JP6312566B2 - 内燃機関の失火判定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の失火判定装置に関する。
エンジンの排気圧力を検出し、平均値を算出し、この平均値と検出される排気圧力を比較してエンジンの失火を検出する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−282346号公報
近年、EGR(Exhaust Gas Recirculation)の制御の高精度化が進み、EGR還流量の高精度の管理のため、EGRバルブ前後に圧力センサを取り付けた構成が考えられている。
しかし、EGRバルブの前後の圧力を用いてEGR還流量を制御する構成において、特許文献1に開示される技術を適用した場合、排気圧としてのEGRバルブ上流圧はEGRバルブの開度に応じて変化する。そのため、正しく失火が判定できないという問題があった。
本発明の目的は、EGRを備えた内燃機関において失火を正しく検出することができる内燃機関の失火判定装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、内燃機関の排気側と吸気側を連通する還流管と、前記還流管に設けられた絞り弁と、前記絞り弁の前の前記還流管に設けられ、上流側の圧力を検出する上流側圧力センサと、前記絞り弁の後の前記還流管に設けられ、下流側の圧力を検出する下流側圧力センサと、前記絞り弁の開度と前記内燃機関の負荷の組合せに対応づけられた閾値を記憶する記憶装置と、前記内燃機関の失火を判定する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記上流側圧力センサで検出される圧力と前記下流側圧力センサで検出される圧力の差分から前記絞り弁の開度の補正値を計算し、前記内燃機関の回転数と前記内燃機関の負荷の組合せに対応する前記絞り弁の開度をマップ検索し、マップ検索により得られた前記絞り弁の開度を前記補正値により補正する第1の計算部と、前記内燃機関の負荷を計算する第2の計算部と、前記上流側圧力センサで検出された圧力が、前記第1の計算部で計算された前記補正値により補正された前記絞り弁の開度と前記第2の計算部で計算された前記内燃機関の負荷の組合せに対応する前記閾値以下の場合に失火と判定する失火判定部と、を備えるようにしたものである。
本発明によれば、EGRを備えた内燃機関において失火を正しく検出することができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の第1の実施形態による内燃機関の失火判定装置に用いる制御装置の機能を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態による内燃機関の失火判定装置の構成を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態による内燃機関の失火判定装置に用いる制御装置の構成を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態による内燃機関の失火判定装置に用いる制御装置の動作を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態による内燃機関の失火判定装置の判定要素であるEGRバルブ上流圧の挙動示す図である。 図5に示す失火が発生する地点におけるEGRバルブ上流圧の挙動を示す拡大図である。 本発明の第1の実施形態による内燃機関の失火判定装置に用いる制御装置の失火判定の動作を説明するための図である。 図7に示す失火判定装置に用いる制御装置の動作を説明するための動作チャート図である。 本発明の第1の実施形態による内燃機関の失火判定装置に用いる制御装置の処理を示すフローチャートである。 図4に示す失火判定装置に用いる制御装置1のEGR制御処理を示すフローチャートである。 図7に示す失火判定装置に用いる制御装置の失火判定処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態による内燃機関の失火判定装置に用いる制御装置の失火判定の動作を説明するための図である。 図12に示す失火判定装置に用いる制御装置の動作を説明するための動作チャート図である。 図12に示す失火判定装置に用いる制御装置の失火判定処理を示すフローチャートである。
以下、図面を用いて、本発明の第1〜第2の実施形態による内燃機関の失火判定装置の構成及び動作を説明する。なお、各図において、同一符号は同一部分を表す。
(第1の実施形態)
最初に、図1を用いて、エンジンの失火検出方法を実行する制御装置1の制御ブロックの一例を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態による内燃機関の失火判定装置に用いる制御装置1の機能を説明するための図である。
ブロック101は、エンジン回転数計算部のブロックである。エンジンの所定のクランク角度位置に設定されたクランク角度センサの電気的な信号sCrに基づいて、おもにパルス信号変化の単位時間当たりの入力数をカウントし、演算処理することで、エンジンの単位時間当りの回転数Neを計算する。
ブロック102は、前述のブロック101で演算されたエンジンの回転数Ne、及びAFMセンサの出力が示すエンジンのシリンダへ流入する空気量AFにより、各領域におけるエンジンの要求する基本燃料Fb(エンジン負荷の指標)を計算する。
ブロック103は、前述のブロック101で演算されたエンジンの回転数Ne、及び前述のエンジン負荷(基本燃料Fb)により、前述のブロック102で計算された基本燃料Fbのエンジンの各運転領域における補正係数C1を計算する。ここで、補正係数C1は、目標とする空燃比からのズレ分を吸収する係数である。目標とする空燃比は主に理論空燃比であるが、これに限定されない。
ブロック104は、エンジンの排気管に設定された酸素濃度センサの出力が示す酸素濃度O2から、エンジンに供給される燃料と空気の混合気が目標空燃比(理論空燃比)に保たれるように空燃比帰還制御係数C2を計算する。尚、前述の酸素濃度センサは、本実施形態では、リッチ側/リーン側の2つの信号を出力するものを示しているが、排気空燃比に対して比例的な信号を出力するものでも差し支えはない。
ブロック105は、前述のブロック102で演算された基本燃料Fbに対してブロック103の基本燃料補正係数C1、及びブロック104の空燃比帰還制御係数C2、エンジン水温センサの出力が示すエンジン水温Te等による補正を施す。
ブロック106は、前述のエンジン回転数Ne、及び前述のエンジン負荷(基本燃料Fb)によりエンジンの各領域における最適な点火時期IgnTbをマップ検索等で決定する。
ブロック107は、前述のブロック106でマップ検索された点火時期IgnTb
を、エンジン水温センサの出力が示すエンジン水温Te、及びスロットル開度センサの出力が示すアクセル開度Accに基づいて、スロットル開度センサによる過渡判定(加速/減速)時における点火時期補正を行う。
ブロック108〜111は、前述のブロック105で計算された燃料量に応じて燃料をエンジンに供給する燃料噴射弁(燃料噴射装置)である。ブロック112〜115は、前述のブロック107で補正されたエンジンの要求点火時期に応じてシリンダに流入した燃料混合気を点火する点火コイル(点火装置)である。
ブロック116は、EGR還流制御部であり、前記エンジン回転数Ne、前記エンジン負荷(基本燃料Fb)、空気流量計(以下AFMセンサと略する)の出力が示す空気量AF、EGRバルブ開度センサの出力信号sVegr、EGRバルブ上流圧P1及びEGRバルブ下流圧P2により、実EGR還流量をセンシングし、目標EGR還流量となるように制御する。尚、本実施形態ではEGRバルブ開度センサの出力信号sVegrを入力しているが、ステッピングモータ駆動式バルブであるならば、駆動信号に従いバルブ開度を記憶しておいても良い。
ブロック117は前記目標EGR還流量に基づきEGRを還流するEGRバルブである。ブロック118は、前記EGRバルブ開度、前記エンジン負荷(基本燃料Fb)、クランク角度センサ信号sCr、及びEGRバルブ上流圧P1によりエンジンの失火を検出する。検出された失火はインジケータランプ119により運転者へ警告する。なお、インジケータ119は、例えば、運転席のメータパネルに設置される。
次に、図2を用いて、本発明の対象となるエンジンの失火検出方法を実行する制御装置1が制御するエンジン回りの一例を説明する。図2は、本発明の第1の実施形態による内燃機関の失火判定装置の構成を説明するための図である。
エンジン200は、エアフローセンサ(以下AFMセンサと略する)201、スロットル絞り弁202、吸気管210内の圧力を測定する圧力センサ203、燃料噴射弁204、吸気弁側クランク角度センサ205、点火モジュール206、水温センサ207、酸素濃度センサ208、EGRバルブ211、EGRバルブ上流側圧力センサ212、EGRバルブ下流側圧力センサ213、イグニッションキイスイッチ214、及び制御装置1(エンジン制御装置)から構成されている。
AFMセンサ201は、エンジンのスロットル部を通過する空気量を計測する。スロットル絞り弁202は、吸入する空気量を運転者の開度調整により制限する。圧力センサ203は、吸気管210内の圧力を測定する。燃料噴射弁204は、エンジンの要求する燃料を供給する。吸気弁側クランク角度センサ205は、エンジンの所定のクランク角度位置において信号を発生する。
点火モジュール206は、エンジンのシリンダ内に供給された燃料の混合気に点火する点火栓に、制御装置1の点火信号に基づいて点火エネルギーを供給する。水温センサ207は、エンジンのシリンダブロックに設定されエンジンの冷却水温を検出する。酸素濃度センサ208は、エンジンの排気管に設定され排気ガス中の酸素濃度を検出する。
EGRバルブ211(絞り弁)は、エンジン200の排気管209と吸気管210を導通(連通)する管2(還流管)の途中に設定され、EGRガス還流を制御する。EGRバルブ上流側圧力センサ212は、EGRバルブの排気ガス管側(EGRバルブ上流側)の圧力を検出する。EGRバルブ下流側圧力センサ213は、EGRバルブの吸気管側(EGRバルブ下流側)の圧力を検出する。イグニッションキイスイッチ214は、エンジンの運転、停止のメインスイッチである。制御装置1は、エンジンの各補器類を制御する。
尚、本実施形態ではエンジンのアイドリング回転数はスロットル絞り弁202をモータ等で駆動することにより制御しているが、スロットル絞り弁202をバイパスした管に設定されたアイドルスピードコントロールバルブで制御しても問題はない。またEGRバルブ上流側圧力センサ212とEGRバルブ下流側圧力センサ213は分離して記載されているが、1つの筐体に収まる形態でも問題はない。
次に、図3を用いて、本発明の対象となるエンジンの失火検出制御方法を実行する制御装置1の内部構成の一例を説明する。図3は、本発明の第1の実施形態による内燃機関の失火判定装置に用いる制御装置1の構成を説明するための図である。
CPU301の内部にはエンジンに設置された各センサの電気的信号をデジタル演算処理用の信号に変換、及びデジタル演算用の制御信号を実際のアクチュエータの駆動信号に変換するI/O部302が設定されている。I/O部302には、AFMセンサ201、水温センサ207、クランク角センサ205、スロットル開度センサ306、酸素濃度センサ208、EGR開度センサ308、EGR上流側圧力センサ212、EGR下流側圧力センサ213、及びイグニッションSW214からの信号が入力されている。CPU301からの出力信号は、ドライバ312を介して、燃料噴射弁108〜111、点火コイル112〜115、スロットル絞り弁202(スロットル開度指令値321)、EGRバルブ211(EGRバルブ開度指令値322)、及びインジケータランプ119へ送られる。
次に、図4を用いて、本発明の対象となるエンジンの失火検出制御方法を実行する制御装置1のEGR制御ブロックの一例を説明する。図4は、本発明の第1の実施形態による内燃機関の失火判定装置に用いる制御装置1の動作を説明するための図である。
ブロック401は前述のエンジン回転数Neと前述のエンジン基本燃料量Fb(エンジン負荷)により、EGRバルブ基本開度Vegrbをマップ検索する。ここで、図4に示す基本EGR開度マップは、メモリなどの記憶装置に記憶されている。すなわち、記憶装置は、エンジン回転数とエンジン基本燃料量(エンジン負荷)との組合せに対応づけられたEGRバルブの開度(EGRバルブ基本開度)を記憶している。制御装置1は、エンジン回転数とエンジン基本燃料量の組合せに対応するEGRバルブの開度を記憶装置から検索することにより、EGRバルブの開度を計算する。
ブロック402は前述のエンジン回転数Neと前述のエンジン基本燃料量Fbで基本EGR率Regrbをマップ検索する。ブロック403は吸入空気量AFと前記基本EGR率Regrbで目標EGR還流量Ref*を計算する。
加算器404はEGRバルブ上流圧P1とEGRバルブ下流圧P2の差分ΔPを計算する。ブロック405は、単位面積当たりのEGR還流量Ref0を前記差分ΔPによりテーブル検索する。ブロック406はEGR開度センサ信号よりEGR開口面積Segrをテーブル検索する。尚、本実施形態ではEGR開度センサを用いているが、ステッピングモータ駆動式のEGRバルブであれば、記憶しているEGRバルブ駆動位置を開度センサ信号の代わりに使っても問題はない。
乗算器407は前記単位面積当たりのEGR還流量Ref0に前記EGR開口面積Segrを乗算し、EGR実還流量Refを計算する。加算器408は前記目標EGR還流量Ref*と前記EGR実還流量Refの差分ΔRefを計算し、目標EGR還流量に対する過不足のEGR還流量(ΔRef)を計算する。ブロック409は前記過不足のEGR還流量(ΔRef)からI分補正値ΔCiをテーブル検索する。
加算器410と遅延器411で前記I分の補正値ΔCiを積算し、EGR制御I分の補正値Ciとする。加算器412は前記制御I分の補正値Ciを前記EGRバルブ基本開度Vegrbに加算することにより、EGRバルブ開度Vegrを算出する。これにより、目標とするEGR還流量を実現している。
このように、制御装置1は、目標還流量と実還流量の差分に基づいて、EGRバルブの開度を補正する。
次に、図5を用いて、本発明の対象となるエンジンの失火検出制御方法を実行するエンジンの行程とEGRバルブ上流圧P1の関係を表したチャートの一例を説明する。図5は、本発明の第1の実施形態による内燃機関の失火判定装置の判定要素であるEGRバルブ上流圧P1の挙動を示す図である。
チャート501は4気筒エンジンの行程を示しており、行程502で失火していることを示している。チャート503はEGRバルブ全閉時のEGRバルブ上流圧P1を示している。チャート504はEGRバルブ中間開度時のEGRバルブ上流圧P1を示している。チャート505はEGRバルブ全開時のEGRバルブ上流圧P1を示している。
地点506は失火した気筒の排気ガスが排出された時のEGRバルブ上流圧P1の挙動であり、失火していない時と比較してピーク点が低くなっている。
次に、図6を用いて、本発明の対象となるエンジンの失火検出制御方法を実行するエンジンのEGRバルブ上流圧P1の挙動を表したチャートの一例を説明する。図6は、図5に示す失火が発生する地点506におけるEGRバルブ上流圧P1の挙動を示す拡大図である。
チャート601はEGRバルブ全閉時のEGRバルブ上流圧P1を示している。チャート602はEGRバルブ中間開度時のEGRバルブ上流圧P1を示している。チャート603はEGRバルブ全開時のEGRバルブ上流圧P1を示している。地点604はエンジンが失火した時のEGRバルブ上流圧P1を示しており、失火した時のピーク点はバルブ開度が小さい程、大きくなっていることを示している。
次に、図7を用いて、本発明の対象となるエンジンの失火検出制御方法を実行する制御装置1の失火判定のブロックの一例を説明する。図7は、本発明の第1の実施形態による内燃機関の失火判定装置に用いる制御装置1の失火判定の動作を説明するための図である。
ブロック701でEGR上流側圧力P1にフィルタリングを施す。ブロック702でクランク角度センサからの信号sCrに基づいて排気行程での所定のクランク角度を示すクランク角度信号を発生する。一例として、ブロック702は、クランク角度が所定のクランク角度になった場合に論理値1、クランク角度がそれ以外のクランク角度になっている場合に論理値0となるクランク角度信号を生成する。
スイッチ703、遅延器704で前記所定のクランク角度時のEGR上流側圧力P1のフィルタリング値をフェッチする。ブロック705で前述の基本燃料量FbとEGRバルブ開度Vegrから失火判定排気圧力Pth1をマップ検索する。尚、検索軸はEGRバルブ開度Vegrとしているが、前述のEGRバルブ開口面積Segrでもよい。
ここで、図7に示す失火判定圧力のマップは、記憶装置に記憶される。すなわち、記憶装置は、EGRバルブの開度と基本燃料量Fb(エンジンの負荷)の組合せに対応づけられた閾値Pth1を記憶する。
比較器706で前記フェッチされたEGR上流側圧力P1^のフィルタリング値と前記失火判定排気圧力Pth1を比較して失火を判定する。フェッチされたEGR上流側圧力P1^のフィルタリング値が失火判定排気圧力以下の時、失火と判定される。
次に、図8を用いて、前述の図7のブロックの動作チャート図を説明する。図8は、図7に示す失火判定装置に用いる制御装置1の動作を説明するための動作チャート図である。
チャート901はEGRバルブ上流側圧力P1を示している。チャート901に示すように、タイミング902でその上流圧力P1のフィルタリング値をフェッチしている。チャート903は前記フェッチした値P1^を示している。チャート906はインジケータランプ119の動作を示している。チャート906に示すように、チャート903でフェッチした値P1^が失火判定排気圧力904(Pth1)を下回った地点905でインジケータランプ119を点灯している。
次に、図9を用いて、本発明の対象となるエンジンの失火検出制御方法を実行する制御装置1の制御の詳細なフローチャートの一例を説明する。図9は、本発明の第1の実施形態による内燃機関の失火判定装置に用いる制御装置1の処理を示すフローチャートである。
ステップ1101でクランク角度センサ信号sCrよりエンジンの回転数Neを計算する。ステップ1102でAFMセンサの出力を読み込む。ステップ1103で前記エンジン回転数Neと前記AFMセンサ出力からエンジンの基本燃料量Fb(エンジン負荷)を計算する。ステップ1104で前記エンジン回転数Neと前記基本燃料量Fbで基本燃料補正係数C1をマップ検索する。
ステップ1105で酸素濃度センサの出力を読み込む。ステップ1106で噴射する燃料が所望の空燃比となるように前記酸素濃度センサの出力に応じて空燃比帰還制御係数C2を計算する。ステップ1107で前記基本燃料補正係数C1、空燃比帰還制御係数C2により基本燃料量Fbを補正する。ステップ1108で前記エンジン回転数Neと前記基本燃料量Fbで基本点火時期IgnTbを計算する。
ステップ1109でエンジン水温Te、スロットル開度センサによる加速判定により基本点火時期IgnTbを補正する。ステップ1110で吸入空気量AFと基本EGR率Regrbにより目標EGR還流量Ref*を計算する。ステップ1111でEGRバルブの上下流圧(P1,P2)を読み込む。ステップ1112でEGRバルブ上下流圧(P1,P2)とEGRバルブ開度センサ信号sVegrにより実EGR還流量Refを計算する。
ステップ1113で前記目標EGR還流量Ref*と前記実EGR還流量RefでEGRバルブ開度Vegrを決定する。ステップ1114で失火判定のEGRバルブ上流圧Pth1を計算(マップ検索)し、ステップ1115で失火有無を判定する。ステップ1115で失火有りと判定された場合は、ステップ1116でインジケータランプ119を点灯する。
次に、図10を用いて、前述の図4のEGR制御ブロック図に対するフローチャートの一例を説明する。図10は、図4に示す失火判定装置に用いる制御装置1のEGR制御処理を示すフローチャートである。
ステップ1201でエンジン回転数Neと基本燃料量Fbを読み込む。ステップ1202で前記エンジン回転数Neと基本燃料量Fbで基本EGR開度Vegrbをマップ検索する。ステップ1203で前記エンジン回転数Neと基本燃料量Fbで基本EGR率Regrbをマップ検索する。ステップ1204で吸入空気量AFを読み込む。
ステップ1205で前記基本EGR率Regrbと前記吸入空気量AFから目標EGR還流量Ref*を計算する。ステップ1206でEGRバルブ上流/下流圧(P1,P2)を読み込み、ステップ1207でその差分ΔPを計算する。ステップ1208で前記差分ΔPにより単位面積当たりのEGR還流量Ref0をテーブル検索する。
ステップ1209でEGR開度センサ出力sVegrを読み込み、ステップ1210で前記EGR開度センサ出力sVegrでEGR開口面積Segrをテーブル検索する。ステップ1211で前記単位面積当たりのEGR還流量Ref0と前記EGR開口面積Segrで実EGR還流量Refを計算する。ステップ1212で目標EGR還流量Ref*と実EGR還流量RefによりフィードバックI分の補正値Ciを計算する。ステップ1213で前記フィードバックI分の補正値Ciにより、EGR基本開度Vegrbを補正し、EGRバルブ開度Vegrとする。
次に、図11を用いて、前述の図7の失火判定のブロック図に対するフローチャートの一例を説明する。図11は、図7に示す失火判定装置に用いる制御装置の失火判定処理を示すフローチャートである。
ステップ1301でEGRバルブ上流圧P1を読み込み、ステップ1302でフィルタリングを施す。ステップ1303でクランク角度を読み込み、ステップ1304で排気行程の所定の角度か否かを判断する。所定の角度の場合、ステップ1305でEGRバルブ上流圧P1のフィルタリング値をフェッチする。ステップ1306でEGRバルブ開度Vegr、前述の基本燃料量Fbを読み込み、ステップ1307で失火判定圧力Pth1をマップ検索する。
ステップ1308でフィルタリング値のフェッチした値P1^と失火判定圧力Pth1を比較し、P1^が失火判定圧力Pth1以下の場合、ステップ1309で失火と判定し、P1^が失火判定圧力Pth1より大きい場合はステップ1310で正常(失火でない)と判定する。
以上説明したように、本実施形態によれば、EGRを備えた内燃機関において失火を正しく検出することができる。また、EGR用の圧力センサを流用するため、製造コストを削減することができる。
(第2の実施形態)
次に、図12を用いて、本発明の対象となるエンジンの失火検出制御方法を実行する制御装置1の失火判定のブロックの他の一例を説明する。図12は、本発明の第2の実施形態による内燃機関の失火判定装置に用いる制御装置1の失火判定の動作を説明するための図である。
図7の例と同様にブロック801でEGR上流側圧力P1にフィルタリングを施す。ブロック802でクランク角度センサからの信号sCrに基づいて排気行程での所定区間を示すクランク角度信号を発生する。一例として、ブロック802は、クランク角度が所定範囲内となっている期間に論理値1、クランク角度がそれ以外の範囲となっている期間に論理値0のクランク角度信号を生成する。
スイッチ803、スイッチ804、加算器805、及び遅延器806で前記排気行程の所定区間に属するクランク角度についてフィルタリングを施されたEGR上流側圧力P1を積算する。尚、本積算値は所定区間のクランク角度が終了すると0にリセットされる。遅延器807、スイッチ808、及び遅延器809により前記積算値の0にリセットされる前の積算値をフェッチする。
ブロック810で前述の基本燃料量FbとEGRバルブ開度Vegrから失火判定排気圧力Pth2をマップ検索する。尚、検索軸はEGRバルブ開度Vegrとしているが、前述のEGRバルブ開口面積Segrでもよい。
遅延器807、スイッチ808、及び遅延器809により前記フェッチされたEGR上流側圧力P1^のフィルタリング値の積算値ΣP1^と前記失火判定排気圧力Pth2を比較して失火を判定する。フェッチされたEGR上流側圧力P1^のフィルタリング値の積算値ΣP1^が失火判定排気圧力Pth2以下の時、失火と判定される。
次に、図13を用いて、前述の図12のブロックの動作チャート図を説明する。図13は、図12に示す失火判定装置に用いる制御装置1の動作を説明するための動作チャート図である。
チャート1001はEGRバルブ上流圧力P1であり、チャート1003で、区間1002で上流圧力P1のフィルタリング値を積算した値を示している。チャート1004で積算した値の区間1002の最後の値をフェッチした値ΣP1^を示している。チャート1007はインジケータランプの動作を示している。チャート1007に示すように、チャート1004で積算した値の区間1002の最後の値のフェッチした値ΣP1^が失火判定排気圧力1005を下回った地点1006でインジケータランプ119を点灯している。
次に、図14を用いて、前述の図12の失火判定のブロック図に対するフローチャートの一例を説明する。図14は。図12に示す失火判定装置に用いる制御装置1の失火判定処理を示すフローチャートである。
ステップ1401でEGRバルブ上流圧P1を読み込み、ステップ1402でフィルタリングを施す。ステップ1403でクランク角度を読み込み、ステップ1404で排気行程の所定のクランク角度期間か否かを判断する。所定のクランク角度期間の場合、ステップ1405でEGRバルブ上流圧P1のフィルタリング値を積算する。
ステップ1404で排気行程の所定クランク角度期間(角度範囲)を外れた場合、ステップ1406で外れた瞬間か否かを判断する。外れた瞬間の場合、ステップ1407で前記圧力フィルタリング値の積算値をフェッチする。その後、ステップ1408でEGRバルブ開度Vegr、基本燃料量Fbを読み込み、ステップ1409で失火判定圧力Pth2をマップ検索する。
ステップ1410で前記積算値のフェッチ値ΣP1^と失火判定圧力Pth2を比較し、ΣP1^が失火判定圧力Pth2以下の場合、ステップ1411で失火と判定し、そうでない場合はステップ1412で正常(失火でない)と判定する。
以上説明したように、本実施形態によれば、EGRを備えた内燃機関において失火を正しく検出することができる。特に、本実施形態では、EGR上流側圧力P1のフィルタリング値の積算値ΣP1^を用いるため、ノイズの影響を受けにくい。
尚、本実施形態は非過給エンジンの例であるが、過給エンジンのEGR上流部が排気側触媒下流、EGR上流側がスロットル上流に接続されたものでも適用できる。
本発明は、上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能(ブロック)等は、それらの一部又は全部を、例えば、集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現する機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク等の記憶装置に記憶される。なお、記憶装置は、制御装置1と別体であっても一体であってもよい。
上記実施形態では、記憶装置は、EGRバルブ211の開度と基本燃料量(エンジンの負荷)の組合せに対応づけられた閾値(Pth1,Pth2)を記憶しているが、EGRバルブ211の開度のみに対応づけられた閾値を記憶してもよい。この場合、制御装置1は、EGRバルブ上流側圧力センサ212で検出された圧力が、前記第1の計算部で計算されたEGRバルブ211の開度に対応する閾値以下の場合に失火と判定する。
116…EGR還流制御部
118…失火判定部
119…インジケータランプ
200…エンジン
201…AFMセンサ
204…燃料噴射弁
206…点火モジュール
205…クランク角度センサ
209…排気管
210…吸気管
211…EGRバルブ
212…EGRバルブ上流側圧力センサ
213…EGRバルブ下流側圧力センサ
1…制御装置(エンジン制御装置)
301…CPU
302…I/O部
401…基本EGR開度マップ
402…基本EGR率マップ
601…EGRバルブ全閉時のEGRバルブ上流圧
602…EGRバルブ中間開度時のEGRバルブ上流圧
603…EGRバルブ全開時のEGRバルブ上流圧

Claims (6)

  1. 内燃機関の排気側と吸気側を連通する還流管と、
    前記還流管に設けられた絞り弁と、
    前記絞り弁の前の前記還流管に設けられ、上流側の圧力を検出する上流側圧力センサと、
    前記絞り弁の後の前記還流管に設けられ、下流側の圧力を検出する下流側圧力センサと、
    前記絞り弁の開度と前記内燃機関の負荷の組合せに対応づけられた閾値を記憶する記憶装置と、
    前記内燃機関の失火を判定する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記上流側圧力センサで検出される圧力と前記下流側圧力センサで検出される圧力の差分から前記絞り弁の開度の補正値を計算し、前記内燃機関の回転数と前記内燃機関の負荷の組合せに対応する前記絞り弁の開度をマップ検索し、マップ検索により得られた前記絞り弁の開度を前記補正値により補正する第1の計算部と、
    前記内燃機関の負荷を計算する第2の計算部と、
    前記上流側圧力センサで検出された圧力が、前記第1の計算部で計算された前記補正値により補正された前記絞り弁の開度と前記第2の計算部で計算された前記内燃機関の負荷の組合せに対応する前記閾値以下の場合に失火と判定する失火判定部と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の失火判定装置。
  2. 請求項1に記載の内燃機関の失火判定装置であって、
    前記失火判定部は、
    前記内燃機関の排気行程の所定のタイミングで失火しているか否かを判定する
    ことを特徴とする内燃機関の失火判定装置。
  3. 請求項に記載の内燃機関の失火判定装置であって、
    クランク角度を検出するクランク角度センサをさらに備え、
    前記失火判定部は、
    前記クランク角度センサで検出されたクランク角度が、前記内燃機関の排気行程の所定のクランク角度となったときに、失火しているか否かを判定する
    ことを特徴とする内燃機関の失火判定装置。
  4. 請求項1に記載の内燃機関の失火判定装置であって、
    前記失火判定部は、
    前記内燃機関の排気行程の所定の期間において前記上流側圧力センサで検出された圧力の積算値が、前記閾値以下の場合に失火と判定する
    ことを特徴とする内燃機関の失火判定装置。
  5. 請求項に記載の内燃機関の失火判定装置であって、
    クランク角度を検出するクランク角度センサをさらに備え、
    前記失火判定部は、
    前記クランク角度センサで検出されたクランク角度が、前記内燃機関の排気行程の所定のクランク角度の範囲内となっている期間に、失火しているか否かを判定する
    ことを特徴とする内燃機関の失火判定装置。
  6. 請求項に記載の内燃機関の失火判定装置であって、
    前記記憶装置は、さらに、
    前記内燃機関の回転数と前記内燃機関の負荷の組合せに対応づけられた前記絞り弁の開度を記憶し、
    前記制御装置は、
    前記内燃機関の回転数を計算する第3の計算部をさらに備え、
    前記第1の計算部は、
    前記第3の計算部で計算された前記内燃機関の回転数と前記前記第2の計算部で計算された前記内燃機関の負荷の組合せに対応する前記絞り弁の開度を前記記憶装置から検索することによりマップ検索しマップ検索により得られた前記絞り弁の開度と前記補正値の和を計算する
    ことを特徴とする内燃機関の失火判定装置。
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