビングのタングが解放されたときに前記ウェビングの幅方向端部が折り返された反転巻き込み状態になった際、ショルダベルトアンカのウェビングを通過するスリットの部分において、その反転巻き込み状態を解消するようにしている。
しかしながら、特許文献3では、前記スリットの部分において、長手方向と直交する短手方向の幅を細く狭めたものとなっている。このため、ウェビングに対する摩擦が大きく、ウェビングの巻取り性能が落ちる原因となる。
本発明の目的は、ウェビングの反転防止及び非固着性を高いレベルで両立させることができ、ウェビングの巻取り性能を向上する車両用シートを提供することにある。
上記問題点を解決するために、本発明の車両用シートは、シートバック上部に設けられたカバーの開口部を介して前記シートバックの内部に通されたウェビングを外部に引き出し可能に設けられたウェビング通路を有する車両用シートにおいて、前記ウェビング通路は、前記シートバック内のウェビングを上下方向に配置する第1通路と、前記第1通路と交差するとともに一端が前記開口部まで延びる第2通路と、前記第1通路と前記第2通路との間に設けられて前記ウェビングの進行方向を転換させる方向転換部と、前記方向転換部に設けられたウェビング反転防止通過口と、を備え、前記ウェビング反転防止通過口は、前記ウェビングが貫通するスリット部を有するものである。
また、前記方向転換部と前記第1通路が接続する部分に、前記ウェビング反転防止通過口の前記スリット部が設けられていることが好ましい。
また、前記ウェビング反転防止通過口と、前記カバーの開口部は、前記カバーで規制される範囲内において10mm以上離間していることが好ましい。
また、前記カバーの開口部は、前記第1通路及び前記ウェビングの厚さ方向とは交差する方向へ延びるように長孔に形成されて、その長手方向の両端部は、半円状に形成されていることが好ましい。
また、前記シートバック、またはシートバックを支持するシートクッションには、ウェビングを巻取り、及び引き出し可能とするシートベルトリトラクタが配置されており、前記ウェビング反転防止通過口の前記スリット部は車両の幅方向に直線状に延出されて長孔に形成されており、前記スリット部の長手方向とは直交する短手方向の長さは、前記ウェビングの厚さの1.3〜2.2倍とすることが好ましい。
本発明によれば、ウェビングの反転防止及び非固着性を高いレベルで両立させることができ、ウェビングの巻取り性能を向上することができる。
第1実施形態の車両用シートの使用状態を示す説明図。 シートバックにおける要部断面図。 カバーとウェビングガイド部材の組立斜視図。 カバーの上面側から見た斜視図。 ウェビングガイド部材の斜視図。 図5とは異なる方向から見たウェビングガイド部材の斜視図。 カバーの底面側から見た斜視図。 カバーとウェビングガイド部材の組立状態において、図7の8−8線で切断した断面図。 カバーとウェビングガイド部材の組立状態において、図7の9−9線で切断した断面図。 (a)はカバーとウェビングガイド部材の組立状態において、図7の10(a)−10(a)線で切断した断面図、(b)はカバーとウェビングガイド部材の組立状態において図7の10(b)−10(b)線で切断した断面図。 カバーとウェビングガイド部材の組立状態の横断面図。 カバーとウェビングガイド部材の作用の説明図。 カバーとウェビングガイド部材の作用の説明図。 カバーの開口部の説明図。 第2実施形態の車両用シートの要部斜視図。 シートバックにおける要部断面図。 第2実施形態のベゼル、カバー及びウェビングガイド部材の分解斜視図。 従来例のベゼルの説明図。 従来例のベゼルの説明図。
以下、本発明の車両用シートを具体化した一実施形態について図1〜図14を参照して説明する。なお、図1〜図13に図示したUP、FR、及びOUTの矢印は、車両における上下方向の上側、前後方向の前側、及び幅方向の外側をそれぞれ示す。
図1に示すように、車両用シート12は、シートクッション13とシートクッション13の後端に設けられたシートバック14とを備えている。
図2に示すように、シートバック14は、シートバックフレーム15、シートバックフレーム15の前後に配置されてシートバックフレーム15に支持された前クッション材16及び後クッション材17を有する。
図2に示すようにシートバック14の内部には、ウェビング通路20を有する。ウェビング通路20は、図2に示すように、シートバックフレーム15に固定されたウェビングガイド部材30と、ウェビングガイド部材30の上方に配置されてウェビングガイド部材30に固定されたカバー40とにより、後述する第1通路24、第2通路26及び方向転換部39を含むように構成されている。
前記ウェビングガイド部材30のシートバックフレーム15に対する固定は、例えばネジ止め等により行われているが、ウェビングガイド部材30のシートバックフレーム15に対する取付けはこれらの方法に限定するものではない。
図5に示すようにウェビングガイド部材30は、略四角錐台形状に形成されており、前壁30a,後壁30b、前壁30aと後壁30bの端部をそれぞれ連結する側壁30c,30d並びにそれらの上部を連結する頂壁30eを有する。
図5、図8、図9に示すように、頂壁30eと前壁30aとの間には、車両前方へせり出した係止段部31が形成されている。
また、頂壁30eと後壁30bとの間には、車両後方へせり出した係止段部32が形成されている。図5、図10、図12に示すように頂壁30eと車両の幅方向外側の側壁30dとの間には、車両幅方向外側へせり出した係止段部33が形成されている。図6、図10(a)、図10(b)、図12に示すように、車両の幅方向内側において、頂壁30eよりも下方であって、車両の幅方向内側の側壁30cの上部に、係止段部34が形成されている。
図2〜図4に示すようにカバー40は、前記ウェビングガイド部材30を覆うようにキャップ状に形成されていて、前壁40a,後壁40b、前壁40aと後壁40bの端部をそれぞれ連結する側壁40c,40d、並びにそれらの上部を連結する頂壁40eを有する。カバー40はベゼルともいう。
カバー40は、図2、図8、図9に示すように、後壁30bの上端面を当接面30fとして、同当接面30fに対して当接した状態で、ウェビングガイド部材30に取付け固定されている。
具体的には、図7に示すように、カバー40の前壁40a内面には、車両の幅方向の外側及び内側にそれぞれ一対の係止爪41が設けられていて、図8、図9に示すようにウェビングガイド部材30の係止段部31の下面に係止されている。
また、図7に示すように、カバー40の後壁40b内面には、一対の係止爪42が設けられていて、図8、図9に示すようにウェビングガイド部材30の係止段部32の下面にそれぞれ係止されている。図7に示すようにカバー40の側壁40d内面には、係止爪43が設けられていて、図10(b)に示すようにウェビングガイド部材30の係止段部33の下面に係止されている。また、図7に示すようにカバー40の側壁40c内面には、係合爪44が設けられていて、図10(a)に示すようにウェビングガイド部材30の係止段部34の上面に当接している。
図7に示すように、カバー40の側壁40c、40d内面、並びに後壁40b内面のそれぞれには、上下方向に延びる突条45a,45b、45cが単数または複数個設けられている。図11に示すように突条45bは、側壁30dに当接していて、カバー40のウェビングガイド部材30に対する組付け時の位置決め、及びガタ防止がされている。また、突条45a,45cは、カバー40の補強用リブである。
図2、図3に示すように、カバー40の前壁40aには、開口部46が車両の幅方向に直線状に延出されて長孔に形成されており、後述するウェビング23が引き出し、巻取り可能な大きさを有する。開口部46は、その延出方向の両端に半円状のR部46aが形成されるとともに、車両の上下方向の幅(以下、開口幅という)は、ウェビング23の厚さの5.9〜8.4倍の長さを有する。例えば、ウェビング23の厚さが1.2mmの場合、開口幅は7.0〜10mmが好ましい。開口部46の開口幅が、5.9倍未満であると、ウェビングが図14に示すようにZ型に折れた場合、元の平らな状態に復元することは難しくなる。また、開口部46の開口幅が8.4倍を超えると、開口部46を通して、カバー40内が見えてしまえことと、開口部46を介してカバー40内に異物が入りやすくなり好ましくない。R部46aの曲率半径は、前記開口幅から導き出せる値でよい。例えば、開口幅が7.0〜10mmであれば、R部46aの曲率半径は3.5mm〜5.0の半径でよい。
図3、図4及び図11に示すように、開口部46の下部中央は、前壁40aに形成された切欠溝47により下方に開放されている。
また、図7、図11に示すように、前壁40aの裏面において、切欠溝47の下方に延びる両側縁には、一対の係合爪48、49が内方へ突出されている。一対の係合爪48、49の先端の爪部48a,49aは、車両の幅方向において互いに反対方向に向かうように形成されている。ウェビングガイド部材30の前壁30aには、係合爪48、49の各爪部48a、49aに係合する被係合突部35、36が設けられていて、その先端部35a,36aは相互に対向するように形成されている。
図11に示すようにカバー40の係合爪48、49は、ウェビングガイド部材30の被係合突部35、36の間に挿入されて、その爪部48a、49aが被係合突部35、36の先端部35a、36aに対して車両の前方に向かう方向に抜け出し不能に係合されている。また、図11に示すようにウェビングガイド部材30の前壁30aにおいて、被係合突部35、36の間には、嵌合突条37が突出されていて、カバー40の切欠溝47内に挿入されている。嵌合突条37の先端は、カバー40の前壁40aから前方へ突出しないように形成されている。
次に、ウェビング通路20について説明する。
図2、図5、図6に示すようにウェビングガイド部材30の当接面30fの前方の部位にはウェビング反転防止通過口(以下、単に反転防止通過口という)38が設けられている。反転防止通過口38の下方には、図1に示すようにシートベルトリトラクタ22が設けられている。シートベルトリトラクタ22は、公知の構成であって、ウェビング23を巻取り、及び引き出し可能である。反転防止通過口38からシートベルトリトラクタ22までが第1通路24となっており、シートバック14内のウェビング23を上下方向に配置している。
前記反転防止通過口38は、開口部46との間でウェビング23が正常状態で通過可能に配置されて車両の幅方向に直線状に延出されて長孔とされている。すなわち、反転防止通過口38は、前記シートベルトリトラクタ22のウェビング23の厚さ方向とは交差する方向へ延びる長孔に形成されている。また、反転防止通過口38において、第2通路26側の接続部から第1通路24側の接続部に行くほど徐々に車両の幅方向と直交する方向の前後幅は狭くなるように形成されていて、車両の幅方向と直交する方向の前後幅の最小の部分をスリット部38aとしている。
そして、反転防止通過口38のスリット部38aの通過口幅(前記車両の幅方向と直交する方向の前後幅)は、前記開口部46の開口幅よりも狭くされている。なお、正常状態のウェビング23とは、帯状のウェビング23が反転、或いはZ字状に折り返されていない状態をいう。
また、反転防止通過口38は直線状に延出されていることにより、ウェビング23が反転防止通過口38を通過する時のウェビング23の摩擦抵抗を低減するようにしている。
また、反転防止通過口38のスリット部38aの通過口幅は、すなわち、反転防止通過口38の長手方向とは直交する短手方向の長さは、ウェビング23の厚さの1.3〜2.2倍に設定されている。なお、反転防止通過口38のスリット部38aの通過口幅は、前記範囲のうち、例えばウェビング23の厚さの2倍とすることでもよい。スリット部38aの通過口幅を上記のように設定する理由は、下記の通りである。
ウェビング23をシートベルトリトラクタ22で巻取る際に、後述する方向転換部39でウェビング23が反転防止通過口38に向かって方向転換すると、ウェビング23は自然に膨れあがり、その厚さの3倍程度になることが試験により分かった。そのため、反転防止通過口38のスリット部38aの通過口幅を膨れあがった厚さ以下である上記設定範囲内に設定されている。このようにスリット部38aの通過口幅を設定していることにより、スリット部38aの内面とウェビング23との間の摩擦が軽減されている。なお、スリット部38aのが、ウェビング23の厚さの1.3倍未満であると、ウェビング23との摩擦力が増大して好ましくない。また、スリット部38aが、ウェビング23の厚さの2.2倍を超えると、巻取り時にウェビング23がZ型に折れた場合、スリット部38aによるウェビング23の反転防止機能がなくなる。
また、図2、図8、図9に示すように反転防止通過口38のスリット部38a下端は方向転換部39側に突出されて、エッジを有する。前記エッジは、巻き戻されるウェビング23が線接触するようにされている。前記スリット部38aのエッジとウェビング23とが線接触で行われて、接触抵抗を少なくするようにしている。
反転防止通過口38とカバー40の開口部46の離間距離は、ウェビング23を開口部46のR部46aに接した状態で引き出した際に、引き出したウェビング23がR部46aで固着しない距離に設定されている。また、この固着しない距離の決定は、ウェビング23の材質、幅、厚さ等から規定される剛性に応じて設定されている。発明者の種々の検証の結果、前記固着しない距離は、カバー40で規制される範囲内において10mm以上が好ましい。
ウェビング23が引き出される際、反転防止通過口38と開口部46の離間距離が短いほど、反転防止通過口38と開口部46間のウェビング23は、剛性が高くなってR部46aの形状になじみにくくなり、ウェビング23が同R部46aで固着しやすい。一方、ウェビング23が引き出される際、反転防止通過口38と開口部46の離間距離が前記設定された距離であると、反転防止通過口38と開口部46間のウェビング23は、剛性が低くなってR部46aの形状になじむため、ウェビング23の同R部46aでの固着が防止される。
また、図2、図8、図9に示すように頂壁30eにおいて、反転防止通過口38の前縁部上面は、方向転換部39が形成されている。方向転換部39は、頂壁30eに連結された部位から、頂壁30eよりも上方へ突出した部位、並びに、前記スリット部38aのエッジよりも下方に位置する部位まで連続した曲面、すなわち摺接面を有している。前記曲面は、例えば、断面円形状である。
第2通路26は、一端が前記開口部46まで延びており、他端は反転防止通過口38までとなっている。そして、方向転換部39は、第1通路24と第2通路26とを連結するように配置されている。
図1に示すように、カバー40の開口部46を介して出されたシートバック14外部のウェビング23には、端部金具27が装着されるとともに、タングプレート28が挿通されている。
(第1実施形態の作用)
上記のように構成された車両用シート12の作用を説明する。
図2に示すようにシートベルトリトラクタ22から引き出されたウェビング23は、第1通路24、及び反転防止通過口38を通過して、方向転換部39で方向転換され、第2通路26、及び開口部46を経て車両用シート12外部へ出る。
なお、ウェビング23が引き出される場合、方向転換部39で第1通路24から第2通路26側へ方向転換する際に、ウェビング23は3倍程度膨らむ。しかし、この膨らみはウェビング23が反転防止通過口38を通過した後での膨れあがりであることと、方向転換部39側の内面との接触抵抗が主であるため、後述する巻取りする場合に比して小さいものとなる。
また、図12、図13に示すように、ウェビング23が、開口部46のR部46aに片寄った状態で引き出された場合、反転防止通過口38と開口部46の離間距離が、R部46aでウェビング23が固着しない距離で設定されている。このため、ウェビング23は、剛性が低くなってR部46aの形状になじむため、ウェビング23の同R部46aでの固着が防止される。
また、ウェビング23をシートベルトリトラクタ22に巻取りする場合、ウェビング23は開口部46、第2通路26を経て、方向転換部39で第1通路24へ方向転換されて反転防止通過口38内を通過する。このとき、ウェビング23は、方向転換部39で方向転換する際に3倍程度に厚さが膨れあがる。膨れあがったウェビング23は、その膨れ上がった厚さよりも狭く形成された通過口幅を有する反転防止通過口38により絞られて通過し、第1通路24を経てシートベルトリトラクタ22に巻き取られる。なお、この巻取り時では、反転防止通過口38において、ウェビング23は、スリット部38aとの摩擦抵抗及び方向転換部39での摺接面との摩擦抵抗を受けるため、引き出す場合に比して大きな摩擦抵抗となる。
また、反転巻き込み状態のウェビング23を巻取りする場合においても、ウェビング23は方向転換部39で第1通路24へ方向転換されて反転防止通過口38内を通過する。このとき、ウェビング23は、方向転換部39で方向転換する際に3倍程度に厚さが膨れあがる。しかし、反転防止通過口38において、スリット部38aのエッジがその反巻き込み状態のウェビング23に接触することにより、ウェビング23は絞られるため、ウェビング23は反転巻き込み状態が解消されて第1通路24へ移動する。
また、反転巻き込み状態でのウェビング23は、反転巻き込み状態ではない正常な状態のウェビング23を巻取る場合に比して、より摩擦抵抗が大きい。しかし、本実施形態では、従来よりも通過口幅を広くして摩擦抵抗を軽減しているため、ウェビング23の巻取り性能を向上することができる。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態の車両用シート12では、ウェビング通路20は、シートバック14内のウェビング23を上下方向に配置する第1通路24と、第1通路24と交差するとともに一端が開口部46まで延びる第2通路26を有する。また、ウェビング通路20は、第1通路24と第2通路26間に設けられてウェビング23の進行方向を転換させる方向転換部39を備える。
さらに、ウェビング反転防止通過口38は、ウェビング23が貫通するスリット部38aを有する。この結果、本実施形態によれば、ウェビングの反転防止及び非固着性を高いレベルで両立させることができ、ウェビングの巻取り性能を向上することができる。
(2)本実施形態では、方向転換部39と第1通路24が接続する部分に、ウェビング反転防止通過口38のスリット部38aが設けられている。この結果、本実施形態によれば、方向転換部39と第1通路24が接続する部分に設けられたスリット部38aにより、上記(1)の効果を容易に実現できる。
(3)本実施形態の車両用シート12では、反転防止通過口38と、カバー40の開口部46は、カバー40で規制される範囲内において10mm以上離間している。この結果、R部46aに片寄った状態でウェビング23を引き出しする際に、ウェビング23は、その部位の剛性が低くなるため、ウェビング23の同R部46aでの固着の防止に寄与できる。
(4)本実施形態では、カバー40の開口部46は、車両の幅方向に延出されて長孔に形成されて、その長手方向の両端部は、半円状のR部46aを有する。この結果、本実施形態によれば、上記(2)の作用において、ウェビング23は、剛性が低くなってR部46aの形状になじむため、ウェビング23の同R部46aでの固着が防止される。
(5)本実施形態では、シートバック14にウェビング23を巻取り、及び引き出し可能とするシートベルトリトラクタ22を配置した。また、反転防止通過口38は車両の幅方向に直線状に延出されて長孔に形成されており、スリット部38aの長手方向とは直交する短手方向の長さは、前記ウェビングの厚さの1.3〜2.2倍とした。
この結果、本実施形態によれば、反転防止通過口38の内面とウェビング23との間の摩擦を軽減することができる。このように摩擦抵抗を軽減しているため、ウェビング23の巻取り性能を向上することができる。また、摩擦軽減により、シートベルトリトラクタ22に巻取りを行わせるためのバネの力を小さくでき、使用時の乗員におけるウェビング23からの装着圧迫感を少なくできる。
(6)さらに、本実施形態では、シートベルトリトラクタ22によるウェビング23の巻取り時に、反転防止通過口38を通過するウェビング23は、スリット部38aのエッジと線接触するようにされて同部位では接触抵抗を少なくできるため、シートベルトリトラクタ22に巻取りを行うバネの力を小さくできる。すなわち、使用時の乗員におけるウェビング23からの装着圧迫感を少なくできる。
(7)本実施形態では、カバー40の開口部46と、反転防止のための構成(反転防止通過口38)、及び非固着性を高めるための構成(特に、開口部46と反転防止通過口38との距離)とを分離している。すなわち、ため、カバー40、すなわち、ベゼルの意匠性を、反転防止のための構成及び非固着性を高めるための構成に拘束されることがない。このため、カバー40(ベゼル)の意匠性を高めることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態の車両用シート12を図15〜図17を参照して説明する。なお、第2実施形態の車両用シート12において、第1実施形態の構成と同一または相当する構成については、同一符号を付して、その詳細な説明を省略し、異なる構成について説明する。
本実施形態では、図16に示すように、車両用シート52は、図示しないシートクッション、同シートクッションに支持されたシートバック54を備えている。シートバック54内には、第1実施形態と同様のシートバックフレーム15を備え、シートバックフレーム15には、ウェビングガイド部材30、ウェビングガイド部材30に装着されたカバー60を有する。図17に示すようにウェビングガイド部材30は第1実施形態のウェビングガイド部材30と同様の構成を有している。
図16、図17に示すようにカバー60は、ウェビングガイド部材30を覆うようにキャップ状に形成されている。具体的には、カバー60は、前壁60a,後壁60b、前壁60aと後壁60bの端部をそれぞれ連結する側壁60c,60d、並びにそれらの上部を連結する頂壁60eを有する。カバー60はベゼルともいう。
カバー60は、ウェビングガイド部材30に対して第1実施形態と同様に取付け固定するために、係止爪42、43、係合爪44、突条45a、45b、45c、係合爪48、49に相当するものを図示はしないが備えている。また、カバー60の前壁60a下部には、シートバックフレーム15に並設された図示しないフレームに対して締結部材等により取付けされる取付部61を備えている。
図16、図17に示すように、前壁60aには、前方へ突出した偏平状の筒部50が形成され、筒部50内に開口部46が形成されているところが、第1実施形態と異なっている。開口部46は、第1実施形態と同様に長孔とされており、長手方向の両端はR部46aを有する。開口部46と、前記ウェビングガイド部材30の反転防止通過口38の離間距離は、第1実施形態と同様にR部46aでウェビング23が固着しない距離に設定されている。
図17に示すように、前壁60aにおいて、筒部50と隣接する上下のそれぞれ部位には、一対の取付孔62が透設されている。また、筒部50において、取付孔62の内面には、係止突起64が突出されている。
取付孔62には、意匠ベゼル66が取付けられている。意匠ベゼル66は、リング状の額縁部67と、額縁部67の裏面(後面)から後方へ突出した取付筒部68とを備えている。取付筒部68の筒孔69は筒部50に外嵌されるとともに、取付筒部68から突出した突出片70が取付孔62内に挿入されている。
図16、図17に示すように、意匠ベゼル66は、取付筒部68に透設された係止孔71に対して前記係止突起64が係入されていることにより、筒部50から抜き出し不能に組付けられている。
上記のように、ウェビングガイド部材30、カバー60、意匠ベゼル66が配置されることにより、図16に示すように、第1実施形態と同様に、反転防止通過口38の下方には、ウェビング通路20の第1通路24が配置される。また、開口部46と反転防止通過口38との間には、第2通路26が配置される。さらに、第1実施形態と同様に方向転換部39に接続する第2通路26の端部に設けられた反転防止通過口38が配置される。
図16に示すように、カバー60及びシートバックフレーム15等を覆うように、クッションパッド80と、クッションパッド80を覆う表皮層82が配置されている。表皮層82は、スポンジ材83と、スポンジ材83を覆うように積層された表皮材84からなる。表皮材84は限定しないが、例えば、ファブリックからなる。図16に示すように、表皮材84は、意匠ベゼル66が配置されたれた部位では取付孔62内に折り返されており、折り返された端部には、抜け防止部材85が縫い込みされている。抜け防止部材85は、図16に示すように突出片70の先端と係合することにより、表皮材84の取付孔62からの抜けを防止する。
図16に示すように意匠ベゼル66の周辺部は、表皮層82に設けられた段部82aに接して配置されている。また、意匠ベゼル66の表面(前面)は、表皮材84の表面(前面)と面一となるように配置されている。なお、図16において、カバー60の筒部50の周囲を囲むようにして、ウレタン等からなる弾性を有する樹脂部材87が配置されて、表皮層82と前壁60a間に介在することにより、意匠ベゼル66の裏面側における表皮層82の形状の安定性を保持するようにしている。また、カバー60が構造ベゼルとして、シートバック14の形状、特に上部の形状を保持するようにしている。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、意匠ベゼル66を構造ベゼルとしてのカバー60に直接取付け固定した。この結果、シートバック14の表皮層82表面と一体感のある意匠設計に近い形状とすることが可能となる。
例えば、曲面を有するシート意匠であっても、表面と一体感のある形状が可能である。また、意匠ベゼルには自由度の高い意匠形状を持たせることが可能となる。
なお、意匠ベゼルは、従来では一般的にシートベルトの操作時において、シートベルト機能(たとえば、ウェビングのガイド機能等の各種の機能)をもたせている。
しかし、本実施形態では、意匠ベゼル66ではなく、構造ベゼルであるカバー60にその機能を持たせているため、意匠ベゼルは、シートベルト機能に影響されることなしに、意匠性の高いものとすることができる。
(2)本実施形態では、意匠ベゼル66の表面(前面)を、表皮材84の表面(前面)と面一となるように配置した。このため本実施形態によれば、シートバック14の表皮層82表面と一体感のあるものとすることができる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態では、シートベルトリトラクタ22をシートバックに内蔵したが、シートベルトリトラクタ22を、シートバック14を支持するシートクッション13に配置してもよい。
・カバー40の形状は、略四角錐台としたが、この形状に限定されるものではなく、椀形形状等のように他の形状としてもよい。
・方向転換部39の断面形状の曲面として、断面円形状としたが、この形状に限定するものではなく、例えば、楕円形状であってもよい。
12…車両用シート、13…シートクッション、14…シートバック、
15…シートバックフレーム、16…前クッション材、
17…後クッション材、20…ウェビング通路、
22…シートベルトリトラクタ、23…ウェビング、
24…第1通路、26…第2通路、27…端部金具、
28…タングプレート、30…ウェビングガイド部材、
30a…前壁、30b…後壁、30c、30d…側壁、30e…頂壁、
30f…当接面、31、32、33、34…係止段部、
35、36…被係合突部、35a、36a…先端部、
37…嵌合突条、38…ウェビング反転防止通過口、38a…スリット部、
39…方向転換部、40…カバー、40a…前壁、40b…後壁、
40c、40d…側壁、40e…頂壁、41,42,43…係止爪、
44…係合爪、45a、45b、45c…突条、46…開口部、
46a…R部、47…切り欠き溝、48、49…係合爪、
48a、49a…爪部、50…筒部、52…車両用シート、
54…シートバック、60…カバー、61…取付部、62…取付孔、
64…係止突起、66…意匠ベゼル、67…額縁部、68…取付筒部、
69…筒孔、70…突出片、71…係止孔71
80…クッションパッド、82…表皮層、83…スポンジ材、
84…表皮材、85…抜け防止部材。

Claims (4)

  1. シートバック上部に設けられたカバーの開口部を介して前記シートバックの内部に通されたウェビングを外部に引き出し可能に設けられたウェビング通路を有する車両用シートにおいて、
    前記ウェビング通路は、
    前記シートバック内のウェビングを上下方向に配置する第1通路と、
    前記第1通路と交差するとともに一端が前記開口部まで延びる第2通路と、
    前記第1通路と前記第2通路との間に設けられて前記ウェビングの進行方向を転換させる方向転換部と、
    前記方向転換部に設けられたウェビング反転防止通過口と、を備え、
    前記ウェビング反転防止通過口は、前記ウェビングが貫通するスリット部を有し、
    前記ウェビング反転防止通過口において、第2通路側の接続部から第1通路側の接続部に行くほど徐々に車両の幅方向と直交する方向の通過口幅は狭くなるように形成され、前記方向転換部と前記第1通路が接続する部分に前記スリット部が設けられている車両用シート。
  2. 前記ウェビング反転防止通過口と、前記カバーの開口部は、前記カバーで規制される範囲内において10mm以上離間している請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記カバーの開口部は、車両の幅方向に延出されて長孔に形成されて、その長手方向の両端部は、半円状に形成されている請求項に記載の車両用シート。
  4. 前記シートバック、またはシートバックを支持するシートクッションには、ウェビングを巻取り、及び引き出し可能とするシートベルトリトラクタが配置されており、
    前記ウェビング反転防止通過口の前記スリット部は車両の幅方向に直線状に延出されて長孔に形成されており、前記スリット部の長手方向とは直交する短手方向の長さは、前記ウェビングの厚さの1.3〜2.2倍とした請求項1乃至請求項のうちいずれか1項に記載の車両用シート。
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