JP6309175B2 - 男性更年期症状の予防または改善用組成物 - Google Patents

男性更年期症状の予防または改善用組成物 Download PDF

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Description

本発明は、男性更年期症状の予防または改善用組成物に関する。
女性は閉経期になると女性ホルモンの急激な減少が表れ、男性も同様に内分泌の変化が起こる。男性更年期は「加齢男性性腺機能低下症」(late onset hypogonadism、LOH)、アンドロゲンゲン欠乏症、男性更年期症候群(Male Climacteric Syndrome)とも言い、男性において加齢と関連しているとともに、血清テストステロンの欠乏とそれによる特徴的な臨床的、生化学的症状を示す症候群である。代表的な症状としては、血中テストステロンの減少と共に、勃起力減退、性欲減退、消極的な態度、憂鬱、筋力低下、骨粗しょう症、睡眠障害、血中コレステロール代謝異常に影響を及ぼして生活の質を低下させ、種々の身体器官の機能に否定的な影響を招く。
このような男性更年期症候群を改善するために男性ホルモン補充療法が試みられており、男性更年期に伴う諸症状とテストステロンとの関係に対する多くの研究結果が知られることにより、男性更年期障害はテストステロンを用いたホルモン治療の新たな適応症として関心が高まっている。
テストステロン補充療法は、男性更年期に伴う糖尿、骨代謝、体脂肪及び筋力、心血管系、性機能及び気分に対する効果、認知能力に対する効果に適用または研究がなされてはいるものの、不備な状態であり、特にテストステロン補充療法による前立腺肥大症、前立腺癌、心臓疾患のような副作用が報告され、制限的であるため、精神的、身体的に安全に使用できる改善剤及び治療剤の開発が求められる。
本明細書の全体にわたって、多数の論文及び特許文献が参照され、その引用が表示されている。引用された論文及び特許文献の開示内容は、その全体として本明細書に参照として挿入され、本発明が属する技術分野のレベル及び本発明の内容がより明らかに説明される。
本発明者らは、男性更年期症状及び男性生殖機能を効果的に改善することができ、人体に安全な物質、特に植物由来の物質を開発するために鋭意研究した。その結果、キャロブ(carob)及び針桑抽出物の組み合わせが、キャロブまたは針桑の単一抽出物に比べて、顕著に増加した男性更年期症状の改善効果及び男性生殖機能の改善効果を有することを実験的に糾明することによって本発明を完成するに至った。
よって、本発明の目的は、キャロブ及び針桑の複合抽出物を有効成分として含む男性更年期症状の予防または改善用食品組成物を提供することにある。
本発明の他の目的は、キャロブ及び針桑の複合抽出物を有効成分として含む男性生殖機能の改善用食品組成物を提供することにある。
なお、本発明の他の目的及び利点は下記の発明の詳細な説明及び請求範囲によってさらに明らかになるものである。
本発明の一様態によれば、本発明は、キャロブ及び針桑の複合抽出物を有効成分として含む男性更年期症状の予防または改善用食品組成物を提供する。
本発明者らは、男性更年期症状及び男性生殖機能を効果的に改善することができ、人体に安全な物質、特に植物由来の物質を開発するために鋭意研究し、その結果、キャロブ及び針桑抽出物の組み合わせが、キャロブまたは針桑の単一抽出物に比べて、顕著に増加した男性更年期症状の改善効果及び男性生殖機能の改善効果を有することを実験的に糾明した。
本発明によれば、キャロブ及び針桑の複合抽出物は、男性更年期症状の原因であるテストステロンの減少を緩和し、運動能力を向上させ、5−αリダクターゼの活性を抑制して前立腺肥大症に対して予防及び治療効果を示すことによって、様々な男性更年期症状を改善するのに有効である。
本発明の組成物における有効成分であるキャロブ及び針桑抽出物を分離する方法としては、天然物から抽出物を抽出する当業界で公知の通常の方法、すなわち、通常の温度、圧力の条件下で通常の溶媒を用いて分離する方法を採用することができる。
本発明の組成物で用いられるキャロブ及び針桑抽出物をキャロブまたは針桑に抽出溶媒を処理して得る場合、様々な抽出溶媒が用いられる。本発明の一実現例によれば、極性溶媒または非極性溶媒を用いることができる。極性溶媒として好適なものは、(i)水、(ii)アルコール(好ましくは、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、1−ペンタノール、2−ブトキシエタノールまたはエチレングリコール)、(iii)酢酸、(iv)DMF(dimethyl formamide)及び(v)DMSO(dimethylsulfoxide)が挙げられる。非極性溶媒として好適なものは、アセトン、アセトニトリル、エチルアセテート、メチルアセテート、フルオロアルカン、ペンタン、ヘキサン、2,2,4−トリメチルペンタン、デカン、シクロヘキサン、シクロペンタン、ジイソブチレン、1−ペンテン、1−クロロブタン、1−クロロペンタン、o−キシレン、ジイソプロピルエーテル、2−クロロプロパン、トルエン、1−クロロプロパン、クロロベンゼン、ベンゼン、ジエチルエーテル、ジエチルスルフィド、クロロホルム、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、アニリン、ジエチルアミン、エーテル、四塩化炭素及びTHFが挙げられる。
本発明の他の実現例によれば、本発明で用いられる抽出溶媒は、(a)水、(b)炭素数1〜4の無水または含水低級アルコール(メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等)、(c)前記低級アルコールと水との混合溶媒、(d)アセトン、(e)エチルアセテート、(f)クロロホルム、(g)ブチルアセテート、(h)1,3−ブチレングリコール、(i)ヘキサン及び(j)ジエチルエーテルを含む。本発明の特定の実現例によれば、本発明の抽出物は熱水をキャロブまたは針桑に処理して得たものである。
本明細書で用いられる用語「抽出物」は、上述したように当業界で粗抽出物(crude extract)と通用する意味を有するが、広義的には抽出物をさらに分画(fractionation)した分画物も含む。すなわち、キャロブまたは針桑抽出物は、上述した抽出溶媒を用いて得たものだけでなく、これに精製過程をさらに適用して得たものも含む。例えば、前記抽出物を一定の分子量カットオフ値(MWCO)を有する限外ろ過膜を通過させて得た分画、様々なクロマトグラフィー(大きさ、電荷、疏水性または親和性に応じた分離のために製作されたもの)による分離等の追加的に実施された様々な精製方法によって得られた分画も、本発明のキャロブ及び針桑抽出物に含まれるものである。
本発明で用いられるキャロブ及び針桑抽出物は、減圧蒸留及び凍結乾燥または噴霧乾燥等のような追加の過程により粉末状態に製造されることができる。
本明細書において、用語「有効成分として含む」とは、下記のキャロブ及び針桑の効能または活性を達成するのに十分な量を含むことを意味する。本発明は、天然植物材料であるキャロブ及び針桑からの抽出物を含む組成物であって、過量投与しても人体に副作用がないため、キャロブ及び針桑抽出物が本発明の組成物に含まれた量的な上限は、当業者が適切な範囲内で選択して実施することができる。
本発明の組成物が適用され得る男性更年期症状は、関節または筋肉の痛み、骨粗しょう症、前立腺肥大症、多汗症、睡眠障害、興奮、神経過敏、情緒不安定、無気力症、疲労、筋力低下、体力低下、活力低下、顔面紅潮、うつ症状、精力低下、性欲低下、勃起力低下、運動能力低下、体毛減少、老化または泌尿生殖器の機能低下である。
本発明の一実現例によれば、本発明のキャロブ及び針桑の複合抽出物は、キャロブ及び針桑抽出物を9:1〜6:4の重量比で混合して製造する。
好ましくは、前記複合抽出物の混合比は9:1〜6:4であり、より好ましくは、前記複合抽出物の混合比は8:2〜6:4であり、最も好ましくは、前記複合抽出物の混合比は7:3である。
本発明の組成物は食品組成物として提供され得る。本発明のキャロブ及び針桑の複合抽出物を有効成分として含む男性更年期症状の予防または改善用組成物が食品組成物として製造される場合、有効成分としてキャロブ及び針桑のみならず、食品製造時に通常添加される成分を含み、例えば、タンパク質、炭水化物、脂肪、栄養素、調味剤及び香味剤を含む。上述した炭水化物の例としては、単糖類、例えば、ブドウ糖、果糖等;、二糖類、例えば、マルトース、スクロース、オリゴ糖等;、多糖類、例えば、デキストリン、シクロデキストリン等のような通常の糖、及びキシリトール、ソルビトール、エリトリトール等の糖アルコールが挙げられる。香味剤としては、天然香味剤[タウマチン、ステビア抽出物(例えば、レバウジオシドA、グリチルリチン等)]及び合成香味剤(サッカリン、アスパルテーム等)を用いることができる。例えば、本発明の食品組成物がドリンク剤として製造される場合には、本発明のキャロブ及び針桑抽出物の他にクエン酸、異性化糖、砂糖、ブドウ糖、酢酸、リンゴ酸、果汁、杜仲抽出液、ナツメ抽出液、甘草抽出液等をさらに含ませることができる。
本発明の他の一様態によれば、本発明は、キャロブ及び針桑の複合抽出物を有効成分として含む男性生殖機能の改善用食品組成物を提供する。
本発明のキャロブ及び針桑の複合抽出物は、精液内の精子濃度を増加させ、精子運動性を増加させ、テストステロンの分泌を増加させることによって、男性の生殖機能を改善するのに有効である。
本発明の組成物は、男性の精子数及び精子運動性のメカニズムと関連したホルモンであるテストステロンの分泌を調節して、低下する男性性機能を回復させて活力を増進させる。
本発明の特徴及び利点を要約すると、以下のとおりである。
本発明は、キャロブ及び針桑の複合抽出物を有効成分として含む、男性更年期症状の予防または改善用組成物を提供する。
本発明の組成物は、男性更年期症状の原因であるテストステロンの減少を緩和し、運動能力を向上させ、5−αリダクターゼの活性を抑制して前立腺肥大症に対して予防及び治療効果を示すことによって、様々な男性更年期症状を改善するのに有効である。
本発明は、キャロブ及び針桑の複合抽出物を有効成分として含む男性生殖機能の改善用組成物を提供する。
本発明の組成物は、精液内の精子濃度を増加させ、精子運動性を増加させ、テストステロンの分泌を増加させることによって、男性の生殖機能を改善するのに優れた効果を示す。
本発明のキャロブ及び針桑の複合抽出物は、キャロブ及び針桑の単一抽出物に比べて、顕著に増加した男性更年期症状の改善効果及び男性生殖機能の改善効果を示す。
精巣のライディッヒ細胞におけるキャロブ抽出物と針桑抽出物との複合物の細胞生存率に及ぼす影響を測定した結果を示す。「hCG」はヒト絨毛性ゴナドトロピン、「Control」は対照群、「CS」はキャロブ抽出物、「CT」は針桑抽出物、「Mix」はキャロブ抽出物と針桑抽出物との複合物を意味する。 精巣のライディッヒ細胞におけるキャロブ抽出物と針桑抽出物との複合物のテストステロン生成に及ぼす影響を測定した結果を示す。「hCG」はヒト絨毛性ゴナドトロピン、「Control」は対照群、「CS」はキャロブ抽出物、「CT」は針桑抽出物、「Mix」はキャロブ抽出物と針桑抽出物との複合物を意味する。 雄性ラットの前立腺組織におけるキャロブ抽出物と針桑抽出物との複合物が5−αリダクターゼ活性に及ぼす影響を測定した結果を示す。「Control」は対照群、「CS」はキャロブ抽出物、「CT」は針桑抽出物、「Mix」はキャロブ抽出物と針桑抽出物との複合物を意味する。 雄性ラットの運動能力に対してキャロブ抽出物と針桑抽出物との複合物が及ぼす影響を測定した結果を示す。「CTL」は対照群、「CS」はキャロブ抽出物、「CT」は針桑抽出物、「Mix」はキャロブ抽出物と針桑抽出物との複合物を意味する。 雄性ラットの精子数に対してキャロブ抽出物と針桑抽出物との複合物が及ぼす影響を測定した結果を示す。「CTL」は対照群、「CS」はキャロブ抽出物、「CT」は針桑抽出物、「Mix」はキャロブ抽出物と針桑抽出物との複合物を意味する。 雄性ラットの精子数改善率に対してキャロブ抽出物と針桑抽出物との複合物が及ぼす影響を測定した結果を示す。「CTL」は対照群、「CS」はキャロブ抽出物、「CT」は針桑抽出物、「Mix」はキャロブ抽出物と針桑抽出物との複合物を意味する。 雄性ラットの精子運動性に対してキャロブ抽出物と針桑抽出物との複合物が及ぼす影響を測定した結果を示す。「CTL」は対照群、「CS」はキャロブ抽出物、「CT」は針桑抽出物、「Mix」はキャロブ抽出物と針桑抽出物との複合物を意味する。
以下、実施例により本発明をより詳細に説明する。これらの実施例は単に本発明をより具体的に説明するためのものであって、本発明の要旨により、本発明の範囲がこれらの実施例によって制限されないということは当業界で通常の知識を有する者に明らかなことである。
(実施例1:キャロブ抽出物または針桑抽出物の製造及び複合物の製造)
<キャロブ(Ceratonia siliqua)抽出物の製造>
キャロブを選別して粉砕した後、粉砕物重量(w)の約6倍の体積量(v)の精製水を溶媒にして約4時間熱水抽出方法により抽出し、4倍の精製水を加えて2次抽出した。本抽出物を直ちにろ過して真空濃縮した後、デキストリンと1:1で混合して噴霧乾燥するか凍結乾燥してキャロブ抽出物を得た。
<針桑(Cudrania tricuspidata)抽出物の製造>
針桑を選別して粉砕した後、粉砕物重量(w)の約6倍の体積量(v)の精製水を溶媒にして約5時間熱水抽出方法により抽出し、5倍の精製水を加えて2次抽出した。本抽出物を直ちにろ過して真空濃縮した後、デキストリンと1:1で混合して噴霧乾燥するか凍結乾燥して針桑抽出物を得た。
<キャロブ抽出物及び針桑抽出物の複合物の製造>
前記実施例により得られたキャロブ抽出物及び針桑抽出物を10:1〜1:10、好ましくは9:1〜8:2、より好ましくは7:3〜6:4の割合で混合してキャロブ抽出物及び針桑抽出物の複合物を製造する。
[試験例1:テストステロン増加効果]
<試験例1−1:ライディッヒ細胞の培養及び抽出物の処理>
ライディッヒ細胞(Leydig cell)であるマウスTM3細胞は37℃、5%のCO条件で10%のFBS、ペニシリン(100μg/ml)、ストレプトマイシン(100μg/ml)が添加されたDMEM培地で培養した。1%のFBSが含まれたDMEM培地に取り替えた後、キャロブ抽出物、針桑抽出物、及びキャロブ抽出物と針桑抽出物との複合物を各々処理した。そして、テストステロンの生成と分泌を誘導するためにhCG(human chorionic gonadotropin、6mIU/200μl培地;シグマアルドリッチ、米国)を処理して24時間さらに培養した。
<試験例1−2:細胞生存率の測定>
TM3細胞を各々96−ウェル(Nunc、Slangerup、Denmark)に15000細胞/ウェルの密度で播種して24時間培養した。細胞培養液を1%のFBSが含まれたDMEMに取り替えて2時間さらに培養した。培養された細胞にキャロブ抽出物を50μ濃度になるように、針桑抽出物を50μ濃度になるように、またはキャロブ抽出物と針桑抽出物との複合物を50μ濃度になるように添加し、陰性対照群としてはPBS(pH7.4)を同一の量を添加した後、試験例1−1のhCG(6mIU/200μl培地)を添加して24時間さらに培養した。アラマーブルー(alamarBlue(登録商標);Serotec、 Oxford、UK)を10μ処理した後に3時間培養し、ELISAプレートリーダー(MolecularDivices、Sunnycale、CA、USA)を用いて570nmで吸光度を測定して細胞生存率を分析した。ブランクカウント(blank count)は600nmで測定した値を用いた。細胞生存率は次のような公式を利用した。
結果は平均と標準誤差で示し、有意性の検証のために、統計処理はスチューデントのt検定(Student’s t-test)を利用した。その結果を図1に示す。
実験の結果、図1に示すように、キャロブ抽出物(CS)、針桑抽出物(CT)、及びキャロブ抽出物と針桑抽出物との複合物(Mix)の処理により、対照群に比べて若干の細胞生存率の増加が生じるように見えるが、統計的に有意な変化はなかった。よって、本発明の組成物が細胞生存率には影響をしないことが確認された。
<試験例1−3:テストステロン生成の測定>
前記試験例1−1の方法により抽出物とhCGを24時間処理した後、培養液においてELISAキット(DRG Instruments、Marburg、Germany)を用いてテストステロン生成量を製造会社の説明書のとおりに測定した。テストステロン生成量は各々の試料においてタンパク質量で分けて計算し、3回繰り返し測定した後に平均して結果値を求めた。
結果は平均と標準誤差で示し、有意性の検証のために、統計処理はスチューデントのt検定を利用し、p<0.05の時に有意なものと見なして表示した。その結果を図2に示す。
測定の結果、図2から分かるように、hCG処理により、ライディッヒ細胞においてテストステロンの生成が増加したことを確認することができる。そこにキャロブ抽出物(CS)と針桑抽出物(CT)とを各々処理した場合には、PBSを処理した対照群と比べてテストステロン生成量が各々約25%及び23%増加した。そして、複合物を処理した場合には、テストステロン生成量がこれよりさらに増加し、対照群と比べて55%以上増加したことを確認した。これにより、複合物が単一抽出物に比べてライディッヒ細胞のテストステロン生成をより増加させることを確認した。
[試験例2:前立腺肥大症の改善効果]
<5−αリダクターゼ活性の減少効果>
陽性前立腺肥大は40代以後の中年男性に現れる男性更年期症状のうちの一つであって、前立腺肥大症患者ではテストステロンが5−αリダクターゼによって転換されたDHT(dihydrotestosterone)の血中濃度が高く測定されると知られている。よって、本組成物の5−αリダクターゼ活性阻害率を確認することにより、男性更年期症状のうちの一つである前立腺肥大症の予防効果を確認することにする。
体重400g〜450g内外のSD(Sparague-Dawley)系の雄性ラットから前立腺を摘出して生理食塩水で1回洗浄し、PBSを入れて均質化した。均質液は4℃、5000rpmで5分間遠心分離して上澄み液のみを取って実験に用いた。5−αリダクターゼII活性は、ラット5−αリダクターゼIIのELISAキット(Cusabio)を用いて説明書のとおりに測定した。200μgの均質液とキャロブ抽出物、針桑抽出物、キャロブ抽出物と針桑抽出物との複合物を30分間室温で反応させ、テストステロン2nMを処理して1時間37℃で反応させた後、450nm波長で吸光度を測定した。結果はテストステロン単独処理群を100%にして百分率で表記し、平均と標準誤差で示し、有意性検証のために、統計処理はスチューデントのt検定を利用し、p<0.05の時に有意なものと見なして表示した。その結果を図3に示す。
測定の結果、図3から分かるように、キャロブ抽出物(CS)と針桑抽出物(CT)処理群では、テストステロンのみを処理した対照群に比べて5−αリダクターゼ活性が減少したことが分かる。そして、複合物処理群では、酵素活性がこれよりさらに減少し、対照群と比べて約10%の5−αリダクターゼ活性のみを示した。これにより、キャロブ抽出物と針桑抽出物がテストステロンをDHTに転換させる作用酵素である5−αリダクターゼの活性を阻害させ、特に複合物が単一抽出物に比べて酵素活性阻害率がさらに高いため、男性更年期症状のうちの一つである前立腺肥大症状の予防及び治療剤として作用できることを確認した。
[試験例3:運動能力の増加効果]
<ラットの運動能力の増加効果>
体重400g〜450g内外のSD系の雄性ラット(SAMTAKO BIO KOREA、大韓民国)を各々対照群(CTL)、キャロブ抽出物(CS)、針桑抽出物(CT)及びキャロブ抽出物と針桑抽出物との複合物(Mix)を摂取した実験群に分け、各々ラット5匹ずつ実験に利用した。飼育期間中には、ラット固形飼料と蒸留水を自由に摂取するようにし、一週間の適応期間を経た後、毎日午前の同じ時間に生理食塩水に溶かしたキャロブ抽出物、または針桑抽出物、またはキャロブ抽出物及び針桑抽出物の複合物(7:3の混合比)を各々50mg/kgの濃度で経口投与し、対照群は同量の生理食塩水を1ケ月間経口投与した。ラットの運動能力はロータロッド試験法を利用して測定した。ロータロッド試験は、ラットを回転する円筒上で走るようにして落ちるまで円筒上で走った時間を測定する検査である。円筒の回転速度は、初期30秒間6rpmに維持し、40rpmまで5分間加速した。ロータロッド試験は、最初投与前と1ケ月間の投与が終了した後に各々実施し、円筒上で走った時間(latency time)を3回繰り返し測定して平均値を求めた。
結果は平均と標準誤差で示し、有意性の検証のために、統計処理はスチューデントのt検定を利用し、p<0.05の時に有意なものと見なして表示した。その結果を図4に示す。
測定の結果、図4から分かるように、キャロブ抽出物(CS)と針桑抽出物(CT)を各々摂取した場合、ロータロッド試験法により測定した運動能力が摂取前に比べて各々19%及び約25%増加して統計的に有意に向上した。そして、複合物(Mix)を摂取した場合、円筒上で走った時間(latency time)が摂取前に比べて40%以上増加して運動能力の統計的に有意な向上を示し、これにより、複合物が単一抽出物に比べて運動能力をさらに向上させることを確認した。
[試験例4:精子数及び精子運動性の増加効果]
<ラットの精子数及び精子運動性の増加効果>
前記試験例1の実験動物を抽出物の投与開始前と1ケ月間の抽出物の投与終了後の2回にかけて各々左右の副睾丸を摘出して精子数及び精子運動性を測定した。実験動物を4%イソフルランで呼吸麻酔し、投与開始前に左側副睾丸を各々摘出して細かく切ってPBSで希釈した後、細胞計数器を用い、光学顕微鏡下で精子数を測定した。副睾丸の摘出後は摘出部位を縫合後、1ケ月間の投与終了後、同一の方法により右側の副睾丸を摘出して精子数を測定した。
精子運動性は、前記の実験方法により集めた精子を0.5%のBSAが含まれたM199培地(GIBCO、ThermoFisher Scientific Inc.,MA、USA)で5分間培養した後、活動する精子数を全体精子数で割り百分率に換算した。
結果は平均と標準誤差で示し、有意性の検証のために、統計処理はスチューデントのt検定を利用し、p<0.05の時に有意なものと見なして表示した(*p<0.05)。抽出物の投与前と後の精子数及び精子数改善率を図5及び図6に示し、抽出物の投与前と後の精子運動性を図7に示す。
測定の結果、図5及び図6から分かるように、キャロブ抽出物(CS)と針桑抽出物(CT)を各々摂取した場合と、複合物(Mix)を摂取した場合、いずれも摂取前に比べて精子数が有意に増加した。一方、対照群(CTL)では、摂取前に比べて精子数が有意に変化しなかった。精子数改善率は、キャロブ抽出物(CS)と針桑抽出物(CT)を単独で摂取した場合には、各々約11%と10%の精子数が増加したのに対し、複合物(Mix)摂取群では30%以上の精子数改善率を示しており、抽出物の各々を摂取した場合に比べて複合物を摂取した時に精子数の改善効果が優れることを確認した。
また、図7に示すように、精子運動性の測定結果、対照群は摂取前と後の精子運動性が統計的に有意な変化がないのに対し、キャロブ抽出物(CS)または針桑抽出物(CT)単独投与群では投与前に比べて各々約19%と15%の精子運動性の向上効果があり、複合物(Mix)投与群では投与前に比べて40%以上の精子運動性の向上を示しており、キャロブ抽出物及び針桑抽出物の単独効果に比べて複合物においてさらに優れた精子運動性の向上効果があった。
[試験例5:臨床試験による男性更年期の予防効果]
男性に本発明の組成物を摂取するようにし、摂取前後に男性更年期評価アンケートによって男性更年期症状の予防及び治療効果を確認した。
<研究対象及び期間>
本検査に同意した満40才以上の中年男性40人を、偽薬を摂取した対照群(placebo)と本発明のキャロブ抽出物と針桑抽出物との複合物(キャロブ:針桑=7:3)を摂取した実験群とに各20人ずつ任意に分類し、4週間偽薬または実験薬を一日400mgずつ摂取するようにした。摂取前と後に表1の検査項目に答えて貰い、本組成物の摂取による男性更年期評価を実施した。
<韓国語版AMS(Aging Male’s Symptoms)>
AMSは、Heinemannらにより、老化が男性の生活の質に及ぼす影響を客観的に評価するために考案された評価方法であり、その妥当性と信頼度が立証され、全世界的に男性更年期症状の検査道具として多く用いられている(Heinemann LAJ、Zimmermann T、Vermeulen A、Thiel C.A New ‘Aging Male’sSymptom’(AMS) Scale.The Aging Male 1992、2:105-114.)。韓国語版は、キム・セヒョンらの翻訳版が妥当性と信頼度が立証されている(Daig I、Heinemann LA、KimS、Leungwattanakij S、Badia X、Myon E、et al.e Aging Males’ Symptoms(AMS)scale:review of its methodological characteristics.Health Qual Life Outcomes2003;1:77.)。韓国語版AMSアンケートは、精神的な症状5項目、身体的な症状7項目、性的な症状5項目の、計17項目で構成されている(表1)。全ての項目は、症状が無い(1点)、軽い(2点)、普通(3点)、著しい(4点)、非常に著しい(5点)に定量化して、点数が高いほど症状が重いとして評価する。AMSの各項目により、神経過敏、情緒不安定、うつ症状、顔面紅潮、睡眠障害、活力低下、業務能力減少、性欲減退、勃起不全、精力減少、体力低下、運動能力減少、体毛減少等の、代表的な男性更年期症状を評価することができる。
対照群及び実験群のAMS結果は、各々の項目を男性更年期の症状別に分類し、対照群及び実験群における症状に応じた点数変化量を表2に示す。結果は平均と標準偏差で示し、有意性検証のために、統計処理はスチューデントのt検定を利用し、p<0.05の時に有意なものと見なして表示した(*p<0.05)。
試験の結果、対照群では、偽薬摂取前後にAMS検査項目で評価した男性更年期症状の点数に大きな変化がないのに対し、キャロブ抽出物と針桑抽出物との複合物を摂取した実験群では、摂取後にAMS検査項目で評価した男性更年期症状の点数が統計的に有意に減少して、男性更年期に現れ得る精神的症状(神経過敏、情緒不安定、うつ症状)、身体的症状(顔面紅潮、睡眠障害、活力低下、業務能力減少、体力低下、運動能力減少)、性的症状(性欲減退、勃起不全、精力減少、体毛減少)等の改善に効果があることが分かる。
以上、本発明の特定部分を詳細に記述したが、当業界の通常の知識を有する者にとって、このような具体的な記述は単に好ましい実現例に過ぎず、これに本発明の範囲が制限されるものではないことは明らかである。したがって、本発明の実質的な範囲は添付の請求項とその等価物によって定義されると言える。
本発明に係る男性更年期症状の予防または改善用組成物は、男性更年期症状の予防または改善用食品、医薬品等の広い分野に活用され得る。

Claims (10)

  1. キャロブ(Ceratoniasiliqua)及び針桑(Cudrania tricuspidata)の複合抽出物を有効成分として含む、男性更年期症状の予防または改善用食品組成物。
  2. 前記複合抽出物は、水、メタノール、エタノールまたはその組み合わせを抽出溶媒として抽出されてなることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記男性更年期症状は、関節または筋肉の痛み、骨粗しょう症、前立腺肥大症、多汗症、睡眠障害、興奮、神経過敏、情緒不安定、無気力症、疲労、筋力低下、体力低下、活力低下、顔面紅潮、うつ症状、精力低下、性欲低下、勃起力低下、精力減少、運動能力低下、体毛減少、老化または泌尿生殖器の機能低下であることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
  4. 前記複合抽出物は、テストステロンの生成を増加させることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
  5. 前記複合抽出物は、運動能力を増加させることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
  6. 前記複合抽出物は、5−αリダクターゼ(reductase)の活性を阻害することを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
  7. 前記複合抽出物は、キャロブ抽出物と針桑抽出物との9:1〜6:4の重量比での複合物であることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
  8. キャロブ及び針桑の複合抽出物を有効成分として含む、男性生殖機能の改善用食品組成物。
  9. 前記複合抽出物は、精液内の精子濃度を増加させることを特徴とする、請求項8に記載の組成物。
  10. 前記複合抽出物は、精子運動性を増加させることを特徴とする、請求項8に記載の組成物。
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