JP6306452B2 - 印刷装置および消耗品 - Google Patents

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Description

本発明は、消耗品管理者に煩わしさを感じさせないタイミングで消耗品の使用期限が近いことを適切に報知する印刷装置および消耗品に関する。
インクジェット印刷装置は、色ごとにインクが貯留されたインクカートリッジを着脱可能に設けており、インクカートリッジからインクジェットヘッドにインクが供給され、インクジェットヘッドのノズルからインクを印刷用紙に向けて吐出して画像や文字などを印刷する。
このインクカートリッジのような消耗品には、品質を保証する期限として使用期間が設定されている場合が多い。そのため、一般的なインクジェット印刷装置では、インクカートリッジに記憶された製造年月日と使用期間とに基づいて使用期限を算出し、現在使用中のインクカートリッジが、使用期限を経過している場合に、その旨を警告表示する。
特許文献1には、消耗品の寿命まで所定前(ニアライフ)であることが検出されたのち、消耗品が寿命(ライフ)であることが検出されるまでの間に、装置の電源立ち上げや節電モード解除が検出された場合に、装置に設けられている表示部に消耗品の交換を促す旨の警告表示を行う画像形成装置が提案されている。
特許第3951996号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載のインクジェット記録装置では、消耗品の寿命まで所定前(ニアライフ)であることが検出されたのち、消耗品が寿命(ライフ)であることが検出されるまでの間に、装置の電源立ち上げや節電モード解除が検出された場合に、装置に設けられている表示部に消耗品の交換を促す旨の警告表示を行うので、装置の電源立ち上げや節電モード解除が検出される度に、消耗品の交換を促す旨の警告表示が行われることになる。
消耗品の寿命まで所定前(ニアライフ)であることが検出されたのち、消耗品が寿命(ライフ)であることが検出されるまでの間であれば、この消耗品を今直ぐに交換することなく印刷を継続することができるので、寿命経過後の警告表示に比べれば、警告表示の緊急性は低いと言える。
このような期間中、装置の電源立ち上げや節電モード解除が検出される度に、何度も消耗品の交換を促す旨の警告表示が行われると、ユーザはこの警告表示が煩わしいと感じてしまう。
また、一般的に、予め消耗品を管理する担当者として消耗品管理者が定められ、この消耗品管理者が購買管理システムなどを用いて消耗品の補充を行うなどの消耗品管理を行うことが多い。
このように、消耗品管理者が購買管理システムなどを用いて消耗品管理を行っている場合、上述の特許文献1に記載のインクジェット記録装置では、ユーザを特定することなく、消耗品の交換を促す旨の警告表示が行われるので、消耗品管理者に適切に伝わらない可能性があった。例えば、一般のユーザが、装置の電源立ち上げや節電モード解除を行っており、長い間、消耗品管理者が装置の電源立ち上げや節電モード解除を行うことがなかった場合、消耗品管理者に対して、消耗品の交換を促す旨の警告表示が行われることはない。また、警告を見た一般のユーザが、消耗品の警告表示されたことを消耗品管理者に伝えることを失念した場合、消耗品管理者に消耗品が交換時期に来ていることが適切に伝わることがない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、消耗品管理者に煩わしさを感じさせないタイミングで消耗品の使用期限が近いことを消耗品管理者に適切に報知する印刷装置および消耗品を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る印刷装置の第1の特徴は、印刷を行う本体装置と、前記本体装置に対して着脱可能に取り付けられた前記印刷の際に用いられる消耗品とを備えた印刷装置であって、前記消耗品を管理する消耗品管理者を認証する認証手段と、前記消耗品の製造年月日又は使用開始日、前記消耗品の使用期限前の推奨期限、および前記消耗品の製造年月日又は使用開始日からの経過期間に基づいて、前記消耗品が前記推奨期限を経過したか否かを判定する判定手段と、前記認証手段により前記消耗品管理者が認証され、かつ、前記判定手段により前記推奨期限を経過したと判定された場合に、所定条件下で前記消耗品の使用期限が近いことを示す警告内容を前記認証された消耗品管理者に報知する報知手段と、前記報知手段により報知する間隔を報知サイクルとして記憶するとともに、前記報知手段により、前記推奨期限を経過してから直近に報知した報知時点を記憶する記憶手段と、を備え、前記所定条件は、前記記憶手段に報知時点が記憶されていない場合または、前記記憶手段に報知時点が記憶され、かつ、前記報知時点から前記報知サイクルだけ経過している場合であることにある。
本発明に係る印刷装置の第2の特徴は、前記記憶手段は、第1の所定期間の1又は複数倍の間隔を示す前記報知サイクルと、前記第1の所定期間に含まれる第2の所定期間とを記憶し、前記所定条件は、前記記憶手段に報知時点が記憶されていない場合または、前記記憶手段に報知時点が記憶され、前記報知時点から前記報知サイクルだけ経過し、かつ、現在のタイミングが、前記第1の所定期間内において、前記第2の所定期間以後の場合であることにある。
本発明に係る印刷装置の第3の特徴は、前記消耗品の在庫が有ることを示す在庫有り情報を記憶する在庫情報記憶手段を、さらに備え、前記報知手段は、前記認証手段により前記消耗品管理者が認証され、かつ、前記判定手段により前記推奨期限を経過したと判定された場合、前記所定条件に加え、さらに前記在庫情報記憶手段に在庫有り情報が記憶されていない場合に、前記警告内容を前記認証された消耗品管理者に報知することにある。
本発明に係る消耗品の第1の特徴は、当該消耗品を管理する消耗品管理者を認証する認証手段と、当該消耗品の製造年月日又は使用開始日、当該消耗品の使用期限前の推奨期限、および当該消耗品の製造年月日又は使用開始日からの経過期間に基づいて、当該消耗品が前記推奨期限を経過したか否かを判定する判定手段と、前記認証手段により前記消耗品管理者が認証され、かつ、前記判定手段により前記推奨期限を経過したと判定されたときに所定条件下で当該消耗品の使用期限が近いことを示す警告内容を報知する報知手段と、前記報知手段により報知する間隔を報知サイクルとして記憶する記憶手段と、を備える本体装置に着脱可能に用いられる消耗品であって、前記報知手段により前記推奨期限を経過してから直近に報知した報知時点を報知時点情報として記憶する報知時点記憶手段を備え、前記所定条件は、前記報知時点記憶手段に報知時点情報が記憶されていない場合、または前記報知時点記憶手段に報知時点情報が記憶され、かつ、前記報知時点から前記報知サイクルだけ経過している場合であることにある。
本発明に係る消耗品の第2の特徴は、前記記憶手段は、第1の所定期間の1又は複数倍の間隔を示す前記報知サイクルと、前記第1の所定期間に含まれる第2の所定期間とを記憶し、前記所定条件は、前記報知時点記憶手段に報知時点情報が記憶されていない場合、または前記報知時点記憶手段に報知時点情報が記憶され、かつ、前記報知時点から前記報知サイクルだけ経過し、現在のタイミングが、前記第1の所定期間内における前記第2の所定期間以後の場合であることにある。
本発明に係る消耗品の第3の特徴は、当該消耗品の在庫が有ることを示す在庫有り情報を記憶する在庫情報記憶手段を、さらに備え、前記報知手段は、前記認証手段により前記消耗品管理者が認証され、かつ、前記判定手段により前記推奨期限を経過したと判定された場合、前記所定条件に加え、さらに前記在庫情報記憶手段に在庫有り情報が記憶されていない場合に、前記警告内容を前記認証された消耗品管理者に報知することにある。
本発明に係る印刷装置の第1の特徴によれば、認証手段により消耗品管理者が認証され、かつ、判定手段により推奨期限を経過したと判定された場合であって、記憶手段に報知時点が記憶されていない場合または、記憶手段に報知時点が記憶され、かつ、報知時点から報知サイクルだけ経過している場合に、消耗品の使用期限が近いことを示す警告内容を認証された消耗品管理者に報知する。そのため、推奨期限を経過したのち、消耗品管理者がログインするたびにワーニングを発報することがないので、適切なタイミングで、消耗品管理者に消耗品の使用期限が近いことを報知することができる。これにより、消耗品管理者に対して、ワーニングの発報に煩わしさを感じさせることを低減させることができる。
本発明に係る印刷装置の第2の特徴によれば、所定条件は、記憶手段に報知時点が記憶されていない場合または、記憶手段に報知時点が記憶され、報知時点から報知サイクルだけ経過し、かつ、現在のタイミングが、第1の所定期間内において、第2の所定期間以後の場合であるので、特に、1回/月の頻度で、消耗品の補充を行う購買管理システムを用いて消耗品管理を行っている場合などに、より、消耗品管理者に煩わしさを感じさせることを低減することができる。
購買管理システムが導入されている場合、消耗品管理者が消耗品に対して毎月決まった日(発注日)に消耗品の発注作業を行うように運用さている場合が多い。また、上記報知では、使用期限が近いことを報知する。ここで、警告内容が報知され、使用期限が近いということは購買管理システムにおいて消耗品の発注作業をする可能性があるということになる。このため、警告内容の報知タイミングが購買管理システムによる消耗品の発注とリンクしていれば、消耗品管理者に好都合である。
例えば、使用期限が近くなる2回目以降の警告出力の報知において、上記の第2の所定期間(例えば、週、日)を、例えば、消耗品の発注日またはそれより少し前の日(例えば、3日前とか1週間前など)に設定しておく。これにより、消耗品管理者は、警告内容の出力されると、発注作業を忘れるということを防止できるとともに速やかに消耗品の発注することが可能となり、発注作業をするのに都合がよくなる。
例えば、購買管理システムを用いて、毎月25日にインクカートリッジの在庫状況に応じて、補充のためにインクカートリッジの発注を行うような運用をしている場合、仮に、月始の1日や2日に、最初の警告表示がなされ、その後、消耗品管理者のログイン操作がなされる度に、何度も警告表示が行われてしまうと、いずれにせよ25日(発注日)まで消耗品の発注は行わないので、発注作業を忘れることにもつながりこの警告表示は消耗品管理者にとって煩わしいだけである。
そこで、例えば、第2の所定期間として“20”(日)が設定されているとすると、20日以降に、初めて消耗品管理者のログインがなされた場合に、ワーニングを発報するので、25日(発注日)の直前、ワーニングが初めて発報されることになるので、消耗品管理者は、この警告表示を煩わしく感じることはない。
本発明に係る印刷装置の第3の特徴は、報知手段は、認証手段により消耗品管理者が認証され、かつ、判定手段により推奨期限を経過したと判定された場合、所定条件に加え、さらに在庫情報記憶手段に在庫有り情報が記憶されていない場合に、警告内容を認証された消耗品管理者に報知するので、消耗品の在庫がある場合には報知することがないので、より、消耗品管理者に煩わしさを感じさせることを低減することができる。
本発明に係る消耗品の第1の特徴によれば、報知手段により推奨期限を経過してから直近に報知した報知時点を報知時点情報として記憶する報知時点記憶手段を備え、報知手段が、認証手段により消耗品管理者が認証され、かつ、判定手段により推奨期限を経過したと判定された場合であって、記憶手段に報知時点情報が記憶されていない場合または、記憶手段に報知時点情報が記憶され、かつ、報知時点から報知サイクルだけ経過している場合に、消耗品の使用期限が近いことを示す警告内容を認証された消耗品管理者に報知する。そのため、推奨期限を経過したのち、消耗品管理者がログインするたびにワーニングを発報することがないので、適切なタイミングで、消耗品管理者に消耗品の使用期限が近いことを報知することができる。これにより、消耗品管理者に対して、ワーニングの発報に煩わしさを感じさせることを低減させることができる。
本発明に係る消耗品の第2の特徴によれば、所定条件は、報知時点記憶手段に報知時点が記憶されていない場合、または報知時点記憶手段に報知時点情報が記憶され、かつ、報知時点から報知サイクルだけ経過し、現在のタイミングが、第1の所定期間内における第2の所定期間以後の場合であるので、特に、1回/月の頻度で、消耗品の補充を行う購買管理システムを用いて消耗品管理を行っている場合などに、より、消耗品管理者に煩わしさを感じさせることを低減することができる。
本発明に係る消耗品の第3の特徴によれば、当該消耗品の在庫が有ることを示す在庫有り情報を記憶する在庫情報記憶手段を、さらに備え、報知手段は、認証手段により消耗品管理者が認証され、かつ、判定手段により推奨期限を経過したと判定された場合、所定条件に加え、さらに在庫情報記憶手段に在庫有り情報が記憶されていない場合に、警告内容を認証された消耗品管理者に報知するので、消耗品の在庫がある場合には報知することがないので、より、消耗品管理者に煩わしさを感じさせることを低減することができる。
本発明の実施例に係るインクジェット印刷装置の構成を説明した図である。 本発明の実施例に係るインクジェット印刷装置の機能を説明した説明図である。 本発明の実施例に係るインクジェット印刷装置のメモリに記憶された使用期間と推奨停止期間の一例を示している。 本発明の実施例に係るインクジェット印刷装置における使用期間と推奨停止期間とを説明した図である。 本発明の実施例に係るインクジェット印刷装置が備える判定手段と報知手段との動作を詳細に説明した図である。 本発明の実施例に係るインクジェット印刷装置が備える報知手段の動作を詳細に説明した図である。 本発明の実施例に係るインクジェット印刷装置における処理手順を示したフローチャートである。 本発明の変形例1において、報知手段の動作を詳細に説明した図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施例では、本体装置と、本体装置に対して着脱可能に取り付けられた色毎のインクカートリッジとを備え、インクカートリッジから本体装置が備えるインクジェットヘッドにインクが供給され、吐出されることで印刷するインクジェット印刷装置を例に挙げて説明する。
<インクジェット印刷装置の構成>
図1は、本発明の実施例に係るインクジェット印刷装置1の構成を説明した図である。
本発明の実施例に係るインクジェット印刷装置1は、インクカートリッジと、インクカートリッジ以外の構成を有する本体装置とを備えており、図1では、本体装置にインクカートリッジが装着された状態のインクジェット印刷装置1を例に挙げて説明する。
図1に示すように、インクジェット印刷装置1は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)のインクに対応するインクジェットヘッド110C,110M,110Y,110Kを備えており、印刷用紙は、インクジェットヘッド110C,110M,110Y,110Kの対向面に設けられた環状の搬送ベルト(図示しない)によって印刷条件により定められる速度で搬送されながら、インクジェットヘッド110C,110M,110Y,110Kから吐出されたインクによりライン単位で印刷される。
インクカートリッジは、本体装置に着脱可能に構成され、インクが貯留されたインクボトルと、インクに関する各種の情報を記憶する非接触ICとを備える。
各インクは、インクボトルから供給されるようになっており、C(シアン)のインクを供給するインクボトル151C、M(マゼンタ)のインクを供給するインクボトル151M、Y(イエロー)のインクを供給するインクボトル151Y、K(ブラック)のインクを供給するインクボトル151Kが備えられている。なお、以下においてインク色にこだわらない場合にはインクボトル151で代表させて説明する。他の機能部についても同様である。
インクボトル151から供給されたインクは、樹脂、金属等のパイプにより形成されたインク循環経路を通って、インクジェットヘッド110の下流側に設けられた下流タンクに一旦溜められる。このため、インクジェット印刷装置1には、C(シアン)のインクを溜める下流タンク120C、M(マゼンタ)のインクを溜める下流タンク120M、Y(イエロー)のインクを溜める下流タンク120Y、K(ブラック)のインクを溜める下流タンク120Kが備えられている。
インクジェット印刷装置1には、ポンプ170C、ポンプ170M、ポンプ170Y、ポンプ170Kおよび上流タンク130C、上流タンク130M、上流タンク130Y、上流タンク130Kが備えられている。下流タンク120に溜められたインクは、ポンプによりインクジェットヘッド110の上流側に設けられた上流タンクに送られる。上流タンク130に送られたインクは、インクを吐出する多数のノズルが設けられているインクジェットヘッド110に送液される。
上流タンク130は共通空気室172と接続されている。共通空気室172には、ポンプ173および図示しない大気開放弁が備えられており、大気開放弁を全閉してポンプ173により上流タンク130に空気を送り込んだり、大気開放弁を全開して大気圧にしたりすることにより、上流タンク130内の空気の圧力を調整する。
インクジェットヘッド110で吐出されなかったインクは、下流タンク120に戻される。上流タンク130からインクジェットヘッド110を経由して下流タンク120へのインク帰還は、上流タンク130と下流タンク120との水頭差を利用している。
インクは印刷品質が保証される温度範囲が定められており、環境温度が低く、インク温度が印刷可能である下限温度を下回っているとインクを加熱する必要がある。一方、インクジェットヘッド110内に設けられたドライバやピエゾ素子は動作することにより発熱し、これらの発熱やインク振動のジュール熱により、高温時におけるインク温度上昇の影響等を抑制する必要がある。そこで、インク循環経路上に、温度調節器161が設けられており、温度調節器161により、インクは、加温又は冷却される。
また、インクジェット印刷装置1は、本体装置を制御する制御部10を備えており、制御部10は、本体装置に装着されたインクカートリッジとの間で無線通信によりデータ転送を行う機能を有する。さらに、制御部10は、インクジェット印刷装置1の電源投入または省電力モードからの復帰を検出する。ここで、省電力モードとは、消費電力を抑えることで、後述のワーニング画面表示ができなくなるモードであり、例えば、消費電力を抑えたスリープモードのことである。省電力モードからの復帰とは、スリープモードから印刷可能な通常モードへ移行することである。
図2は、本発明の実施例に係るインクジェット印刷装置1の機能を説明した説明図である。
図2に示すように、本発明の実施例に係るインクジェット印刷装置1は、インクカートリッジ150K,150C,150M,150Yと、本体装置に設けられた制御部10と、本体装置に設けられたインクジェットヘッド110K,110C,110M,110Yと、メモリ11と、操作パネル12と、タイマー13とを備えている。なお、インクジェットヘッド110K,110C,110M,110Yについては、上述したためここでは説明を省略する。なお、ここでは、K(ブラック)のインクに対応するインクカートリッジ150Kを例に挙げて説明するが、他のインク色のインクも同様である。
K(ブラック)のインクに対応するインクカートリッジ150Kは、それぞれインクボトル151Kと、非接触IC(符号152K)とを備えている。
非接触IC(符号152K)は、メモリ153Kを有しており、本体装置の制御部10との間で無線によるデータ通信を行う。
メモリ153Kは、インクカートリッジ150Kが製造された製造年月日、インクボトル151Kに貯留されたインク残量、ワーニングを発報した日時を示すワーニング情報、インクカートリッジ150Kの在庫が有ることを示す在庫有り情報を記憶している。なお、インク残量は、例えば、初期の量から、インクジェットヘッド110からの吐出量等を減算することにより算出することができる。また、ワーニング情報は、初期値としては“null”値(空白)であり、ワーニングを発報すると、初めてワーニングを発報した日時が書きこまれる。そして、その後は、ワーニングを発報する度に、新たなワーニングを発報した日時で上書き更新される。在庫有り情報は、初期値としては“null”値(空白)であり、消耗品管理者の操作によりインクカートリッジ150Kの在庫があることを示す操作がなされると、在庫有り情報が書き込まれる。
また、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)のインクに対応するインクカートリッジ150C,150M,150Yも同様に、製造年月日、インク残量、ワーニング情報、在庫有り情報を記憶しており、本体装置の制御部10との間で無線によるデータ通信を行う。
メモリ11は、インクカートリッジ150K,150C,150M,150Y毎に、インクカートリッジの通常使用可能な期間を示す通常消費期間、およびインクカートリッジの使用は可能だが交換を推奨する期間である推奨停止期間を記憶している。
図3は、本発明の実施例に係るインクジェット印刷装置1のメモリ11に記憶された通常消費期間と推奨停止期間の一例を示している。
図3に示すように、通常消費期間111は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)のインク色の名称11aごとに、通常消費期間111を設定可能な範囲を示す設定範囲(月)11b、設定可能な単位である設定単位(月)11c、設定しない場合のデフォルト(月)11dが関連付けられて記憶されている。
同様に、推奨停止期間112は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)のインク色の名称11aごとに、推奨停止期間112を設定可能な範囲を示す設定範囲(月)11b、設定可能な単位である設定単位(月)11c、設定しない場合のデフォルト(月)11dが関連付けられて記憶されている。
また、メモリ11には、ワーニングを発報する間隔を示す警告サイクルと、消耗品管理者に関する認証情報とを記憶している。警告サイクルは、例えば、“2”(月)などいう月の1又は複数倍の値が設定されている場合、ワーニングは、2月ごとに発報することになる。この2月ごとの発報については後に詳細に説明する。
認証情報は、例えば、消耗品を管理するユーザである消耗品管理者のユーザIDと、パスワードとが関連付けられて記憶されている。
図4は、通常消費期間と推奨停止期間とを説明した図である。
図4に示すように、インクカートリッジ150K,150C,150M,150Yごとに、非接触ICが有するメモリに、製造年月日が記憶されており、この製造年月日から何ら問題なくインクカートリッジを使用できる期間である通常消費期間が経過した時点を、推奨期限としている。そして、後述するように、推奨期限を経過すると、使用期限が近い期間であり、インクカートリッジの交換が推奨される推奨停止期間の間、警告サイクル(ここでは、2月)ごとにワーニングが発報する。そして、推奨期限から推奨停止期間だけ経過した時点が使用期限であり、使用期限を経過したインクカートリッジは使用できないため、エラーを発報する。この製造年月日から使用期限までが、使用期間となる。
図2に戻り、制御部10には、操作画面とタッチパネルとで構成された操作パネル12が接続されている。この操作パネル12は、インクジェット印刷装置1の上部に配置されている。この操作パネル12は、図示しないスキャナ部にセットした印刷画像を複写印刷する場合や、外部から受け付けた印刷ジョブを印刷する場合の印刷枚数などの処理内容といった設定条件を、ユーザが入力する入力操作部等として利用できる。
また、操作パネル12には、ユーザ操作に基づき、ユーザIDやパスワードを受け付ける。これにより、消耗品管理者を認証することができる。
さらに、操作パネル12には、ユーザ操作に基づき、推奨期限や警告サイクルなどの設定操作を受け付け、制御部10は、メモリ11に設定操作を反映させる。
タイマー13は、制御部10に接続され、非接触ICに記憶された製造年月日を制御部10を介して取得し、インクカートリッジ150K,150C,150M,150Yごとに、製造年月日からの経過日時を計時している。
インクジェットヘッド110C,110M,110Y,110Kに印刷動作を行わせる制御部10は、CPUやDSP等のプロセッサ、メモリ、及びその他の電子回路等のハードウェア、或いはその機能を持ったプログラム等のソフトウェア、又はこれらの組み合わせなどによって構成された演算処理装置である。制御部10は、プログラムを適宜読み込んで実行することにより種々の機能モジュールを仮想的に構築し、画像データに関する処理や、各部の動作制御、ユーザ操作に対する種々の処理を行う。
具体的には、制御部10は、判定手段101と、報知手段102と、認証手段103との機能モジュールを構築している。なお、本実施形態中で用いられる「モジュール」とは、装置や機器等のハードウェア、或いはその機能を持ったソフトウェア、又はこれらの組み合わせ等によって構成され、所定の動作を達成するための機能単位を示す。
認証手段103は、メモリ11に記憶された認証情報に基づいて、ユーザ操作により操作パネル12から入力されたユーザIDおよびパスワードが、認証情報に記憶されたユーザIDおよびパスワードと一致するか否かを判定する。認証情報に記憶されたユーザIDおよびパスワードと一致する場合、消耗品管理者の認証成功とし、認証情報に記憶されたユーザIDおよびパスワードと一致しない場合、消耗品管理者の認証失敗とする。
判定手段101は、インクカートリッジ150の製造年月日、インクカートリッジ150の使用期限前の推奨期限、およびインクカートリッジ150の製造年月日からの経過日時に基づいて、インクカートリッジ150が推奨期限を経過したか否かを判定する。
報知手段102は、認証手段103により消耗品管理者が認証され、かつ、判定手段101により推奨期限を経過したと判定された場合に、所定条件下でインクカートリッジ150の使用期限が近いことを示すワーニングを認証された消耗品管理者に報知する。
図5は、判定手段101と、報知手段102との動作を詳細に説明した図である。なお、ここでは、K(ブラック)のインクを例にとって説明するが、他のインク色についても同様である。
図5に示すように、ここでは、インクカートリッジ150Kのメモリ153Kに記憶された製造年月日が期限起算の起点とされている。
そして、製造年月日から通常消費期間が経過した時点を推奨期限としている。また、推奨期限から使用期限までを推奨停止期間としている。
判定手段101は、インクカートリッジ150Kのメモリ153Kに記憶された製造年月日、メモリ11に記憶されたインクカートリッジ150Kの通常消費期間などに基づいて算出された推奨期限、およびタイマー13により計時されたインクカートリッジ150Kの製造年月日からの経過日時から、インクカートリッジ150Kが推奨期限を経過したか否かを判定する。
そして、報知手段102は、認証手段103により消耗品管理者が認証されており、かつ判定手段101により推奨期限を経過したと判定された場合であって、所定条件を満たしているときに、インクカートリッジの使用期限が近いことを示すメッセージをワーニングとして操作パネル12に表示させる。具体的には、報知手段102は、インクカートリッジ150Kのメモリ153Kにワーニング情報が記憶されていない場合は、インクカートリッジの使用期限が近いことを示すメッセージをワーニングとして操作パネル12に表示させ、インクカートリッジ150Kのメモリ153Kにワーニング情報が記憶され、かつワーニングを発報した警告時点から警告サイクルだけ経過している場合に、インクカートリッジの使用期限が近いことを示すメッセージをワーニングとして操作パネル12に表示させる。
例えば、消耗品管理者のログイン301が操作された時点は通常消費期間内であり、推奨期限を経過していないので、報知手段102は、操作パネル12にワーニングを表示させることはない。
一方、消耗品管理者のログイン302が操作された時点は推奨停止期間内であり、推奨期限を経過している。また、消耗品管理者のログイン302が操作された時点において、それより以前にワーニングを発報していない場合、メモリ153Kにワーニング情報が記憶されていないので、報知手段102は、インクカートリッジ150Kの使用期限が近いことを示すメッセージをワーニングとして操作パネル12に表示させる。例えば、ワーニング画面例204に示すように、「古くなったインクカートリッジを使用中です。新しいインクを手配してください。」というようなメッセージを操作パネル12に表示させる。
ワーニング画面例204には、インクカートリッジ150の手配が完了しておらず、在庫がない場合に押下操作するためのOKボタン204aと、インクカートリッジ150の手配が完了済みであり、在庫がある場合に押下操作するための在庫ありボタン204bとが備えられている。
すなわち、消耗品管理者が、ワーニング画面例204から在庫ありボタン204bを押下操作すると、制御部10は、インクカートリッジ150K,150C,150M,150Yごとに記憶されたメモリ153K,153C,153M,153Yのうち、ワーニングが発報されたインクに対応するメモリ153に在庫有り情報を記憶する。また、消耗品管理者が、ワーニング画面例204からOKボタン204aを押下操作すると、制御部10は、在庫有り情報を記憶することなく、ワーニング画面例204を消去する。
その後、経過した消耗品管理者のログイン303が操作された時点は推奨停止期間内であり、推奨期限を経過している。また、消耗品管理者のログイン303が操作された時点において、それより以前に消耗品管理者のログイン302が操作された時点においてワーニングを発報しているので、メモリ153Kにワーニング情報が記憶されている。このとき、警告サイクルが“2”(月)として設定されているとすると、消耗品管理者のログイン302が操作された時点は、月間210aの月であり、消耗品管理者のログイン303が操作された時点は、月間210aの月の“2”(月)あとの月(警告サイクル経過の月)となるので、消耗品管理者のログイン303が操作された時点においてもワーニングを発報している。
さらに、推奨期限からさらに推奨停止期間だけ経過した使用期限を経過したインクカートリッジ150は使用できないため、報知手段102は、エラーを発報する。消耗品管理者のログイン時点305は、使用期限を経過しているので、報知手段102は、インクカートリッジ150Kの使用期限が経過を示すメッセージをエラーとして操作パネル12に表示させる。エラーのメッセージは、例えば、エラー画面例205に示すように、「使用期限を過ぎています。インクカートリッジを交換してください。」となる。
図6は、さらに、報知手段102の動作を詳細に説明した図である。
図6では、説明のため、月間210aの月を“3”月度とし、月間210bの月を“4”月度とし、月間210cの月を“5”月度としている。3月度に、消耗品管理者のログイン302が操作された時点で、報知手段102は、インクカートリッジ150Kの使用期限が近いことを示すメッセージを、操作パネル12に表示させる。
その後は、消耗品管理者のログイン操作がなされたとしても、前回、ワーニングを発報した消耗品管理者のログイン302が操作された時点から、2月間が経過するまで(「月」が“2”だけ変化するまで)、ワーニングは発報しない。すなわち、消耗品管理者のログイン302が操作された時点の後の3月度に消耗品管理者のログイン操作された時点や、4月度に消耗品管理者のログイン操作された時点においては、ワーニングは発報していない。
そして、前回、ワーニングを発報した消耗品管理者のログイン302が操作された時点の月である3月度から、2月だけ経過すると5月度であるので、5月度になって初めて消耗品管理者のログインされた時点、すなわち、消耗品管理者のログイン303が操作された時点に、2回目のワーニングを発報する。
<インクジェット印刷装置の作用>
次に、本発明の実施例に係るインクジェット印刷装置1の作用について説明する。
図7は、本発明の実施例に係るインクジェット印刷装置1における処理手順を示したフローチャートである。なお、ここでは、K(ブラック)のインクを例にとって説明するが、他のインク色についても同様である。
図7に示すように、本発明の実施例に係るインクジェット印刷装置1は、まず、消耗品管理者がログインされたか否かを判定する(ステップS100)。具体的には、操作パネル12が、ユーザ操作に基づいてユーザIDやパスワードを受け付けると、認証手段103は、メモリ11に記憶された認証情報に基づいて、ユーザ操作により操作パネル12から入力されたユーザIDおよびパスワードが、認証情報に記憶されたユーザIDおよびパスワードと一致するか否かを判定する。ユーザIDおよびパスワードと一致する場合、認証(ログイン)成功とし、ユーザIDおよびパスワードと一致しない場合、認証(ログイン)失敗とする。
ステップS100において、消耗品管理者がログインされたと判定された場合(YES)、報知手段102は、インクカートリッジ150Kの在庫があるか否かを判定する(ステップS110)。具体的には、報知手段102は、メモリ153Kに在庫有り情報が記憶されている場合、インクカートリッジ150Kの在庫があると判定する。
ステップS110において、インクカートリッジ150Kの在庫がないと判定された場合(NO)、制御部10は、インクカートリッジ150Kの非接触IC(符号152K)と無線通信を開始し、インクカートリッジ150Kのメモリ153Kに記憶された製造年月日を取得する。
そして、判定手段101は、無線通信により取得した製造年月日と、メモリ11に記憶されたインクカートリッジ150Kの推奨停止期間とに基づいて、インクカートリッジ150Kの推奨期限を算出する(ステップS120)。
次に、判定手段101は、インクカートリッジ150Kのメモリ153Kに記憶された製造年月日、インクカートリッジ150Kの推奨期限、およびタイマー13により計時されたインクカートリッジ150Kの製造年月日からの経過日時に基づいて、インクカートリッジ150Kについて、現在日時が推奨期限を経過したか否かを判定する(ステップS130)。
ステップS130において、現在日時が推奨期限を経過していないと判定された場合(NO)、まだ通常消費期間であるので、ワーニングを発報することなく、処理を終了する。
一方、ステップS130において、現在日時が推奨期限を経過したと判定された場合(YES)、判定手段101は、現在日時は、使用期限を経過しているか否かを判定する(ステップS135)。
ステップS135において、現在日時は、使用期限を経過していないと判定された場合(NO)、無線通信でメモリ153K〜153Yにアクセスしワーニング履歴があるか否かを判定する(ステップS140)。上述したように、ワーニング情報は、初期値としては“null”値(空白)であり、ワーニングを発報すると、初めてワーニングを発報した日時が、ワーニング情報として書きこまれるので、ワーニング履歴があれば、以前、ワーニングを発報したことがあり、ワーニング履歴がなければ、一度もワーニングを発報したことがないことになる。
ステップS140において、ワーニング履歴があると判定された場合(YES)、以前、ワーニングを発報したことがあるということであるので、報知手段102は、ワーニング履歴(ワーニング情報)に基づいて、前回のワーニングを発報した時点から警告サイクル以上経過しているかを判定する(ステップS150)。例えば、警告サイクルが“2”(月)と設定されている場合、前回のワーニングを発報した時点の月から現在の日時の月が2月経過したか否かを判定する。
ステップS150において、前回のワーニングを発報した時点から警告サイクル以上経過していないと判定された場合(NO)、ユーザにとってワーニング表示の煩わしさ低減するため、ワーニングを発報することなく処理を終了する。
一方、ステップS150において、前回のワーニングを発報した時点から警告サイクル以上経過したと判定された場合(YES)、前回のワーニングを発報した時点から、ユーザにとって煩わしくない程度に時間が経過したと推測できるので、報知手段102は、例えば、図5のワーニング画面例204に示すようなインクカートリッジの使用期限が近いことを示すメッセージをワーニングとして操作パネル12に表示させる(ステップS160)。
次に、報知手段102は、ワーニング情報をインクカートリッジ150Kのメモリ153Kに記憶させる(ステップS170)。具体的には、メモリ153Kにワーニング情報が記憶されていない場合、すなわち、ワーニング情報が、“null”値(空白)である場合、報知手段102は、初めてワーニングを発報した日時をワーニング情報として書き込む。一方、メモリ153Kにワーニング情報が記憶されている場合、報知手段102は、記憶されているワーニング情報に、ワーニングを発報した最新の日時(直近の日時)をワーニング情報として上書き更新する。
そして、報知手段102は、操作パネル12に対して、ワーニング画面例204からユーザにより在庫ありボタン204bの押下操作がなされると(ステップS180;YES)、制御部10は、インクカートリッジ150Kのメモリ153Kに、在庫有り情報を記憶する。これにより、発注の手配を促すまでもなく在庫が存在することを示しているので、次回からはワーニングを発報しないようにする。
一方、ステップS180において、操作パネル12に対して、ワーニング画面例204からユーザによりOKボタン204aの押下操作がなされると(ステップS180;NO)、在庫有り情報を記憶することなく、操作パネル12に表示させているワーニングを消去する(ステップS190)。
一方、ステップS135において、現在日時は、使用期限を経過していると判定された場合(YES)、報知手段102は、図5のエラー画面例205に示すようなインクカートリッジの使用期限が経過したことを示すメッセージをエラーとして操作パネル12に表示させる(ステップS210)。
そして、報知手段102は、インクカートリッジ150が交換されたことが検出されると(ステップS220;YES)、操作パネル12に表示させているエラーを消去する(ステップS230)。すなわち、ステップS220の処理においてインクカートリッジが交換されるまで、インクジェット印刷装置1が使用できないことになる。
また、ステップS190により、メモリ153Kに、在庫有り情報が記憶された後、次回管理者がログインされた場合(S100;YES)、ステップS110の処理において、インクカートリッジ150Kの在庫があると判定されるので(YES)、判定手段101は、現在日時が使用期限を経過しているか否かを判定し(ステップS115)、現在日時は使用期限を経過していると判定された場合(YES)、制御部10は、処理をステップS210へ移行し、現在日時は使用期限を経過していないと判定された場合(NO)、処理を終了する。
以上のように、本発明の実施例に係るインクジェット印刷装置1によれば、認証手段103が、インクカートリッジ150を管理する消耗品管理者を認証し、判定手段101が、インクカートリッジ150Kのメモリ153Kに記憶された製造年月日、メモリ11に記憶されたインクカートリッジ150Kの推奨停止期間などに基づいて算出された推奨期限、およびタイマー13により計時されたインクカートリッジ150Kの製造年月日からの経過日時に基づいて、インクカートリッジ150Kが推奨期限を経過したか否かを判定し、認証手段103により消耗品管理者が認証され、かつ、判定手段101により推奨期限を経過したと判定されたときに、インクカートリッジ150Kのメモリ153Kにワーニング情報が記憶されていない場合には、報知手段102が、ワーニングを消耗品管理者に報知し、インクカートリッジ150Kのメモリ153Kにワーニング情報が記憶され、かつ、報知時点から警告サイクルだけ経過している場合には、ワーニングを消耗品管理者に報知する。
そのため、認証された消耗品管理者が認証されたタイミングで、ワーニングが発報されるので、一般のユーザの認証操作などにかかわらず、消耗品管理者に消耗品が交換時期に来ていることを消耗品管理者に適切に伝えることができる。
ただし、推奨期限を経過したのち、消耗品管理者がログインされるたびにワーニングを発報するのではなく、メモリ153Kにワーニング情報が記憶され、かつ、報知時点から警告サイクルだけ経過している場合に、ワーニングを報知する。これにより、消耗品管理者に対してインクカートリッジの使用期限が近いことを適切なタイミングで、報知することができるとともに、消耗品管理者に対して、ワーニングの発報に煩わしさを感じさせることを低減させることができる。
なお、本発明の実施例に係るインクジェット印刷装置1では、インクカートリッジ150K,150C,150M,150Yごとに、メモリ153を備えており、メモリ153には、インクカートリッジ150が製造された製造年月日、インクボトル151に貯留されたインク残量、ワーニングを発報した日時を示すワーニング情報、インクカートリッジ150の在庫有り情報を記憶しており、本体側のメモリ11に、警告サイクルと、インクカートリッジ150K,150C,150M,150Y毎に、インクカートリッジ150を通常使用可能な期間を示す通常消費期間、インクカートリッジ150の交換を推奨する期間である推奨停止期間、消耗品管理者を認証するための認証情報を記憶しているがこれに限らない。
認証情報をメモリ11に記憶しておき、製造年月日、インク残量、ワーニング情報、在庫有り情報、通常消費期間、推奨停止期間、警告サイクルについては、メモリ11に記憶するようにしてもよいし、メモリ153に記憶されるようにしてもよい。さらに、上記各種データの各々に対して、メモリ11に記憶するようにしてもよいし、メモリ153に記憶するようにしてもよい。また、いずれに記憶するかは、出荷の際までに任意に選択することができる。
また、報知手段102が、判定手段101により推奨期限を経過したと判定された場合であって、インクカートリッジ150Kのメモリ153Kに記憶されたワーニング情報と、メモリ11に記憶された警告サイクルとに基づいて、前回、ワーニングを発報した警告時点から警告サイクルだけ経過した場合に、インクカートリッジの使用期限が近いことを示すメッセージをワーニングとして操作パネル12に表示させたが、ワーニングは、操作パネル12への表示に限らず、例えば、音声スピーカを備え、この音声スピーカからワーニングの内容を音声出力するようにしてもよい。
また、本発明の実施例に係るインクジェット印刷装置1では、製造年月日から通常消費期間が経過した時点を推奨期限としている。また、推奨期限から推奨停止期間だけ経過した時点を使用期限として算出したが、これに限らず、警告サイクルに所定回数(例えば、5回など)を乗算した期間を推奨停止期間とし、推奨期限から推奨停止期間だけ経過した時点を使用期限として算出するようにしてもよい。また、使用期限は、使用環境に応じて、ユーザが設定変更できるようにしてもよい。
さらに、製造年月日に品質を担保できる期間である品質保証期間を加算することにより、使用期限を算出するようにしてもよいし、製造年月日から計算して、インクカートリッジに貯留されたインクの品質が保証される期限として使用期限が設定され、使用期限から推奨停止期間だけ遡った期限が推奨期限として設定されるようにしてもよい。
なお、インクジェット印刷装置1に装着されていたインクカートリッジ150は、他のインクジェット印刷装置1に新たに装着されたとしても、本発明の効果を奏することができる。
具体的には、他のインクジェット印刷装置1に新たに装着された場合に、別のインクジェット印刷装置にインクカートリッジを装着された場合に、メモリ153に記憶された製造年月日、ワーニング情報、在庫有り情報を利用して、推奨期限が経過したかを判定することもできるし、報知時点から報知サイクルだけ経過しているか否かを判定することもできるし、インクカートリッジの在庫があるか否かを判定することもできる。
この際、本体装置のメモリ11の警告サイクルが変化したら、その警告サイクルを用いて、上記の報知処理をすることになる。
[変形例1]
次いで、本発明の変形例1について説明する。上述した実施例では、警報サイクル(所定月)が経過して初めて消耗品管理者がログインされた時点に、ワーニングを発報したが、本変形例では、さらにワーニングを発報する日を発報日として記憶し、発報日を経過している場合に、ワーニングを発報することを要旨とする。なお、本変形例は、現在の日時が推奨停止期間に入り、ワーニングが2回目以降の場合に適用される。その理由は、1回目の場合には、使用期限までの期間が長いことが多く、インクカートリッジを発注する必要性が少ないと考えられるからである。
すなわち、図示しないが、メモリ11は、第1の所定期間単位として月の1又は複数倍の値の間隔を示す警報サイクル(1月〜複数月)と、第1の所定期間に含まれる第2の所定期間とを記憶している。
そして、認証手段により消耗品管理者が認証され、かつ、判定手段101により推奨期限が経過したと判定されたときに、報知手段102は、メモリ153にワーニング情報が記憶されていない場合には、ワーニングを消耗品管理者に発報し、メモリ153にワーニング情報が記憶され、報知時点から警報サイクルだけ経過し、かつ、現在のタイミングに対応する第1の所定期間内である月において、第2の所定期間(上述した発報日)以後の場合に、ワーニングを消耗品管理者に発報する。なお、第2の所定期間はある時点からある時点までの期間を示すが、ある時点からある時点までの期間を限りなく小さくすることにより時点を示すので、第2の所定期間は、期間だけでなくある時点(タイミング)をも含むものとする。
図8は、本発明の変形例1において、報知手段102の動作を詳細に説明した図である。
図8では、説明のため、月間210aの月を“3”月度とし、月間210bの月を“4”月度とし、月間210cの月を“5”月度としている。
メモリ11には、予め、警告サイクルとして“2”(月)が記憶されており、第2の所定期間(日)であるワーニングを発報する発報日として“20”(日)が記憶されている。
例えば、3月度に、消耗品管理者のログイン302が操作された時点で、報知手段102は、インクカートリッジ150Kの使用期限が近いことを示すメッセージを、操作パネル12に表示させたとする。
その後は、消耗品管理者のログイン操作がなされたとしても、前回、ワーニングを発報した消耗品管理者のログイン302が操作された時点から、2月間が経過するまで、ワーニングは発報しない。すなわち、消耗品管理者のログイン302が操作された時点の後の3月度に消耗品管理者のログイン操作された時点や、4月度に消耗品管理者のログイン操作された時点においては、ワーニングは発報していない。
そして、前回、ワーニングを発報した消耗品管理者のログイン302が操作された時点の月である3月度から、2月だけ経過し、かつ、5月度で発報日である“20”(日)を経過して(5月20日を経過して)、初めて消耗品管理者のログインがなされた時点、すなわち、消耗品管理者のログイン307が操作された時点に、2回目のワーニングを発報する。
ここで、消耗品管理者のログイン303が操作された時点では、発報日を経過していないので、ワーニングは発報していない。
このように、メモリ11に、報知手段102により警告する月の1又は複数倍の値の間隔を警告サイクルとして記憶するとともに、報知手段102により警告する第2の所定期間(タイミング)(日)を発報日として記憶し、報知手段102が、発報時点の月から警告サイクルが示す月数だけ経過した月の報知日が経過した場合に、インクカートリッジの使用期限が近いことを警告するので、特に、1回/月の頻度でインクカートリッジの補充を行う購買管理システムを用いて消耗品管理を行っている場合などに、より、消耗品管理者に煩わしさを感じさせることを低減することができる。
例えば、毎月25日にインクカートリッジの在庫状況に応じて、補充のためにインクカートリッジの発注を行うような運用をしている場合、仮に、月始の1日や2日に、最初の警告表示がなされ、その後、消耗品管理者のログイン操作がなされる度に、何度も警告表示が行われてしまうと、いずれにせよ25日(発注日)まで消耗品の発注は行わないので、この警告表示は消耗品管理者にとって煩わしいだけである。
一方、本発明の変形例1では、月始の1日や2日に、消耗品管理者のログイン操作がなされたとしても、発報日を経過していないので、ワーニングは発報しない。
そして、発報日である“20”(日)を経過して(5月20日を経過して)、初めて消耗品管理者のログインがなされた場合に、ワーニングを発報するので、25日(発注日)の直前、ワーニングが初めて発報されることになるので、消耗品管理者は、この警告表示を煩わしく感じることはない。
なお、上記の第2の所定期間である発報日を、例えば、消耗品であるインクカートリッジ150の発注日としてもよいし、インクカートリッジ150の発注日の所定日の経過後としてもよい。また、上記の第2の所定期間を、例えば、インクカートリッジ150の発注日前後所定日数や前後1週間としてもよい。
なお、第2の所定期間である発報日は、発注日に対して、実際に消耗品管理者に対してワーニングが発報された履歴に基づいて、発注日の前後所定日数内のタイミングでワーニングが発報されるように、発報日を設定し直すようにしてもよい。例えば、過去のワーニング履歴を取得するようにし、ワーニング履歴からワーニングが発報された日が、13日〜15日である場合が多く、発注日が18日のような場合のように、発注日の数日前に発報日を設定した方が消耗品管理者にとって発注の都合の良い場合、発報日を15日〜18日の間に設定するようにしてもよい(このとき、発報日は、自動的に設定されるようにしてもよいし、消耗品管理者に知らせて、消耗品管理者の操作に基づいて設定するようにしてもよい)。
ここで、ワーニングの表示内容は、インクカートリッジ150を発注する必要性を表示するようにしてもよい。
また、本発明の変形例1では、第1の所定期間は月の1又は複数倍の値であり、第2の所定期間(タイミング)は、日として説明したが、これに限らず、第1の所定期間は月の1又は複数倍の値とし、第2の所定期間を週としてもよい。例えば、第2の所定期間が第2週として設定されている場合、第1の所定期間の経過後の月において、第2週目以降にワーニングが発報される。
また、ここでは、発注日を例にして説明したが、それ以外の消耗品に管理に関する日等を第2の所定期間としてもよい。
[変形例2]
次いで、本発明の変形例2について説明する。上述した実施例では、警報サイクルが経過して初めて消耗品管理者のログインがなされた時点にワーニングを発報したが、本変形例では、警報サイクルを、推奨期限を経過し、使用期限までの間の期間(推奨停止期間)に対して、推奨期限を経過した期間に基づいて、インクカートリッジの使用期限が近くなるほど短くなるように設定する。
上述したように、インクカートリッジ150は品質を保証する期限として使用期間が設定されており、この使用期間の最終時点である使用期限を経過すると、インクが残っていたとしても、インクカートリッジ150は使用できなくなる。そのため、使用期限が近付いているにもかかわらずインク残量が多い場合、インクカートリッジ150の使用期限が近付いていることを知らせるワーニングの頻度を多くするとともに、このインクカートリッジ150のインクを早く使い切ることを促すメッセージを表示することが好ましい。
そこで、本発明の変形例2では、メモリ11に記憶された警告サイクルは、インクカートリッジ150の使用期限が近くなるほど短くなるように設定されている。例えば、インクカートリッジ150の使用期限までの期間が4月以上である場合、警告サイクルを“2”(月)と設定され、インクカートリッジ150の使用期限までの期間が2月以上4月未満である場合、警告サイクルを“1”(月)と設定され、インクカートリッジ150の使用期限までの期間が0月以上2月未満である場合、警告サイクルを“0.5”(月)と設定されるようにする。
また、本発明の変形例2では、メモリ11に、インクカートリッジ150の使用期限に応じた表示内容を記憶する。例えば、インクカートリッジ150の使用期限までの期間が4月以上である場合、表示内容を「早めに使い切るようにしてください。」とし、インクカートリッジ150の使用期限までの期間が2月以上4月未満である場合、表示内容を「使用期限が近付いています。早めに使い切るようにしてください。」とし、インクカートリッジ150の使用期限までの期間が0月以上2月未満である場合、表示内容を「まもなく使用期限です。至急使い切るようにしてください。」とする。
これにより、使用期限が近付いてきたタイミングで、消耗品管理者にインクの使用を促すので、消耗品管理者から一般のユーザに対して、インクの使用を促すことにより、使用期間中に、無駄なく効率的にインクを消費させることができる。
[変形例3]
次いで、本発明の変形例3について説明する。変形例2では、警報サイクルを、推奨期限を経過し、使用期限までの間の期間(推奨停止期間)に対して、推奨期限を経過した期間に基づいて、インクカートリッジの使用期限が近くなるほど短くなるように設定した。
本変形例では、警報サイクルを、推奨期限を経過し使用期限までの間の期間に対して、推奨期限を経過した期間に応じて設定され、インクの使用可能な残量が多いほど、短くなるように設定する。例えば、インクカートリッジ150のインク残量が30(%)以上である場合、警告サイクルを“0.5”(月)と設定され、インクカートリッジ150のインク残量が20(%)以上30(%)未満である場合、警告サイクルを“1”(月)と設定され、インクカートリッジ150のインク残量が10(%)以上20(%)未満である場合、警告サイクルを“2”(月)と設定されるようにする。
さらに、変形例2と組み合わせることも可能である。具体的には、インクカートリッジ150の使用期限までの期間が4月以上であり、かつインクカートリッジ150のインク残量が10(%)以上20(%)未満である場合、警告サイクルを“2”(月)と設定され、インクカートリッジ150の使用期限までの期間が2月以上4月未満であり、かつインクカートリッジ150のインク残量が20(%)以上30(%)未満である場合、警告サイクルを“1”(月)と設定され、インクカートリッジ150の使用期限までの期間が0月以上2月未満であり、かつインクカートリッジ150のインク残量が30(%)以上である場合、警告サイクルを“0.5”(月)と設定されるようにしてもよい。
なお、これに限らず、残量と使用期限までの期間とは適宜組み合わせることにより、警告サイクルを決めるようにしてもよい。すなわち、残量が多く使用期限が近いほど警告サイクルを短くし、残量が少なく使用期限が遠いほど警告サイクルを長くすればよい。具体的には、残量が多い〜少ないと、使用期限長い〜短いの各種の組み合わせに対して、残量と使用期限までの期間をどちらかを優先するかについては、残量と使用期限までの期間に対して、それぞれ重みづけを設定して、警告サイクルを決めるようにしてもよい。例えば、使用期限までの期間を優先する場合には、使用期限までの期間が短く残量が少ない場合の警告サイクルは、使用期限までの期間が長く残量が多い場合の警告サイクルよりも短くなるようにしてもよい。
また、本発明の変形例3では、メモリ11に、インクカートリッジ150の使用期限やインク残量に応じた表示内容を記憶する。例えば、インクカートリッジ150のインク残量が30(%)以上である場合、表示内容を「インクが多く残っています。早めに使い切るようにしてください。」とし、インクカートリッジ150のインク残量が10(%)以上20(%)未満である場合、表示内容を「インクが残っています。早めに使い切るようにしてください。」とし、インクカートリッジ150のインク残量が10(%)以上20(%)未満である場合、表示内容を「インクがまだ少し残っています。使い切るようにしてください。」とする。
これにより、使用期限が近付いてきたタイミングで、インクの残量が多い場合に、消耗品管理者にインクの使用を促すので、消耗品管理者から一般のユーザに対して、インクの使用を促すことにより、使用期間中に、無駄なく効率的にインクを消費させることができる。
[変形例4]
次いで、本発明の変形例4について説明する。上述した実施例では、認証手段103により消耗品管理者が認証された場合、インクカートリッジの製造年月日、インクカートリッジの使用期限前の推奨期限、およびインクカートリッジの製造年月日からの経過日時に基づいて、インクカートリッジが推奨期限を経過したか否かを判定し、推奨期限を経過したと判定された場合に、インクカートリッジの使用期限が近いことを警告表示したが、本変形例では、インクジェット印刷装置1が設置される地域ごとに推奨期限を設定する。
メモリ11には、さらに、地域を示す地域コードと、製造年月日から推奨期限までの期間である通常消費期間を対応させて地域テーブルとして記憶している。例えば、日本を示す地域コードである“JP”と、通常消費期間の“18”(月)とが関連付けられおり、また、アフリカを示す地域コードである“AF”と、通常消費期間の“24”(月)とが関連付けられて、地域テーブルとして記憶する。
そして、判定手段101は、メモリ11に記憶された地域テーブルから、例えば、操作パネル12から入力された地域コードに対応するインクカートリッジ150の通常消費期間を抽出し、この抽出した通常消費期間と、無線通信により取得した製造年月日とに基づいて、インクカートリッジ150の推奨期限を算出する。
これにより、例えば、熱い地域ではインクの劣化が早いと推測できるので、早めにインクカートリッジ150を交換できるように、推奨停止期間を長く設定し、逆に、寒い地域ではインクの劣化し難いと推測できるので、推奨停止期間を短く設定することができ、地域にあった適切な推奨停止期間を設定することができる。
[変形例5]
次いで、本発明の変形例5について説明する。上述した実施例では、報知手段102は、前回、ワーニングを発報した警告時点から月の1又は複数倍の値で設定した警告サイクルだけ経過した場合に、インクカートリッジ150の使用期限が近いことを示すメッセージをワーニングとして操作パネル12に表示させたが、警告サイクルは月の1又は複数倍の値に限らず、日単位で設定するようにしてもよい。
例えば、警告サイクルが“40”として設定されているとすると、報知手段102は、前回、ワーニングを発報した警告日から40日だけ経過した場合に、インクカートリッジ150の使用期限が近いことを示すメッセージをワーニングとして操作パネル12に表示させる。
これにより、単純な日数計算で、インクカートリッジ150が推奨期限を経過したか否かを判定することができる。
[変形例6]
次いで、本発明の変形例6について説明する。上述した実施例では、認証手段103により消耗品管理者が認証された場合、インクカートリッジ150K,150C,150M,150Yごとに、判定手段101が、製造年月日、推奨期限、および製造年月日からの経過日時に基づいて、インクカートリッジ150が推奨期限を経過したか否かを判定し、報知手段102が、推奨期限を経過し、前回、ワーニングを発報した警告時点から警告サイクルだけ経過した場合に、インクカートリッジ150の使用期限が近いことを示すメッセージをワーニングとして操作パネル12に表示させた。
このとき、インクカートリッジ150K,150C,150M,150Yのうち、複数のインクカートリッジについて、推奨期限を経過し、かつ前回、ワーニングを発報した警告時点から警告サイクルだけ経過している場合、この複数のインクカートリッジについてのワーニングについて、同時に操作パネル12の同じ表示画面上に警告表示するようにしてもよいし、使用期限が近いインクカートリッジから順に表示するようにしてもよい。
さらに、同時に操作パネル12の同じ表示画面上に警告表示するか、または使用期限が近いインクカートリッジから順に表示するかをユーザ設定するようにしてもよい。
[変形例7]
次いで、本発明の変形例7について説明する。上述した実施例では、メモリ11に、インクカートリッジ150K,150C,150M,150Y毎に、インクカートリッジの使用可能な期間を示す推奨停止期間、通常消費期間を記憶したが、この推奨停止期間、通常消費期間のいずれかまたは両方は、予め設定された品質ランクに応じて設定するようにしてもよい。
例えば、本発明の変形例6では、インクの色によって、推奨停止期間、通常消費期間を異なるように設定してもよいし、インクの色は同色であっても、製造方法によって推奨停止期間、通常消費期間を異なるように設定してもよい。
さらに、インクの色や製造方法によってワーニングの表示内容を変更するようにしてもよい。
[変形例8]
次いで、本発明の変形例8について説明する。上述した実施例では、認証手段103により消耗品管理者が認証された場合、インクカートリッジ150K,150C,150M,150Yごとに、判定手段101が、製造年月日、推奨期限、および製造年月日からの経過日時に基づいて、インクカートリッジ150が推奨期限を経過したか否かを判定したがこれに限らない。
本発明の変形例8では、メモリ153に、インクカートリッジ150が製造された製造年月日、インクボトル151に貯留されたインク残量、ワーニングを発報した日時を示すワーニング情報、インクカートリッジ150の在庫有り情報に加え、インクカートリッジ150の使用開始日を記憶する。ここでは、インクカートリッジ150の使用開始日は、インクカートリッジ150が本体装置に装着された時点の日時とする。
そして、インクカートリッジ150K,150C,150M,150Yごとに、判定手段101が、使用開始日、推奨期限、および使用開始日からの経過日時に基づいて、インクカートリッジ150が推奨期限を経過したか否かを判定する。具体的には、使用開始日から通常消費期間が経過した時点を推奨期限とし、推奨期限から推奨停止期間だけ経過した時点を使用期限として算出する。
これにより、実際にインクカートリッジ150が開封されて、本体装置に装着されて使用された時点からの経過時間に基づいて推奨期限を経過したか否かを判定するので、より実際の使用形態に即した管理が可能となる。
[変形例9]
上述した実施例では、インクジェット印刷装置1とインクカートリッジ150の場合について説明したが、これに限定されない。例えば、インクジェット印刷装置1の代わりとして孔版印刷装置と、インクカートリッジ150の代わりとしてドラムに装着されたインク容器、孔版原紙ロールに取り付けられたタグ情報(メモリ)を用いて本発明を適用することも可能である。また、孔版印刷装置以外の電子写真方式の印刷装置など、消耗品を使用する印刷装置であればどのような印刷装置にも適用することが可能である。
[変形例10]
変形例4では、インクジェット印刷装置1が設置される地域ごとに推奨期限を設定したが、これに限らない。本変形例では、外気温を測定する温度センサと、温度範囲と、通常消費期限とが関連付けられて対応テーブルとして記憶する温度条件記憶手段とを備え、対応テーブルに基づいて、温度センサにより測定された外気温に応じた通常消費期限を抽出し、この通常消費期限に基づいて推奨期限を算出し、判定手段101が、抽出したインクカートリッジ150が推奨期限を経過したか否かを判定するようにしてもよい。
これにより、環境温度に応じて、適切に推奨期限を設定することができる。
[変形例11]
本変形例では、警告表示の仕方は消耗品管理者が自由に設定できるようにしたことを要旨とする。
具体的には、報知手段102は、認証手段103により消耗品管理者が認証され、かつ、判定手段101により推奨期限を経過したと判定された場合に、インクカートリッジ150Kのメモリ153Kにワーニング情報が記憶されていない場合または、インクカートリッジ150Kのメモリ153Kにワーニング情報が記憶され、かつワーニングを発報した警告時点から警告サイクルだけ経過し、さらに、消耗品管理者により設定された設定条件を満たした場合に、インクカートリッジの使用期限が近いことを示すメッセージをワーニングとして操作パネル12に表示させるようにしてもよい。
ここで、消耗品管理者により設定された条件とは、例えば、消耗品管理者の操作により、ワーニングの発報を警報タイミングに対して、1回おきに行うような設定を行なうことも可能である。
これにより、消耗品管理者の設定を考慮してワーニングを発報することができるので、よりきめ細かく消耗品管理者の特性を反映した制御を行うことができる。
推奨停止期間内の警告については、警告が何回か行われた後、さらに警告が行われないように、消耗品管理者が操作パネルを用いて操作することで、警告が行われなくなるようにしてもよい。
1…インクジェット印刷装置
10…制御部
11…メモリ
12…操作パネル
13…タイマー
101…判定手段
102…報知手段
103…認証手段
110K,110C,110M,110Y…インクジェットヘッド
150K,150C,150M,150Y…インクカートリッジ
151C,151K,151M,151Y…インクボトル
153…メモリ(報知時点記憶手段)

Claims (6)

  1. 印刷を行う本体装置と、前記本体装置に対して着脱可能に取り付けられた前記印刷の際に用いられる消耗品とを備えた印刷装置であって、
    前記消耗品を管理する消耗品管理者を認証する認証手段と、
    前記消耗品の製造年月日又は使用開始日、前記消耗品の使用期限前の推奨期限、および前記消耗品の製造年月日又は使用開始日からの経過期間に基づいて、前記消耗品が前記推奨期限を経過したか否かを判定する判定手段と、
    前記認証手段により前記消耗品管理者が認証され、かつ、前記判定手段により前記推奨期限を経過したと判定された場合に、所定条件下で前記消耗品の使用期限が近いことを示す警告内容を前記認証された消耗品管理者に報知する報知手段と、
    前記報知手段により報知する間隔を報知サイクルとして記憶するとともに、前記報知手段により、前記推奨期限を経過してから直近に報知した報知時点を記憶する記憶手段と、を備え、
    前記所定条件は、
    前記記憶手段に報知時点が記憶されていない場合または、
    前記記憶手段に報知時点が記憶され、かつ、前記報知時点から前記報知サイクルだけ経過している場合である
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記記憶手段は、第1の所定期間の1又は複数倍の間隔を示す前記報知サイクルと、前記第1の所定期間に含まれる第2の所定期間とを記憶し、
    前記所定条件は、
    前記記憶手段に報知時点が記憶されていない場合または、
    前記記憶手段に報知時点が記憶され、前記報知時点から前記報知サイクルだけ経過し、かつ、現在のタイミングが、前記第1の所定期間内において、前記第2の所定期間以後の場合である
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記消耗品の在庫が有ることを示す在庫有り情報を記憶する在庫情報記憶手段を、さらに備え、
    前記報知手段は、前記認証手段により前記消耗品管理者が認証され、かつ、前記判定手段により前記推奨期限を経過したと判定された場合、
    前記所定条件に加え、さらに
    前記在庫情報記憶手段に在庫有り情報が記憶されていない場合に、前記警告内容を前記認証された消耗品管理者に報知することを特徴とする請求項1又は2記載の印刷装置。
  4. 当該消耗品を管理する消耗品管理者を認証する認証手段と、
    当該消耗品の製造年月日又は使用開始日、当該消耗品の使用期限前の推奨期限、および当該消耗品の製造年月日又は使用開始日からの経過期間に基づいて、当該消耗品が前記推奨期限を経過したか否かを判定する判定手段と、
    前記認証手段により前記消耗品管理者が認証され、かつ、前記判定手段により前記推奨期限を経過したと判定されたときに所定条件下で当該消耗品の使用期限が近いことを示す警告内容を報知する報知手段と、
    前記報知手段により報知する間隔を報知サイクルとして記憶する記憶手段と、
    を備える本体装置に着脱可能に用いられる消耗品であって、
    前記報知手段により前記推奨期限を経過してから直近に報知した報知時点を報知時点情報として記憶する報知時点記憶手段を備え、
    前記所定条件は、
    前記報知時点記憶手段に報知時点情報が記憶されていない場合、または前記報知時点記憶手段に報知時点情報が記憶され、かつ、前記報知時点から前記報知サイクルだけ経過している場合であることを特徴とする消耗品。
  5. 前記記憶手段は、第1の所定期間の1又は複数倍の間隔を示す前記報知サイクルと、前記第1の所定期間に含まれる第2の所定期間とを記憶し、
    前記所定条件は、
    前記報知時点記憶手段に報知時点情報が記憶されていない場合、または前記報知時点記憶手段に報知時点情報が記憶され、かつ、前記報知時点から前記報知サイクルだけ経過し、現在のタイミングが、前記第1の所定期間内における前記第2の所定期間以後の場合であることを特徴とする請求項4に記載の消耗品。
  6. 当該消耗品の在庫が有ることを示す在庫有り情報を記憶する在庫情報記憶手段を、さらに備え、
    前記報知手段は、前記認証手段により前記消耗品管理者が認証され、かつ、前記判定手段により前記推奨期限を経過したと判定された場合、前記所定条件に加え、さらに
    前記在庫情報記憶手段に在庫有り情報が記憶されていない場合に、
    前記警告内容を前記認証された消耗品管理者に報知することを特徴とする請求項4又は5記載の消耗品。

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