JP3243112B2 - 光ビーム走査装置 - Google Patents
光ビーム走査装置Info
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- JP3243112B2 JP3243112B2 JP5371494A JP5371494A JP3243112B2 JP 3243112 B2 JP3243112 B2 JP 3243112B2 JP 5371494 A JP5371494 A JP 5371494A JP 5371494 A JP5371494 A JP 5371494A JP 3243112 B2 JP3243112 B2 JP 3243112B2
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- polygon mirror
- light beam
- bearing
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- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザビーム等の記録装
置に係り、高速高精細に好適な、ポリゴンミラー(回転
多面鏡)を使用する光ビーム走査装置の取付け構造に関
するものである。
置に係り、高速高精細に好適な、ポリゴンミラー(回転
多面鏡)を使用する光ビーム走査装置の取付け構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、磁性流体軸受を用いたポリゴ
ンミラーのモータは、図1のようにステータ1の鉄芯に
巻かれた駆動コイル2に所定の通電モードで電流を流す
と、モータマグネット3との間に回転トルクが発生し、
ロータ部4がシャフト5を中心に、流体軸受ユニット6
内で高速回転する。モータマグネット3とポリゴンミラ
ー7は、シャフト5に焼嵌めしたカラー8に設けられて
いる。ロータ部4が流体軸受ユニット6内で高速回転す
ると、ロータ部4自身の持つアンバランスによって振動
を発生することがある。このような状態で長時間に渡り
ポリゴンミラーを回転し続けると、ロータ部4による振
動や回転によって発生する熱により温度変化が発生して
してしまう。
ンミラーのモータは、図1のようにステータ1の鉄芯に
巻かれた駆動コイル2に所定の通電モードで電流を流す
と、モータマグネット3との間に回転トルクが発生し、
ロータ部4がシャフト5を中心に、流体軸受ユニット6
内で高速回転する。モータマグネット3とポリゴンミラ
ー7は、シャフト5に焼嵌めしたカラー8に設けられて
いる。ロータ部4が流体軸受ユニット6内で高速回転す
ると、ロータ部4自身の持つアンバランスによって振動
を発生することがある。このような状態で長時間に渡り
ポリゴンミラーを回転し続けると、ロータ部4による振
動や回転によって発生する熱により温度変化が発生して
してしまう。
【0003】一般的に、ポリゴンミラー7はカラー8
に、螺子9によって固定されている。そして、ポリゴン
ミラー7はビームの反射特性、重量、製作性等を考慮し
て、アルミニウムを材質として使用している。一方、螺
子9はポリゴンミラー7が変形しない程度の1.2〜
1.5(kgf・m)の締め付けトルクに耐えられる等
を考慮して材質として鉄を含んだ材質(例えば、SU
S)が使用されている。
に、螺子9によって固定されている。そして、ポリゴン
ミラー7はビームの反射特性、重量、製作性等を考慮し
て、アルミニウムを材質として使用している。一方、螺
子9はポリゴンミラー7が変形しない程度の1.2〜
1.5(kgf・m)の締め付けトルクに耐えられる等
を考慮して材質として鉄を含んだ材質(例えば、SU
S)が使用されている。
【0004】この両者の材質の熱膨張の関係は、アルミ
ニウムより鉄の方が熱膨張が低いため、ポリゴンミラー
7の回転による温度上昇が発生すると、螺子9よりポリ
ゴンミラー7の方が熱膨張することになる。
ニウムより鉄の方が熱膨張が低いため、ポリゴンミラー
7の回転による温度上昇が発生すると、螺子9よりポリ
ゴンミラー7の方が熱膨張することになる。
【0005】ポリゴンミラー7と螺子9は熱的影響がな
いと、完全に固定しており緩んだりすることなないのだ
が、上述した熱膨張により、螺子9の固定は不完全にな
ってしまう。
いと、完全に固定しており緩んだりすることなないのだ
が、上述した熱膨張により、螺子9の固定は不完全にな
ってしまう。
【0006】更に、上述した装置に発生している振動に
より、緩んだ螺子9は外れてきてしまう。
より、緩んだ螺子9は外れてきてしまう。
【0007】すると、ポリゴンミラー7はカラー8との
間が浮いてしまい、ポリゴンミラー7の回転は円運動で
はなく、楕円運動のようにガタつきが生じてしまう。
間が浮いてしまい、ポリゴンミラー7の回転は円運動で
はなく、楕円運動のようにガタつきが生じてしまう。
【0008】そのため、このガタがロータ部4に伝達
し、回転のバランスを悪くしてしまい、ロータ部4のア
ンバランスによる遠心力が、シャフト5と流体軸受ユニ
ット6との間で発生するポンピング作用が生じ、流体軸
受ユニット6に設けられている油膜を破り、シャフト5
が流体軸受ユニット6に接触し、金属接触による異常音
が発生してしまう。
し、回転のバランスを悪くしてしまい、ロータ部4のア
ンバランスによる遠心力が、シャフト5と流体軸受ユニ
ット6との間で発生するポンピング作用が生じ、流体軸
受ユニット6に設けられている油膜を破り、シャフト5
が流体軸受ユニット6に接触し、金属接触による異常音
が発生してしまう。
【0009】この現象を検証するために、この装置の回
転駆動のON−OFFを10000回おこない、アンバ
ランス量が0.5mg以下の規格範囲内に有るか否かを
実験を行ったところ、図2にあるように、1000回に
満たす前にすでに規格より大きなアンバランス量になっ
てしまった。このときの状態を見ると、やはり固定部材
が緩んでしまい、バランス変化を起こしていた。
転駆動のON−OFFを10000回おこない、アンバ
ランス量が0.5mg以下の規格範囲内に有るか否かを
実験を行ったところ、図2にあるように、1000回に
満たす前にすでに規格より大きなアンバランス量になっ
てしまった。このときの状態を見ると、やはり固定部材
が緩んでしまい、バランス変化を起こしていた。
【0010】そのため、このカラー8とポリゴンミラー
7を接着剤により固定する方法が考えられるが、カラー
8はシャフト5やモータマグネット3を嵌合する際の熱
による影響で接着剤がとけてしまい、接着面に均一な厚
みを塗布することが困難であり、ポリゴンミラー7の面
倒れ特性の精度を出しずらくなってしまう。
7を接着剤により固定する方法が考えられるが、カラー
8はシャフト5やモータマグネット3を嵌合する際の熱
による影響で接着剤がとけてしまい、接着面に均一な厚
みを塗布することが困難であり、ポリゴンミラー7の面
倒れ特性の精度を出しずらくなってしまう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、カラーを有する回転部とポリゴンミラーとの固定構
造である固定部材方式、接着方式の両者のメリットを活
かし、ポリゴンミラーが回転中にがたつくことのなく、
回転部に固定されている光ビーム走査装置を提供するこ
とにある。
は、カラーを有する回転部とポリゴンミラーとの固定構
造である固定部材方式、接着方式の両者のメリットを活
かし、ポリゴンミラーが回転中にがたつくことのなく、
回転部に固定されている光ビーム走査装置を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、回転部に熱膨張係数が螺子などの固定部材
より低い材質のポリゴンミラーを上記固定部材によりま
ず固定し、且つ回転による熱的影響化でも接着力を保持
する接着剤により固定部材とポリゴンミラーを接着した
光ビーム走査装置を提案する。
するために、回転部に熱膨張係数が螺子などの固定部材
より低い材質のポリゴンミラーを上記固定部材によりま
ず固定し、且つ回転による熱的影響化でも接着力を保持
する接着剤により固定部材とポリゴンミラーを接着した
光ビーム走査装置を提案する。
【0013】
【作用】ポリゴンミラーの回転による温度上昇で、ポリ
ゴンミラーと固定部材は熱膨張するが、接着剤により固
定部材はポリゴンミラーに固定されているため、ポリゴ
ンミラーから外れることはない。
ゴンミラーと固定部材は熱膨張するが、接着剤により固
定部材はポリゴンミラーに固定されているため、ポリゴ
ンミラーから外れることはない。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。
る。
【0015】図3は本発明に係る光ビーム走査装置の一
例を示す概略断面図であり、その全体構成を説明する。
例を示す概略断面図であり、その全体構成を説明する。
【0016】図2において、ステータの鉄芯11に駆動
コイル12を巻きつけハウジング13に装着し、駆動コ
イルユニット14を形成する。このハウジング13の上
部には磁気スラスト軸受用の第1のマグネット15を接
着剤などで固定する。
コイル12を巻きつけハウジング13に装着し、駆動コ
イルユニット14を形成する。このハウジング13の上
部には磁気スラスト軸受用の第1のマグネット15を接
着剤などで固定する。
【0017】そして、後述する検出用マグネット16の
外周付近に、回転位置を検出する位置検出センサ17を
設け、回転数検出コイルパターンを配したプリント基板
18を配置する。
外周付近に、回転位置を検出する位置検出センサ17を
設け、回転数検出コイルパターンを配したプリント基板
18を配置する。
【0018】更に、シャフト19をラジアル方向に回動
可能にするラジアル軸受を固定する軸受支持部材20を
設け、この上方に第1の軸受21、下方に第2の軸受2
2を配置する。そして第1の軸受21の上部がエアポケ
ット23となっており、この上部に動圧シール24を配
置し、更にこの上面に磁気シール25が設けられてい
る。そして、軸受支持部材20の第2の軸受22が固定
されている底面は、Oリング26を設けられており、軸
受カバー27により塞がれている。そして、軸受部28
を構成し、この中に所定量の磁性流体を注入し、シール
一体形磁性流体軸受29を形成する。
可能にするラジアル軸受を固定する軸受支持部材20を
設け、この上方に第1の軸受21、下方に第2の軸受2
2を配置する。そして第1の軸受21の上部がエアポケ
ット23となっており、この上部に動圧シール24を配
置し、更にこの上面に磁気シール25が設けられてい
る。そして、軸受支持部材20の第2の軸受22が固定
されている底面は、Oリング26を設けられており、軸
受カバー27により塞がれている。そして、軸受部28
を構成し、この中に所定量の磁性流体を注入し、シール
一体形磁性流体軸受29を形成する。
【0019】軸受部28に注入する磁性流体は、粘性に
よる回転ロスを低減するため、粘性の低いメタル潤滑油
の中に0.1μm以下の微細な強磁性体粉末で沈殿のし
ない寸法、形状のものを混入、撹拌したものを用いてい
る。グリースのような粘性の高い潤滑剤ではない、液体
潤滑剤であるため、シャフト19の回転に対して軸受の
負荷トルクが急変することがなく、また空気軸受のよう
に静止状態のとき軸受とシャフトが直接接することもな
く、駆動のON−OFF時のシャフト19、第1,2の
軸受21、22が摩耗しなく、常に一定のクリアランス
を保ち、円滑な回転を行うことが可能である。
よる回転ロスを低減するため、粘性の低いメタル潤滑油
の中に0.1μm以下の微細な強磁性体粉末で沈殿のし
ない寸法、形状のものを混入、撹拌したものを用いてい
る。グリースのような粘性の高い潤滑剤ではない、液体
潤滑剤であるため、シャフト19の回転に対して軸受の
負荷トルクが急変することがなく、また空気軸受のよう
に静止状態のとき軸受とシャフトが直接接することもな
く、駆動のON−OFF時のシャフト19、第1,2の
軸受21、22が摩耗しなく、常に一定のクリアランス
を保ち、円滑な回転を行うことが可能である。
【0020】カラー30はアルミニウムでできており、
そして材質がステンレス(例えば、SUS)であるシャ
フト19で外径を小さめにしたものを焼き嵌め、温嵌め
により装着している。これによって、温度変化時におけ
る同心ずれを防ぎ、回転部31における不釣合変化が生
じないようにしている。
そして材質がステンレス(例えば、SUS)であるシャ
フト19で外径を小さめにしたものを焼き嵌め、温嵌め
により装着している。これによって、温度変化時におけ
る同心ずれを防ぎ、回転部31における不釣合変化が生
じないようにしている。
【0021】モータマグネット32を駆動コイル12に
対向するように、そして検出用マグネット16を上記位
置検出センサ17に対向するように、カラー30に焼嵌
め、温嵌めにより嵌合されている。モータマグネット3
2、検出用マグネット16の材質は熱膨張の大きいプラ
スチックなどを用い、温度変化による径方向の変位を防
止している。
対向するように、そして検出用マグネット16を上記位
置検出センサ17に対向するように、カラー30に焼嵌
め、温嵌めにより嵌合されている。モータマグネット3
2、検出用マグネット16の材質は熱膨張の大きいプラ
スチックなどを用い、温度変化による径方向の変位を防
止している。
【0022】そして磁気スラスト用の第2のマグネット
33は、第1のマグネット15対向するように形成され
ている。
33は、第1のマグネット15対向するように形成され
ている。
【0023】そして、鏡面加工した多角形状の側面を有
するポリゴンミラー34をカラー30に螺子などの固定
部材35により固定し、回転方向の変位を防止してい
る。このとき光ビームの反射角急変を抑制するために、
物理特性が略同一が望ましく、また嵌合部36における
加工精度が鏡面変形につながるため、夫々の真円度を2
μm程度にする必要がある。そして、温度変化における
熱膨張の影響を抑制するため、ポリゴンミラー34はカ
ラー30に滑合させる。
するポリゴンミラー34をカラー30に螺子などの固定
部材35により固定し、回転方向の変位を防止してい
る。このとき光ビームの反射角急変を抑制するために、
物理特性が略同一が望ましく、また嵌合部36における
加工精度が鏡面変形につながるため、夫々の真円度を2
μm程度にする必要がある。そして、温度変化における
熱膨張の影響を抑制するため、ポリゴンミラー34はカ
ラー30に滑合させる。
【0024】カラー30は、回転を行うためのラジアル
方向に対する主要部品であり、そのため随所に渡り、高
精度が要求される。一方、ポリゴンミラー34は、光ビ
ームを反射するための鏡面加工が必要である。また、カ
ラー30はシャフト19を嵌合させる作業も行う。その
ためにカラー30とポリゴンミラー34は一体的に製作
することが困難なため、別々に製作している。
方向に対する主要部品であり、そのため随所に渡り、高
精度が要求される。一方、ポリゴンミラー34は、光ビ
ームを反射するための鏡面加工が必要である。また、カ
ラー30はシャフト19を嵌合させる作業も行う。その
ためにカラー30とポリゴンミラー34は一体的に製作
することが困難なため、別々に製作している。
【0025】さらに、温度変化、振動による固定部材の
緩み、回転方向の変位が生じないよう、この固定部材3
5を接着剤37で固着し、回転部31を構成する。この
接着剤37には、特に嫌気性接着剤が好ましい。これは
主成分がポリエステル型アクリル酸ジエステルという嫌
気性重合物であり、大気中では液体であるが、空気(酸
素)から遮断されると重合を開始するものである。液型
無溶剤、常温硬化型でポットライフが極めて長く、貯蔵
安定性、作業性の点からも有利であり、組立前に被接着
物をプライマー又はトリクレン、シンナーなどで脱脂し
表面を充分乾燥させ、隙間に十分行き渡るように塗布す
る。硬化時間は常温で4〜12時間、100℃の加熱硬
化で10〜15分、175℃では5〜10分程度であ
る。
緩み、回転方向の変位が生じないよう、この固定部材3
5を接着剤37で固着し、回転部31を構成する。この
接着剤37には、特に嫌気性接着剤が好ましい。これは
主成分がポリエステル型アクリル酸ジエステルという嫌
気性重合物であり、大気中では液体であるが、空気(酸
素)から遮断されると重合を開始するものである。液型
無溶剤、常温硬化型でポットライフが極めて長く、貯蔵
安定性、作業性の点からも有利であり、組立前に被接着
物をプライマー又はトリクレン、シンナーなどで脱脂し
表面を充分乾燥させ、隙間に十分行き渡るように塗布す
る。硬化時間は常温で4〜12時間、100℃の加熱硬
化で10〜15分、175℃では5〜10分程度であ
る。
【0026】このシール一体形磁性流体軸受29をハウ
ジング13に固定し、そして回転部31のシャフト19
を第1,2の軸受21,22に挿入することで、光ビー
ム走査装置38となる。
ジング13に固定し、そして回転部31のシャフト19
を第1,2の軸受21,22に挿入することで、光ビー
ム走査装置38となる。
【0027】シール一体形磁性流体軸受29は、第2図
に示すようにラジアル荷重に対しては第1,2の軸受2
1,22により受け、スラスト荷重に対しては第1,2
のマグネット15,33により受けている。回転部31
のシャフト19の端面部39と軸受カバー27の間にス
ラスト空間40があり非接触状態となっている。そのた
め、シャフト19は装置の回転より発生する振動等を低
減するようになっており、またスラスト方向の精密加工
が不要となっている。
に示すようにラジアル荷重に対しては第1,2の軸受2
1,22により受け、スラスト荷重に対しては第1,2
のマグネット15,33により受けている。回転部31
のシャフト19の端面部39と軸受カバー27の間にス
ラスト空間40があり非接触状態となっている。そのた
め、シャフト19は装置の回転より発生する振動等を低
減するようになっており、またスラスト方向の精密加工
が不要となっている。
【0028】このように構成した光ビーム装置38はバ
ランス調整を行う。バランス調整後の光ビーム装置38
に、駆動のON−OFFを1万回おこない、アンバラン
ス量が0.5mg以下の規格範囲内に有るか否かを、そ
の都度バランス状態を検出すると、図4に有るように全
ての回数で規格を満たしており、むしろ初期状態と同一
の状態を維持することができた。
ランス調整を行う。バランス調整後の光ビーム装置38
に、駆動のON−OFFを1万回おこない、アンバラン
ス量が0.5mg以下の規格範囲内に有るか否かを、そ
の都度バランス状態を検出すると、図4に有るように全
ての回数で規格を満たしており、むしろ初期状態と同一
の状態を維持することができた。
【0029】
【発明の効果】本発明の構成によれば、カラーを有する
回転部にポリゴンミラーを固定部材で更に固定部材を熱
的影響化でも接着力を有する接着剤によりポリゴンミラ
ーに固着したため、回転部の回転により生じる温度上
昇、振動でポリゴンミラーが回転部からの緩みを防止で
き、常に均一な回転を保つことが可能である。
回転部にポリゴンミラーを固定部材で更に固定部材を熱
的影響化でも接着力を有する接着剤によりポリゴンミラ
ーに固着したため、回転部の回転により生じる温度上
昇、振動でポリゴンミラーが回転部からの緩みを防止で
き、常に均一な回転を保つことが可能である。
【図1】従来の光ビーム走査装置の概略断面図である。
【図2】従来の光ビーム走査装置の駆動回数に応じたア
ンバランス状態を示したものである。
ンバランス状態を示したものである。
【図3】本発明に係る光ビーム走査装置の概略断面図で
ある。
ある。
【図4】本発明に係る光ビーム走査装置の駆動回数に応
じたアンバランス状態を示したものである。
じたアンバランス状態を示したものである。
19 シャフト、29 シール一体形磁性流体軸受、3
0 カラー 31 回転部、34 ポリゴンミラー、35 固定部
材、37 接着剤 38 光ビーム装置
0 カラー 31 回転部、34 ポリゴンミラー、35 固定部
材、37 接着剤 38 光ビーム装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−264918(JP,A) 特開 昭63−131120(JP,A) 特開 平3−77909(JP,A) 特開 平5−11206(JP,A) 特開 平7−49463(JP,A) 実開 昭59−156216(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 26/10
Claims (1)
- 【請求項1】 モータマグネットによる回動トルクを発
生させ回動を行う回動部と、光ビームを反射させるポリ
ゴンミラーと、該ポリゴンミラーを上記回動部に固定支
持する固定部材を有し、上記ポリゴンミラーは固定部材
より熱膨張係数の低い材質であり、上記回転部の回転に
よる熱的影響化でも接着力を保持する接着剤により上記
固定部材を上記ポリゴンミラーに接着することを特徴と
する光ビーム走査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5371494A JP3243112B2 (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | 光ビーム走査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5371494A JP3243112B2 (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | 光ビーム走査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07261110A JPH07261110A (ja) | 1995-10-13 |
JP3243112B2 true JP3243112B2 (ja) | 2002-01-07 |
Family
ID=12950510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5371494A Expired - Fee Related JP3243112B2 (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | 光ビーム走査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3243112B2 (ja) |
-
1994
- 1994-03-24 JP JP5371494A patent/JP3243112B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07261110A (ja) | 1995-10-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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