JP6314365B2 - 含水食品組成物における呈味成分の増強方法 - Google Patents
含水食品組成物における呈味成分の増強方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6314365B2 JP6314365B2 JP2012282735A JP2012282735A JP6314365B2 JP 6314365 B2 JP6314365 B2 JP 6314365B2 JP 2012282735 A JP2012282735 A JP 2012282735A JP 2012282735 A JP2012282735 A JP 2012282735A JP 6314365 B2 JP6314365 B2 JP 6314365B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- zeolite
- vinegar
- food composition
- water
- cha
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Seasonings (AREA)
- Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
また、これらアミノ酸等を対象にすれば、膜複合体の細孔が閉塞することが容易に予想されていたが、特定の性質を有する膜を用いることで、そのような問題も生じない。
含水食品組成物を供給し、含水食品組成物の呈味成分を凝縮する凝縮工程、を含む製造方法に存する。
本明細書において呈味成分とは、味に対して何らかの影響を及ぼす成分であり、例えば、タンパク質やペプチド、アミノ酸などのほか、ヌクレオチドなどの核酸をはじめ、糖や脂質、その他の有機物、塩類などが挙げられる。
呈味成分には、いわゆる旨味成分も含まれる。旨味成分としては、主にアミノ酸であるグルタミン酸や、核酸構成物質のヌクレオチドであるイノシン酸、グアニル酸、キサンチル酸等の呈味性ヌクレオチド、その他の有機酸であるコハク酸やその塩類等が挙げられる。
本発明における含水食品組成物としては、醸造により呈味成分を産生させた含水食品組成物であれば特段限定されず、例えば、調味料等が挙げられる。これらは常法に従い製造され、また所定期間、保存、熟成されたものであってもよい。調味料の例としては、食酢、醤油、料理酒、みりん等のほかに、めんつゆ、割下等の合わせ調味料などが挙げられる。
食酢とは、穀物または果実から酒を醸造し、そこへ酢酸菌を加えて酢酸発酵させた上で、乳酸、コハク酸、リンゴ酸、クエン酸等の有機酸類やアミノ酸、エステル類、アルコール類、糖類等を添加した液体調味料を指す。これらは所定期間、保存や熟成されたものであってもよい。また、他の調味料などと合わせて調味した合わせ酢であってもよい。
醸造酢は、穀物酢、果実酢、さらにそれらのいずれでもない醸造酢に大別される。
穀物酢の例としては、米酢、米黒酢、小麦酢、小麦黒酢、大麦酢、大麦黒酢、ハトムギ酢、とうもろこし酢(コーン酢)、酒粕酢などが挙げられる。またこれらの原料としては、米、小麦、大麦、ハトムギ、とうもろこし(コーン)、酒粕などが用いられ、これらを2種以上ブレンドしたものを原料としてもよい。好ましくは、小麦、米、コーン、及び酒粕をブレンドしたものを原料とした穀物酢である。
果実酢の例としては、りんご酢、柿酢、ぶどう酢等が挙げられる。さらに、ぶどう酢の例としては、バルサミコ酢などが挙げられる。
合わせ酢とは、酢を基本として他の調味料などと合わせて調味したものを指す。例としては、すし酢、甘酢、二杯酢、三杯酢、土佐酢などが挙げられる。
醤油とは、大豆や小麦、塩等を原料とし、麹菌や乳酸菌、酵母等による発酵過程を経て産生される液体調味料を指す。例としては、濃口醤油、淡口醤油、溜り醤油、再仕込み醤油、白醤油が挙げられる。そのほか、塩分の割合を通常の醤油より減らした、減塩醤油や薄塩醤油等が挙げられる。さらに昆布だしやカツオだし、液糖やステビア等の甘味料を添加した、昆布しょうゆ、刺身しょうゆ、だししょうゆ、土佐しょうゆ等が挙げられる。
料理酒とは、広義には料理に使用される日本酒の総称であり、また狭義には、飲用としては用いられない料理専用の日本酒を指す。調理酒と称されることもある。
みりんとは、調味料に用いられるアルコール飲料を指す。また、焼酎を加えてアルコール濃度を高めた「直」、「柳蔭」なども挙げられる。
めんつゆとは、出汁と醤油とみりん(または日本酒)、砂糖等をベースに作られる合わせ調味料を指す。
割下とは、削り節(鰹節、宗田節、鯖節、鰯節等)で取った出汁を醤油、酒、砂糖、味噌等で味付けした合わせ調味料を指す。また昆布を使用したり、味付けに薄口醤油やみり
んを使用したりして作られたものも挙げられる。
次に、本発明の実施態様に係る凝縮工程について説明する。凝縮工程としては、含水食品組成物を、ゼオライト膜を用いた凝縮装置に供給して、含水食品組成物に含まれる呈味成分を凝縮する。なお、以下の説明において、「ゼオライト膜を用いた凝縮装置」を単に「凝縮装置」ということがある。
ライトを含むゼオライト膜を用いることで、非揮発性成分を多く含有する含水食品組成物を凝縮することができる。また、耐酸性を有するCHA型ゼオライト膜を用いる場合には、食酢などの酸性含水食品組成物を凝縮することもできる。
以下、好ましくは40℃以下、より好ましくは30℃以下、さらに好ましくは25℃以下である。含水食品組成物中の呈味成分をできるだけ分解、変性等させないために、含水食品組成物の凝縮は、低温で行うことが好ましい。操作圧力は、通常0.1〜1.5MPa、好ましくは0.2〜0.8MPaである。
次に、本発明で使用する凝縮装置について説明する。本発明で使用する凝縮装置は、無機多孔質支持体表面にゼオライト膜を有する無機多孔質支持体−ゼオライト膜複合体が収納されて成る。そして、本発明では、ゼオライトのSiO2/Al2O3モル比が5以上で
ある多孔質支持体−ゼオライト膜複合体を使用する。
平均細孔径が小さすぎると透過量が小さくなる傾向があり、大きすぎると支持体自体の強度が不十分になることがあり、支持体表面の細孔の割合が増えて緻密なゼオライト膜が形成されにくくなることがある。
り等で研磨してもよい。
なお、無機多孔質支持体表面とは例えばゼオライトを結晶化させる無機多孔質支持体表面部分を意味し、表面であればそれぞれの形状のどこの表面であってもよく、複数の面であってもよい。たとえば円筒管の支持体の場合には外側の表面でも内側の表面でもよく、場合によっては外側と内側の両方の表面であってよい。
多孔質支持体の気孔率は通常20%以上、好ましくは25%以上、より好ましくは30%以上であり、通常70%以下、好ましくは60%以下、より好ましくは50%以下である。無機多孔質支持体の気孔率は、気体や液体を凝縮する際の透過流量を左右し、前記下限未満では透過物の拡散を阻害する傾向があり、前記上限超過では無機多孔質支持体の強度が低下する傾向がある。
iO2/Al2O3モル比は、好ましくは8以上、より好ましくは10以上、さらに好まし
くは12以上である。上限としては通常2000以下、好ましくは1000以下、より好ましくは500以下、さらに好ましくは100以下である。SiO2/Al2O3モル比が
前記下限未満では耐久性が低下する傾向があり、前記上限を超過すると疎水性が強すぎるため、透過流束が小さくなる傾向がある。SiO2/Al2O3モル比は、後述する水熱合
成の反応条件により調整できる。
散型X線分光法(SEM−EDX)により得られた数値である。数ミクロンの膜のみの情報を得るために通常はX線の加速電圧を10kVで測定する。
ここでいう酸素n員環を有するゼオライトのnの値は、ゼオライト骨格を形成する酸素とT元素で構成される細孔の中で最も酸素の数が大きいものを示す。例えば、MOR型ゼオライトのように酸素12員環と8員環の細孔が存在する場合は、酸素12員環のゼオライトとみなす。
LEV、LIO、LOS、LTN、MAR、PAU、RHO、RTH、SOD、STI、TOL、UFI等がある。
束が小さくなり実用的でない。また、酸素10員環構造よりも大きい場合は細孔径が大きくなり、サイズの小さな有機物では凝縮性能が低下するため、用途が限定的になる。
が好ましく、より好ましくは、AEI、CHA、KFI、PAU、RHO、RTH、UFIであり、さらに好ましくは、CHA、LEV、UFIであり、最も好ましくはCHAである。また、ゼオライトとしては、アルミノケイ酸塩であることが好ましい。
それらの中で、後で詳述する多孔質支持体上に前記ゼオライトを膜状に固着させたゼオライト膜複合体が特に好ましい。該ゼオライト膜複合体は支持体を有することによって機械的な強度が増し、取り扱いが容易になり、種々の装置設計が可能であるほか、全て無機物で構成されるため、耐熱性、耐薬品性に優れるためである。
ことから、通常30nm以上、好ましくは50nm以上、より好ましくは100nm以上であり、上限は膜の厚さ以下である。さらに好ましくはゼオライトの粒子径が膜の厚さと同じである場合である。ゼオライトの粒子径が膜の厚さと同じであるとき、ゼオライトの粒界が最も小さくなるためである。水熱合成で得られたゼオライト膜は、ゼオライトの粒子径と膜の厚さが同じになる場合があるので好ましい。
無機多孔質支持体−CHA型ゼオライト膜複合体は、CHA型ゼオライトを無機多孔質支持体上に直接水熱合成することで作製した。
1mol/L−NaOH水溶液10.5gと1mol/L−KOH水溶液7.0gと水100.0gを混合したものに水酸化アルミニウム(Al2O3 53.5重量%含有、ア
ルドリッチ社製)0.88gを加えて撹拌し溶解させ、透明溶液とした。これに有機テンプレートとして、N,N,N−トリメチル−1−アダマンタンアンモニウムヒドロキシド(
TMADAOH)水溶液(TMADAOH25重量%含有、セイケム社製)2.95gを
加え、さらにコロイダルシリカ(日産化学社製 スノーテック−40)10.5gを加え
て2時間撹拌し、水熱合成用混合物を調製した。
であった。テンプレート焼成前のゼオライトの膜複合体を電気炉で500℃、5時間焼成した。焼成後の膜複合体の重量と支持体の重量の差から支持体上に結晶化したCHA型ゼオライトの重量は120g/m2であった。SEM観察から膜厚は約15μmであった。
ころ、17であった。
、PV法により、窒素雰囲気下で、70℃の食酢から水を選択的に透過させる凝縮を行った。
株式会社ミツカン製 穀物酢
原材料:穀類(小麦、米、コーン)、アルコール、酒かす
酸度4.2%
栄養成分(15mLあたり):エネルギー3.8kcal、たん白質0g、脂質0g、炭水化物1.1g、ナトリウム0〜1mg
透過液は1時間毎に回収し、その回収した重量に相当する重量の食酢をガラス容器に追加することで、ガラス容器内の容量を一定保ち、8時間凝縮を行った。
ガラス蒸留装置を用いて、100℃の食酢から水を選択的に透過させる凝縮を行った。
(1)凝縮倍率
凝縮倍率は、使用した食酢の重量を凝縮液の重量で除した値とする。実施例で使用した食酢は合計で127.8gであり、ガラス容器から回収した凝縮液は25.7gであった。すなわち、凝縮倍率は5.0倍であった。
一方、比較例で使用した食酢は120.0gであり、二口フラスコから回収した凝縮液は13.7gであった。すなわち、凝縮倍率は8.8倍であった。
遊離アミノ酸の定量の結果を表1に示す。
凝縮比率として、実施例または比較例の凝縮液に含まれる各遊離アミノ酸量を、はじめの食酢中の各遊離アミノ酸量でそれぞれ除し、さらにそれぞれの凝縮倍率で除した値を凝縮比率とした。その結果を表2に示す。
そして、この「凝縮比率」と「基準となる値1」との差に100を乗じた値を、「凝縮比率のずれ(%)」とした。すなわち、この「凝縮比率のずれ」の値が小さいほど、凝縮前後における当該成分の食酢中での変化が小さく、逆に、「凝縮比率のずれ」の値が大きいほど、凝縮前後における当該成分の食酢中での変化が大きい。
すなわち、ゼオライト膜による凝縮では、原料食酢のアミノ酸バランスが維持されているが、蒸留による場合は、原料食酢のアミノ酸バランスが変化していることが分かった。
2:第2凝縮装置
3:冷却器
4:タンク
11:加熱器
21:中間加熱器
51:供給ポンプ
52:循環ポンプ
53:循環ポンプ
54:真空ポンプ
55:排出用ポンプ
61〜63:圧力制御弁
Claims (5)
- 醸造により呈味成分を産生させた含水食品組成物の製造方法であって、SiO2/Al2O3モル比が5以上100以下であるCHA型ゼオライトを含むCHA型ゼオライト膜に含水食品組成物を供給し、該含水食品組成物の水をCHA型ゼオライト膜から透過させ、該含水食品組成物の呈味成分を凝縮する凝縮工程を含み、該凝縮工程を70℃以下で行う、製造方法。
- 前記CHA型ゼオライト膜に含水食品組成物を供給し、含水食品組成物の呈味成分を凝縮する凝縮工程を、窒素雰囲気下で行う、請求項1に記載の製造方法。
- 前記含水食品組成物が、調味料であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の製造方法。
- 前記調味料が、食酢であることを特徴とする、請求項3に記載の製造方法。
- 前記呈味成分が、アミノ酸であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012282735A JP6314365B2 (ja) | 2012-12-26 | 2012-12-26 | 含水食品組成物における呈味成分の増強方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012282735A JP6314365B2 (ja) | 2012-12-26 | 2012-12-26 | 含水食品組成物における呈味成分の増強方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014124130A JP2014124130A (ja) | 2014-07-07 |
JP6314365B2 true JP6314365B2 (ja) | 2018-04-25 |
Family
ID=51404189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012282735A Active JP6314365B2 (ja) | 2012-12-26 | 2012-12-26 | 含水食品組成物における呈味成分の増強方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6314365B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015098762A1 (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-02 | ニッカウヰスキー株式会社 | 飲料に含まれる不要成分を除去する方法及び装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08149972A (ja) * | 1994-11-30 | 1996-06-11 | Agency Of Ind Science & Technol | 高酸度醸造酢及びその製造法 |
JP2003144871A (ja) * | 2001-08-24 | 2003-05-20 | Tosoh Corp | モルデナイト型ゼオライト膜複合体およびその製造方法並びにそれを用いた濃縮方法 |
DE102004001974A1 (de) * | 2004-01-13 | 2005-08-04 | Basf Ag | Komposit-Membran |
JP4736031B2 (ja) * | 2005-08-26 | 2011-07-27 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | 表面保護加工されたゼオライト膜ならびにゼオライト膜を用いた脱水装置 |
JP5061847B2 (ja) * | 2006-11-01 | 2012-10-31 | 三菱化学株式会社 | ガスの分離方法 |
JP5527107B2 (ja) * | 2009-11-11 | 2014-06-18 | 三菱化学株式会社 | 含水有機化合物の分離方法および分離装置 |
JP2012067091A (ja) * | 2010-08-25 | 2012-04-05 | Mitsubishi Chemicals Corp | アルコール−水混合物からのアルコールの回収方法 |
-
2012
- 2012-12-26 JP JP2012282735A patent/JP6314365B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014124130A (ja) | 2014-07-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Castro-Muñoz et al. | Membrane technologies assisting plant-based and agro-food by-products processing: A comprehensive review | |
US11028031B2 (en) | Method for producing high-concentration alcohol | |
Mangindaan et al. | Beverage dealcoholization processes: Past, present, and future | |
JP2010517559A (ja) | 脱アルコール飲料の香りを富化するためのプロセス | |
US11020685B2 (en) | Method for producing alcohol | |
CN107484934A (zh) | 一种基于膜技术的橙汁制作方法及系统 | |
JP6105923B2 (ja) | アルコール飲料における旨味成分の増強方法 | |
JP6610036B2 (ja) | 液状食品の濃縮方法 | |
JP6821911B2 (ja) | アルコール飲料中のアルコール含有量の低減化方法 | |
US10870084B2 (en) | Water-alcohol separation system and water-alcohol separation method for producing alcohol | |
JP6314365B2 (ja) | 含水食品組成物における呈味成分の増強方法 | |
US20090239288A1 (en) | Integrated membrane separation - bioreactor for selective removal of organic products and by-products | |
ES2797542T3 (es) | Producción de productos de etanol | |
CN103409303B (zh) | 一种经膜蒸馏提质的浓香型白酒的基酒及其膜蒸馏方法 | |
JP2016077191A (ja) | 濃縮植物抽出液の製造方法及び植物抽出液の糖度調整方法 | |
JP2012081463A (ja) | 含水有機化合物の脱水濃縮方法及びそれに用いる脱水濃縮装置 | |
JP2017042724A (ja) | 分離方法 | |
JP6100042B2 (ja) | エタノール濃度低減清酒の製造方法及び製造システム | |
JP6728583B2 (ja) | 微量アルコールの除去方法 | |
JP6100041B2 (ja) | エタノール濃度低減清酒の製造方法及び製造システム | |
CN107904265A (zh) | 一种发酵法制醇中产物的利用工艺及装置 | |
JP2014176367A (ja) | 脱エタノールワインの製造方法及び製造システム並びにワイン由来香り成分の製造方法及び使用 | |
Mai | Membrane Filtration Technology and Its Application in Gac (Momordica cochinchinensis Spreng.) Oil Concentration | |
Tranchant et al. | Introduction to Membrane Processing | |
WO2016024580A1 (ja) | 分離方法及び分離装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151202 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161213 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20170208 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170330 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20170608 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170725 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171024 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20171101 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20171113 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20171113 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180227 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180312 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6314365 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |