JP6305325B2 - 乗客コンベヤの非常制動装置 - Google Patents

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この発明は、踏段を制動する乗客コンベヤの非常制動装置に関する。
従来、駆動スプロケットと同軸に設けられ、周囲に複数の歯部を有し、駆動スプロケットとともに回転するラチェットホイールと、ラチェットホイールの軸線と同一方向に延びて設けられた回動軸と、回動軸に設けられ、回動軸が回動することによって、歯部と係合する係合位置と歯部から径方向外側に離れる退避位置との間で変位するラチェットポールとを備え、ラチェットポールには、回動軸が挿入される長穴が長手方向に延びて形成されたエスカレータの非常制動装置が知られている。駆動チェーンの延びまたは切断が発生した場合に、駆動チェーンに載せられたシューが下方に移動することによって、ラチェットポールが退避位置から係合位置に変位する。ラチェットポールが歯部と係合すると、ラチェットポールの長穴の内壁面と回動軸との間に摩擦力を発生させながら、歯部と回動軸との間におけるラチェットポールの部分の長手方向の寸法が小さくなるようにラチェットポールが回動軸に対して変位する。これにより、ラチェットホイールとラチェットポールとの衝突が緩和されながら駆動スプロケットが制動される。その結果、踏段が停止する際に発生する衝撃が低減される(例えば、特許文献1参照)。
実開昭51−160391号公報
しかしながら、ラチェットポールの長穴の内壁面と回動軸との間に発生する摩擦力のみを用いて、ラチェットホイールとラチェットポールとの衝突を緩和するので、環境の変化によってラチェットポールの長穴の内壁面と回動軸との間に発生する摩擦力が低下した場合には、ラチェットホイールとラチェットポールとの衝突の緩和が低減してしまうという問題点があった。
この発明は、ラチェットホイールとラチェットポールとの衝突をより確実に緩和することができる乗客コンベヤの非常制動装置を提供するものである。
この発明に係る乗客コンベヤの非常制動装置は、駆動スプロケットと同軸に設けられ、周囲に複数の歯部を有し、駆動スプロケットとともに回転するラチェットホイールと、ラチェットホイールの軸線と同一方向に延びて設けられた回動軸と、回動軸に設けられ、回動軸を中心に回動することによって、歯部と係合する係合位置と歯部から径方向外側に離れる退避位置との間で変位するラチェットポールとを備え、ラチェットポールは、回動軸に設けられた固定側ポールと、歯部と係合する係合部を含み、回動軸と係合部との間の寸法が変化するように固定側ポールに設けられた可動側ポールと、固定側ポールと可動側ポールとに渡って設けられ、回動軸と係合部との間が広がる方向に可動側ポールを付勢する付勢部材とを有し、可動側ポールは、固定側ポールに対して長手方向にスライド可能に設けられており、ラチェットポールは、固定側ポールと可動側ポールとに渡って設けられ、固定側ポールと可動側ポールとの間に発生する摩擦力を増加させる摩擦力装置をさらに有し、摩擦力装置は、固定側ポールと可動側ポールとの間に発生する応力を増大させる圧縮ばねを含んでいる。
この発明に係る乗客コンベヤの非常制動装置によれば、ラチェットポールは、回動軸に設けられた固定側ポールと、歯部と係合する係合部を含み、回動軸と係合部との間の寸法が変化するように固定側ポールに設けられた可動側ポールと、固定側ポールと可動側ポールとに渡って設けられ、回動軸と係合部との間が広がる方向に可動側ポールを付勢する付勢部材とを有しているので、ラチェットホイールとラチェットポールとの衝突をより確実に緩和することができる。
この発明の実施の形態1に係るエスカレータの要部を示す側面図である。 図1のエスカレータを示す平面図である。 図1の非常制動装置を示すブロック図である。 図1のラチェットポールを示す側面図である。 図1のラチェットポールを示す正面図である。 図1のラチェットホイールの要部を示す拡大図である。 図6の歯部材を示す拡大図である。 図7の歯部材を示す側面図である。 この発明の実施の形態2に係る非常制動装置のラチェットポールを示す側面図である。 図9のラチェットポールを示す正面図である。 この発明の実施の形態3に係る非常制動装置のラチェットポールを示す側面図である。 図11のラチェットポールの要部を示す正面図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るエスカレータの要部を示す側面図、図2は図1のエスカレータを示す平面図である。図において、エスカレータ(乗客コンベヤ)は、主枠1に設けられた駆動装置2と、主枠1に設けられた非常制動装置(乗客コンベヤの非常制動装置)3とを備えている。
駆動装置2は、主枠1に回転可能に設けられ幅方向に延びた主軸21と、主軸21と一体に設けられた主軸側駆動スプロケット(駆動スプロケット)22と、駆動機23と、駆動機23の出力軸に一体に設けられた駆動機側駆動スプロケット24と、主軸側駆動スプロケット22と駆動機側駆動スプロケット24とに渡って巻き掛けられた駆動チェーン25とを備えている。この例で、幅方向とは、主枠1についての幅方向であって、図2の矢印Aの方向である。
主軸21には、踏段チェーン(図示せず)が巻き掛けられた踏段スプロケット(図示せず)が一体に設けられている。踏段チェーンには、複数の踏段(図示せず)が取り付けられている。駆動機23が駆動することによって、駆動機23の動力が駆動チェーン25を介して主軸側駆動スプロケット22に伝達される。これにより、主軸21が回転し、踏段スプロケットが回転する。その結果、踏段チェーンとともに踏段が循環移動する。
非常制動装置3は、主軸21に一体に設けられたラチェットホイール31と、主枠1に回転可能に設けられた連結棒(回動軸)32と、連結棒32に設けられ、ラチェットホイール31と係合するラチェットポール33Aと、連結棒32に設けられたレバー34と、レバー34に設けられ、駆動チェーン25に載せられるシュー35とを備えている。
ラチェットホイール31は、主軸側駆動スプロケット22と同軸に設けられている。したがって、ラチェットホイール31は、主軸側駆動スプロケット22とともに回転する。ラチェットホイール31は、周囲に複数の歯部311を有している。歯部311は、ラチェットホイール31の周方向に並べて配置されている。
連結棒32は、ラチェットホイール31の軸線と同一方向に延びて配置されている。したがって、連結棒32は、主軸21に対して平行に配置されている。
ラチェットポール33Aは、連結棒32に対して固定されている。したがって、ラチェットポール33Aは、連結棒32が回動することによって、連結棒32を中心にして回動する。ラチェットポール33Aは、連結棒32を中心に回動することによって、歯部311と係合する係合位置と歯部311から径方向外側に離れる退避位置との間で変位する。この例で、径方向とは、ラチェットホイール31についての径方向であって、図1の矢印Bの方向である。
レバー34は、連結棒32に対して固定されている。したがって、レバー34は、連結棒32を中心に回動する場合に、連結棒32を回動させる。
シュー35は、駆動チェーン25に延びが発生した場合または切断が発生した場合に、駆動チェーン25の変形にともなって下方へ移動する。シュー35が下方へ移動することによって、レバー34は、連結棒32を中心に回動する。これにより、ラチェットポール33Aは、退避位置から係合位置に変位する。
図3は図1の非常制動装置3を示すブロック図である。非常制動装置3は、ラチェットポール33Aとともに回動するカム36と、カム36の回動に基づいて、径方向についてのラチェットポール33Aと歯部311との間の距離が予め設定された値以下となったことを検出するマイクロスイッチ37と、マイクロスイッチ37の検出結果を取得する制御装置38とを備えている。制御装置38には、駆動機23が接続されている。制御装置38は、径方向についてのラチェットポール33Aと歯部311との間の距離が予め設定された値以下となったことをマイクロスイッチ37が検出した場合に、駆動機23の駆動を停止させる。
駆動チェーン25に延びが発生した場合または切断が発生し、ラチェットポール33Aが退避位置から係合位置に変位する際に、ラチェットポール33Aが係合位置に達する前に、径方向についてのラチェットポール33Aと歯部311との間の距離が予め設定された値以下となったことをマイクロスイッチ37が検出し、制御装置38が駆動機23の駆動を停止させる。これにより、ラチェットポール33Aが歯部311に係合した状態で駆動機23が駆動することを防止することができる。
図4は図1のラチェットポール33Aを示す側面図、図5は図1のラチェットポール33Aを示す正面図である。ラチェットポール33Aは、連結棒32に設けられた固定側ポール331と、固定側ポール331に対して固定側ポール331の長手方向にスライド可能に設けられた可動側ポール332と、固定側ポール331と可動側ポール332とに渡って設けられた圧縮ばね(付勢部材)333Aと、固定側ポール331と可動側ポール332とに渡って設けられた摩擦力装置334Aとを有している。
可動側ポール332は、ラチェットホイール31の歯部311と係合する係合部335を有している。係合部335には、ラチェットポール33Aの位置が係合位置である場合に歯部311を厚さ方向について挟むように歯部311が挿入される凹部3351が形成されている。
圧縮ばね333Aは、連結棒32と係合部335との間が狭くなる方向に収縮されたときに連結棒32と係合部335との間が広がる方向に固定側ポール331および可動側ポール332を付勢するばねである。
摩擦力装置334Aは、固定側ポール331と可動側ポール332との間に発生する摩擦力を増加させる。摩擦力装置334Aは、一対のボルト336と、それぞれのボルト336に取り付けられる一対のナット337とを有している。
固定側ポール331には、ボルト336が挿入される貫通孔3311が2つ形成されている。2つの貫通孔3311は、固定側ポール331の長手方向に並べて配置されている。
可動側ポール332には、長穴3321が形成されている。長穴3321は、可動側ポール332の長手方向に延びて形成されている。
図6は図1のラチェットホイール31の要部を示す拡大図である。非常制動装置3は、ラチェットホイール31に設けられる歯装置39をさらに備えている。歯装置39は、ラチェットホイール31の周囲に着脱可能に設けられラチェットポールと係合する複数の歯部材391を有している。それぞれの歯部材391は、歯部311に設けられている。
図7は図6の歯部材391を示す拡大図、図8は図7の歯部材391を示す側面図である。歯部材391は、ラチェットホイール31にボルト392を用いて固定される固定部393と、固定部393に一体に形成され固定部393から径方向外側に突出した突出部394とを有している。固定部393には、ボルト392が挿入されるボルト孔395が形成されている。突出部394におけるラチェットホイール31の周方向および径方向についての寸法は、ラチェットホイール31の歯部311における周方向および径方向についての寸法よりも大きくなっている。つまり、歯部材391における周方向および径方向についての寸法は、歯部311における周方向および径方向についての寸法よりも大きい。
次に、非常制動装置3の動作について説明する。駆動チェーン25に延びが発生した場合または切断が発生した場合、シュー35が下方へ移動して、ラチェットポール33Aが退避位置から係合位置への変位を開始する。
径方向についてのラチェットポール33Aと歯部311との間の距離が予め設定された値以下となると、マイクロスイッチ37が径方向についてのラチェットポール33Aと歯部311との間の距離が予め設定された値以下となったことを検出し、駆動機23の駆動が停止される。
その後、ラチェットポール33Aの位置が係合位置となると、ラチェットポール33Aが歯部311と係合する。このとき、ラチェットポール33Aが収縮するように可動側ポール332が固定側ポール331に対してスライドし、圧縮ばね333Aの付勢力に逆らって連結棒32と係合部335との間が狭くなる。ラチェットポール33Aが歯部311と係合することによって、ラチェットホイール31の回転が規制され、主軸21の回転が規制される。その結果、踏段チェーンとともに踏段が制動される。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係る非常制動装置3によれば、ラチェットポール33Aは、連結棒32に設けられた固定側ポール331と、歯部311と係合する係合部335を含み、連結棒32と係合部335との間の寸法が変化するように固定側ポール331に設けられた可動側ポール332と、固定側ポール331と可動側ポール332とに渡って設けられ、連結棒32と係合部335との間が広がる方向に可動側ポール332を付勢する圧縮ばね333Aとを有しているので、ラチェットホイール31とラチェットポール33Aとの衝突をより確実に緩和することができる。
また、可動側ポール332は、固定側ポール331に対して長手方向にスライド可能に設けられているので、ラチェットポール33Aを小型化することができる。
また、ラチェットポール33Aは、固定側ポール331と可動側ポール332とに渡って設けられ、固定側ポール331と可動側ポール332との間に発生する摩擦力を増加させる摩擦力装置334Aを有しているので、ラチェットホイール31とラチェットポール33Aとの衝突をより確実に緩和することができる。
また、係合部335には、ラチェットポール33Aの位置が係合位置である場合に歯部311を厚さ方向について挟むように歯部311が挿入される凹部3351が形成されているので、ラチェットポール33Aと歯部311との間の係合をより確実にすることができる。
実施の形態2.
図9はこの発明の実施の形態2に係る非常制動装置3のラチェットポール33Bを示す側面図、図10は図9のラチェットポール33Bを示す正面図である。ラチェットポール33Bが有する摩擦力装置334Bは、固定側ポール331と可動側ポール332との間に発生する応力を増大させる一対の圧縮ばね338をさらに有している。それぞれの圧縮ばね338は、ボルト336に取り付けられている。圧縮ばね338は、ボルト336の頭部とナット337との間に配置されている。
固定側ポール331には、ボルト336が挿入される長穴3312が形成されている。長穴3312は、可動側ポール331の長手方向に延びて形成されている。
可動側ポール332には、ボルト336が挿入される貫通孔3322が2つ形成されている。2つの貫通孔3322は、可動側ポール332の長手方向に並べて配置されている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
以上説明したように、この発明の実施の形態2に係る非常制動装置3によれば、摩擦力装置334Bが、固定側ポール331と可動側ポール332との間に発生する応力を増大させる圧縮ばね338を有しているので、固定側ポール331と可動側ポール332との間に発生する摩擦力をより増加させることができる。これにより、ラチェットホイール31とラチェットポール33Bとの衝突をより確実に緩和することができる。また、ナット337の締め込み量を調整することで、衝突の緩和量を容易に任意の値に調整することができる。
実施の形態3.
図11はこの発明の実施の形態3に係る非常制動装置3のラチェットポール33Cを示す側面図、図12は図11のラチェットポール33Cの要部を示す正面図である。ラチェットポール33Cは、固定側ポール331に設けられた軸339をさらに備えている。軸339は、連結棒32から固定側ポール331の長手方向に離れて配置されている。可動側ポール332は、固定側ポール331に設けられた軸339を中心に回動可能に設けられている。軸339は、連結棒32と平行に配置されている。
ラチェットポール33Cは、固定側ポール331における連結棒32側の部分と可動側ポール332における係合部335側の部分とに渡って設けられた付勢部材333Cを有している。付勢部材333Cは、連結棒32と係合部335との間が広がる方向に固定側ポール331および可動側ポール332を付勢する。
付勢部材333Cとしては、圧縮ばね、ひねりばね、板ばねなどが挙げられる。なお、付勢部材333Cには、オイルダンパー、緩衝ゴムなどをさらに備えてもよい。これにより、連結棒32と係合部335とが近づく際に、連結棒32と係合部335とが近づく速度を遅くさせることができる。
係合部335は、ラチェットホイール31の歯部311と係合するピン3352から構成されている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
以上説明したように、この発明の実施の形態3に係る非常制動装置3によれば、可動側ポール332は、固定側ポール331に設けられた軸339を中心に回動可能に設けられているので、ラチェットポール33Cが伸縮することによって固定側ポール331および可動側ポール332に発生する摩耗を低減することができる。
なお、各上記実施の形態では、乗客コンベヤの非常制動装置3として、エスカレータの非常制動装置3について説明したが、動く歩道の非常制動装置であってもよい。
1 主枠、2 駆動装置、3 非常制動装置(乗客コンベヤの非常制動装置)、21 主軸、22 主軸側駆動スプロケット(駆動スプロケット)、23 駆動機、24 駆動機側駆動スプロケット、25 駆動チェーン、31 ラチェットホイール、32 連結棒(回動軸)、33A、33B、33C ラチェットポール、34 レバー、35 シュー、36 カム、37 マイクロスイッチ、38 制御装置、39 歯装置、311 歯部、331 固定側ポール、332 可動側ポール、333A 圧縮ばね(付勢部材)、333C 付勢部材、334A、334B 摩擦力装置、335 係合部、336 ボルト、337 ナット、338 圧縮ばね、339 軸、391 歯部材、392 ボルト、393 固定部、394 突出部、395 ボルト孔、3311 貫通孔、3312 長穴、3321 長穴、3322 貫通孔、3351 凹部、3352 ピン。

Claims (2)

  1. 駆動スプロケットと同軸に設けられ、周囲に複数の歯部を有し、前記駆動スプロケットとともに回転するラチェットホイールと、
    前記ラチェットホイールの軸線と同一方向に延びて設けられた回動軸と、
    前記回動軸に設けられ、前記回動軸を中心に回動することによって、前記歯部と係合する係合位置と前記歯部から径方向外側に離れる退避位置との間で変位するラチェットポールと
    を備え、
    前記ラチェットポールは、前記回動軸に設けられた固定側ポールと、前記歯部と係合する係合部を含み、前記回動軸と前記係合部との間の寸法が変化するように前記固定側ポールに設けられた可動側ポールと、前記固定側ポールと前記可動側ポールとに渡って設けられ、前記回動軸と前記係合部との間が広がる方向に前記可動側ポールを付勢する付勢部材とを有し
    前記可動側ポールは、前記固定側ポールに対して長手方向にスライド可能に設けられており、
    前記ラチェットポールは、前記固定側ポールと前記可動側ポールとに渡って設けられ、前記固定側ポールと前記可動側ポールとの間に発生する摩擦力を増加させる摩擦力装置をさらに有し、
    前記摩擦力装置は、前記固定側ポールと前記可動側ポールとの間に発生する応力を増大させる圧縮ばねを含んでいることを特徴とする乗客コンベヤの非常制動装置。
  2. 前記係合部には、前記ラチェットポールの位置が前記係合位置である場合に前記歯部を厚さ方向について挟むように前記歯部が挿入される凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベヤの非常制動装置。
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