JP6311774B2 - 後処理装置および画像形成システム - Google Patents
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Description
用紙センターが通紙センターからCD方向のずれを生じている用紙に対してパンチユニットによりパンチ穴を穿孔すれば、用紙センターに対して対称な適正な位置にパンチ穴を形成できなくなってしまう。
そこで、従来では、用紙がCD方向にどの程度ずれているのかを検出し、パンチユニットを搬送されてくる用紙センターに正確に導いて穿孔するようにしていた。このとき、用紙のCD方向へのずれ量を検出するのが端部検出センサーである。
ここで、前記感度調整部による感度調整処理は、装置の電源投入時、スリープモードからの復帰時、及び、メンテナンス用の扉の閉止時のうち、少なくとも一つのタイミングで実行されることとしてもよい。
また、前記制御部は、前記少なくとも一つの端部検出センサーのおのおのについて、前記発光部に既定の発光強度を設定し、いずれかの端部検出センサーの受光部での受光光量が所定値以下であれば残留用紙があると判定することとしてもよい。
前記制御部は、残留用紙を検出するため、前記少なくとも一つの端部検出センサーを残留用紙の検出に先立って所定位置へ移動させることが望ましい。
残留用紙を検出するための前記少なくとも一つの端部検出センサーの所定位置は、用紙の端部を検出するための待機位置とは異なることが望ましい。
また、前記制御部は、残留用紙を検出するための前記少なくとも一つの端部検出センサーが残留用紙検出のための所定位置にないときに後処理装置にエラーが発生した場合、装置の動作を停止させるまでの期間に、前記少なくとも一つの端部検出センサーを前記所定位置に移動させるように制御することが望ましい。
また、本発明の別の態様である画像形成システムは、画像形成装置と、画像形成装置で画像が形成されて排出された用紙に後処理を施す後処理装置とを備えた画像形成システムであって、当該後処理装置として、上記の後処理装置を備えたことを特徴とする。
図1に示すように、後処理装置1は、画像形成装置2の排出口3から排出された画像形成済み用紙を受け取り、予め選択されたパンチ処理、Z折り処理、ステープル処理などを実行するものである。用紙受入れ口11から搬入された用紙は、搬送経路12を搬送されつつパンチユニット20にてパンチ処理され、Z折りユニット30でZ折り処理された場合には搬送経路13を通じて排出口14から排出される。Z折り処理されない場合、用紙は搬送経路15を通じて排出口16から排出される。ステープル処理される用紙束は搬送経路17からステープルユニット35に搬送され、ステープル処理後に搬送経路17を戻されて排出口16から排出される。
パンチユニット20は、図2に示すように、搬送経路12上であって搬送ローラ41,42の間に設置され、搬送ローラ41,42の外側に通紙センサーPS11,PS12が配置されている。通紙センサーPS11,PS12間の距離Lは、例えば170mmであり、最小通紙サイズ(A5縦)の用紙長さよりも長い。それゆえ、仮にパンチユニット20の付近に最小通紙サイズの用紙Sが残留していたとしても、通紙センサーPS11,PS12では検出できない場合がある。
各端部検出センサーPSは、図3に示すように、発光部45と受光部46とからなり、発光部45からの光の反射光を受光部46で検出する。端部検出センサーPSの対向部には鏡47が配置されており、通常、発光部45からの光は鏡47で反射して受光部46に入射する(図3(A)参照)。経路12を搬送される用紙Sは、図3(B)に示すように、鏡47の上側を通過する。このとき、発光部45からの光は散乱されて受光部46への入射光量は減少する。つまり、受光部46での受光光量(反射光量)を測定することで用紙Sを検出することができる。
搬送経路12には図7のテーブルの「用紙例」に示す種々のサイズの用紙が送り込まれる。図6に示すように、端部検出センサーPSをパンチユニットセンターに近い方から順にPS1,PS2…PS5とするとき、各端部検出センサーPSで検出を受け持つ用紙サイズは図7のテーブルに示すとおりである。画像形成装置2から排出される用紙のサイズは予め後処理装置1へと伝達されている。
これによって、図5に示すように、パンチユニットセンターと用紙センターとが一致する。そして、所定のタイミングでパンチングロッド22を動作させることで用紙Sの後端縁部にパンチ穴が形成される。
パンチユニット20がCD方向へ移動する際のホームポジションは図4(A)に示す位置であり、パンチユニット20がホームポジションにセットされていることは、筐体21の所定部分(図4(A)では、筺体21の端部)をホームセンサーPS15にて検出することにより確認される。
残留用紙の検出の際、各端部検出センサーPSの発光部45を所定の強度で発光させ、対応する受光部46による受光光量のアナログレベルが所定レベル以上であるならば「残留用紙なし」、所定レベル未満であれば「残留用紙あり」と判定する。「残留用紙あり」の場合は、画像形成装置2の操作パネル73の表示部に「残留用紙あり」を表示し、残留用紙の除去を促す。「残留用紙なし」の場合は、前記光量調整を実行する。
もっとも他の制御部60、70に不揮発メモリが具備されておれば、それらに記憶させることとしてもよい。
例えば、図6に示すように、CD方向に90mmの最小サイズの用紙を端部検出センサーPS1で検出可能とするため、パンチユニット20をそのセンターが通紙センターの奥側32mmの位置に移動させる。この位置においてCD方向に最も短いサイズの用紙であっても端部検出センサーPS1にて検出されることになる。この位置は、後処理時に経路12を搬送されてくる用紙の端部を検出する際の待機位置(ホームポジション)とは異なる。
通紙センサーPS11、PS12などで、後処理装置1内での紙詰まりなどのエラーを検出したときに、端部検出センサーPSが、残留用紙検出位置にない場合には、後処理装置1の動作を停止させるまでの期間に、端部検出センサーPSを残留用紙検出位置まで移動させ、紙詰まり処理が終わった後に直ちに残留用紙の有無を検出できるようにすることが好ましい。
次に、残留用紙の検出及びパンチ処理の制御手順について図9を参照して簡単に説明する。後処理装置1を含めて画像形成装置2の電源がオンされると、まず、パンチユニット20を移動して、端部検出センサーPSを残留用紙検出位置(図6参照)に移動させ(ステップS1)、端部検出センサーPS1にて残留用紙を検出する(ステップS2)。残留用紙があれば(ステップS3でYES)、制御部65から残留用紙の除去を促す警告を表示すべき旨の信号(表示信号)を制御部70に送信し、制御部70では、操作パネル73の表示部に「残留用紙あり」を表示し(ステップS4)、オペレーターにその除去を促す。残留用紙の除去はオペレーターが後処理装置1のメンテナンス用の扉を開いて行う。それゆえ、当該メンテナンス用扉が閉止されると(ステップS5でYES)、前記ステップS1へ戻る。
画像形成が開始されると(ステップS7でYES)、パンチユニット20をホームポジションに待機させる(ステップS8)。そして、用紙の搬送に合わせてパンチユニット20をCD方向に移動させ、用紙のサイズに対応するいずれかの端部検出センサーPSで用紙の端部を検出する(ステップS9)。さらに、パンチユニット20をCD方向に移動させパンチユニットセンターが用紙センターに一致した位置(穿孔位置)で停止させる(ステップS10)。
次に、次用紙があれば(ステップS12でYES)、前記ステップS8に戻り、次用紙がなければ、パンチユニット20を移動して、端部検出センサーPSを残留用紙の検出位置に移動させる(ステップS13)。
なお、本発明に係る後処理装置は上記実施の形態に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
特に、画像形成装置の基本的な構成や、後処理装置でパンチ処理以外のどのような種類の後処理を実行するかは任意である。また、端部検出センサーも種々の配置関係に設定することができる。
2…画像形成装置
20…パンチユニット
22…パンチングロッド
41,42…搬送ローラ
45…発光部
46…受光部
65…制御部
66…CPU
68…不揮発メモリ
72…操作パネル
PS(PS1〜PS5)…端部検出センサー
Claims (12)
- 用紙を第1の方向に搬送する用紙搬送部と、
前記第1の方向と直交する用紙幅方向である第2の方向に移動可能であり、前記第2の方向における用紙の端部を検出する少なくとも一つの端部検出センサーと、
前記第2の方向に移動可能であり、用紙にパンチ穴を穿設するパンチユニットと、
前記少なくとも一つの端部検出センサーで検出した用紙の端部位置に基づいて前記パンチユニットを前記第2の方向に移動させ、用紙の適正な位置にパンチ穴を穿設させる制御部と、
前記少なくとも一つの端部検出センサーの感度を調整する感度調整処理を実行する感度調整部と、
を備え、
前記制御部は、更に、前記感度調整部による感度調整処理の実行に先立って、前記少なくとも一つの端部検出センサーの出力信号レベルに基づいて、残留用紙の有無を判定し、残留用紙があれば残留用紙の除去を促す表示信号を発する
ことを特徴とする後処理装置。 - 前記感度調整部による感度調整処理は、装置の電源投入時、スリープモードからの復帰時、及び、メンテナンス用の扉の閉止時のうち、少なくとも一つのタイミングで実行される
ことを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。 - 前記少なくとも一つの端部検出センサーのおのおのは、発光部と受光部とを含み、各発光部は発光強度を設定可能であり、各受光部は対応する発光部からの光の反射光を検出する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の後処理装置。 - 前記制御部は、前記少なくとも一つの端部検出センサーのおのおのについて、前記発光部に既定の発光強度を設定し、いずれかの端部検出センサーの受光部での受光光量が所定値以下であれば残留用紙があると判定する
ことを特徴とする請求項3に記載の後処理装置。 - 前記感度調整部による感度調整処理は、前記少なくとも一つの端部検出センサーのおのおのの発光部の発光強度が適正となるように調整する処理であり、
前記制御部は、前記調整された各発光部の発光強度を記憶部に記憶させ、次回残留用紙の有無を判定するときの各発光部の発光強度を、前記記憶部に記憶させた発光強度に設定する
ことを特徴とする請求項3に記載の後処理装置。 - 前記記憶部は、不揮発メモリである。
ことを特徴とする請求項5に記載の後処理装置。 - 前記制御部は、残留用紙を検出するため、前記少なくとも一つの端部検出センサーを残留用紙の検出に先立って所定位置へ移動させる
ことを特徴とする請求項1から6までのいずれかに記載の後処理装置。 - 残留用紙を検出するための前記少なくとも一つの端部検出センサーの所定位置は、用紙の端部を検出するための待機位置とは異なる
ことを特徴とする請求項7に記載の後処理装置。 - 残留用紙を検出するための前記少なくとも一つの端部検出センサーの所定位置は、搬送可能な前記第2の方向におけるサイズが最も小さい用紙が残留した場合に、前記少なくとも一つの端部検出センサーのうち少なくとも1つが前記用紙と対向する位置である
ことを特徴とする請求項7または8に記載の後処理装置。 - 前記制御部は、残留用紙を検出するための前記少なくとも一つの端部検出センサーが残留用紙検出のための所定位置にないときに後処理装置にエラーが発生した場合、装置の動作を停止させるまでの期間に、前記少なくとも一つの端部検出センサーを前記所定位置に移動させるように制御する
ことを特徴とする請求項7から9までのいずれかに記載の後処理装置。 - 前記感度調整部は、前記制御部により残留用紙が存在すると判定された場合には、前記感度調整処理を実行しない
ことを特徴とする請求項1から10までのいずれかに記載の後処理装置。 - 画像形成装置と、画像形成装置で画像が形成されて排出された用紙に後処理を施す後処理装置とを備えた画像形成システムであって、
前記後処理装置として、請求項1から11までのいずれかに記載の後処理装置を備えた
ことを特徴とする画像形成システム。
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JP2016221728A Active JP6311774B2 (ja) | 2015-11-30 | 2016-11-14 | 後処理装置および画像形成システム |
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2016
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