JP6310742B2 - メータボックス内への機器装嵌方法 - Google Patents

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本発明は、止水栓、水道メータ、逆止弁等の機器をメータボックス内に装嵌するためのメータボックス内への機器装嵌方法に関するものである。
メータボックスは、接続する配管の呼び径のサイズによって統一された既製品が用いられてきており、従来、水道メータの埋設等に用いられてきているメータボックスは、そこに装嵌される機器の大きさに適合するようには形成されていない。
一方、水道メータは計量法により定期的に交換しなければならないため、その付け替えにあたり、配管上の古いメータを取り外すと前後の配管に軸ずれが生じ、新しいメータの取付け時に芯出しが困難となる問題があり、これらの問題に対応して例えば特許文献1のように一対の継手を一定距離に直列保持してユニット化し、両継手間に水道メータを取り付けるメータユニットの提案や、各種機器をボックス内に予め収容してボックスユニットとする特許文献2のような提案もなされている。
また、上枡と下枡の二分割メータボックスの上枡の対向する2側壁の下縁それぞれに下向き開口の凹部を形成して分岐配管と2次側配管のそれぞれ給水管接続端部を、前記凹部に嵌入して、複数の水道メータを1つのメータボックス内に集約することにより、省スペースを図る特許文献3のような提案もなされている。
主要な特許文献としては、上記した特許文献1乃至3が存在する。
特開2004−245268号公報 特開2002−21124号公報 特開2013−100708号公報
しかしながら、メータボックス自体は既成サイズの関係で、大き目のものを用いざるを得ず、そのため、水道メータの呼び径40の場合では外殻が可なり大きくなってコストが上がるほか、止水栓、逆止弁をユニット化するため製品重量が増し、製品の運搬、設置作業の負担も大きくなり、更に、メータ交換時に配管の芯ずれにより新しい水道メータの取付けが困難となっている問題がある。
本発明は上記した課題に対応しようとするものであり、メータボックスの底部に、1次側に着合フランジを備えた止水栓、2次側に着合フランジを備えた逆止弁を、それぞれ取り付けるフランジ着合部を備えた箱型台座を設定して行うことにより、装嵌機器間の接合構造を強化し、面間距離を短縮して余分な外殻体積のメータボックスを用いないで済むようにした。
上記強化構造により、水道メータの支持を従来の螺合による着合ではなく、水道メータ1次側端部を支持する支持部材を、水道メータ2次側端部を受ける受圧部に対して進退するスライド部材とによる圧着支持として、螺合スペースによる面間距離の無駄を省き、更に、1次側に取り付ける止水栓を、レバー操作型の止水栓とすることにより、1次側にスペースがなくとも、2次側のスペースだけで操作レバーを設定することができ、従来の丸ハンドルの場合に必要だった1次側にハンドルの端部が突出するスペース分、面間距離を短縮できるようにした。
すなわち、従来、呼び径40の水道メータ用として用いられたメータボックスの長さは580ミリ、高さ210ミリのものであったが、本件発明の適用により長さ490ミリ、高さ185ミリ程度のメータボックス、即ち、呼び径25の水道メータ用メータボックスに装嵌できるようになったものである。
本発明は、以上のように構成したので、水道メータ交換時における配管の芯ずれを防ぐことができ、水道メータ着脱や配管作業を迅速且つ容易にすることができた。
また、機器接合ユニットの面間距離の短縮による外殻体積の縮小により、小さなメータボックスを用いて機器接合ユニットを装嵌することができ、その分コストダウンが図れると共に、メータボックスを含めた製品重量が軽くなるので、運搬や設置作業が容易になる等の効果がある。
本発明の実施例を示すもので、本発明により機器接合ユニットをメータボックス内に装嵌した状態のメータボックスの平面図 同じく、要部を切欠断面として内部構造を示す機器接合ユニットを装嵌したメータボックスの縦断面正面図 同じく、図1におけるレバー操作型止水栓のレバーを90度回動した状態を示すメータボックスの平面図 同じく、本発明によるフランジ着合部を備えた箱型台座の一例を示すフランジ着合部を備えた箱型台座の平面図 同じく、フランジ着合部を備えた箱型台座の図4におけるa−a断面図 同じく、図5の右側面図 同じく、フランジ着合部を備えた箱型台座の1次側立ち上がり壁に着合する止水栓の装嵌ケーシングの正面図 同じく、着合フランジのフランジ面を示す図7の装嵌ケーシング右側面図 同じく、フランジ着合部を備えた箱型台座の2次側立ち上がり壁に着合する逆止弁カートリッジ装嵌ケーシングの正面図 同じく、着合フランジのフランジ面を示す図9の逆止弁カートリッジ装嵌ケーシング左側面図 従来例における機器接合ユニットをメータボックス内に装嵌した状態のメータボックスの要部を切欠断面として内部構造を示す機器接合ユニットを装嵌したメータボックスの縦断面正面図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明すると、1は箱型台座で1次側にレバー操作型の止水栓2の装嵌ケーシング21を嵌着するフランジ着合面11を備えた嵌着孔11a、2次側に逆止弁カートリッジ3の装嵌ケーシング31を嵌着するフランジ着合面12を備えた嵌着孔12aが設定されている。
箱型台座1の底板部には、箱型台座1をメータボックス4の底部に取り付けるボルト孔13がメータボックス4の取付孔41に対応して設けられると共に、メータAの回転を防止する突条14及びスライドホルダ5を螺締する螺子孔15が設けられている。
止水栓2の装嵌ケーシング21は、90度の回動によって開閉する球弁22を内包し、頂部に球弁22の開閉操作する操作レバー23のロッドを挿通着合するロッド挿嵌部24を備える。2次側はスライドホルダ5との接合部25、その基部に箱型台座1のフランジ着合面11に着合する着合フランジ26が設定され、ボルトナットにより止水栓2と箱型台座1がフランジ締着される。
スライドホルダ5は、着合フランジ26の2次側に設定され、ハンドル51の回動によって推進するスライダー52の端面が水道メータ1次側端部に圧接して水道メータAを押し、メータの2次側端部を受ける受け部32に押し付けて水道メータを支持固定する。
逆止弁カートリッジ3の装嵌ケーシング31は、1次側先端部が前記メータの2次側端部を受けると共に、逆止弁カートリッジ3を装嵌する装嵌スペース34を構成する受け部32となっており、その基部に箱型台座1のフランジ着合面12に着合する着合フランジ33が設定され、その2次側に2次側配管との継手構造35が形成されるものである。
メータボックス内への機器装嵌は、従来、図11に示すように、水道メータの1次側に止水栓の2次側端部を螺合し、2次側に逆止弁カートリッジ装嵌ケーシングの1次側端部を螺合して形成したユニットをメータボックス4内に直接装嵌していたため、水道メータ両端部の螺合代6.6がユニットの面間距離を伸長する一方、ユニットの連接構造を脆弱なものとしてきた。
本発明は、水道メータ両端部の螺合接合をフランジ着合とすることにより、面着合による構造強化を図ると共に、螺合代6.6による無駄な面間距離を節約し、従来、呼び径40のユニットについては、面間距離580ミリのメータボックスが必要とされたものを560ミリ程度に縮めることができた。
更に、止水栓の開閉操作ハンドルを、丸型ハンドル7からレバー式に変えることにより、1次側スペースに突出せざるを得なかった丸型ハンドルの半径71分の面間距離を短縮し、前記螺合代6.6による短縮と合わせて面間距離490ミリ程度にまで短縮することができたものである。
本発明に係るメータボックス内への機器装嵌方法は、従来、メータボックス内への機器装嵌について機器ユニットの大きさに比して本来的に過大なメータボックスを用いざるを得ないという無駄を排除してコスト的にも、作業能率的にも有利なメータボックス内への機器装嵌方法を提供するものであるので、水道施設産業上に高度の利用価値を有するものである。
1 箱型台座
11 止水栓装嵌ケーシングを嵌着するフランジ着合面
11a 止水栓装嵌ケーシングを嵌着する嵌着孔
12 逆止弁カートリッジの装嵌ケーシングを嵌着するフランジ着合面
12a 逆止弁カートリッジ装嵌ケーシングを嵌着する嵌着孔
13 メータボックスへの取付ボルト
14 メータの回転防止突条
15 スライドホルダを螺締する螺子孔
16 箱型台座の下方開放口
17 箱型台座の側方開放口
2 レバー操作型止水栓
21 止水栓の装嵌ケーシング
22 止水栓を開閉する球弁
23 止水栓操作レバー
24 止水栓操作ロッド挿嵌部
25 止水栓装嵌ケーシングのスライドホルダ接合部
26 止水栓装嵌ケーシングの着合フランジ
3 逆止弁カートリッジ
31 逆止弁カートリッジの装嵌ケーシング
32 水道メータの2次側端を支持する受け部
33 逆止弁カートリッジ装嵌ケーシングの着合フランジ
34 逆止弁カートリッジの装嵌スペース
35 逆止弁カートリッジ装嵌ケーシングの配管継手構造
4 メータボックス
41 メータボックスの箱型台座取付孔
5 スライドホルダ
51 スライダーの進退操作ハンドル
52 スライドホルダのスライダー
6 従来の水道メータ端部と機器装嵌ケーシングとの螺合代
7 従来装嵌方式における止水栓開閉操作用丸型ハンドル
71 1次側スペースに突出する丸型ハンドルの半径分
水道メータ

Claims (2)

  1. 次側に着合フランジを備えた止水栓、2次側に着合フランジを備えた逆止弁を、それぞれ取り付けるフランジ着合部を備えた箱型台座を、その底板に設けた取付け機構によりメータボックスの底部に、取付け固定することにより、台座の箱内に装嵌される装嵌機器間の接合構造を強化してユニット化するようにしたことを特徴とするメータボックス内への機器装嵌方法
  2. 1次側に取り付ける止水栓を、90度の回動によって開閉するレバー操作型のボール式止水栓にすると共に、水道メータ1次側端部を支持する支持部材を、水道メータ2次側端部を受ける受圧部に対して進退するスライドホルダとした請求項1記載のメータボックス内への機器装嵌方法
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