JP6132118B2 - 通信システム - Google Patents
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Description
・LTEバンド40無線送信機がISM無線受信機への干渉を引き起こす。
・ISM無線送信機がLTEバンド40無線受信機への干渉を引き起こす。
・LTEバンド7無線送信機がISM無線受信機への干渉を引き起こす。
・LTEバンド7/13/14無線送信機がGNSS無線受信機への干渉を引き起こす。
図1は移動(セルラ)通信システム1を概略的に示しており、移動デバイス3(例えば、移動電話)のユーザが複数の基地局5−1、5−2のそれぞれと、コアネットワーク7とを介して他のユーザと通信することができる。図1に示されるシステムでは、基地局5−1はマクロ基地局であり、基地局5−2はピコ基地局(又は他の低電力ノード)である。更なる基地局(図示せず)が、広帯域符号分割多元接続(W−CDMA)又はGSM(登録商標)(グローバル移動通信システム)EDGE(GSM進化型高速データレート)無線アクセスネットワーク(GERAN)標準規格などの異なる標準規格に従って動作してよい。
図4は、図1に示される移動通信システム1の一部を形成する移動デバイス3のブロック図である。図示されるように、移動デバイス3は、1つ又は複数のアンテナ303a〜303cを介して、基地局5に信号を送信し、基地局5から信号を受信するように動作可能である複数のトランシーバ回路301a〜301cを含む。また、移動デバイス3は、コントローラ307によって制御され、ユーザが移動デバイス3とやりとりできるようにするユーザインターフェース305も含む。
図5は、図1に示される移動通信システム1の一部を形成するマクロ基地局5−1のブロック図である。図示されるように、マクロ基地局5−1は、1つ又は複数のアンテナ503を介して移動デバイス3に信号を送信し、移動デバイス3から信号を受信するように動作可能であり、ネットワークインターフェース505(銅又は光ファイバインターフェースとすることができる)を介してコアネットワーク7及び他の基地局5(ピコ基地局5−2など)に信号を送信し、コアネットワーク7及び他の基地局5(ピコ基地局5−2など)から信号を受信するように動作可能であるトランシーバ回路501を含む。コントローラ507は、メモリ509に記憶されたソフトウエア及びデータに従って、トランシーバ回路501の動作を制御する。ソフトウエアは、数ある中でも、オペレーティングシステム511、通信制御モジュール513、干渉管理モジュール515及びスケジューラモジュール517を含む。
図6は、図1に示される移動通信システム1の一部を形成するピコ基地局5−2のブロック図である。図示されるように、ピコ基地局5−2は、1つ又は複数のアンテナ603を介して移動デバイス3に信号を送信し、移動デバイス3から信号を受信するように動作可能であり、ネットワークインターフェース605(銅又は光ファイバインターフェースとすることができる)を介してコアネットワーク7及び他の基地局5(マクロ基地局5−1など)に信号を送信し、コアネットワーク7及び他の基地局5(マクロ基地局5−1など)から信号を受信するように動作可能であるトランシーバ回路601を含む。コントローラ607は、メモリ609に記憶されるソフトウエア及びデータに従って、トランシーバ回路601の動作を制御する。ソフトウエアは、数ある中でも、オペレーティングシステム611、通信制御モジュール613、干渉管理モジュール615及びスケジューラモジュール617を含む。
図7は、分割制御プレーン/ユーザプレーン機能を実施するための、図1に示される通信システムの要素の概説である。また、図7はこれらのネットワーク要素のそれぞれのプロトコルスタックも示す。
・シナリオ0:ピコ基地局5−2を介してC/U分割がまだ構成されていない。しかしながら、ピコ基地局5−2によって用いられる周波数は、ISM周波数付近にあり、移動デバイス3は、その周波数に関連する干渉問題を既に指示している。
・シナリオ1:マクロ基地局5−1はC−プレーン機能を提供し、ピコ基地局は移動デバイス3のためのU−プレーントラフィックを処理する(すなわち、マクロセルを介してのユーザベアラは存在しない)。ピコ基地局5−2によって用いられる周波数はISM周波数付近にある。
・シナリオ2:マクロ基地局5−1はC−プレーン機能を提供し、少なくとも1つのユーザプレーンベアラ、例えば、ボイスオーバIP(VoIP)又は他の高サービス品質(QoS)ベアラを処理する。ピコ基地局は移動デバイス3のための他のU−プレーントラフィックを処理する。ピコ基地局5−2によって用いられる周波数はISM周波数付近にある。
・シナリオ3:マクロ基地局5−1はC−プレーン機能を提供し、ピコ基地局は移動デバイス3のためのU−プレーントラフィックを処理する。マクロ基地局5−1によって用いられる周波数はISM周波数付近にある。
・シナリオ3a:マクロ基地局5−1は移動デバイス3のためのC−プレーン及びU−プレーンの両方の機能を提供する(C/U分割は最初に構成されていない)。マクロ基地局5−1によって用いられる周波数はISM周波数付近にある。
・シナリオ4:マクロ基地局5−1はC−プレーン機能を提供し、少なくとも1つのユーザプレーンベアラ、例えば、VoIP又は他の高QoSベアラを処理する。ピコ基地局5−2は移動デバイス3のための他のU−プレーントラフィックを処理する。マクロ基地局5−1によって用いられる周波数はISM周波数付近にある。
・シナリオ5:マクロ基地局5−1によって用いられる周波数及びピコ基地局5−2によって用いられる周波数の両方が1つ又は複数のISM周波数(例えば、バンド7及び/又はバンド40)付近にある。
特定の移動デバイス3のためにC/U分割がまだ構成されていない場合に、基地局5及び移動デバイス3は、以下のように、干渉を有利に低減することができる。
1)移動デバイス3は自らのIDC能力を(例えば、そのマクロ基地局5−1での登録中に)マクロ基地局5−1に通知する(ステップS800)。図8には示されないが、マクロ基地局5−1は、ピコ基地局5−2を含む、その隣接する基地局の動作に関連する情報も(例えば、基地局間のX2設定手順中に)入手している。
2)マクロ基地局5−1は、移動デバイス3のための「idc−config」設定を構成する(ステップS801)。マクロ基地局5−1は、任意の以前に受信されたIDC指示と、ピコ基地局5−2の動作周波数に関連する(すなわち、ISMバンド付近の周波数(バンド7及びバンド40)に関する)任意の情報とを考慮に入れる。基地局5間のX2インターフェースの初期設定中に、それぞれのE−UTRA絶対無線周波数チャネル番号(EARFCN)が既に交換されているので、IDC問題が存在するか否かを判断するために、基地局5間で新たな情報を交換する必要はない。
3)マクロ基地局5−1は、移動デバイス3から、ピコ基地局5−2によって使用される周波数が干渉を受けていることを指示するIDC指示を(例えば、「RRC:IDC指示」メッセージにおいて)受信する(ステップS803)。移動デバイス3は、例えば、マクロ基地局5−1によって与えられる「idc−config」設定が、受けているIDC干渉(例えば、実際にはまだ指示されていない干渉から生じる)を十分に軽減しなかったときに、そのような指示を生成し、送信することができる。
4)入手可能な情報を用いて、マクロ基地局5−1は、例えば、以下のような最良の動作方針を決定する。
・この移動デバイス3のためのC/U分割の構成を回避する(FDMによる解決策が用いられることになる場合)。
・この移動デバイス3のためのC/U分割を構成するために異なる周波数において動作する別のセルを選択する(異なるFDMによる解決策が用いられることになるとき)。
・TDMによる解決策を適用する(シナリオ1の場合に後に更に詳細に論じられる)。
5)マクロ基地局5−1(場合によっては、移動デバイス3及び/又はピコ基地局5−2も関与する)は、ステップS804において選択された動作方針に従って指示された干渉を処理する(ステップS805)。さらに、マクロ基地局5−1が、そうすることが有益である(又は可能である)と判断する場合には、入手可能な任意の情報も考慮に入れて、適切なときに、移動デバイス3のためのC/U分割を構成する(ステップS806)。
この場合、C/U分割が実施されており、マクロ基地局5−1が移動デバイス3のためのユーザプレーン接続も提供しているか否かに関係なく、ピコ基地局5−2によって使用される周波数上で干渉が生じている。この場合、以下の手法を用いることができる。
ステップ1)及び2)(すなわち、図8のステップS800及びS801)は上記のシナリオ0に場合に説明されたのと同じである。
3)マクロ基地局5−1は、選択されたピコ基地局5−2のバンドに関する潜在的な干渉を意識することなく、移動デバイス3のためのC/U分割を構成する(ステップS802)。
4)移動デバイス3によって、移動デバイス3が単独で解決することができないIDC干渉が検出されたとき、移動デバイス3は、IDC指示(例えば、「RRC:IDC指示」メッセージ)を生成し、マクロ基地局5−1に送信する(ステップS803)。
5)マクロ基地局5−1は適切なIDC解決策を選択する(ステップS804):
・FDMによる解決策−マクロ基地局5−1は、現在使用されている小型セルに対するIDC指示の受信時に別の小型セルを選択する:
°現在のピコ基地局5−2から、現在のピコ基地局5−2によって使用される周波数とは異なる周波数において動作する異なるピコ基地局(例えば、X2設定中に得られた関連するEARFCNに基づく)にユーザプレーン接続をハンドオーバする。
°ユーザプレーン接続をハンドオーバする代わりに、マクロ基地局5−1は、現在のピコ基地局5−2におけるユーザプレーンベアラを単に解放し、異なるピコ基地局(例えば、EARFCNなど用いて選択される場合がある)を介してユーザプレーンベアラを(再)確立することができる。
°ユーザプレーン接続をマクロ基地局5−1のセルにハンドオーバする(すなわち、ユーザプレーントラフィックのためのサービス連続性も確保しながら、ユーザプレーンベアラ及び制御プレーンベアラを統合する)。
°ピコ基地局5−2においてユーザプレーンベアラを解放し、ユーザプレーンベアラをマクロ基地局5−1のセルを介して(再)確立する(すなわち、ユーザプレーントラフィックのためのサービス連続性を確保することなく、ユーザプレーンベアラ及び制御プレーンベアラを統合する)。
・TDMによる解決策−マクロ基地局5−1は、IDC指示の受信時に、現在の小型セルを介してのユーザプレーン接続を保持するが、以下の可能性に従って、そのセルにおけるユーザプレーン送信のタイミングを変更する。
°マクロ基地局5−1は、ピコ基地局5−2を介して通信するために適用されることになる移動デバイス3のための「自律拒否レート」を構成することができる。一般的に、自律拒否レート(3GPP TS36.331において規定される)は、特定の移動デバイス3による送信のためにリソースがスケジューリングされた場合であっても、移動デバイス3がスキップすることを許される、サブフレームの数「y」当たりのサブフレームの数「x」を定義する。「x」の値は集合{2、5、10、15、20、30}から選択される場合があり、「y」の値は集合{200、500、1000、2000}から選択される場合がある。スケジューリングされた(それゆえ、予想された)LTE送信をスキップすることによって、移動デバイス3は、(LTE通信及び非LTE通信は同時に生じないので)干渉を生じることなく、非LTE送信を実行することができる。したがって、自律拒否は、IDC干渉の影響を軽減することができるが、最大でも、移動デバイス3のために構成される自律拒否レートによって規定される「限界」までに限られる。さらに、自律拒否レートは通常、移動デバイス3による全ての通信に対して適用される。しかしながら、この場合、マクロ基地局5−1は、有利なことに、ピコ基地局5−2のセルを介しての送信に特有の自律拒否レートによって移動デバイスを構成する。この手法は、自らの既存の自律拒否レート構成(ピコ基地局5−2以外の基地局を介しての通信に依然として当てはまる)に違反することなく、移動デバイス3がピコ基地局5−2セルにおいて用いられる(問題のある)周波数を介して通信できるようにする。
°マクロ基地局5−1は、移動デバイス3によって与えられるTDM支援情報を使用することができる。DRX構成(すなわち、通常はエネルギーを節約するためであるが、この場合には、干渉の影響を低減するために、移動デバイス3のトランシーバ回路301を定期的にオフに切り替えるための設定)及び/又はハイブリッド自動再送要求(HARQ)構成(すなわち、チャネル品質に応じて、誤り訂正を動的に適応させることができるようにする設定)がピコ基地局5−2の制御下にあるので、移動デバイス3は、マクロ基地局5−1にそのような情報を提供するように構成されない。しかしながら、この場合、マクロ基地局5−1は、有利なことに、ピコ基地局5−2からTDM支援情報を入手することができ、その情報を、特定の移動デバイス3を構成するときに考慮に入れることができる。これにより、移動デバイス3とマクロ基地局5−1との間でTDM支援情報の直接通信を必要とすることなく、干渉問題を解決できるようになる(このタイプの情報は通常、その情報が当てはまるベアラ、すなわち、この場合には、移動デバイス3とピコ基地局5−2との間のベアラを用いて交換されるので、いずれにしても直接通信は実現可能でない場合がある)。マクロ基地局5−1は、移動デバイス3によって(すなわち、IDC支援情報において)報告される周波数を、このシナリオにおいてIDC支援が関連するピコ基地局5−2を含む、隣接局によって用いられる周波数と比較することによって、(マクロ基地局5−1が入手可能な全てのTDM支援情報から)使用されることになる適切なTDM支援情報を識別することができる。
この場合、マクロ基地局5−1によって用いられる周波数において干渉が生じている。この場合、以下の手法を用いることができる。
この場合、マクロ基地局5−1が、構成された全ての通信ベアラ(制御プレーン及びユーザプレーンの両方)を提供する。この場合、IDC指示は、移動デバイス3のためのC/U分割が構成される前に(すなわち、ステップS802が実行される前に)(ステップS803において)受信される。
この場合、移動デバイス3のための制御プレーン通信と、ユーザプレーン通信の少なくとも一部との両方を提供するマクロ基地局5−1によって用いられる周波数に関して干渉が生じている。
この場合、マクロ基地局5−1及びピコ基地局5−2の両方によって用いられる周波数が干渉を被っている。これは、例えば、基地局5がISM周波数帯域付近の周波数帯域(例えば、LTEバンド7及び/又はLTEバンド40)を使用するときに起こる場合がある。
詳細な例示的な実施形態を上記で説明してきた。当業者には理解されるように、該実施形態において具現される本発明から依然として利益を享受しながら、上記の実施形態に対する多数の変更形態及び代替形態を実施できる。
ISM技術のリスト:
・ブルートゥースデバイス
・コードレス電話
・近接場通信(NFC)デバイス
・HIPERLAN、Wi−Fi(IEEE802.11)のようなワイヤレスコンピュータネットワーク
・ZigBee、ISA100.11a、ワイヤレスHART及びMiWiのような、IEEE802.15.4に基づくワイヤレス技術
GNSS技術のリスト:
・GPS、GLONASS、Galileo、Compass、Beidou、DORIS、IRNSS及びQZSSのような、広域的又は地域的衛星ナビゲーションシステム
・Omnistar、StarFire、WAAS、EGNOS、MSAS及びGAGANのような広域的又は地域的静止衛星型補強システム
・GRAS、DGPS、CORS、及びリアルタイムキネマティック(RTK)補正を運用するGPS基準局のような地上型補強システム。
・現在の干渉レベル
・最大許容干渉レベル
・平均干渉レベル
・使用されている非LTE RATのタイプの指示
・干渉を被っている非LTE RATのタイプの指示
・好ましくないRATモードの指示
・好ましいRATモードの指示
・ISMデューティサイクル
・使用されているISMチャネル
・干渉を被っているLTEキャリア周波数帯域及び/又はサブキャリア
・干渉を被っていないLTEキャリア周波数帯域及び/又はサブキャリア
・幾つかのLTEキャリア周波数帯域及び/又はサブキャリアにわたる干渉レベル
−例えば、ピコ基地局からマクロ基地局に送信されることになる自律拒否レート、およびピコ基地局(ピコeNB)に通知されるようにマクロ基地局からUEに送信されるidc−configを含む、idc−config(方向:ピコ基地局からマクロ基地局及びマクロ基地局からピコ基地局)
−UE IDC指示及びtdm−支援情報(方向:マクロ基地局からピコ基地局)
−UE DRXconfig及びサブフレームconfig(方向:マクロ基地局からピコ基地局及びピコ基地局からマクロ基地局)
BT ブルートゥース
DRX 不連続受信
eNB 進化ノードB−基地局
E−UTRA 発展型ユニバーサル地上無線アクセス
E−UTRAN 発展型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
FDM 周波数分割多重化
GNSS グローバルナビゲーション衛星システム
GPS グローバルポジショニングシステム
IDC デバイス内共存干渉回避
ISM 産業科学医療(無線帯域)
LTE ロングタームエボリューション(UTRANの)
RAT 無線アクセス技術
RRC 無線リソース制御
RRM 無線リソース管理
Rx 受信機
SIR 信号対干渉比
TDM 時分割多重化
Tx 送信機
UE ユーザ機器
DL ダウンリンク−基地局から移動デバイスへのリンク
UL アップリンク−移動デバイスから基地局へのリンク
Claims (56)
- 移動デバイスであって、
発展型ユニバーサル地上無線アクセス(E−UTRA)無線技術を用いて第1の基地局及び第2の基地局と通信するための第1の通信手段と、
少なくとも1つの他の無線技術を用いて通信するための第2の通信手段と、
該移動デバイス内の前記E−UTRA無線技術及び前記少なくとも1つの他の無線技術の共存の結果として生じる干渉を検出するための手段と、
前記共存の結果として生じる前記干渉を検出するのに応答して、前記第1の基地局に、IDC干渉が前記E−UTRA無線技術から引き起こされる前記少なくとも1つの前記他の無線技術の指示を含むデバイス内共存(IDC)情報を提供するための提供手段と、
前記IDC情報を提供するのに応答して、前記第1の基地局から、前記干渉を軽減するための制御情報を受信するための受信手段と、
を備え、
前記第1の通信手段は、前記制御情報に基づいて、前記第1の基地局及び/又は前記第2の基地局との通信を制御し、それにより、前記検出された干渉を軽減するように動作可能であり、
前記少なくとも1つの前記他の無線技術は、グローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、およびブルートゥース無線技術の少なくとも1つである、移動デバイス。 - 前記制御情報は構成データから成る、請求項1に記載の移動デバイス。
- 前記構成データはデバイス内共存構成データから成る、請求項2に記載の移動デバイス。
- 前記制御情報は、前記E−UTRA無線技術及び/又は前記少なくとも1つの他の無線技術の動作パラメータを変更する命令から成る、請求項1〜3のいずれか一項に記載の移動デバイス。
- 前記第1の通信手段は、前記第1の基地局を介して制御データを通信し、前記第2の基地局を介してユーザデータを通信するように動作可能である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の移動デバイス。
- 前記第1の通信手段は、前記第1の基地局を介してユーザデータを通信するように更に動作可能である、請求項5に記載の移動デバイス。
- 前記第1の通信手段は、前記第1の基地局を介して、制御データ及びユーザデータを通信し、ユーザデータを通信するための候補として前記第2の基地局を選択するように動作可能である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の移動デバイス。
- 前記干渉を軽減するための前記制御情報は、前記第1の通信手段に、前記第1の基地局を介して制御データ及びユーザデータの通信を継続させる制御データから成る、請求項7に記載の移動デバイス。
- 前記第1の通信手段は、ユーザデータを通信するための候補として前記第2の基地局とは異なる基地局を選択するように動作可能である、請求項7に記載の移動デバイス。
- 前記制御データは、前記第1の通信手段に、周波数分割多重(FDM)による解決策を適用することによって前記検出された干渉を軽減させる、請求項5〜7のいずれか一項に記載の移動デバイス。
- 前記干渉を軽減するための前記制御情報は、前記第1の通信手段に、前記第2の基地局とは異なる基地局を介してユーザデータを通信させる制御データから成る、請求項10に記載の移動デバイス。
- 前記異なる基地局は前記第1の基地局である、請求項11に記載の移動デバイス。
- 前記制御データは、前記第1の通信手段に、時分割多重(TDM)による解決策を適用することによって前記検出された干渉を軽減させる、請求項5〜7のいずれか一項に記載の移動デバイス。
- 前記干渉を軽減するための前記制御情報は、前記第2の通信手段が前記少なくとも1つの前記他の無線技術を用いて通信している間に、前記第1の通信手段に、ユーザデータ及び/又は制御データの通信を回避させる制御データから成る、請求項13に記載の移動デバイス。
- 前記制御情報は、自律的拒否レート(ADR)構成から成る、請求項14に記載の移動デバイス。
- 前記ADR構成は、前記第2の基地局を介した通信のための構成である、請求項15に記載の移動デバイス。
- 前記制御情報は、不連続受信(DRX)構成から成る、請求項14に記載の移動デバイス。
- 前記DRX構成は、前記第2の基地局を介した通信のための構成である、請求項17に記載の移動デバイス。
- 前記制御情報は、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)構成から成る、請求項14に記載の移動デバイス。
- 前記HARQ構成は、前記第2の基地局を介した通信のための構成である、請求項19に記載の移動デバイス。
- 前記提供手段は、前記IDC情報を前記第1の基地局に提供するように動作可能であり、前記受信手段は、前記第2の基地局を介して前記制御情報を受信するように動作可能である、請求項1〜20のいずれか一項に記載の移動デバイス。
- デバイス内共存干渉に対処する該移動デバイスの能力に関連する情報を与えるための手段を更に備え、前記干渉を軽減するための前記制御情報は、該移動デバイスの前記能力に依存する、請求項1〜21のいずれか一項に記載の移動デバイス。
- IDC情報を与えるための前記提供手段及び制御情報を受信するための前記受信手段は、前記第1の基地局と無線リソース制御(RRC)メッセージを交換するように動作可能である、請求項1〜22のいずれか一項に記載の移動デバイス。
- 少なくとも1つのトランシーバ及びプロセッサを備える移動デバイスであって、
前記少なくとも1つのトランシーバは、
発展型ユニバーサル地上無線アクセス(E−UTRA)無線技術を用いて第1の基地局及び第2の基地局と通信し、
少なくとも1つの他の無線技術を用いて通信するように構成され、
前記プロセッサは該移動デバイス内に前記E−UTRA無線技術及び前記少なくとも1つの他の無線技術が共存する結果として生じる干渉を検出するように構成され、
前記少なくとも1つのトランシーバは、
前記共存の結果として生じる前記干渉を検出するのに応答して、前記第1の基地局に、IDC干渉が前記E−UTRA無線技術から引き起こされる前記少なくとも1つの前記他の無線技術の指示を含むデバイス内共存(IDC)情報を提供し、
前記IDC情報を提供するのに応答して、前記第1の基地局から前記干渉を軽減するための制御情報を受信するように構成され、
前記E−UTRA無線技術を用いて通信する前記少なくとも1つのトランシーバは、前記制御情報に基づいて、前記第1の基地局及び/又は前記第2の基地局との通信を制御し、それにより、前記検出された干渉を軽減するように動作可能であり、
前記少なくとも1つの前記他の無線技術は、グローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、およびブルートゥース無線技術の少なくとも1つである、移動デバイス。 - 基地局であって、
発展型ユニバーサル地上無線アクセス(E−UTRA)無線技術を用いて移動デバイスと通信するための通信手段と、
前記E−UTRA無線技術を用いて前記移動デバイスと通信する別の基地局と、前記移動デバイスに関する制御データを交換するための手段と、
前記移動デバイスから、該移動デバイス内に前記E−UTRA無線技術及び少なくとも1つの他の無線技術が共存する結果として干渉が生じたという指示であって、IDC干渉が前記E−UTRA無線技術から引き起こされる前記少なくとも1つの前記他の無線技術の指示を含むデバイス内共存(IDC)情報から成る、前記指示を受信するための受信手段と、
前記IDC情報に基づいて前記E−UTRA無線技術と前記少なくとも1つの他の無線技術との間の前記干渉を軽減する制御情報を生成するための手段と、
前記干渉を軽減するために、前記生成された制御情報を前記移動デバイスに送信するための送信手段と、
を備え、
前記少なくとも1つの前記他の無線技術は、グローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、およびブルートゥース無線技術の少なくとも1つである、基地局。 - 前記制御情報は構成データから成る、請求項25に記載の基地局。
- 前記構成データはデバイス内共存構成データから成る、請求項26に記載の基地局。
- 前記制御情報は、前記E−UTRA無線技術及び/又は前記少なくとも1つの他の無線技術の動作パラメータを変更する命令から成る、請求項25〜27のいずれか一項に記載の基地局。
- 前記通信手段は、前記基地局を介して前記移動デバイスのための制御データを通信し、
前記別の基地局を介して前記移動デバイスのためのユーザデータを通信するように動作可能である、請求項25〜28のいずれか一項に記載の基地局。 - 前記通信手段は、前記基地局を介して前記移動デバイスのためのユーザデータを通信するように更に動作可能である、請求項29に記載の基地局。
- 前記通信手段は、前記基地局を介して前記移動デバイスのための制御データ及びユーザデータを通信し、前記移動デバイスのためのユーザデータを通信するための候補として前記別の基地局を選択するように動作可能である、請求項25〜28のいずれか一項に記載の基地局。
- 前記通信手段は、前記基地局を介して前記移動デバイスのための制御データ及びユーザデータの通信を継続するように動作可能である、請求項31に記載の基地局。
- 前記通信手段は、前記移動デバイスのためのユーザデータを通信するための候補として前記別の基地局とは異なる基地局を選択するように動作可能である、請求項31に記載の基地局。
- 前記制御データは、前記移動デバイスに、周波数分割多重(FDM)による解決策を適用することによって前記移動デバイスにより検出された干渉を軽減させる、請求項29〜31のいずれか一項に記載の基地局。
- 前記干渉を軽減するための前記制御情報は、前記通信手段に、前記別の基地局とは異なる基地局を介してユーザデータを通信させる制御データから成る、請求項34に記載の基地局。
- 前記異なる基地局は前記基地局である、請求項35に記載の基地局。
- 前記制御データは、前記移動デバイスに、時分割多重(TDM)による解決策を適用することによって前記移動デバイスにより検出された干渉を軽減させる、請求項29〜31のいずれか一項に記載の基地局。
- 前記干渉を軽減するための前記制御情報は、前記移動デバイスが前記少なくとも1つの他の無線技術を用いて通信している間に、前記移動デバイスに、ユーザデータ及び/又は制御データの通信を回避させる制御データから成る、請求項37に記載の基地局。
- 前記制御情報は、前記移動デバイスに対する自律的拒否レート(ADR)構成から成る、請求項38に記載の基地局。
- 前記ADR構成は、前記別の基地局を介した通信のための構成である、請求項39に記載の基地局。
- 前記制御情報は、前記移動デバイスに対する不連続受信(DRX)構成から成る、請求項38に記載の基地局。
- 前記DRX構成は、前記別の基地局を介した通信のための構成である、請求項41に記載の基地局。
- 前記制御情報は、前記移動デバイスに対するハイブリッド自動再送要求(HARQ)構成から成る、請求項39に記載の基地局。
- 前記HARQ構成は、前記別の基地局を介した通信のための構成である、請求項43に記載の基地局。
- デバイス内共存干渉に対処する前記移動デバイスの能力に関連する能力情報を入手するための入手手段を更に備え、前記干渉を軽減するための前記制御情報は、前記移動デバイスの前記能力に依存する、請求項25〜44のいずれか一項に記載の基地局。
- 前記入手手段は、前記別の基地局から前記能力情報を入手するように動作可能である、請求項45に記載の基地局。
- 前記入手手段は、前記移動デバイスから前記能力情報を入手するように動作可能である、請求項45に記載の基地局。
- 前記入手手段は、前記移動デバイスから前記別の基地局を介して前記能力情報を入手するように動作可能である、請求項47に記載の基地局。
- 前記入手手段は、少なくとも1つのメッセージにおいて前記能力情報を受信するように動作可能である、請求項45〜48のいずれか一項に記載の基地局。
- 前記少なくとも1つのメッセージは、以下の情報要素、すなわち、前記別の基地局の能力の指示から成る情報要素、自律的拒否機能のためのパラメータから成る情報要素、前記基地局のセルのために適用されることになる前記移動デバイスのためのDRX構成から成る情報要素、前記別の基地局のセルのために適用されることになる前記移動デバイスのためのDRX構成から成る情報要素、前記移動デバイスのためのサブフレームパターンから成る情報要素、及び前記別の基地局のセルのために適用されることになる前記移動デバイスのためのTDM支援情報から成る情報要素から選択された、少なくとも1つの情報要素(IE)を含む、請求項49に記載の基地局。
- 前記受信手段及び前記送信手段は、前記移動デバイスと無線リソース制御(RRC)メッセージを交換するように動作可能である、請求項25〜50のいずれか一項に記載の基地局。
- トランシーバ及びプロセッサを備える基地局であって、
前記トランシーバは、
発展型ユニバーサル地上無線アクセス(E−UTRA)無線技術を用いて移動デバイスと通信し、
前記E−UTRA無線技術を用いて前記移動デバイスと通信する別の基地局と前記移動デバイスに関する制御データを交換し、
前記移動デバイスから、前記移動デバイス内に前記E−UTRA無線技術と少なくとも1つの他の無線技術とが共存する結果として干渉が生じたという指示であって、IDC干渉が前記E−UTRA無線技術から引き起こされる前記少なくとも1つの前記他の無線技術の指示を含むデバイス内共存(IDC)情報から成る、前記指示を受信するように構成され、
前記プロセッサは、前記IDC情報に基づいて前記E−UTRA無線技術と前記少なくとも1つの他の無線技術との間の前記干渉を軽減する制御情報を生成するように構成され、
前記トランシーバは、前記干渉を軽減するために、前記生成された制御情報を前記移動デバイスに送信するように構成され、
前記少なくとも1つの前記他の無線技術は、グローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、およびブルートゥース無線技術の少なくとも1つである、基地局。 - 請求項1〜24のいずれか一項に記載の移動デバイスと、請求項25〜52のいずれか一項に記載の基地局及び別の基地局と、を備える、システム。
- 発展型ユニバーサル地上無線アクセス(E−UTRA)無線技術を用いて第1の基地局及び第2の基地局と通信し、少なくとも1つの他の無線技術を用いて通信するように構成される移動デバイスによって実行される方法であって、該方法は、
前記移動デバイス内に前記E−UTRA無線技術及び前記少なくとも1つの他の無線技術が共存する結果として生じる干渉を検出することと、
前記共存する結果として生じる前記干渉を検出するのに応答して、前記第1の基地局に、IDC干渉が前記E−UTRA無線技術から引き起こされる前記少なくとも1つの前記他の無線技術の指示を含むデバイス内共存(IDC)情報を提供することと、
前記IDC情報を提供するのに応答して、前記第1の基地局から、前記干渉を軽減するための制御情報を受信することと、
を含み、
前記E−UTRA無線技術を用いて前記通信することは、前記制御情報に基づいて、前記第1の基地局及び/又は前記第2の基地局との通信を制御し、それにより、前記検出された干渉を軽減するように構成され、
前記少なくとも1つの前記他の無線技術は、グローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、およびブルートゥース無線技術の少なくとも1つである、方法。 - 発展型ユニバーサル地上無線アクセス(E−UTRA)無線技術を用いて移動デバイスと通信するように構成される基地局によって実行される方法であって、該方法は、
前記E−UTRA無線技術を用いて前記移動デバイスと通信する別の基地局と前記移動デバイスに関する制御データを交換することと、
前記移動デバイスから、前記移動デバイス内に前記E−UTRA無線技術及び少なくとも1つの他の無線技術が共存する結果として干渉が生じたという指示であって、IDC干渉が前記E−UTRA無線技術から引き起こされる前記少なくとも1つの前記他の無線技術の指示を含むデバイス内共存(IDC)情報から成る、前記指示を受信することと、
前記IDC情報に基づいて前記E−UTRA無線技術と前記少なくとも1つの他の無線技術との間の前記干渉を軽減するための制御情報を生成することと、
前記干渉を軽減するために、前記生成された制御情報を前記移動デバイスに送信することと、
を含み、
前記少なくとも1つの前記他の無線技術は、グローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、およびブルートゥース無線技術の少なくとも1つである、方法。 - プログラマブル通信デバイスに請求項54又は55の方法を実行させるためのコンピュータ実施可能命令を含む、コンピュータプログラム。
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