JP6304522B2 - 通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信デバイス又は固定通信デバイスに通信サービスを提供する通信システム及びその構成要素に関する。本発明は、限定ではないが特に、関連する第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)規格文書において現在規定されているようなロングタームエボリューション(LTE)アドバンストシステムにおける、複数の基地局を介した接続に関する。
セルラ通信ネットワークにおいて、ユーザ機器(UE)(移動電話機、移動デバイス、移動端末等)は、基地局を介して他のユーザ機器及び/又は遠隔サーバと通信することができる。LTEシステムは、発展型ユニバーサル陸上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)と、発展型パケットコア(EPC)ネットワーク(又は単に「コアネットワーク」)とを含む。E−UTRANは、ユーザプレーン(例えば、パケットデータ収束プロトコル(PDCP)レイヤ、無線リンク制御(RLC)レイヤ、媒体アクセス制御(MAC)レイヤ及び物理(PHY)レイヤ)及び制御プレーン(例えば、無線リソース制御(RRC))の双方のプロトコル終端をUEに向けて提供する複数の基地局(「eNB」)を含む。
通信ネットワークにおける近年の発展によって、ピコeNB、フェムトeNB、ホームeNB(HeNB)等の低電力ノード(LPN)によって運用されるいわゆる「スモール」セルの展開の増加が見られる。これらのセルは、より高い電力の(通常の)マクロ基地局によって運用される既存のマクロセルよりも小さなカバレッジエリアを有する。複数の異なるセルタイプを備えるネットワーク、例えば、マクロセル及びフェムトセルを有するネットワークは、異種ネットワーク、すなわちHetNetと呼ばれる。以下の説明において、基地局という用語は、任意のそのようなマクロ基地局又はLPNを指すのに用いられる。
従来、移動電話機は、(関連付けられた無線リンクを用いて)1つの基地局を介して通信するように構成されている。しかしながら、E−UTRA及びE−UTRANのためのスモールセル高度化に関する研究(3GPP技術報告書(TR)第36.842号、この内容は、引用することにより本明細書の一部をなす)において、いわゆる「二重接続」機能が、例えば、ユーザ機器の高データレートのカバレッジ、一時的なネットワーク展開、セルエッジスループットを改善し、及び/又はシステムスループットを高めるために導入された。この二重接続の特徴は、適合した移動電話機(及び他のユーザ機器)が複数のネットワークポイントと実質的に同時に通信する技法を確立している。具体的には、この「二重接続」機能は、所与の移動電話機(RRC_CONNECTEDモードで動作する)が少なくとも2つの異なるネットワークポイント(例えば、2つ以上の基地局)によって提供される無線リソースを消費する動作モードを指す。通常、二重接続機能に関与するネットワークポイントのうちの一方はマクロ基地局であり、他方のネットワークポイント(又は複数のネットワークポイント)は低電力ノード(又は複数の低電力ノード)から成る。したがって、二重接続は、サイト間キャリアアグリゲーション(CA)としても知られている。CAの更なる詳細は、3GPP TS36.300標準規格において確認することができ、この内容は、引用することにより本明細書の一部をなす。
CAは、例えば、第1の周波数F1を用いてマクロカバレッジを提供するマクロ基地局と、第2の周波数F2を用いて、ホットスポットにおけるスループットを改善する低電力ノード(ら)とを備える構成を含む、複数の潜在的な展開シナリオを可能にする。代替的には、2つのマクロ基地局が、F1及びF2をそれぞれ用いてCAを提供することができる。この関連で、CAのために無認可スペクトルを使用することに関心がある。この概念はLTE−U(無認可スペクトルのためのLTE)と呼ばれ、このLTE−Uにおいて、プライマリキャリア、例えば、F1が認可スペクトル内にあり、セカンダリキャリア、例えば、F2が無認可スペクトル内にある。シグナリング情報を搬送することに加えて、プライマリキャリアを用いて、モバイルデータトラフィックを搬送することができる。逆に、無認可スペクトル内のセカンダリキャリアは、よりオポチュニスティックであり、セカンダリキャリアが、そのスペクトルを使用する他のシステムとスペクトルを公平に共有するのを確実にするような方法においてのみ使用される。認可スペクトル内のプライマリキャリアに頼ることから、結果として、LTE−UはLAA(ライセンス補助アクセス)と呼ばれる。したがって、LTE−U/LAAは、プライマリキャリア(アンカキャリア)が認可スペクトルを使用し、セカンダリキャリアが無認可スペクトルを使用するCAの一形態と考えることができる。原理的には、LTE−Uは任意の無認可周波数において運用することができるが、世界中で利用可能な500MHzまでのスペクトルが存在するので、業界では最初に5GHz帯域に重点を置いており、特に、LTE−Uは、全てではないが、主にスモールセルとともに使用されることになるので、そのスペクトルは、容量を提供することになるときに、他の帯域に比べて魅力的である。Wi−Fi、特に802.11a、802.11n及び802.11acは最も頻繁に、このスペクトルを使用することに関連付けられる。二重接続はCAの発展結果であるので、LTE−Uによってサポートされることが期待される。
移動電話機用の二重接続の提供に関与する各ネットワークポイント(「アクセスポイント」とも呼ばれる)は、異なる役割を仮定することができる。ネットワークポイントのうちの1つは、マスタ基地局(MeNB)と呼ばれてよく、他のネットワークポイントのそれぞれ1つは、セカンダリ基地局(SeNB)と呼ばれてよい。通常、二重接続の提供に関与する様々なセカンダリ基地局が、いわゆる非理想的バックホールを介して(MeNB、したがって、コアネットワークに)結合されている。さらに、二重接続のシナリオでは、基地局のうちの一方(MeNB)は、他方の基地局もユーザプレーン通信のためにコアネットワーク(例えば、サービングゲートウェイ)に接続されているか否かを問わず、関連したインターフェース(例えば、S1インターフェース)を介して制御プレーンシグナリングをコアネットワークにルーティングする。
MeNB/SeNBの役割は、必ずしも各基地局の能力/タイプ(例えば、電力クラス)に依存せず、(同じ基地局を用いているときであっても)移動電話機が異なれば異なってよい。
二重接続機能によれば、移動電話機の無線(通信)ベアラ(ら)と基地局との間のマッピングは、以下のように実現されてよい。
−いわゆる、マスタセルグループ(MCG)ベアラであり、無線ベアラがMeNBのみによってサービングされる(又は「MeNB固有ベアラ」)、
−いわゆる、セカンダリセルグループ(SCG)ベアラであり、無線ベアラがSeNBのみによってサービングされる(又は「SeNB固有ベアラ」)、
−スプリットベアラであり、無線ベアラがMeNB及びSeNBによってサービングされる。
スプリットベアラ構成に関する4つの代替のアーキテクチャ及びプロトコル拡張がTR36.842において記載されている。各構成において、S1−UはMeNBにおいて終端し、ベアラはMeNBにおいて分割される。違いは、スプリットベアラのためにMeNB及びSeNB内に独立PDCPエンティティを設けることができるか「代替3A」)、スプリットベアラのためにマスタ−スレーブPDCPエンティティを設けることができるか(「代替3B」)、スプリットベアラのために独立RLCエンティティを設けることができるか(「代替3C」)、又はスプリットベアラのためにマスタ−スレーブRLCエンティティを設けることができる(「代替3D」)ことを含む。代替3Cをより詳細に検討すると、全ての二重接続トラフィックがルーティングされ、処理され、MeNB内にバッファリングされる。詳細には、MeNBのPDCPエンティティは、送信の場合に、SeNBに向けてPDCP PDUをルーティングし、受信の場合に、PDCP PDUを並べ替えることを担当することになる。これは、MeNBが、MeNBとSeNBとの間のPDCP PDUのフローを制御する、すなわち、S1−Uを介してMeNBに到着するユーザプレーンデータの一部が、X2−Uを介してSeNBに転送されるように制御することを意味する。SeNB内の送信バッファが枯渇する場合には、二重接続のユーザスループット利得が低下する。あまりにも多くのデータがSeNB送信バッファにプッシュされる場合には、SeNBによる送信遅延が増加し、結果として、大きく遅延して送信されたパケットがUEのPDCPレイヤにおいてリオーダリングウインドウを見失い、UEによって受信時に単に破棄されることになる。極端な状態では、SeNBは、バッファオーバフローに起因して、MeNBから受信されたパケットを破棄することが必要かもしれない。これらの両方の理由によるパケット損失によって、別の状況において必要がないときでも、TCPは減速する。それゆえ、良好なフロー制御機構が望ましい。
その内容が引用することにより本明細書の一部をなすTS36.425は、ダウンリンクデータ配信ステータス手順を規定し、この手順は、MeNBがE−RABごとにSeNBを介してダウンリンクユーザデータフローを制御できるようにするために、SeNBがMeNBにフィードバックを与えることができるようにする。フィードバックは、DL DATA DELIVERY STATUS(PDUタイプ1)フレーム(本明細書において後に示される)の形において与えられ、そのフレームは、a)MeNBから受信されたPDCP PDUの中の、UEへの順次の配信に成功した最も高いPDCP PDUシーケンス番号、b)関係するE−RABのためのバイト単位の所望バッファサイズ、c)UEのためのバイト単位の最小バッファサイズ、及びd)SeNBによって「失われた」と宣言されたが、DL DATA DELIVERY STATUSフレーム内でMeNBにまだ報告されていないX2−Uパケットについての情報を含む。MeNBは、DL DATA DELIVERY STATUSフレームを受信するとき、同じフレーム内で上記のa)のもとに報告されたPDCPシーケンス番号と、UEのために確立された、全ての他のE−RABの最新の報告されたPDCPシーケンス番号(ら)とから、SeNBから望まれるデータ量が宣言されるときに、b)及びc)のもとでの所望バッファサイズを、これまでに示されたバッファサイズとは無関係に、一時的な所望バッファサイズと見なす。また、MeNBは、配信に成功したPDCP PDUのフィードバックに従って、バッファリングされたPDCP PDUを除去し、転送に成功した以外の報告されたPDCP PDUのために講じる必要がある措置を決定することを許される。MeNBに報告された後に、SeNBは、それぞれのPDCPシーケンス番号を除去する。
LAA/無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスポイント(AP)の場合、MeNBは、SeNBがLAAであることを知っており、ベストエフォートに基づいて、例えば、10ミリ秒ごとにパケットを送信し、以前のチャネル割当てから学習しようと試みることができる。
LTE−Uの場合、LTEシステムの利点を依然として保つか、又は高めさえしながら、公平、かつ効率的な共存を提供するために、共存問題と、いわゆる、リスンビフォアトーク(LBT)要件等の規制によって示される要件とを考慮に入れる必要がある。
LBT規則によって要求されるように、LTE−Uのトラフィックデータ及び共通チャネルの両方の送信は、瞬時チャネル検知によってチャネルの空きの知識に基づく必要がある。上述したように、統合LTEフレームワークにおいて、無認可キャリアは、キャリアアグリゲーション(CA)を通して、認可LTEプライマリキャリアに関連付けられるセカンダリキャリアとして運用される。
規制によって、2つのタイプのLBT方式、すなわち、フレームベース機器(FBE)及び負荷ベース機器(LBE)が規定される。FBEとLBEとの間の違いは、厳密なフレーム構造に従うべきであるか否か、干渉回避機構、及びチャネル占有時間を含む。いずれの方式の場合も、既存の認可LTEレイヤにおいて規定される厳密なフレーム構造と、無認可帯域のオポチュニスティックな占有との間の両立性を確保し、同時に、柔軟なチャネル検知及び占有によって、潜在的に良好なチャネル競合能力を提供するために、幾つかの努力が必要とされる。
例えば、無線ローカルエリアネットワーク内で使用される無線LAN(RLAN)機器を含む5GHz高性能無線アクセスシステム(WAS)に適用されるETSI EN301 893標準規格書において、フレームベース機器(FBE)の場合、運用チャネル上で送信する前に、その機器は、「エネルギ検出」を用いてクリアチャネルアセスメント(CCA)チェックを実行する。機器は、CCA観測時間の持続時間にわたって運用チャネル(ら)を観測しなければならず、その時間は18μs以上にすべきである(ETSI EN301 893標準規格のV1.7.2による)。運用チャネルは、そのチャネル内のエネルギレベルが閾値を超える場合には、占有されると見なされる。機器が、運用チャネルがクリアであるとわかった場合には、直ちに送信することができる。機器が、運用チャネルが占有されているとわかった場合には、次の固定フレーム期間中にそのチャネル上で送信すべきでない。所与のチャネルの利用可能性を再評価することなく、そのチャネル上で1つのユーザ機器が送信する全時間が、チャネル占有時間と定義される。チャネル占有時間は1ms〜10msの範囲にあり、最小アイドル期間は、現在の固定フレーム期間の間機器によって使用されるチャネル占有時間の少なくとも5%に設定される。アイドル期間の終わり近くに、機器は、上記のように、新たなCCAを実行する。機器は、この機器のために意図されたパケットを正確に受信すると、CCAをスキップすることができ、管理フレーム及び制御フレーム(例えば、ACK及びブロックACKフレーム)の送信を直ちに開始することができる。新たなCCAを実行しない場合、機器による一連のそのような送信は、最大チャネル占有時間を超えるべきでない。
しかしながら、同じ周波数/チャネルを使用する近隣デバイスに応じて、チャネル割当ては、LTE−U/WLAN−APの場合に、はるかに低い頻度(例えば、10ミリ秒ごと未満)で実行されるかもしれない。さらに、この特定のUEのためのスケジューリングは、サービングされるUEの数に起因して、APのためのチャネル割当てより長い時間を要するかもしれない。この問題は、LAAノードはチャネル割当て頻度を知っているが、MeNBがそのような情報を有しないことによって更に悪くなる。さらに、二重接続スプリットベアラアーキテクチャは、MeNB及びSeNBにわたってPDCPパケットを分割する。
LAA/WLANにおけるチャネル割当てに起因する任意のパケット遅延の結果として、上位レイヤへのパケットの転送が遅延することに関連して、ユーザ体感が全体として悪化することになる。
要するに、その際、二重接続におけるスプリットベアラを介してのUEのためのデータフローが、UEをサービングする基地局間で適切に制御されない場合には、詳細には、チャネルを使用できる前にチャネルが空いていることを証明するLBT要件及び/又は他の要因の結果として、チャネル割当て及び/又は関連するスケジューリングが遅延する場合には、この結果として、ユーザ体感が全体として悪化する場合がある。
したがって、本発明の好ましい例示的な実施の形態は、上記問題のうちの少なくとも1つを克服するか又は少なくとも部分的に軽減する方法及び装置を提供することを目的とする。
1つの態様において、本発明は、通信装置を提供し、該通信装置は、ネットワークとユーザ通信デバイスとの間の通信が、第1の無線リソースを用いて前記通信装置を介して与えられる第1の通信パスと、前記第1の無線リソースとは異なる第2の無線リソースを用いて別の通信装置を介して与えられる第2の通信パスとに分割される構成の一部として動作するように構成されており、該通信装置は、前記第2の通信パスを介してのユーザデータの送信のための前記第2の無線リソースの利用可能性を示す情報を受信する手段と、前記受信した情報に基づいて、前記第1の通信パス及び前記第2の通信パスを介してユーザデータのフローを制御するフロー制御手段と、を備える。
1つの態様において、本発明は、セカンダリ通信装置を提供し、該セカンダリ通信装置は、ネットワークとユーザ通信デバイスとの間の通信が、第1の無線リソースを用いてマスタ通信装置を介して与えられる第1の通信パスと、前記第1の無線リソースとは異なる、第2の無線リソースを用いて前記セカンダリ通信装置を介して与えられる第2の通信パスとに分割される構成の一部として動作するように構成され、該セカンダリ通信装置は、 前記第2の通信パスを介してのユーザデータの送信のための前記第2の無線リソースの利用可能性を示す情報を生成する手段と、前記利用可能性を示す前記生成した情報を前記マスタ通信装置に送信する手段と、を備える。
1つの態様において、本発明は、ユーザ通信デバイスを提供し、該ユーザ通信デバイスは、ネットワークと該ユーザ通信デバイスとの間の通信が、第1の無線リソースを用いて第1の通信装置を介して与えられる第1の通信パスと、前記第1の無線リソースとは異なる、第2の無線リソースを用いて第2の通信装置を介して与えられる第2の通信パスとに分割される構成の一部として動作するように構成され、該ユーザ通信デバイスは、前記第1の通信パスによってユーザデータを受信する手段と、前記第2の通信パスによってユーザデータを受信する手段と、ユーザデータの受信のための前記第2の無線リソースの利用可能性を示す情報を生成する手段と、前記利用可能性を示す前記生成した情報を前記第1の通信装置及び前記第2の通信装置のうちの1つに送信する手段と、を備える。
1つの態様において、本発明は、上記通信装置、上記セカンダリ通信装置、および上記ユーザ通信デバイスから成るシステムを提供する。
1つの態様において、本発明は、通信装置によって実行される方法を提供し、前記通信装置は、ネットワークとユーザ通信デバイスとの間の通信が、第1の無線リソースを用いて前記通信装置を介して与えられる第1の通信パスと、前記第1の無線リソースとは異なる第2の無線リソースを用いて別の通信装置を介して与えられる第2の通信パスとに分割される構成の一部として動作するように構成され、該方法は、前記第2の通信パスを介してのユーザデータの送信のための前記第2の無線リソースの利用可能性を示す情報を受信することと、前記受信した情報に基づいて、前記第1の通信パス及び前記第2の通信パスを介してユーザデータのフローを制御することと、を含む。
1つの態様において、本発明は、セカンダリ通信装置によって実行される方法を提供し、前記セカンダリ通信装置は、ネットワークとユーザ通信デバイスとの間の通信が、第1の無線リソースを用いてマスタ通信装置を介して与えられる第1の通信パスと、前記第1の無線リソースとは異なる、第2の無線リソースを用いて前記セカンダリ通信装置を介して与えられる第2の通信パスとに分割される構成の一部として動作するように構成され、該方法は、前記第2の通信パスを介してのユーザデータの送信のための前記第2の無線リソースの利用可能性を示す情報を生成することと、前記利用可能性を示す前記生成した情報を前記マスタ通信装置に送信することと、を含む。
1つの態様において、本発明は、ユーザ通信デバイスによって実行される方法を提供し、前記ユーザ通信デバイスは、ネットワークと前記ユーザ通信デバイスとの間の通信が、第1の無線リソースを用いて第1の通信装置を介して与えられる第1の通信パスと、前記第1の無線リソースとは異なる、第2の無線リソースを用いて第2の通信装置を介して与えられる第2の通信パスとに分割される構成の一部として動作するように構成され、該方法は、前記第1の通信パスを介してユーザデータを受信することと、前記第2の通信パスを介してユーザデータを受信することと、前記第2の通信パスを介してのユーザデータの受信のための前記第2の無線リソースの利用可能性を示す情報を生成することと、前記利用可能性を示す前記生成した情報を前記第1の通信装置及び前記第2の通信装置のうちの1つに送信することと、を含む。
1つの態様において、本発明は、二重接続構成の一部として動作するように構成される通信装置を提供し、その構成では、ユーザ通信デバイスのための制御プレーン接続が通信装置を介して与えられ、コアネットワークとユーザ通信デバイスとの間の通信ベアラが、通信装置において、第1の無線周波数帯域を用いて通信装置を介して与えられる第1の通信ベアラパスと、第1の無線周波数帯域とは異なる第2の無線周波数帯域を用いて別の通信装置を介して与えられる第2の通信ベアラパスとに分割され、通信装置は、第2の通信ベアラパスを介しての通信ベアラを用いたユーザデータの送信のための第2の無線周波数帯域の利用可能性を示す情報を受信する手段と、受信された情報に基づいて、第1の通信ベアラパス及び第2の通信ベアラパスを介しての通信ベアラ上のユーザデータのフローを制御する手段とを備える。
1つの態様において、本発明は、二重接続構成の一部として動作するように構成されるセカンダリ通信装置を提供し、その構成では、ユーザ通信デバイスのための制御プレーン接続が、セカンダリ通信装置とは異なる、マスタ通信装置を介して与えられ、コアネットワークとユーザ通信デバイスとの間の通信ベアラが、マスタ通信装置において、第1の無線周波数帯域を用いてマスタ通信装置を介して与えられる第1の通信ベアラパスと、第1の無線周波数帯域とは異なる第2の無線周波数帯域を用いてセカンダリ通信装置を介して与えられる第2の通信ベアラパスとに分割され、セカンダリ通信装置は、第2の通信ベアラパスを介しての通信ベアラを用いたユーザデータの送信のための第2の無線周波数帯域の利用可能性を示す情報を生成する手段と、利用可能性を示す生成された情報をマスタ通信装置に送信する手段とを備える。
1つの態様において、本発明は、二重接続構成の一部として動作するように構成されるユーザ通信デバイスを提供し、その構成では、ユーザ通信デバイスのための制御プレーン接続が第1の通信装置を介して与えられ、コアネットワークとユーザ通信デバイスとの間の通信ベアラが、第1の通信装置において、第1の無線周波数帯域を用いて第1の通信装置を介して与えられる第1の通信ベアラパスと、第1の無線周波数帯域とは異なる第2の無線周波数帯域を用いて第2の通信装置を介して与えられる第2の通信ベアラパスとに分割され、ユーザ通信デバイスは、第1の通信ベアラパスを介して通信ベアラを用いてユーザデータを受信する手段と、第2の通信ベアラパスを介して通信ベアラを用いてユーザデータを受信する手段と、第2の通信ベアラパスを介しての通信ベアラを用いたユーザデータの受信のための第2の無線周波数帯域の利用可能性を示す情報を生成する手段と、利用可能性を示す生成された情報を第1の通信装置及び第2の通信装置のうちの1つに送信する手段とを備える。
1つの態様において、本発明は、上記通信装置、上記セカンダリ通信装置、および上記ユーザ通信デバイスから成るシステムを提供する。
1つの態様において、本発明は、二重接続構成の一部として動作するように構成される通信装置によって実行される方法を提供し、その構成では、ユーザ通信デバイスのための制御プレーン接続が通信装置を介して与えられ、コアネットワークとユーザ通信デバイスとの間の通信ベアラが、通信装置において、第1の無線周波数帯域を用いて通信装置を介して与えられる第1の通信ベアラパスと、第1の無線周波数帯域とは異なる第2の無線周波数帯域を用いて別の通信装置を介して与えられる第2の通信ベアラパスとに分割され、該方法は、第2の通信ベアラパスを介しての通信ベアラを用いたユーザデータの送信のための第2の無線周波数帯域の利用可能性を示す情報を受信することと、受信された情報に基づいて、第1の通信ベアラパス及び第2の通信ベアラパスを介しての通信ベアラ上のユーザデータのフローを制御することとを含む。
1つの態様において、本発明は、二重接続構成の一部として動作するように構成されるセカンダリ通信装置によって実行される方法を提供し、その構成では、ユーザ通信デバイスのための制御プレーン接続が、セカンダリ通信装置とは異なる、マスタ通信装置を介して与えられ、コアネットワークとユーザ通信デバイスとの間の通信ベアラが、マスタ通信装置において、第1の無線周波数帯域を用いてマスタ通信装置を介して与えられる第1の通信ベアラパスと、第1の無線周波数帯域とは異なる第2の無線周波数帯域を用いてセカンダリ通信装置を介して与えられる第2の通信ベアラパスとに分割され、該方法は、第2の通信ベアラパスを介しての通信ベアラを用いたユーザデータの送信のための第2の無線周波数帯域の利用可能性を示す情報を生成することと、利用可能性を示す生成された情報をマスタ通信装置に送信することと、を含む。
1つの態様において、本発明は、二重接続構成の一部として動作するように構成されるユーザ通信デバイスによって実行される方法を提供し、その構成では、ユーザ通信デバイスのための制御プレーン接続が第1の通信装置を介して与えられ、コアネットワークとユーザ通信デバイスとの間の通信ベアラが、第1の通信装置において、第1の無線周波数帯域を用いて第1の通信装置を介して与えられる第1の通信ベアラパスと、第1の無線周波数帯域とは異なる第2の無線周波数帯域を用いて第2の通信装置を介して与えられる第2の通信ベアラパスとに分割され、該方法は、第1の通信ベアラパスを介して通信ベアラを用いてユーザデータを受信することと、第2の通信ベアラパスを介して通信ベアラを用いてユーザデータを受信することと、第2の通信ベアラパスを介しての通信ベアラを用いたユーザデータの受信のための第2の無線周波数帯域の利用可能性を示す情報を生成することと、利用可能性を示す生成された情報を第1の通信装置及び第2の通信装置のうちの1つに送信することと、を含む。
本発明は、開示される全ての方法の場合に、対応する機器において実行するための対応するコンピュータプログラム又はコンピュータプログラム製品、機器自体(ユーザ機器、ノード又はその構成要素)及び機器を更新する方法を提供する。
本明細書(特許請求の範囲を含む)において開示され、及び/又は図面において示される各特徴は、開示され、及び/又は図示される任意の他の特徴から独立して(又はそれらと組み合わせて)本発明に組み込まれる場合がある。詳細には、限定はしないが、特定の独立請求項に従属する請求項のうちのいずれかの特徴は、任意の組み合わせにおいて又は個々に、その独立請求項に取り込まれる場合がある。
次に、本発明の例示的な実施形態を、単に例として、添付の図面を参照しながら説明する。
本発明を適用可能なタイプの移動遠距離通信システムを概略的に示す図である。 図1に示されるシステムの一部分を形成する移動電話機の主な構成要素を示すブロック図である。 図1に示されるシステムの一部分を形成するマスタ基地局の主な構成要素を示すブロック図である。 図1に示されるシステムの一部分を形成するセカンダリ基地局の主な構成要素を示すブロック図である。 スプリットベアラを用いて、図1に示されるシステムにおいて二重接続を提供することができる例示的な一方法を示す図である。 移動遠距離通信システムの要素によって実行される手順を示す例示的なタイミング図である。 図6に示される手順の変更を示す図である。 図6に示される手順の別の変更を示す図である。 図6に示される手順の別の変更を示す図である。
概観
図1は、基地局5−1及び5−2を介してサービングされる移動電話機3(又は他の準拠している通信デバイス/ユーザ機器)を備える移動(セルラ)遠距離通信システム1を概略的に示している。当業者であれば、図1には説明の目的で1つの移動電話機3及び2つの基地局5が示されているが、システムは実装時に通常、他の基地局及び移動電話機を含むことを理解するであろう。
移動電話3のユーザは、基地局5及びコアネットワーク7を介して他のユーザ及び/又はリモートサーバと通信することができる。コアネットワーク7は、とりわけ、モビリティ管理エンティティ(MME)11と、サービングゲートウェイ(S−GW)13と、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(P−GW)15とを備える。
MME11は、移動電話機3の全体的な移動態様を管理し、移動電話機3が通信システムによってカバーされる地理的エリア内を移動しているとき(及び/又は移動電話機3が通信システムの基地局間でハンドオーバされるとき)、移動電話機3との接続が維持されることを確保する。MME11は、移動電話機3の制御プレーンシグナリングもハンドリングし、移動電話機3と関連した様々なベアラ(例えば、発展型パケットシステム(EPS)ベアラ及び/又は無線ベアラ等)も、例えば、そのようなベアラが提供される際に介するS−GW13及びP−GW15(及び/又は場合によっては他のネットワークノード)を制御することによって管理する。
S−GW13は、関連した通信ベアラ(例えば、EPSベアラ)上でユーザプレーンデータを送受信する、移動電話機3とコアネットワーク7との間の(基地局5−1を介した)接続を提供する。この通信ベアラは、通常、P−GW15において終端する。ただし、この通信ベアラは、多くの場合、P−GW15とコアネットワーク7の外部(例えば、外部ネットワーク20内)の通信エンドポイントとの間の外部のベアラ(例えば、別のEPSベアラ等)によっても補完される。S−GW13の機能及びP−GW15の機能は、別々のエンティティとして示されているが、単一のゲートウェイ要素において実施することができることが理解されるであろう。
当業者によって理解されるように、各基地局5は、移動電話機3とそれぞれのサービング基地局5との間に提供された1つ又は複数の適した通信リンク(例えば、無線リンク)を用いて、基地局5と移動電話機3との間で通信を行うことができる1つ又は複数の基地局セル(図示せず)を運用する。上記通信リンクのそれぞれは、1つ又は複数の関連したコンポーネントキャリア(F1、F2)上で搬送されてよい。
このシステムでは、(例えば、3GPP TR36.842に仕様化されているように)スプリットベアラ構成を用いて、二重接続サービスを適合したユーザ機器(移動電話機3等)に提供することができる。二重接続の場合、基地局のうちの一方は、マスタ基地局(MeNB)5−1として構成され、他方の基地局は、セカンダリ基地局(SeNB)5−2として構成される。これらの基地局5は、適切な基地局対基地局通信インターフェース(例えば、「X2」インターフェース)を介して互いに接続されている。この例では、基地局5は、非理想的バックホールを用いて互いに接続される。
公平で、かつ効率的な共存を提供するために、MeNB5−1は、認可スペクトル内でプライマリコンポーネントキャリアF1を与えるように構成され、SeNB5−2は、無認可スペクトル内にあり、それゆえ、いわゆる、リスンビフォアトーク(LBT)要件を課せられるセカンダリコンポーネントキャリアF2を与えるように構成される。
MeNB5−1は、S−GW13を介してのユーザプレーン(「S1−U」)通信(MeNBスプリットベアラ用)と、MME11との制御プレーン(「S1−MME」)通信(全てのベアラ用)との両方を提供するために、S1インターフェースを介してコアネットワーク7に接続される。図1において、SeNB5−2は、コアネットワーク7に直接には接続されていないように示されるが、例えば、外部ネットワーク20を介して、間接的に接続されてもよい。図1に示されないが、SeNB5−2は、非理想的バックホール上で、MeNB5−1を介してユーザプレーン(「S1−U」)接続を有する。
移動電話機3は、例えば、異なるサービスには異なる送信優先度を提供するために、複数の通信ベアラ(例えば、音声用の第1の通信ベアラ、ビデオ用の第2の通信ベアラ、インターネットデータ用の第3の通信ベアラ等)を用いて構成されてよい。各通信ベアラ(及びそれらの通信ベアラ上で送信される各データパケット)は、そのような通信ベアラがMeNB5−1を介して提供されるのか、SeNB5−2を介して提供されるのか、又は双方を介して提供されるのかを問わず、適切な送信優先度を満たすことができることを確保するために、QoSクラスインジケータ(QCI)値等の適切なサービス品質(QoS)識別子に関連付けられている。移動電話機3の通信ベアラのうちの1つに関連付けられたデータは、同じ無線リンク/キャリア上で送信することができる(ただし、異なるベアラのデータは、異なる無線リンク/キャリア上で送信することができる)。
このシステムにおいて、基地局5−1、5−2(及び移動電話機3)は、スプリットベアラを用いて二重接続用に構成され、すなわち、データパケットは、MeNB5−1によって与えられる第1の通信ベアラパスを介して、及び/又はSeNB5−2によって与えられる第2の通信ベアラパスを介して、通信ベアラによって移動電話機3に送信される。この特定の例において、通信ベアラの分割は、MeNB5−1のPDCPエンティティ内にある。したがって、スプリットベアラのためのPDCP、RLC、MAC及びPHY機能がMeNB5−1内に設けられ、一方、通信ベアラのためのRLC、MAC及びPHY機能が、例えば、SeNB5−2内に設けられる。ダウンリンクデータパケットがMeNB5−1によって受信されるとき、MeNB5−1は、データパケットの適切な処理を実行する。例えば、MeNB5−1は、データパケットを、移動電話機3に向かって送信するために、MeNB5−1のPDCPレイヤから、SeNB5−2にルーティングしてよく、又はデータパケットを、移動電話機3に向かって送信するために、PDCPレイヤから下位レイヤに渡してよい。
有利には、MeNB5−1は、コンポーネントキャリアF2上の通信チャネルの利用可能性を示す情報に基づいて、基地局5−1、5−2のいずれが、移動電話機に向かってデータパケットを送信することになるかを判断するように構成される。有益には、MeNB5−1によるこの措置を容易にするために、チャネルの利用可能性を識別する情報が、SeNB5−2によって与えられる。
例えば、SeNB5−2は、キャリアF2上の通信チャネルの利用可能性を検出してよく、利用可能バッファサイズの値の形で、MeNB5−1にフィードバックを与えてよい。具体的には、SeNB5−2は、キャリアF2上の通信チャネルが利用不可能である場合には0として、UE3に対応する利用可能バッファサイズを報告し、チャネルが利用可能である場合には、0以外として、UE3に対応する利用可能バッファサイズを報告する。この特定の例において、基地局5−2は、この目的を果たすためにTS36.425において記載されているようなDL DATA DELIVERY STATUSフレーム(以下の表1を参照)、より具体的には、「所望バッファサイズ」のために予約されたそのフレームの2つの部分(「情報要素(IE)」)(例えば、「E−RABのための所望バッファサイズ」及び/又は「UEのための最小所望バッファサイズ」)のうちの一方又は両方を使用する。E−RABのための所望バッファサイズIEが使用される場合、これは、特定のE−RAB及びUEのための(すなわち、UEごと、及びE−RABごとの)通信チャネルの利用可能性をMeNB5−1に実効的に通知し、UEのための最小所望バッファサイズIEが使用される場合、これは、特定のUEのための(すなわち、UEごと、及びE−RABごとの)通信チャネルの利用可能性をMeNB5−1に実効的に通知する。それゆえ、実効的には、E−RABのための所望バッファサイズIEの使用は、UEを介して与えられるE−RABごとのチャネルステータス情報を個別に与えることができるので、より細かい粒度を提供するのに対して、UEのための最小所望バッファサイズIEの使用は、UE全体のためのより粗い粒度を提供する。
Figure 0006304522
また、MeNB5−1は、利用可能性情報を受信するとき、タイマを始動させるように構成される。タイマは所定の期間を持つ。所定の期間が満了する前、利用可能性情報は有効であると見なされる。所定の期間が満了した後、利用可能性情報は無効であると見なされる。したがって、SeNB5−2によって与えられる情報が、キャリアF2上の通信チャネルが利用不可能であることを示すとき、MeNB5−1は、所定の期間の間じゅうフロー制御手順を実行することができる。1つの有利な例において、キャリアF2が利用不可能であるときにMeNB5−1によって実行されるフロー制御手順は、基地局5−2への更なるデータの送信を中止することを含む。さらに、MeNB5−1は、有益には、SeNB5−2に既に送信されており、UE3に送信するために送信待ち行列内にバッファリングされたパケットを送信しないように、SeNB5−2に命令することができる。さらに、MeNB5−1は、UE3にこれらのパケットを自ら送信することができる。
要するに、SeNB5−2によってUE3にデータを送信するために、無認可スペクトル内のキャリアF2上の通信チャネルの利用可能性に基づいて、MeNB又はSeNBを介してのデータフローを適切に制御できるのを確実にすることができる。したがって、無認可スペクトル内のセカンダリキャリアF2上のチャネル割当て及び/又はスケジューリングに関連付けられる遅延の短縮又は解消によって、ユーザ体感を高めることができる。
移動電話機
図2は、図1に示す移動電話機3の主な構成要素を示すブロック図である。図示するように、移動電話機3は、1つ又は複数のアンテナ33を介して基地局5に対して信号を送受信するように動作可能なトランシーバ回路31を有する。移動電話機3は、移動電話機3の動作を制御するコントローラ37を有する。コントローラ37は、メモリ39と関連付けられ、トランシーバ回路31に結合される。図2に必ずしも示されていないが、移動電話機3は当然ながら、従来の移動電話機3の全ての通常の機能(ユーザインターフェース35等)を有してよく、これは適宜、ハードウェア、ソフトウェア及びファームウェアのうちの任意の1つ又はそれらの任意の組み合わせによって提供されてよい。ソフトウェアは、メモリ39内に予めインストールされてよく、及び/又は、例えば遠距離通信ネットワークを介して若しくは取り外し可能なデータ記憶デバイス(RMD)からダウンロードされてよい。
コントローラ37は、この例では、メモリ39内に記憶されたプログラム命令又はソフトウェア命令によって移動電話機3の全体動作を制御するように構成される。図示するように、これらのソフトウェア命令は、とりわけ、オペレーティングシステム41、通信制御モジュール43、二重接続モジュール45、及び測定モジュール47を含む。
通信制御モジュール43は、移動電話機3と基地局(ら)5との間の通信を制御する。通信制御モジュール43は、アップリンクデータ及びダウンリンクデータ並びに基地局5(及び他のノード、例えば、基地局5を介してMME11)に送信されるべき制御データの個別のフローも制御する。
二重接続モジュール45は、二重接続サービスの一部分を形成するスプリット通信ベアラ上の通信を(通信制御モジュール43による援助を受けて)調整する。二重接続モジュール45は、関連したキャリアF1上でのMeNB5−1との通信及び関連したキャリアF2上でのSeNB5−2との通信も制御する。
測定モジュール47は、物理リソース上の雑音レベル及び/又は干渉レベルを測定する。以下に説明される1つの例において、これは、通信チャネルのステータス、例えば、チャネルがビジーであるか否かを判断するために、測定モジュール47によって使用される。このステータスは、その後、SeNB5−2又はMeNB5−1に報告されえる。UE3は、例えば、Out−Of−Range(OOR)値を伴うチャネル品質インジケータ(CQI)を送信することによって、又は任意の他の適切な手段によって、チャネルがビジー(利用不可能)であることをSeNB5−2に報告してよい。SeNB5−2は、これを補助情報として使用することができ、本明細書において説明される他の方法のいずれかに基づいて、MeNB5−1にチャネル利用可能性情報を与えることができる。その代わりに、又はそれに加えて、UE3は、MeNB5−1に直接、チャネルステータスを報告してよい。例えば、UE3がSeNB5−2のリソース割当てを知っており、物理リソース上で受信された雑音又は干渉が近隣デバイスから生じると判断する場合には、UE3は、MeNB5−1に、チャネルがビジーである(それゆえ、利用不可能である)ことを報告することができる。代替的には、UE3がキャリアF2上でスケジューリングされないとMeNB5−1が判断できるように、UE3は、複数の発生源(SeNB5−2送信を含む)からの干渉レベル又は雑音レベルをMeNB5−1に報告し、MeNB5−1を介してのデータフローを制御することができる。
マスタ基地局
図3は、図1に示されたマスタ基地局5−1の主な構成要素を示すブロック図である。マスタ基地局5−1は、そのカバレッジエリア内のユーザ機器3にサービスを提供する通信ノードである。本発明による例示的な実施形態では、様々な基地局5と移動電話機3との間の通信が調整される。図示されるように、マスタ基地局5−1は、少なくとも1つのアンテナ53を介して移動電話機3との間で信号を送受信するトランシーバ回路51を備える。マスタ基地局5−1は、ネットワークインターフェース55(隣接基地局と通信するX2/非理想的バックホールインターフェース及びコアネットワーク7と通信するS1インターフェース)を介してコアネットワーク7及び他の隣接基地局(例えば、SeNB5−2)との間で信号を送受信する。トランシーバ回路51の動作は、メモリ59に記憶されたソフトウェアに従ってコントローラ57によって制御される。このソフトウェアは、とりわけ、オペレーティングシステム61、通信制御モジュール63、二重接続モジュール65、S1モジュール67、X2モジュール68、フロー制御モジュール69、及びタイマモジュール71を含む。
通信制御モジュール63は、マスタ基地局5−1と、SeNB5−2、移動電話機3、及びコアネットワークデバイスとの間の通信を制御する。
二重接続モジュール65は、この基地局によってサービングされる移動電話機3の二重接続サービスの一部分を形成する単数(又は複数)の通信ベアラ上の通信を調整する。
二重接続モジュール65は、基地局5−1がMeNBとして構成されるときに、この基地局5−1を介してデータパケット(MeNB固有ベアラに属する)を通信することを担当するPDCPエンティティ(レイヤ)、RLCエンティティ(レイヤ)、MACエンティティ(レイヤ)及びPHYエンティティ(レイヤ)を含む。また、二重接続モジュール65は、スプリットベアラのデータパケットをSeNB5−2に通信することを担当する。
S1モジュール67は、基地局5とコアネットワーク7のエンティティ(MME11及びS−GW13等)との間でS1シグナリングをハンドリングする(例えば、S1プロトコルに従ってフォーマットされたメッセージ/PDUを生成、送信、及び受信する)。例えば、S1モジュール67は、基地局5−1がMeNBとして動作するように構成されているとき、コアネットワーク7からダウンリンクデータパケットを受信することと、受信したデータパケットを二重接続モジュール65に(そのPDCPエンティティを介して)渡すこととを担当する。
X2モジュール68は、マスタ基地局5とセカンダリ基地局5−2等の他の基地局との間でX2シグナリングをハンドリングする(例えば、X2アプリケーションプロトコルに従ってフォーマットされたメッセージ/PDUを生成、送信、及び受信する)。例えば、X2モジュール68は、SeNB固有ベアラに関係したシグナリング(例えば、制御シグナリング及び/又はデータパケット)をセカンダリ基地局5−2の対応するX2モジュールと交換することを担当する。
フロー制御モジュール69は、SeNB5−2からのスプリット通信ベアラのための、すなわち、SeNB5−2と移動電話機3との間の通信ベアラパスのための、キャリアF2上の通信チャネルの利用可能性を示す情報を受信する。例えば、基地局5−2は、チャネルの利用可能性を検出し、利用可能バッファサイズの値の形で、基地局5−1にフィードバックを与えてよい。具体的には、1つの例において、基地局5−2は、キャリアF2上のチャネルが利用不可能である場合には0として、UE3に対応する利用可能バッファサイズを報告し、キャリアF2上のチャネルが利用可能である場合には、非0値として、UE3に対応する利用可能バッファサイズを報告する。この特定の例において、基地局5−2は、この目的を果たすためにDL DATA DELIVERY STATUSフレーム(例えば、表1に示される)を使用する。
フロー制御モジュール69は、この基地局及び他の基地局によってサービングされるユーザ機器(移動電話機3等)ごとに送信されるデータパケットのために適切な通信ベアラパスが使用されるのを確実にすることを担当する。具体的には、フロー制御モジュール69は、フロー制御モジュール69によって受信された情報を用いて、フロー制御を実行する。詳細には、基地局5−2から受信された情報が、キャリアF2上の通信チャネルが利用不可能であることを示すとき、フロー制御モジュール69は、基地局5−2への更なるパケットの送信を防ぐ。また、フロー制御モジュール69は、基地局5−2に既に送信されており、UE3に送信するために送信待ち行列内にバッファリングされたパケットを送信しないように、基地局5−1に送信される命令を生成する。さらに、フロー制御モジュール69は、UE3にこれらのパケットを送信するように基地局5−1を制御する。
タイマモジュール71は、基地局5−2からの情報が受信されたときに計時を開始する。計時は、基地局5−2によって与えられた情報が有効であると見なされる所定の期間にわたって実行される。フロー制御モジュール69は、基地局5−2によって与えられた情報が、キャリアF2上のチャネルが利用不可能であることを示すとき、所定の期間の間じゅう上記のようにフロー制御を実行する。
セカンダリ基地局
図4は、図1に示されたセカンダリ基地局5−2の主な構成要素を示すブロック図である。セカンダリ基地局5−2は、そのカバレッジエリア内のユーザ機器3にサービスを提供する通信ノードである。図示されるように、セカンダリ基地局5−2は、少なくとも1つのアンテナ53を介して移動電話機3との間で信号を送受信するトランシーバ回路51を含む。セカンダリ基地局5−2は、ネットワークインターフェース55(隣接基地局と通信するX2/非理想的バックホールインターフェース及びコアネットワーク7と通信する任意選択のS1インターフェース)を介してコアネットワーク7及び他の隣接基地局(例えば、MeNB5−1)との間でも信号を送受信する。トランシーバ回路51の動作は、メモリ59に記憶されたソフトウェアに従ってコントローラ57によって制御される。このソフトウェアは、とりわけ、オペレーティングシステム61、通信制御モジュール63、二重接続モジュール65、S1モジュール67、X2モジュール68、及びチャネルステータスモジュール70を含む。
通信制御モジュール63は、セカンダリ基地局5−2と、MeNB5−1、移動電話機3、及びコアネットワークデバイスとの間の通信を制御する。
二重接続モジュール65は、この基地局によってサービングされる移動電話機3の二重接続サービスの一部分を形成する単数(又は複数)の通信ベアラ上での通信を調整する。
二重接続モジュール65は、基地局5−2が二重接続スプリットベアラのためのSeNBとして構成されているとき、この基地局5−2を介してデータパケットを通信することを担当するRLCエンティティ(レイヤ)、MACエンティティ(レイヤ)、及びPHYエンティティ(レイヤ)を含む。この特定のスプリットベアラSeNB構成において、二重接続モジュール65は、PDCPエンティティを含まない。
S1モジュール67は、基地局5とコアネットワーク7のエンティティ(MME11及びS−GW13等)との間でS1シグナリングをハンドリングする(例えば、S1プロトコルに従ってフォーマットされたメッセージ/PDUを生成、送信、及び受信する)。
X2モジュール68は、セカンダリ基地局5−2とマスタ基地局5−1等の他の基地局との間でX2シグナリングをハンドリングする(例えば、X2アプリケーションプロトコルに従ってフォーマット設定されたメッセージ/PDUを生成、送信、及び受信する)。例えば、X2モジュール68は、SeNB固有ベアラに関係したシグナリング(例えば、制御シグナリング)をマスタ基地局5−1の対応するX2モジュールと交換することを担当する。
チャネルステータスモジュール70は、キャリアF2上の通信チャネルの利用可能性を検出する。通信制御モジュール63は、その後、例えば、上記で説明されたように、基地局5−1にフィードバックを与える。
上記の説明において、移動電話機3及び基地局5を、理解を容易にするために、複数の別個のモジュール(通信制御モジュール及び二重接続モジュール等)を有するように説明した。これらのモジュールは、或る特定の適用例の場合、例えば、既存のシステムが本発明を実施するように変更された場合には、このように設けられてよいが、他の適用例、例えば、最初から本発明の特徴を念頭に置いて設計されたシステムでは、これらのモジュールは、オペレーティングシステム又はコード全体の中に組み込まれてよく、これらのモジュールは、別個のエンティティとして区別できなくてよい。また、これらのモジュールは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア又はこれらの混在物において実現されてよい。
動作
次に、図1の(例示的な二重接続ネットワークポイントとしての)移動電話機3及び基地局5を用いて本発明をどのように実施することができるのかを示す幾つかの異なる例を説明することにする。上記で論述したように、二重接続サービスは、スプリット通信ベアラを用いてMeNB5−1及び少なくとも1つのSeNB5−2の双方と通信するように移動電話機3を構成することによって提供されえる。
図5は、1つの特定のスプリットベアラ構成(すなわち、代替3C。当然、他の代替形態も考えられる)を提供するための例示的なベアラ構成を(実線を用いて)示す。比較のために、図5は、MeNB固有ベアラも示しており(破線を使用する)、その説明は、簡単にするために本明細書では省略される。図5では、基地局5によって実現されるプロトコルレイヤ及び機能(例えば、制御プレーン)の幾つかも省略される。図5は、ダウンリンク方向のみを示すが(矢印によって示される)、適切な場合には、例えば、データ送信の方向を反転させることによって、アップリンク方向の場合にも同様のベアラ構成を実現されえる。
図5に示されるスプリットベアラ構成において、移動電話機3のためのS1制御プレーン(例えば、「S1−MME」)はMeNB5−1によって与えられる。ユーザプレーン通信(例えば、図1のキャリアF2に関連付けられる通信ベアラ)が、MeNB5−1が関与して、SeNB5−2を介して移動電話機3のために与えられる。詳細には、ダウンリンクデータパケットを、コアネットワーク7を通して(例えば、S−GW13を介して)関連する通信ベアラを介して遠隔した終点から送信することができ、MeNB5−1のPDCPレイヤにおいて受信することができる。通信ベアラはPDCPにおいて分割され、データパケットは、移動電話機3に(キャリアF1を用いて)送信するために、MeNB5−1の下位レイヤ(すなわち、RLC、MAC及びPHYレイヤ)に転送されるか、SeNB5−2のPHYレイヤを介して(キャリアF2を用いて)移動電話機3に送信される前に、SeNB5−2のRLCレイヤにルーティングされるかのいずれかである。
第1の実施例
図6は、移動遠距離通信システム1の要素によって実行される手順を示す例示的なタイミング図であり、SeNB5−2が、特定の移動通信デバイス3のためのチャネル利用可能性を判断し、それをMeNB5−1に報告し、その後、MeNB5−1が適切なフロー制御を実行する。
その手順は、ステップS603において示されるように、MeNB5−1が、移動通信デバイス(ユーザ機器「UE」として示される)3に後に送信するために、SeNB5−2にダウンリンクデータを送信しているときに行われる。ステップS605において、SeNB5−2は、データパケットを送信するためにキャリアF2上でその移動通信デバイス3のための通信チャネルの利用可能性を判断する。その後、ステップS607において、SeNB5−2は、MeNB5−1にステータス報告を送信する。例えば、キャリアF2上のチャネルがビジーすなわち利用不可能であるとき、SeNB5−2は、利用可能バッファサイズの値が「0」に設定されたDL DATA DELIVERY STATUSフレームをMeNB5−1に送信する。一方、キャリアF2上のチャネルが利用可能である場合には、SeNB5−2は、非0の利用可能バッファサイズの値を有するDL DATA DELIVERY STATUSフレームをMeNB5−1に送信する。MeNB5−1は、受信した情報に基づいて、その移動通信デバイス3のためのフロー制御を実行する。例えば、キャリアF2上のその移動通信デバイス3のためのチャネルが利用可能である場合には、MeNB5−1は、SeNB5−2を介して、その移動通信デバイス3にデータを送信し続けてよい(図示せず)。しかしながら、キャリアF2が利用不可能である場合には、MeNB5−1は、SeNB5−2への更なるパケットの送信を中止する(ステップS611)。ステップS613において、MeNB5−1は、SeNB5−2に既に送信されているが、移動通信デバイス3に送信されていないデータを移動通信デバイス3に送信しないように、SeNB5−2に命令する。命令を受信するのに応答して、SeNB5−2は、ステップS615において、その送信待ち行列からデータを削除する。ステップS617において、MeNB5−1は、移動通信デバイス3に自らデータを送信する。ステップS611、S613及びS617の順序は入れ替えることができることは理解されよう。
ステップS611、S613及びS617は、チャネルステータス報告の受信時に開始する所定の期間の満了時に実行されえる。したがって、ステップS609においてタイマを設定することができる。
第2の実施例
図7は、図6に示される手順の変更形態を示しており、SeNB5−2が、特定の移動通信デバイス3のためのチャネル利用可能性を判断し、それを、MeNB5−1ではなく、コアネットワーク7(例えば、MME11又はS−GW13)に報告し、それは、適切なフロー制御の実行を開始するコアネットワーク7内のエンティティである。この場合、ステップS703、S705、S709、S711、S713、S715及びS717は、それぞれ、ステップS603、S605、S609、S611、S613、S615及びS617に対応するので、ここでは、その説明を省略する。
しかしながら、この例において、SeNB5−2は、キャリアF2上のチャネルの利用可能性を、第1の実施例の場合のようなMeNB5−1の代わりに、ステップS706において、S−GW又はMME(EPC)又はS1−GWに報告する(ただし、おそらく異なるシグナリングを使用する)。その後、ステップS708において、MME11は、例えば、SeNBを介してのDLパケット送信を増減するために、フロー制御を実行するようにMeNB5−1に命令する。詳細には、チャネル報告ステータスが、キャリアF2が利用不可能であることを示すとき、S−GW又はMME(EPC)又はS1−GWは、SeNB5−2へのスループットを低減するようにMeNB5−1に命令することができる。
第3の実施例
図8は、図6に示される手順の別の例示的な変更形態を示しており、MeNB5−1に報告するために、SeNB5−2が移動電話機3のためのチャネル利用可能性を判断するのを助けるために、移動通信デバイス3がSeNB5−2に情報を与え、その後、MeNB5−1が適切なフロー制御を実行する。
この場合、ステップS807、S809、S811、S813、S815及びS817は、それぞれ、ステップS607、S609、S611、S613、S615及びS617に対応するので、本明細書では、その説明を省略する。
この例において、移動通信デバイス3は、MeNB5−1及びSeNB5−2を介してダウンリンクデータを受信する(ステップ803−1及び803−2)。その後、ステップS801において、移動通信デバイス3は、キャリアF2上のダウンリンク通信チャネルのステータスを判断し、補助情報として使用するために、ステップS802において、チャネルステータスをSeNB5−2に報告する。例えば、その判断は、物理リソース上の雑音レベル又は干渉レベルの測定値に基づいてなされ、移動通信デバイス3は、適切に(例えば、「OOR」に)設定された値を有するキャリア品質インジケーション(CQI)を送信することによって(又は、任意の他の適切な機構を使用することによって)、キャリアビジーステータスを報告してよい。ステップS804において、SeNB5−2は、これを、チャネル利用可能性の判断を支援する補助情報として使用し、図6を参照しながら説明されたように、結果として生成されたチャネル利用可能性をMeNB5−1に与える。
第4の実施例
図9は、図8の例に類似する図6に示される手順の別の例示的な変更形態を示すが、この場合、移動通信デバイス3は、チャネルステータス情報をSeNB5−2ではなく、MeNB5−1に直接与える。
この場合、ステップS909、S911、S913、S915及びS917は、それぞれ、ステップS609、S611、S613、S615及びS617に対応するので、簡潔かつ明確にするために、本明細書では、その説明を省略する。
この例において、移動通信デバイス3は、MeNB5−1及びSeNB5−2を介してダウンリンクデータを受信する(ステップ903−1及び903−2)。その後、ステップS901において、移動通信デバイス3は、キャリアF2上のダウンリンク通信チャネルのステータスを判断し、ステップS904において、チャネルステータスをMeNB5−1に報告する。例えば、移動通信デバイス3が、SeNB5−2によって行われたリソース割当てを知っており、物理リソース上で受信される雑音又は干渉が近隣デバイスから生じると判断する場合には、移動通信デバイス3は、MeNB5−1に、チャネルがビジーである(それゆえ、利用不可能である)と報告する。代替的には、移動通信デバイス3がキャリアF2上の無認可チャネル上でスケジューリングされるべきでないとMeNB5−1が判断することができるように、移動通信デバイス3は、複数の発生源(SeNB5−2送信を含む)からの干渉レベル又は雑音レベルをMeNB5−1に報告することができる。MeNB5−1は、その後、図6を参照しながら説明されたように、フロー制御を実行することができる。
変更形態及び代替形態
上記で、例示的な実施形態の詳細を説明してきた。当業者であれば理解するように、上記の実施形態において具現される発明から依然として利益を享受しながら、上記の実施形態に対して複数の変更形態及び代替形態を実施できる。
上記の例において、基地局5−2はeNBとして構成される。しかしながら、代替的には、基地局は、無線ローカルエリアネットワークのアクセスポイントであってよい。
上記の例示的な実施形態において、通信ベアラはMeNBのPDCPエンティティにおいて分割される。しかしながら、通信ベアラは、PDCPレイヤより上位において(IPパケット)、又はMACレイヤにおいて、若しくはMACレイヤの上位において(CAアーキテクチャ)、分割されてよい。
上記の例において、チャネル利用可能性は、ユーザ機器ごとに(すなわち、UEごとに)判断され、報告される。無認可キャリアの利用可能性は、UEごととは対照的に、ノードごと(すなわち、基地局によってサービングされる全てのUEに関して)報告される場合があることは理解されよう。この場合、セカンダリ基地局によって、UEごとの公平性が保持される。この変形形態では、セカンダリ基地局は、無認可キャリア(ら)上でチャネルステータスを検出/リスンし、そのステータスをマスタ基地局に報告する。無認可チャネルがビジー/利用不可能になる場合には、セカンダリ基地局は、このキャリアの利用可能性が「誤っている」ことをマスタ基地局に報告する。チャネルが非ビジー/利用可能になる場合には、セカンダリ基地局は、このキャリアの利用可能性が「正しい」ことを報告する。この場合、キャリア利用可能性の報告は、eNBリソースステータス測定値の報告に類似の形をとってよい。
別のeNBから測定値を要求するためにeNBによって使用されるリソース報告開始手順の例が、例えば、TS36.300のセクション20.2.2.10及びTS36.423のセクション8.3.6において記載されており、その内容は引用することにより本明細書の一部をなす。セカンダリ基地局によるマスタ基地局へのチャネル利用可能性の報告は、そのような種類のリソース報告手順を用いて実施されえる。例えば、マスタ基地局は、セカンダリ基地局から無認可スペクトル利用可能性を要求することができ、セカンダリ基地局は、無認可スペクトル利用可能性ステータス応答で応答する。しかしながら、マスタ基地局による要求の代わりに、報告を、定期的にすることができるか、又はイベントトリガとすることができる(例えば、バッファのうちの一方が一杯になったとき)。さらに、報告を、定期的及びイベントトリガの組み合わせとすることができる(例えば、バッファが一杯になったとき、その後、時間バッファが閾値未満になるまで定期的に報告する)。この手法において、報告は、UEごと、又はE−RABごとではなく、ノードごとである。
この変形形態において、セカンダリ基地局が、チャネルの利用可能性をUEごとに(例えば、図6を参照して、及び上記の他の所で説明されたように、チャネル利用可能性を報告するために0のバッファステータスを使用することによって)、及びキャリア利用可能性をノードごとに、マスタ基地局に報告することができる。この組み合わせは、マスタ基地局が、0のバッファステータスが、本当のフルバッファの結果として生じたか、チャネルが利用可能になったために生じたかを判断できるようにするので有利である。マスタ基地局が、チャネルが利用可能になる結果として0のバッファステータスが生じたと判断する場合には、上記で説明されたように、フロー制御を適用することができる。
上記の例のうちの少なくとも幾つかにおいて、無認可キャリア上のチャネルの利用可能性がセカンダリ基地局によって検出され、この情報はマスタ基地局に渡され、その後に、マスタ基地局が関連するフロー制御を実行する。しかしながら、セカンダリ基地局は、その代わりに、又はそれに加えて、チャネルが次に利用可能である時点を推定してよく、チャネルが利用可能であるか否かを識別する情報の代わりに、この情報をマスタ基地局に与えてよい。マスタ基地局は、その後、受信したタイミング情報に基づいて、セカンダリ基地局の次のスケジューリングサイクルを計画することによって、例えば、チャネルが利用可能になる推定時刻まで、セカンダリ基地局を介してダウンリンクデータがルーティングされないのを確実にすることによって、関連するフロー制御を実行してよい。
同様に、セカンダリ基地局は、その代わりに、又はそれに加えて、チャネル利用可能性の確率(例えば、チャネルがセカンダリ基地局によって実際に使用されるか否かにかかわらず、セカンダリ基地局においてチャネルが利用可能である時間の平均的な割合又は比率)を推定してよい。マスタ基地局は、その後、チャネルが利用可能である確率に基づいて、セカンダリ基地局を介してデータをルーティングすることに関する決定にバイアスをかけることによって(例えば、確率が所定の閾値より高い場合にのみ、セカンダリ基地局を介してルーティングすることによって)、関連するフロー制御を実行してよい。
上記の例において、MeNBは、マクロ基地局から成るように説明している。しかしながら、MeNBは任意のタイプの基地局、例えば、ピコ基地局、フェムト基地局、ホーム基地局から成ってよいことができることは理解されよう。さらに、キャリアF1及び/又はF2のいずれかは、基地局の代わりに、リレー及び/又はリモートラジオヘッド等を介して与えられてよいことができることは理解されよう。
上記の例において、各基地局は、eNBから成るものと説明している。しかしながら、マスタ基地局は、マクロ又はピコLTE基地局とすることができ、セカンダリ基地局はWLAN APとすることができることは理解されよう。LTE基地局及びWLAN APはキャリアアグリゲーションに関与されえ、それにより、LTE基地局はWLAN APにパケットを与える。UEは、LTE基地局及びWLAN RFの両方を通信のために使用することができる。
上記の例において、各基地局は、単一のキャリア(F1又はF2)を与えるように説明している。しかしながら、各基地局は、複数のキャリア(例えば、キャリアの同じ及び/又は異なる組)を与えてよいことは理解されよう。
上記の例において、情報は、他の基地局から直接受信される。しかしながら、情報は、例えば、コアネットワーク7を介して他の基地局から間接的に、及び/又は、例えば、他の基地局を介してUE3から直接又は間接的に受信されえる。
上記の説明において、スプリットベアラの1つの事例のみが示される。しかしながら、特定のUEのために任意の数のスプリットベアラが与えられてよいことは理解されよう。例えば、複数のスプリットベアラが与えられてよい。
上記の説明において、代替3CとしてTR36.842において記載されている二重接続アーキテクチャを参照している。しかしながら、これは、本明細書において説明されるシステム及び方法の理解を助けるための便宜的なものにすぎない。本明細書において説明されるシステム及び方法は、例えば、eNB間、又はRAT間キャリアアグリゲーションアーキテクチャを含む、他のアーキテクチャとして実現されえることは理解されよう。
上記の説明において、SeNBは、情報を報告するために、DL DATA DELIVERY STATUSフレームを生成し、送信するように説明している。しかしながら、異なるメッセージ及び/又は異なるアプリケーションプロトコルが使用されてよいことは理解されよう。
基地局は、上記二重接続構成のマスタ基地局として動作するように構成されてよく、他の基地局は、二重接続構成のセカンダリ基地局として動作するように構成されてよい。
上記の例示的な実施形態において、移動電話機に基づく遠距離通信システムを説明した。当業者であれば理解するように、本出願において説明されるシグナリング技法は、他の通信システムにおいて利用されえる。他の通信ノード又はデバイスは、例えば、携帯情報端末、ラップトップ/タブレットコンピュータ、ウェブブラウザ等のユーザデバイスを含んでよい。
上記の例示的な実施形態において、移動電話機及び基地局はそれぞれトランシーバ回路を含む。通常、この回路は、専用のハードウェア回路によって形成される。しかしながら、幾つかの例示的な実施形態では、トランシーバ回路の一部が、対応するコントローラによって実行されるソフトウェアとして実現されてよい。
上記の実施形態において、複数のソフトウェアモジュールを説明した。当業者であれば理解するように、ソフトウェアモジュールは、コンパイルされた形式又はコンパイルされない形式で与えられてよく、コンピュータネットワークを介しての信号として、又は記録媒体上で基地局に供給されてよい。さらに、このソフトウェアの一部又は全てによって実行される機能は、1つ又は複数の専用のハードウェア回路を用いて実行されてよい。
種々の他の変更は当業者には明らかであり、ここでは、これ以上詳しくは説明しない。
この出願は、2015年1月30日に出願された英国特許出願第1501617.3号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (10)

  1. 無線通信システム用の移動局であって、
    LTE−WLANアグリゲーションの一部分として、発展型ユニバーサル陸上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)通信装置及び無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信装置と通信する手段と、
    前記WLAN通信装置を介して、前記E−UTRAN通信装置にチャネルステータス情報を与える手段と、
    を備える、移動局。
  2. 前記移動局は、前記チャネルステータス情報を前記E−UTRAN通信装置に直接与える手段を更に備える、請求項1に記載の移動局。
  3. 前記チャネルステータス情報は、少なくとも1つのチャネルの利用可能性を示す情報を含む、請求項1又は2に記載の移動局。
  4. 少なくとも1つのチャネルの利用可能性を示す前記情報は、キャリアビジーステータスについての情報を含む、請求項3に記載の移動局。
  5. 無線通信システムにおける無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信装置であって、
    移動局からチャネルステータス情報を受信する手段と、
    LTE−WLANアグリゲーションのために、前記チャネルステータス情報を発展型ユニバーサル陸上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)通信装置に与える手段と、
    を備える、WLAN通信装置。
  6. 前記E−UTRAN通信装置は、無認可キャリア上のチャネル利用可能性を判断する手段を更に備える、請求項5に記載のWLAN通信装置。
  7. 前記チャネルステータス情報は、少なくとも1つのチャネルの利用可能性を示す情報を含む、請求項5又は6に記載のWLAN通信装置。
  8. 少なくとも1つのチャネルの利用可能性を示す前記情報は、キャリアビジーステータスについての情報を含む、請求項7に記載のWLAN通信装置。
  9. 無線通信システムにおいて移動局によって実行される方法であって、
    LTE−WLANアグリゲーションの一部分として、発展型ユニバーサル陸上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)通信装置及び無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信装置と通信することと、
    前記WLAN通信装置を介して、前記E−UTRAN通信装置にチャネルステータス情報を与えることと、
    を含む、方法。
  10. 無線通信システムにおいて無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)通信装置によって実行される方法であって、
    移動局からチャネルステータス情報を受信することと、
    LTE−WLANアグリゲーションのために、前記チャネルステータス情報を発展型ユニバーサル陸上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)通信装置に与えることと、
    を含む、方法。
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