JP6311228B2 - アラーム出力回路 - Google Patents

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Description

この発明は、インテリジェントパワーモジュールに内蔵されるアラーム出力回路に関する。
インテリジェントパワーモジュールとは、パワー半導体素子とそのゲート駆動回路や保護回路などをまとめてモジュール化したものである。図4にインテリジェントパワーモジュールに内蔵されているアラーム出力回路の従来例を示す。
インテリジェントパワーモジュールにおけるアラーム要因には、例えば、ゲート駆動回路等における電源電圧の低下(UV:Under Voltage)、IGBT等のパワーデバイスの過電流(OC:Over Current)、該パワーデバイスの過熱(OH:Over Heat)、過電圧(OV:Over Voltage)等がある。これらのアラーム要因は、図示していない個別の検知回路によってその発生が検知される。各検知回路から出力される検知信号は、それぞれ対応する端子T1、T2、T3及びT4を介してOR回路1に入力される。
図5(a)に、あるアラーム要因についての検知信号を示す。このH(High)レベルの検知信号は、OR回路1を介してラッチタイマ2を起動する。このラッチタイマ2は、そのタイマ動作期間中にアラーム要因が無くなった場合に、タイムアップ時点で信号の出力を解除するが、そのタイムアップ時点で何某かのアラーム要因が残っている場合は、そのアラーム要因が無くなるまで信号の出力を継続する。ラッチタイマ2は、その動作時に、図5(b)に例示するようなH(High)レベルの信号TMを出力する。
ラッチタイマ2の出力信号TMは、出力トランジスタ3のゲートを駆動する。従って、抵抗4でプルアップされた出力端子T5からは、図5(c)に示したL(Low)レベルのパルス信号がアラーム信号ALMとして出力される。
一方、特許文献1には、各アラーム要因の発生に応じて周波数の異なるパルス信号を発生する個別のパルス発生回路と、各パルス発生器から出力されるパルス信号を入力するOR回路とを備える装置が開示されている。この装置によれば、上記OR回路から出力されるパルス信号の周波数から発生したアラーム要因が識別される。
また、特許文献2の図2には、図4に示した上記アラーム出力回路と同様の構成を有する従来例が示されている。そして、この特許文献2の図1には、複数のアラーム要因の発生の有無を示すデジタルデータをデコーダに入力し、このデコーダから出力されるデータを予め設定されたアラーム要因検出データと照合することによって発生したアラーム要因を識別するという技術が開示されている。
更に、特許文献3には、各アラーム要因の発生に応じて異なるパルス幅のパルス信号を発生する個別の信号出力回路を備えた装置が開示されている。この装置によれば、アラーム要因の発生時に、そのアラーム要因に対応する信号出力回路から出力されるパルス信号のパルス幅に基づいてそのアラーム要因が識別される。
特開平11−17508号公報 特開平10−267977号公報 特開平8−70580号公報
図4に示したアラーム出力回路から出力されるアラーム信号ALMは、いずれかのアラーム要因の発生を示すものの、アラーム要因が何であるかは示さないので、アラーム要因への対処に直接結びつかないという欠点がある。
また、特許文献1,3に記載の装置は、発生したアラーム要因の識別が可能であるものの、アラーム要因の数だけ処理回路を並列配置する必要があるため、構成が複雑かつ高価になる。
特許文献1,3に記載の装置は、複数のアラーム要因が同時に発生する場合に対処できないという問題点も有する。
すなわち、特許文献1に係る装置では、複数のアラーム要因が同時に発生する場合に、周波数の異なる複数の信号が重なり合った周波数不明の信号が出力されるので、周波数に基づくアラーム要因の識別が困難になる。
また、特許文献3に係る装置では、複数のアラーム要因が同時に発生する場合に、パルス幅の異なる複数のパルス信号が共通のライン上に出力されので、最長のパルス幅を持つパルス信号によって他のパルス信号が隠されることになり、その結果、最長パルス幅のパルス信号に対応するアラーム要因のみしか識別することができない。
一方、特許文献2の図1に示す構成によれば、複数のアラーム要因の同時発生に対処することができるものの、出力端子の数が一つでは済まず、複数必要となる。集積回路は、一般的に端子のやりくりに苦慮する場合が多いので、むやみに端子数を増やすと1ランク上のパッケージを使わなければならなくなる。しかし、1ランク上のパッケージを使うことは、コストと大きさ(物理的スペース)の点で問題を生じる。
そこで、本発明の目的は、1つの出力端子から出力されるアラーム信号に基づいてアラーム要因の複数同時発生にも対処することが可能なアラーム出力回路を回路規模の徒な増大をもたらすことなく実現することにある。
本発明は、インテリジェントパワーモジュールにおける複数のアラーム要因の発生の有無がそれぞれ論理値として入力され、その論理値に基づいて前記アラーム要因の発生を外部に知らせるアラーム出力回路であって、
前記各アラーム要因に係る論理値によって構成されるデジタルデータが入力され、前記各アラーム要因に係る論理値の組み合わせに対応する電圧を出力するデジタル/アナログ変換器と、前記デジタル/アナログ変換器の出力電圧に応じた周波数の信号を出力する電圧制御発振器と、前記アラーム要因のいずれかが発生した場合に起動されるラッチタイマと、前記電圧制御発振器の出力信号と前記ラッチタイマが作動中であることを示す信号との論理積をとる回路とを備えることによって上記の目的を達成している。
の実施の態様として、サンプル/ホールド信号に従って前記デジタル/アナログ変換器の出力電圧を通過またはホールドするサンプル/ホールド回路と、を更に備え、前記電圧制御発振器が前記サンプル/ホールド回路の出力電圧に応じた周波数の信号を出力するように構成することが可能である。
この場合、前記ラッチタイマが作動中であることを示す信号と前記サンプル/ホールド回路に対する前記サンプル/ホールド信号の入力、非入力を選択する信号との論理積を、前記サンプル/ホールド回路に対する前記サンプル/ホールド信号とすることができる。
本発明は、各アラーム要因に係る論理値によって構成されるデジタルデータが入力され、そのデジタルデータに対応する電圧を出力するデジタル/アナログ変換器と、このデジタル/アナログ変換器の出力電圧に応じた周波数の信号を出力する電圧制御発振器と、アラーム要因のいずれかが発生した場合に起動されるラッチタイマと、電圧制御発振器の出力信号とラッチタイマが作動中であることを示す信号との論理積をとる回路とを備えているので、1つの出力端子から出力されるアラーム信号に基づいてアラーム要因の複数同時発生にも対処することが可能なアラーム出力回路を回路規模の徒な増大をもたらすことなく実現することができる。
本発明に係るアラーム出力回路の一実施形態を示す回路図である。 実施形態に係るアラーム出力回路の非優先モード時の動作を示すタイムチャートである。 実施形態に係るアラーム出力回路の優先モード時の動作を示すタイムチャートである。 アラーム出力回路の従来例を示す回路図である。 従来例に係るアラーム出力回路の動作を示すタイムチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1にインテリジェントパワーモジュール(以下、IPMと略称)に内蔵される本発明に係るアラーム出力回路の一実施形態を、図2にそのタイムチャートをそれぞれ示す。なお、この図1では、図4に示した要素と同一の要素に共通の符号を付してある。
このアラーム出力回路は、図4に示したOR回路1、ラッチタイマ2、出力トランジスタ3及びプルアップ抵抗4に加えて、デジタル/アナログ変換器(以下、D/A変換器と略称)5、サンプル/ホールド回路(以下、S/H回路と略称)6、電圧制御発振器(以下、VCOと略称)7、AND回路8及びAND回路9を備えている。
本実施形態では、説明の簡単化のために、IPMのアラーム要因を、ゲート駆動回路等における電源電圧の低下(UV)、IGBT等のパワーデバイスの過電流(OC)、該パワーデバイスの過熱(OH)及び過電圧(OV)の4種とするが、本発明はこれに限定されるものではない。
これらのアラーム要因UV,OC,OH,OVは、図示していない個別の検知回路によってその発生が検知される。各検知回路は、アラーム要因の発生を検知した時に「H(High)」レベルの検知信号を出力する。
D/A変換器5には、上記各検知回路の出力の論理値が4ビットのデジタルデータD1(UV),D2(OC),D3(OH),D4(OV)として端子T1,T2,T3,T4を介して入力される。従って、このD/A変換器5からは、そのデジタルデータD1〜D4に対応した電圧Vが出力される。このD/A変換器5には、種々の形式のものを適用することができ、本実施形態では、端子T6を介して入力した参照電圧VRを抵抗で分割するラダー抵抗形のものを使用している。このD/A変換器5の出力電圧VはS/H回路6に入力される。
上記4ビットのデジタルデータD1〜D4は、OR回路1にも入力される。
従って、デジタルデータD1〜D4のいずれかの論理値が「H」になると、このOR回路1を介してラッチタイマ2が起動され、その結果、該ラッチタイマ2から図2(b)に示すような[H]レベルの信号TMが出力される。
前記したように、このラッチタイマ2は、そのタイマ動作期間中にアラーム要因が無くなった場合に、タイムアップ時点で信号の出力を解除するが、そのタイムアップ時点で何某かのアラーム要因が残っている場合は、そのアラーム要因が無くなるまで信号の出力を継続する。
S/H回路6は、非ホールド時に入力電圧Vに追従する電圧を出力し、ホールド時に入力電圧Vをホールドして出力する。VCO7は、S/H回路6の出力電圧を入力し、その電圧に対応する周波数のパルス信号OSCを発生する。
AND回路8は、一方の入力端子がVCO7の出力端子に、他方の入力端子がラッチタイマ2の出力端子に、また、出力端子が出力トランジスタ3のゲートにそれぞれ接続されている。AND回路9は、一方の入力端子が後述の端子T7に、他方の入力端子がラッチタイマ2の出力端子に、また、出力端子がS/H回路6のホールド信号入力端子にそれぞれ接続されている。
次に、本実施形態に係るアラーム出力回路の動作を下記真理値表及び図2を参照して説明する。
Figure 0006311228
上記端子T7には、最初に発生したアラーム要因を優先する「優先モード」と、最初に発生したアラームを優先しない「非優先モード」のいずれかを選択するモード選択信号が、図示していない制御回路から入力される。このモード選択信号は、「優先モード」時および「非優先モード」時にそれぞれ「H」レベル及び「L(Low)」レベルを示す。まず、モード選択信号が「L」レベルである場合、つまり、「非優先モード」が選択されている場合の動作について説明する。
この場合、AND回路9の出力端子から出力されるサンプル/ホールド信号SHSが「L」レベルになるので、S/H回路6はホールド動作を行わない。従って、S/H回路6からは、D/A変換器5の出力電圧Vに追従する電圧が出力される。
上記表に示すように、D/A変換器5の出力電圧Vは上記デジタルデータD1〜D4の論理値に応じてV0からV15まで変化するので、このVCO7の出力信号OSCの周波数もF0からF15まで変化することになる。なお、D/A変換器5の出力電圧V(V0〜V15)は、前記参照電圧VRよりも低くなる。また、上記表においてi<jとすると、電圧Vi,VjはVi<Vjであり、また、周波数Fi、FjはFi<Fjである。
ここで、アラーム要因UV,OC,OH,OVがいずれも発生していないとすると、デジタルデータD1,D2,D3,D4の論理値がそれぞれ「L」,「L」,「L」,「L」となることから、D/A変換器5が図2(c)に示す電圧V0を出力し、S/H回路6もこの電圧V0を出力する。従って、VCO7は、図2(d)に示す周波数F0のパルス信号OSCを発生してAND回路8に出力する。しかし、ラッチタイマ2が起動されていないことから信号TMは「L」レベルである。したがい、AND回路8の出力信号Gは「L」となり、その結果、出力トランジスタ3がオフとなって、出力端子T5から「H」レベルのアラーム信号ALMが出力される。そこで、図示していない制御回路は、アラーム信号ALMが「H」レベルであることに基づいて、アラーム要因UV,OC,OH,OVがいずれも発生していないと判断し、必要に応じてIPM内部やIPMを用いたシステムを制御する。
次に、アラーム要因UV,OC,OH,OVの内のいずれかが発生したとすると、その発生したアラーム要因に対応する検知回路から図2(a)に示すような「H」レベルの検知信号が出力される。
ここで、発生したアラーム要因が例えばUVであるとすると、デジタルデータD1,D2,D3,D4の論理値が「H」,「L」,「L」,「L」になる。
この場合、D/A変換器5は、このデータが続く間は図2(c)に示す電圧V1を出力するので、S/H回路6もこの電圧V1を出力し、その結果、VCO7から図2(d)に示す周波数F1のパルス信号OSCが出力される。一方、アラーム要因UVの発生に伴ってラッチタイマ2が起動されるので、該ラッチタイマ2から図2(b)に示す「H」レベルの信号TMが出力される。
上記の信号OSC及びTMは、AND回路8に入力されるので、デジタルデータD1,D2,D3,D4の論理値が「H」,「L」,「L」,「L」になっている期間、このAND回路8から図2(e)に示す周波数F1のパルス信号Gが出力される。この結果、出力トランジスタ3が周波数F1でスイッチング動作して、出力端子T5から図2(f)に示す周波数F1のアラーム信号ALMが出力される。そこで、図示していない制御回路は、アラーム信号ALMの周波数F1と上記表の関係とに基づいてアラーム要因UVの発生を判断し、その要因を除去するための処理を実行するとともに、必要に応じてIPM内部やIPMを用いたシステムを制御する。
なお、アラーム要因が解除されてデジタルデータD1,D2,D3,D4の論理値が「L」,「L」,「L」,「L」となると、そのタイミングで信号TMが「H」であれば、AND回路8から周波数F0のパルス信号Gが出力され、アラーム信号ALMの周波数がF0となる。図示していない制御回路は、アラーム信号ALMの周波数がF0となったことからアラーム要因が解除されたと判断する。
他のアラーム要因OC,OH,OVの内のいずれかが発生した場合においても、上記に準じた動作が実行される。
ここで、ある1つのアラーム要因の発生中に、他の1つのアラーム要因が発生した場合について説明する。
例えば、アラーム要因UVの発生中にアラーム要因OCが発生した場合には、デジタルデータD1,D2,D3,D4の論理値が「H」,「H」,「L」,「L」になるので、D/A変換器5の出力電圧及びS/H回路6の出力電圧がV3になって、VCO7から周波数F3のパルス信号OSCが出力される。これに伴い、AND回路8から周波数F3のパルス信号Gが出力されることになるので、出力端子T5から周波数F3のアラーム信号ALMが出力される。そこで、図示していない制御回路は、アラーム信号ALMの周波数F3と上記表の関係とに基づいてアラーム要因UV,OCの同時発生を判断し、その要因を除去するための処理を実行するとともに、必要に応じてその判断結果を表示手段によって表示する。
2つのアラーム要因の発生中に、他の1つもしくは2つのアラーム要因が発生した場合においても、上記に準じた動作が実行される。
すなわち、例えば、アラーム要因UV,OCの発生中にアラーム要因OHが発生した場合には、デジタルデータD1,D2,D3,D4の論理値が「H」,「H」,「H」,「L」になるので、D/A変換器5の出力電圧及びS/H回路6の出力電圧がV7になって、VCO7から周波数F7のパルス信号OSCが出力される。これに伴い、AND回路8から周波数F7のパルス信号Gが出力されることになるので、出力端子T5から周波数F7のアラーム信号ALMが出力される。
また、例えば、アラーム要因UV,OCの発生中にアラーム要因OH,OVが発生した場合には、デジタルデータD1,D2,D3,D4の論理値が「H」,「H」,「H」,「H」になるので、D/A変換器5の出力電圧及びS/H回路6の出力電圧がV15になって、VCO7から周波数F15のパルス信号OSCが出力される。これに伴い、AND回路8から周波数F15のパルス信号Gが出力されることになるので、出力端子T5から周波数F15のアラーム信号ALMが出力される。
次に、最初に発生したアラーム要因を優先する「優先モード」が選択された場合の動作、つまり、上記端子T7に「H」レベルのモード選択信号が入力された場合の動作について、図3により説明する。
例えば、アラーム要因UVが発生した場合には、前記のように、D/A変換器5が電圧V1を出力するとともに、ラッチタイマ2が起動される。ラッチタイマ2が起動されると、該ラッチタイマ2から出力された「H」レベルの信号TMがAND回路9の一方の入力端子に入力される。このとき、このAND回路9の他方の入力端子には、上記「H」レベルのモード選択信号が入力されているので、上記ラッチタイマ2の起動に伴ってAND回路9から「H」レベルのサンプル/ホールド信号SHSが信号TMに同期して出力される。S/H回路6は、この「H」レベルのサンプル/ホールド信号SHSによってD/A変換器5の出力電圧V1をホールドするので、VCO7から周波数F1のパルス信号OSCが出力され、その結果、出力端子T5から周波数F1のALM信号が出力されることになる。
ここで、ラッチタイマ2がタイムアップする前に他のアラーム要因、例えばアラーム要因OCが発生したとすると、この場合、D/A変換器5の出力電圧はV3になる。しかし、このとき、S/H回路6はホールド状態を維持しているので、つまり、電圧V1を継続的に出力しているので、ラッチタイマ2がオフするまでの間、出力端子T5から周波数F1のALM信号が継続して出力されることになる。なお、ラッチタイマ2がタイムアップする前にアラーム要因OC,OHあるいはOC,OH,OVが発生した場合においても、同様に、出力端子T5から周波数F1のALM信号が継続して出力されることになる。
このように、「優先モード」が選択されているときには、最初に発生したアラーム要因(上記の例では、アラーム要因UV)が優先されること、換言すれば、後に発生したアラーム要因が無視されることになる。なお、ラッチタイマ2がオフした時点以降は、その後に最初に発生したアラーム要因が優先されることになる。
なお、以上の説明から明らかなように、「優先モード」、「非優先モード」の選択はS/H回路6に対するサンプル/ホールド信号の入力、非入力の選択を意味し、AND回路9へのモード選択信号の入力によってこの選択が実行される。
上記の実施形態では、4ビットのデジタルデータD1〜D4をD/A変換器5に入力しているが、このデジタルデータD1〜D4をデコーダでデコードした後、D/A変換器5に入力することも可能である。もちろん、この場合、D/A変換器5としてデコードされたデジタルデータを入力し得る構成のものが使用される。
上記実施形態に係るアラーム出力回路よれば、複数のアラーム要因UV,OC,OH,OVの内のいずれかが発生した場合に、その発生したアラーム要因に対応する周波数のアラーム信号ALMが出力される。従って、このアラーム信号ALMを受け取る制御回路側は、該アラーム信号ALMの周波数に基づいて何のアラーム要因が発生しているかを識別して、その要因に適応した制御(保護・復旧等)を行うことが可能になる。
すなわち、例えばアラーム要因OHが発生した場合には、IPMを含むシステム全体の過熱状態が収まってからシステムの動作を復旧させることが望ましいが、このような場合に、他のアラーム要因が発生した場合よりも長時間動作停止状態を継続してからシステムの動作を復旧させるという制御を選択することが可能になる。
また、過負荷に基づいてアラーム要因OCが発生した場合には、保護回路によってセルフシャットダウン処理が実行されるが、この処理の後においてIGBT等のパワーデバイスのスイッチング制御を再開させる時に、PWM制御による該パワーデバイスのON期間を減らして、このパワーデバイスに流れる平均電流を減少させるという制御を選択することが可能になる。
更に、アラーム要因UVやアラーム要因OVが発生した場合には、システム内のIPMへ供給される電源電圧の変動が疑われるので、アラーム要因UVの発生時には昇圧方向に電源電圧を変化させ、アラーム要因OVの発生時には降圧方向に電源電圧を変化させるという制御を選択することが可能になる。
本実施形態に係るアラーム出力回路は、上記の利点に加えて、1つの出力端子T5から出力されるアラーム信号ALMに基づいてアラーム要因の複数同時発生にも対処することができるという利点も得られる。
1 OR回路
2 ラッチタイマ
3 出力トランジスタ
4 抵抗
5 デジタル/アナログ変換器
6 サンプル/ホールド回路
7 電圧制御発振器
8 AND回路
9 AND回路

Claims (3)

  1. インテリジェントパワーモジュールにおける複数のアラーム要因の発生の有無がそれぞれ論理値として入力され、その論理値に基づいて前記アラーム要因の発生を外部に知らせるアラーム出力回路であって、
    前記各アラーム要因に係る論理値によって構成されるデジタルデータが入力され、前記各アラーム要因に係る論理値の組み合わせに対応する電圧を出力するデジタル/アナログ変換器と、
    前記デジタル/アナログ変換器の出力電圧に応じた周波数の信号を出力する電圧制御発振器と、
    前記アラーム要因のいずれかが発生した場合に起動されるラッチタイマと、
    前記電圧制御発振器の出力信号と前記ラッチタイマが作動中であることを示す信号との論理積をとる回路と
    を備えることを特徴とするアラーム出力回路。
  2. サンプル/ホールド信号に従って前記デジタル/アナログ変換器の出力電圧を通過またはホールドするサンプル/ホールド回路を更に備え、
    前記電圧制御発振器が前記サンプル/ホールド回路の出力電圧に応じた周波数の信号を出力することを特徴とする請求項に記載のアラーム出力回路。
  3. 前記ラッチタイマが作動中であることを示す信号と前記サンプル/ホールド回路に対する前記サンプル/ホールド信号の入力、非入力を選択する信号との論理積を、前記サンプル/ホールド回路に対する前記サンプル/ホールド信号とすることを特徴とする請求項に記載のアラーム出力回路。
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