JPH0580270A - ポリゴンミラーあるいはポリゴンミラーモータ - Google Patents

ポリゴンミラーあるいはポリゴンミラーモータ

Info

Publication number
JPH0580270A
JPH0580270A JP23927891A JP23927891A JPH0580270A JP H0580270 A JPH0580270 A JP H0580270A JP 23927891 A JP23927891 A JP 23927891A JP 23927891 A JP23927891 A JP 23927891A JP H0580270 A JPH0580270 A JP H0580270A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polygon mirror
bearing
motor
mirror
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23927891A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Uno
斌 宇野
Sueo Akashi
末雄 赤司
Katsutoshi Arai
勝敏 新居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP23927891A priority Critical patent/JPH0580270A/ja
Publication of JPH0580270A publication Critical patent/JPH0580270A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】回転むらの小さいポリゴンミラーあるいはポリ
ゴンミラーモータを提案すること。 【構成】ポリゴンミラーの表面の異径箇所に即硬化性の
接着剤を滴下し接着してポリゴンミラーを構成し、また
このポリゴンミラーを磁性流体軸受を有するポリゴンミ
ラーモータ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビーム等の記録
装置に適用されるもので、高速高精細に好適な、ポリゴ
ンミラーを使用する光ビーム走査装置の低振動化に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のポリゴンミラーモータを、図3,
図4を用いて説明する。図に示すポリゴンミラーモータ
は、中央に貫通孔1が形成され、外周縁を正多角形とす
る複数の鏡面2を有する平板状の回転体を貫通孔1が形
成されたセラミックス製の筒体31と、該筒体31の外周
に焼ばめ固着した金属製の外周部材32 とから構成され
る。外周部材32 の外周縁を正多角形とする複数の鏡面
2に形成してポリゴンミラーロータ3とし、このロータ
3を前記の貫通孔1を貫通して支持体4に備えられた固
定軸5の外周にあって、外周面に動圧発生用溝111
形成したプッシュ51に回転自在に設けて、かつ前記外
周部材32と平行に固定され、ロータ3を回転させるス
テータコイル6を前記支持体4又はカバー体11に備
え、前記ロータ3の外周部材32 に設けられた永久磁石
又は二次導体のマグネット7と前記ステータコイル6と
によってロータ3を回転させるモータユニットを構成し
て、前記ロータ3と支持体4との間に金属又はセラミッ
クス材からなるスラスト受部材9を介在配備するように
し、このロータ3とこれと対向して形成される摺動面の
いずれにも又はいずれかに動圧発生用溝10を形成して
ある。
【0003】この種モータとしては特開昭62−75616 号
公報が知られている。
【0004】前記ロータ3の筒体31 は中央に円筒形状
の貫通孔のある円筒体若しくは角筒体で前記固定軸5又
は固定軸5に嵌支されるブッシュ51 に嵌装され、前記
支持体4上に介在される受部材9に対面配備されている
もので、この受部材9としては角形又は円形の板体でロ
ータ3のマグネット7に対向する面及びステータコイル
6に対向する面にあるが、筒体31の軸方向側面の両側
に設けて筒体31を挾持してある。また筒体31 にはこ
の受部材9に対応する面の摺動面の両方の面に動圧発生
用溝10、例えば、ねじり方向が逆向きのスパイラル状
溝をランド部を残して形成した硬質のセラミックス材料
例えばSiC焼結体,BeOを含むα−SiC焼結体、
又はSi24焼結体などで構成したものを用いてスラス
ト軸受部として形成する。前記ロータ3とスラスト受板
の受部材10との間とのクリアランスは5〜15μmと
してロータ3が起動時には下部受部材9側に密着し、回
転後動圧が生じて浮上後は上部受部材10側に接近して
運転できるようになっている。
【0005】前記マグネット7はロータ3の外周部材3
2 に設けた丸孔の挿入孔8に埋込配備して、上面を平坦
に面合わせ、または、挿入孔8に対してマグネット7を
上面より窪み状態或いは突出状態に配置している。
【0006】前記挿入孔8は前記ロータ3の筒体31
は外周部材32に複数個環状に形成配備してある。
【0007】図中101 はヘリングボーン状に形成した
動圧発生用溝で固定軸5に嵌装されるブッシュ51 の外
周面又はこれに対応する回転体側面のいずれかの面に多
数設けてラジアル軸受を形成している。11はカバー体
であって、支持体4に嵌着し、レーザプリンタなどの密
閉構造としたもので、バーコードリーダなどのように鮮
明度を要求されない場合には省略できる。12は投光用
窓部、13は留めナットで温度膨張経時によるゆるみを
防止するものである。
【0008】なお前記筒体31 がその上下両面に動圧発
生用溝10を備えたものであるが、この動圧発生用溝1
0はスパイラル状の方向は両面に設けた場合に逆方向
(投影面上同じ向き)に設けてポリゴンロータを回転駆
動する際に誤って逆方向に回転させても焼損することが
ないようにしている。
【0009】なお、この具体例では固定軸5として金属
製固定軸5上にヘリングボーン状溝を外周に有するセラ
ミックス材料のスリープ状ブッシュ51 を備えてある
が、前記ロータ3の浮上量を拘束する手段としてはロー
タ3の上方位置で固定軸5に設けた上部受部材9を座金
14及び固定用ナット15若しくはその他のストッパを
選んで固着する構成としてある。
【0010】また前記支持体4はアルミニウム材から構
成されるものであって、前記摺動部材の廻り止めとして
用いられるものであるが、前記固定軸5及び支持体4も
SiCを主体とするセラミックス材料で構成することも選
んでできる。
【0011】しかして鏡面2のあるロータ3は支持体4
にある固定軸5のスリーブ状のブッシュ51 上にマスバ
ランス,液体バランス及び磁気バランスが良好に維持さ
れて円滑に回転され、回転時の空気抵抗も小さく運転で
きるものである。
【0012】この場合、前記支持体4とロータ3との間
に介在された受部材9の対応面に動圧発生用溝10があ
り、その対面側は平滑な平面としてスラスト軸受部とす
るものであり、また、ラジアル軸受部は固定軸5上のス
リーブ状のブッシュ51 の外周面、又は貫通孔1の円筒
面のいずれか一方の面にヘリングボーン状の動圧発生用
溝101を形成し、他方の面を平滑な円筒面として構成
するものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、レー
ザビームプリンタが、鮮明画像を高速で作るため、ポリ
ゴンミラーモートルの軸受に、セラミックの動圧空気軸
受を用いている。
【0014】空気軸受は、超高精度の加工を必要とし、
その為の高価な設備および多くの作業時間を必要とす
る。
【0015】しかし、いかに高精度に製作しても回転む
らを完全になくすことは不可能であり、回転時の回転む
らをいかに抑制するかがこの種装置で求められる永遠の
課題である。
【0016】また、始動時および停止寸前には、動圧が
不十分であり、どうしても固体接触を行なうので、軸受
の起動回数寿命が短く、かつ、軸受部接触時に生じるセ
ラミック粉末が、全閉モートル内に飛散し、ミラーのレ
ーザ光反射面を汚損する。さらに、高温時に、遠心力に
よって、マグネットが変位し、ロータの不釣合が変化し
て、モートルの振動が変化し、最悪状態では、画像不良
が生じる等の問題点を有している。
【0017】本発明は、前記に着目し、高速回転時の回
転むらの少ないポリゴンミラーを簡単な構成で提供する
こと、あるいは回転時の回転むらが小さく、又、起動に
伴う摩耗を減少して寿命の大幅な延長を図るポリゴンミ
ラーモータを提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的は、ポリゴンミ
ラーの表面の異径箇所に硬化性の接着剤を接着するこ
と、およびこのポリゴンミラーを磁性流体軸受を有する
モータによって高速回転することによって達成される。
【0019】
【作用】ポリゴンミラーのアンバランスのうち大きなも
のについてはポリゴンミラーの外周部に滴下する接着剤
で修正し、これでも除去できない小さなアンバランスは
この外周部よりも内側に滴下する接着剤で修正するよう
にしたので、アンバランスの修正を可及的に小さくする
ことができる。
【0020】また、この修正されたポリゴンミラーを磁
性流体軸受ユニットを有するモータで駆動することによ
り、より回転むらの少ないポリゴンミラーモータを提案
できるように作用する。
【0021】
【実施例】回転むらを低減する為に用いる流体軸受は、
流体に潤滑油に類するものを主成分として用いると、軸
受とシャフト間に空気よりもはるかに丈夫な潤滑膜が形
成されるため、空気軸受のように本体の振動によって軸
受とシャフトが金属接触することもなく、また、ボール
ベアリングのように転動面の変化や潤滑グリースの倒れ
込みなどによって、ロストルクが急変することもなく、
温度によって流体の粘性が徐々に変化するにつれ、軸受
けのロストルクも徐々に変化する。
【0022】例えば、15000rpm のポリゴンミラー
モートルは、一回転の周期が4mSECであり、回転数の変
化は、mSECオーダーの時間で論じられるが、自己加
熱による流体の粘性変化は、秒〜分単位であり、コント
ローラが十分に回転数制御を行なえる範囲にあるので、
回転むらが悪化することがない。
【0023】しかし、シャフト端面が自重で固定部に接
触すると焼付きを生じる。この防止法としてスラスト軸
受を設けるが、接触軸受である以上精度に応じた振動を
生じる。
【0024】この対策として、回転検出用マグネット
に、従来どおりの回転検出着磁パターンと磁気スラスト
軸受用の着磁パターンを設け、回転部に配置し、対向面
の固定部分に反発用の磁気スラスト軸受用マグネットを
配置すると、常時ロータが浮上するため、振動・騒音・
軸受ロスが低減するように作用する。
【0025】運転中の振動変化は、バネ固定あるいは接
着固定されているミラーと軸の同心度が温度上昇のため
に変化したり、接着しているマグネットと軸の同心度が
温度上昇のため変化するため、回転体の不釣合が増加し
生じるものである。
【0026】この対策として、ミラーおよびマグネット
を焼嵌によって固定すると、使用中の温度上昇や遠心力
によってミラーやマグネットが変位することがないの
で、運転中の不釣合変化がなく、振動変化が低減する。
【0027】また、モートル組立後に、ポリゴンミラー
上にウエイト(接着剤)を付加し、不釣合の修正を行な
うと、トリミングによる修正と異なり、ミラーの変形を
起こしたり、切削粉の混入により、後にミラー反射面を
傷つけることもなく作用する。
【0028】ここに、接着剤の粘度を1000〜200
0CP程度に選択した紫外線硬化型のものを用いれば、
滴下点から流れることもなく、接着剤の接触角も90°
以下になり、接着としては良好な条件となる。
【0029】しかし、ディスペンサーの最小滴下単位の
関係で、中心から同一距離に滴下したのでは、必要な残
留不釣合(5mgfcm程度以下)を得ることができな
い。そこで、荒修正は外側に仕上げ、修正は内側になる
よう、複数の修正点を決めると、5mgfcm以下の精
密不釣合修正を可能とする。
【0030】磁性流体軸受は、空気軸受に比し、膜強度
が格段に強いので、始動時・運転時ともラジアル軸受と
シャフトの金属接触が生じないよう動作する。
【0031】それによって、軸受やシャフトが摩耗しな
いので、軸受とシャフトのクリアランスが大きくなるこ
となく、ポリゴンミラー面倒れの増加や振動の増加が生
じることがない。
【0032】以下、本発明の構成の一実施例について、
図1を用いて説明する。
【0033】鉄心18に駆動コイル19を巻き、ハウジ
ング20に装着し、駆動コイルユニットとなす。そし
て、位置検出センサー21と回転数検出コイルパターン
を配したプリント基板22を配置し、さらに、ラジアル
軸受23,24を軸受支持部材25に固定し、エアポケ
ット26の側に動圧シール27を配置して、さらにその
外側に磁気シール28を配置して、軸受カバー29で、
反シール側をふさぎ、軸受部に規定量の磁性流体30を
注入したシール一体形磁性流体軸受を形成する。さら
に、軸受支持部材25の回転検出マグネット対向部に、
磁気スラスト軸受用マグネット31を配置し、前記駆動
コイルユニットの一開口端にセットすることによって、
モートルの固定部を形成する。
【0034】次に、カラー32にシャフト33を焼嵌
し、モートルマグネット34および回転検出用マグネッ
ト35を焼嵌して、さらにポリゴンミラー36を焼嵌す
ることによって、モートルの回転部を形成する。
【0035】そして、モートルの回転部を、前記モート
ル固定部のシール一体形磁性流体軸受に挿入して、ポリ
ゴンミラーモートルを形成する。
【0036】以下本発明の特徴とするところについて説
明する。
【0037】前記シール一体形軸受は、図1に示すよう
にラジアル荷重に対してはラジアル軸受23,24で受
け、スラスト荷重に対しては回転検出用マグネット35
の着磁パターンを、図2に示すように、回転検出用の多
極着磁部分を外側に、磁気スラスト軸受の反発極として
の着磁部分を内側に着磁して、カラー32に焼嵌をし、
一方の磁気カラスト軸受極を得る。
【0038】対となるべき他の一方の磁気スラスト軸受
用マグネット31は、軸受支持部25にセット用の溝3
7を設けて、接着固定をして配置する。
【0039】そして、磁気スラスト軸受用マグネット3
1の反発面を、プリント基板22の検出コイルパターン
面とをほぼ同一にする。
【0040】磁気軸受のマグネットの強さによって、ス
ラスト方向のギャップを調整できるので、回転検出マグ
ネット35とプリント基板22の間のギャップを適正か
つ均一に保つことができ、回転検出電圧もほぼ一定とな
って、電気的・機械的に信頼性の高い構成にすることが
できる。
【0041】もちろん、回転部のシャフト33の端面と
軸受カバー29は、図1に示すように常時非接触の状態
に保たれるので、振動および損失が低減するとともに、
軸受のスラスト方向の精密加工部品がなくなるので、安
価に製造できるようになる。38はシャフト下端部に存
在するスラスト空間である。
【0042】また、プリント基板22と磁気スラスト軸
受マグネット31を接着すると、プリント基板端面より
出る塵埃を防止でき、ポリゴンミラー36の汚損防止を
図ることもできる。
【0043】また、運転中の振動変化は回転部の不釣合
の変化により生じることが知られており、実験的にも確
認されたので、回転部構成部品が径方向に変位するのを
防止するため、径の小さいSUS製のシャフト33に熱
膨張率の大きなアルミのカラー32を焼嵌あるいは温嵌
で装着し、温度変化時における同心ずれを防止する。カ
ラー32とポリゴンミラー36は、ミラーの鏡面変形に
よるレーザ光の反射角急変を押えるため、材料の物理特
性がほぼ同一のものとし、かつ、嵌合部の精度がミラー
の鏡面変形につながるのを防止するため、それぞれの真
円度を2μm以下程度に加工し、焼嵌を行ない、温度変
化時におけるポリゴンミラー36の径方向変位を防止す
る。
【0044】カラー32とモートルマグネット34,回
転検出マグネット35の嵌合は、カラー32より熱膨張
率の大きいプラスチックマグネットを用い、焼嵌あるい
は温嵌によって装着を行ない、温度変化による径方向へ
の変位を防止する。
【0045】前記シール一体形磁気流体軸受の流体30
は、粘性によるロスを減らすため、粘性の低いメタル潤
滑油の中に、0.1μm 以下の微細な強磁性体粉末で液
中に沈殿しない寸法,形状のものを混入撹拌したものを
用いる。
【0046】振動を押えるための不釣合修正は、図5に
示すように、ミラー36を組付ける前に、ロータ組の状
態で一度修正を行なう。ミラー36組立後、モートルに
組立て、モートル全体の振動を検出して、この振動が最
小となるよう、ミラー36の上にウエイト39を、ディ
スペンサーで不釣合に対応した量だけ滴下させる。
【0047】一般的にモートルの回転数が15000rp
m を越える場合、残留不釣合は、5mgfcm 以下程度にし
ないとLBPの騒音規格を満足できない。しかし、ミラ
ー36組付後の不釣合は、一例として15〜100mg
fcmにばらついており、このときのウエイト量換算値
は、10〜67mgである。そして、比重1.1 前後の
ウエイトを、1mg単位でコントロールしようとする
と、ディスペンサーの性能限界と滴下ウエイトの広がり
から、修正値に大きな誤差が生じ、修正作業を何回も繰
り返すことがある。
【0048】これを防ぐため、ディスペンサーと、修正
位置を複数設け、外径側で荒修正を行ない、内径側で仕
上げ修正を行なうようにし、不釣合修正におよぼす誤差
要因を除き、修正時間の短縮を図る。ここに、硬化後の
重量変化の小さな(2%以下程度)接着剤をウエイトと
して用いれば、トリミングによる修正と異なり、ミラー
に外力を加えることなく、また、ミラー36取付後に、
ごみを出すこともなく、安定かつ能率的な不釣合修正が
できる。
【0049】尚、ウエイトは外径側で大粒であり、小径
側で小粒の接着剤を滴下するようにし、微調節,アンバ
ランス量を可及的に減じるようにしている。
【0050】したがって、ボールベアリングのグリース
のように、粘度の高い潤滑材でなく、液体潤滑材である
ため、シャフトの回転に対して、軸受の負荷トルクが急
変することもなく、また、空気軸受のように、静止時軸
受構造材とシャフトが、直接接していることもなく、油
膜を介してシャフトが軸受に支持されているので、起動
時に軸受やシャフトが摩耗し、経時的にクリアランスが
大きくなって回転振動や回転むらが大きくなることもな
く、円滑な回転を経続させることができる。
【0051】以上のようにして、空気軸受使用品よりも
寿命の長いポリゴンミラーモータを提供することができ
る。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ポリゴン
ミラーの表面の異径箇所に即硬化性の接着剤を滴下し接
着するように構成したので、非常に簡単な作業でアンバ
ランスを除去することができ、回転むらの非常に小さい
ポリゴンミラーを提供できる。また、このポリゴンミラ
ーを磁性流体軸受けを有するモータで駆動するようにし
たので、回転むらが非常に少なく、かつ長寿命のポリゴ
ンミラーモータを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図。
【図2】回転検出用マグネットの着磁パターンを示す下
面図。
【図3】従来知られているモータの縦断面図。
【図4】同じく横断上面図。
【図5】図1の平面図。
【符号の説明】
1…貫通孔、2…鏡面、3…ロータ、31……筒体、32
…外周部材、4…支持体、5…固定軸、51 …ブッシ
ュ、6…ステータコイル、7…マグネット、8…挿入
孔、9…受部材、10,101 …動圧発生用溝、11…
カバー体、12…投光用窓部、13…留めナット、14
…座金、15…固定ナット、18…鉄心、19…駆動コ
イル、20…ハウジング、21…位置検出センサ、22
…プリント基板、23,24…ラジアル軸受、25…軸
受支持部材、26…エアポケット、27…動圧シール、
28…磁気シール、29…軸受カバー、30…磁性流
体、31…磁気スラスト軸受用マグネット、32…カラ
ー、33…シャフト、34…モートルマグネット、35
…回転検出用マグネット、36…ポノゴンミラー、37
…溝、38…スラリー空間、39…ウエイト。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高速回転するシャフトに取付けられ、レー
    ザを走査するポリゴンミラーにおいて、 ポリゴンミラーの表面の異径箇所に硬化性の接着剤を接
    着してなるポリゴンミラー。
  2. 【請求項2】請求項1において、 表面の異径箇所に即硬化性の接着剤を滴下接着してなる
    ポリゴンミラー。
  3. 【請求項3】請求項2において、 接着剤は、粘度が1000〜2000CP(25℃)で
    硬化後の重量変化が2%以下であるポリゴンミラー。
  4. 【請求項4】ハウジングに固定された駆動コイルユニッ
    ト、同じくハウジングに固定された軸受ユニット、軸受
    ユニットで支持されたシャフト、シャフトに固定された
    ポリゴンミラーモータにおいて、 前記軸受ユニットは磁性流体軸受を有するものとすると
    共に、ポリゴンミラー表面の異径箇所に即硬化性接着剤
    を滴下接着したポリゴンミラーモータ。
  5. 【請求項5】請求項4において、 接着剤は、粘度が1000〜2000CP(25℃)
    で、硬化後の重量変化が2%以下であるポリゴンミラー
    モータ。
JP23927891A 1991-09-19 1991-09-19 ポリゴンミラーあるいはポリゴンミラーモータ Pending JPH0580270A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23927891A JPH0580270A (ja) 1991-09-19 1991-09-19 ポリゴンミラーあるいはポリゴンミラーモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23927891A JPH0580270A (ja) 1991-09-19 1991-09-19 ポリゴンミラーあるいはポリゴンミラーモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0580270A true JPH0580270A (ja) 1993-04-02

Family

ID=17042378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23927891A Pending JPH0580270A (ja) 1991-09-19 1991-09-19 ポリゴンミラーあるいはポリゴンミラーモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0580270A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106411075A (zh) * 2015-07-31 2017-02-15 美蓓亚株式会社 转子的不平衡的修正方法
WO2019082525A1 (ja) * 2017-10-26 2019-05-02 日本電産コパル電子株式会社 空気動圧軸受用カバー

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS556265A (en) * 1978-06-28 1980-01-17 Shimadzu Corp Unbalance correcting method and apparatus of rotating body
JPS62177334A (ja) * 1986-01-27 1987-08-04 Ricoh Co Ltd 回転体用バランサ−及び回転バランスを得る方法
JPH02266856A (ja) * 1989-04-05 1990-10-31 Hitachi Ltd 軸受装置あるいはこの軸受装置を使用したモータおよびポリゴンミラーモータ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS556265A (en) * 1978-06-28 1980-01-17 Shimadzu Corp Unbalance correcting method and apparatus of rotating body
JPS62177334A (ja) * 1986-01-27 1987-08-04 Ricoh Co Ltd 回転体用バランサ−及び回転バランスを得る方法
JPH02266856A (ja) * 1989-04-05 1990-10-31 Hitachi Ltd 軸受装置あるいはこの軸受装置を使用したモータおよびポリゴンミラーモータ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106411075A (zh) * 2015-07-31 2017-02-15 美蓓亚株式会社 转子的不平衡的修正方法
CN106411075B (zh) * 2015-07-31 2019-02-15 美蓓亚株式会社 转子的不平衡的修正方法
WO2019082525A1 (ja) * 2017-10-26 2019-05-02 日本電産コパル電子株式会社 空気動圧軸受用カバー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5289067A (en) Bearing device
US5357162A (en) Spindle motor using dynamic pressure bearings
US5493161A (en) Sealed magnetic fluid bearing for polygon mirror drive motor
KR100370897B1 (ko) 스핀들 모터와 그를 이용한 자기 디스크 장치
US6664687B2 (en) Motor having single cone fluid dynamic bearing balanced with shaft end magnetic attraction
US6608415B2 (en) Spindle motor
US7466050B2 (en) Brushless motor and method of manufacturing the same
KR940011647B1 (ko) 전동장치
US20020067089A1 (en) Motor having single cone fluid dynamic bearing balanced with magnetic attraction
US6498411B2 (en) Bearing apparatus
US20040056547A1 (en) Hydrodynamic bearing system
JPH0944985A (ja) 動圧軸受装置を使用したディスク駆動装置
US20070013249A1 (en) Fluid dynamic bearing system
JPH0580270A (ja) ポリゴンミラーあるいはポリゴンミラーモータ
JPH11280755A (ja) 流体軸受装置及びこれを用いたスピンドルモータ
JPH0651224A (ja) 走査光学装置
JPH0691717B2 (ja) 電動機械
JP2718807B2 (ja) ポリゴンミラーモートル
JP3240637B2 (ja) 軸受装置
US6715921B2 (en) Shaft bearing structure of spindle motor
JP3782918B2 (ja) 動圧型軸受ユニット
JP2974514B2 (ja) 走査光学装置
JP3243112B2 (ja) 光ビーム走査装置
JPH08247139A (ja) 回転多面鏡走査装置及びその製造方法
JP2003070194A (ja) 回転駆動装置と回転体の製造方法及びポリゴンミラースキャナ装置