JP6310815B2 - 販売情報登録処理装置及び駐車券管理プログラム - Google Patents

販売情報登録処理装置及び駐車券管理プログラム Download PDF

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本発明の実施形態は、販売情報登録処理装置及び駐車券管理プログラムに関する。
例えば飲食店などにおいてサービスの一環として駐車料金が一定時間無料になる駐車券を顧客に配布することが行われている。
従来、どのくらいの時間の駐車券を顧客に渡すかは、店員の判断に任されていた。従って、以下の様な問題があった。
駐車券が必要とされている時間より短いと、顧客は店に対する信用を失う。一方、必要以上に長い時間の分だけ駐車券を渡すと、店舗の負担が増える。また、店員が不正に顧客に駐車券を渡すこともありえた。
顧客サービスの点からも、経費の削減の点からも、駐車券を必要かつ十分な分だけ顧客に渡すことが必要である。
特開2010−140175号公報
従って、顧客に必要かつ十分な分だけ駐車券を配布でき、かつ駐車券の枚数の管理が容易にできる販売情報登録処理装置及び駐車券管理プログラムが求められている。
上記の課題を解決するために、本発明の一実施形態は、情報を表示する表示部と、商品ごとに商品に関する情報を格納する商品マスタと、顧客が利用する駐車場の情報及び顧客が注文を開始した時刻である注文時間を含む一取引の注文情報を格納するトランザクションファイルと、駐車場ごとに駐車券の情報を格納する駐車場マスタと、注文時間と現在時刻とから顧客の滞在時間を算出し、駐車場の情報に基づいて駐車場マスタを検索して駐車券の情報を読み出し、滞在時間と駐車券の情報とから顧客に配布する駐車券の枚数を算出し、配布する駐車券の枚数を表示部に表示する制御部と、を備える販売情報登録処理装置を提供する。
販売情報登録処理装置を含む販売情報登録処理システムの構成を示すブロック図である。 POS端末の構成を示すブロック図である。 管理端末の構成を示すブロック図である。 オーダー端末の構成を示すブロック図である。 ハンディーターミナルの構成を示すブロック図である。 オーダーサーバの構成を示すブロック図である。 キッチン端末の構成を示すブロック図である。 商品マスタのデータ構成を示す図である。 トランザクションファイルのデータ構成を示す図である。 駐車場マスタのデータ構成を示す図である。 オーダーファイルのデータ構成を示す図である。 販売情報登録処理システムの動作を示すフローチャートである。 ハンディー端末入出力部に表示される駐車場情報入力画面の例を示す図である。 駐車場サービス券発行画面の例を示す図である。 POS端末入出力部に表示される駐車場サービス券発行集計表の例を示す図である。
以下、販売情報登録処理装置及び駐車券管理プログラムの一実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、販売情報登録処理装置を含む販売情報登録処理システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、販売情報登録処理システムは、POS(point of sales)端末10(以下、販売情報登録処理装置をPOS端末10という。)と、管理端末20と、注文登録処理装置であるオーダー端末30と、ハンディーターミナル40と、オーダーサーバ50と、キッチン端末60と、を備える。販売情報登録処理システムは例えばレストランなどの飲食店において使用される。
POS端末10、オーダーサーバ50、及びキッチン端末60は、LAN(local area network)1などの通信回線を介して互いに接続する。さらに管理端末20、オーダー端末30、及びハンディーターミナル40はLAN1に接続された無線ルータ2を介して互いに接続する。
POS端末10は、販売情報を登録、処理し、一取引ずつ会計処理を行う。販売情報には、顧客ごとの商品の売り上げ明細の情報が含まれる。
管理端末20は、店舗の管理者によって使用され、調理の進行状況や人員配置、顧客の着席状況などを表示する。
オーダー端末30は、顧客の各テーブルに配置され、メニューを表示するとともに顧客からの注文の入力を受け付ける。オーダー端末30は入力した注文情報をオーダーサーバ50に送信する。
ハンディーターミナル40は店員用の端末である。ハンディーターミナル40は、注文の入力を行うほか、顧客の来店の登録であるチェックインと、顧客が利用している駐車場に関する情報の入力と、顧客によって注文された商品の配膳完了の入力を行う。
ハンディーターミナル40は入力された情報をオーダーサーバ50に送信する。
オーダーサーバ50は、受信した注文情報に基づいてキッチン端末60に調理指示を送信する。また、配膳完了をハンディーターミナルから受信した場合、注文情報を売り上げ情報としてPOS端末10に送信する。
キッチン端末60は、オーダーサーバ50から受信した注文情報に基づいて、調理指示を出力する。
オーダー端末30は注文履歴の中から指定された商品の注文をオーダーサーバ50に送信する。
図2は、POS端末10の構成を示すブロック図である。図2に示すように、POS端末10は、POS制御部101と、POS記憶部102と、POS入出力部103と、POS通信部104と、を備える。POS端末10はコンピュータを用いて構成することができる。
POS制御部101は演算装置であるCPU(central processing unit)を含む。
POS記憶部102はメモリ、ハードディスクドライブなどの記憶装置を含む。POS記憶部102は、商品マスタ102Aと、トランザクションファイル102Bと、駐車場マスタ102Cと、を格納する。
POS記憶部102は、駐車券管理プログラムを格納し、POS制御部101はPOS記憶部102から駐車券管理プログラムを順次読み出して実行する。
商品マスタ102Aは、商品に固有に割り当てられる商品IDごとに、商品名、単価を含む商品情報を格納する。
トランザクションファイル102Bは、オーダーサーバ50から受信した売り上げ情報を一取引ごとに格納する。
駐車場マスタ102Cは、駐車場ごとの駐車券の券種を格納する。
POS入出力部103は、ディスプレイ、キーボード、マウスなどの入出力装置を含む。
POS通信部104は、LAN1に接続し、通信を行う。
図3は、管理端末20の構成を示すブロック図である。図3に示すように、管理端末20は、管理端末制御部201と、管理端末記憶部202と、管理端末入出力部203と、管理端末通信部204と、を備える。
管理端末制御部201は、演算装置であるCPUを含む。
管理端末記憶部202はメモリ、ハードディスクドライブなどの記憶装置を含む。管理端末記憶部202は、駐車券管理プログラムを格納し、管理端末制御部201は管理端末記憶部202から駐車券管理プログラムを順次読み出して実行する。
管理端末入出力部203は、ディスプレイ、キーボード、マウスなどの入出力装置を含む。
管理端末通信部204は、無線ルータ2を介してLAN1に接続し、通信を行う。
図4は、オーダー端末30の構成を示すブロック図である。図4に示すように、オーダー端末30は、オーダー端末制御部301と、オーダー端末記憶部302と、オーダー端末入出力部303と、オーダー端末通信部304と、を備える。
オーダー端末制御部301は、演算装置であるCPUを含む。
オーダー端末記憶部302はメモリ、ハードディスクドライブなどの記憶装置を含む。オーダー端末記憶部302は、商品マスタ102Aと同じ内容を格納する商品マスタ302Aと、注文情報を格納するオーダー入力ファイル302Bと、を記憶する。
オーダー端末記憶部302は、駐車券管理プログラムを格納し、オーダー端末制御部301はオーダー端末記憶部302から駐車券管理プログラムを順次読み出して実行する。
オーダー端末入出力部303は、例えばタッチパネルなどの入出力装置を含む。
オーダー端末通信部304は、無線ルータ2を介してLAN1に接続し、通信を行う。
オーダー端末30は、コンピュータ、特にタブレット端末を用いることができる。
図5は、ハンディーターミナル40の構成を示すブロック図である。図5に示すように、ハンディーターミナル40は、ハンディー端末制御部401と、ハンディー端末記憶部402と、ハンディー端末入出力部403と、ハンディー端末通信部404と、を備える。
ハンディー端末制御部401は、演算装置であるCPUを含む。
ハンディー端末記憶部402はメモリ、ハードディスクドライブなどの記憶装置を含む。ハンディー端末記憶部402は、商品マスタ102Aと同じ内容を格納する商品マスタ402Aと、注文情報を格納するオーダー入力ファイル402Bと、を記憶する。
ハンディー端末記憶部402は、駐車券管理プログラムを格納し、ハンディー端末制御部401はハンディー端末記憶部402から駐車券管理プログラムを順次読み出して実行する。
ハンディー端末入出力部403は、タッチパネル、ディスプレイ、キーボードなどの入出力装置を含む。
ハンディー端末通信部404は、無線ルータ2を介してLAN1に接続し、通信を行う。
図6は、オーダーサーバ50の構成を示すブロック図である。図6に示すように、オーダーサーバ50は、オーダーサーバ制御部501と、オーダーサーバ記憶部502と、オーダーサーバ入出力部503と、オーダーサーバ通信部504と、を備える。
オーダーサーバ制御部501は、演算装置であるCPUを含む。
オーダーサーバ記憶部502はメモリ、ハードディスクドライブなどの記憶装置を含む。オーダーサーバ記憶部502は、注文情報を格納するオーダーファイル502Aを記憶する。
オーダーサーバ記憶部502は、駐車券管理プログラムを格納し、オーダーサーバ制御部501はオーダーサーバ記憶部502から駐車券管理プログラムを順次読み出して実行する。
オーダーサーバ入出力部503は、ディスプレイ、キーボード、マウスなどの入出力装置を含む。
オーダーサーバ通信部504はLAN1に接続し、通信を行う。
図7は、キッチン端末60の構成を示すブロック図である。図7に示すように、キッチン端末60は、キッチン端末制御部601と、キッチン端末記憶部602と、キッチン端末入出力部603と、キッチン端末通信部604と、を備える。
キッチン端末制御部601は、演算装置であるCPUを含む。
キッチン端末記憶部602はメモリ、ハードディスクドライブなどの記憶装置を含む。キッチン端末記憶部602は、注文情報を格納するオーダーファイル602Aを記憶する。
キッチン端末記憶部602は、駐車券管理プログラムを格納し、キッチン端末制御部601はキッチン端末記憶部602から駐車券管理プログラムを順次読み出して実行する。
キッチン端末入出力部603は、ディスプレイ、キーボード、マウスなどの入出力装置を含む。
キッチン端末通信部604はLAN1に接続し、通信を行う。
図8は、商品マスタ102Aのデータ構成を示す図である。図8に示すように、商品マスタ102Aは、商品に固有に割り当てられる識別子である「商品ID」と、取扱い部門を示す「部門」と、商品の名称を示す「商品名」と、商品の1単位量当たりの価格を示す「単価」と、を格納する。
各データの例は、商品IDが「20123」、部門が「02」、商品名が「商品A」、単価が「580」である。
図9は、トランザクションファイル102Bのデータ構成を示す図である。図9に示すように、トランザクションファイル102Bは、「テーブルNo.」と、「伝票No.」と、「商品ID」と、「部門」と、「商品名」と、「単価」と、「数量」と、「駐車場」と、「券種」と、駐車券の「枚数」と、「担当者」と、を格納する。
「テーブルNo.」はテーブルに固有に割り当てられる識別子である。「伝票No.」は一取引に固有に割り当てられる識別子である。「数量」と売り上げが立った数量を示す。「駐車場」は顧客が利用している駐車場を示す。「券種」と駐車券の種類を示す。「枚数」は駐車券の枚数を示す。「担当者」はフロア担当者を示す。
各データの例は、テーブルNo.が「08」、伝票No.が「102」、商品IDが「20123」、部門が「02」、商品名が「商品A」、単価が「580」、数量が「2」、駐車場が「駅北P」、券種が「60分券」、枚数が「2」、担当が「○山△男」である。
オーダー入力ファイル402Bのデータ構成はトランザクションファイル102Bのデータ構成のうち駐車場、券種、枚数がないこと以外トランザクションファイル102Bのデータ構成と同様である。
図10は、駐車場マスタ102Cのデータ構成を示す図である。図10に示すように、駐車場マスタ102Cは、駐車場ごとに固有に割り当てられる「駐車場No.」と、駐車場の名称を示す「駐車場」と、券種に固有に割り当てられる「サービス券No.」と、「券種」と、券種ごとの駐車料金が無料になる時間を示す「時間」と、を格納する。
各データの例は、駐車場No.が「01」、駐車場が「駅北P」、サービス券No.が「01」、券種が「30分券」、時間が「30」である。
図11は、オーダーファイル502A及び602Aのデータ構成を示す図である。図11に示すように、オーダーファイル502A及び602Aは、「テーブルNo.」と、「伝票No.」と、「商品ID」と、「部門」と、「商品名」と、「単価」と、「数量」と、「注文時間」と、「ステータス」と、「調理担当」と、「駐車場」と、「担当」と、を格納する。
「数量」は注文された商品の数量を示す。「注文時間」は当該商品が注文された時間である。「ステータス」は進行状況を示す識別子である。「調理担当」は当該商品の調理担当者の識別子である。
各データの例は、テーブルNo.が「08」、伝票No.が「102」、商品IDが「20123」、部門が「02」、商品名が「商品A」、単価が「580」、数量が「2」、注文時間が「18:40」、ステータスが「配膳完了」、調理担当が「11」、駐車場が「駅北P」、担当が「○山△男」である。
図12は、販売情報登録処理システムの動作を示すフローチャートである。図12に示すように、ステップ1201において、POS制御部101はオペレータに指示に基づいて開局動作を行う。ここで、開局とは、当該営業日に最初にPOS端末10を使用する場合に行われる各種の初期化動作を指す。この際、POS制御部101は駐車券の駐車場別の券種ごとの枚数を入力し、POS記憶部102に格納する。
ステップ1202において、ハンディーターミナル40のハンディー端末制御部401は、オペレータの指示に基づいて顧客が入店して着席したことを示すデータであるチェックインをオーダーサーバ50に送信する。この際、ハンディー端末制御部401は、併せて当該顧客がどの駐車場を利用したか、或いは駐車場を利用していないかについての駐車場利用情報を入力する。
ステップ1203において、オーダーサーバ50のオーダーサーバ制御部501はハンディーターミナル40からチェックイン及び駐車場利用情報を受信する。オーダーサーバ制御部501はテーブルNo.に伝票No.を割り当てて以降の受注をハンディーターミナル40及びオーダー端末30に許可する。この際、オーダー端末30には伝票No.が送信される。オーダーサーバ制御部501は当該伝票No.のデータに駐車場利用情報を付加してオーダーファイル502Aに格納する。
ステップ1204において、オーダー端末30のオーダー端末制御部301はオーダー端末入出力部303のタッチパネルに注文画面1701を表示する。顧客の指示に従って、オーダー端末制御部301は入力された注文を注文情報としてオーダーサーバ50に送信する。
ステップ1205において、オーダーサーバ制御部501は注文情報を受信する。オーダーサーバ制御部501は受信した注文情報を、キッチン端末60に送信する。
ステップ1206において、キッチン端末60のキッチン端末制御部601はキッチン端末入出力部603のディスプレイに注文情報に基づいて調理指示を含むオーダー画面を表示する。
ステップ1207において、キッチン端末制御部601は調理担当者の指示に基づいて調理開始を示すデータを入力し、調理を開始した旨の情報をオーダーサーバ50に送信する。
ステップ1208において、オーダーサーバ制御部501は調理を開始した旨の情報と、を受信する。オーダーサーバ制御部501は受信した調理を開始した旨の情報をオーダーファイル502Aに格納する。
ステップ1209において、キッチン端末制御部601は調理が終了した商品について調理終了を示すデータを調理担当者の指示に基づいて入力し、テーブルNo.及び伝票No.とともに商品IDごとに調理終了を示すデータをオーダーサーバ50に送信する。
ステップ1210において、オーダーサーバ制御部501は調理終了を示すデータを受信する。オーダーサーバ制御部501は、受信したテーブルNo.、伝票No.、及び商品IDに基づいてオーダーファイル502Aを検索し、該当するデータのステータスに調理終了を示すデータを格納する。
ステップ1211において、ハンディー端末制御部401はオペレータの指示に基づいて配膳を完了した旨のデータをテーブルNo.、伝票No.、及び商品IDとともにオーダーサーバ50に送信する。
ステップ1212において、オーダーサーバ制御部501は配膳完了を示すデータを受信する。オーダーサーバ制御部501は、受信したテーブルNo.、伝票No.、及び商品IDに基づいてオーダーファイル502Aを検索し、該当するデータのステータスに配膳完了を示すデータを格納する。
ステップ1213において、管理端末20の管理端末制御部201は、管理者の指示に基づいて進行状況の確認を指示するデータをオーダーサーバ50に送信する。
ステップ1214において、オーダーサーバ制御部501は、現在チェックイン中の伝票No.のデータを進行状況データとしてオーダーファイル502Aから読み出し、応答として管理端末20に送信する。
管理端末制御部201は、受信した進行状況データに基づいて管理画面を管理端末入出力部203のディスプレイ乃至タッチパネルに表示する。管理端末制御部201は管理画面にフロアの状況及び注文の処理状況を表示する。
ステップ1215において、オーダー端末制御部301は顧客の指示に従い一取引の会計を指示する会計指示を伝票No.と共にオーダーサーバ50に送信する。
ステップ1216において、オーダーサーバ制御部501は、受信した伝票No.に基づいてオーダーファイル502Aを検索し、駐車場情報及び注文時間を含む注文情報をPOS端末10に送信する。
ステップ1217において、POS制御部101は、一取引の合計を計算し、預り金からつり銭を計算する。この際、POS制御部101は、注文時間と現在時刻とから顧客の滞在時間を計算する。POS制御部101は、計算した滞在時間と、駐車場情報と、から当該駐車場の駐車券の券種と枚数を計算し、駐車場サービス券発行画面1401をPOS入出力部103にポップアップ表示する。
ステップ1218において、POS制御部101は駐車場サービス券発行画面1401を介して、オペレータの指示により修正された駐車券情報を入力する。
オペレータは、修正した駐車券情報に従って、顧客に駐車券を渡す。
図13は、ハンディー端末入出力部403に表示される駐車場情報入力画面1301の例を示す図である。図13に示すように、駐車場情報入力画面1301は、テーブルNo.及び伝票No.を含む基礎情報欄1302と、顧客が利用している駐車場を入力する駐車場入力欄1303と、OKボタン1304と、取消ボタン1305と、を含む。
オペレータが顧客から聞き出した顧客が利用している駐車場を駐車場入力欄1303から選択入力することにより、ハンディー端末制御部401は駐車場情報を入力する。
図14は、駐車場サービス券発行画面1401の例を示す図である。図14に示すように、駐車場サービス券発行画面1401は駐車場選択欄1402と、POS制御部101が算出した駐車券の枚数を修正する「+」及び「−」の修正ボタン1403と、修正完了をPOS制御部101に指示するOKボタン1404と、を含む。
オペレータは駐車場サービス券発行画面1401によりPOS制御部101が算出した駐車券の枚数を修正してPOS端末10に入力し、入力した駐車場情報に基づいて駐車券を顧客に渡す。
図15は、POS入出力部103に表示される駐車場サービス券発行集計表1501の例を示す図である。図15に示すように、駐車場サービス券発行集計表1501は、伝票No.ごとにPOS制御部101が計算した駐車券の枚数と、修正された駐車券の枚数と、を表示する集計欄1502を含む。
POS制御部101は、修正欄に当該営業日の駐車場べつの券種ごとの残枚数を合わせて表示してもよい。POS制御部101はこの残枚数と、配布枚数とを合計し、開局時に入力した枚数とを比較することにより紛失した駐車券の枚数を表示することもできる。
さらに、POS制御部101は担当ごとの駐車券の配布枚数の内訳を計算して表示することにより、担当ごとに駐車券配布業務を適正に管理することが可能となる。
以上述べたように、本実施形態の販売情報登録処理装置は、伝票No.ごとに駐車場情報を格納し、会計時に注文時間と現在時間から算出した滞在時間と、駐車場情報に基づいて顧客に渡すべき駐車券の枚数を計算する。
また、販売情報登録処理装置は、開局時の駐車券の枚数と、残枚数とを計算し、出力することができる。
従って、顧客に必要かつ十分な分だけ駐車券を配布でき、かつ駐車券の枚数の管理が容易にできるという効果がある。
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
20:管理端末
30:オーダー端末
50:オーダーサーバ
102A:駐車場マスタ
301:オーダー端末制御部
302A:商品マスタ

Claims (6)

  1. 情報を表示する表示部と、
    商品ごとに商品に関する情報を格納する商品マスタと、
    顧客が利用する駐車場の情報及び顧客が注文を開始した時刻である注文時間を含む一取引の注文情報を格納するトランザクションファイルと、
    駐車場ごとに駐車券の情報を格納する駐車場マスタと、
    前記注文時間と現在時刻とから顧客の滞在時間を算出し、前記駐車場の情報に基づいて前記駐車場マスタを検索して前記駐車券の情報を読み出し、前記滞在時間と前記駐車券の情報とから顧客に配布する前記駐車券の枚数を算出し、前記配布する駐車券の枚数を前記表示部に表示する制御部と、
    を備える販売情報登録処理装置。
  2. 前記一取引の注文情報は、
    店員が有するハンディーターミナルから入力された前記駐車場の情報と、オーダー端末から入力された注文を格納するオーダーファイルを有するオーダーサーバから受信する請求項1記載の販売情報登録処理装置。
  3. 前記制御部は、
    顧客に配布した駐車券を集計して前記表示部に表示する請求項1記載の販売情報登録処理装置。
  4. 情報を表示する表示部と、
    商品ごとに商品に関する情報を格納する商品マスタと、
    顧客が利用する駐車場の情報及び顧客が注文を開始した時刻である注文時間を含む一取引の注文情報を格納するトランザクションファイルと、
    駐車場ごとに駐車券の情報を格納する駐車場マスタと、
    を備えるコンピュータを、
    前記注文時間と現在時刻とから顧客の滞在時間を算出する滞在時間産出手段と、
    前記駐車場の情報に基づいて前記駐車場マスタを検索して前記駐車券の情報を読み出し、前記滞在時間と前記駐車券の情報とから顧客に配布する前記駐車券の枚数を算出する配布枚数産出手段と、
    前記配布する駐車券の枚数を前記表示部に表示する配布枚数表示手段と、
    として機能させるための駐車券管理プログラム。
  5. 前記コンピュータを、
    店員が有するハンディーターミナルから入力された前記駐車場の情報と、オーダー端末から入力された注文を格納するオーダーファイルを有するオーダーサーバから前記一取引の注文情報を受信する注文情報受信手段としてさらに機能させるための請求項4記載の駐車券管理プログラム。
  6. 前記コンピュータを、
    顧客に配布した駐車券を集計して前記表示部に表示する集計表示手段としてさらに機能させるための請求項4記載の駐車券管理プログラム。
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