JP6314747B2 - 電池モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、複数の電池セルを並設した電池モジュールに関する。
複数の電池セルを並設した電池モジュールにおいては、電池セルの充放電を制御するための電子部品が設けられている。例えば、特許文献1に記載の電池ボックスは、複数の電池セルを電気的に接続した電池ブロック(電池モジュール)と、各電池セルの充放電を制御するための電池制御部(電子部品)を内部に備えている。電池制御部は、高電圧回路と低電圧回路とに分けられている。
特開2010−176999号公報
ところで、各電圧回路(電池制御部)に実装された素子が発熱すると、素子の寿命が短くなったり、電池セルに熱が伝導することで電池セルの寿命が短くなったりするおそれがある。このため、電池制御部で発した熱を効率良く放熱することが望まれている。
本発明の目的は、電子部品が発した熱を放熱しやすい電池モジュールを提供することにある。
上記課題を解決する電池モジュールは、並設された複数の電池セルと、前記複数の電池セルを並設方向の両側から挟持する第1のエンドプレート及び第2のエンドプレートと、各エンドプレートに互いに近付く方向に荷重を加えている加圧部材と、前記第1のエンドプレートと前記第2のエンドプレートとの間に位置し、前記複数の電池セルの並設方向に延在して、前記複数の電池セルを覆うカバーと、前記カバーに載置される放熱板と、前記放熱板に載置された電子部品と、を備え、前記電子部品が発した熱を、前記放熱板を介して放熱体に伝導させる電池モジュールであって前記放熱板は、前記放熱体に固定される固定部を有している。
これによれば、放熱板が放熱体に固定されるため、電子部品が発した熱は放熱板を介して放熱体に伝導する。このため、電子部品が放熱されやすい。
上記電池モジュールについて、前記第1のエンドプレートと前記電池セルとの間には、前記電池セルの膨張を弾性変形により吸収する弾性部材が設けられており、前記固定部は、前記電池セルの並設方向のうち前記第2のエンドプレート側から突出していることが好ましい。
熱板の固定部と、弾性部材とは、電池セルの並設方向において反対側に設けられている。電池セルが膨張すると、隣り合う電池セル同士が互いに押し合い、電池セルには並設方向に向けた力が作用する。この力は、弾性部材にも加わり、これにより弾性部材が弾性変形する。弾性部材が弾性変形することで、電池セルは弾性部材(第1のエンドプレート)に向けて移動する。このとき、電池セルが移動することで放熱板も電池セルの移動方向に移動しようとするが、弾性部材が設けられていない第2のエンドプレート側は、電池セルの移動量が少ないため放熱板に荷重が加わりにくく、放熱板が破損することが抑制される。
上記電池モジュールについて、前記カバーは、前記電池セルの並設方向に並んで設けられている複数のカバー部材を有し、前記電池セルと前記弾性部材との間には、前記電池セルの膨張に伴い、前記電池セルの並設方向に移動する固定プレートを有し、前記複数のカバー部材は、前記固定プレートに固定された第1のカバー部材と、前記固定プレートに固定されていない第2のカバー部材とを含み、前記第2のカバー部材に前記放熱板が載置されていることが好ましい。
これによれば、電池セルが膨張すると、第1のカバー部材は電池セルの並設方向に向けて移動する。一方、第2のカバー部材は、電池セルの並設方向に移動しにくい。放熱板は、電池セルが膨張しても移動しにくい第2のカバー部材に載置されているため、電池セルが膨張しても、第2のカバー部材が移動しにくく、第2のカバー部材の移動に伴い放熱板が破損することが抑制される。
上記電池モジュールについて、前記カバーは、前記電池セルを覆う本体と、前記本体から立設し、前記本体と前記電池セルとの対向方向のうち前記電池セルから離間する方向に立設した立設部と、を備え、前記放熱板は、前記電子部品が載置された吸熱部と、前記吸熱部が吸熱した熱を放熱する放熱部と、を備え、前記放熱部は、前記立設部に沿って前記第2のエンドプレートに向けて延びていることが好ましい。
上記電池モジュールについて、前記第1のカバー部材と、前記第2のカバー部材とは、互いが固定されていないことが好ましい。
上記電池モジュールについて、前記放熱体は、産業車両に搭載されているカウンタウェイトであることが好ましい。
本発明によれば、電子部品が発した熱を放熱しやすい。
実施形態の電池モジュールが筐体に収容された状態を示す斜視図。 実施形態の電池モジュールを示す断面図。 実施形態のエンドプレート、固定プレート、電池セル及び電池ホルダを示す斜視図。 実施形態の第1のカバー部材及び第2のカバー部材を示す斜視図。 実施形態の固定プレートの取付態様を示す電池モジュールの分解斜視図。 実施形態の電池セルが膨張したときの電池モジュールを示す断面図。
以下、電池モジュールの一実施形態について説明する。
図1及び図2に示すように、電池モジュール10は、放熱体としての筐体81に収容されている。電池モジュール10は、並設された複数の電池セル11と、電池セル11を並設方向の両側から挟持する第1のエンドプレート41と、第2のエンドプレート42とを有している。各電池セル11は、それぞれ個別の電池ホルダ20に保持されている。電池セル11は、例えば、リチウムイオン電池などの二次電池であり、角型電池である。以下の説明において、第1のエンドプレート41に隣り合う電池セル11Aを第1の電池セル11A、第2のエンドプレート42に隣り合う電池セル11Bを第2の電池セル11Bとして説明を行う。
図2に示すように、第1のエンドプレート41と、第1の電池セル11Aとの間には、板状の固定プレート30及び板状の弾性部材51が設けられている。固定プレート30は、電池セル11側に設けられ、弾性部材51は第1のエンドプレート41側に設けられている。弾性部材51は、ゴムや、樹脂系のスポンジなどである。
図3に示すように、電池ホルダ20は、矩形平板状の第1の被覆壁21を有している。第1の被覆壁21の長手方向両端には、第1の被覆壁21の厚み方向に延びる矩形平板状の第2の被覆壁22及び第3の被覆壁23が設けられている。第1の被覆壁21、第2の被覆壁22及び第3の被覆壁23に囲まれる領域は、電池セル11が収容される収容部Sとなる。
また、第2の被覆壁22と、第3の被覆壁23の互いに対向する面には、U字状をなすとともに、各被覆壁22,23の短手方向に開口する端子収容部25がそれぞれ設けられている。
また、端子収容部25には、四角柱状の柱部26が連設されている。柱部26は、第2の被覆壁22と、第3の被覆壁23との対向方向に端子収容部25と並んで設けられている。柱部26の軸は、被覆壁22,23の短手方向に延びている。柱部26には、挿通孔26aが柱部26の軸方向に貫通して設けられている。
第2の被覆壁22及び第3の被覆壁23の長手方向第1端部22a,23aには、各被覆壁22,23と連設され、各被覆壁22,23の長手方向に延びる矩形平板状の突出壁27が設けられている。突出壁27の互いに対向する面には、係止片29が設けられている。また、第2の被覆壁22及び第3の被覆壁23の長手方向第2端部22b,23bには、四角柱状の脚部28が設けられている。脚部28の軸は、被覆壁22,23の短手方向に延びている。脚部28には、挿通孔28aが脚部28の軸方向に貫通して設けられている。
電池セル11は、ケース12を有し、ケース12には正負の電極を有する電極組立体13が収容されている。ケース12は、有底四角筒状のケース本体14の開口部を蓋部材15で閉塞することで構成されている。蓋部材15からは、端子16が突出している。
固定プレート30は、矩形平板状の基部31を有している。基部31には、基部31の厚み方向の面に沿う方向に突出する突出部32,33が設けられている。具体的にいえば、基部31の短手方向の両端部の一方に二つの第1の突出部32が設けられ、他方に二つの第2の突出部33が設けられている。
第1の突出部32は、短手方向の端部の中央に寄って設けられており、基部31の長手方向に間隔を空けて設けられている。各第1の突出部32には、厚み方向に貫通する第1の貫通孔34と、第2の貫通孔35が設けられている。第1の貫通孔34同士の間隔は、電池ホルダ20の柱部26の挿通孔26a同士の間隔と同一間隔となっている。
第2の突出部33は、基部31の長手方向の両端部に寄って設けられている。各第2の突出部33には、第3の貫通孔36が設けられている。第3の貫通孔36同士の間隔は、電池ホルダ20の脚部28の挿通孔28a同士の間隔と同一間隔となっている。
第2のエンドプレート42は、矩形平板状のプレート基部43を有している。プレート基部43の短手方向の両端部からは、それぞれ、二つの第1のプレート突出部44と、二つの第2のプレート突出部45とが突出している。
各第1のプレート突出部44には、第1のプレート貫通孔46が設けられている。第1のプレート貫通孔46同士の間隔は、電池ホルダ20の柱部26の挿通孔26aの間隔と同一間隔となっている。また、各第1のプレート突出部44には、第2のプレート貫通孔48が設けられている。第2のプレート貫通孔48同士の間隔は、固定プレート30の第2の貫通孔35同士の間隔と同一となっている。各第2のプレート突出部45には、第3のプレート貫通孔47が設けられている。第3のプレート貫通孔47同士の間隔は、電池ホルダ20の脚部28の挿通孔28a同士の間隔と同一間隔となっている。
図5に示すように、第1のエンドプレート41は、第2のプレート貫通孔48を有していない点を除いて、第2のエンドプレート42と同一形状である。このため、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
図2に示すように、電池セル11、固定プレート30及び弾性部材51は、第1のエンドプレート41と、第2のエンドプレート42によって挟持されることで、一体化されている。第1のエンドプレート41の第1のプレート貫通孔46及び第3のプレート貫通孔47、電池ホルダ20の各挿通孔26a,28a、固定プレート30の第1の貫通孔34及び第3の貫通孔36、及び第2のエンドプレート42の第1のプレート貫通孔46及び第3のプレート貫通孔47にはボルトBが挿通されている。ボルトBは、第1のエンドプレート41の各プレート貫通孔46,47を貫通した位置でナットNに螺合されている。これにより、第1のエンドプレート41及び第2のエンドプレート42には、互いに近付く方向に荷重が作用し、これにより各部材が拘束されている。したがって、ボルトB及びナットNが加圧部材として機能している。
図1及び図2に示すように、電池モジュール10は、カバー60を有している。カバー60は、電池セル11の端子16が設けられた面(蓋部材15)と対向しており、第1のエンドプレート41と第2のエンドプレート42との間に配設されている。カバー60は、複数の電池セル11の蓋部材15を覆っている。カバー60は、第1のカバー部材61と、第2のカバー部材62とを有している。第1のカバー部材61と、第2のカバー部材62とは、電池セル11の並設方向に並んで設けられており、第1のカバー部材61が第1のエンドプレート41側に位置し、第2のカバー部材62が第2のエンドプレート42側に位置している。したがって、カバー60は、電池セル11の並設方向に延在している。
図4に示すように、本実施形態の第1のカバー部材61と、第2のカバー部材62とは、同一形状である。第1のカバー部材61及び第2のカバー部材62は、矩形平板状の本体63を有している。本体63の長手方向の両端部には、本体63の厚み方向に立設する立設部64が設けられている。本体63の厚み方向の面のうち、立設部64が設けられた面とは反対側の面には、四角柱状の取付部65が設けられている。取付部65は、短手方向の端部のうちの一方に二つ設けられている。各取付部65同士の間隔は、固定プレート30の第2の貫通孔35同士の間隔、及び第2のエンドプレート42の第2のプレート貫通孔48同士の間隔と同一である。
取付部65は、本体63の長手方向に間隔を空けて設けられている。取付部65は、互いに対向する面とは反対側の面間の距離が、電池ホルダ20の柱部26の互いに対向する面間の距離よりも短い。取付部65には、インサート成形などによってナット66が埋設されている。
図1及び図2に示すように、第1のカバー部材61と第2のカバー部材62とは、本体63の短手方向の端部のうち取付部65が設けられていない端部が隣り合うように設けられている。第1のカバー部材61及び第2のカバー部材62の立設部64は、それぞれ、電池ホルダ20の突出壁27に沿って設けられている。また、電池ホルダ20の突出壁27に設けられた係止片29に立設部64の先端が係合されることで、立設部64は電池ホルダ20に保持される。第1のカバー部材61及び第2のカバー部材62とは、電池ホルダ20の係止片29に対して電池セル11の並設方向にスライド可能に設置されている。第1のカバー部材61と、第2のカバー部材62とは、互いが固定されていないため、独立して移動可能となっている。
図5に示すように、第1のカバー部材61の取付部65は、電池ホルダ20の柱部26の間に位置している。そして、固定プレート30の第2の貫通孔35を貫通したネジ52が取付部65に埋設されたナット66に螺合されることで、固定プレート30と、第1のカバー部材61が固定されている。一方、第2のカバー部材62は、固定プレート30に固定されていない。
図1及び図2に示すように、第2のカバー部材62の取付部65には、第2のエンドプレート42の第2のプレート貫通孔48を挿通したネジ67が螺合されている。これにより、第2のカバー部材62は、第2のエンドプレート42に固定されている。
図1に示すように、第1のカバー部材61には、電池セル11の監視を行う監視ECU82が載置されている。第2のカバー部材62には、放熱板71が載置されている。放熱板71は、例えば、アルミニウムなどの金属製である。放熱板71は、板状の吸熱部72と、吸熱部72から立設する板状の放熱部73とを有している。吸熱部72は、第2のカバー部材62に載置されている。放熱部73は、立設部64に沿って第2のエンドプレート42に向けて延びている。そして、放熱部73において第2のエンドプレート42から突出した固定部74は、筐体81の壁面に固定されている。本実施形態では、固定部74に挿通された固定ボルト83が筐体81に螺合されることで、固定部74は筐体81に固定されている。
吸熱部72には、電池セル11を制御する電子部品76が載置されている。電子部品76は、回路基板77を有しており、回路基板77には、複数の素子78が実装されている。複数の素子78は、例えば、FET(電解効果トランジスタ)リレーなどであり、電池セル11の放電と遮断を切り替える。監視ECU82は、電池セル11に異常などが生じた場合に放電の遮断などを行う。
次に、本実施形態の電池モジュール10の作用について説明する。
回路基板77に実装された素子78は、通電に伴って発熱する。素子78が発した熱は、吸熱部72から放熱部73に伝導し、放熱部73から筐体81に伝導する。
電池セル11の電極には、使用に伴って被膜が形成されていき、使用期間が長くなるにつれて電池セル11が膨張していく。電池セル11が膨張すると、隣り合う電池セル11同士は互いに押し合う。すると、各電池セル11には並設方向の両側に向けた力が作用する。
図6に示すように、弾性部材51は、電池セル11からの荷重によって厚み方向(電池セル11の並設方向)に弾性変形して、収縮する。この弾性変形によって電池セル11の膨張が吸収され、電池セル11の膨張に伴う各エンドプレート41,42への荷重の増加が抑制されている。弾性部材51が弾性変形すると、電池セル11は弾性部材51(第1のエンドプレート41)に向けて移動する。これに伴い、固定プレート30も弾性部材51(第1のエンドプレート41)に向けて移動し、固定プレート30に固定された第1のカバー部材61も固定プレート30と一体となって移動する。
それぞれの電池セル11は膨張しているため、各電池セル11の移動量は均等とはならず、弾性部材51の近くに位置している電池セル11ほど移動量が多くなる。このため、第1の電池セル11Aの移動量が最も多く、第2の電池セル11Bの移動量が最も少ない。このため、第2の電池セル11Bの移動に伴い、第2のカバー部材62が移動したとしても、第2のカバー部材62の移動量は第1のカバー部材61の移動量に比べて少ない。本実施形態において、第2のカバー部材62は、第2のエンドプレート42に固定されているため、電池セル11の膨張によって第2のカバー部材62は移動しない。
放熱板71が第1のカバー部材61に載置され、固定部74が第1のエンドプレート41から突出している場合、第1のカバー部材61の移動に伴い固定部74に加わる荷重が大きくなる。また、電池ホルダ20が電池セル11とともに移動する場合には、第1のエンドプレート41側に固定部74が突出していると、固定部74が電池ホルダ20によって押されて、固定部74に荷重が集中するおそれもある。
本実施形態では、第2のエンドプレート42側、すなわち、電池セル11の並設方向において、弾性部材51とは反対側に固定部74を突出させることで、放熱板71の移動量が少なく、固定部74に荷重が加わることが抑制されている。
したがって、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)電子部品76の熱が伝導する放熱板71を設けて、放熱板71の固定部74を筐体81に固定している。このため、電子部品76からの熱を放熱板71を介して筐体81に伝導させることができ、電子部品76が発した熱を筐体81に放熱しやすい。
(2)第1のエンドプレート41と、第1の電池セル11Aとの間に弾性部材51を設けて、放熱板71の固定部74を第2のエンドプレート42側から突出させている。電池セル11の膨張に伴う移動量は、第1の電池セル11Aに比べて第2の電池セル11Bの方が少ない。このため、電池セル11の移動に伴い放熱板71に荷重が加わりにくく、放熱板71が破損しにくい。
(3)固定プレート30に固定されていない第2のカバー部材62に放熱板71が載置されている。第1のカバー部材61は、固定プレート30に固定されているため、電池セル11の膨張に伴い固定プレート30と一体となって移動するが、第2のカバー部材62は、電池セル11が移動しても移動しにくい。このため、第2のカバー部材62の移動に伴い放熱板71に荷重が加わることが抑制される。
なお、実施形態は、以下のように変更してもよい。
○固定プレート30は設けられていなくてもよい。この場合であっても、第1の電池セル11Aの移動量が第2の電池セル11Bの移動量よりも多いため、電池セル11とともに電池ホルダ20が移動する場合には、第1の電池セル11Aを保持する電池ホルダ20の移動量が最も多くなる。このため、第1のエンドプレート41側に放熱板71の固定部74が突出していると、電池ホルダ20によって放熱板71に荷重が加わりやすいため、第2のエンドプレート42側に放熱板71の固定部74を突出させることで、放熱板71の破損を抑制することができる。
○カバー部材は、単数であってもよいし、3個以上設けられていてもよい。
○放熱体は、産業車両に搭載されるカウンタウェイトなどでもよい。
○第2のカバー部材62は、第2のエンドプレート42に固定されていなくてもよい。この場合であっても、第2の電池セル11B側に設けられた第2のエンドプレート42は、電池セル11の膨張に伴い移動しにくいため、放熱板71に荷重が加わりにくい。
○第1のカバー部材61と第2のカバー部材62の形状は、異なっていてもよい。
B…ボルト、N…ナット、10…電池モジュール、11…電池セル、30…固定プレート、41…第1のエンドプレート、42…第2のエンドプレート、51…弾性部材、60…カバー、61…第1のカバー部材、62…第2のカバー部材、71…放熱板、72…吸熱部、74…固定部、76…電子部品、77…回路基板、81…筐体。

Claims (6)

  1. 並設された複数の電池セルと、
    前記複数の電池セルを並設方向の両側から挟持する第1のエンドプレート及び第2のエンドプレートと、
    各エンドプレートに互いに近付く方向に荷重を加えている加圧部材と、
    前記第1のエンドプレートと前記第2のエンドプレートとの間に位置し、前記複数の電池セルの並設方向に延在して、前記複数の電池セルを覆うカバーと、
    前記カバーに載置される放熱板と、
    前記放熱板に載置された電子部品と、を備え、前記電子部品が発した熱を、前記放熱板を介して放熱体に伝導させる電池モジュールであって
    前記放熱板は、前記放熱体に固定される固定部を有している電池モジュール。
  2. 前記第1のエンドプレートと前記電池セルとの間には、前記電池セルの膨張を弾性変形により吸収する弾性部材が設けられており、
    前記固定部は、前記電池セルの並設方向のうち前記第2のエンドプレート側から突出している請求項1に記載の電池モジュール。
  3. 前記カバーは、
    前記電池セルを覆う本体と、
    前記本体から立設し、前記本体と前記電池セルとの対向方向のうち前記電池セルから離間する方向に立設した立設部と、を備え、
    前記放熱板は、
    前記電子部品が載置された吸熱部と、
    前記吸熱部が吸熱した熱を放熱する放熱部と、を備え、
    前記放熱部は、前記立設部に沿って前記第2のエンドプレートに向けて延びている請求項2に記載の電池モジュール。
  4. 前記カバーは、前記電池セルの並設方向に並んで設けられている複数のカバー部材を有し、
    前記電池セルと前記弾性部材との間には、前記電池セルの膨張に伴い、前記電池セルの並設方向に移動する固定プレートを有し、
    前記複数のカバー部材は、前記固定プレートに固定された第1のカバー部材と、前記固定プレートに固定されていない第2のカバー部材とを含み、
    前記第2のカバー部材に前記放熱板が載置されている請求項2又は請求項3に記載の電池モジュール。
  5. 前記第1のカバー部材と、前記第2のカバー部材とは、互いが固定されていない請求項4に記載の電池モジュール。
  6. 前記放熱体は、産業車両に搭載されているカウンタウェイトである請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の電池モジュール。
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