JP6304692B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、使用者が調整操作することで、少なくとも車体を構成する部品、例えばフロントフォーク、サスペンション、リアクッション等の設定状態を変更可能な調整機構を有する鞍乗り型車両に関する。
従来、四輪車両において、使用者の設定情報(セッティング情報)を記憶したICカードを車両に読み込ませ、サーボモータ等を駆動して設定情報に応じたシート位置、ミラー位置、ハンドル位置に調整するシステムが開示されている(特許文献1参照)。
特開昭62−128850号公報
一方、鞍乗り型車両においては、使用者の手の届く位置にサスペンション、バックミラー、防風スクリーン等の部品があり、使用者が、手動で、乗員人数や走行路等に応じて、これらの減衰力や位置等を調整することが可能である。これらの調整は、通常、部品毎に設置された調整機構を調整操作することで行われる。
しかしながら、使用者が上述の部品の位置等を調整機構によって調整する際に、どのくらい調整操作すればよいかがわからず、長い経験に頼らざるを得ないのが現状である。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、サーボモータ等の駆動源を搭載しないことで軽量化を図りつつ、使用者の要望に応じた調整機構に対する調整操作の度合いを調整情報として使用者に指示することができ、使用者の誰もが、車体を構成する部品の設定状態を要望に応じた最適な設定状態に変更することができる鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
本発明は、以下の特徴を有する。
第1の特徴:車体(31)と、前記車体(31)に設置された前輪(WF)及び後輪(WR)と、少なくとも前記後輪(WR)を駆動する動力源(22)と、使用者が工具(168a、168b)によって手動で調整操作することで、少なくとも前記車体(31)を構成する部品のセッティングを変更可能な調整機構(100A〜100G)と、を有する鞍乗り型車両であって、前記調整機構(100A〜100G)に対する調整操作の度合いに関する複数の調整情報が少なくとも記憶された記憶部(122)と、前記使用者の入力操作に基づく要望を受け付ける受付部(124)と、前記受付部(124)にて受け付けられた前記要望に応じた調整情報を、前記記憶部(122)の前記複数の調整情報から選択する選択部(126)と、前記選択部(126)にて選択された前記調整情報を、前記使用者に指示する指示部(128)と、を有することを特徴とする。
第2の特徴:第1の特徴において、過去に実施された前記調整機構(100A〜100G)に対する調整操作の度合いに関する調整情報を、過去の調整情報として前記記憶部(122)に登録する過去情報登録部(144)を有し、前記指示部(128)は、前記過去の調整情報が示す調整操作の度合いと、今回、前記選択部(126)にて選択された調整情報が示す調整操作の度合いとの差分(ΔD)を前記使用者に指示してもよい。
第3の特徴:第1の特徴において、前記車体(31)は、情報を表示する表示装置(74)を有し、さらに、前記選択部(126)にて選択された前記調整情報と少なくとも日時の情報とを関連付けて履歴情報(Dh)として前記記憶部(122)に登録する履歴情報登録部(148)と、前記受付部(124)は、前記使用者が前記表示装置(74)に表示された前記履歴情報(Dh)を前記入力操作によって選択することで、選択された前記履歴情報(Dh)を前記要望として受け付けるようにしてもよい。
第4の特徴:第1〜第3の特徴において、前記車体(31)は、情報を表示する表示装置(74)を有し、前記受付部(124)は、前記車体(31)を構成する部品の設定状態の変更に関する項目を前記表示装置(74)に表示する項目表示部(134)を有し、前記受付部(124)は、前記使用者が前記表示装置(74)に表示された前記項目を前記入力操作によって選択することで、選択された前記項目を前記要望として受け付けるようにしてもよい。
第5の特徴:第1〜第4の特徴において、さらに、前記使用者が携帯するキー(152)と当該鞍乗り型車両(10)とが所定範囲内にあるとき、当該鞍乗り型車両(10)と前記キー(152)とを認証する認証部(154)を有し、前記受付部(124)は、前記認証部(154)での認証後に、前記使用者の入力操作に基づく要望を受け付けるようにしてもよい。
第6の特徴:第5の特徴において、前記キー(152)は、操作部(156)と、前記使用者の前記操作部(156)への入力操作に基づく願望を前記受付部(124)に送信する送信部(158)と、を有してもよい。
第7の特徴:第5又は第6の特徴において、前記キー(152)は、前記調整機構(100A〜100G)を調整操作するための前記工具(168a、168b)を備えるようにしてもよい。
第1の特徴によれば、サーボモータ等の駆動源を搭載しないことで軽量化しつつ、指示部から指示された調整情報を確認しながら(例えば車両に搭載された表示装置(計器盤等)の画面を見ながら)調整機構を調整操作することで、使用者の誰もが、車体を構成する部品の設定状態を要望に応じた最適な設定状態に変更することができる。
第2の特徴によれば、使用者に対して、過去(少なくとも前回)に行った調整操作の度合いと、今回の要望に応じた調整操作の度合いとの差分が指示されることから、現在の状態から具体的にどの程度調整操作を行えばよいかを容易に把握することができ、調整操作の簡便化を図ることができる。過去の調整情報として、メーカーが推奨する調整情報を登録しておくことで、いつでも最適な設定状態に戻すことができる。
第3の特徴によれば、過去の調整情報に関する履歴情報を表示することで、過去の調整情報の中で、使用者にとって満足できた調整情報を、次の要望として受付可能にすることができる。
第4の特徴によれば、項目として、例えば一人乗車/二人乗車、サーキット/峠道/市街地、雨天等の路面の状況等の項目を設定する。そして、これらの項目を表示して、これらの項目から選択された項目を要望として受け付けることによって、車体を構成する部品の設定状態を要望に応じた最適な設定状態に変更することができる。
第5の特徴によれば、使用者が携帯するキーと鞍乗り型車両とを認証することで、当該鞍乗り型車両の使用者による要望のみを受け付けることが可能となり、いたずら防止等に有効となる。なお、認証は、キーと鞍乗り型車両間の通信による認証でもよいし、鞍乗り型車両に設置されたキーシリンダへのキーの挿入回転による機械的な認証でもよい。
第6の特徴によれば、使用者が願望を入力する場合、鞍乗り型車両に搭載された画面を含む操作入力部を使用して入力することが挙げられる。操作入力部として、鞍乗り型車両に搭載されたメータパネルやナビゲーション画面等で兼用することが考えられるが、願望を表示するための画面表示領域を大型化したり、操作スイッチを増やす等の処置が必要になる場合もある。しかし、使用者が携帯するキーに操作部と送信部とを設けることで、鞍乗り型車両の操作入力部の画面を大型化したり、スイッチを増やす必要がなくなる。
第7の特徴によれば、通常、使用者はキーを常時携帯していることから、調整機構に対する調整操作を確実に行うことができる。
本実施の形態に係る自動二輪車の一例を示す側面図である。 自動二輪車の外観後方斜視図である。 図3Aはフロントフォーク、リアサスペンション又はリアクッションの減衰力を調整するための調整機構の一例を示す平面図であり、図3Bはフロントフォークの突き出し量、リアサスペンションのプリロード又は風防スクリーンの上下位置を調整するための調整機構の一例を示す平面図である。 第1の具体例に係るセッティング支援部(第1セッティング支援部)の構成を示すブロック図である。 液晶パネル等に表示される項目の表示形態を示す説明図である。 第1セッティング支援部によって液晶パネル等に表示する各種調整情報の表示形態を示す説明図である。 第1セッティング支援部の処理動作を示すフローチャートである。 第2の具体例に係るセッティング支援部(第2セッティング支援部)の構成を示すブロック図である。 第2セッティング支援部によって液晶パネル等に表示する各種調整情報の表示形態を示す説明図である。 第2セッティング支援部の処理動作を示すフローチャートである。 第3の具体例に係るセッティング支援部(第3セッティング支援部)の構成を示すブロック図である。 第3セッティング支援部によって液晶パネル等に表示する項目の表示形態を示す説明図である。 第3セッティング支援部の処理動作を示すフローチャート(その1)である。 第3セッティング支援部の処理動作を示すフローチャート(その2)である。 第3セッティング支援部において、セッティング後の走行状態の評価を入力する処理を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る自動二輪車の好ましい態様を示す説明図である。 図17Aは本実施の形態に係る自動二輪車の他の好ましい態様を示す説明図であり、図17Bは機械式キーの把持部に操作部を設けた一例を示す平面図であり、図17Cは電子式キーの筐体に操作部を設けた一例を示す平面図である。 図18Aは機械式キーの側面に工具の先端部の形状に似せた突出部を設けた例を示す平面図であり、図18Bは電子式キーの側面に工具の先端部の形状に似せた突出部を設けた例を示す平面図であり、図18Cは機械式キーの把持部に設けられたボタンを操作することで、突出部を露出させる例を示す説明図であり、図18Dは電子式キーの筐体に設けられたボタンを操作することで、突出部を露出させる例を示す説明図である。
以下、本発明に係る鞍乗り型車両を自動二輪車に適用した実施の形態例を図1〜図18Dを参照しながら説明する。
本実施の形態に係る自動二輪車10は、図1及び図2に示すように、車体フレーム12と、車体フレーム12の前端部に設けられたヘッドパイプ14と、該ヘッドパイプ14に回動自在に支持される左右一対のフロントフォーク16と、フロントフォーク16の上端部を支持するトップブリッジ18に取付けられたハンドル20と、フロントフォーク16に取付けられた前輪WFと、車体フレーム12に支持されたエンジン22と、エンジン22の図示しない排気管を介して連結された排気マフラー24と、車体フレーム12の後下部のピボット軸26に揺動可能に支持されたスイングアーム28と、このスイングアーム28の後端部に取付けられた後輪WRと、自動二輪車10を制御するECU(制御部)29とを備える。ECU29には、後述するセッティング支援部120(図4、図8及び図11参照)が組み込まれている。自動二輪車10のうち、前輪WF、後輪WR及びエンジン22を除く部分が自動二輪車10の車体31を構成する。
車体フレーム12は、ヘッドパイプ14から左右に分岐して後斜め下方に延びる左右の一対のメインフレーム30と、メインフレーム30の後部に接続される左右一対のピボットプレート32と、ピボットプレート32の前部及び後部から後方斜め上方に延びる左右一対のシートフレーム34とを有する。メインフレーム30の上方に燃料タンク36が設けられ、シートフレーム34の上部には、運転者シート38、同乗者シート40が取付けられ、同乗者シート40の後方には、グラブレール42及びトランクボックス44が取付けられている。
車体フレーム12のピボットプレート32には、運転者シート38に着座した運転者用の左右一対のステップ46と、同乗者シート40に着座した同乗者用の左右一対のステップ48とが取付けられている。
車体フレーム12には、車体カウリング50が取付けられている。この車体カウリング50は、車体31の前方を覆うフロントカバー52と、車体31の側部を覆う左右一対のサイドカバー54と、車体31の下部を覆うアンダーカバー56と、車体31の後部を覆うリアシートカウル58とを備えており、リアシートカウル58には、左右一対のサドルバック60が一体に形成されている。また、前輪WFを覆うフロントフェンダ62がフロントフォーク16に取付けられ、後輪WRを覆うリアフェンダ64がリアシートカウル58に取付けられている。フロントカバー52の前面には、ヘッドライト66が取付けられ、その上部には風防スクリーン68が取付けられ、左右端には、サイドミラー70が取付けられている。また、車体フレーム12とスイングアーム28との間にリアサスペンション72が架け渡されて設置されている。
さらに、車体31のフロントカバー52には、風防スクリーン68とハンドル20との間に、エンジン回転計(タコメータ)、車速、各種ガイダンス等を表示する液晶パネル74を有するメータ装置76が取り付けられている。必要に応じて、使用者(運転者又は同乗者)が見やすい位置、例えばハンドル20と燃料タンク36との間等に、自動二輪車10の現在位置や目的地への経路案内を行うナビゲーション装置78の表示パネル80(液晶等)が設置される。また、ナビゲーション装置78は、表示パネル80の近傍に例えばUSBメモリのコネクタが設置され、このコネクタにはシャッタ82が開閉自在に取り付けられている。
また、この自動二輪車10は、図1及び図2に示すように、フロントフォーク16(フロントサスペンション)の減衰力(油圧ダンパーの油路面積)を調整する第1調整機構100Aと、フロントフォーク16の突き出し量(プリロード)を調整する第2調整機構100Bと、リアサスペンション72の減衰力を調整する第3調整機構100Cと、リアサスペンション72のスプリングにかかる初期荷重(プリロード)を調整する第4調整機構100Dと、風防スクリーン68の上下位置を調整する第5調整機構100E(図2参照)と、リアクッション(図示せず)の減衰力を調整する第6調整機構100Fと、運転者シート38の前後上下位置を調整する第7調整機構100G(図2参照)とを有する。
このうち、第1調整機構100A、第3調整機構100C及び第6調整機構100Fは、図3Aに代表的に示すように、工具の例えばマイナスドライバーで回動可能な伸側調整部102と圧側調整部104とを有する。伸側調整部102と圧側調整部104の周囲には円周に沿って図示しない目盛が表示されている。例えば第1調整機構100Aの伸側調整部102についてみると、最小伸びの状態から工具を例えば時計回りに回転して最大伸びの状態になるまでに、所定量だけ回転する。すなわち、この場合、最大調整幅は例えば10目盛であり、中間の伸びの状態は5目盛である。これは圧側調整部104も同様である。なお、第3調整機構100Cにおける伸側調整部102及び圧側調整部104の最大調整幅は例えば10目盛、第6調整機構100Fにおける伸側調整部102及び圧側調整部104の最大調整幅は例えば5目盛である。
第2調整機構100B、第4調整機構100D及び第5調整機構100Eは、図3Bに代表的に示すように、工具の例えば六角レンチで回動可能な調整部106を有する。例えば第2調整機構100Bについてみると、最小の突き出し量の状態から工具を例えば時計回りに回転して最大の突き出し量の状態になるまでに、所定量だけ回転する。すなわち、この場合、最大調整幅は15目盛であり、中間の伸びの状態は8又は9目盛である。第4調整機構100Dについても最大調整幅が例えば15目盛である。なお、第5調整機構100Eは、工具の例えば六角レンチで回動可能な調整部106を回動することで、風防スクリーン68の上下位置を調整可能となっている。この場合、最大調整幅は例えば4目盛である。
第7調整機構100Gは、図2に示すように、複数の段差(例えば下段108b、中段108m及び上段108t)を備えた台座110を有する。運転者シート38を台座110の下段108bに設置することで、運転者シート38が最も低い位置であって、且つ、最も前方に位置し、運転者シート38を台座110の上段108tに設置することで、運転者シート38が最も高い位置であって、且つ、最も後方に位置する。同様に、運転者シート38を台座110の中段108mに設置することで、運転者シート38が上段108tと下段108bの中間の位置に固定される。
ところで、自動二輪車10の運転にあたっては、例えば運転者の体重や、一人乗車又は二人乗車であるか、サーキット、峠道、あるいは市街地等の走行であるか、路面が乾いている(DRY)か、あるいは濡れている(WET)か等によって、フロントフォーク16やリアサスペンション72の減衰力等を運転者の好みに応じて調整する、すなわち、セッティングすることができる。さらに、同乗者の体重等を含めてもよい。
しかし、セッティングは、上述したように、様々な走行条件等に応じて調整する必要があることから、好みのセッティングを把握するまでに、各種調整機構を調整しながら試行錯誤を繰り返すこととなり、長時間かかるのが通例である。
そこで、本実施の形態では、どのような走行条件で走行するのかを、使用者の要望として受け付け、受け付けた要望に応じた各種調整機構に対する調整操作の度合いを調整情報として使用者に指示するセッティング支援部120を有する。
セッティング支援部120は、図4、図8及び図11に示すように、各調整機構に対する調整操作の度合いに関する複数の調整情報が少なくとも記憶された記憶部122と、使用者の入力操作に基づく要望を受け付ける受付部124と、受付部124にて受け付けられた要望に応じた調整情報を、記憶部122の複数の調整情報から選択する選択部126と、選択部126にて選択された調整情報を、使用者に指示する指示部128とを有する。
このセッティング支援部120は、例えばメータ装置76の液晶パネル74に表示された例えばセッティング支援を示すアイコンを選択操作することで起動する。
ここで、セッティング支援部120のいくつかの具体例について図4〜図18Dを参照しながら説明する。
先ず、第1の具体例に係るセッティング支援部(以下、第1セッティング支援部120Aと記す)は、図4に示すように、記憶部122に、予め例えばメーカーが推奨する調整情報(プリセット情報Dp)が登録されたプリセットファイル群130と、現在のセッティング状態(過去のセッティングで登録された調整情報)が登録された過去実績ファイル132とが記憶されている。「過去」とは、少なくとも前回を含む。
受付部124は、走行条件に関する項目を例えば液晶パネル74に表示する項目表示部134を有する。
項目表示部134による項目の表示形態としては、図5に示すように、例えば4つの項目(第1項目〜第4項目)等が挙げられる。
第1項目では、例えば運転者の体重に関する項目、例えば「41〜60kg」、「61〜80kg」、「81〜100kg」等が表示され、第2項目では、乗員数に関する項目、例えば「一人乗り」、「二人乗り」等の項目が表示される。第3項目では、走行する場所に関する項目、例えば「サーキット」、「峠道」、「市街地」等の項目が表示される。第4項目では、路面に関する項目、例えば乾いた路面を示す「DRY」と、濡れた路面を示す「WET」が表示される。その他、例えば同乗者の体重に関する項目を追加してもよい。
使用者は、例えばメータ装置76に設置されたボタン136やスイッチ138(図2参照)等を入力操作して、該当する項目、上述の例では4種類の項目を選択する。図5の例では、「61〜80kg」、「一人乗り」、「峠道」、「DRY」を選択した例を示す。受付部124は、選択された4種類の項目を、使用者からの要望データDdとして受け付け、選択部126に出力する。
選択部126は、記憶部122に記憶されているプリセットファイル群130から、受け付けられた要望データDdの項目の組合せに応じたプリセット情報Dp(推奨調整情報)を選択し、指示部128に出力する。
指示部128は、少なくとも選択部126にて選択されたプリセット情報Dpを液晶パネル74に表示する。調整情報の表示形態としては、例えば図6に示すように、部品毎に分離された5つの表示領域(第1表示領域142A〜第5表示領域142E)に、それぞれ対応する部品の調整機構への調整操作の度合いが表示される。
例えば第1表示領域142Aには、フロントフォーク16に関し、第1調整機構100Aにおける伸側調整部102及び圧側調整部104並びに第2調整機構100Bにおける調整部106についての現在のセッティング状態(前回調整した状態)と、今回の要望に応じた推奨セッティング(メーカーが推奨する基準位置から例えば時計方向にどれだけ回転させるかの度合い)がそれぞれ表示される。図6の例では、一例として、伸側調整部102(TEN)の現在の状態が4/10、推奨調整度合いが5/10、同様に、圧側調整部104(COM)が3/10、3/10、調整部106(SPRG)が6/15、5/15を表示した例を示す。5/10等は、分母が最大調整幅の目盛を示し、分子が調整した目盛あるいは調整すべき目盛を示す。
従って、この例では、伸側調整部102(TEN)を時計回りに1目盛だけ回し、調整部106(SPRG)を反時計回りに1目盛だけ回すことを示す。圧側調整部104(COM)は現在の状態と推奨調整度合いが同じであるため、調整しなくてもよいことを示す。もちろん、使用者の好みに応じて調整してもよい。第1表示領域142A〜第5表示領域142Eの右端側には、受付部124によって、今回のセッティング(実際にセッティングを行った目盛や段数を示す数字)を入力する欄が表示される。図6の例では、調整部(SPRG)だけ推奨調整度合いとは異なったセッティングを行い、目盛4に調整した場合を示す。
第2表示領域142Bには、リアサスペンション72に関し、上述したフロントフォーク16と同様に、第3調整機構100Cにおける伸側調整部102及び圧側調整部104並びに第4調整機構100Dにおける調整部106についての現在の状態と、今回の要望に応じた調整度合が表示される。図6の例では、一例として、伸側調整部102(TEN)が4/10、3/10、圧側調整部104(COM)が5/10、5/10、調整部106(SPRG)が4/15、5/15を表示した例を示す。
上述の例では、フロントフォーク16とリアサスペンション72は、左右共に同じ最大調整幅である場合を想定しているが、左右の最大調整幅が異なる場合は、それぞれ左用及び右用に分けて、調整情報を表示する。
一方、第3表示領域142Cには、風防スクリーン68に関し、第5調整機構100Eにおける調整部106の現在の状態と、今回の要望に応じた調整度合いが表示される。図6の例では、一例として、調整部106が2/4、1/4を表示した例を示す。
第4表示領域142Dには、リアクッションに関し、上述したフロントフォーク16と同様に、第6調整機構100Fにおける伸側調整部102及び圧側調整部104の現在の状態と、今回の要望に応じた調整度合いが表示される。図6の例では、一例として、伸側調整部102(TEN)が3/10、3/10、圧側調整部104が4/10、5/10を表示した例を示す。
第5表示領域142Eには、運転者シート38の現在の状態(どの段差に設置されているか)と、今回の要望に応じた調整度合い(どの段差に設置するか)が表示される。例えば下段であれば「1」、中段であれば「2」、上段であれば「3」が表示される。図6では、「1」、「2」を表示した例を示す。第5表示領域142Eの右端側には、受付部124によって、実際にセッティングを行った段数を示す数字を入力する欄が表示される。図6の例では、推奨調整度合いと同じ中段に調整したことを示す数字「2」を入力した場合を示す。
なお、液晶パネル74の表示画面が狭い場合は、第1表示領域142A〜第5表示領域142Eをスクロール表示するようにしてもよいし、ボタン136を押すたびに、第1表示領域142A〜第5表示領域142Eを順番に切り換え表示してもよい。
さらに、第1セッティング支援部120Aは、過去情報登録部144を有する。この過去情報登録部144は、今回のセッティングにて第1表示領域142A〜第5表示領域142Eの各右端側に入力された数字(実績)に基づいて、今回のセッティングに対応した調整情報を作成し、過去情報Drとして過去実績ファイル132に登録する(この場合、上書きする)。なお、自動二輪車10の出荷時において、出荷時での各調整機構のセッティング状態に対応する調整情報が、過去実績ファイル132に登録される。
ここで、第1セッティング支援部120Aの処理動作について図7のフローチャートを参照しながら説明する。
先ず、例えば液晶パネル74に表示されているセッティングを示すアイコンを選択操作することで、第1セッティング支援部120Aが起動し、最初のステップS1において、受付部124の項目表示部134は、液晶パネル74に走行条件に関する項目(図5参照)を表示する。
ステップS2において、使用者は例えばメータ装置76に設置されたボタン136やスイッチ138等を入力操作して、該当する項目、上述の例では3種類の項目を選択する。
ステップS3において、受付部124は、選択された3種類の項目を、使用者からの要望データDdとして受け付け、受け付けた要望データDdを選択部126に出力する。
ステップS4において、選択部126は、記憶部122に記憶されているプリセットファイル群130から、受け付けられた要望データDdの項目の組合せに応じた調整情報を選択する。
ステップS5において、指示部128は、過去実績ファイル132に登録されている前回の調整情報(過去情報Dr)と、今回、選択部126にて選択された推奨調整情報(プリセット情報Dp)を液晶パネル74に表示する。
ステップS6において、使用者は、液晶パネル74に表示された調整情報を参考に、調整すべき調整機構を工具を用いて調整操作する。
ステップS7において、使用者は調整操作が終了した調整機構に関し、実際にセッティングした目盛や段数を示す数字を、ボタン136やスイッチ138等を操作して入力する。すなわち、実際のセッティング情報を入力する。
ステップS8において、第1セッティング支援部120Aは、全ての調整操作が終了したか否かを判別する。この判別は、使用者が例えば液晶パネル74に表示された終了ボタンを選択操作したかどうかで行われる。
全ての調整操作が終了するまで、ステップS6〜S8の処理が繰り返される。
そして、全ての調整操作が終了した段階で、ステップS9に進み、過去情報登録部144は、今回のセッティングにて第1表示領域142A〜第5表示領域142Eの各右端側に入力された数字(実績)に基づいて、今回のセッティングに対応した調整情報を作成し、過去情報Drとして過去実績ファイル132に登録する。
ステップS9での処理が終了した段階で、この第1セッティング支援部120Aでの処理が終了する。
このように、第1セッティング支援部120Aを有する自動二輪車10は、使用者が、指示部128から指示された調整情報を確認しながら(例えば自動二輪車10に搭載された液晶パネル74の画面を見ながら)調整機構を調整操作することができる。すなわち、サーボモータ等の駆動源を搭載しないことで軽量化しつつ、使用者の誰もが、車体31を構成する部品の設定状態を要望に応じた最適な設定状態に変更することができる。
また、セッティングにあたって、前回のセッティング情報と今回の要望に対応した推奨調整度合いを参照することができるため、セッティングの経験がない人でも簡単にセッティングを行うことができ、自動二輪車10の普及が期待できる。
次に、第2の具体例に係るセッティング支援部(以下、第2セッティング支援部120Bと記す)について図8〜図10を参照しながら説明する。
この第2セッティング支援部120Bは、図8に示すように、上述した第1セッティング支援部120Aとほぼ同様の構成を有するが、以下の点で異なる。
すなわち、指示部128は、過去情報登録部144によって記憶部122の過去実績ファイル132に登録された過去情報Drが示す調整操作の度合いと、今回、選択部126にて選択されたプリセット情報Dpが示す調整操作の度合いとの差分ΔDを使用者に指示する。
例えば第1調整機構100A及び第2調整機構100Bへの調整操作を主体に説明すると、図9に示すように、例えば過去情報Drが、伸側調整部102(TEN)が4/10、圧側調整部104(COM)が3/10、調整部106(SPRG)が6/15とする。そして、今回、選択部126にて選択されたプリセット情報Dpが、伸側調整部102(TEN)が5/10、圧側調整部104(COM)が3/10、調整部106(SPRG)が5/15とした場合、指示部128は、これらの差分ΔDである伸側調整部102(TEN)が「+1」、圧側調整部104(COM)が「0」、調整部106(SPRG)が「−1」を指示する。
使用者は、第1調整機構100Aの圧側調整部104(COM)だけを現在の位置から1目盛分だけ時計方向に回転すればよい。指示部128から例えば−1が指示されれば、現在の位置から1目盛分だけ反時計方向に回転すればよい。もちろん、+1が表示されていても、好みによって例えば2目盛分、3目盛分等だけ時計方向あるいは反時計方向に回転操作する場合もある。同様に、「0」が表示された調整機構であっても、使用者の好みによっては、現在の位置から例えば1目盛分、2目盛分等だけ時計方向あるいは反時計方向に回転する場合もある。
同様に、第7調整機構100Gへの調整操作については、例えば過去実績ファイル132に登録された調整情報が下段を示す「1」、今回、選択部126にて選択された調整情報が中段を示す「2」とした場合、指示部128は、これらの差分である「+1」を指示する。
この指示により、使用者は、運転者シート38を1段だけ上げる。すなわち、中段108mに位置させればよい。もちろん、「−1」が表示されていても、好みにより、運転者シート38を現状の位置のまま、あるいは、下段108bに位置させる場合がある。
第1表示領域142A〜第5表示領域142Eの各右端側には、上述した第1セッティング支援部120Aと同様に、実際にセッティングを行った分の目盛や段数を示す数字を入力する欄が表示される。特に、第1表示領域142A〜第4表示領域142Dについては、上述した差分ΔDが、方向を示す符号と共に表示されることから、第1表示領域142A〜第4表示領域142Dの各右端側には、実際に時計方向又は反時計方向に回転操作した分の目盛を、方向を示す符号と共に入力する。例えば時計方向に2目盛分だけ回転操作した場合は+2、反時計方向に回転操作した場合は−2を入力する。
過去情報登録部144は、第1調整機構100A〜第6調整機構100Fについては、今回のセッティングにて第1表示領域142A〜第4表示領域142Dの各右端側に入力された符号付き数字(実績)と、過去実績ファイル132に登録されている過去情報Drとに基づいて、今回のセッティングに対応した調整情報を作成し、過去実績ファイル132に登録(上書き)する。第7調整機構100Gについては、今回のセッティングにて第5表示領域142Eの右端側に入力された段数(実績)に基づいて、今回のセッティングに対応した調整情報を作成し、過去実績ファイル132に登録する。
ここで、第2セッティング支援部120Bの処理動作について図10のフローチャートを参照しながら説明する。
先ず、ステップS101〜S104までの処理は、上述した第1セッティング支援部120AにおけるステップS1〜S4までの処理とほぼ同様であるので、その重複説明を省略する。
そして、ステップS105において、指示部128は、記憶部122の過去実績ファイル132に登録された過去情報Drが示す調整操作の度合いと、今回、選択部126にて選択されたプリセット情報Dp(ステップS104参照)が示す調整操作の度合いとの差分ΔDを演算する。
ステップS106において、指示部128は、演算して得られた差分ΔDを液晶パネル74の第1表示領域142A〜第5表示領域142Eに表示する。
ステップS107において、使用者は、液晶パネル74に表示された調整情報(差分ΔD)を参考に、調整すべき調整機構を工具を用いて調整操作する。
ステップS108において、使用者は調整操作が終了した調整機構に関し、実際にセッティングした分の目盛や段数を示す数字を、ボタン136やスイッチ138等を操作して入力する。
ステップS109において、第2セッティング支援部120Bは、全ての調整操作が終了したか否かを判別する。この判別は、使用者が例えば液晶パネル74に表示された終了ボタンを選択操作したかどうかで行われる。
全ての調整操作が終了するまで、ステップS107〜S109の処理が繰り返される。
そして、全ての調整操作が終了した段階で、ステップS110に進み、過去情報登録部144は、今回のセッティングにて第1表示領域142A〜第5表示領域142Eの各右端側に入力された符号付き数字及び段数(実績)に基づいて、今回のセッティングに対応した調整情報を作成し、過去実績ファイル132に登録する。
ステップS110での処理が終了した段階で、この第2セッティング支援部120Bでの処理が終了する。
このように、第2セッティング支援部120Bにおいては、使用者に対して、過去(少なくとも前回)に行った調整操作の度合いと、今回の要望に応じた調整操作の度合いとの差分ΔDが指示されることから、現在の状態から具体的にどの程度調整操作を行えばよいかを容易に把握することができ、調整操作の簡便化を図ることができる。差分ΔDを演算する際に、メーカーが推奨する調整情報を用いているため、使用者が指示された調整情報とは異なる調整操作を行っても、いつでも最適な設定状態に戻すことができる。
次に、第3の具体例に係るセッティング支援部(以下、第3セッティング支援部120Cと記す)について図11〜図15を参照しながら説明する。
この第3セッティング支援部120Cは、図11に示すように、上述した第1セッティング支援部120Aとほぼ同様の構成を有するが、以下の点で異なる。
すなわち、複数の過去実績ファイル132を少なくとも日時の情報とで関連付けて、記憶部122の過去実績ファイル群146に登録する履歴情報登録部148を有する。また、受付部124は、項目表示部134に加えて、履歴表示部149を有する。
項目表示部134は、図12に示すように、運転者の体重に関する項目、乗員数に関する項目、走行する場所に関する項目のほか、プリセット情報Dp(メーカーが推奨する情報)又は履歴情報Dhかを選択する項目(参照情報に関する項目)を表示する。
履歴表示部149は、使用者が3つの項目を選択し、さらに、履歴情報を選択した場合に、選択した3つの項目に対応する1以上の過去実績ファイル132を、過去実績ファイル群146から検索して、検索した1以上の過去実績ファイル132の概要情報を例えばリスト形式で表示する。概要情報としては、例えば過去実績ファイル132に登録されたファイル番号や日時等が挙げられる。
過去実績ファイル132と日時の情報との関連付けは、過去情報登録部144が過去実績ファイル132を記憶部122に登録する際に、例えばECU29のタイマーからの時計データと共に登録する等が挙げられる。過去実績ファイル132への情報の登録は、過去実績ファイル群146に登録された過去実績ファイル132ではなく、一時ファイル150(ワークファイル)に情報を登録する。その後、履歴情報登録部148が、一時ファイル150を最新の過去実績ファイル132として過去実績ファイル群146に登録する。
また、過去実績ファイル132には、日時の情報のほか、評価の情報を登録してもよい。評価の情報としては、最適「S」、良好「A」、普通「B」、悪い「C」等が考えられる。そして、例えば峠道において、あるセッティングを行った後の自動二輪車10の走行性が良好であった場合、そのセッティングの情報が登録された過去実績ファイル132を日時の情報に基づいて検索し、液晶パネル74に読み出して、良好を示す「A」を登録する等が挙げられる。もちろん、峠道の座標データをGPS等から受け取って過去実績ファイル132に登録してもよい。例えば峠道毎に最適なあるいは良好な過去実績ファイル132を作成し、いつでも読み出すことができるため、好ましい。これらは、サーキットや、市街地、路面の状態等においても同様である。
さらに、過去実績ファイル132には、該当する3種類の項目の情報を登録してもよい。使用者が4種類の項目を選択した際に、選択した4種類の項目に対応する過去実績ファイル132を、過去実績ファイル群146から検索する際の検索キーとして使用することができる。
ここで、第3セッティング支援部120Cの処理動作について図13〜図15のフローチャートを参照しながら説明する。
先ず、使用者が、例えば液晶パネル74に表示されているセッティングを示すアイコンを選択操作することで、第3セッティング支援部120Cが起動し、図13のステップS201において、受付部124の項目表示部134は、液晶パネル74に走行条件に関する項目(図12参照)を表示する。
ステップS202において、使用者は例えばボタン136やスイッチ138等を入力操作して、4種類の項目を選択し、さらに、プリセット情報Dp又は履歴情報Dhのいずれかを選択する。
そして、ステップS203において、受付部124は、使用者によって選択された4種類の項目並びに使用者によって選択されたプリセット情報Dp又は履歴情報Dhのいずれかを示すフラグ情報(例えば1/0=プリセット情報/履歴情報)を、使用者からの要望データDdとして受け付ける。
ステップS204において、受付部124は、上記フラグ情報に基づいて使用者の要望が履歴情報であるか否かを判別する。履歴情報であれば、ステップS205に進み、履歴表示部149は、要望データDdのうち、選択した4つの項目に対応する1以上の過去実績ファイル132の概要情報を例えばリスト形式で表示する。
ステップS206において、使用者は、リスト形式で表示された日時や評価等を参照して、1つの過去実績ファイル132を、入力操作によって選択する。
ステップS207において、受付部124は、選択された1つの過去実績ファイル132のファイル番号等を要望データDdとして受け付ける。
ステップS208において、選択部126は、過去実績ファイル群146から要望データDdに応じた調整情報(履歴情報Dh)を選択する。
ステップS209において、指示部128は、選択部126で選択された履歴情報Dhと、過去実績ファイル群146のうち、最新の過去実績ファイル132に登録された過去情報Drを液晶パネル74に表示する。
一方、上記ステップS204において、使用者の要望が履歴情報Dhではなく、プリセット情報Dpであれば、ステップS210に進み、第1セッティング支援部120Aでの処理と同様に、選択部126は、記憶部122に記憶されているプリセットファイル群130から、受け付けられた要望データDdの項目の組合せに応じたプリセット情報Dpを選択する。
ステップS211において、指示部128は、選択部126にて選択されたプリセット情報Dpと、過去実績ファイル群146のうち、最新の過去実績ファイル132に登録された過去情報Drを液晶パネル74に表示する。
上述したステップS209での処理あるいはステップS211での処理が終了した段階で、図14のステップS212に進み、使用者は、液晶パネル74に表示された調整情報を参考に、調整すべき調整機構を工具を用いて調整操作する。
ステップS213において、使用者は調整操作が終了した調整機構に関し、実際にセッティングした分の目盛や段数を示す数字を、ボタン136やスイッチ138等を操作して入力する。
ステップS214において、第3セッティング支援部120Cは、全ての調整操作が終了したか否かを判別する。この判別は、使用者が例えば液晶パネル74に表示された終了ボタンを選択操作したかどうかで行われる。
全ての調整操作が終了するまで、ステップS212〜S214の処理が繰り返される。
そして、全ての調整操作が終了した段階で、ステップS215に進み、過去情報登録部144は、今回のセッティングにて第1表示領域142A〜第5表示領域142Eの各右端側に入力された数字(実績)に基づいて、今回のセッティングに対応した調整情報を作成して一時ファイル150に登録する。
ステップS216において、過去情報登録部144は、ECU29のタイマーからの時計データに基づいた日時データを一時ファイル150に登録する。
ステップS217において、過去情報登録部144は、受付部124にて受け付けられた3種類の項目を一時ファイル150に登録する。
ステップS218において、履歴情報登録部148は、一時ファイル150を最新の過去実績ファイル132として過去実績ファイル群146に登録する。
ステップS218での処理が終了した段階で、この第3セッティング支援部120Cでの処理が終了(一時中断)する。
その後、使用者が、例えば液晶パネル74に表示されている評価を示すアイコンを選択操作することで、第3セッティング支援部120Cが再起動する。
先ず、図15のステップS301において、受付部124は、過去実績ファイル群146から最新の過去実績ファイル132を読み出す。
ステップS302において、受付部124は、少なくとも評価の入力を促すメッセージを液晶パネル74に表示する。この場合、最新の過去実績ファイル132に登録された例えば日時、4種類の項目に加え、評価レベルを示すシンボル「S」、「A」、「B」、「C」も表示される。
ステップS303において、使用者は、今回、セッティングした走行状態を評価し、ボタン136及びスイッチ138等を使用して、該当する評価レベルのシンボルにカーソルを合わせて入力実行する。
ステップS304において、履歴情報登録部148は、入力された評価レベルを、最新の過去実績ファイル132に登録する。この段階で、第3セッティング支援部120Cが終了する。
このように、第3セッティング支援部120Cにおいては、第1セッティング支援部120Aと同様の効果を奏するほか、履歴情報Dhに登録された過去実績ファイル132の調整情報と共に、日時や評価の情報を表示することで、過去の調整情報の中で、使用者にとって満足できた調整情報を、次の要望として受付可能にすることができる。
上述の例では、ステップS209において、前回のセッティングによる調整情報と、今回、要望データDdとして受け付けた過去実績ファイル132に登録されている調整情報を液晶パネル74に表示し、ステップS211において、前回のセッティングによる調整情報と、今回、選択部126にて選択された調整情報を液晶パネル74に表示している。このほか、ステップS209において、前回のセッティングによる調整情報が示す調整操作の度合いと、今回、要望データDdとして受け付けた過去実績ファイル132に登録されている調整情報が示す調整操作の度合いとの差分を表示し、ステップS211において、前回のセッティングによる調整情報が示す調整操作の度合いと、今回、選択部126にて選択された調整情報が示す調整操作の度合いとの差分を表示してもよい。これにより、第2セッティング支援部120Bと同様の効果を得ることができる。
次に、本実施の形態に係るセッティング支援部120に共通して、他の好ましい態様を以下に説明する。
(1) 図2に示すように、自動二輪車10に、上述したメータ装置76に加えて、ナビゲーション装置78が設置されている場合、指示部128による調整情報等の表示を、メータ装置76の液晶パネル74とナビゲーション装置78の表示パネル80とに行ってもよい。
これにより、フロントフォーク16や風防スクリーン68に対するセッティングでは、メータ装置76の液晶パネル74に表示された調整情報を参照しながらセッティングを行うことができる。また、リアサスペンション72やリアクッション等に対するセッティングでは、ナビゲーション装置78の表示パネル80に表示された調整情報を参照しながらセッティングを行うことができる。
その結果、使用者が調整情報を確認する際にいちいち場所を移さず、すなわち、その場を離れずに、調整情報を参照しながら調整機構を調整することができ、調整時間の短縮を図ることができる。
(2) 図16に示すように、使用者が携帯するキー152と自動二輪車10とが所定範囲内にあるとき、自動二輪車10とキー152とを認証する認証部154を有することが好ましい。キー152としては、機械式キー152Aや電子式キー152B(スマートキー)等が挙げられる。機械式キー152Aは、自動二輪車10の例えばハンドル20(図1及び図2参照)の下方に設置されたキーシリンダに差し込んで所定方向に回転することで、ECU29が起動し、自動二輪車10を走行可能にする。電子式キー152Bは、該電子式キー152Bを携帯する使用者がECU29と通信が行える範囲に入ったときに、認証部154が電子式キー152Bの認証を行い、正規の電子式キー152Bであると認証したときにECU29が起動し、自動二輪車10を走行可能にする。
そして、セッティング支援部120の受付部124は、認証部154での認証後に、使用者の入力操作に基づく要望を受け付けることが好ましい。
これにより、使用者が携帯するキー152と自動二輪車10とを認証することで、自動二輪車10の使用者による要望のみを受け付けることが可能となり、いたずら防止等に有効となる。また、認証部154での認証後に、ナビゲーション装置78のシャッタ82、すなわち、USBメモリのコネクタに開閉自在に取り付けられたシャッタ82を開くようにしてもよい。これにより、ナビゲーション装置78やECU29に対する不正アクセスを未然に防ぐことができる。
(3) キー152は、図17Aに示すように、操作部156と、使用者の操作部156への入力操作に基づく要求(願望)を、自動二輪車10の受付部124に送信する送信部158と、を有するようにしてもよい。操作部156は、図17B及び図17Cに示すように、例えば十字キー160と実行キー162とを有する。使用者は、メータ装置76の液晶パネル74、あるいはナビゲーション装置78の表示パネル80に表示された画面のスクロールや切り替え、項目選択、調整情報の確認等を操作部156を使用して行う。また、実際にセッティングした調整度合いを操作部156を使って入力する。
通常、使用者が項目等の願望を入力する場合、自動二輪車10に搭載された画面を含む操作入力部(ボタン136及びスイッチ138等)を使用して入力することが挙げられる。操作入力部として、自動二輪車10に搭載されたメータ装置76やナビゲーション画面等で兼用することが考えられるが、願望を表示するための画面表示領域を大型化したり、操作スイッチを増やす等の処置が必要になる場合もある。しかし、使用者が携帯するキー152に操作部156と送信部158とを設けることで、自動二輪車10の操作入力部の画面を大型化したり、スイッチを増やす必要がなくなる。
(4) キー152は、調整機構を調整操作するための工具を備えるようにしてもよい。例えば図18A及び図18Bに示すように、キー152の例えば側面に、マイナスドライバーの先端部の形状に似せた第1突出部168aや、六角レンチの先端部の形状に似せた第2突出部168bを設けることが挙げられる。キー152の側面としては、機械式キー152Aであれば、図18Aに示すように、把持部164の側面等が挙げられ、電子式キー152Bであれば、図18Bに示すように、筐体166の側面等が挙げられる。また、図18C及び図18Dに示すように、工具として使用しないときは、第1突出部168aや第2突出部168bをキー152内に収納しておき、キー152を工具として使用するときに、把持部164や筐体166に設けられたボタン170a及び170bを操作して第1突出部168aや第2突出部168bを露出させるようにしてもよい。
通常、工具は、部品や器具の調整が必要な場合等のように、使用する場合が限られており、常時携帯するものではない。そのため、フロントフォーク16等の部品のセッティングを行いたいときに、工具が見つからず、セッティングできない状況になる場合がある。一方、キー152は、使用者が常時携帯していることから、キー152に第1突出部168aや第2突出部168bを設けることで、調整機構に対する調整操作を確実に行うことができる。
なお、本発明に係る鞍乗り型車両は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。例えば燃料噴射制御装置やABS制御装置等のセッティング等にも適用することができる。
10…自動二輪車 16…フロントフォーク
22…エンジン 29…ECU(制御部)
31…車体 38…運転者シート
68…風防スクリーン 72…リアサスペンション
74…液晶パネル 76…メータ装置
78…ナビゲーション装置 80…表示パネル
82…シャッタ
100A〜100G…第1調整機構〜第7調整機構
102…伸側調整部 104…圧側調整部
106…調整部 110…台座
120…セッティング支援部
120A〜120C…第1セッティング支援部〜第3セッティング支援部
122…記憶部 124…受付部
126…選択部 128…指示部
130…プリセットファイル群 132…過去実績ファイル
134…項目表示部
142A〜142E…第1表示領域〜第5表示領域
144…過去情報登録部 146…過去実績ファイル群
148…履歴情報登録部
149…履歴表示部 150…一時ファイル
152…キー 152A…機械式キー
152B…電子式キー 154…認証部
156…操作部 158…送信部
168a…第1突出部 168b…第2突出部
Dd…要望データ Dh…履歴情報
WF…前輪 WR…後輪

Claims (7)

  1. 車体(31)と、
    前記車体(31)に設置された前輪(WF)及び後輪(WR)と、
    少なくとも前記後輪(WR)を駆動する動力源(22)と、
    使用者が工具(168a、168b)によって手動で調整操作することで、少なくとも前記車体(31)を構成する部品のセッティングを変更可能な調整機構(100A〜100G)と、を有する鞍乗り型車両であって、
    前記調整機構(100A〜100G)に対する調整操作の度合いに関する複数の調整情報が少なくとも記憶された記憶部(122)と、
    前記使用者の入力操作に基づく要望を受け付ける受付部(124)と、
    前記受付部(124)にて受け付けられた前記要望に応じた調整情報を、前記記憶部(122)の前記複数の調整情報から選択する選択部(126)と、
    前記選択部(126)にて選択された前記調整情報を、前記使用者に指示する指示部(128)と、を有することを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 請求項1記載の鞍乗り型車両において、
    過去に実施された前記調整機構(100A〜100G)に対する調整操作の度合いに関する調整情報を、過去の調整情報として前記記憶部(122)に登録する過去情報登録部(144)を有し、
    前記指示部(128)は、前記過去の調整情報が示す調整操作の度合いと、今回、前記選択部(126)にて選択された調整情報が示す調整操作の度合いとの差分(ΔD)を前記使用者に指示することを特徴とする鞍乗り型車両。
  3. 請求項1記載の鞍乗り型車両において、
    前記車体(31)は、情報を表示する表示装置(74)を有し、
    さらに、前記選択部(126)にて選択された前記調整情報と少なくとも日時の情報とを関連付けて履歴情報(Dh)として前記記憶部(122)に登録する履歴情報登録部(148)と、
    前記受付部(124)は、前記使用者が前記表示装置(74)に表示された前記履歴情報(Dh)を前記入力操作によって選択することで、選択された前記履歴情報(Dh)を前記要望として受け付けることを特徴とする鞍乗り型車両。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両において、
    前記車体(31)は、情報を表示する表示装置(74)を有し、
    前記受付部(124)は、前記車体(31)を構成する部品の設定状態の変更に関する項目を前記表示装置(74)に表示する項目表示部(134)を有し、
    前記受付部(124)は、前記使用者が前記表示装置(74)に表示された前記項目を前記入力操作によって選択することで、選択された前記項目を前記要望として受け付けることを特徴とする鞍乗り型車両。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両において、
    さらに、前記使用者が携帯するキー(152)と当該鞍乗り型車両(10)とが所定範囲内にあるとき、当該鞍乗り型車両(10)と前記キー(152)とを認証する認証部(154)を有し、
    前記受付部(124)は、前記認証部(154)での認証後に、前記使用者の入力操作に基づく要望を受け付けることを特徴とする鞍乗り型車両。
  6. 請求項5記載の鞍乗り型車両において、
    前記キー(152)は、操作部(156)と、前記使用者の前記操作部(156)への入力操作に基づく願望を前記受付部(124)に送信する送信部(158)と、を有することを特徴とする鞍乗り型車両。
  7. 請求項5又は6記載の鞍乗り型車両において、
    前記キー(152)は、前記調整機構(100A〜100G)を調整操作するための前記工具(168a、168b)を備えることを特徴とする鞍乗り型車両。
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