JP6304002B2 - ホイールアライメント調節装置 - Google Patents

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本発明は、ホイールアライメント調節装置に関する。
従来より、ホイールアライメント(整列度)を計測する機器が知られている(例えば特許文献1参照)。かかる機器は、各ホイールのトー角やキャンバー角、キャスター角などを計測できる。
ところで、車両の生産過程では、ホイールアライメントを調節する工程が存在している。かかる工程においては、ステアリング角度をニュートラル位置に合わせた状態でホイールアライメントを調節する。しかし、車両の姿勢が傾いた状態でホイールアライメントを調節した場合(図4の(A)参照)、車両の姿勢が水平に戻るとステアリング角度がニュートラル位置からズレてしまう(図4の(B)参照)、という問題があった。そこで、車両の姿勢が傾いた状態でホイールアライメントを調節しても、ステアリング角度が適正となる技術が求められていた。
特開2010−48718号公報
車両の姿勢が傾いた状態でホイールアライメントを調節しても、ステアリング角度が適正となるホイールアライメント調節装置とホイールアライメント調節方法を提供する。
本願発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
第一の発明は、
車両の姿勢を計測する機器と、
ホイールアライメントを計測する機器と、
ステアリング角度を計測する機器と、
それぞれの前記機器による計測結果に基づいて前記ホイールアライメントの補正量を算出する機器と、を備えることを特徴としたホイールアライメント調節装置である。
第二の発明は、
車両の姿勢を計測する工程と、
ホイールアライメントを計測する工程と、
ステアリング角度を計測する工程と、
それぞれの前記工程による計測結果に基づいて前記ホイールアライメントの補正量を算出する工程と、を有することを特徴としたホイールアライメント調節方法である。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1に記載のホイールアライメント調節装置は、車両の姿勢とホイールアライメントとステアリング角度からホイールアライメントの補正量を算出する。そのため、かかる補正量を考慮してホイールアライメントを調節すれば、車両の姿勢が傾いた状態であったとしてもステアリング角度が適正となる。
請求項2に記載のホイールアライメント調節方法は、車両の姿勢とホイールアライメントとステアリング角度からホイールアライメントの補正量を算出する。そのため、かかる補正量を考慮してホイールアライメントを調節すれば、車両の姿勢が傾いた状態であったとしてもステアリング角度が適正となる。
ホイールアライメント調節装置を示す図。 ホイールアライメントを調節する工程を示す図。 ステアリング角度が適正になる状況を示す図。 ステアリング角度が適正にならない状況を示す図。
まず、ホイールアライメント調節装置100について説明する。
ホイールアライメント調節装置100は、自動車Aのホイールアライメントを調節するものである。ホイールアライメント調節装置100は、第一計測器1と、第二計測器2と、第三計測器3と、を備えている。また、ホイールアライメント調節装置100は、演算器4を備えている。
第一計測器1は、自動車Aの姿勢を計測するものである。第一計測器1は、自動車AのシャシAcに向かって伸縮するスピンドル11と、該スピンドル11の接触を検知するセンサ12と、を備えている。そして、第一計測器1は、シャシAcの複数箇所における高さに関する計測情報を演算器4へ送信する。そのため、演算器4は、自動車Aの姿勢を把握することができる。なお、自動車Aの姿勢を計測する手法について限定するものではない。例えば、車高センサ(サスペンションに取り付けたストロークセンサなど)で自動車Aの姿勢を計測するとしてもよい。
第二計測器2は、ホイールアライメントを計測するものである。第二計測器2は、自動車AのホイールAhに接するローラー21と、該ローラー21の回転速度を検知するセンサ22と、を備えている。そして、第二計測器2は、各ホイールAhの回転速度に関する計測情報を演算器4へ送信する。そのため、演算器4は、ホイールアライメントを把握することができる。なお、ホイールアライメントを計測する手法について限定するものではない。
第三計測器3は、ステアリング角度を計測するものである。第三計測器3は、自動車AのステアリングAsに固定されるステージ31と、該ステージ31の変位を検知するセンサ32と、を備えている。そして、第三計測器3は、ステアリングAsの角度に関する計測情報を演算器4へ送信する。そのため、演算器4は、ステアリング角度を把握することができる。なお、ステアリング角度を計測する手法について限定するものではない。
演算器4は、ホイールアライメントの補正量Δθ(以降「補正量Δθ」とする)を算出するものである。演算器4は、プログラムを実行する演算処理装置(CPU)41と、プログラムを保存する記憶装置(ROM)42と、演算結果などを保存する記憶装置(RAM)43と、を備えている。そして、演算器4は、自動車Aの姿勢とホイールアライメントとステアリング角度に基づいて補正量Δθを算出するのである。
加えて、本ホイールアライメント調節装置100においては、表示器5を備えている。
表示器5は、ホイールアライメントの調節値やその他の情報を表示するものである。表示器5は、演算器4と電気的に接続されており、該演算器4から送信された各種情報を表示する。
次に、ステアリング角度が適正となる理由について説明する。
図2は、ホイールアライメントを調節する工程を示している。図3は、ステアリング角度が適正になる状況を示している。
ステップS1において、演算器4は、第一計測器1が送信した計測情報に基づいて自動車Aの姿勢を把握する。具体的に説明すると、演算器4は、第一計測器1が送信した計測情報に基づいて自動車Aのヨー角、ロール角、ピッチ角を把握する。なお、ヨー角、ロール角、ピッチ角は、自動車Aの姿勢を表す一般的なパラメータであることから説明を省略する。
ステップS2において、演算器4は、第二計測器2が送信した計測情報に基づいてホイールアライメントを把握する。具体的に説明すると、演算器4は、第二計測器2が送信した計測情報に基づいて各ホイールAhのトー角、キャンバー角、キャスター角などを把握する。なお、トー角、キャンバー角、キャスター角は、ホイールAhの姿勢を表す一般的なパラメータであることから説明を省略する。
ステップS3において、演算器4は、第三計測器3が送信した計測情報に基づいてステアリング角度を把握する。具体的に説明すると、演算器4は、第三計測器3が送信した計測情報に基づいてステアリングAsの回転角を把握する。なお、ホイールアライメントを調節する工程において、ステアリングAsの回転角は、ニュートラル位置に合わせられる。例えば、車両の姿勢が水平である場合、ステアリングAsも傾くことなく水平に合わせられる。
ステップS4において、演算器4は、補正量Δθを算出する。具体的に説明すると、演算器4は、自動車Aの姿勢とホイールアライメントとステアリング角度に基づいてホイールアライメントの補正角を算出する。なお、本ホイールアライメント調節装置100において、ホイールアライメントの補正角は、トー角、キャンバー角、キャスター角などの全てについて算出される。また、四つのホイールAhの全てについて算出される。
ステップS5において、演算器4は、表示器5に各種情報を表示させる。具体的に説明すると、演算器4は、表示器5にホイールアライメントの調節値などを表示させる。なお、ホイールアライメントの調節値は、ステップS4で算出された補正量Δθを考慮して決定されている。作業者は、表示器5を見ることによってホイールアライメントの調節に必要な情報を全て認識することができる。
ステップS6において、作業者若しくは作業機械は、ホイールアライメントの調節を行なう。具体的に説明すると、作業者若しくは作業機械は、補正量Δθを考慮してホイールアライメントの調節を行なう。このようにして、ホイールアライメントを調節した場合(図3の(A)参照)、車両の姿勢が水平に戻るとステアリング角度がニュートラル位置からズレることとなるが(図3の(B)参照)、このズレを見越してホイールアライメントを調節しているのでステアリング角度は適正となる(図3の(C)参照)。
以上のように、ホイールアライメント調節装置100は、自動車A(車両)の姿勢とホイールアライメントとステアリング角度からホイールアライメントの補正量Δθを算出する。そのため、かかる補正量Δθを考慮してホイールアライメントを調節すれば、自動車A(車両)の姿勢が傾いた状態であったとしてもステアリング角度が適正となる。
加えて、上記の技術的思想は、ホイールアライメントを調節する方法として発明を特定することもできる。
即ち、ホイールアライメント調節方法は、自動車A(車両)の姿勢とホイールアライメントとステアリング角度からホイールアライメントの補正量Δθを算出する。そのため、かかる補正量Δθを考慮してホイールアライメントを調節すれば、自動車A(車両)の姿勢が傾いた状態であったとしてもステアリング角度が適正となる。
100 ホイールアライメント調節装置
1 第一計測器
11 スピンドル
12 センサ
2 第二計測器
21 ローラー
22 センサ
3 第三計測器
31 ステージ
32 センサ
4 演算器
41 演算処理装置
42 記憶装置
43 記憶装置
5 表示器
A 自動車
Ac シャシ
Ah ホイール
As ステアリング
Δθ ホイールアライメントの補正量

Claims (1)

  1. 車両の姿勢を計測する機器と、
    ホイールアライメントを計測する機器と、
    ステアリング角度を計測する機器と、
    それぞれの前記機器による計測結果に基づいて前記ホイールアライメントの補正量を算出する機器と、を備えることを特徴としたホイールアライメント調節装置。
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