JP2011141421A - 画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

画像形成装置及び画像形成システム Download PDF

Info

Publication number
JP2011141421A
JP2011141421A JP2010001896A JP2010001896A JP2011141421A JP 2011141421 A JP2011141421 A JP 2011141421A JP 2010001896 A JP2010001896 A JP 2010001896A JP 2010001896 A JP2010001896 A JP 2010001896A JP 2011141421 A JP2011141421 A JP 2011141421A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
image forming
forming apparatus
expiration date
toner container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010001896A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Fujikura
章 藤倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2010001896A priority Critical patent/JP2011141421A/ja
Publication of JP2011141421A publication Critical patent/JP2011141421A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】トナーコンテナの消費期限管理を自動的かつより正確に行うことにより、無駄なくトナーコンテナを使用するとともに、高画質の印刷を確保する。
【解決手段】 温湿センサ35で検出された温度及び湿度を読み込み(S5)、これら温度及び湿度のいずれも、対応する上限値と下限値の間の範囲にあるか否かを判定し(S6)、検出された温度及び湿度がそれぞれ、上限温度TH及び上限湿度HHを超えていれば、タイマーイベント発生間隔Δを累積時間ST1に加算し、下限温度TL及び下限湿度HL未満であれば、この間隔Δを累積時間ST2に加算し(S7)、環境による減算日数D=ST1/Δ1+ST2/Δ2を算出する(S8)。
【選択図】図2

Description

本発明は、着脱式トナーコンテナを備えた画像形成装置及び画像形成システムに係り、特に、環境変化を考慮したトナーコンテナ消費期限管理を行う画像形成装置及び画像形成システムに関する。
画像形成装置のトナーコンテナ(トナーカートリッジ)は、現像器へのトナー補給用であり、画像形成装置に着脱可能に取り付けられる。トナーコンテナの製造日や使用開始日から長期間経過すると、トナー粒子同士が結合して、印刷画質が劣化する。
一方、下記特許文献1には、インクカートリッジにEEPROMを備え、これに製造日を予め書き込んでおき、インクカートリッジを印刷装置に装着した際に該EEPROMに装着日を書き込み、製造日からの消費期限と使用開始日からの消費期限とを比較し、早い方を有効期限とし、有効期限が間近になった場合に画面にそのことを表示する方法が開示されている。
特開2007-140666号公報
しかしながら、上記方法をトナーコンテナに適用しても、温度や湿度などの使用環境によるトナー劣化が考慮されていないので、消費期限管理を正確に行うことができない。特に高画質の印刷が要求される場合に、消費期限管理をより正確に行うことが要求される。
従来では、印刷画質を確認することにより、より正確な消費期限管理が行われていたので、誤って低画質の印刷物をその利用者に配布することがあった。これを防止するため、早めにトナーコンテナを取り替えると、無駄が生ずる。
本発明の目的は、このような問題点に鑑み、トナーコンテナの消費期限管理を自動的かつより正確に行うことにより、無駄なくトナーコンテナを使用するとともに、高画質の印刷を確保することが可能な画像形成装置及び画像形成システムを提供することにある。
本発明の第1態様では、着脱式トナーコンテナ内のトナーの消費期限管理を行うトナー消費期限管理装置を備えた画像形成装置において、
トナー使用環境数値検出手段と、
時計手段と、
をさらに備え、該トナー消費期限管理装置は、該トナー使用環境数値検出手段により検出された値が、設定範囲外となった時間に応じて、トナー消費期限を減縮する。
本発明による画像形成装置及び画像形成システムの第2態様では、第1態様において、
該トナー使用環境数値検出手段は、トナー使用環境温湿度センサを有する。
本発明の第2態様では、ネットワークに、着脱式トナーコンテナが装着される画像形成装置と、該トナーコンテナ内のトナーの消費期限管理を行う管理装置とが結合された画像形成システムにおいて、
該トナーコンテナは、トナーコンテナ種別IDが予め格納された第1記憶手段を備え、
該画像形成装置は、トナー使用環境数値検出手段と、タイマー手段とを備え、該トナーコンテナが画像形成装置に装着されたことに応答して該管理装置に、該トナーコンテナ種別IDを送信し、
該管理装置は、トナーコンテナ種別ID毎にトナー消費期限管理情報が格納された第2記憶手段を備え、該トナー消費期限管理情報は該トナー使用環境数値の範囲の境界値とその該境界値を超えた状態の継続時間とに基づきトナー消費期限を減縮するための情報を含み、
該管理装置は、該トナーコンテナ種別IDの受信に応答して、対応するトナー消費期限管理情報を該画像形成装置に返信し、
該画像形成装置は、トナー使用環境数値検出手段による検出値と該タイマー手段によるタイマーイベント発生間隔とに基づき、該管理装置から受信した該トナー消費期限管理情報を参照して、該検出値が設定範囲外となった時間に応じトナー消費期限を減縮する。
上記第1態様の構成によれば、トナー使用環境数値検出手段により検出された値が、設定範囲外となった時間に応じて、トナー消費期限を減縮するので、トナーコンテナの消費期限管理を自動的かつより正確に行うことができ、これにより、無駄なくトナーコンテナを使用するとともに、高画質の印刷を確保することが可能となるという効果を奏する。
上記第2態様の構成によれば、トナーコンテナに備えられた第1記憶手段には、少なくともトナーコンテナ種別IDが格納されていればよいので、小記憶容量の安価な第1記憶手段を用いて、上記第1態様の効果が得られる。
本発明の他の目的、構成及び効果は以下の説明から明らかになる。
本発明の実施例1に係る画像形成装置の概略ブロック図である。 図1中のトナー消費期限管理部による処理を示す概略フローチャートである。 電子タグのメモリに格納されるトナー消費期限管理テーブルの説明図である。 本発明の実施例2で用いられる、電子タグに格納される管理テーブルの説明図である。 本発明の実施例3に係る画像システムの概略図である。 (A)及び(B)はそれぞれ電子タグ及び管理装置の記憶手段に格納されるトナー消費期限サブ管理テーブルの説明図である。 画像形成装置の不揮発性メモリに格納される表テンプレートの説明図である。 トナー消費期限管理部による処理を示す部分概略フローチャートである。 トナー消費期限管理部による処理を示す、図8に続く部分概略フローチャートである。
図1は、本発明の実施例1に係る画像形成装置10の概略ブロック図である。
この画像形成装置10では、ユーザがオートシ−トフィーダ11の原稿台12上に原稿を載置し、操作パネル13を操作してコピー開始を指示入力すると、システム制御部14はこれに応答して、オートシ−トフィーダ11を起動させて、原稿を送らせると共にスキャナ15に対し原稿画像を読み取らせ、そのデータをデータメモリ16に一時記憶させ、画像処理部17に対しこのデータを処理させた後、画像書込制御部18に供給する。
画像書込制御部18は、感光ドラム20を回転させながら、チャージローラ21に対し感光ドラム20の表面を一様に帯電させ、画像データで変調したレーザビームLBを感光ドラム20上に走査させて、感光ドラム20の表面の電気伝導率を低下させ静電気を部分的に除去することにより、静電潜像を感光ドラム20上に形成させる。画像書込制御部18はさらに、現像器22を介して静電潜像をトナーで現像する。
一方、システム制御部14は、搬送制御部23を介して圧接ローラ24、用紙搬送ローラ251、レジストレーションローラ252及び静電転写ローラ26を回転駆動させ、給紙カセット29内の用紙Pを送り出して、静電転写ローラ26と感光ドラム20との間を通らせることにより、感光ドラム20上のトナー像を用紙に転写させる。クリーナ28は、感光ドラム20上の転写後の残りトナーを除去し、除電器29は、感光ドラム20上のその位置の静電気を除去する。
システム制御部14はさらに、用紙上のトナー像を、搬送制御部23及び定着器30を介し加熱及び加圧により定着させ、搬送制御部23を介し排紙ローラ253を駆動してこの用紙を排紙トレイ31上に送り出す。
現像器22には、トナーコンテナ32が着脱可能に取り付けられており、トナーコンテナ32内のトナーが現像器22内へ補給される。トナーコンテナ32には、その表面又は内部に、書込消去可能な不揮発性記憶手段としての電子タグ33が取着されている。
画像形成装置10内には、この電子タグ33に対しデータの書き込み及び読み出しを行うためのタグリーダライタ34と、トナーコンテナ32の環境温湿度を検出するための温湿センサ35とが配設されている。
システム制御部14は、時計36とトナー消費期限管理部37と共に、CPUと、メモリと、メモリ内のプログラムとにより構成される。
トナー消費期限管理部37は、システム制御部14を介して、タグリーダライタ34に対し電子タグ33内のメモリに対するデータの書き込み及び読み出しを行い、温湿センサ35で検出された温湿度を読み取り、時計36で計測された現在日(年月日)を読取り、これらのデータを用いて後述のようにトナー消費期限管理を行う。
システム制御部14はまた、ホストコンピュータ40からプリンタドライバ41を介して供給される印刷データを、データメモリ16に一時記憶させ、このデータに対し画像処理部17を介して処理を行った後、そのデータを画像書込制御部18に供給することにより、上記同様にして用紙に画像を形成させる。
図3は、電子タグ33のメモリに格納されるトナー消費期限管理テーブル42の説明図である。
管理テーブル42は、トナーコンテナ32のIDとしてのメーカ、型式及びシリアルナンバーの項目(メモリアドレスに対応した項目名及びこのアドレスの記憶内容に対応した項目値)と、製造日及び製造日からの消費期間T1の項目と、使用開始日及び使用開始日からの消費期間T2の項目とを有している。管理テーブル42はまた、使用環境に応じて本来の消費期間を減縮するために、上限温度TH、上限湿度HH、換算時間Δ1、及び累積時間ST1の項目を有している。
ここに換算時間Δ1は、温湿センサ35により検出された温度及び湿度がそれぞれ上限温度TH及び上限湿度HHを共に超えている時間であって、消費期間1日減縮に対応する時間である。例えば、1時間、温度及び湿度がそれぞれ40℃及び90%を超えると、消費期間を1日減縮する。
累積時間ST1は、温湿センサ35により検出された温度及び湿度がそれぞれ上限温度TH及び上限湿度HHを共に超えている時間の積算値であり、減縮日数D=ST1/Δ1となる。
同様に、管理テーブル42は下限温度TL、下限湿度HL、換算時間Δ2及び累積時間ST2の項目も有している。ここに換算時間Δ2は、温湿センサ35により検出された温度及び湿度がそれぞれ下限温度TL及び下限湿度HL未満となった時間であって、消費期間1日減縮に対応する時間である。例えば、2時間、温度及び湿度がそれぞれ−20℃未満及び10%未満となると、消費期間を1日減縮する。
累積時間ST2は、温湿センサ35により検出された温度及び湿度がそれぞれ下限温度TL及び下限湿度HLより低くなった時間の積算値であり、減縮日数D=ST2/Δ2となる。
管理テーブル42はまた、注意期間τ1、警告有フラグF及び警告期間τ2の項目を有し、これらはユーザが操作パネル13を操作して変更可能となっている。
電子タグ33内の管理テーブル42には、使用開始日、累積時間ST1及びST2以外は、値が製品出荷前に書き込まれている。
ユーザが操作パネル13を操作してトナー消費期限管理情報表示指示をシステム制御部14に与えると、システム制御部14は、トナー消費期限管理部37及びタグリーダライタ34を介して電子タグ33の記憶内容を読み出させ、これを操作パネル13に表示させる。同様に、ユーザがホストコンピュータ40を操作してトナー消費期限管理情報表示指示をプリンタドライバ41を介しシステム制御部14に与えると、システム制御部14はトナー消費期限管理部37及びタグリーダライタ34を介して電子タグ33の記憶内容を読み出させ、これをホストコンピュータ40に送信して、プリンタドライバ41を介しホストコンピュータ40の画面に表示させる。
図2は、トナー消費期限管理部37による処理を示す概略フローチャートである。この処理は、タイマーイベントにより定期的、例えば15分毎に開始される。以下、括弧内は図中のステップ識別符号である。
(S0)タグリーダライタ34から電波を放射させて電子タグ33を起動させ、電子タグ33からの応答の有無により、トナーコンテナ32が画像形成装置10に装着されているか否かを判定する。肯定判定した場合にはステップS1へ進み、そうでなければ図2の処理を終了する。
(S1)タグリーダライタ34を介して、電子タグ33から図3に示す管理テーブル42の全情報を読み出す。
(S2)使用開始日の値がNULLであればステップS3へ進み、そうでなければステップS4へ進む。
(S3)時計36から読み取った現在日を使用開始日として、タグリーダライタ34を介し管理テーブル42に書き込む。
(S4)ステップS1で読み出した情報について、製造日に消費期間T1を加算した年月日と、使用開始日に消費期間T2を加算した年月日とを比較し、早い方を本来消費期限TML0と決定する。
(S5)温湿センサ35で検出された温度及び湿度を読み込む。
(S6)これら温度及び湿度のいずれも、対応する上限値と下限値の間の範囲にあるか否かを判定し、肯定判定した場合にはステップS7へ進み、そうでなければステップS8へ進む。
(S7)検出された温度及び湿度がそれぞれ、上限温度TH及び上限湿度HHを超えていれば、上記タイマーイベント発生間隔Δを累積時間ST1に加算し、下限温度TL及び下限湿度HL未満であれば、この間隔Δを累積時間ST2に加算する。これら累積時間ST1及びST2を、タグリーダライタ34を介し電子タグ33に書き込む(更新する)。
(S8)環境による減算日数D=ST1/Δ1+ST2/Δ2を算出する。
(S9)消費期限TML=TML0−Dを算出する。
(S10)時計36から現在日tを読み込む。
(S11)現在日tが消費期限TMLを超えていなければステップS12へ進み、超えていればステップS14へ進む。
(S12)TML−t<τ1であれば、例えば消費期限迄が30日未満であれば、消費期限までの日数を報知する注意情報を、データメモリ16の所定バッファ領域に格納して、図2の処理を終了する。
システム制御部14は、画像形成装置10が起動しているとき又はユーザが操作パネル13を操作して省電力モードから復帰した際に、この注意情報を読み出して操作パネル13上に表示させる。また、画像形成装置10が起動しているとき又はユーザがホストコンピュータ40を操作して画像形成装置10が省電力モードから復帰したときに、この注意情報を読み出してホストコンピュータ40へ供給し、ホストコンピュータ40の画面上に表示させる。
(S14)警告有フラグFが「TRUE」であればステップS15へ進み、そうでなければ図2の処理を終了する。
(S15)τ2=0又はt−TML>τ2であれば、例えば消費期限を1年間オーバしていれば、ステップS17へ進み、そうでなければステップS16へ進む。
(S16)消費期限をt−TML経過していることを報知する警告情報を、上記同様に、データメモリ16の所定バッファ領域に格納して、図2の処理を終了する。
システム制御部14は、画像形成装置10が起動しているとき又はユーザが操作パネル13を操作して省電力モードから復帰した際に、この警告情報を読み出して操作パネル13上に表示させる。また、画像形成装置10が起動しているとき又はユーザがホストコンピュータ40を操作して画像形成装置10が省電力モードから復帰した際に、この警告情報を読み出してホストコンピュータ40へ供給し、ホストコンピュータ40の画面上に表示させる。
(S17)トナー消費期限TMLを警告期間τ2超過して画像形成装置10が使用停止状態であることを示す停止情報を、上記同様に、データメモリ16の所定バッファ領域に格納して、図2の処理を終了する。
特に高画質の印刷が要求される場合には、τ2=0と設定しておくことにより、トナー消費期限TMLを超えてトナーを使用することができなくなるので、この要求が自動的に満たされる。
システム制御部14は、画像形成装置10が起動しているとき又はユーザが操作パネル13を操作して省電力モードから復帰した際に、この停止情報を読み出して操作パネル13上に表示させるとともに、コピー開始指示を受け付けない状態にする。また、画像形成装置10が起動しているとき又はユーザがホストコンピュータ40を操作して画像形成装置10が省電力モードから復帰した際に、この停止情報を読み出してホストコンピュータ40へ供給し、ホストコンピュータ40の画面上に表示させとともに、印刷開始指示を受け付けない状態にする。
本実施例1によれば、トナー消費期限管理情報が全て電子タグ33に書き込まれるので、画像形成装置10が書換可能な不揮発性記憶手段を備えておらず且つ画像形成装置10の電源がオフになっても、トナー消費期限管理を継続することができる。
また、トナーコンテナ32を一時的に他のものと交換しても、トナー消費期限管理部37で特別の処理を行うことなく、各トナーコンテナ32のトナー消費期限間を正確に行うことができる。
図4は、本発明の実施例2で用いられる、電子タグ33に格納される管理テーブル42Aを示す。この管理テーブル42Aでは、時間の単位としてポイントを用いている。この例では、1ポイントが1時間に相当している。
他の点は、図2の処理において時間とポイントとの間の変換処理が加わる以外は、同一である。
なお、1ポイントの時間を例えば上記タイマーイベント間隔と同一値にすることにより、処理を簡単化してもよい。
図5は、本発明の実施例3に係る画像システム概略図である。
このシステムでは、N台の画像形成装置10−1〜10−Nと、管理装置50とが、ネットワーク(LAN又はWAN)60に結合されている。これら画像形成装置10−1〜10−Nはそれぞれ、図1と同様の構成を備えており、各トナーコンテナ32に電子タグ33が取着されている。
但し、電子タグ33のメモリには、図6(A)に示すように、トナーコンテナIDと製造日のみを含むサブ管理テーブル42aが書き込まれている。一方、管理装置50の記憶装置には、図6(B)に示すように、トナーコンテナ種別ID(メーカ及び型式)と、消費期間T1及びT2と、上限温度TH及び上限湿度HHと、換算時間Δ1と、下限温度TL及び下限湿度HLと、換算時間Δ2とを含むサブ管理テーブル42bが格納されている。
各画像形成装置において、図1に示すデータメモリ16は、RAMとフラッシュメモリのような書込消去可能な不揮発性メモリとを備えており、この不揮発性メモリに、図7に示すような表テンプレート42Tが書き込まれている。表テンプレート42Tの項目名は図3の管理テーブル42のそれと同一である。表テンプレート42Tには、注意期間τ1、警告有フラグF及び警告期間τ2の既定値が書き込まれている。
図8及び図9は、トナー消費期限管理部37による処理を示す概略フローチャートである。この処理は、実施例1と同様に、タイマーイベントにより定期的に開始される。図8及び図9において、図2と同一処理には、同一ステップ識別符号を付している。
図2と同様にステップS0及びS1の処理を実行した後、ステップS20へ進む。
(S20)ステップS1で読み込んだトナーコンテナIDと同一のトナーコンテナIDを含む、表テンプレート42Tのコピー42Cに記入されたテーブルが、上記不揮発性メモリ内に存在すれば、図9のステップS4へ進み、そうでなければステップS21へ進む。
(S21)表テンプレート42Tのコピー42Cを、上記不揮発性メモリ内に書き込む。
(S22)ステップS1で読み込んだトナーコンテナID及び製造日を、この管理テーブル42Cに書き込む。
(S23)管理装置50に対し、トナーコンテナ種別IDを引数(クエリ文字列)としてトナー消費期限管理基本情報を要求する。
管理装置50はこれに応答して、このトナーコンテナ種別IDに対応した、図6(B)に示すようなサブ管理テーブル42bの内容を記憶装置から読み出し返信する。
(S24,S25)管理装置50からこの内容を受信し、管理テーブル42Cに書き込み、ステップS3へ進む。
他の点は、上記実施例1と同じである。
本実施例3によれば、トナーコンテナ32の電子タグ33にはトナーコンテナ種別IDと製造日のみを書き込んでおけばよいので、小記憶容量の安価な電子タグ33を用いることができる。
以上において、本発明の好適な実施例を説明したが、本発明には他にも種々の変形例が含まれ、上記複数の実施例で述べた構成要素の他の組み合わせ、各構成要素の機能を実現する他の構成を用いたもの、当業者であればこれらの構成又は機能から想到するであろう他の構成も、本発明に含まれる。
例えば、トナーコンテナ32に取り付ける記憶手段は、非接触式のものに限定されず、接触式のEEPROMやフラッシュメモリであってもよい。
また、図2又は図9のステップS3において、現在日を書き込む替わりに、ステップS4で決定した本来消費期限TML0を書き込む構成であってもよい。この場合、これ以降、ステップS4を実行する必要がない。この現在時点は現在日に限定されず、現在日時であってもよい。
さらに、実施例3において、表テンプレート42Tのコピー42Cを管理装置50から受信したり、サブ管理テーブル42aに製造日を含まずに、管理装置50からこれを受信したりする構成であってもよい。
10、10−1〜10−N 画像形成装置
11 オートシ−トフィーダ
12 原稿台
13 操作パネル
14 システム制御部
15 スキャナ
16 データメモリ
17 画像処理部
18 画像書込制御部
20 感光ドラム
21 チャージローラ
22 現像器
LB レーザビーム
24 圧接ローラ
251、252 用紙搬送ローラ
26 静電転写ローラ
27 クリーナ
28 除電器
29 給紙カセット
P 用紙
30 定着器
253 排紙ローラ
31 排紙トレイ
32 トナーコンテナ
33 電子タグ
34 タグリーダライタ
35 温湿センサ
36 時計
37 トナー消費期限管理部
40 ホストコンピュータ
41 プリンタドライバ
42、42A、42C 管理テーブル
42a、42b サブ管理テーブル
42T 表テンプレート
50 管理装置
60 ネットワーク
T1、T2、T 消費期間
TH 上限温度
HH 上限湿度
Δ1〜Δ3 換算時間
ST1、ST2 累積時間
TL 下限温度
HL 下限湿度
D 減縮日数
TML0 本来消費期限
TML 消費期限
τ1 注意期間
τ2 警告期間
F 警告有フラグ
t 現在日付

Claims (6)

  1. 着脱式トナーコンテナ内のトナーの消費期限管理を行うトナー消費期限管理装置を備えた画像形成装置において、
    トナー使用環境数値検出手段と、
    時計手段と、
    をさらに備え、該トナー消費期限管理装置は、該トナー使用環境数値検出手段により検出された値が、設定範囲外となった時間に応じて、トナー消費期限を減縮する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 該トナー使用環境数値検出手段は、トナー使用環境温湿度センサを有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 該トナーコンテナには、製造時点、製造時点からの第1消費期間及び使用開始時点からの第2消費期間が予め格納された記憶手段が備えられており、
    該トナー消費期限管理装置は、該トナーコンテナが画像形成装置に装着されたことに応答して該記憶手段に、該時計手段が示す現時点を使用開始時点として書き込み、該製造時点に該第1消費期間を加算した第1消費期限と、該使用開始時点に該第2消費期間を加算した第2消費期限とのうち早い方を、減縮前の該トナー消費期限として求める、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 該第1消費期間、該第2消費期間及び該トナー消費期限の減縮量はいずれも、所定長さの時間を単位とする値である、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  5. ネットワークに、着脱式トナーコンテナが装着される画像形成装置と、該トナーコンテナ内のトナーの消費期限管理を行う管理装置とが結合された画像形成システムにおいて、
    該トナーコンテナは、トナーコンテナ種別IDが予め格納された第1記憶手段を備え、
    該画像形成装置は、トナー使用環境数値検出手段と、タイマー手段とを備え、該トナーコンテナが画像形成装置に装着されたことに応答して該管理装置に、該トナーコンテナ種別IDを送信し、
    該管理装置は、トナーコンテナ種別ID毎にトナー消費期限管理情報が格納された第2記憶手段を備え、該トナー消費期限管理情報は該トナー使用環境数値の範囲の境界値とその該境界値を超えた状態の継続時間とに基づきトナー消費期限を減縮するための情報を含み、
    該管理装置は、該トナーコンテナ種別IDの受信に応答して、対応するトナー消費期限管理情報を該画像形成装置に返信し、
    該画像形成装置は、トナー使用環境数値検出手段による検出値と該タイマー手段によるタイマーイベント発生間隔とに基づき、該管理装置から受信した該トナー消費期限管理情報を参照して、該検出値が設定範囲外となった時間に応じトナー消費期限を減縮する、
    ことを特徴とする画像形成システム。
  6. 該トナー使用環境数値検出手段は、トナー使用環境温湿度センサを有することを特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。
JP2010001896A 2010-01-07 2010-01-07 画像形成装置及び画像形成システム Pending JP2011141421A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010001896A JP2011141421A (ja) 2010-01-07 2010-01-07 画像形成装置及び画像形成システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010001896A JP2011141421A (ja) 2010-01-07 2010-01-07 画像形成装置及び画像形成システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011141421A true JP2011141421A (ja) 2011-07-21

Family

ID=44457305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010001896A Pending JP2011141421A (ja) 2010-01-07 2010-01-07 画像形成装置及び画像形成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011141421A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016005902A (ja) * 2014-05-30 2016-01-14 理想科学工業株式会社 印刷装置および消耗品
JP2016010920A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 理想科学工業株式会社 印刷装置および消耗品
JP2016018102A (ja) * 2014-07-09 2016-02-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016005902A (ja) * 2014-05-30 2016-01-14 理想科学工業株式会社 印刷装置および消耗品
JP2016010920A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 理想科学工業株式会社 印刷装置および消耗品
JP2016018102A (ja) * 2014-07-09 2016-02-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成システム
US9386172B2 (en) 2014-07-09 2016-07-05 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming system that performs authentication of a consumable member

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7510112B2 (en) Data processing device, consumable information notification method, storage medium for storing computer-readable program, and program
KR102169264B1 (ko) 화상 형성장치, 카트리지 관리 방법, 및 기억매체
US7986888B2 (en) Image processor having a judging unit
JP5273536B2 (ja) 画像形成装置、消耗品収納装置および情報記憶備品
JP7467713B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラム
JP2011141421A (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
WO2016115985A1 (zh) 一种成像盒芯片及芯片响应成像装置墨量信息读写的方法
CN109557784B (zh) 图像形成装置
JP2004202753A (ja) 印刷制御装置及び管理方法
JP2006015495A (ja) 画像形成装置
US7477857B2 (en) Developing unit, image forming device, and developing bias control method
JP6010001B2 (ja) 画像形成装置
JP2004145531A (ja) 印刷制御装置及び管理方法
JP2007086220A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及び画像形成装置の制御プログラム
JP4948862B2 (ja) 画像形成装置
JP2009139874A (ja) 画像形成装置
CN111984205A (zh) 信息管理系统、信息管理方法以及盒
JP2005165011A (ja) 写真用処理剤の発注方法、写真用処理剤の発注システム及び写真用処理剤の発注装置
JP2005202295A (ja) 画像形成装置、消耗品リサイクルシステム及び消耗品リサイクル方法
JP2017072737A (ja) 画像形成装置
JP2023071416A (ja) 無線タグ通信装置、画像形成装置、およびプログラム
JP6171860B2 (ja) 画像形成装置及びプログラム
JP2013101451A (ja) ファームウェア更新システム及びファームウェア更新方法
JP2006106466A (ja) 画像形成装置
JP5290880B2 (ja) 電子装置および画像形成装置