JP6309921B2 - ロータのアンバランスの修正方法 - Google Patents

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Description

本発明はロータのアンバランスの修正方法に関し、より特定的には、簡易な方法でアンバランスを修正することができ、ロータの構造の複雑化を抑止することができるロータアンバランスの修正方法に関する。
アウターロータ型のブラシレスモータなどのモータは、技術の進歩によりますます精密化および高速化している。モータには、より高い性能と機能が要求されている。このような状況において、モータの振動およびこれに伴う騒音は、モータの性能を損なう大きな要因となっている。
モータの振動および騒音は、多くの場合、ロータの重心が回転軸からずれていること(以降、ロータのアンバランスと記すことがある)に起因するものである。ロータのアンバランスは、シャフトの偏心、モータの部品の組合せによる偏心、モータの部品の欠陥、または異物の付着などに起因して生じる。さらに、モータを構成するそれぞれの部品の質量は円周上で微妙に異なるため、寸法上精度よく仕上げた部品であっても、部分的な質量差をなくすことができず、ロータのアンバランスの要因になる。ロータのアンバランスは、モータの振動および騒音を生じさせるのに加えて、モータの寿命を低下させる。これは、ロータの荷重が軸受に繰り返し加わるためである。したがって、ロータのアンバランスを修正することは、モータの性能を向上する観点で重要である。
従来のロータのアンバランスの修正方法は、たとえば下記特許文献1および2などに開示されている。
下記特許文献1には、回転多面鏡の表面の凹所に、比重の異なるバランスウエイトを複数接着する技術が開示されている。この技術では、1回目のバランス修正の際には、比重の大きい接着剤が外径側の凹所に塗布され、2回目のバランス修正の際には、比重の小さい接着剤が内径側の凹所に塗布される。
下記特許文献2には、ロータの外壁面に形成された環状溝と、回転多面鏡の上面に形成された複数の環状溝との各々にバランスウェイトを配置する技術が開示されている。この技術では、1回目のバランス修正の際には、バランスウェイトが外径側の環状溝に接着され、2回目のバランス修正の際には、バランスウェイトが内径側の環状溝に接着される。
特開平6−208074号公報 特開平6−208075号公報
しかしながら、特許文献1および2の技術では、異なる複数の接着剤またはバランスウェイトを準備する必要があるため、アンバランスの修正が煩雑であるという問題があった。また特許文献1および2の技術では、接着剤またはバランスウェイトを設置するための溝を全てのバランス修正箇所に予め形成する必要があり、ロータの構造の複雑化を招いていた。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その一の目的は、簡易な方法でアンバランスを修正することのできるロータのアンバランスの修正方法を提供することである。
また本発明の他の目的は、ロータの構造の複雑化を抑止することのできるロータのアンバランスの修正方法を提供することである。
本発明の一の局面に従うロータのアンバランスの修正方法は、ロータの回転軸を法線とする第1の平面内における回転軸を中心とする周上の第1の調整箇所のいずれかの位置において、ロータのアンバランスを調整する第1の調整工程と、ロータの回転軸を法線とする第2の平面であって、第1の平面とは異なる平面である第2の平面内における回転軸を中心とする周上の第2の調整箇所のいずれかの位置において、ロータのアンバランスを調整する第2の調整工程と、第1および第2の調整工程の後に、ロータの回転軸を法線とする第3の平面内における回転軸を中心とする周上の第3の調整箇所のいずれかの位置において、ロータのアンバランスを調整する第3の調整工程とを備え、第3の調整工程は、第3の調整箇所の半径が第1および第2の調整箇所の半径の各々よりも小さな略平面上で行われ、第3の調整工程において、ロータ全体のスタティックアンバランスおよびダイナミックアンバランスのうち少なくともいずれか一方を調整する
上記ロータのアンバランスの修正方法において好ましくは、第1、第2、および第3の調整工程のうち少なくとも2つの工程において、プラスバランスによる調整を行い、プラスバランスにより調整に用いる錘は、同材質、同比重である。
上記ロータのアンバランスの修正方法において好ましくは、第1、第2、および第3の調整工程のうち少なくとも2つの工程において、マイナスバランスによる調整を行う。
上記ロータのアンバランスの修正方法において好ましくは、第1および第3の平面は、同一平面である。
上記ロータのアンバランスの修正方法において好ましくは、ロータは、コイルが巻回されたステータコアと、ステータコアの外径側でステータコアと対向するマグネットを含むロータとを備えたアウターロータ型のモータのロータである。
上記ロータのアンバランスの修正方法において好ましくは、ロータは、回転軸を中心として回転するシャフトと、シャフトの外周面に固定されたロータフレームと、ロータフレーム上に設けられたポリゴンミラーとを含み、ロータフレームは、シャフトの外周面に固定された内径側端部から外径方向に延在する天井部と、天井部の外径側端部から回転軸の延在方向に延在し、内周面にマグネットが固定された側壁部とを含み、第1および第3の調整箇所の各々は、ポリゴンミラーよりも上部の同一平面内に設けられ、第2の調整箇所は、側壁部に設けられる。
本発明によれば、簡易な方法でアンバランスを修正することができる。また本発明によれば、ロータの構造の複雑化を抑止することができる。
本発明の一実施の形態における、ロータのアンバランスの修正前のポリゴンミラースキャナモータの構成を模式的に示す断面図である。 ロータのアンバランスの概念を説明する図である。 本発明の一実施の形態におけるロータのアンバランスの修正方法の第1工程を示す天板15の斜視図である。 本発明の一実施の形態におけるロータのアンバランスの修正方法の第2工程を示すロータフレーム11の上面図である。 本発明の一実施の形態におけるロータのアンバランスの修正方法の第3工程を示す天板15の斜視図である。 本発明の一実施の形態における、ロータのアンバランスの修正後のポリゴンミラースキャナモータの構成を模式的に示す断面図である。 本発明の一変形例における、ロータのアンバランスの修正後のポリゴンミラースキャナモータの構成を模式的に示す断面図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面に基づいて説明する。
[ポリゴンミラースキャナモータの構成]
図1は、本発明の一実施の形態における、ロータのアンバランスの修正前のポリゴンミラースキャナモータの構成を模式的に示す断面図である。
図1に示す、本実施の形態におけるポリゴンミラースキャナモータは、ポリゴンミラーを回転駆動するものである。ポリゴンミラースキャナモータは、ロータ10と、ステータ20とを主に備えている。ロータ10はステータハウジング32によって支持されている。ロータ10は、回転軸Rを中心としてステータ20に対して回転する。
ロータ10は、ロータフレーム11と、マグネット12と、シャフト13と、天板15と、ポリゴンミラー16と、押さえばね17とを含んでいる。シャフト13は円柱形状を有しており、シャフト13またはステータハウジング32の内径部のどちらかの表面には動圧溝が形成されている。シャフト13は、回転軸Rの位置に設けられている。ロータ10において、シャフト13は、ロータフレーム11の中心部を貫くように図1中縦方向に延在している。ロータフレーム11は、回転軸Rを中心としてシャフト13とともに回転可能である。マグネット12は、ステータ20と対向するようにロータフレーム11に取り付けられている。
ロータフレーム11は、ロータボス11aと、ロータテーブル11b(天井部の一例)と、側壁部11cと、凹部11dとを含んでいる。ロータボス11aは、円の平面形状を有しており、シャフト13の外周面に固定されている。ロータボス11aは円筒形状を有しており、ロータテーブル11bよりも上側に突出している。ロータボス11aは、ロータテーブル11bの内径側端部に設けられている。ロータテーブル11bは、ロータボス11aの外径側に設けられており、ロータボス11aから外径方向(図1中横方向)に延在している。側壁部11cは、ロータテーブル11bの外径側端部から下方向に延在している。
ロータボス11aの中心部にはシャフト13を通すための孔11eが設けられている。ロータフレーム11は、孔11eを通じてシャフト13の外周面と嵌合することにより、シャフト13に固定されている。ロータテーブル11bは、たとえば円の平面形状を有している。側壁部11cは円筒形状を有しており、外周側を向いた面である外周面11caと、内周側を向いた面である内周面11cbとを有している。マグネット12は、内周面11cbに固定されている。凹部11dは、円周の平面形状を有しており、側壁部11cの外周面11caに設けられている。凹部11dは、側壁部11cの下端部を外径側に折り曲げ、さらに上側に折り曲げることにより形成されている。
天板15は、たとえば円の平面形状を有しており、たとえばアルミニウムなどの金属よりなっている。天板15は嵌合孔15aを含んでいる。嵌合孔15aは、天板15の中心部分に設けられている。嵌合孔15aの内周面はシャフト13の外周面におけるロータフレーム11とは異なる位置と嵌合されており、それによって天板15はロータ10に対して固定されている。
ポリゴンミラー16は、天板15の下部に設けられている。ポリゴンミラー16は、多角形の平面形状を有している。ポリゴンミラー16は、中心部分に設けられた嵌合孔16aを含んでいる。嵌合孔16aの内周面はロータボス11aの外周面と嵌合されている。嵌合孔16aの内径は、ロータボス11aの外径よりもわずかに大きいため、嵌合孔16aとロータボス11aとの間には隙間が設けられている。これにより、ポリゴンミラー16のロータ10に対する着脱が容易になっている。ポリゴンミラー16は、ロータテーブル11b上に載置されており、ポリゴンミラー16の下面はロータテーブル11bと接触している。また、ポリゴンミラー16の上面と天板15の下面とは、互いに接触している。ポリゴンミラー16の上面は略平面となっている。
押さえばね17は、天板15の上部に設けられている。押さえばね17は、嵌合孔17aと、複数の足17bとを含んでいる。嵌合孔17aは押さえばね17の中心に設けられている。嵌合孔17aの内周面はシャフト13の外周面と嵌合されており、それによって押さえばね17はシャフト13に固定されている。複数の足17bの各々は、嵌合孔17aから等間隔で外径方向および下方向に突出している。複数の足17bの各々における外径側の端部は、天板15の上面と接触している。これにより、押さえばね17は、天板15を介してポリゴンミラー16をロータテーブル11bに対して下方向に付勢している。
ステータ20は、ステータコア21と、ティース部21aの周囲に巻回されたステータコイル22と、基板40とを含んでいる。ステータコア21は、ステータハウジング32の外周面に固定されており、中央から径方向外側へ放射状に延びるように形成された複数のティース部21aを有している。ステータコア21は、マグネット12と空間を隔てて対向するようにマグネット12よりも内周側に配置されている。ステータコイル22は、複数のティース部21aの各々に巻回されている。ステータコイル22は、電流が流された場合に磁界を発生する。ステータコイル22の磁界とマグネット12の磁界との相互作用により、駆動力(ロータ10を回転させる力)が発生する。
ステータ20は、ステータハウジング32と、固定板33と、スラスト受け板34とをさらに含んでいる。ステータハウジング32は貫通孔35を含んでおり、シャフト13は貫通孔35内に挿入されている。シャフト13の外周面と、貫通孔35の内周面と、スラスト受け板34とにより構成された空間(ステータハウジング32とシャフト13との間)には、オイル(図示無し)が充填されている。固定板33は、貫通孔35の下端部を覆っており、スラスト受け板34は、固定板33とシャフト13の下端面13aとの間に配置されている。
基板40の中心部には孔40aが形成されており、シャフト13およびステータハウジング32が孔40aを貫通している。なお図示しないが、基板40には、ブラシレスモータを駆動および制御するための駆動・制御集積回路や、チップ型電子部品(抵抗、コンデンサ)や、各ステータコイル22への電圧の印加をオン/オフするためのパワーMOSアレイなどが形成されていてもよい。
本実施の形態のポリゴンミラースキャナモータにおいて、天板15の上面は、溝内ではない略平面となっている。天板15の上面には、調整箇所BP1およびBP3の各々が設けられている。側壁部11c(凹部11d)には、調整箇所BP2が設けられている。なお、調整箇所BP1、BP2、BP3の各々は仮想線である。
[ロータのアンバランスの修正方法]
続いて、ロータのアンバランスの修正方法について説明する。
図2は、ロータのアンバランスの概念を説明する図である。
図2では、ロータ10における任意の平面におけるアンバランスが模式的に示されている。ロータのアンバランスは、ロータ10の重心が回転中心Oからずれることに起因して発生する。たとえばロータ10が質量M(mg)を有しており、図2に示す平面におけるロータ10の重心Gが、回転中心Oから図2中左方向に距離D(cm)だけずれている場合を想定する。この場合、ロータ10には、M×D(mg・cm)という量のアンバランスが発生する。
このアンバランスを解消する際には、図2に示す平面において、回転中心Oを挟んで重心Gとは反対側にある位置PT1に、質量m1を有する錘が追加される。この際、回転中心Oから位置PT1までの距離を距離d1とすると、M×D=m1×d1となるような錘および位置が選択される。以降、ロータに錘を追加するアンバランスの調整方法を、プラスバランス調整と記すことがある。
また、このアンバランスを解消する際には、図2に示す平面において、重心Gと回転中心Oとを結ぶ直線を重心G側に伸ばした直線上の位置PT2において、ロータ10の一部が削除されてもよい。この際、削除されるロータ10の部分の質量を質量m2、回転中心Oから位置PT2までの距離を距離d2とすると、M×D=m2×d2となるような質量m2および位置が選択される。以降、ロータ10の一部を削除するアンバランスの調整方法を、マイナスバランス調整と記すことがある。
プラスバランス調整およびマイナスバランス調整のいずれの場合であっても、回転中心Oから調整位置までの距離が小さくなれば、調整に必要な質量は増加する。マイナスバランスの場合は対象の部品を削除していくのであるから、どの部分でも比重は同じであり、調整に必要な質量が増加するということは、削る量が増えることになり、削る量を細かく調整することができる。またプラスバランスの場合であっても、同じ比重の錘を使用することで調整に必要な質量が増加するのであるから、体積が増えることになり微細な調整が可能になる。その結果、アンバランスの修正精度は向上する。
図3〜図5は、本発明の一実施の形態におけるロータのアンバランスの修正方法を工程順に示す図である。なお、図3および図5は、天板15の斜視図であり、図4は、ロータフレーム11の上面図である。
図1および図3を参照して説明すると、本実施の形態におけるポリゴンミラースキャナモータにおいて、ロータ10のアンバランスを修正する際には、始めに、平面PL1内における調整箇所BP1において、ロータ10の静アンバランスを調整する。平面PL1は、回転軸Rを法線とする平面である。平面PL1は、ポリゴンミラー16よりも上部であることが好ましく、ここでは天板15の上面である。調整箇所BP1は、回転軸Rを中心とする周上の調整箇所である。
具体的には、既知の方法で平面PL1内でのロータ10の静アンバランスが測定される。そして、平面PL1内での静アンバランスが既定値(たとえば1mg・cm)以下となるように、調整箇所BP1上における天板15を除去する位置、および除去する天板15の質量が決定される。次に、調整箇所BP1上(天板15の上面)の決定された位置に孔(丸穴)CO1が形成される。これにより、マイナスバランス調整が行われる。孔CO1は、たとえばドリルなどで形成される。孔CO1を形成する際に除去される天板15の質量は、上述の質量m2に対応している。孔CO1の回転軸Rからの距離(言い換えれば、調整箇所BP1の半径r1)は、上述の距離d2に対応している。孔CO1は、複数であってもよいし単数であってもよい。
図1および図4を参照して説明すると、次に、平面PL2内における調整箇所BP2において、ロータ10の静アンバランスを調整する。平面PL2は、回転軸Rを法線とする平面であり、平面PL1とは異なる平面である。調整箇所BP2は、回転軸Rを中心とする周上の調整箇所である。
具体的には、既知の方法で平面PL2内でのロータ10の静アンバランスが測定される。そして、平面PL2内での静アンバランスが既定値(たとえば1mg・cm)以下となるように、調整箇所BP2上における錘WT2を付加する位置、および付加する錘WT2の質量が決定される。次に、調整箇所BP2上の決定された位置に錘WT2が付加される。これにより、プラスバランス調整が行われる。錘WT2の質量は、上述の質量m1に対応している。錘WT2の回転軸Rからの距離(言い換えれば、調整箇所BP2の半径r2)は、上述の距離d1に対応している。錘WT2は、複数であってもよいし単数であってもよい。
アンバランスの調整に用いられる錘としては、たとえばパテが用いられる。また、錘としては、ビーズ、セラミック、または金属などの固体材料を含有する接着剤が用いられてもよい。
なお、調整箇所BP1およびBP2の各々において行われるアンバランスの調整は、上述の静アンバランスの代わりに、動アンバランスの調整であってもよいし、偶アンバランスの調整であってもよい。動アンバランスおよび偶アンバランスの調整の各々は、既知の方法で行われる。また、調整箇所において錘を設ける場合には、上述のように凹部が設けられていないので、半径方向および円周方向の任意の位置で調整が可能となる。
図1および図5を参照して説明すると、調整箇所BP1および調整箇所BP2におけるアンバランスの調整後に、平面PL1内における調整箇所BP3において、ロータ10全体(回転体全体)のスタティックアンバランスまたはダイナミックアンバランスのうち少なくともいずれか一方を小さくする方向(ゼロに近づける方向)に調整を行う。調整箇所BP3は、回転軸Rを中心とする周上の調整箇所である。調整箇所BP3の半径r3は、調整箇所BP1の半径r1および調整箇所BP2の半径r2の各々よりも小さい。
具体的には、既知の方法でロータ10全体のスタティックアンバランスおよびダイナミックアンバランスのうち少なくともいずれか一方が測定される。そして、スタティックアンバランスおよびダイナミックアンバランスのうち少なくともいずれか一方が既定値(たとえば0.1mg・cm)以下となるように、調整箇所BP3上における天板15の一部を除去する位置、および除去する天板15の質量が決定される。次に、調整箇所BP3上(天板15の上面)の決定された位置に孔(丸穴)CO3が形成される。これにより、マイナスバランス調整が行われる。孔CO3は、たとえばドリルなどで形成される。孔CO3を形成する際に除去される天板15の質量は、上述の質量m2に対応している。孔CO3の回転軸Rからの距離(言い換えれば、調整箇所BP3の半径r3)は、上述の距離d2に対応している。孔CO3は、複数であってもよいし単数であってもよい。また、微細に調整するためには、ドリルの径をより小径として作業を行ってもよい。
上述の「スタティックアンバランスの調整」とは、ロータの静不釣合いを調整し、残る不釣合いを左右反対方向(180度逆向き)で同じ量を持つように調整するカップルアンバランスの調整を意味している。上述の「ダイナミックアンバランスの調整」とは、動不つりあいにおいて、左右面の2面の不つりあいをベクトル合成した不つりあいを調整する合成アンバランスの調整を意味している。
調整箇所BP3の半径r3は、調整箇所BP1の半径r1および調整箇所BP2の半径r2の各々よりも小さい。このため、調整箇所BP1、BP2、およびBP3の各々で同じ量のアンバランスを調整することを想定した場合に、調整箇所BP3でのアンバランスの調整に必要な質量は、調整箇所BP1およびBP2の各々でのアンバランスの調整に必要な質量に比べて大きくなる。つまり、外径側(調整箇所BP1)でアンバランスの調整を行った場合には、慣性が大きいため、少量の質量によってロータのバランスは大きく変わる。一方、内径側(調整箇所BP3)でアンバランスの調整を行う場合には、慣性が小さいため、ロータのバランスを変えるのに多くの質量を要する。言い換えれば、マイナスバランスの場合は対象の部品を削除していくのであるから、どの部分でも比重は同じであり、調整に必要な質量が増加するということは、削る量が増えることになり、削る量を細かく調整することができる。またプラスバランスの場合であっても、同じ比重の錘を使用することで調整に必要な質量が増加するのであるから、体積が増えることになり微細な調整が可能になる。調整箇所BP3でのアンバランスの調整は、調整箇所BP1およびBP2の各々でのアンバランスの調整と比較して、より微細な調整を行うことができるものになる。その結果、調整箇所BP1およびBP2でのアンバランスの調整を行った後で、調整箇所BP3でのアンバランスの調整を行うことで、アンバランスの微修正を容易に行うことができ、アンバランスの修正精度を向上することができる。
これにより、調整箇所BP1およびBP2でのアンバランスの調整によって、バランスマシンの調整精度の限界点まで調整した後に、調整箇所BP3のバランス調整によって、バランスマシンの限界を超えた、いわゆるゼロバランスまで調整が可能である。調整箇所BP3でのアンバランスの調整によって、多くの質量で調整を行うことにより、微細な調整を行うことが可能になる。
図6は、本発明の一実施の形態における、ロータのアンバランスの修正後のポリゴンミラースキャナモータの構成を模式的に示す断面図である。
図6を参照して説明すると、天板15の上面の調整箇所BP1およびBP3の各々の所要の位置には、所要の大きさの孔CO1およびCO3の各々が形成されている。凹部11d内の調整箇所BP2の所要の位置には、所要の質量を有する錘WT2が設けられている。
本実施の形態によれば、第3の調整工程において溝内ではない略平面上においてロータのアンバランスが調整される。これにより、錘を固定するための溝などの構成を省略することができる。その結果、簡易な方法でアンバランスを修正することができ、ロータの構造の複雑化を抑止することができる。さらに、コストを削減することができる。加えて、調整箇所BP1およびBP3においてマイナスバランス調整によりロータのアンバランスが調整される。これにより、プラスバランス調整に必要な錘や、錘を固定するための溝などの構成を省略することができる。その結果、簡易な方法でアンバランスを修正することができ、ロータの構造の複雑化を抑止することができる。さらに、コストを削減することができる。
なお、本実施の形態において、ロータ10は天板15を含んでいなくてもよく、調整箇所BP1およびBP3の各々は、ポリゴンミラー16の上面に設けられていてもよい。
[変形例]
図7は、本発明の一変形例における、ロータのアンバランスの修正後のポリゴンミラースキャナモータの構成を模式的に示す断面図である。
図7を参照して説明すると、本変形例では、天板が設けられておらず、ポリゴンミラー16の上面に調整箇所BP1およびBP3が設けられている。ポリゴンミラー16の上面は略平面となっている。調整箇所BP1およびBP3の各々においてプラスバランス調整が行われ、調整箇所BP2においてマイナスバランス調整が行われる。ポリゴンミラー16の上面の調整箇所BP1およびBP3の各々の所要の位置には、所要の大きさの錘WT1およびWT3の各々が設けられている。ポリゴンミラー16の上面は略平面であり、錘を固定するための溝は形成されていない。錘WT1およびWT3の各々はポリゴンミラー16の上面よりも上方に突出している。錘WT1およびWT3は、同一の材料よりなっている。つまり使用する錘は同材質、同比重である。錘WT1およびWT3の各々は、複数であってもよいし単数であってもよい。
ロータフレーム11には凹部11dは設けられていない。調整箇所BP2は、側壁部11cの外周面11caにおける平面PL2内の位置に設けられている。側壁部11cの外周面11caの調整箇所BP2の所要の位置には、所要の大きさの孔CO2が形成されている。孔CO2は、複数であってもよいし単数であってもよい。
本変形例のように、調整箇所BP1、BP2、およびBP3のうち少なくとも2つの箇所(ここでは調整箇所BP1およびBP3)においてプラスバランス調整が行われる場合には、同材質、同比重である錘(ここでは錘WT1およびWT3)が用いられる。
なお、本変形例においてロータ10は天板を含んでいてもよく、調整箇所BP1およびBP3の各々は天板の上面に設けられていてもよい。天板がプラスバランス調整に使用され、プラスバランス調整に用いられる錘がパテよりなっている場合、天板は、パテとの相性がよい銅系金属、アルミステンレスなどよりなっていることが好ましい。
本変形例の上述以外のモータの構成およびロータのアンバランスの修正方法は、上述の実施の形態の場合と同様であるため、同一の部材には同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
本変形例によれば、調整箇所BP1およびBP3において、同一の材料よりなる錘を用いたプラスバランス調整によりロータのアンバランスが調整される。これにより、複数の異なる比重の材料よりなる錘を準備する必要がなくなる。また、調整箇所BP2においてマイナスバランス調整によりロータのアンバランスが調整される。これにより、調整箇所BP2において、プラスバランス調整に必要な錘や、錘を固定するための溝などの構成を省略することができる。さらに、天板を省略することができる。その結果、簡易な方法でアンバランスを修正することができ、ロータの構造の複雑化を抑止することができる。さらに、コストを削減することができる。
加えて、錘WT1およびWT3の各々を固定するための溝が形成されていないので、簡易な方法でアンバランスを修正することができ、ロータの構造の複雑化を抑止することができる。
ここで、特許文献2においては、錘を設ける全ての位置に予め溝を形成する必要がある。このため、溝の径にてバランス調整を行う必要があり、異なる径での調整ができない。また、溝の形成による天板などの強度の低下を補うために、その他の部分の材厚を増やしたり、溝内に仕切りを設け補強したりする構造が必要になる。その結果、質量の増加や構造の複雑化を招く。また仕切りを形成した場合、調整箇所が仕切りの上に来てしまう場合があり、好ましくない。本変形例においては、調整位置BP1、BP2、およびBP3のいずれにおいても、予め溝を設ける必要が無い。これにより、径方向と周方向のどの位置にても調整をおこなうことができ、より確実なバランス調整が可能である。なお、位置およびバランス調整に関しては、バランスマシンにて検出された調整位置に、プラスバランスのための塗布機が自動的に移動する構成を採用することができる。また、マイナスバランスのための切除用工作機が自動的に移動する構成を採用してもよい。
なお、調整箇所BP1、BP2、およびBP3のうち少なくとも1つにおいて、溝内ではない略平面上に錘を付加することによりロータのアンバランスが調整されればよい。これにより、予め溝を形成しないことによる上記効果を得ることができる。
[その他]
調整箇所BP1、BP2、およびBP3の各々の位置は任意であり、調整箇所BP3は、回転軸Rを法線とする平面であって、平面PL1およびPL2の各々とは異なる平面に設けられてもよい。
調整箇所BP1、BP2、およびBP3の各々でのアンバランスの調整の方法は、プラスバランス調整であってもよいし、マイナスバランス調整であってもよいし、プラスバランス調整とマイナスバランス調整との組合せであってもよい。調整箇所BP1、BP2、およびBP3の各々でのアンバランスの調整の方法としては、それぞれの調整箇所に適した方法を採ることができる。マイナスバランス調整を行う場合には、ロータ10の一部が削除されればよい。さらに、調整箇所BP1、BP2、およびBP3に加えて、別の調整箇所においてアンバランスの調整が行われてもよい。
本発明の修正対象となるロータは、ポリゴンミラースキャナモータのロータである場合の他、ファンモータのインペラなどのアウターロータ型モータのロータであってもよい。また、インナーロータ型モータや面対向モータのロータであってもよい。
上述の実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 ロータ
11 ロータフレーム
11a ロータフレームのロータボス
11b ロータフレームのロータテーブル
11c ロータフレームの側壁部
11ca ロータフレームの側壁部の外周面
11cb ロータフレームの側壁部の内周面
11d ロータフレームの凹部
11e ロータフレームの孔
12 マグネット
13 シャフト
13a シャフトの下端面
15 天板
15a 天板の嵌合孔
16 ポリゴンミラー
16a ポリゴンミラーの嵌合孔
17 押さえばね
17a 押さえばねの嵌合孔
17b 押さえばねの足
20 ステータ
21 ステータコア
21a ステータコアのティース部
22 ステータコイル
32 ステータハウジング
33 固定板
34 スラスト受け板
35 貫通孔
40 基板
40a 基板の孔
BP1,BP2,BP3 調整箇所
CO1,CO2,CO3 孔
D,d1,d2 距離
G 重心
M,m1,m2 質量
O 回転中心
PL1,PL2 平面
PT1,PT2 位置
R 回転軸
r1,r2,r3 半径
WT1,WT2,WT3 錘

Claims (6)

  1. ロータの回転軸を法線とする第1の平面内における前記回転軸を中心とする周上の第1の調整箇所のいずれかの位置において、前記ロータのアンバランスを調整する第1の調整工程と、
    前記ロータの回転軸を法線とする第2の平面であって、前記第1の平面とは異なる平面である第2の平面内における前記回転軸を中心とする周上の第2の調整箇所のいずれかの位置において、前記ロータのアンバランスを調整する第2の調整工程と、
    前記第1および前記第2の調整工程の後に、前記ロータの回転軸を法線とする第3の平面内における前記回転軸を中心とする周上の第3の調整箇所のいずれかの位置において、前記ロータのアンバランスを調整する第3の調整工程とを備え、
    前記第3の調整工程は、前記第3の調整箇所の半径が前記第1および前記第2の調整箇所の半径の各々よりも小さな略平面上で行われ
    前記第3の調整工程において、前記ロータ全体のスタティックアンバランスおよびダイナミックアンバランスのうち少なくともいずれか一方を調整する、ロータのアンバランスの修正方法。
  2. 前記第1、前記第2、および前記第3の調整工程のうち少なくとも2つの工程において、プラスバランスによる調整を行い、プラスバランスにより調整に用いる錘は、同材質、同比重である、請求項1に記載のロータのアンバランスの修正方法。
  3. 前記第1、前記第2、および前記第3の調整工程のうち少なくとも2つの工程において、マイナスバランスによる調整を行う、請求項1に記載のロータのアンバランスの修正方法。
  4. 前記第1および前記第3の平面は、同一平面である、請求項1〜のいずれか1項に記載のロータのアンバランスの修正方法。
  5. 前記ロータは、コイルが巻回されたステータコアと、前記ステータコアの外径側で前記ステータコアと対向するマグネットを含む前記ロータとを備えたアウターロータ型のモータのロータである、請求項1〜のいずれか1項に記載のロータのアンバランスの修正方法。
  6. 前記ロータは、
    前記回転軸を中心として回転するシャフトと、
    前記シャフトの外周面に固定されたロータフレームと、
    前記ロータフレーム上に設けられたポリゴンミラーとを含み、
    前記ロータフレームは、
    前記シャフトの外周面に固定された内径側端部から外径方向に延在する天井部と、
    前記天井部の外径側端部から前記回転軸の延在方向に延在し、内周面に前記マグネットが固定された側壁部とを含み、
    前記第1および前記第3の調整箇所の各々は、前記ポリゴンミラーよりも上部の同一平面内に設けられ、
    前記第2の調整箇所は、前記側壁部に設けられる、請求項に記載のロータのアンバランスの修正方法。
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