JP6311388B2 - 印刷装置および印刷方法 - Google Patents

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Description

本発明は、印刷装置および印刷方法に関する。
可撓性を有するシート状の印刷媒体上にインクを付与して印刷する印刷装置が従来から用いられている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の印刷装置は、印刷媒体を搬送する搬送手段と、搬送された記録媒体上にインクを付与して印刷を行なう印刷手段とを備えている。この特許文献1に記載の印刷装置では、印刷媒体の搬送の異常を検出する異常検出手段をさらに備え、印刷媒体の搬送の異常(以下単に「搬送異常」と言う)が検出された場合に、その搬送異常の程度によって、そのまま印刷が継続可能か否かを判断するよう構成されている。そこで、搬送異常をできる限り抑えようとした場合、例えば印刷媒体の搬送速度を低下させることが考えられる。しかしならが、搬送速度が低下すると、その低下分だけ、印刷に要する時間、すなわち、印刷処理時間が掛かってしまう。
特開2009−78886号公報
本発明の目的は、印刷に要する時間を短縮することができる印刷装置および印刷方法を提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
[適用例1]
本発明の印刷装置は、記録媒体を搬送する搬送手段と、
前記記録媒体上にインクを吐出して印刷を行なう吐出ヘッドと、
前記吐出ヘッドを前記記録媒体に対して該記録媒体の搬送方向と交わる方向に移動させる移動手段と、
前記印刷を開始するときか、または、前記印刷の最中に、前記記録媒体の搬送が停止しているか否かを検出する検出手段と、を備え、
前記検出手段による検出の結果、前記記録媒体の搬送が停止していない場合には、エラー処理を行なうよう構成されており、前記エラー処理を行なった後、前記印刷を停止した状態で前記記録媒体の搬送を所定時間継続することを特徴とする。
これにより、印刷に要する時間を短縮することができる。
[適用例2]
本発明の印刷装置では、前記エラー処理には、前記記録媒体の搬送が停止していない旨を表示、音声および発光のうちの少なくとも1つにより報知することが含まれるのが好ましい。
これにより、エラー処理が行われたことを、例えば印刷装置の操作者が認識することができる。
適用例3
本発明の印刷装置では、前記記録媒体の搬送を所定時間継続した後、前記印刷を再開するのが好ましい。
これにより、再印刷で形成された新たな画像から切り離す切断部として、余白部分を用いることができる。
適用例4
本発明の印刷装置では、前記印刷を再開する際、前記記録媒体の搬送が停止するまで、前記吐出ヘッドを停止したまま待機させるモードに切り替え可能に構成されているのが好ましい。
これにより、印刷の高処理化を要求しない場合が生じたときに有効である。
適用例5
本発明の印刷装置では、前記モードへの切り替えは、前記エラー処理を行なった場合に強制的に行なわれるのが好ましい。
これにより、印刷の高処理化を要求しないときに有効である。
適用例6
本発明の印刷装置では、前記モードへの切り替えは、手動で行なわれるのが好ましい。
これにより、印刷の高処理化を要求しない場合が生じたときに有効である。
適用例7
本発明の印刷装置では、前記搬送手段は、少なくとも1つのモーターを有し、
前記検出手段は、前記モーターの回転量を検出し、該検出された回転量に基づいて前記記録媒体の搬送が停止しているか否かを検出するエンコーダーを有するのが好ましい。
これにより、記録媒体の搬送が停止しているか否かを簡単な構成で確実に検出することができる。
適用例8
本発明の印刷方法は、記録媒体を搬送して、該記録媒体上にインクを吐出して印刷を行なう印刷方法であって、
前記印刷を開始するときか、または、前記印刷の最中に、前記記録媒体の搬送が停止しているか否かの検出を行ない、前記検出の結果、前記記録媒体の搬送が停止している場合には、前記印刷を継続し、前記記録媒体の搬送が停止していない場合には、エラー処理を行ない、前記エラー処理を行なった後、前記印刷を停止した状態で前記記録媒体の搬送を所定時間継続することを特徴とする。
これにより、印刷に要する時間を短縮することができる。
図1は、本発明の印刷装置の第1実施形態を示す斜視図である。 図2は、図1中のA−A線断面図(概略横断面面)である。 図3は、図1に示す印刷装置が備える液滴吐出ヘッドの動きを示す平面図である。 図4は、図1に示す印刷装置の主要部のブロック図である。 図5は、図1に示す印刷装置が備える制御手段の制御プログラムを示すフローチャートである。 図6は、図1に示す印刷装置での液滴吐出ヘッドおよび記録媒体の動作を示すタイミングチャートである。 図7は、本発明の印刷装置(第2実施形態)が備える制御手段の制御プログラムを示すフローチャートである。 図8は、図7に示す印刷装置での液滴吐出ヘッドおよび記録媒体の動作を示すタイミングチャートである。 図9は、本発明の印刷装置(第3実施形態)が備える制御手段の制御プログラムを示すフローチャートである。
以下、本発明の印刷装置および印刷方法を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の印刷装置の第1実施形態を示す斜視図である。図2は、図1中のA−A線断面図(概略横断面面)である。図3は、図1に示す印刷装置が備える液滴吐出ヘッドの動きを示す平面図である。図4は、図1に示す印刷装置の主要部のブロック図である。図5は、図1に示す印刷装置が備える制御手段の制御プログラムを示すフローチャートである。図6は、図1に示す印刷装置での液滴吐出ヘッドおよび記録媒体の動作を示すタイミングチャートである。なお、以下では、説明の便宜上、図1〜図3において、互いに直交する3つの軸として、x軸、y軸およびz軸を図示している。x軸は、水平方向のうちの一方向(印刷装置の幅(奥行き)方向)に沿った軸であり、y軸は、水平方向であって前記x軸に対し垂直な方向(印刷装置の長手方向)に沿った軸であり、z軸は、鉛直方向(上下方向)に沿った軸である。また、図示した各矢印の先端側を「正側(+側)」、基端側を「負側(−側)」とする。また、図1〜図2中の上側を「上(上方)」と言い、下側を「下(下方)」と言う。
図1に示すように、印刷装置1は、装置本体2と、脚部(スタンド)3と、硬化ユニット4とを備え、インクジェット方式で記録媒体100上にインクを付与してカラー印刷を施す装置である。
インク吸収性の記録媒体100としては、限定されないが、例えば、普通紙、上質紙、及び光沢紙などのインクジェット記録用専用紙が挙げられる。インク低吸収性の記録媒体100として、アート紙、コート紙、及びマット紙などの印刷本紙が挙げられる。インク非吸収性の記録媒体100として、以下に限定されないが、例えば、インクジェット印刷用に表面処理をしていない(すなわち、インク吸収層を形成していない)プラスチックフィルム、並びに紙等の基材上にプラスチックがコーティングされているもの及びプラスチックフィルムが接着されているものが挙げられる。当該プラスチックとしては、特に限定されないが、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリエチレン、及びポリプロピレンが挙げられる。
また、印刷に用いられるインクは、いわゆる「ラテックスインク」であり、インクセット(カートリッジ)として印刷装置1に装填される。
図2に示すように、装置本体2は、搬送手段21と、ヘッドユニット(ヘッド組立体)5と、撓み伸ばし部材(撓み伸ばし手段)7と、移動手段22と、プラテン24と、プリヒーター25と、乾燥ヒーター26と、送風用ファン27と、吸引用ファン28と、筐体(ハウジング)29とを有している。なお、印刷装置1では、撓み伸ばし部材7を省略してもよい。
筐体29は、搬送手段21、ヘッドユニット5、撓み伸ばし部材7、移動手段22、プラテン24、プリヒーター25、乾燥ヒーター26、送風用ファン27、吸引用ファン28を一括して収納する箱状の部材である。また、この筐体29(装置本体2)の外形形状は、y軸方向に沿った長尺状をなしている。
搬送手段21は、記録媒体100を搬送するものであり、上下に配置されたローラー211、212を有している。ローラー211および212のうちの一方のローラーは、歯車等の減速機構(図示せず)を介してモーター213(図4参照)と連結された主動ローラーであり、他方のローラーは、従動ローラーである。主動ローラーは、従動ローラーとの間で記録媒体100を挟持した状態で、回転することにより、当該記録媒体100を従動ローラーともに搬送する、すなわち、送り出すことができる。以下、記録媒体100が搬送される方向を「搬送方向」と言う。
図4に示すように、モーター213には、エンコーダー214が内蔵されている。このエンコーダー214で検出される回転量を調整することにより、記録媒体100の搬送量を確実に調整することができる。また、検出された回転量に基づいて、すなわち、モーター213が回転しているか否かに基づいて、記録媒体100の搬送が停止しているか否かを検出することもできる。このようにエンコーダー214は、記録媒体100の搬送が停止しているか否かを検出する搬送検出部(検出手段)としての機能を有している。
プリヒーター25は、記録媒体100に印刷が施されるよりも以前に、当該記録媒体100を予め加熱するものである。このプリヒーター25は、記録媒体100の裏面が当接する当接面251を有するハウジング252と、ハウジング252内に収納された発熱体253とを有している。
当接面251は、アーチ状に湾曲した湾曲面で構成されている。記録媒体100は、搬送手段21により搬送される途中で、当接面251に当接する。このとき、発熱体253からの熱が当接面251を介して記録媒体100に伝達する。これにより、記録媒体100を加熱することができる。なお、プリヒーター加熱時の記録媒体100の表面温度は、例えば、プラテン24上での記録媒体100の表面温度に対して+5度以上となるのが好ましい。
また、当接面251の曲率は、搬送方向下流側、すなわち、x軸正方向に向かって漸減しているのが好ましい。
また、ハウジング252の構成材料としては、特に限定されず、例えば、アルミニウムやアルミニウム合金、または、ステンレス鋼等を用いることができる。
発熱体253は、通電により発熱するものであり、例えば、ニクロム線等の比較的電気抵抗が高い金属材料で構成されている。
プリヒーター25に対し搬送方向下流側には、プラテン24が配置されている。プラテン24は、板部材で構成され、記録媒体100にインクが付与されるときに、当該記録媒体100をその下側から支持するものである。このプラテン24は、例えば、ハウジング252の構成材料と同じ材料で構成することができる。なお、プラテン24には、その上面241に開口する多数の開口部(図示せず)が形成されている。これらの開口部は、プラテン24の面方向に沿って配置されている。
そして、プラテン24の下方には、吸引用ファン28が配置されている。この吸引用ファン28が作動する、すなわち、回転することにより、プラテン24の前記各開口部を介して、当該プラテン24上の記録媒体100を吸引することができる。これにより、インク付与時の記録媒体100の姿勢を安定させることができ、よって、インクが記録媒体100の所望の位置に確実に付与される。なお、吸引用ファン28としては、特に限定されず、例えば、多翼ファン(シロッコファン)等の各種ファンを用いることができる。
ヘッドユニット5は、液滴吐出ヘッド(吐出ヘッド)23とキャリッジ6とを有し、これらが組み立てられた組立体である。
液滴吐出ヘッド23は、プラテン24の上方に配置される。この液滴吐出ヘッド23は、下方に向かって開口する多数のノズル口(図示せず)を有している。なお、液滴吐出ヘッド23の前記各ノズル口は、それぞれ、チューブを介して、インクセット(カートリッジ)と連通している。これにより、インクを各ノズル口に供給することができる。
そして、液滴吐出ヘッド23は、搬送手段21の作動により搬送された記録媒体100上に、前記各ノズル口からインクを液滴として吐出することができる。これにより、記録媒体100に対して印刷を施すことができる。このように印刷装置1は、記録媒体100を搬送しながら、印刷を行なう「シリアルスキャンタイプ」の印刷装置となっている。
キャリッジ6は、液滴吐出ヘッド23を収納するものである。この収納により、液滴吐出ヘッド23を支持することができる。なお、キャリッジ6の構成材料としては、特に限定されず、例えば、各種樹脂材料や各種金属材料を用いることができる。
撓み伸ばし部材7は、キャリッジ6の下部に接合されている。この撓み伸ばし部材7は、記録媒体100に印刷を施すときに、記録媒体100の一部に撓みが生じた、すなわち、記録媒体100の一部がプラテン24の上面241から浮いた場合、当該撓みを伸ばして、解消する部材である。
移動手段22は、ヘッドユニット5を記録媒体100に対して搬送方向と直交する(交わる)方向、すなわち、y軸方向に往復動させる(移動させる)ものである。移動手段22の構成としては、特に限定されず、例えば、モーターと、モーターに連結されたボールねじと、ボールねじと平行に配置されたリニアガイドとを有する構成が挙げられる。そして、この移動手段22の作動によって液滴吐出ヘッド23が往復動をしつつ、記録媒体100がx軸正方向に搬送されて停止した状態で、液滴吐出ヘッド23からインクを吐出することにより、記録媒体100にインクで印字することができる。
なお、本実施形態では、ヘッドユニット5のキャッピングポジションを基準位置(待機位置)とした場合、ヘッドユニット5が当該基準位置からy軸負方向に向かう経路を「往路」と言い、往路の終点から再度基準位置に向かう経路を「復路」と言う(図3参照)。ここで「キャッピングポジション」とは、液滴吐出ヘッド23の前記各ノズルをキャップ(図示せず)で覆う位置である。このキャップにより、インクの乾燥等を防止することができる。
図3に示すように、往路および復路は、それぞれ、加減速領域(加速区間)201と、等速領域(等速区間)202と、加減速領域(加速区間)203とに分けることができる。図6に示すように、ヘッドユニット5(液滴吐出ヘッド23)は、往路では、加減速領域201で加速しつつ移動し、等速領域202で等速に移動し、加減速領域203で減速しつつ移動する。また、ヘッドユニット5は、復路では、加減速領域203で加速しつつ移動し、等速領域202で等速に移動し、加減速領域201で減速しつつ移動する。そして、等速領域202は、搬送が一旦停止した記録媒体100と重なっており、当該等速領域202でインクを吐出することにより記録媒体100に印刷を施すことができる。
乾燥ヒーター26は、ヘッドユニット5を介して、プラテン24と対向して配置されている。この乾燥ヒーター26は、記録媒体100上にインクが付与されている最中に、インクに向かって赤外線を照射してそのインクの乾燥を促進するものである。
乾燥ヒーター26は、y軸方向に沿って配置された管体261と、管体261内を挿通して配置された発熱体262とを有している。
管体261は、金属材料で構成され、特に鉄で構成されているのが好ましい。なお、管体261のy軸方向に沿った全長は、記録媒体100のy軸方向に沿った幅よりも十分に長いのが好ましい。これにより、管体261(乾燥ヒーター26)の下方を通過する記録媒体100上にインク全体に向けて赤外線を確実に照射することができる。
発熱体262は、通電により発熱するものであり、例えば、ニクロム線等のような電熱線で構成されている。そして、発熱体262が発熱することにより、管体261が加熱されて、赤外線が照射される。これにより、インク中の水分を確実に蒸発させることができ、よって、インクを乾燥させることができる。なお、管体261が加熱された際の加熱温度は、例えば、400度以上800度以下であるのが好ましく、700度以下であるのがより好ましい。
なお、記録媒体100上のインクの乾燥には、記録媒体100の裏面側から加熱する、すなわち、プラテン24が加熱プレートとして機能する構造を採ることも考えられるが、この場合、インクの性質上、インクに膜が生じて、この膜でインク中の水分の蒸発が阻害されるおそれがある。従って、インクの乾燥上、本実施形態のように記録媒体100の表面側から加熱する構造は好ましい。
送風用ファン27は、装置本体2の上部で、搬送方向上流側に配置されている。この送風用ファン27は、搬送方向に沿って風271を送り出すものである。この風271により、インクを加熱したことによって生じた水蒸気を装置本体2の外側へ押し出すことができる。これにより、例えば液滴吐出ヘッド23に結露が生じるのを防止することができる。なお、送風用ファン27としては、吸引用ファン28と同様に、例えば、多翼ファン等の各種ファンを用いることができる。
以上のような構成の装置本体2は、その下方側から脚部3によって支持されている(図1参照)。脚部3は、フレーム部31と、4つのキャスター32と、2つのアジャスターフット(固定具)33とで構成されている。
フレーム部31は、複数本の棒状の部材311同士を適宜連結、固定して組み立てた組立体である。
各キャスター32は、フレーム部31の下部に、互いに離間して配置、固定されている。これにより、印刷装置1を搬送することができる。
また、各アジャスターフット33もフレーム部31の下部に固定されている。各アジャスターフット33は、それぞれ、4つのキャスター32のうちのx軸負側に位置する2つのキャスター32の近傍に配置されている。印刷装置1の搬送後、当該印刷装置1の移動を規制する、すなわち、固定する際に、各アジャスターフット33をそれぞれ床面に当接させて、その規制を行なことができる。
硬化ユニット4は、装置本体2に対し搬送方向下流側に配置されている。図2に示すように、この硬化ユニット4は、硬化ヒーター41と、冷却用ファン42と、筐体(ハウジング)43とを有している。
筐体43は、硬化ヒーター41、冷却用ファン42を一括して収納する箱状の部材である。また、この筐体43(硬化ユニット4)の外形形状は、y軸方向に沿った長尺状をなし、その長さは、筐体29(装置本体2)よりも短い。
また、筐体43には、記録媒体100が通過する通路432が設けられている。この432の終点は、記録媒体100が排出される排出口433となっている。
通路432の途中には、当該通路432を通過する記録媒体100のインクが付与された側、すなわち、記録媒体100の表側に、硬化ヒーター41が配置されている。硬化ヒーター41は、記録媒体100上のインクに向かって赤外線を照射することにより、当該インクを加熱して硬化するものである。そして、この硬化により、インクが記録媒体100に確実に定着する。
図2に示すように、硬化ヒーター41は、y軸方向に沿って配置された管体411と、管体411内に挿入された発熱体412とを有している。
管体411は、金属材料で構成され、特に鉄で構成されているのが好ましい。なお、管体411のy軸方向に沿った全長は、記録媒体100のy軸方向に沿った幅よりも十分に長いのが好ましい。これにより、管体411(硬化ヒーター41)の下方を通過する記録媒体100上にインク全体に向けて赤外線を確実に照射することができる。
発熱体412は、通電により発熱するものであり、例えば、ニクロム線等のような電熱線で構成されている。そして、発熱体412が発熱することにより、管体411が加熱されて、赤外線が照射される。これにより、インク中の樹脂成分が硬化する。これにより、印刷物となった、すなわち、インクが硬化した記録媒体100は、耐候性、耐擦性に優れたものとなる。
なお、加熱時の記録媒体100の表面温度は、例えば、60度以上120度以下となるのが好ましく、80度以上100度以下となるのがより好ましい。
また、記録媒体100の表面温度の検出は、例えば赤外線センサー(IRセンサー)を用いることにより可能である。さらに、記録媒体100の表面温度が前記数値範囲に入るように設定するには、赤外線センサーの検出結果に基づいて、硬化ヒーター41のON/OFFを適宜切り換えることにより可能である。
硬化ヒーター41に対し搬送方向下流側には、冷却用ファン42が配置されている。冷却用ファン42は、硬化ヒーター41で加熱された記録媒体100に向かって風を送り、当該記録媒体100を冷却するものである。なお、冷却用ファン42としては、送風用ファン27や吸引用ファン28と同様に、例えば、多翼ファン等の各種ファンを用いることができる。
また、装置本体2には、制御手段12が内蔵されている。図4に示すように、制御手段12は、搬送手段21、移動手段22、液滴吐出ヘッド23等と電気的に接続されており、これらの作動を制御する機能を有している。制御手段12は、CPU(Central Processing Unit)121と、記憶部122とを有している。
CPU121は、記録媒体Wに対する印刷を行なうための処理等の各種処理用のプログラムを実行する。
記憶部152は、例えば不揮発性半導体メモリーの一種であるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等を有し、各種プログラム等を記憶することができる。
ところで、印刷装置1では、例えば印刷用のデーターの容量が比較的大きく、そのため制御手段12でのデーター処理に時間が通常よりもかかってしまう等の現象が生じる場合がある。この場合、記録媒体100が停止していないうちに、液滴吐出ヘッド23(ヘッドユニット5)が移動して、当該記録媒体100上にインクを吐出してしまうおそれがある(図6(a)、(c)参照)。このようにインクが付与された記録媒体100では、当該インクで形成された画像がゆがんだり、擦れたりして、不鮮明なもの、すなわち、印刷不良となってしまう。
上記現象による印刷不良を防止するために、例えば記録媒体100の搬送速度を低下させて、その間にデーター処理時間を十分に確保する制御が考えられる。しかしならが、搬送速度が低下すると、その低下分だけ、印刷に要する時間、すなわち、印刷処理時間が掛かってしまう。
以下に述べる制御は、搬送速度の低下を防止しつつ、印刷に要する時間を短縮するのに有効な制御である。
制御手段12の記憶部122には、印刷時間短縮のための処理を行なう、すなわち、印刷時間短縮のための印刷方法としての制御プログラムが予め記憶されている。この制御プログラムを図5のフローチャートに基づいて説明する。また、図6も参照する。
液滴吐出ヘッド23を作動させ、印刷が開始されたら(ステップS101、図6(a)参照)、記録媒体100の搬送が停止しているか否かを判断する(ステップS102)。なお、この判断は、前述したようにエンコーダー214で検出される回転量(出結果)検に基づいて行なわれる。
ステップS102の判断の結果、記録媒体100の搬送が停止している場合には(図6(b)参照)、そのまま印刷を、当該印刷が完了するまで継続していく(ステップS103)。
一方、ステップS102の判断の結果、記録媒体100の搬送が停止していない場合には(図6(c)参照)、エラー処理を行なう(ステップS104)。
ステップS104でのエラー処理としては、液滴吐出ヘッド23から記録媒体100上にインクを吐出して、「記録媒体100の搬送が停止していない」旨を記録媒体100にエラー印字として印字する。このエラー印字を印刷装置1の操作者(オペレーター)が確認することにより、エラー処理が行われ、記録媒体100に印刷不良が生じたことを認識することができる。
次いで、液滴吐出ヘッド23の作動、すなわち、印刷動作を停止する(ステップS105)。ステップS105の実行後、制御手段12に内蔵されているタイマーが作動して(ステップS106)、タイムアップと判断した場合には(ステップS107)、ステップS101に戻り、以後、それより下位のステップを順次実行する。
なお、印刷動作が停止した印刷を停止した状態では、記録媒体100の搬送が未だ継続されており、前記タイマーの作動により、その搬送が所定時間継続されることとなる。これにより、記録媒体100には、インクが付与されていない余白部分が形成される。そして、印刷を再開すれば、この余白部分に続いて、記録媒体100に新たな画像が形成される。余白部分は、エラー印字部を新たな画像から切り離す切断部として用いることができる。
以上のような制御により、記録媒体100が止まりきっていないうちに、液滴吐出ヘッド23が加速を始める、すなわち、記録媒体100の移動と液滴吐出ヘッド23の移動と重なった時間帯が存在することができる(図6中の斜線部参照)。これにより、印刷に要する時間を短縮することができる。
そして、記録媒体100が止まりきったときに、液滴吐出ヘッド23がまだ加速中であれば、印刷開始時には、記録媒体100の搬送が既に停止しているとなるため、記録媒体100に対して正確なインクの付与を行なうことができる。
一方、記録媒体100が止まりきったときには、既に液滴吐出ヘッド23が等速で移動し、インクの吐出を行なっていても(図6中の(a)のタイミングチャートと、(c)のタイミングチャートとを一点鎖線で結んだ部分参照)、その状態をエラーとして処理することができる。これにより、不正確なインクの付与のまま印刷を継続してしまうのを防止することができ、印刷装置1の生産能力を高めることができる。
なお、記録媒体100の搬送が停止しているか否かの判断時は、印刷の開始時に限定されず、印刷の最中であってもよい。
また、ステップS104でのエラー処理としては、記録媒体100の搬送が停止していない」旨を記録媒体100に印字することの他に、例えば、その旨をモニターに表示すること、スピーカー(アラーム)から音声を発すること、シグナルランプで光を発すること等の報知が挙げられ、これらを適宜組み合わせてもよい。
<第2実施形態>
図7は、本発明の印刷装置(第2実施形態)が備える制御手段の制御プログラムを示すフローチャートである。図8は、図7に示す印刷装置での液滴吐出ヘッドおよび記録媒体の動作を示すタイミングチャートである。
以下、これらの図を参照して本発明の印刷装置および印刷方法の第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、制御プログラムが異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図7に示すように、本実施形態では、制御プログラムは、ステップS101〜S107が前記第1実施形態での制御プログラムと同じである。
そして、ステップS107の判断の結果、タイムアップと判断した場合には、モードを切り替える(ステップS108)。このモードは、ステップS101に戻る(印刷を再開する)に際し、図8に示すように、記録媒体100が搬送中であれば、その搬送が停止するまで、液滴吐出ヘッド23の移動を停止したまま待機させる(図中の斜線部参照)低速モードである。
なお、図7に示すように、制御プログラムでは、低速モードへの切り替え(ステップS108)は、エラー処理を行なった(ステップS104を実行した)場合に強制的に行なわれることとなる。
低速モードは、液滴吐出ヘッド23が移動もせず、インクも吐出せずの状態となり、印刷処理時間が前記第1実施形態よりも長くなるが、印刷の高処理化を要求しない場合が生じたときに有効である。
<第3実施形態>
図9は、本発明の印刷装置(第3実施形態)が備える制御手段の制御プログラムを示すフローチャートである。
以下、この図を参照して本発明の印刷装置および印刷方法の第3実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、制御プログラムが異なること以外は前記第2実施形態と同様である。
図9に示すように、本実施形態では、制御プログラムは、低速モードへの切り替えが手動で行なわれる。この切り替えのための表示は、印刷装置1のモニター(図示せず)に表示される。そして、操作者は、印刷装置1の作動状態等に応じて、低速モードに切り替えるか否かを適宜選択することができる。
本制御プログラムでは、ステップS107の判断の結果、タイムアップと判断した場合には、前記モニターに低速モードへの切り替え表示がされて、操作者が切り換えるか否かを選択することができる(ステップS109)。ステップS109の判断の結果、低速モードに切り替えると判断した場合には、低速モードを切り替える(ステップS110)。そして、ステップS110実行後、ステップS101に戻り、以後、それより下位のステップを順次実行する。
一方、ステップS109の判断の結果、低速モードに切り替えないと判断した場合には、ステップS101に戻り、以後、それより下位のステップを順次実行する。
以上、本発明の印刷装置および印刷方法を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、印刷装置を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明の印刷装置および印刷方法は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
また、搬送手段でのモーターの設置数は、前記各実施形態では1つであるが、これに限定されず、例えば、2つ以上であってもよい。
また、印刷装置では、液滴吐出ヘッドの往路から復路への折り返し時の減速時間と加速時間よりも、記録媒体の1回あたりの搬送時間の方が長い場合、当該搬送時間費やされた回数を自動的に計測し、搬送時間が最も長い時間にα時間(例えば0.05秒)加算することができる。そして、この加算された合計の時間が、液滴吐出ヘッドの往路から復路への折り返し時の減速時間と待機時間と加速時間となるように自動的に演算し、液滴吐出ヘッドの作動を制御してもよい。
また、前記各実施形態ではモーター213に内蔵されているエンコーダー214で記録媒体100の搬送が停止しているか否かを検出していたが、これに限らず、記録媒体を無端ベルトやスライドテーブルにより搬送する装置なのでは無端ベルトやスライドテーブルの移動を検出できるようにリニアエンコーダーを設けて、これによって記録媒体の搬送状態を検出してもよい。
1……印刷装置
2……装置本体
21……搬送手段
211、212……ローラー
213……モーター
214……エンコーダー
22……移動手段
23……液滴吐出ヘッド(吐出ヘッド)
24……プラテン
241……上面
25……プリヒーター
251……当接面
252……ハウジング
253……発熱体
26……乾燥ヒーター
261……管体
262……発熱体
27……送風用ファン
271……風
28……吸引用ファン
29……筐体(ハウジング)
3……脚部(スタンド)
31……フレーム部
311……部材
32……キャスター
33……アジャスターフット(固定具)
4……硬化ユニット
41……硬化ヒーター
411……管体
412……発熱体
42……冷却用ファン
43……筐体(ハウジング)
432……通路
433……排出口
5……ヘッドユニット
6……キャリッジ
7……撓み伸ばし部材(撓み伸ばし手段)
12……制御手段
121……CPU(Central Processing Unit)
122……記憶部
100……記録媒体
201……加減速領域(加速区間)
202……等速領域(等速区間)
203……加減速領域(加速区間)
S101〜S110 ……ステップ

Claims (8)

  1. 記録媒体を搬送する搬送手段と、
    前記記録媒体上にインクを吐出して印刷を行なう吐出ヘッドと、
    前記吐出ヘッドを前記記録媒体に対して該記録媒体の搬送方向と交わる方向に移動させる移動手段と、
    前記印刷を開始するときか、または、前記印刷の最中に、前記記録媒体の搬送が停止しているか否かを検出する検出手段と、を備え、
    前記検出手段による検出の結果、前記記録媒体の搬送が停止していない場合には、エラー処理を行なうよう構成されており、前記エラー処理を行なった後、前記印刷を停止した状態で前記記録媒体の搬送を所定時間継続することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記エラー処理には、前記記録媒体の搬送が停止していない旨を表示、音声および発光のうちの少なくとも1つにより報知することが含まれる請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記記録媒体の搬送を所定時間継続した後、前記印刷を再開する請求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 前記印刷を再開する際、前記記録媒体の搬送が停止するまで、前記吐出ヘッドを停止したまま待機させるモードに切り替え可能に構成されている請求項3に記載の印刷装置。
  5. 前記モードへの切り替えは、前記エラー処理を行なった場合に強制的に行なわれる請求項4に記載の印刷装置。
  6. 前記モードへの切り替えは、手動で行なわれる請求項4に記載の印刷装置。
  7. 前記搬送手段は、少なくとも1つのモーターを有し、
    前記検出手段は、前記モーターの回転量を検出し、該検出された回転量に基づいて前記記録媒体の搬送が停止しているか否かを検出するエンコーダーを有する請求項1ないし6のいずれか1項に記載の印刷装置。
  8. 記録媒体を搬送して、該記録媒体上にインクを吐出して印刷を行なう印刷方法であって、
    前記印刷を開始するときか、または、前記印刷の最中に、前記記録媒体の搬送が停止しているか否かの検出を行ない、前記検出の結果、前記記録媒体の搬送が停止している場合には、前記印刷を継続し、前記記録媒体の搬送が停止していない場合には、エラー処理を行ない、前記エラー処理を行なった後、前記印刷を停止した状態で前記記録媒体の搬送を所定時間継続することを特徴とする印刷方法。
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