JP6421497B2 - 電池モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、複数の電池セルを有する電池モジュールに関する。
複数の電池セルを接続し、モジュール化した電池モジュールとしては例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1では、複数の電池セルを並設して、電池モジュールを構成している。
特開2010−211962号公報
ところで、電池モジュールに振動や衝撃が加わると、一部の電池セルが位置ずれを起こすなど、電池モジュールが変形するおそれがある。電池モジュールが変形すると、電池セル同士の接続を維持できなくなったり、電池モジュールを構成する部材が破損する原因となったりするため、電池モジュールの変形を抑制することが望まれている。
本発明の目的は、変形を抑制することができる電池モジュールを提供することにある。
上記課題を解決する電池モジュールは、並設された複数の電池セルと、前記複数の電池セルを並設方向の両側から挟持する第1エンドプレート及び第2エンドプレートと、を備えた電池モジュールであって、前記第1エンドプレートと該第1エンドプレートに隣り合う前記電池セルとの間には、前記電池セルの膨張に伴い前記並設方向に移動可能な中間プレートと、前記中間プレートと前記第1エンドプレートとの間に設けられるとともに、前記電池セルの膨張に伴う前記中間プレートの移動によって押圧されて弾性変形する弾性部材と、を備え、前記中間プレートは、前記第1エンドプレートに保持された支持部材によって前記並設方向に直交する方向に支持されている。
これによれば、電池モジュールに振動や衝撃が加わると、弾性部材は、弾性変形しようとする。すると、弾性部材は、エンドプレートと中間プレートに挟まれることで電池セルの並設方向への移動が規制されているため、電池セルの並設方向と直交する方向へ弾性変形しようとする。弾性部材と電池セルとが直接接触している場合、弾性部材の弾性変形に追従して電池セルが移動しようとするが、中間プレートを設けることで弾性部材が弾性変形すると、弾性変形に追従して中間プレートが移動しようとする。中間プレートは、支持部材に支持されることで、電池セルの並設方向と直交する方向への移動が規制されているため、弾性部材の弾性変形に伴い中間プレートが並設方向と直交する方向へ移動することが抑制されている。したがって、電池モジュールが変形することが抑制されている。
上記電池モジュールについて、前記支持部材は、前記第1エンドプレート、前記第2エンドプレート、及び前記中間プレートを挿通するとともに前記第1エンドプレート及び前記第2エンドプレートに前記複数の電池セルを前記並設方向の両側から拘束する拘束荷重を加えているボルトであり、前記第1エンドプレート、前記第2エンドプレート及び前記中間プレートは、前記ボルトが前記並設方向に挿通されるボルト孔を有することが好ましい。これによれば、各エンドプレートに拘束荷重を加えているボルトを支持部材として兼用することができる。
上記電池モジュールについて、前記第1エンドプレートには、前記第1エンドプレートに対する前記ボルトの位置を固定する位置決め板が固定され、前記位置決め板は、前記ボルトが挿通されるとともに、前記ボルト孔の直径よりも直径の小さい小孔を有することが好ましい。
各部材の寸法公差などの要因で、エンドプレートにボルトを挿通するために、ボルト孔の直径を、ボルトを挿通するのに要する直径よりも大きくする場合がある。この場合、ボルトがエンドプレートのボルト孔内を移動することで、中間プレートが移動し、電池モジュールの変形の原因となるおそれがある。位置決め板の小孔にもボルトを挿通することで、小孔によってボルトの移動を規制し、電池モジュールの変形を抑制することができる。
上記電池モジュールについて、前記第2エンドプレートは、前記第2エンドプレートと該第2エンドプレートに隣り合う前記電池セルとの間に、前記複数の電池セルの膨張を弾性変形により吸収する弾性部材を介することなく、前記第1エンドプレートとともに前記複数の電池セルを前記並設方向の両側から挟持し、前記ボルトは、頭部と、前記頭部から延びる円筒部と、前記円筒部よりも先端側に設けられたネジ部とを有し、前記ボルトは、前記第1エンドプレートから前記第2エンドプレートに向けて挿通されるとともに、前記第1エンドプレートから前記中間プレートを挿通する位置に至るまで前記円筒部が位置していることが好ましい。
弾性部材の弾性変形に伴いボルトに荷重が加わるときには、中間プレートからボルトに荷重が加わるため、ボルトにおける中間プレートと接する部分に荷重が集中しやすい。ネジ部は、円筒部に比べて剛性が低いため、荷重の集中しやすい部分に円筒部を設けることで、ボルトが破損することを抑制することができる。
上記電池モジュールについて、前記ボルトの前記ネジ部の直径は、前記円筒部の直径よりも小さく、前記第2エンドプレートの前記ボルト孔の直径は、前記円筒部の直径よりも小さく、前記ネジ部の直径よりも大きいことが好ましい。
これによれば、ボルトを第2エンドプレートから第1エンドプレートに向けて挿通することができない。このため、ボルトが第2エンドプレートから第1エンドプレートに向けて挿通されることが抑制され、第1エンドプレートから中間プレートを挿通する位置に至る部分にネジ部が設けられることが抑制される。
上記電池モジュールについて、前記並設方向に隣り合う前記電池セル同士は、接着されている。これによれば、電池モジュールがより変形しにくい。
本発明によれば、電池モジュールの変形を抑制することができる。
実施形態の電池モジュールを示す斜視図。 実施形態の電池モジュールの断面図。 実施形態の電池モジュールを示す図2の3−3線断面図。 実施形態の電池セル、電池ホルダ、伝熱プレート及び中間プレート示す斜視図。 (a)は実施形態の第1エンドプレートを示す正面図、(b)は実施形態の第1エンドプレートを示す(a)の5b−5b線断面図。 実施形態の第2エンドプレートを示す正面図。 実施形態の電池モジュールを構成する各部材の取付態様を示す分解斜視図。 実施形態の第1カバー部材を示す斜視図。 実施形態の第2カバー部材を示す斜視図。
以下、電池モジュールの一実施形態について説明する。
図1及び図2に示すように、電池モジュール10は、複数の電池セル11と、複数の伝熱プレート41とを有している。電池セル11と、伝熱プレート41とは、電池ホルダ20に保持された状態で、交互に並設されている。複数の電池セル11及び伝熱プレート41は、電池セル11の並設方向の両側に設けられた第1エンドプレート61と、第2エンドプレート62とによって挟持されている。以下の説明において、並設方向の両端の電池セル11のうち、一方を第1電池セル11a、他方を第2電池セル11bとして説明を行う。第1電池セル11aは、第1エンドプレート61と隣り合う電池セル11であり、第2電池セル11bは、第2エンドプレート62と隣り合う電池セル11である。
図2及び図3に示すように、第1エンドプレート61と、第1電池セル11aとの間には、平板状の中間プレート51が設けられている。中間プレート51と第1エンドプレート61との間には、平板状の弾性部材31が設けられている。弾性部材31は、ゴムや、樹脂系のスポンジなどの弾性変形可能な材料からなる。
第2エンドプレート62と、第2電池セル11bとの間には、弾性部材が設けられていない。すなわち、第2エンドプレート62は、第2電池セル11bとの間に弾性部材を介することなく第1エンドプレート61とともに複数の電池セル11を電池セル11の並設方向から挟持している。電池ホルダ20及び中間プレート51は樹脂製であり、各エンドプレート61,62は金属製である。
図4に示すように、電池ホルダ20は、矩形平板状の第1被覆壁21を有している。第1被覆壁21の長手方向両端には、第1被覆壁21の厚み方向に延びる矩形平板状の第2被覆壁22及び第3被覆壁23が設けられている。第1被覆壁21、第2被覆壁22、第3被覆壁23に囲まれる領域は、電池セル11が収容される収容部Sとなる。
第2被覆壁22の長手方向第1端部22a(第1被覆壁21が設けられる端部とは反対側の端部)と、第3被覆壁23の長手方向第1端部23a(第1被覆壁21が設けられる端部とは反対側の端部)には、各被覆壁22,23の短手方向第1端部22b、23bの間で延びる矩形平板状の第4被覆壁24が設けられている。第4被覆壁24は、厚み方向が被覆壁22,23の短手方向と一致し、長手方向が第2被覆壁22と第3被覆壁23の対向方向に一致する。そして、第4被覆壁24の厚み方向及び長手方向に直交する方向が、第4被覆壁24の短手方向となる。
また、第4被覆壁24の長手方向両端における第4被覆壁24の短手方向の一端面上には、U字状をなすとともに、第4被覆壁24の厚み方向に開口する端子収容部25がそれぞれ設けられており、各端子収容部25は、第2被覆壁22及び第3被覆壁23に連設されている。
第4被覆壁24の短手方向の一端面上には、端子収容部25と隣り合って四角柱状の柱部26が設けられている。柱部26の軸は、被覆壁22,23の短手方向に延びている。柱部26には、挿通孔26aが柱部26の軸方向に貫通して設けられている。
第2被覆壁22及び第3被覆壁23の長手方向第1端部22a,23aには、各被覆壁22,23と連設され、各被覆壁22,23の長手方向に延びる矩形平板状の突出壁27が設けられている。また、第2被覆壁22及び第3被覆壁23の長手方向第2端部22c,23cには、四角柱状の脚部28が設けられている。脚部28の軸は、被覆壁22,23の短手方向に延びている。脚部28には、挿通孔28aが脚部28の軸方向に貫通して設けられている。
電池セル11は、ケース12を有し、ケース12には正負の電極を有する電極組立体13が収容されている。ケース12は、有底四角筒状のケース本体14の開口部を蓋部材15で閉塞することで構成されている。蓋部材15には、電池セル11同士を接続する接続部材が接続される端子16(正極端子及び負極端子)が設けられている。
伝熱プレート41は、金属製の板材をL字状に屈曲させることで形成されている。伝熱プレート41は、矩形平板状の本体42と、本体42の長手方向一端から本体42の厚み方向に延びる屈曲部43とを有している。
中間プレート51は、矩形平板状の基部52を有している。基部52には、基部52の厚み方向の面に沿う方向に突出する突出部53,54が設けられている。具体的にいえば、基部52の短手方向の両端部の一方に二つの第1突出部53が設けられ、他方に二つの第2突出部54が設けられている。
第1突出部53は、基部52の短手方向の端部の中央に寄って設けられており、基部52の長手方向に間隔を空けて設けられている。各第1突出部53には、厚み方向に貫通する中間ボルト孔55と、貫通孔56が設けられている。中間ボルト孔55同士の間隔は、電池ホルダ20の柱部26の挿通孔26a同士の間隔と同一間隔となっている。
第2突出部54は、基部52の長手方向の両端部に寄って設けられている。各第2突出部54には、中間ボルト孔57が設けられている。中間ボルト孔57同士の間隔は、電池ホルダ20の脚部28の挿通孔28a同士の間隔と同一間隔となっている。
図5(a)及び(b)に示すように、第1エンドプレート61は、矩形平板状のプレート基部63を有している。プレート基部63の短手方向の両端部からは、それぞれ、二つの第1プレート突出部64と、二つの第2プレート突出部65とが突出している。
各第1プレート突出部64には、厚み方向に貫通する第1ボルト孔66が設けられている。第1ボルト孔66同士の間隔、すなわち、第1ボルト孔66同士の中心間距離は、電池ホルダ20の柱部26の挿通孔26aの間隔と同一間隔となっている。また、各第2プレート突出部65には、厚み方向に貫通する第1ボルト孔67が設けられている。第1ボルト孔67同士の間隔、すなわち、第1ボルト孔67同士の中心間距離は、電池ホルダ20の脚部28の挿通孔28a同士の間隔と同一間隔となっている。各第1ボルト孔66,67の直径は同一である。
プレート基部63において、各プレート突出部64,65の周辺には、4つのプレート突出部64,65毎に2つずつネジ孔68が設けられている。ネジ孔68は、内周面に雌ねじを有している。
第1エンドプレート61には、位置決め板70が固定されている。位置決め板70は、4箇所に設けられている。各位置決め板70は、各プレート突出部64,65に設けられた第1ボルト孔66,67毎に個別に設けられている。位置決め板70には、厚み方向に貫通するとともに第1ボルト孔66,67と連通して設けられる小孔71が設けられている。小孔71の直径は、第1ボルト孔66,67の直径よりも小さい。また、位置決め板70には、厚み方向に貫通するとともに第1エンドプレート61のネジ孔68と連通する固定孔72が設けられている。固定孔72の直径は、ネジ孔68の直径よりも大きい。
図6に示すように、第2エンドプレート62は、第1エンドプレート61と同一形状のプレート基部73、第1エンドプレート61と同一形状の第1プレート突出部74及び第1エンドプレート61と同一形状の第2プレート突出部75を有している。第1プレート突出部74には、厚み方向に貫通する第2ボルト孔76が設けられている。第2ボルト孔76同士の間隔、すなわち、第2ボルト孔76同士の中心間距離は、電池ホルダ20の柱部26の挿通孔26aの間隔と同一間隔となっている。また、各第1プレート突出部74には、厚み方向に貫通する貫通孔77が設けられている。
第2プレート突出部75には、厚み方向に貫通する第2ボルト孔78が設けられている。第2ボルト孔78同士の間隔、すなわち、第2ボルト孔78同士の中心間距離は、電池ホルダ20の脚部28の挿通孔28a同士の間隔と同一間隔となっている。各第2ボルト孔76,78の直径は同一である。第2エンドプレート62の第2ボルト孔76,78の直径は、第1エンドプレート61の第1ボルト孔66,67の直径よりも小さい。
図2及び図3に示すように、電池セル11、伝熱プレート41、電池ホルダ20、中間プレート51及び弾性部材31は、第1エンドプレート61と、第2エンドプレート62とによって挟持されることで、一体化されている。弾性部材31の厚み方向、中間プレート51の厚み方向、及び各エンドプレート61,62の厚み方向は、電池セル11の並設方向と同一方向となっている。電池セル11の並設方向に隣り合う電池セル11と伝熱プレート41の本体42とは両面が粘着力を有する接着シート32によって接着されている。これにより、隣り合う電池セル11同士は、伝熱プレート41を間に挟んで接着シート32によって接着されている。同様に、第1電池セル11aと中間プレート51とは接着シート32によって接着されており、第2電池セル11bと第2エンドプレート62とは接着シート32によって接着されている。更に、中間プレート51と弾性部材31とは接着シート32によって接着されている。伝熱プレート41の屈曲部43は、電池ホルダ20の第2被覆壁22を覆っている。屈曲部43は、図示しない熱伝導部材を介して、筐体などに密着される。
図7に示すように、第1エンドプレート61のプレート基部63には、位置決め板70が固定されている。各位置決め板70の固定孔72には、ネジS1が挿通されており、このネジS1が第1エンドプレート61のネジ孔68に螺合されている。これにより、各位置決め板70の小孔71と第1エンドプレート61の各第1ボルト孔66,67が連通した状態で、位置決め板70が設けられている。
位置決め板70の小孔71、第1エンドプレート61の各第1ボルト孔66,67、中間プレート51の各中間ボルト孔55,57、電池ホルダ20の各挿通孔26a,28a及び第2エンドプレート62の各第2ボルト孔76,78には電池セル11の並設方向にボルト80が挿通されている。ボルト80には、ナット85が螺合されている。これにより、第1エンドプレート61及び第2エンドプレート62には、互いに近付く方向に拘束荷重が作用し、これにより各電池セル11が拘束されている。したがって、中間プレート51の各中間ボルト孔55,57、第1エンドプレート61の各第1ボルト孔66,67及び第2エンドプレート62の各第2ボルト孔76,78のそれぞれがボルト孔として機能している。
中間プレート51の各中間ボルト孔55,57と第1エンドプレート61の各第1ボルト孔66,67にボルト80が挿通されることで、中間プレート51がボルト80によって支持されている。なお、「支持」とは、弾性部材31の弾性変形によって中間プレート51から荷重が加わったときに、中間プレート51の移動がボルト80を介して第1エンドプレート61によって規制される状態を示す。
ボルト80は、頭部81と軸部82とを有している。軸部82は、頭部81から延びる円筒部83と、円筒部83よりも先端側に設けられたネジ部84とを有している。ネジ部84の直径は、円筒部83の直径よりも小さい。なお、ネジ部84の直径とは、ネジ山の頂の直径である。すなわち、本実施形態のボルト80は、円筒部83とネジ部84の境に段差を有する段付きボルトである。円筒部83の直径は、位置決め板70の小孔71の直径よりも小さく、第2エンドプレート62の第2ボルト孔76,78よりも大きい。小孔71の直径は、第1エンドプレート61の第1ボルト孔66,67よりも小さいため、円筒部83の直径は、第1エンドプレート61の第1ボルト孔66,67よりも小さい。ネジ部84の直径は、第2エンドプレート62の第2ボルト孔76,78よりも小さい。
ボルト80は、位置決め板70の小孔71を介して、第1エンドプレート61の第1ボルト孔66,67から第2エンドプレート62の第2ボルト孔76,78に向けて挿通されている。ボルト80は、第2エンドプレート62の第2ボルト孔76,78を挿通した位置で、ナット85に螺合されている。
ボルト80の円筒部83は、第1エンドプレート61から中間プレート51を挿通する位置を超えて位置している。第1エンドプレート61の第1ボルト孔66,67の直径は、小孔71の直径よりも大きいため、円筒部83の外周面は、小孔71の内周面に接しており、第1ボルト孔66,67の内周面には接していない。したがって、第1エンドプレート61は、第1エンドプレート61に固定された位置決め板70を介してボルト80を保持している。
図1及び図2に示すように、電池モジュール10は、カバー90を有している。カバー90は、電池セル11の端子16が設けられた面(蓋部材15)と対向しており、電池ホルダ20の突出壁27間に配設されている。カバー90は、第1カバー部材91と、第2カバー部材92とを有している。第1カバー部材91と、第2カバー部材92とは、電池セル11の並設方向に並んで設けられている。
図8に示すように、第1カバー部材91は、矩形平板状の本体93を有している。本体93の長手方向の両端部には、本体93の厚み方向に立設する立設部94が設けられている。本体93には、厚み方向に貫通する貫通孔95が設けられている。貫通孔95は、本体93の一つの角部に寄って設けられている。
本体93の厚み方向の面のうち、立設部94が設けられた面とは反対側の面には、四角柱状の固定部96が設けられている。固定部96は、短手方向の端部のうちの一方に二つ設けられている。固定部96は、本体93の長手方向に間隔を空けて設けられている。固定部96には、インサート成形などによってナット97が埋設されている。各固定部96に埋設されたナット97同士の間隔、すなわち、中心間距離は、中間プレート51の貫通孔56同士の間隔と同一である。
第1カバー部材91において、本体93の厚み方向の面のうち固定部96が設けられた面とは反対側の面には、平板状の固定板98が設けられている。固定板98は、貫通孔95の近傍に設けられている。固定板98には、インサート成形などによってナット99が埋設されている。
図9に示すように、第2カバー部材92は、固定板98が設けられていない点を除いて、第1カバー部材91と同様の構成を有するため、第1カバー部材91と同様の部分に、同一の符号を付してその説明を省略する。
図1に示すように、第1カバー部材91と、第2カバー部材92とは、貫通孔95が設けられた角が対角に位置するように配置されている。第1カバー部材91は、第1エンドプレート61側に位置し、第2カバー部材92は、第2エンドプレート62側に位置している。第1カバー部材91の立設部94と、第2カバー部材92の立設部94は、それぞれ、電池ホルダ20の突出壁27に沿って設けられている。第1カバー部材91と、第2カバー部材92とは、互いが固定されていないため、互いに離間可能となっている。
図7に示すように、第1カバー部材91の固定部96は、電池ホルダ20の柱部26の間に位置している。そして、中間プレート51の貫通孔56に挿通されたネジS2が固定部96に埋設されたナット99に螺合されることで、中間プレート51と、第1カバー部材91が固定されている。また、図示は省略するが、第2エンドプレート62の貫通孔77に挿通されたネジが第2カバー部材92の固定部96に埋設されたナット97に螺合されていることで、第2エンドプレート62と第2カバー部材92とは固定されている。
図1に示すように、第1カバー部材91には、電池モジュール10を監視して、電池モジュール10(電池セル11)に異常などが生じた場合に放電の遮断などを行う監視ECU101が載置されている。第1カバー部材91の貫通孔95には、柱状のバスバー102が挿通されている。バスバー102は、L字状に屈曲している。バスバー102は、第1電池セル11aの端子16に接続されるとともに、第1カバー部材91の貫通孔95を挿通してカバー90上に突出している。バスバー102は、バスバー102を貫通したネジS3が固定板98に埋設されたナット99に螺合されることで固定されている。
第2カバー部材92には、電流センサや、FET(電解効果トランジスタ)などの電子部品103が載置されている。
次に、本実施形態の電池モジュール10の作用について説明する。
電池セル11は、使用に伴い電極の表面に被膜が形成されていく。この被膜が厚くなることで、電池セル11は膨張していく。第2エンドプレート62と、第2電池セル11bとの間に弾性部材31を設けることで、電池セル11が膨張したときに、この弾性部材31が弾性変形して収縮することで、電池セル11の膨張に伴うエンドプレート61,62への荷重の増加を吸収している。詳細にいえば、電池セル11が膨張すると、隣り合う電池セル11同士は互いに押し合う。中間プレート51は、隣り合う電池セル11の膨張によって弾性部材31に向けて押圧され、弾性部材31に向けて移動しようとする。弾性部材31は、中間プレート51によって押圧されることで弾性変形する。
弾性部材31は、ボルト80及びナット85からの拘束荷重によって厚み方向への移動が規制されているため、電池セル11の膨張以外の要因によって厚み方向へ弾性変形することが抑制されている。一方で、弾性部材31は、厚み方向と直交する方向への移動が規制されていないため、振動や衝撃が加わったときに、弾性部材31が厚み方向と直交する方向へ弾性変形するおそれがある。このとき、弾性部材31と電池セル11とが直接接していると、弾性部材31の弾性変形に追従して電池セル11が移動して、電池モジュール10が変形してしまうおそれがある。本実施形態のように、電池ホルダ20に電池セル11が保持されている場合であれば、電池セル11が移動することで電池ホルダ20に荷重が加わり、ボルト80が挿通されている柱部26や脚部28に荷重が集中する。そして、柱部26や脚部28が変形するおそれがある。電池モジュール10が変形すると、電池セル11の接続状態を維持できなくなったり、各部材が破損したりするおそれがある。また、屈曲部43を筐体などに密着させて電池セル11の放熱を行っている場合、屈曲部43が筐体などから離間することで、電池セル11に対する放熱性の低下の原因となる。
弾性部材31と、第1電池セル11aとの間に中間プレート51を設けると、弾性部材31が厚み方向と直交する方向に弾性変形したときに、中間プレート51が弾性部材31に追従して厚み方向と直交する方向に移動しようとする。中間プレート51の各中間ボルト孔55,57には、ボルト80が挿通されているため、各中間ボルト孔55,57の縁とボルト80とが当接することで中間プレート51が支持部材としてのボルト80に支持され、中間プレート51が厚み方向と直交する方向に移動することが抑制される。ボルト80には、中間プレート51から荷重が加わるが、第1エンドプレート61にもボルト80が挿通されているため、ボルト80の移動は、第1エンドプレート61によって規制されている。したがって、ボルト80が移動することで、中間プレート51が移動することが抑制されている。
また、弾性部材31が弾性変形し、中間プレート51が厚み方向と直交する方向に移動しようとすると、ボルト80には、中間プレート51から荷重が加わるため、中間プレート51と接触する部分に荷重が集中する。円筒部83は、ネジ部84に比べて剛性が高いため、ボルト80において、第1エンドプレート61から中間プレート51を挿通する位置に至るまでの部分を円筒部83とすることで、ボルト80の破損を抑制することができる。
また、ボルト80を各エンドプレート61,62、中間プレート51及び各電池ホルダ20に挿通するときには、位置決め板70を第1エンドプレート61のプレート基部63に固定していない状態で小孔71にボルト80を挿通する。そして、小孔71にボルト80を挿通した後に、ネジS1によって位置決め板70を固定する。
第1エンドプレート61の第1ボルト孔66,67の直径は、ボルト80の円筒部83を挿通するのに要する直径よりも大きい。各エンドプレート61,62、中間プレート51、複数の電池ホルダ20を並設すると、各部材の寸法公差によってボルト80の位置にずれが生じる。このずれを許容するために、第1エンドプレート61の第1ボルト孔66,67の直径を大きくして、第1ボルト孔66,67内でボルト80が移動できるようにしている。しかしながら、第1ボルト孔66,67内でのボルト80の移動を許容すると、弾性部材31が厚み方向と直交する方向に弾性変形したときにボルト80が第1ボルト孔66,67内で移動し、これによって中間プレート51が移動するおそれがある。このため、第1ボルト孔66,67を挿通したボルト80を更に小孔71に挿通させることで、小孔71によってボルト80の第1ボルト孔66,67内での移動を規制している。位置決め板70の固定孔72の直径は、ネジ孔68の直径よりも大きいため、位置決め板70は、ボルト80の位置に合わせて位置決めすることができる。このため、各部材の寸法公差によってボルト80の位置がずれていても、小孔71にボルト80を挿通した状態で、位置決め板70を固定することができる。そして、小孔71によって第1エンドプレート61に対するボルト80の位置が固定される。
また、中間プレート51は、第1カバー部材91に固定されている。電池セル11が膨張し、弾性部材31が弾性変形すると、電池セル11が弾性部材31に向けて移動する。特に、弾性部材31に隣り合う第1電池セル11aの移動量は複数の電池セル11のうちで最も多く、第1カバー部材91に固定されたバスバー102には応力が生じる。中間プレート51に第1カバー部材91を固定して、電池セル11の並設方向への移動に伴う中間プレート51の移動によって第1カバー部材91と電池セル11とが一体となって移動するようにすることで、バスバー102に応力が生じることを抑制している。
したがって、上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)弾性部材31と第1電池セル11aとの間に中間プレート51を設けて、電池セル11の並設方向と直交する方向への弾性部材31の弾性変形による荷重が電池セル11に加わらないようにしている。中間プレート51は、第1エンドプレート61に保持された支持部材としてのボルト80によって支持されることで、電池セル11の並設方向と直交する方向への弾性部材31の弾性変形に伴う移動が抑制されている。このため、弾性部材31が電池セル11の並設方向と直交する方向に弾性変形しても、電池モジュール10が変形しにくい。したがって、電池セル11の接続状態が維持され、また、電池モジュール10を構成する各部材の破損が抑制されている。
(2)第1エンドプレート61及び第2エンドプレート62に拘束荷重を加えるボルト80によって中間プレート51を支持している。このため、中間プレート51を支持する部材を別に設ける必要がなく、部品点数の削減が図られる。
(3)第1エンドプレート61は、位置決め板70を有している。位置決め板70の小孔71は、第1エンドプレート61の第1ボルト孔66,67よりも小さい。このため、各部材の寸法公差を考慮して、第1エンドプレート61の第1ボルト孔66,67の直径を大きくした場合であっても、小孔71によってボルト80の移動を規制することができる。
(4)ボルト80の円筒部83は、第1エンドプレート61から中間プレート51を挿通する位置に至るまで設けられている。電池セル11の並設方向と直交する方向に弾性部材31が弾性変形するときには、中間プレート51からボルト80に荷重が加わる。軸部82の剛性は、ネジ部84よりも円筒部83の方が高いため、中間プレート51からの荷重が加わりやすい部分を円筒部83とすることで、ボルト80の破損を抑制することができる。
(5)第2エンドプレート62の第2ボルト孔76,78の直径は、ボルト80の円筒部83の直径よりも小さい。このため、ボルト80を挿通するときに、第2エンドプレート62から第1エンドプレート61に向けてボルト80を挿通することができない。したがって、ボルト80が誤った方向から挿通されることが抑制され、第1エンドプレート61から中間プレート51を挿通する位置にネジ部84が位置することが抑制されている。
(6)電池セル11同士は、接着されている。したがって、各電池セル11同士が位置ずれしにくく、電池モジュール10の変形が抑制されている。
(7)中間プレート51は、第1カバー部材91に固定されている。このため、電池セル11が膨張したときに、中間プレート51と第1カバー部材91とが一体となって移動することができ、バスバー102への応力を抑制することができる。したがって、中間プレート51は、電池セル11の並設方向と直交する方向に弾性部材31の弾性変形による電池モジュール10の変形を抑制することに加えて、バスバー102の変形を抑制することができる。
なお、実施形態は以下のように変更してもよい。
○第1エンドプレート61には、位置決め板70が固定されていなくてもよい。この場合、第1エンドプレート61の第1ボルト孔66,67を小さくして、ボルト80の第1ボルト孔66,67内での移動量を少なくすることが好ましい。
○第1エンドプレート61から中間プレート51を挿通する位置に至るまでボルト80のネジ部84が位置していてもよい。この場合、中間プレート51から加わる荷重によってボルト80が破損しない程度の剛性をネジ部84が有していることが好ましい。
○第2エンドプレート62の第2ボルト孔76,78の直径は、円筒部83よりも大きくてもよい。この場合、円筒部83の直径とネジ部84の直径とが同一であってもよい。また、この場合、第2エンドプレート62から第1エンドプレート61に向けてボルト80を挿通することができるため、第1エンドプレート61側に円筒部83を位置させたい場合には、他の構成によってボルト80が誤った方向から挿通されることを抑制することが望ましい。
○電池セル11と、伝熱プレート41とは、接着されていなくてもよい。
○伝熱プレート41は設けられていなくてもよい。この場合、隣り合う電池セル11同士が接着シート32によって直接接着される。
○中間プレート51は、第1エンドプレート61に保持されたボルト80とは別の支持部材によって支持されていてもよい。例えば、中間プレート51から第1エンドプレート61に向けて延びるピンを第1エンドプレート61に固定することで中間プレート51と第1エンドプレート61を固定してもよい。
○中間プレート51は、第1カバー部材91と連結されていなくてもよい。
○電池セル11は、電池ホルダ20に保持されていなくてもよい。
○第1エンドプレート61と第1電池セル11aとの間に加えて、第2エンドプレート62と第2電池セル11bとの間にも、中間プレート及び弾性部材を設けてもよい。この場合、第2エンドプレート62と第2電池セル11bとの間に設けた中間プレートをボルト80で支持することで、電池モジュール10の変形を抑制することができる。
○弾性部材31は、バネなどでもよい。
10…電池モジュール、11…電池セル、31…弾性部材、51…中間プレート、55,57…中間ボルト孔、61…第1エンドプレート、62…第2エンドプレート、66,67…第1ボルト孔、70…位置決め板、71…小孔、76,78…第2ボルト孔、80…ボルト、83…円筒部、84…ネジ部。

Claims (5)

  1. 並設された複数の電池セルと、
    前記複数の電池セルを並設方向の両側から挟持する第1エンドプレート及び第2エンドプレートと、を備えた電池モジュールであって、
    前記第1エンドプレートと該第1エンドプレートに隣り合う前記電池セルとの間には、前記電池セルの膨張に伴い前記並設方向に移動可能な中間プレートと、
    前記中間プレートと前記第1エンドプレートとの間に設けられるとともに、前記電池セルの膨張に伴う前記中間プレートの移動によって押圧されて弾性変形する弾性部材と、を備え、
    前記中間プレートは、前記第1エンドプレートに保持された支持部材によって前記並設方向に直交する方向に支持されており、
    前記支持部材は、前記第1エンドプレート、前記第2エンドプレート、及び前記中間プレートを挿通するとともに前記第1エンドプレート及び前記第2エンドプレートに前記複数の電池セルを前記並設方向の両側から拘束する拘束荷重を加えているボルトであり、
    前記第1エンドプレート、前記第2エンドプレート及び前記中間プレートは、前記ボルトが前記並設方向に挿通されるボルト孔を有し、
    前記第1エンドプレートには、前記第1エンドプレートに対する前記ボルトの位置を固定する位置決め板が固定され、
    前記位置決め板は、前記ボルトが挿通されるとともに、前記第1エンドプレートの前記ボルト孔の直径よりも直径の小さい小孔を有する電池モジュール。
  2. 前記第2エンドプレートは、前記第2エンドプレートと該第2エンドプレートに隣り合う前記電池セルとの間に、前記複数の電池セルの膨張を弾性変形により吸収する弾性部材を介することなく、前記第1エンドプレートとともに前記複数の電池セルを前記並設方向の両側から挟持し、
    前記ボルトは、頭部と、前記頭部から延びる円筒部と、前記円筒部よりも先端側に設けられたネジ部とを有し、
    前記ボルトは、前記第1エンドプレートから前記第2エンドプレートに向けて挿通されるとともに、前記第1エンドプレートから前記中間プレートを挿通する位置に至るまで前記円筒部が位置している請求項1に記載の電池モジュール。
  3. 前記ボルトの前記ネジ部の直径は、前記円筒部の直径よりも小さく、
    前記第2エンドプレートの前記ボルト孔の直径は、前記円筒部の直径よりも小さく、前記ネジ部の直径よりも大きい請求項2に記載の電池モジュール。
  4. 並設された複数の電池セルと、
    前記複数の電池セルを並設方向の両側から挟持する第1エンドプレート及び第2エンドプレートと、を備えた電池モジュールであって、
    前記第1エンドプレートと該第1エンドプレートに隣り合う前記電池セルとの間には、前記電池セルの膨張に伴い前記並設方向に移動可能な中間プレートと、
    前記中間プレートと前記第1エンドプレートとの間に設けられるとともに、前記電池セルの膨張に伴う前記中間プレートの移動によって押圧されて弾性変形する弾性部材と、を備え、
    前記中間プレートは、前記第1エンドプレートに保持された支持部材によって前記並設方向に直交する方向に支持されており、
    前記支持部材は、前記第1エンドプレート、前記第2エンドプレート、及び前記中間プレートを挿通するとともに前記第1エンドプレート及び前記第2エンドプレートに前記複数の電池セルを前記並設方向の両側から拘束する拘束荷重を加えているボルトであり、
    前記第1エンドプレート、前記第2エンドプレート及び前記中間プレートは、前記ボルトが前記並設方向に挿通されるボルト孔を有し、
    前記第2エンドプレートは、前記第2エンドプレートと該第2エンドプレートに隣り合う前記電池セルとの間に、前記複数の電池セルの膨張を弾性変形により吸収する弾性部材を介することなく、前記第1エンドプレートとともに前記複数の電池セルを前記並設方向の両側から挟持し、
    前記ボルトは、頭部と、前記頭部から延びる円筒部と、前記円筒部よりも先端側に設けられたネジ部とを有し、
    前記ボルトは、前記第1エンドプレートから前記第2エンドプレートに向けて挿通されるとともに、前記第1エンドプレートから前記中間プレートを挿通する位置に至るまで前記円筒部が位置しており、
    前記ボルトの前記ネジ部の直径は、前記円筒部の直径よりも小さく、
    前記第2エンドプレートの前記ボルト孔の直径は、前記円筒部の直径よりも小さく、前記ネジ部の直径よりも大きい電池モジュール。
  5. 前記並設方向に隣り合う前記電池セル同士は、接着されている請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の電池モジュール。
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