JP2001316083A - 釣合い巻上機の上側回転数を制限するための装置 - Google Patents
釣合い巻上機の上側回転数を制限するための装置Info
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- JP2001316083A JP2001316083A JP2001078099A JP2001078099A JP2001316083A JP 2001316083 A JP2001316083 A JP 2001316083A JP 2001078099 A JP2001078099 A JP 2001078099A JP 2001078099 A JP2001078099 A JP 2001078099A JP 2001316083 A JP2001316083 A JP 2001316083A
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- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
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- B66D5/04—Crane, lift hoist, or winch brakes operating on drums, barrels, or ropes actuated by centrifugal force
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- B66D2700/02—Hoists or accessories for hoists
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Braking Arrangements (AREA)
- Centrifugal Separators (AREA)
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、釣合い巻上機の上側回転数を制限
するための装置の部材を簡単に交換することにある。 【解決手段】 巻上機が、ハウジング10内で回転支承
されるボールねじ19を有し、このボールねじが、ハウ
ジング10内を空気圧で縦摺動可能なピストン14によ
って回転可能でありかつロープドラム17を担持してお
り、巻上機がさらに、ハウジング10に強固に結合され
たボールナットを有する。、ボールねじ19上を縦摺動
可能なロープドラム17が捩り剛性を有してボールねじ
に結合されており、ボールねじ19の1端が、外側から
接近可能なハウジング室22内に突出して配置されてい
る。ハウジング10の端部には、蓋22aが配設されて
いる。
するための装置の部材を簡単に交換することにある。 【解決手段】 巻上機が、ハウジング10内で回転支承
されるボールねじ19を有し、このボールねじが、ハウ
ジング10内を空気圧で縦摺動可能なピストン14によ
って回転可能でありかつロープドラム17を担持してお
り、巻上機がさらに、ハウジング10に強固に結合され
たボールナットを有する。、ボールねじ19上を縦摺動
可能なロープドラム17が捩り剛性を有してボールねじ
に結合されており、ボールねじ19の1端が、外側から
接近可能なハウジング室22内に突出して配置されてい
る。ハウジング10の端部には、蓋22aが配設されて
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の前文に
記載された釣合い巻上機の上側回転数を制限するための
装置に関する。
記載された釣合い巻上機の上側回転数を制限するための
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】釣合い巻上機は、特に特許公報US55
53832、US5522581、US555607
7、US5439200により公知である。これらの巻
上機では、中空ピストンの軸方向運動がロープまたはチ
ェーン貯蔵ドラムまたはスプロケットの回転運動に変換
される。この変換はボールねじ駆動装置を用いて行われ
る。その際、選択された原理に応じて、ねじが捩り剛性
を有してハウジング内にあり、ナットがドラムとともに
ねじ上を縦摺動可能であるか(US5553832、U
S5522581、US5556077、図11、US
5439200、図11)、またはナットが軸方向では
固定されて回転可能であり、ねじが軸方向で摺動可能で
回転が防止されている(US5556077、図1、U
S5439200、図1)かのいずれかである。さら
に、公知の巻上機は複数の爪を有し、これらの爪はボー
ルねじと平行な揺動軸の周りで、半径方向に見て、内側
の非動作位置から外側の制動位置へと揺動可能である。
爪の揺動運動は、引き戻すばね力に抗して起きる。爪
は、ロープドラムの回転時にその自由端がその都度回転
方向を向く。ばねの予荷重を加える拘束力に基づいて爪
は、予め決定された回転数以降にはじめて、遠心力に起
因してその自由端が制動位置に揺動する。制動位置にお
いて爪は固定ハウジング内で急激に楔止めされ、これに
より、爪が形状式に結合されているドラムまたはスプロ
ケットの回転はやはり急激に停止される。
53832、US5522581、US555607
7、US5439200により公知である。これらの巻
上機では、中空ピストンの軸方向運動がロープまたはチ
ェーン貯蔵ドラムまたはスプロケットの回転運動に変換
される。この変換はボールねじ駆動装置を用いて行われ
る。その際、選択された原理に応じて、ねじが捩り剛性
を有してハウジング内にあり、ナットがドラムとともに
ねじ上を縦摺動可能であるか(US5553832、U
S5522581、US5556077、図11、US
5439200、図11)、またはナットが軸方向では
固定されて回転可能であり、ねじが軸方向で摺動可能で
回転が防止されている(US5556077、図1、U
S5439200、図1)かのいずれかである。さら
に、公知の巻上機は複数の爪を有し、これらの爪はボー
ルねじと平行な揺動軸の周りで、半径方向に見て、内側
の非動作位置から外側の制動位置へと揺動可能である。
爪の揺動運動は、引き戻すばね力に抗して起きる。爪
は、ロープドラムの回転時にその自由端がその都度回転
方向を向く。ばねの予荷重を加える拘束力に基づいて爪
は、予め決定された回転数以降にはじめて、遠心力に起
因してその自由端が制動位置に揺動する。制動位置にお
いて爪は固定ハウジング内で急激に楔止めされ、これに
より、爪が形状式に結合されているドラムまたはスプロ
ケットの回転はやはり急激に停止される。
【0003】上側回転数を制限するための公知の装置で
は欠点として、爪がハウジング内で急激に楔止めされ、
そのことによって接続構造体内でも衝撃荷重が発生し、
この衝撃荷重はその強さが調節可能ではない。付属の部
材が変形しまたは破損することがあり、接続構造体およ
び/または巻上機が使用不能となる。従って、作動した
制限装置で破損発生後、機能試験が実行されねばなら
ず、場合によっては個々の部材が取り替えられねばなら
ない。機能試験も、制限装置の個々の部材の交換も、公
知の巻上機では手間のかかる分解後にのみ可能であり、
分解のとき機器は付加的に吊下げ装置から分離されねば
ならない。
は欠点として、爪がハウジング内で急激に楔止めされ、
そのことによって接続構造体内でも衝撃荷重が発生し、
この衝撃荷重はその強さが調節可能ではない。付属の部
材が変形しまたは破損することがあり、接続構造体およ
び/または巻上機が使用不能となる。従って、作動した
制限装置で破損発生後、機能試験が実行されねばなら
ず、場合によっては個々の部材が取り替えられねばなら
ない。機能試験も、制限装置の個々の部材の交換も、公
知の巻上機では手間のかかる分解後にのみ可能であり、
分解のとき機器は付加的に吊下げ装置から分離されねば
ならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、巻上
機を事前に吊下げ装置から外して引き続き手間をかけて
分解することなく、簡単な機能試験と破損部材の簡単な
交換が可能となる釣合い巻上機の上側回転数を制限する
ための装置を提供することである。
機を事前に吊下げ装置から外して引き続き手間をかけて
分解することなく、簡単な機能試験と破損部材の簡単な
交換が可能となる釣合い巻上機の上側回転数を制限する
ための装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題の解決策は請求
項1に明示された特徴によって与えられており、従属請
求項の特徴部分の特徴によって本発明は有利な仕方でさ
らに展開されている。
項1に明示された特徴によって与えられており、従属請
求項の特徴部分の特徴によって本発明は有利な仕方でさ
らに展開されている。
【0006】この解決策では、ボールねじの一端が、外
側から接近可能なハウジング室内に突出し、このハウジ
ング室が好ましくは蓋状に閉鎖されており、ねじの上側
回転数を制限するための装置がねじのこの末端に配置さ
れている。この制限装置は摩擦式にねじに結合されてい
る。この止め要素または複数の止め要素はハウジングに
内側で固定配置されている。従って本発明の考えは、装
置が個別のハウジング室内に配置され、ハウジング室を
塵密に閉鎖する蓋の撤去後にハウジング室が外側から容
易に接近可能であることにある。このハウジング室内に
突出するボールねじが制動爪の揺動軸に結合されてい
る。この止め要素または各止め要素はこの解決策の場合
ハウジングに内側で、例えば内面のハウジング壁の厚肉
部として、形成されている。
側から接近可能なハウジング室内に突出し、このハウジ
ング室が好ましくは蓋状に閉鎖されており、ねじの上側
回転数を制限するための装置がねじのこの末端に配置さ
れている。この制限装置は摩擦式にねじに結合されてい
る。この止め要素または複数の止め要素はハウジングに
内側で固定配置されている。従って本発明の考えは、装
置が個別のハウジング室内に配置され、ハウジング室を
塵密に閉鎖する蓋の撤去後にハウジング室が外側から容
易に接近可能であることにある。このハウジング室内に
突出するボールねじが制動爪の揺動軸に結合されてい
る。この止め要素または各止め要素はこの解決策の場合
ハウジングに内側で、例えば内面のハウジング壁の厚肉
部として、形成されている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の1実施例が図面に示して
あり、以下に詳しく説明される。
あり、以下に詳しく説明される。
【0008】図1に示す釣合い巻上機がハウジング10
を有し、このハウジングの右半分(図1に関して)が中
空シリンダ11として構成されている。この中空シリン
ダ11は、シール13を有する蓋12によって塵密に閉
鎖されている。シール15を有する円筒形ピストン14
が中空シリンダ11の縦(シリンダ軸)方向に対して摺
動可能に配置されている。ピストン14は、スラスト軸
受16でロープドラム17の正面に当接しており、この
ロープドラム17は捩り剛性および曲げ剛性を有し、調
整ばね18を介してボールねじ19の右端に結合されて
いる。ロープドラム17は、ワイヤロープ21を受容す
るための溝20をその外周面に有する。ボールねじ19
は、捩り剛性を有してハウジング10内に配置された循
環ボールナット19a内で回転可能に支承されている。
を有し、このハウジングの右半分(図1に関して)が中
空シリンダ11として構成されている。この中空シリン
ダ11は、シール13を有する蓋12によって塵密に閉
鎖されている。シール15を有する円筒形ピストン14
が中空シリンダ11の縦(シリンダ軸)方向に対して摺
動可能に配置されている。ピストン14は、スラスト軸
受16でロープドラム17の正面に当接しており、この
ロープドラム17は捩り剛性および曲げ剛性を有し、調
整ばね18を介してボールねじ19の右端に結合されて
いる。ロープドラム17は、ワイヤロープ21を受容す
るための溝20をその外周面に有する。ボールねじ19
は、捩り剛性を有してハウジング10内に配置された循
環ボールナット19a内で回転可能に支承されている。
【0009】ピストン14とロープドラム17とボール
ねじ19は、図1の上半分ではそれらの左端位置で示し
てあり、図の下半分ではそれらの右端位置で示してあ
る。左端位置のときワイヤロープ21はロープドラム1
7上に完全に巻き取られており(最高荷位置)、右端位
置のときには完全に繰り出されている(最深荷位置)。
ロープドラム17から繰り出されるワイヤロープ21
は、開口部21aを通してハウジング10から進出し、
図示しない荷をその自由端で担持する。
ねじ19は、図1の上半分ではそれらの左端位置で示し
てあり、図の下半分ではそれらの右端位置で示してあ
る。左端位置のときワイヤロープ21はロープドラム1
7上に完全に巻き取られており(最高荷位置)、右端位
置のときには完全に繰り出されている(最深荷位置)。
ロープドラム17から繰り出されるワイヤロープ21
は、開口部21aを通してハウジング10から進出し、
図示しない荷をその自由端で担持する。
【0010】ボールねじ19は、図1に関してその左側
末端がハウジング室22内に突出しており、このハウジ
ング室は蓋22aで塵密に閉鎖可能である。
末端がハウジング室22内に突出しており、このハウジ
ング室は蓋22aで塵密に閉鎖可能である。
【0011】図2と図3は、蓋22aを取り外して、上
側回転数制限装置を略示図で(図3は視線III−II
Iに沿って図2の装置を横断面図として)示す。ねじ1
9に板状外部円錐23が固着されており、ジャーナル状
揺動軸25の周りをそれぞれに揺動可能な2つの爪24
が、この外部円錐の外輪に設けられている。アーム状の
爪24は、ばね26によって付勢されて内側に引っ張ら
れ、つまりボールねじ19の停止時に待機位置で保持さ
れる。
側回転数制限装置を略示図で(図3は視線III−II
Iに沿って図2の装置を横断面図として)示す。ねじ1
9に板状外部円錐23が固着されており、ジャーナル状
揺動軸25の周りをそれぞれに揺動可能な2つの爪24
が、この外部円錐の外輪に設けられている。アーム状の
爪24は、ばね26によって付勢されて内側に引っ張ら
れ、つまりボールねじ19の停止時に待機位置で保持さ
れる。
【0012】ボールねじ19に内部円錐27が調整ばね
27aと接着剤とによって、捩り剛性を有して固着され
ている。この内部円錐27に嵌着されている外部円錐2
3は円板28とねじ29とを介して軸方向で緊締され
る。これにより、内部円錐27と外部円錐23との間に
摩擦式回転結合が成立する。伝達可能なトルクは、予張
力の値を介してねじ29で調整することができる。調整
ばね27aは、その左端が円板28の凹部内に突出し、
これにより円板は捩り剛性を有してボールねじ19に対
して保持されている。
27aと接着剤とによって、捩り剛性を有して固着され
ている。この内部円錐27に嵌着されている外部円錐2
3は円板28とねじ29とを介して軸方向で緊締され
る。これにより、内部円錐27と外部円錐23との間に
摩擦式回転結合が成立する。伝達可能なトルクは、予張
力の値を介してねじ29で調整することができる。調整
ばね27aは、その左端が円板28の凹部内に突出し、
これにより円板は捩り剛性を有してボールねじ19に対
して保持されている。
【0013】爪24の中間位置には、ピン30が固着さ
れており、これらのピンが外部円錐23の開口部31内
に突出している(図4参照)。
れており、これらのピンが外部円錐23の開口部31内
に突出している(図4参照)。
【0014】ボールネジ19の先端部側が配設されるハ
ウジング室22の周壁に位置するハウジング10の内周
面に、カム状厚肉部が止め要素32として配置されてお
り、これらの厚肉部の先端部がボールねじ19の方を向
くように形成している。爪24の先端部は、ほぼV字形
状のくぼみを設け、当接面33を形成している。爪24
の縦軸線は、爪24が取付けられている揺動軸25とボ
ールネジ19の軸線とで形成される平面とで、150度
未満の角度を内抱している。
ウジング室22の周壁に位置するハウジング10の内周
面に、カム状厚肉部が止め要素32として配置されてお
り、これらの厚肉部の先端部がボールねじ19の方を向
くように形成している。爪24の先端部は、ほぼV字形
状のくぼみを設け、当接面33を形成している。爪24
の縦軸線は、爪24が取付けられている揺動軸25とボ
ールネジ19の軸線とで形成される平面とで、150度
未満の角度を内抱している。
【0015】装置の機能様式は以下の如くである。
【0016】ロープドラム17の回転数が増すと、爪2
4はばね26の拘束力に抗して揺動軸25の周りで半径
方向外方に動かされる。ボールねじ19(従ってロープ
ドラム17)の限界回転数において、爪24に配置され
る面33(当接面)が厚肉部32に当接して外部円錐2
3の回転運動を停止させる。
4はばね26の拘束力に抗して揺動軸25の周りで半径
方向外方に動かされる。ボールねじ19(従ってロープ
ドラム17)の限界回転数において、爪24に配置され
る面33(当接面)が厚肉部32に当接して外部円錐2
3の回転運動を停止させる。
【0017】ピン30は、適切に配置された開口部3
1、と協動して爪24の揺動角を制限し、面33のみが
止め要素32に接触することを保証する。さらに、ばね
26が伸びすぎないことが達成される。
1、と協動して爪24の揺動角を制限し、面33のみが
止め要素32に接触することを保証する。さらに、ばね
26が伸びすぎないことが達成される。
【0018】内部円錐27と外部円錐23との間の摩擦
結合を介してボールねじ19の回転、従ってドラム17
の回転が一緒に停止される。外部円錐23と内部円錐2
7との間の摩擦結合によって、回転運動が突然にではな
く時間遅延をもってはじめて起きることが達成され、捕
捉時の動的力がこれにより低減可能である。遅延の値は
ねじ29の予張力、従って滑りトルク、を介して調整可
能である。調整ばね27aと円板28との間の形状結合
によって、捕捉時にねじ29の予張力が変化するのは防
止される。解除回転数はばね26の予荷重を介して調整
可能である。本実施の形態では、ハウジング室22を塵
密に閉鎖する蓋22aの撤去後に、ハウジング室22の
外側からハウジング室22内に、容易に接近又は手を届
かすことが可能であることにある。
結合を介してボールねじ19の回転、従ってドラム17
の回転が一緒に停止される。外部円錐23と内部円錐2
7との間の摩擦結合によって、回転運動が突然にではな
く時間遅延をもってはじめて起きることが達成され、捕
捉時の動的力がこれにより低減可能である。遅延の値は
ねじ29の予張力、従って滑りトルク、を介して調整可
能である。調整ばね27aと円板28との間の形状結合
によって、捕捉時にねじ29の予張力が変化するのは防
止される。解除回転数はばね26の予荷重を介して調整
可能である。本実施の形態では、ハウジング室22を塵
密に閉鎖する蓋22aの撤去後に、ハウジング室22の
外側からハウジング室22内に、容易に接近又は手を届
かすことが可能であることにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】釣合い巻上機の縦断面図である。
【図2】回転数制限装置の図である。
【図3】図2の装置を視線III−IIIに沿って示す
横断面図である。
横断面図である。
【図4】視線IV−IVに沿った図2の横断面図であ
る。
る。
10 ハウジング 11 中空シリンダ 12 蓋 13 シール 14 ピストン 15 シールリング 16 スラスト軸受 17 ロープドラム 18 調整ばね 19 ボールねじ 19a 循環ボールナット 20 溝 21 ワイヤロープ 21a 開口部 22 ハウジング室 22a 蓋 23 外部円錐 24 爪 25 揺動軸 26 ばね 27 内部円錐 27a 調整ばね 28 円板 29 ねじ 30 ピン 31 開口部 32 厚肉部 33 当接面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルクス・レーベル ドイツ連邦共和国、デー 58454 ヴィッ テン、ヴィルヘルムスヘーエ 36アー (72)発明者 クラウス‐ユルゲン・ヴィンター ドイツ連邦共和国、デー 58300 ヴェッ ター、アム・ブラースベルク 71
Claims (7)
- 【請求項1】 釣合い巻上機の上側回転数を制限するた
めの装置、特に巻上機を非常減速するための装置であっ
て、巻上機が、ハウジング10内で回転支承されるボー
ルねじ19を有し、このボールねじが、ハウジング10
内を空気圧で縦摺動可能なピストン14によって回転可
能でありかつロープドラム17を担持し、巻上機がさら
に、ハウジング10に強固に結合されたボールナットを
有し、ボールねじ19上を縦摺動可能なロープドラム1
7が捩り剛性を有してボールねじに結合され、装置が、
ボールねじ19と平行な揺動軸25の周りを弾性拘束力
に抗して半径方向内側の非動作位置から外側の制動位置
へと揺動可能な少なくとも1つの爪24を有し、この爪
がロープドラム17の回転時にその都度回転方向を向
き、かつ拘束力の値によって予め決定された回転数以降
に遠心力を受けてその自由端を制動位置に揺動可能であ
り、装置がさらに、 半径方向で外側の制動位置の高さに配置された少なくと
も1つの固定止め要素32を有し、この止め要素が、外
側の制動位置にある爪24と協動してロープドラム17
の回転運動を減速させてロープドラムを停止させるもの
において、 ボールねじ19の一端が、外側から接近可能なハウジン
グ室22内に突出してそこで揺動軸25に結合され、止
め要素または各止め要素32がハウジング10に内側で
固定配置されていることを特徴とする装置。 - 【請求項2】 各止め要素32が、ハウジング10内に
突出する厚肉部としてハウジング壁に形成されているこ
とを特徴とする請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 内部円錐27が捩り剛性を有してボール
ねじ19に固着され、対応する外部円錐23がこの内部
円錐に嵌着され、揺動軸25が外部円錐23に配置され
ていることを特徴とする請求項1または2記載の装置。 - 【請求項4】 内部円錐27が軸方向で外部円錐23に
対して緊締されていることを特徴とする請求項3記載の
装置。 - 【請求項5】 爪24の揺動角が制限されていることを
特徴とする請求項4記載の装置。 - 【請求項6】 各爪24が、止め要素32に限定的に当
接するための当接面33を備えたくぼみを有することを
特徴とする請求項1から5までのいずれか1項記載の装
置。 - 【請求項7】 爪24の縦軸線は、付属の揺動軸25と
ボールねじ軸線がある平面とでそれぞれ150度未満の
角度を内抱することを特徴とする請求項1から6までの
いずれか1項記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE10014910 | 2000-03-17 | ||
DE10014910:3 | 2000-03-17 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001316083A true JP2001316083A (ja) | 2001-11-13 |
Family
ID=7636372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001078099A Pending JP2001316083A (ja) | 2000-03-17 | 2001-03-19 | 釣合い巻上機の上側回転数を制限するための装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6578822B2 (ja) |
EP (1) | EP1136423B1 (ja) |
JP (1) | JP2001316083A (ja) |
KR (1) | KR20010090463A (ja) |
DE (1) | DE50106749D1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014515341A (ja) * | 2011-05-27 | 2014-06-30 | コネクレーンズ ピーエルシー | バランサ |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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